JP2003007087A - メモリのテスト方法、テスト装置及びテスト用メモリモジュール - Google Patents

メモリのテスト方法、テスト装置及びテスト用メモリモジュール

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JP2003007087A
JP2003007087A JP2001184839A JP2001184839A JP2003007087A JP 2003007087 A JP2003007087 A JP 2003007087A JP 2001184839 A JP2001184839 A JP 2001184839A JP 2001184839 A JP2001184839 A JP 2001184839A JP 2003007087 A JP2003007087 A JP 2003007087A
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memory
test
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terminal
potential
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Muneharu Tokunaga
宗治 徳永
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同測数を増やしてテスト時間を短縮したメモ
リのテスト方法及びテスト装置を提供する。 【解決手段】 メモリのテスト方法において、メモリの
少なくとも2つの入出力端子と、測定点とを接続する工
程と、測定点から、入出力端子を介して、メモリに所定
の書き込み電位のテストデータを書き込む工程と、メモ
リに書き込まれたテストデータを、それぞれの入出力端
子を介して、測定点から同時に読み出す読み出し工程
と、読み出し工程中に、測定点の電位を読み出し電位と
して検出する工程と、読み出し電位と書き込み電位との
電位差から、メモリの異常を判定する工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリのテスト方
法及びテスト装置に関し、特に、同測数を増やしてテス
ト時間を短縮したメモリのテスト方法及びテスト装置の
提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】図6に、テスタ62を用いた、従来のメ
モリデバイス(DUT :Device Under Test)60のテスト
方法の概略を示す。メモリデバイス60は、DQ0、D
Q1等の複数のデータ入出力ピン(以下、「I/Oピ
ン」という。)を有する。また、テスタ62は、DP
0、DP1等のドライバ/コンペレータの端子を有す
る。
【0003】従来のメモリデバイスのテスト方法では、
図6に示すように、メモリデバイス60のI/Oピンと
テスタ62の端子とが、例えばテストボード(図示せ
ず)等を介して1対1に接続される。次に、「Hレベ
ル」又は「Lレベル」のデータが、テスタ62からI/
Oピンを介してメモリデバイス60に書き込まれる。続
いて、同じくI/Oピンから、書き込まれたデータが読
み出される。この結果、書き込まれたとおりのデータが
読み出せた場合には、そのメモリ領域は正常と判断し、
書き込まれたとおりのデータが読み出せなかった場合は
異常と判断する。かかる方法によりメモリデバイスのテ
ストを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるテスト
方法では、同時にテストできるI/Oピンの数、即ち、
I/Oピンからデータの入出力が可能なメモリの数(同
測数)は、テスタ62の端子数と同数となり、テストス
テーションの有する端子数によって同測数が制限されて
いた。
【0005】また、図7は、全体が70で表される、D
IMM等のメモリモジュールであり、複数の物理バンク
(メモリバンク)71、72を含む。物理バンク71、
72は、複数のメモリデバイス73からなる。メモリモ
ジュール70では、メモリモジュール70に設けられた
入出力端子(図示せず)からの入力データを、コントロ
ール信号で、入力先の物理バンクを選択して入力してい
る。従って、複数の物理バンク71、72に対して同時
