JP2797503B2 - プッシュプル昇圧コンバータのパルス幅変調回路 - Google Patents

プッシュプル昇圧コンバータのパルス幅変調回路

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JP2797503B2 JP1221365A JP22136589A JP2797503B2 JP 2797503 B2 JP2797503 B2 JP 2797503B2 JP 1221365 A JP1221365 A JP 1221365A JP 22136589 A JP22136589 A JP 22136589A JP 2797503 B2 JP2797503 B2 JP 2797503B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパルス幅変調回路に関し、特にスイッチング
素子のスイッチングの時間が1サイクルの2分の1以上
を占めるプッシュプル昇圧コンバータのパルス幅変調回
路に関する。
(従来の技術) 第2図は、従来のプッシュブル昇圧コンバータのパル
ス幅変調回路の回路図である。本図において、4はコン
バータトランス、5はチョークコイル、6は帰還入力端
子、10発振器、11,12はノコギリ波発生器、13,14はコン
パレータ、Dはダイオード、Tr5,Tr6はnpn形のトランジ
スタである。以下にこの従来のプッシュプル昇圧コンバ
ータのパルス幅変調回路の回路構成と、その動作につい
て説明する。
コンバータトランス4の一次側の一端はnpn形のトラ
ンジスタTr5のコレクタに接続してあり、その一次側の
他端はnpn形のトランジスタTr6のコレクタに接続してあ
り、一次側の中点はチョークコイル5を介して直流電源
に接続してある。npn形のトランジスタTr5のエミッタは
接地してあり、そのベースはコンパレータ13の出力端子
に接続してある。npn形のトランジスタTr6エミッタは接
地してあり、そのベースはコンパレータ14の出力端子に
接続してある。発振器10は波長が同じで位相が180゜異
なる2つのクロックをそれぞれノコギリ波発生器11,12
に供給し、ノコギリ波発生器11,12は波長が同じで位相
の180度異なる2つのノコギリ波をそれぞれ発生してそ
れらのノコギリ波をコンパレータ13,14にそれぞれ供給
する。コンパレータ13,14の2つの入力端子の一方はそ
れぞれ帰還入力端子6に接続してあり、コンパレータ13
はノコギリ波発生器11からのノコギリ波と帰還入力端子
6からの帰還電圧とを比較してnpn形のトランジスタTr5
の導通時間となるパルスを生成してnpn形のトランジス
タTr5のベースに出力し、npn形のトランジスタTr5を駆
動する。一方、コンパレータ14はノコギリ波発生器12か
らのノコギリ波と帰還入力端子6からの帰還電圧とを比
較してnpn形のトランジスタTr6の導通時間となるパルス
を生成してnpn形のトランジスタTr6のベースに出力し、
npn形のトランジスタTr6を駆動する。このとき、ノコギ
リ波発生器11,12で生成されるそれぞれのノコギリ波は
位相が180度ずれているから、コンパレータ13,14からnp
n形のトランジスタTr5,Tr6に出力されるパルスもそれぞ
れ位相が180度異なる。npn形のトランジスタTr5,Tr6の
それぞれの導通時間すなわちコンパレータ13,14で生成
されるパルスの幅は、通常ノコギリ波発生器11,12で生
成されるノコギリ波の1周期の4分の1程度であり、帰
還入力端子6からの帰還電圧によって変動する。
(発明が解決しようとする課題) 上述の従来のプッシュプル昇圧コンバータのパルス幅
変調回路では、ノコギリ波発生器11,12で生成されるそ
れぞれのノコギリ波の傾きが一致していない場合にはコ
ンバータ13,14で生成されるそれぞれのパルスの幅に違
いが生じてnpn形のトランジスタTr5,Tr6の導通時間が異
なることになり、コンバータトランス4に偏磁が発生し
て過大電流が流れてしまう。ところがノコギリ波発生器
11,12の回路調整は非常に難しいので、コンバータトラ
ンス4に発生する偏磁を防ぐことは難しくプッシュプル
昇圧コンバータの信頼性を低下させていた。以上のよう
に、従来のプッシュプル昇圧コンバータには解決すべき
課題があった。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するために本発明が提供する手段
は、タイミングクロックを発生する発振器と、前記タイ
ミングクロックを受けて2つの駆動パルスを生成する分
周器と、前記タイミングクロックと帰還信号を受けて2
つの駆動パルスを生成する汎用スイッチング電源用IC
と、前記分周期の2つの駆動パルスで駆動される第1お
よび第2のスイッチング素子と、前記汎用スイッチング
電源用ICの2つの駆動パルスで駆動される第3および第
4のスイッチング素子とで構成され、前記第1のスイッ
チング素子と前記第3のスイッチング素子は一次側の中
点が直流電源に接続してあるコンバータトランスの一次
側の一端に接続され、前記第2のスイッチング素子と前
記第4のスイッチング素子は前記コンバータトランスの
一次側の他端に接続され、前記コンバータトランスを前
記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素
子と前記第3スイッチング素子と前記第4のスイッチン
グ素子とでスイッチング制御することを特徴とする。
(実施例) 次に実施例を挙げて本発明を詳しく説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。本
図において、1は発振器、2は分周器、3は汎用スイッ
チング電源用IC、4はコンバータトランス、5はチョー
クコイル、6は帰還入力端子、Dはダイオード、Tr1,Tr
