JPH10293156A - テストバーンインテスタ - Google Patents

テストバーンインテスタ

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JPH10293156A
JPH10293156A JP9114255A JP11425597A JPH10293156A JP H10293156 A JPH10293156 A JP H10293156A JP 9114255 A JP9114255 A JP 9114255A JP 11425597 A JP11425597 A JP 11425597A JP H10293156 A JPH10293156 A JP H10293156A
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JP
Japan
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under test
device under
test
burn
circuit
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JP9114255A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kawai
敦之 川合
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーンインボード上の被試験デバイスあるい
はテストバーンインテスタ側に異常があるのかの判断が
できるテストバーンインテスタを提供すること。 【解決手段】 テストバーンインテスタのバーンインボ
ード2上にマトリクス状に配列されている被試験デバイ
ス1にドライバ回路3から書き込みデータを出力して書
き込みを行い、被試験デバイス1からの出力信号をコン
パレータ回路4に入力して、コンパレータ回路4で被試
験デバイス1の正否を判定し、判定の結果、被試験デバ
イス1からの出力信号が異常であると判定されると、ト
リガ回路Tをトリガして観測手段にドライバ回路3から
出力されている書き込みデータ等の各種信号の観測を行
い、被試験デバイス1側に異常があるのか、ドライバ回
路3やコンパレータ回路4などのテストバーンインテス
タ側に異常があるのかの判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テストバーンイ
ンテスタで被試験デバイスをテストする際に、被試験デ
バイスがバーンインボード上での縦列、横列において、
一列または複数列で被試験デバイスが不良になった時点
で、被試験デバイスに入力させる信号が不良となり得る
要因であるか、否かの観測を可能とするテストバーンイ
ンテスタに関する。
【0002】
【従来の技術】大量生産を行って完成した半導体デバイ
スは、欠陥を有するものがある。例えば、この完成した
半導体デバイスの有する欠陥の例として、酸化膜のピン
ホール、オープンや短絡の原因となるホトレジスト塗布
時やエッチング時の欠陥、チップ上やパッケージ内の汚
染、損傷、などの種々の欠陥が想定される。このような
欠陥のある半導体デバイスを排除するために、製造され
た半導体デバイスの出荷前にあらかじめ試験を行う必要
があり、従来、この製造された半導体デバイスを大量に
同時に試験を行うに際して、槽内の温度を自由に設定で
きる恒温槽を有するテストバーンインテスタにより行っ
ている。
【0003】図1は後述するこの発明のテストバーンイ
ンテスタの原理的構成を示すブロック図であるが、従来
のテストバーンインテスタの説明に際し、この図1を援
用して説明する。
【0004】図1で、被試験デバイス1はテストバーン
インテスタのバーンインボード2上に縦列にA1〜A
n,B1〜Bn,・・・N1〜Nnが配列され、行方向
(以下、横列という)にA1,B1,・・・N1,A
2,B2、・・・Bn,An,Bn,・・・Nnが配列
され、マトリクス状に実装されている。
【0005】これらの被試験デバイス1にドライバ回路
3から試験を行う被試験デバイス1の縦列と横列を走査
するためのスキャン信号sを送出するとともに、試験を
行うべき所定位置の被試験デバイス1のアドレスを指定
するためにクロック信号cのタイミングでアドレス信号
aを送出する。さらに、このアドレス指定された被試験
デバイス1に対してドライバ回路3からデータの書き込
みを行う。
【0006】データの書き込みが行われた被試験デバイ
ス1からの出力信号(書き込まれたデータ)をコンパレ