にメモリのテストができず、物理バンクの数だけテスト
時間が必要であった。
【0006】そこで、本発明は、複数のメモリに対して
同時にテストを行い、同測数を増やしてテスト時間の短
縮を可能としたメモリのテスト方法、テスト装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、メモリのテス
ト方法であって、メモリの少なくとも2つの入出力端子
と、測定点とを接続する工程と、該測定点から、該入出
力端子を介して、該メモリに所定の書き込み電位のテス
トデータを書き込む工程と、該メモリに書き込まれた該
テストデータを、それぞれの該入出力端子を介して、該
測定点から同時に読み出す読み出し工程と、該読み出し
工程中に、該測定点の電位を読み出し電位として検出す
る工程と、該読み出し電位と該書き込み電位との電位差
から、該メモリの異常を判定する工程とを含むことを特
徴とするテスト方法である。かかるテスト方法では、テ
スタを用いて同時にテストできるメモリの数(同測数)
を増やすことができ、テスト時間を短縮できる。また、
テスタに接続できるメモリの数を増やすことも可能とな
り、同測数を増やし、テスト効率の高効率化を図ること
ができる。
【0008】また、本発明は、メモリのテスト方法であ
って、メモリの少なくとも2つの入出力端子と、測定点
とを接続する工程と、該測定点から、該入出力端子を介
して、該メモリに所定の電位のテストデータを書き込む
工程と、該メモリに書き込まれた該テストデータを、そ
れぞれの該入出力端子を介して、該測定点から同時に読
み出す読み出し工程と、該読み出し工程中に、該入出力
端子間に流れる端子間電流を検出する検出工程と、該端
子間電流を検出して、該メモリの異常を判定する工程と
を含むことを特徴とするテスト方法でもある。かかるテ
スト方法では、同測数を増やすことができ、テスト時間
を短縮できる。
【0009】上記検出工程は、上記入出力端子間に、互
いに逆方向となる2つの発光ダイオードを並列に接続
し、該発光ダイオードの発光により上記端子間電流を検
出する工程であることが好ましい。電流の検出が目視で
でき、電流検出を容易に行うことができる。
【0010】また、本発明は、メモリのテスト方法であ
って、メモリの少なくとも2つの入出力端子と、測定点
とを接続する工程と、該測定点から、該入出力端子を介
して、該メモリに所定の電位のテストデータを書き込む
工程と、該メモリに書き込まれた該テストデータを、そ
れぞれの該入出力端子を介して、該測定点から同時に読
み出す読み出し工程と、該読み出し工程中に、該メモリ
の電源から供給される供給電圧又は供給電流の変動を検
出する工程と、該供給電圧又は該供給電流の変動を検出
して、該メモリの異常を判定する工程とを含むことを特
徴とするテスト方法でもある。かかるテスト方法では、
同測数を増やすことができ、テスト時間を短縮できる。
【0011】上記入出力端子は、一のメモリに含まれる
端子であっても良い。
【0012】上記入出力端子は、異なるメモリにそれぞ
れ含まれる端子であっても良い。
【0013】上記メモリは、メモリデバイス、又は複数
のメモリデバイスを含むメモリバンクであっても良い。
【0014】上記メモリは、複数のメモリデバイス、又
は複数のメモリバンクをプリント基板上に配してなるメ
モリモジュールであっても良い。
【0015】また、本発明は、メモリのテスト装置であ
って、少なくとも2つの測定用端子と、接続用端子とを
有し、該接続用端子と接続された配線が測定点で分岐
し、互いに抵抗値が略等しい抵抗を介して該測定用端子
にそれぞれ接続されてなるテストボードと、該測定用端
子と、メモリの入出力端子とを接続する手段と、該接続
用端子から、該テストボードの配線を介して、該メモリ
に所定の書き込み電位のテストデータを書き込む手段
と、該メモリに書き込まれた該テストデータを、該テス
トボードの配線を介して該接続用端子から読み出す手段
と、該テストデータの読み出し中に該測定点の電位を読
み出し電位として検出する手段と、該書き込み電位と該
読み出し電位とを比較する手段とを含むことを特徴とす
るテスト装置でもある。かかるテスト装置を用いること
により、同時にテストできるメモリの数を増加させて、
テスト工程の効率化を図ることができる。
【0016】また、本発明は、メモリのテスト装置であ
