JPS5840682Y2 - 垂直偏向出力回路 - Google Patents
垂直偏向出力回路Info
- Publication number
- JPS5840682Y2 JPS5840682Y2 JP12206678U JP12206678U JPS5840682Y2 JP S5840682 Y2 JPS5840682 Y2 JP S5840682Y2 JP 12206678 U JP12206678 U JP 12206678U JP 12206678 U JP12206678 U JP 12206678U JP S5840682 Y2 JPS5840682 Y2 JP S5840682Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output circuit
- power supply
- switch means
- vertical
- current
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スイッチング方式の垂直偏向出力回路に係り
、特に垂直走査期間後半のスイッチング電流を(走査用
)電源に戻し回路の効率を向上させる電流回生回路を備
えたものに関する。
、特に垂直走査期間後半のスイッチング電流を(走査用
)電源に戻し回路の効率を向上させる電流回生回路を備
えたものに関する。
周知のように、スイッチング方式増幅器は動作効率が理
論的には、100%になるため、テレビジョン受像機に
おける垂直偏向回路への応用が指向されている。
論的には、100%になるため、テレビジョン受像機に
おける垂直偏向回路への応用が指向されている。
この場合、垂直偏向回路においては、帰線期間には、比
較的高い電圧を必要とし、帰線に必要な電源と、走査に
必要な電源との2系統の電源を切り換えるのに使用する
ために、いわゆるポンプアップ回路が使用されている。
較的高い電圧を必要とし、帰線に必要な電源と、走査に
必要な電源との2系統の電源を切り換えるのに使用する
ために、いわゆるポンプアップ回路が使用されている。
第1図aは、従来のアナログ回路を使用した、垂直偏向
出力回路を示すもので走査用電源Vccからの流入電流
Iinは、同図すに示すとおりである。
出力回路を示すもので走査用電源Vccからの流入電流
Iinは、同図すに示すとおりである。
また、ポンプスイッチPSの駆動は、垂直発振回路11
からの出力パルスによって行なっており、帰線期間には
、ポンプスイッチPSが閉じ帰線期間用電源Vrから電
流が供給される。
からの出力パルスによって行なっており、帰線期間には
、ポンプスイッチPSが閉じ帰線期間用電源Vrから電
流が供給される。
この場合、ダイオードDは帰線用電源Vrから走査用電
源Vccへ電流が流れるのを阻止するためのものである
。
源Vccへ電流が流れるのを阻止するためのものである
。
第2図aは第1図の構成のまま、垂直出力段をスイッチ
ング方式とした場合を示すもので、同図すのイに示すよ
うに走査期間の前半は、スイッチング素子S1.S2の
中点電圧■9がVccなるレベルのパルス列になるが、
走査後半は、偏向電流IDの方向が逆になるため、半導
体スイッチング素子S2が導通から非導通になった瞬間
偏向電流IDの経路が断たれて異常な高電圧が発生し、
これによって半導体スイッチング素子等が降伏されてし
まうといった問題を有している。
ング方式とした場合を示すもので、同図すのイに示すよ
うに走査期間の前半は、スイッチング素子S1.S2の
中点電圧■9がVccなるレベルのパルス列になるが、
走査後半は、偏向電流IDの方向が逆になるため、半導
体スイッチング素子S2が導通から非導通になった瞬間
偏向電流IDの経路が断たれて異常な高電圧が発生し、
これによって半導体スイッチング素子等が降伏されてし
まうといった問題を有している。
また、同図すの口に示すように偏向電流の変化が急峻に
なるため、リップル分が大きくなり、テレビ画面として
は、走査線のうねりが著しくなってしまうといった欠点
を有している。
なるため、リップル分が大きくなり、テレビ画面として
は、走査線のうねりが著しくなってしまうといった欠点
を有している。
なお、第1図、第2図においてQ1〜Q3は垂直出力段
トランジスタ、DYは偏向ヨーク、12は鋸歯状波発生
回路、13はパルス幅変調回路、D2.D3はダイオー
ドである。
トランジスタ、DYは偏向ヨーク、12は鋸歯状波発生
回路、13はパルス幅変調回路、D2.D3はダイオー
ドである。
本考案は上述した点にかんがみ、走査期間後半のスイッ
チング電流を走査用電源に流すためのスイッチ手段を設
けることにより、異常電圧の発生および、偏向電流のリ
ップルの増加を防止しうる電流回生回路を備えた垂直偏
向出力回路を提供することを目的とする。
チング電流を走査用電源に流すためのスイッチ手段を設
けることにより、異常電圧の発生および、偏向電流のリ