ータ回路4に出力して、コンパレータ回路4で被試験デ
バイス1に書き込まれたデータの読み出しを行って、書
き込まれたデータと正否判定用の所定の基準信号とを比
較して、被試験デバイス1の正否の判定を行うようにし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のテス
トバーンインテスタにおいては、テストバーンインテス
タで被試験デバイス1を試験し、どの試験項目で被試験
デバイス1が縦列、横列において、一列または複数列の
組み合わせで試験結果が不良になっているかを確認する
ことができる利点を有する。
【0008】しかし、その反面、試験途中でのバーンイ
ンボード2上の被試験デバイス1が縦列、横列において
一列または複数列の組み合わせにて不良が発生した時点
での、被試験デバイス1へ入力させるドライバ回路3か
らの各種入力信号を観測することができない。
【0009】したがって、この不良発生時にドライバ回
路3から被試験デバイス1に供給する書き込みデータが
被試験デバイス1にどのような影響を及ぼしているのか
を確認することができないとともに、テストバーンイン
テスタ側に不良があるのか、被試験デバイス側に不良が
あるのかの判別ができないという課題があった。
【0010】この発明は、被試験デバイスの試験中に不
良になった時点での被試験デバイスに供給される信号の
波形の観測と、ドライバ回路から被試験デバイスに供給
するデータの及ぼしてしいる影響の確認とが可能で、か
つ大量に試験するテストバーンインテスタ側に不良が発
生しているのか、あるいは被試験デバイス側に不良が発
生しているのかの判別を行うテストバーンインテスタを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のテストバーンインテスタは、槽内の温度
を自由に設定可能な恒温槽を有し、大量の被試験デバイ
ス1を同時に試験するテストバーンインテスタにおい
て、被試験デバイス1が実装されるバーンインボード2
と、被試験デバイス1のテスト実行時にこの被試験デバ
イス1に各種信号を供給するドライバ回路3と、被試験
デバイス1の出力信号と所定の基準信号とを比較して被
試験デバイス1の正否を判断するコンパレータ回路4
と、コンパレータ回路4内の入出力信号を入力して被試
験デバイス1の試験結果に不良が発生した時点でドライ
バ回路3内の各種信号の観測を行うためにトリガがかか
るトリガ回路Tとを備える。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、テストバーンインテスタの
実施の形態について図1を参照して説明する。図1はこ
の発明の第1の実施の形態の原理的構成を示すブロック
図である。図1で、前記「従来の技術」の説明の欄で説
明した部分については、重複を避けるために再度の説明
を省略し、この第1の実施の形態の特徴とする部分につ
いて重点的に述べることにする。
【0013】第1の実施の形態においては、被試験デバ
イス1、バーンインボード2、ドライバ回路3、コンパ
レータ回路4の部分については従来と同様であるが、新
たにトリガ回路Tが追加されている。
【0014】トリガ回路Tは、コンパレータ回路4にお
いて、被試験デバイス4に不良が発生したことを判定し
た時点で、コンパレータ回路4内の入出力信号、すなわ
ち、コンパレータ回路4に入力される被試験デバイス1
の試験時のドライブ回路3から書きまれたデータの読み
出し信号と、コンパレータ回路4から被試験デバイス1
に送出される信号とが入力されて、トリガがかかる構成
になっている。
【0015】トリガ回路Tがトリガされると、ドライバ
回路3から被試験デバイス1に供給される書き込みデー
タなどの各種信号の波形を図示しない観測手段において
観測可能にしており、その観測結果により、被試験デバ
イス1に与える書き込みデータなどの各種信号が何らか
の影響を及ぼしているのか、つまりテストバーンインテ
スタ側に異常があるのか、あるいは被試験デバイス1側
に不良が発生しているのかの判定が可能となる。
【0016】次に、第1の実施の形態の動作について説
明する。被試験デバイス1にドライバ回路3から試験を
行う被試験デバイス1の縦列と横列を走査するためのス
キャン信号sを送出するとともに、試験を行うべき所定
位置の被試験デバイス1のアドレスを指定するためにク
ロック信号cのタイミングでアドレス信号aを送出す
る。
【0017】アドレス信号aによりアドレス指定された
被試験デバイス1に対してドライバ回路3からデータの
書き込みを行う。データの書き込みが行われた被試験デ