って、少なくとも2つの測定用端子と、接続用端子とを
有し、該接続用端子と接続された配線が測定点で分岐し
て該測定用端子にそれぞれ接続されてなるテストボード
と、該測定用端子と、メモリの入出力端子とを接続する
手段と、該接続用端子から、該テストボードの配線を介
して、該メモリに所定の書き込み電位のテストデータを
書き込む手段と、該メモリに書き込まれた該テストデー
タを、該テストボードの配線を介して該接続用端子から
読み出す手段と、該テストデータの読み出し中に、該測
定用端子間に流れる端子間電流を検出する検出手段とを
含むことを特徴とするテスト装置でもある。かかるテス
ト装置を用いることにより、同測数を増加させてテスト
効率を向上させることができる。
【0017】上記テストボードが、上記測定用端子間に
並列に接続された、互いに逆方向となる2つの発光ダイ
オードを含み、上記検出手段が、該発光ダイオードの発
光により上記端子間電流を検出する手段であることが好
ましい。
【0018】また、本発明は、メモリのテスト装置であ
って、メモリに供給される供給電圧又は供給電流を測定
する手段と、該メモリの少なくとも2つの入出力端子に
所定の書き込み電位のテストデータを書き込む手段と、
該メモリに書き込まれた該テストデータを読み出す手段
と、該テストデータの読み出し中に、該供給電圧又は又
は該供給電流の変動を検出する手段とを含むことを特徴
とするテスト装置でもある。かかるテスト装置を用いる
ことにより、同測数を増加させてテスト効率を向上させ
ることができる。
【0019】上記メモリは、メモリデバイス、又は複数
のメモリデバイスを含むメモリバンクであっても良い。
【0020】また、本発明は、複数のメモリを含むメモ
リモジュールであって、プリント基板と、該プリント基
板に設けられた入出力ポートと、該プリント基板上に配
置された複数のメモリと、該入出力ポートと、該複数の
メモリの入出力端子とをそれぞれ接続する配線層とを含
み、更に、該入出力ポートと該入出力端子との間に抵抗
値が略等しい抵抗をそれぞれ接続したことを特徴とする
メモリモジュールでもある。かかるメモリモジュールを
用いることにより、同測数を増やして効率よくメモリの
テストができる。
【0021】上記メモリは、メモリデバイス、又は複数
のメモリデバイスを含むメモリバンクであっても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本実施の
形態にかかるメモリデバイスのテスト方法に用いる測定
系の概略図である。被テストデバイス(DUT)である
メモリデバイス1は、複数のI/Oピンを有する。ここ
では、2つのI/OピンDQ0、DQ1のみを示す。全
体が符号2で表されるテスタは、従来のテスタ62と同
じものであり、ドライバ/コンパレータを含む。DP0
は、ドライバ/コンパレータ等に接続されたテスタ2の
端子である。テスタ2の端子DP0は、全体が符号3で
表されるテストボードを介して、メモリデバイス1のI
/OピンであるDQ0、DQ1に接続される。
【0023】テストボード3は、例えばプリント基板か
らなり、表面に配線層が設けられている。Aは測定点で
あり、AとDQ0、DQ1とが、それぞれ抵抗4、5を
介して、配線層で接続されている。抵抗4、5の抵抗値
は同じである。また、測定点Aとテスタ2の端子DP0
も配線層により接続されている。
【0024】本実施の形態にかかるテスト方法では、ま
ず、テスタ2のDP0から、所定の電位のテストデータ
が出力される。テストデータは、テストボード3上の測
定点Aを通り、抵抗4、5を介してメモリデバイス1の
I/OピンDQ0、DQ1に入る。かかるテストデータ
は、メモリデバイス1の所定のアドレスに記憶される。
テストデータは、メモリの「Hレベル」又は「Lレベ
ル」に相当する電位を有する。DQ0とDQ1には、同
電位のテストデータが同時に入力される。
【0025】次に、書き込んだテストデータを、DQ
0、DQ1から読み出す。かかる読み出し工程におい
て、測定点Aの電位が、DP0を介してテスタ2のコン
パレータに入力される。コンパレータでは、メモリデバ
イス1にテストデータを書き込んだ時の測定点Aの電位
と、メモリデバイス1からテストデータを読み出した時
の測定点Aの電位とを比較する。
【0026】メモリに異常がない場合は、書き込んだテ
ストデータの電位と、読み出されたテストデータの電位
