JPH10293146A - インダクタンス変化検出装置 - Google Patents

インダクタンス変化検出装置

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JPH10293146A
JPH10293146A JP9101544A JP10154497A JPH10293146A JP H10293146 A JPH10293146 A JP H10293146A JP 9101544 A JP9101544 A JP 9101544A JP 10154497 A JP10154497 A JP 10154497A JP H10293146 A JPH10293146 A JP H10293146A
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inductance
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Masahiro Yamamoto
雅裕 山本
Yukihisa Yasuda
幸央 安田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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    • G01R27/26Measuring inductance or capacitance; Measuring quality factor, e.g. by using the resonance method; Measuring loss factor; Measuring dielectric constants ; Measuring impedance or related variables
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルのインダクタンス変化をノイズや温度
変化等によって誤検出することのないインダクタンス変
化検出装置を得る。 【解決手段】 インダクタンス変化検出装置において、
コイルのインダクタンス変化を電圧に変換して出力する
インダクタンス変化変換部と、基準電圧を生成して出力
する基準電圧発生部と、該基準電圧に対して、インダク
タンス変化変換部で変換された変換電圧と同様の周波数
特性を付加する周波数特性付加部と、変換電圧の周波数
スペクトルの振幅方向への平行な変動に対して、周波数
特性が付加された基準電圧の周波数スペクトルを振幅方
向に平行に変動させて補正する基準電圧補正部と、変換
電圧と該補正された基準電圧との比較を行ってコイルの
インダクタンス変化を検出するインダクタンス変化検出
部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイルのインダク
タンス変化を検出するインダクタンス変化検出装置に関
し、特にインダクタンス特性を補償する回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のインダクタンス変化検出
装置の例を示した概略の回路図である。図5において、
インダクタンス変化検出装置100は、コイルL1,L2
のインダクタンスの変化を検出するものであり、コイル
L1及びL2は直列に接続され、該直列回路は直流電源1
01の+側の端子と接地との間に接続されている。コイ
ルL1には抵抗102が,コイルL2には抵抗103がそ
れぞれ並列に接続されており、コイルL1及びL2に流れ
る電流を制限している。
【0003】また、抵抗104及び105の直列回路
が、コイルL1及びL2の直列回路と並列に接続されてお
り、コイルL1及びL2の接続部はハイパスフィルタ10
6を介して差動増幅器107の反転入力に接続され、抵
抗104及び105の接続部はハイパスフィルタ108
を介して差動増幅器107の非反転入力に接続されてい
る。差動増幅器107の出力は、インダクタンス変化検
出回路109に接続され、インダクタンス変化検出回路
109の出力は、インダクタンス変化検出装置100の
出力をなしている。インダクタンス変化検出回路109
は、差動増幅器107からの出力信号よりコイルL1及
びL2のインダクタンス変化の検出を行う。
【0004】コイルL1及びL2の接続部から出力された
コイル分圧電圧VLは、不要な低周波数の信号をハイパ
スフィルタ106で減衰させた後、差動増幅器107の
反転入力に入力される。また、抵抗104及び105の
接続部から出力された基準電圧Vrefは、不要な低周波
数の信号をハイパスフィルタ108で減衰させた後、差
動増幅器107の非反転入力に入力される。差動増幅器
107は、反転入力に入力されたコイル分圧電圧VLと
非反転入力に入力された基準電圧Vrefとの差分信号を
増幅して出力する。
【0005】直流電源101から供給される電源電圧V
Bが電圧降下等による直流信号が重畳した場合、ハイパ
スフィルタ106及び108において直流信号を遮断し
ているため、差動増幅器107の出力信号には影響しな
いが、電源電圧VBに交流信号が重畳した場合、コイル
分圧電圧VLは周波数特性を有しているのに対して、基
準電圧Vrefは周波数特性を有していないことから、差
動増幅器107の出力は、あたかもコイルL1,L2のイ
ンダクタンスが変化したような信号が出力されることか
ら、インダクタンス変化検出回路109は、コイルL
1,L2のインダクタンス変化を誤検出するという問題が
あった。
【0006】図6は、コイル分圧電圧VL及び基準電圧
Vrefにおける周波数特性を示した周波数スペクトルで