バイス1からの出力信号をコンパレータ回路4に出力し
て、このコンパレータ回路4において被試験デバイス1
に書き込まれたデータの読み出しを行い、書き込まれた
データと正否判定用の所定の基準信号とを比較して、被
試験デバイス1の正否の判定を行う。この判定時に、被
試験デバイス1が異常であると判定された時点で、コン
パレータ回路4の入出力信号により、トリガ回路Tがト
リガされる。
【0018】トリガ回路Tがトリガされることによっ
て、トリガ回路Tによりドライバ回路3から被試験デバ
イス1に供給されている試験用の書き込みデータなどの
各種信号の波形を観測手段により観測する。この観測に
より、被試験デバイス1のバーンインボード2上におけ
る縦列、横列において、所定の被試験デバイス1にドラ
イバ回路3から供給される書き込みデータが正常か否か
の判定が可能となる。
【0019】この判定の結果、書き込みデータが被試験
デバイス1に対して影響を与えているのか、つまり、テ
ストバーンインテスタ側に異常があるのか、あるいは被
試験デバイス1側に異常があるのかの判定が可能とな
る。
【0020】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て図2を参照して説明する。図2では、トリガ回路Tは
バーンインボード2上に縦列に実装されている被試験デ
バイス1からの信号のみを取り扱うようにしており、バ
ーンインボード2上に実装されている縦列の被試験デバ
イス1に異常がある場合に、コンパレータ回路4の入出
力信号によりトリガされるトリガ回路Tの構成を示すブ
ロック図である。
【0021】トリガ回路T内のナンドゲート5a,5b
の入力端にコンパレータ回路4からの入出力信号が入力
され、ナンドゲート5a,5bの各出力端からそれぞれ
バーンインボード2上に実装されている被試験デバイス
1の縦列半分不良のトリガポイント5c,5dを指示す
る信号が出力されるとともに、ナンドゲート5a,5b
の各出力端はノアゲート5eの入力端に接続されてい
る。ノアゲート5eの出力端からはバーンインボード2
上に実装されている被試験デバイス1の縦列全体不良の
トリガポイントfを指示する信号が出力される。
【0022】このようにトリガ回路Tを構成することに
より、被試験デバイス1にドライバ回路3から試験を行
う被試験デバイス1の縦列を走査するためのスキャン信
号sを送出するとともに、被試験デバイス1のアドレス
を指定するためにクロック信号cのタイミングでアドレ
ス信号aを送出する。
【0023】このアドレス信号aにより縦列の上半分と
下半分のアドレス指定された被試験デバイス1に対して
ドライバ回路3からデータの書き込みを行う。縦列の上
半分と下半分のデータの書き込みが行われた被試験デバ
イス1からの出力信号をコンパレータ回路4に出力し
て、このコンパレータ回路4において縦列の上半分と下
半分の被試験デバイス1に書き込まれたデータの読み出
しを行って、書き込まれたデータと正否判定用の所定の
基準信号とを比較して、被試験デバイス1の正否の判定
を行う。
【0024】この判定時に、被試験デバイス1が異常で
あると判定された時点で、コンパレータ回路4のバーン
インボード2上に実装されている被試験デバイス1の縦
列の上半分と、下半分に対応する入出力信号により、縦
列の上半分と下半分の被試験デバイス1に異常がある場
合に、トリガ回路T内のナンドゲート5a,5bがそれ
ぞれ縦列の上半分と下半分のこの入出力信号を入力して
論理処理を行い、それぞれ縦列の上半分と下半分の被試
験デバイス1に対応してトリガポイント5c,5dを指
示する信号を出力する。
【0025】さらに、縦列全体の被試験デバイス1に異
常がある場合に、このナンドゲート5a,5bの出力を
ノアゲート5eに出力し、このノアゲート5eで論理を
とり、縦列全体の被試験デバイス1に対応してトリガポ
イント5fを指示する信号を出力する。
【0026】このようにして、縦列の被試験デバイス1
の不良検出時にトリガ回路Tをトリガさせることによ
り、ドライバ回路3から被試験デバイス1に送出される
書き込みデータの観測を行うことができ、その観測結果
から縦列の被試験デバイス1側、あるいはテストバーン
インテスタ側に異常があるか、否かの判断が可能とな
る。
【0027】次に、この発明の第3の実施の形態につい
て図3を参照して説明する。図3は第3の実施の形態に
おけるトリガ回路Tの内部構成を示すブロック図であ
る。図3の場合には、バーンインボード2上に実装され
ている被試験デバイス1の横列における被試験デバイス
の不良検出時におけるトリガ回路Tがトリガされる場合
の実施の形態を示すものである。