が同電位となる。一方、DQ0、DQ1の少なくとも一
方から読み出したテストデータの電位が、書き込んだテ
ストデータの電位と異なる場合には、測定点Aにおいて
読み出されたテストデータの電位が、書き込まれたテス
トデータの電位と異なるようになる。例えば、DQ0、
DQ1の双方にHレベルの電位のテストデータを書き込
み、読み出した場合に、読み出したテストデータの一方
の電位がLレベルに変わっていた場合には、読み出し時
の測定点Aの電位は、HレベルとLレベルの平均の電位
となる。このような場合には、DQ0、DQ1の少なく
とも一方に接続されているメモリに異常があると判断で
き、メモリデバイス1は不良品として処理される。
【0027】このように、本実施の形態にかかるテスト
方法では、同測数(同時に検査できるメモリの数)を2
倍に増やすことができ、テスト時間を略2分の1に短縮
できる。
【0028】また、テスタの1つの端子に対して、メモ
リデバイスの2つのI/Oピンを接続してテストできる
ため、所定のテスタを用いて同時にテストできるメモリ
デバイスの数を2倍にすることができる。例えば、テス
タ2が、64本の端子(ドライバ/コンパレータ端子)
を有するステーションを含む場合を考える。8本のI/
Oピンを備えたメモリデバイスのテストを行う場合、従
来は、8個のメモリドライブを同時にテストできたが、
本実施の形態にかかる方法では、16個のメモリドライ
ブを同時にテストできる。
【0029】なお、メモリデバイス1の代わりに、複数
のメモリデバイスを含むメモリモジュールや、メモリカ
ードの検査を行うことも可能である。
【0030】また、本実施の形態では、2つのI/Oピ
ンDQ0、DQ1について検査を行ったが、3つ以上の
I/Oピンに対して同時に検査を行ってもかまわない。
この場合には、測定点Aと3つ以上のI/Oピンとが、
それぞれ、同じ抵抗値の抵抗を介して接続される。これ
により、更に同測数を増やすことができる。
【0031】実施の形態2.図2は、本実施の形態にか
かるメモリデバイスのテスト方法に用いる測定系の概略
図である。図1と同一符号は、同一又は相当箇所を示
す。テストボード13は、例えばプリント基板からな
り、表面に配線層が設けられている。テスタ2のDP0
に接続される配線層は、2つに分岐して、メモリデバイ
ス1の2つのI/OピンDQ0、DQ1に接続するよう
になっている。DQ0とDQ1との間には、互いに逆向
きのダイオード14、15、リレー16が並列に接続さ
れている。
【0032】本実施の形態にかかるテスト方法では、テ
ストボード13のリレー16を開いた状態にして、テス
タ2からメモリデバイス1に、テストデータの書き込み
を行う。書き込み方法は、実施の形態1と同じである。
【0033】次に、テストボード13のリレー16を閉
じた状態にして、テストデータの読み出しを行う。更
に、テストデータの読み出し中に、ダイオード14、1
5のを流れる電流を測定する。
【0034】メモリに異常がない場合は、DQ0とDQ
1から読み出されたテストデータの電位は同電位であ
る。従って、ダイオード14、15には電流が流れな
い。一方、DQ0、DQ1の少なくとも一方から読み出
したテストデータの電位が、書き込んだテストデータの
電位と異なる場合には、DQ0、DQ1間に電位差が生
じ、ダイオード14又はダイオード15に電流が流れ
る。従って、ダイオード14、15に流れる電流を測定
し、電流が検出された場合には、DQ0、DQ1の少な
くとも一方に接続されたメモリが異常であると判断さ
れ、メモリデバイス1は不良品として処理される。
【0035】なお、ダイオード14、15を発光ダイオ
ードとすることにより、電流の流れを目視で検出でき、
テスト装置、テスト工程を簡略化できる。
【0036】また、3つ以上のI/Oピンを介してテス
トデータの書き込み/読み出しを行うことにより、同測
数を更に増加させることができる。この場合には、隣接
するI/Oピンの間に、それぞれダイオードが設けら
れ、かかるダイオードを流れる電流が検出される。
【0037】実施の形態3.図3は、本実施の形態にか
かるメモリデバイスのテスト方法に用いる測定系の概略
図である。図1と同一符号は、同一又は相当箇所を示
す。符号32で表されるメモリモジュールは、例えばD
IMM等である。
【0038】本実施の形態では、メモリモジュール32