ップルの増加を防止しうる電流回生回路を備えた垂直偏
向出力回路を提供することを目的とする。
以下、本考案を図示の実施例について説明する。
すなわち、第3図aにおいて前述した第1図、第2図と
同様に構成される部分については同一符号を付してその
説明を省略すると、電流回生回路を構成するスイッチ手
段S3は、走査期開閉じていて、帰線期間開くものでポ
ンプスイッチPSと連動している。
同様に構成される部分については同一符号を付してその
説明を省略すると、電流回生回路を構成するスイッチ手
段S3は、走査期開閉じていて、帰線期間開くものでポ
ンプスイッチPSと連動している。
そして、走査期間後半、スイッチング素子S2がオンか
らオフになった瞬間の偏向コイル■。
らオフになった瞬間の偏向コイル■。
の電流は、ダイオードD2を通り、電流回生用のスイッ
チ手段S3を通り電源Vccに戻る。
チ手段S3を通り電源Vccに戻る。
この為、中点電圧VMは同図すの口に示すように電源V
ccレベルにクランプされるので、異常高電圧が発生す
ることはない。
ccレベルにクランプされるので、異常高電圧が発生す
ることはない。
なお、第3図すのイは流入電流Iinを示しており後半
(負成分)は電源Vccに戻る成分である。
(負成分)は電源Vccに戻る成分である。
また、同じくハは偏向電流を示すものであって変化が従
来のように急峻でないからり゛ジプルの増加を防止し得
るものであることが分る。
来のように急峻でないからり゛ジプルの増加を防止し得
るものであることが分る。
そして、帰線期間には、スイッチ手段S3が開くのと同
時に、ポンプスイッチPSが閉じ、帰線用電源Vrが供
給される。
時に、ポンプスイッチPSが閉じ、帰線用電源Vrが供
給される。
第4図の第3図の具体例を示す回路図で、走査期間は、
垂直発振回路11からの垂直発振出力パルスはないので
、ポンプスイッチを構成する各トランジスタQ6.Q5
.Q4がオフとなっていて、帰線用電源Vrは供給され
ない。
垂直発振回路11からの垂直発振出力パルスはないので
、ポンプスイッチを構成する各トランジスタQ6.Q5
.Q4がオフとなっていて、帰線用電源Vrは供給され
ない。
また、このとき、トランジスタQ7がオフなので電流回
生用スイッチ手段S3を構成するトランジスタQ1は導
通出来る状態となっている。
生用スイッチ手段S3を構成するトランジスタQ1は導
通出来る状態となっている。
そして、かかる走査期間中、スイッチング素子S1.S
2を構成するトランジスタQ2.Q3は、交互に、オン
オフして偏向電流IDを流している。
2を構成するトランジスタQ2.Q3は、交互に、オン
オフして偏向電流IDを流している。
すなわち走査期間前半においてはトランジスタQ2がオ
ンして電源Vccから、ダイオードD1→トランジスタ
Q2→偏向ヨークDYという経路で偏向電流IDが流れ
、またトランジスタQ2がオフした時は、ダイオードD
3によりコンデンサC1、偏向ヨークDY、抵抗RFの
ループが短絡され、偏向電流IDは連続する。
ンして電源Vccから、ダイオードD1→トランジスタ
Q2→偏向ヨークDYという経路で偏向電流IDが流れ
、またトランジスタQ2がオフした時は、ダイオードD
3によりコンデンサC1、偏向ヨークDY、抵抗RFの
ループが短絡され、偏向電流IDは連続する。
また、走査期間後半は、コンテ゛ンサC1が電源となり
トランジスタQ3がオンしたときは、コンテ゛ンサC1
→ダイオードD4→トランジスタQ3→抵抗RF→偏向
ヨークDYの経路で偏向電流■。
トランジスタQ3がオンしたときは、コンテ゛ンサC1
→ダイオードD4→トランジスタQ3→抵抗RF→偏向
ヨークDYの経路で偏向電流■。
が流れ、トランジスタQ3がオフしている時は、偏向電
流は、連続性を保とうとするため、DY→C1→D2→
Q1→VCC−)RF→DYという経路で偏向電流が流
れる。
流は、連続性を保とうとするため、DY→C1→D2→
Q1→VCC−)RF→DYという経路で偏向電流が流
れる。
即ち、走査期間後半の偏向電流の約÷は電源に戻るため
効率が良い。
効率が良い。
次に、帰線期間には垂直発振出力パルスによって、各ト
ランジスタQ6.Q5.Q4がオンとなりポンプアップ
電源Vr供給されると共に、トランジスタQ7がオン、
トランジスタQ1がオフとなり、ダイオードD1によっ
て帰線用電源Vrから走査用電源に電流が流れないよう
になっている。
ランジスタQ6.Q5.Q4がオンとなりポンプアップ
電源Vr供給されると共に、トランジスタQ7がオン、
トランジスタQ1がオフとなり、ダイオードD1によっ
て帰線用電源Vrから走査用電源に電流が流れないよう
になっている。
なお、第4図中、COはブートストラップコンテ゛ンサ
である。
である。
以上述べたように本考案によれば、電源回生用のスイッ
チ手段により、走査期間後半のスイッチング電流を電源
に戻すことができ、効率、性能の向上が計れ、さらに異
常な高電圧の発生を抑止し得るようにした極めて良好な