【0028】図3において、バーンインボード2上に実
装されている被試験デバイス1の横1列全体の不良検出
時に、この被試験デバイス1の横1列全体の出力数に対
応するコンパレータ回路4からの入出力信号がトリガ回
路T内のナンドゲート6a〜6dに入力され、各ナンド
ゲート6a〜6dの出力端からそれぞれ被試験デバイス
1の横1列全体の不良のトリガポイント6e〜6hを指
示する信号を出力する。
【0029】また、ナンドゲート6a,6bの出力端は
ノアゲート6iの入力端に接続され、ノアゲート6iの
出力端から被試験デバイス1の横2列全体の不良検出時
に、この被試験デバイス1の横2列全体の不良を指示す
るトリガポイント6kを指示する信号を出力する。
【0030】同様にして、ナンドゲート6c,6dの出
力端はノアゲート6jの入力端に接続され、ノアゲート
6jの出力端から被試験デバイス1の横2列全体の不良
検出時に、この被試験デバイス1の横2列全体の不良を
指示するトリガポイント6Lを指示する信号を出力す
る。
【0031】ナンドゲート6iと6jの出力端はアンド
ゲート6mの入力端に接続されており、このアンドゲー
ト6mの出力端からバーンインボード2上に配列されて
いる横4列全体の被試験デバイス1の不良を指示するト
リガポイント6nを指示する信号を出力する。
【0032】この第3の実施の形態では、バーンインボ
ード2上に横列に実装されている被試験デバイス1から
の信号のみを取り扱うようにしており、被試験デバイス
1にドライバ回路3から試験を行う被試験デバイス1の
横1列を走査するためのスキャン信号sを送出するとと
もに、被試験デバイス1のアドレスを指定するためにク
ロック信号cのタイミングでアドレス信号aを送出す
る。
【0033】アドレス信号aにより、横1列のアドレス
指定された被試験デバイス1に対してドライバ回路3か
らデータ書き込みを行う。横1列全体の書き込みが行わ
れた被試験デバイス1からの出力信号をコンパレータ回
路4に出力して、コンパレータ回路4において、横1列
の被試験デバイス1に書き込まれたデータの読み出しを
行って、書き込まれたデータと所定の基準信号とを比較
して、被試験デバイス1の正否の判定を行う。
【0034】この判定時に、被試験デバイス1に異常ガ
あると判定された時点で、コンパレータ回路4のバーン
インボード2上に実装されている被試験デバイス1の横
1列全体に対応する入出力信号により、トリガ回路T内
のナンドゲート6a〜6dが論理処理を行って、横1列
全体の被試験デバイス1の不良に対応するトリガポイン
ト6e〜6hを指示する信号を出力する。
【0035】また、ナンドゲート6aと6bの出力信号
をノアゲート6iに入力させて、ノアゲート6iで論理
処理を行うことにより、横2列全体の被試験デバイス1
の不良に対応するトリガポイント6kを指示する信号を
出力する。
【0036】同様にして、ナンドゲート6cと6dの出
力信号をノアゲート6jに入力させて、ノアゲート6j
で論理処理を行うことにより、横2列全体の被試験デバ
イス1の不良に対応するトリガポイント6Lを指示する
信号を出力する。さらに、ノアゲート6iと6jの各出
力をアンドゲート6mに出力し、このアンドゲート6m
で論理処理を行って横4列全体の被試験デバイス1の不
良に対応するトリガポイント6nを指示する信号を出力
する。
【0037】このように、第3の実施の形態では、バー
ンインボード2上での被試験デバイス1横列に不良が検
出されたときに、トリガ回路Tをトリガさせることによ
り、ドライバ回路3から被試験デバイス1に送出される
書き込みデータの観測を行うことができ、その観測結果
から横列の被試験デバイス1側、あるいはテストバーン
インテスタ側に異常があるか否かの判断が可能となる。
【0038】次に、この発明の第4の実施の形態につい
て図4を参照して説明する。図4はトリガ回路Tの構成
を示すブロック図である。図4では、バーンインボード
2上の1列または複数列にて被試験デバイス1の異常が
検出された場合にトリガされる場合を示している。
【0039】図4で、バーンインボード2上に実装され
ている被試験デバイス1の1列または複数列の任意のブ
ロックの被試験デバイス1の異常が検出された場合に、
そのブロックの被試験デバイス1の出力数に対応するコ
ンパレータ回路4からのブロックごとに対応する出力信
号がトリガ回路T内のナンドゲート7a〜7dに入力さ
れる。
【0040】ナンドゲート7aと7bの出力端はノアゲ
ート7eの入力端に接続され、ナンドゲート7cと7d
の出力端はノアゲート7fの入力端に接続されている。