2,Tr3,Tr4はnpn形のトランジスタである。以下に本実施
例の回路構成とその動作について説明する。
コンバータトランス4の一次側の一端はnpn形のトラ
ンジスタTr1のコレクタとnpn形のトランジスタTr3のコ
レクタとに接続してあり、その一次側の他端はnpn形の
トランジスタTr2のコレクタとnpn形のトランジスタTr4
のコレクタとに接続してあり、その一次側の中点はチョ
ークコイル5を介して直流電源に接続してある。4つの
npn形のトランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4の各エミッタは接
地してある。npn形のトランジスタTr1、Tr2のベースは
分周器2の2つのパルス出力端子にそれぞれ接続してあ
り、npn形のトランジスタTr3,Tr4のベースは汎用スイッ
チング電源用IC3の2つのパルス出力端子にそれぞれ接
続してある。発振器1は分周器2および汎用スイッチン
グ電源用IC3にタイミングクロックを供給する。分周器
2は前記タイミングクロックと前記タイミングクロック
を2分の1分周したクロックとでnpn形のトランジスタT
r1,Tr2を導通させるための2つの駆動パルスを生成す
る。この2つの駆動パルスの周期は発振器1のタイミン
グクロックを2分の1に分周したクロックの周期と同じ
であり、そのパルス幅はこの駆動パルスの1周期の4分
の1であり、2つの駆動パルスの位相は180度異なって
いる。したがって、npn形のトランジスタTr1,Tr2はそれ
ぞれ相互に導通状態となって、その導通時間はそれぞれ
発振器1のタイミングクロックを2分の1分周したクロ
ックの一周期の4分の1である。一方汎用スイッチング
電源用IC3は発振器1からのタイミングクロックと帰還
入力端子6からの帰還電圧とでnpn形のトランジスタTr
3,Tr4を導通させる駆動パルスを生成する。この2つの
駆動パルスの周期は前記npn形のトランジスタTr1,Tr2の
駆動パルスの周期と同じであり、そのパルス幅はこの駆
動パルスの1周期の4分の1以下の範囲で帰還入力端子
6からの帰還電圧で変化し、2つの駆動パルスの位相は
180度異なっている。また、npn形のトランジスタTr1を
駆動するパルスとnpn形のトランジスタTr3を駆動するパ
ルスとはその位相が90度異なっているから、4つのnpn
形のトランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4の導通状態はTr1→Tr
2→Tr3→Tr4の順番で交互に導通となる。したがって、
各npn形のトランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4の駆動パルスの
1周期の前半は2つのnpn形のトランジスタTr1,Tr3がそ
れぞれ別々に導通状態となってコンバータトランス4の
一次側の一端をスイッチングし、その後半は2つのnpn
形のトランジスタTr2,Tr4がそれぞれ別々に導通状態と
なってコンバータトランス4の一次側の他端をスイッチ
ングすることになる。
一般に、分周器で生成される2つのパルスでは時間幅
に差ができることはなく、汎用スイッチング電源用IC3
はその内部に補償回路を持っているから、それらがそれ
ぞれ出力する2つの駆動パルスのパルス幅にはほとんど
差が現れず、コンバータトランス4に偏磁が生ずること
がない。
(発明の効果) 以上に詳しく説明したように、本発明によれば、コン
バータトランスの一次側の一端および他端をそれぞれス
イッチングするトランジスタの駆動パルス生成器として
分周期および汎用スイッチング電源用ICを用いることに
よって、トランジスタの駆動パルスのパルス幅に差が生
じることがなくなるからコンバータトランスに偏磁が生
じなくなってプッシュプル昇圧コンバータの信頼性が高
くなるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は従来のプ
ッシュプル昇圧コンバータのパルス幅変調回路の回路図
である。 1……発振器、2……分周器、3……汎用スイッチング
電源用IC、4……コンバータトランス、5……チョーク
コイル、6……帰還入力端子、10……発振器、11,12…
…ノコギリ波発生器、13,14……コンパレータ、D……
ダイオード、Tr1,Tr2,Tr3,Tr4,Tr5,Tr6……npn形のトラ
ンジスタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイミングクロックを発生する発振器と、
    前記タイミングクロックを受けて2つの駆動パルスを生
    成する分周器と、前記タイミングクロックと帰還信号を
    受けて2つの駆動パルスを生成する汎用スイッチング電
    源用ICと、前記分周期の2つの駆動パルスで駆動される
    第1および第2のスイッチング素子と、前記汎用スイッ
    チング電源用ICの2つの駆動パルスで駆動される第3お
    よび第4のスイッチング素子とで構成され、前記第1の
    スイッチング素子と前記第3のスイッチング素子は一次
    側の中点が直流電源に接続してあるコンバータトランス
    の一次側の一端に接続され、前記第2のスイッチング素
    子と前記第4のスイッチング素子は前記コンバータトラ
    ンスの一次側の他端に接続されて、前記コンバータトラ
    ンスを前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッ
    チング素子と前記第3のスイッチング素子と前記第4の
    スイッチング素子とでスイッチング制御することを特徴
    とするプッシュプル昇圧コンバータのパルス幅変調回
    路。
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