る垂直偏向出力回路を提供することが可能となる。
チ手段により、走査期間後半のスイッチング電流を電源
に戻すことができ、効率、性能の向上が計れ、さらに異
常な高電圧の発生を抑止し得るようにした極めて良好な
る垂直偏向出力回路を提供することが可能となる。
第1図a、l)は、従来のアナログ回路による垂直偏向
出力回路と動作波形を示す図、第2図a、l)は、従来
の回路構成のままスイッチング方式とした垂直偏向出力
回路と動作波形を示す図、第3図a、l)は、本考案の
一実施例の構成国と動作波形図、第4図は、第3図の具
体例を示す回路図である。 11・・・・・・垂直発振回路、12・・・・・・鋸歯
状波発生回路、DY・・・・・・偏向ヨーク、Sl、S
2・・・・・・スイッチング素子、S3・・・・・・電
流回生用スイッチ手段、PS・・・・・・ポンプスイッ
チ、VCC・・・・・・走査用電源、Vr・・・・・・
帰線用電源、Dl・・・・・・短絡阻止用ダイオード、
D2〜D4・・・・・・ダイオード、Q1〜Q7・・・
・・・トランジスタ、RF・・・・・・抵抗、C1・・
・・・・コンデンサ。
出力回路と動作波形を示す図、第2図a、l)は、従来
の回路構成のままスイッチング方式とした垂直偏向出力
回路と動作波形を示す図、第3図a、l)は、本考案の
一実施例の構成国と動作波形図、第4図は、第3図の具
体例を示す回路図である。 11・・・・・・垂直発振回路、12・・・・・・鋸歯
状波発生回路、DY・・・・・・偏向ヨーク、Sl、S
2・・・・・・スイッチング素子、S3・・・・・・電
流回生用スイッチ手段、PS・・・・・・ポンプスイッ
チ、VCC・・・・・・走査用電源、Vr・・・・・・
帰線用電源、Dl・・・・・・短絡阻止用ダイオード、
D2〜D4・・・・・・ダイオード、Q1〜Q7・・・
・・・トランジスタ、RF・・・・・・抵抗、C1・・
・・・・コンデンサ。
Claims (2)
- (1)走査期間に垂直出力回路へ所定の動作電圧を与え
るべく逆流阻止用ダイオードを通して垂直出力回路に接
続された第1の電源と、帰線期間に垂直出力回路へ第1
の電源の動作電圧よりも高い動作電圧を与えるべく帰線
期間において導通する第1のスイッチ手段を通して垂直
出力回路に接続された第2の電源を具備したスイッチン
グ方式の垂直偏向出力回路において、前記逆流阻止用ダ
イオードと並列に第2のスイッチ手段を設けてこの第2
のスイッチ手段を前記第1のスイッチ手段と連動させる
ことにより、走査期間には該第2のスイッチ手段を閉じ
走査後半のスイッチング電流を前記第1の電源に回生じ
、帰線期間には該第2のスイッチ手段を開いて前記ダイ
オードにより第2の電源からの電流が第1の電源へ流れ
ないようにした電流回生回路を備えてなることを特徴と
する垂直偏向出力回路。 - (2)前記第2のスイッチ手段を、前記逆流阻止用ダイ
オードの両端にコレクターエミッタが接続され、ベース
が垂直発振パルスに応動するようにしたトランジスタで
構成したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項記載の垂直偏向出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12206678U JPS5840682Y2 (ja) | 1978-09-05 | 1978-09-05 | 垂直偏向出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12206678U JPS5840682Y2 (ja) | 1978-09-05 | 1978-09-05 | 垂直偏向出力回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5539749U JPS5539749U (ja) | 1980-03-14 |
JPS5840682Y2 true JPS5840682Y2 (ja) | 1983-09-13 |
Family
ID=29079827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12206678U Expired JPS5840682Y2 (ja) | 1978-09-05 | 1978-09-05 | 垂直偏向出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840682Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-05 JP JP12206678U patent/JPS5840682Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5539749U (ja) | 1980-03-14 |
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