ノアゲート7eの出力端からバーンインボード2上に実
装されている被試験デバイス1の1列または複数列の任
意のブロックの被試験デバイス1の異常検出時に、この
任意のブロックの被試験デバイスのトリガポイント7g
を指示する信号を出力する。
【0041】同様にして、ノアゲート7fの出力端から
バーンインボード2上に実装されている被試験デバイス
1の1列または複数列の任意のブロックの被試験デバイ
ス1の異常検出時に、この任意のブロックの被試験デバ
イスのトリガポイント7hを指示する信号を出力する。
【0042】また、ノアゲート7eの出力端とノアゲー
ト7fの出力端はアンドゲート7iの入力端に接続され
ている。アンドゲート7iの出力端から、バーンインボ
ード2上に実装されている被試験デバイス1の全ブロッ
クの被試験デバイス1の異常検出時に全ブロックの被試
験デバイスのトリガポイント7j指示する信号を出力す
る。
【0043】第4の実施の形態においては、ドライバ回
路3からバーンインボード2上に実装されている被試験
デバイス1に書き込みデータなどの各種信号を送出し
て、この被試験デバイス1の出力信号がコンパレータ回
路4内に転送され、コンパレータ回路4内で所定の基準
信号との比較を行って、被試験デバイス1が正常か否か
の検査を行う。
【0044】検査の結果、被試験デバイス1に異常があ
ると判断された場合には、コンパレータ回路4内の出力
信号がトリガ回路T内のナンドゲート7a〜7dに出力
され、このナンドゲート7a〜7dにおいてそれぞれ論
理処理を行う。ナンドゲート7aと7bの出力信号がノ
アゲート7eに出力される。同様にして、ナンドゲート
7cと7dの出力信号がノアゲート7fに出力される。
【0045】ノアゲート7eと7fがそれぞれ論理処理
を行い、ノアゲート7eからバーンインボード2上に実
装されている被試験デバイス1の任意のブロックに不良
が発生しているとして、このブロックに対応する被試験
デバイス1のトリガポイント7gを指示する信号を発生
する。
【0046】同じく、ノアゲート7fからバーンインボ
ード2上に実装されている被試験デバイス1の任意のブ
ロックに不良が発生しているとして、このブロックに対
応する被試験デバイス1のトリガポイント7hを指示す
る信号を発生する。
【0047】また、ノアゲート7eと7fの出力信号が
アンドゲート7iに出力され、アンドゲート7iが論理
処理を行って、バーンインボード2上に実装されている
被試験デバイス1の全ブロックに不良が発生していると
して被試験デバイス1のトリガポイント7jを指示する
信号を出力する。
【0048】このようにして、トリガ回路T内でトリガ
ポイント7g,7h,7jを指示する信号が出力される
ことにより、つまり、トリガ回路Tがトリガされると、
バーンインボード2上に実装されている被試験デバイス
1の任意のブロックあるいは全ブロックの被試験デバイ
ス1に不良が発生していることになり、このとき、トリ
ガ回路Tによりドライバ回路3から被試験デバイス1に
送出される書き込みデータなどの各種信号の波形観測を
観測手段に行わせることにより、その観測結果から被試
験デバイス1に異常があるのか、あるいはテストバーン
インテスタ側、たとえば、ドライバ回路3から出力され
る書き込みデータに異常があるのかの判断ができる。
【0049】
【発明の効果】この発明のテストバーンインテスタによ
れば、バーンインボード上に実装されている被試験デバ
イスにドライバ回路から各種信号を送出し、この各種信
号の送出時に被試験デバイスの出力信号をコンパレータ
回路で所定の基準信号と比較して、被試験デバイスの出
力信号に異常があると判定した場合には、トリガ回路を
トリガさせ、観測手段によりドライバ回路から被試験デ
バイスに送出される各種信号の観測を行うようにしたの
で、被試験デバイスに異常があるのか、ドライバ回路や
コンパレータ回路などのテストバーンインテスタ側から
出力される各種信号が被試験デバイスに影響を与えてい
るのかの判断ができる。これにともない、大量に被試験
デバイスの試験を行うテストバーンインテスタにおい
て、被試験デバイスの試験の効率を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のテストバーンインテスタの第1の実
施の形態の原理的構成を示すブロック図である。
【図2】この発明のテストバーンインテスタの第2の実
施の形態におけるトリガ回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】この発明のテストバーンインテスタの第3の実