が、本実施の形態1のテストボード2の機能を含むよう
に設計されている。即ち、メモリモジュール32は、2
つのメモリバンク(1st bank、2nd bank)30、31を
含んでいる。また、メモリバンク30、31は、例え
ば、複数のメモリデバイスを含んでいる(図示せず)。
メモリバンク30、31は、それぞれ、I/OピンDQ
0を有し、DQ0同士は、配線層により、メモリモジュ
ール上の測定点Aで接続されている。測定点Aと各DQ
0との間には、抵抗33、34がそれぞれ設けられてい
る。抵抗33、34の抵抗値は等しい。抵抗33、34
は、ノイズ除去用の抵抗であり、従来は、2つのメモリ
バンク30、31に対して1つの抵抗が設けられていた
ものを、抵抗値の等しい2つの抵抗30、31に分けて
形成したものである。
【0039】本実施の形態にかかるメモリモジュール3
2のテスト方法は、実施の形態1の場合と同じであり、
メモリバンク30、31にテストデータを書き込んだ時
と、メモリバンク30、31からテストデータを読み出
した時の、測定点Aの電位差を、テスタ2のコンパレー
タで調べる。電位差が検出された場合には、メモリバン
ク30、31の少なくとも一方に異常があると判断さ
れ、メモリモジュール32は不良品として処理される。
【0040】本実施の形態にかかるテスト方法を用いる
ことにより、同時に検査できるメモリバンク30、31
の数を2倍に増やすことができる。また、テスタ2のス
テーションに接続できるメモリバンク30、31の数も
2倍にすることができる。
【0041】更に、上記実施の形態1、2のように、3
つ以上のメモリバンクに対して、同時に検査を行うこと
も可能である。これにより、テストに必要な時間が、メ
モリバンク毎にテストを行っていた場合の、1/(同測
するメモリバンクの数)に短縮することができる。
【0042】実施の形態4.図4は、本実施の形態にか
かるメモリデバイスのテスト方法に用いる測定系の概略
図である。図1と同一符号は、同一又は相当箇所を示
す。符号42で表されるメモリモジュールは、例えばD
IMM等である。
【0043】上述の実施の形態1、2のような抵抗やダ
イオードを備えたテストボードを使用できない場合や、
DIMMの標準化等により、実施の形態3のような抵抗
を備えたメモリモジュールを使用できない場合に、本実
施の形態に示すようなテスト方法を用いることができ
る。
【0044】メモリモジュール42は、2つのメモリバ
ンク40、41とを備え、更に、メモリバンク40、4
1に動作電圧を供給するための電源44が接続されてい
る。電源44とメモリバンク40との間に抵抗43が設
けられ、かかる抵抗43を流れる電流、又は抵抗43の
両端の電圧が測定される。また、2つのメモリバンク4
0、41のI/OピンDQ0は、抵抗を挟むことなく、
測定点Aに配線層で接続されている。測定点Aには、テ
スタ2の端子DP0が接続される。
【0045】本実施の形態にかかるテスト方法では、ま
ず、テスタ2から、測定点Aに所定の電位のテストデー
タが入力され、各DQ0を介してメモリバンク40、4
1に書き込まれる。
【0046】次に、測定点Aを介して、各DQ0からテ
ストデータが読み出される。メモリバンクが正常な場合
には、メモリバンク40、41のDQ0の電位は等しく
なるため、メモリバンク40、41のDQ0間には電流
は流れない。一方、メモリバンクの少なくとも一方に異
常がある場合には、メモリバンク40、41のDQ0の
電位が異なるため、メモリバンク40、41のDQ0間
に貫通電流が流る。例えば、図4に示すように、メモリ
バンク40のDQ0がHレベル、メモリバンク41のD
Q0がLレベルに成った場合、Hレベル側からLレベル
側に貫通電流が流れる。
【0047】かかる貫通電流が流れた場合、電源44に
も、通常の動作時よりも大きな電流が流れ、抵抗43に
おける電圧降下が大きくなる。従って、抵抗43の両端
における電圧降下の値の変動、又は抵抗43を流れる電
流値の変動を測定することにより、貫通電流の有無、即
ちメモリバンクの異常を検出することができる。
【0048】実施の形態5.図5は、実施の形態1のテ
スト方法を、2つのメモリデバイス50、51に適用し
たものである。図中、図1と同一符号は、同一又は相当
箇所を示す。テスト方法は、実施の形態1と同様であ
り、測定点Aの電位差を求めることにより、異なったメ
