JPH10295082A - 単相インバータの制御方式 - Google Patents

単相インバータの制御方式

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Publication number
JPH10295082A
JPH10295082A JP9101439A JP10143997A JPH10295082A JP H10295082 A JPH10295082 A JP H10295082A JP 9101439 A JP9101439 A JP 9101439A JP 10143997 A JP10143997 A JP 10143997A JP H10295082 A JPH10295082 A JP H10295082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wave
switching
fundamental wave
inverter circuit
loss
Prior art date
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Pending
Application number
JP9101439A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Okamura
幸一 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP9101439A priority Critical patent/JPH10295082A/ja
Publication of JPH10295082A publication Critical patent/JPH10295082A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スイッチング周波数の高いインバータ回路にお
いても、これを構成するアーム間の損失を平均化し、素
子定格の有効活用を図る。 【解決手段】インバータ回路6を構成するスイッチング
素子を基本波(発振器1の出力f)でスイッチングする
動作とPWM波でスイッチングする動作を基本波の周期
で切り換える。これにより、各アーム61,62間の損
失を平均化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単相インバータ
の制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来技術の実施例を示す構成図
である。図4において、1は発振器、2は基準波発生
器、3は変調波発生器、4は比較器、5は駆動回路、6
はインバータ回路、7は論理回路、10は直流電源、6
1,62はアームである。かかる構成の単相インバータ
の動作を以下に説明する。
【0003】図5は、その動作を示すタイムチャートで
ある。図4及び図5において、発振器1の出力f(以
下、基本波という)から基準波発生器2により基準波を
生成し、これと変調波発生器3からの変調波とから比較
器4によりPWM波(パルス幅変調波)を生成する。基
本波とPWM波とによって、論理回路7及び駆動回路5
を経由して、インバータ回路6の各アーム61,62を
スイッチングする。駆動回路5の出力を上からT1,T
2,T3,T4とすると、その波形は図示の如くとな
り、アーム61は基本波でスイッチングされ、アーム6
2はPWM波でスイッチングされる。インバータ回路6
の出力はパルス幅変調された矩形波となるが、図示され
ていない出力フィルタにより点線で示す正弦波となり負
荷に供給される。
【0004】図6は、インバータ回路を示す図である。
図6において、611,612,621,622はスイ
ッチング素子である。図7はインバータ回路の損失を示
す図である。図6及び図7において、基本波でスイッチ
ングするアーム61は、流れる電流とスイッチング素子
611,612の電圧降下で決まる損失(以下、定常損
失という)を発生する。PWM波でスイッチングするア
ーム62は、その定常損失は導通時間によりアーム61
の定常損失より小さいが、素子のターンオン、ターンオ
フに伴う損失(以下、スイッチング損失という)が発生
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】PWM波の周波数は、
出力フィルタの小型化を図るために年々上昇している
(数〜10KHz )。スイッチング素子の改良(サイリス
タ→トランジスタ→IGBT)が進んでいるのでそのス
イッチング特性改善により損失は小さくなってはいる
が、やはり周波数に比例してその損失は増大する。従っ
て、スイッチング周波数を上げるとスイッチング損失が
大きくなるため、PWM波でスイッチングするアームと
基本波でスイッチングするアームとの損失差が大きくな
り、その損失を考慮した素子定格を選定する必要から基
本波でスイッチングするアームでは、素子定格を有効利
用できないという問題があった。
【0006】本発明の課題は、スイッチング周波数の高
いインバータ回路においても、これを構成するアーム間
の損失を平均化し、素子定格の有効活用を図ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、スイッチング素子を基本波でスイッチン
グする動作とPWM波でスイッチングする動作を基本波
の1サイクル毎に切り換える。これにより、アーム間の
損失を平均化することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施例を示す
構成図である。図1において、8は論理回路、9は分周
器であり、その他の構成要素は図4と同じであるので同
じ符号を付してある。かかる構成の単相インバータの動
作を以下に説明する。図2は、その動作を示すタイムチ
ャートである。図1及び図2において、発振器1の出力
f(基本波)から比較器4でPWM波を生成するまで
は、図4及び図5と同じである。相違する点は、基本波
から分周器9によりf/2の信号を生成し、この信号を
用いて論理回路8によりインバータ回路6の各アーム6
1,62のスイッチング動作を切り換え、すなわち、基
本波でスイッチングする動作とPWM波でスイッチング
する動作とを基本波の周期で切り換えている点にある。
駆動回路5の出力を上からT1,T2,T3,T4とす
ると、その波形は図示の如くになり、基本波の周期で切
り換わっている。
【0009】図3は、インバータ回路の損失を示す図で
ある。図3において、各アーム61,62は1サイクル
毎にスイッチング動作を切り換えているので、その平均
損失は同じとなる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、スイッチング周波数を
上昇させても、インバータ回路定格に合った素子定格を
選定することが可能となり、素子を最適に選定すること
により装置のコストダウン、小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図。
【図2】この発明の実施例の動作を示すタイムチャー
ト。
【図3】この発明の実施例のインバータ回路の損失を示
す図。
【図4】従来技術の実施例を示す構成図。
【図5】従来技術の実施例の動作を示すタイムチャー
ト。
【図6】インバータ回路を示す図。
【図7】従来技術の実施例のインバータ回路の損失を示
す図。
【符号の説明】
1…発振器、2…基準波発生器、3…変調波発生器、4
…比較器、5…駆動回路、6…インバータ回路、8…論
理回路、9…分周器、10…直流電源、61,62…ア
ーム、611,612,621,622…スイッチング
素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチング素子を基本波でスイッチング
    する動作とPWM波でスイッチングする動作を基本波の
    1サイクル毎に切り換えることを特徴とする単相インバ
    ータの制御方式。
JP9101439A 1997-04-18 1997-04-18 単相インバータの制御方式 Pending JPH10295082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9101439A JPH10295082A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 単相インバータの制御方式

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JP9101439A JPH10295082A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 単相インバータの制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10295082A true JPH10295082A (ja) 1998-11-04

Family

ID=14300735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9101439A Pending JPH10295082A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 単相インバータの制御方式

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009153316A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
JP2009165222A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
JP2013176252A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Nissan Motor Co Ltd 電力変換装置
JP2014110730A (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 Toshiba Corp 電力変換装置及び制御装置
JP2017212764A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 本田技研工業株式会社 充放電装置、輸送機器及び制御方法

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