施の形態におけるトリガ回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】この発明のテストバーンインテスタの第4の実
施の形態におけるトリガ回路の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 被試験デバイス 2 バーンインボード 3 ドライバ回路 4 コンパレータ回路 5a,5b,6a〜6d,7a〜7d ナンドゲート 5e,6i,6j,7e,7f ノアゲート 6m,7i アンドゲート T トリガ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽内の温度を自由に設定可能な恒温槽を
    有し、大量の被試験デバイス(1) を同時に試験するテス
    トバーンインテスタにおいて、 前記被試験デバイス(1) を実装するバーンインボード
    (2) と、 前記被試験デバイス(1) のテスト実行時に被試験デバイ
    ス(1) に各種信号を供給するドライバ回路(3) と、 前記被試験デバイス(1) の出力信号と所定の基準信号と
    を比較して前記被試験デバイス(1) の正否を判断するコ
    ンパレータ回路(4) と、 前記コンパレータ回路(4) 内の入出力信号を入力して前
    記被試験デバイス(1)の試験結果に不良が発生した時点
    で前記ドライバ回路(3) 内の前記各種信号の観測を行う
    ためにトリガがかかるトリガ回路(T) と、を備えること
    を特徴とするテストバーンインテスタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテストバーンインテスタ
    において、 前記トリガ回路(T) は、前記被試験デバイス(1) のテス
    ト実行時に前記バーンインボード(2) 上において縦列に
    前記被試験デバイス(1) が不良を発生した時点で前記ド
    ライバ回路(3) から前記被試験デバイス(1) へ入力され
    る不良となり得る信号の観測を行うためにトリガがかか
    ることを特徴とするテストバーンインテスタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のテストバーンインテスタ
    において、 前記トリガ回路(T) は、前記被試験デバイス(1) のテス
    ト実行時に前記バーンインボード(2) 上において横列に
    前記被試験デバイス(1) が不良を発生した時点で前記ド
    ライバ回路(3) から前記被試験デバイス(1) へ入力され
    る不良となり得る信号の観測を行うためにトリガがかか
    ることを特徴とするテストバーンインテスタ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のテストバーンインテスタ
    において、 前記トリガ回路(T) は、前記被試験デバイス(1) のテス
    ト実行時に前記バーンインボード(2) 上において1列ま
    たは複数列の組み合わせにおける前記被試験デバイス
    (1) が不良を発生した時点で前記ドライバ回路(3) から
    前記被試験デバイス(1) へ入力される不良となり得る信
    号の観測を行うためにトリガがかかることを特徴とする
    テストバーンインテスタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7045889B2 (en) * 2001-08-21 2006-05-16 Micron Technology, Inc. Device for establishing non-permanent electrical connection between an integrated circuit device lead element and a substrate

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7045889B2 (en) * 2001-08-21 2006-05-16 Micron Technology, Inc. Device for establishing non-permanent electrical connection between an integrated circuit device lead element and a substrate

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