モリデバイス50、51の異常を検出することができ
る。なお、実施の形態2にかかるテスト方法を、2つの
メモリデバイスに適用することも可能である。また、実
施の形態1、2にかかるテスト方法を、一のメモリモジ
ュールに含まれる複数のメモリデバイス、又は複数のメ
モリバンクに対して適用することも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかるメモリのテスト方法では、テスタを用いて同時
にテストできるメモリの数を増やすことができ、テスト
時間を短縮できる。
【0050】また、テスタに接続できるメモリの数を増
やして、同時にテストできるメモリの数を増やすことが
できる。
【0051】また、本発明にかかるテスト装置を用いる
ことにより、同測数を増やして効率よくメモリのテスト
ができる。
【0052】更に、本発明にかかるメモリモジュールを
用いることにより、同測数を増やして効率よくメモリの
テストができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかるテスト方法に
用いる測定系の概略図である。
【図2】 本発明の実施の形態2にかかるテスト方法に
用いる測定系の概略図である。
【図3】 本発明の実施の形態3にかかるテスト方法に
用いる測定系の概略図である。
【図4】 本発明の実施の形態4にかかるテスト方法に
用いる測定系の概略図である。
【図5】 本発明の実施の形態5にかかるテスト方法に
用いる測定系の概略図である。
【図6】 従来のテスト方法に用いる測定系の概略図で
ある。
【図7】 従来のテスト方法に用いる測定系の概略図で
ある。
【符号の説明】
1 メモリデバイス、2 テスタ、3 テストボード
4、5抵抗。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリのテスト方法であって、 メモリの少なくとも2つの入出力端子と、測定点とを接
    続する工程と、 該測定点から、該入出力端子を介して、該メモリに所定
    の書き込み電位のテストデータを書き込む工程と、 該メモリに書き込まれた該テストデータを、それぞれの
    該入出力端子を介して、該測定点から同時に読み出す読
    み出し工程と、 該読み出し工程中に、該測定点の電位を読み出し電位と
    して検出する工程と、 該読み出し電位と該書き込み電位との電位差から、該メ
    モリの異常を判定する工程とを含むことを特徴とするテ
    スト方法。
  2. 【請求項2】 メモリのテスト方法であって、 メモリの少なくとも2つの入出力端子と、測定点とを接
    続する工程と、 該測定点から、該入出力端子を介して、該メモリに所定
    の電位のテストデータを書き込む工程と、 該メモリに書き込まれた該テストデータを、それぞれの
    該入出力端子を介して、該測定点から同時に読み出す読
    み出し工程と、 該読み出し工程中に、該入出力端子間に流れる端子間電
    流を検出する検出工程と、 該端子間電流を検出して、該メモリの異常を判定する工
    程とを含むことを特徴とするテスト方法。
  3. 【請求項3】 上記検出工程が、上記入出力端子間に、
    互いに逆方向となる2つの発光ダイオードを並列に接続
    し、該発光ダイオードの発光により上記端子間電流を検
    出する工程であることを特徴とする請求項2に記載のテ
    スト方法。
  4. 【請求項4】 メモリのテスト方法であって、 メモリの少なくとも2つの入出力端子と、測定点とを接
    続する工程と、 該測定点から、該入出力端子を介して、該メモリに所定
    の電位のテストデータを書き込む工程と、 該メモリに書き込まれた該テストデータを、それぞれの
    該入出力端子を介して、該測定点から同時に読み出す読
    み出し工程と、 該読み出し工程中に、該メモリの電源から供給される供
    給電圧又は供給電流の変動を検出する工程と、 該供給電圧又は該供給電流の変動を検出して、該メモリ
    の異常を判定する工程とを含むことを特徴とするテスト
    方法。
  5. 【請求項5】 上記入出力端子が、一のメモリに含まれ
    る端子であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載のテスト方法。
  6. 【請求項6】 上記入出力端子が、異なるメモリにそれ
    ぞれ含まれる端子であることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載のテスト方法。
  7. 【請求項7】 上記メモリが、メモリデバイス、又は複
    数のメモリデバイスを含むメモリバンクであることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のテスト方法。
  8. 【請求項8】 上記メモリが、複数のメモリデバイス、
    又は複数のメモリバンクをプリント基板上に配してなる
    メモリモジュールであることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載のテスト方法。
  9. 【請求項9】 メモリのテスト装置であって、 少なくとも2つの測定用端子と、接続用端子とを有し、
    該接続用端子と接続された配線が測定点で分岐し、互い
    に抵抗値が略等しい抵抗を介して該測定用端子にそれぞ
    れ接続されてなるテストボードと、 該測定用端子と、メモリの入出力端子とを接続する手段
    と、 該接続用端子から、該テストボードの配線を介して、該
    メモリに所定の書き込み電位のテストデータを書き込む
    手段と、 該メモリに書き込まれた該テストデータを、該テストボ
    ードの配線を介して該接続用端子から読み出す手段と、 該テストデータの読み出し中に該測定点の電位を読み出
    し電位として検出する手段と、 該書き込み電位と該読み出し電位とを比較する手段とを
    含むことを特徴とするテスト装置。
  10. 【請求項10】 メモリのテスト装置であって、 少なくとも2つの測定用端子と、接続用端子とを有し、
    該接続用端子と接続された配線が測定点で分岐して該測
    定用端子にそれぞれ接続されてなるテストボードと、 該測定用端子と、メモリの入出力端子とを接続する手段
    と、 該接続用端子から、該テストボードの配線を介して、該
    メモリに所定の書き込み電位のテストデータを書き込む
    手段と、 該メモリに書き込まれた該テストデータを、該テストボ
    ードの配線を介して該接続用端子から読み出す手段と、 該テストデータの読み出し中に、該測定用端子間に流れ
    る端子間電流を検出する検出手段とを含むことを特徴と
    するテスト装置。
  11. 【請求項11】 上記テストボードが、上記測定用端子
    間に並列に接続された、互いに逆方向となる2つの発光
    ダイオードを含み、 上記検出手段が、該発光ダイオードの発光により上記端
    子間電流を検出する手段であることを特徴とする請求項
    10に記載のテスト装置。
  12. 【請求項12】 メモリのテスト装置であって、 メモリに供給される供給電圧又は供給電流を測定する手
    段と、 該メモリの少なくとも2つの入出力端子に所定の書き込
    み電位のテストデータを書き込む手段と、 該メモリに書き込まれた該テストデータを読み出す手段
    と、 該テストデータの読み出し中に、該供給電圧又は該供給
    電流の変動を検出する手段とを含むことを特徴とするテ
    スト装置。
  13. 【請求項13】 上記メモリが、メモリデバイス、又は
    複数のメモリデバイスを含むメモリバンクであることを
    特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載のテスト装
    置。
  14. 【請求項14】 複数のメモリを含むメモリモジュール
    であって、 プリント基板と、 該プリント基板に設けられた入出力ポートと、 該プリント基板上に配置された複数のメモリと、 該入出力ポートと、該複数のメモリの入出力端子とをそ
    れぞれ接続する配線層とを含み、 更に、該入出力ポートと該入出力端子との間に抵抗値が
    略等しい抵抗をそれぞれ接続したことを特徴とするメモ
    リモジュール。
  15. 【請求項15】 上記メモリが、メモリデバイス、又は
    複数のメモリデバイスを含むメモリバンクであることを
    特徴とする請求項14に記載のメモリモジュール。
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