ある。図6から、基準電圧Vrefは周波数特性を有して
いないが、コイル分圧電圧VLは周波数特性を有してい
ることが分かる。
【0007】そこで、基準電圧Vrefにコイル分圧電圧
VLと同様の周波数特性を持たせるようにするために、
図7で示したようなインダクタンス変化検出装置110
が考えられた。図7において、図6との相違点は、抵抗
105と並列にCR回路111が接続されたことにあ
り、CR回路111は、基準電圧Vrefがコイル分圧電
圧VLと同様の周波数特性を有するように形成されてい
る。このようにすることによって、コイル分圧電圧VL
及び基準電圧Vrefにおける周波数特性は、図8で示す
ような周波数スペクトルになり、用途上において、低周
波数領域でのインダクタンス変化の検出が不要な場合、
高周波数領域でのインダクタンス変化を誤検出すること
なく検出することができた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2つのコイル
L1及びL2が互いに異なった温度環境下に置かれた場
合、図9の周波数スペクトルで示すように、基準電圧V
refの周波数特性は変化しないが、コイル分圧電圧VLの
周波数特性は変化する。このことから、常温下では、電
源ノイズによる電源電圧VBの変動によって生じるコイ
ル分圧電圧VLの変動をキャンセルすることができた
が、低温又は高温時においては、コイル分圧電圧VLの
変動をキャンセルすることができなくなり、コイルL1
及びL2にインダクタンスの変化がないにも関わらず、
差動増幅器107の出力からインダクタンス変化が生じ
たような信号が出力され、インダクタンス変化検出回路
109は、コイルL1及びL2におけるインダクタンスが
変化したと誤検出するという問題があった。
【0009】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、コイルのインダクタンス変化
をノイズや温度変化等によって誤検出することのないイ
ンダクタンス変化検出装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本第1の発明に係るイン
ダクタンス変化検出装置は、コイルのインダクタンス変
化を検出するインダクタンス変化検出装置において、コ
イルのインダクタンス変化を電圧に変換して出力するイ
ンダクタンス変化変換部と、所定の基準電圧を生成して
出力する基準電圧発生部と、該基準電圧発生部から出力
される基準電圧に対して、インダクタンス変化変換部で
変換された変換電圧と同様の周波数特性を付加する周波
数特性付加部と、インダクタンス変化変換部で変換され
た変換電圧の周波数スペクトルにおける振幅方向への平
行な変動に対して、周波数特性が付加された基準電圧の
周波数スペクトルを振幅方向に平行に変動させて補正す
る基準電圧補正部と、インダクタンス変化変換部で変換
された変換電圧と、基準電圧補正部で補正された基準電
圧との比較を行ってコイルのインダクタンス変化を検出
するインダクタンス変化検出部とを備えるものである。
【0011】本第2の発明に係るインダクタンス変化検
出装置は、第1の発明において、上記基準電圧補正部
は、電源電圧を所定の電圧に分圧して出力する分圧回路
部と、インダクタンス変化変換部で変換された変換電圧
に対する、分圧回路部で分圧された分圧電圧の電圧差を
検出する電圧差検出回路部と、該電圧差検出回路部で検
出された電圧差に応じて、上記分圧電圧を変動させると
共に基準電圧発生部で生成された基準電圧を変動させて
補正する補正回路部とからなるものである。
【0012】本第3の発明に係るインダクタンス変化検
出装置は、第2の発明において、上記電圧差検出回路部
は、上記インダクタンス変化変換部で変換された変換電
圧と、上記分圧回路部で分圧された分圧電圧との差動増
幅を行うインストルメンテーション増幅器と、該インス
トルメンテーション増幅器の出力に接続されたローパス
フィルタとを有するものである。
【0013】本第4の発明に係るインダクタンス変化検
出装置は、第2又は第3の発明において、上記補正回路
部は、変換電圧の変動に対して、上記分圧電圧を同様に
変動させると共に、あらかじめ設定された変動率で基準
電圧を変動させるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1における
インダクタンス変化検出装置の例を示した概略のブロッ
ク図であり、図2は、本発明の実施の形態1におけるイ
ンダクタンス変化検出装置の例を示した回路図である。
図1及び図2において、インダクタンス変化検出装置1
は、インダクタンス変化変換回路2、基準電圧発生回路
3、基準電圧補正回路4、CR回路5、ハイパスフィル
タ6,7、差動増幅器8、インダクタンス変化検出回路
9及び直流電源10で形成されている。なお、インダク
タンス変化変換回路2はインダクタンス変化変換部を、
基準電圧発生回路3は基準電圧発生部を、基準電圧補正
回路4は基準電圧補正部を、CR回路5は周波数特性付
加部を、ハイパスフィルタ6,7、差動増幅器8及びイ
ンダクタンス変化検出回路9はインダクタンス変化検出
部をなす。
【0015】インダクタンス変化変換回路2は、コイル
L1,L2のインダクタンスの変化を電圧の変化に変換し
て出力する回路であり、コイルL1,L2及び抵抗12,
13で形成されている。コイルL1及びL2は直列に接続
され、該直列回路は直流電源10の+側の端子と接地と
の間に接続されている。コイルL1には抵抗12が,コ
イルL2には抵抗13がそれぞれ並列に接続されてお
り、コイルL1及びL2に流れる電流を制限している。
【0016】コイルL1及びL2との接続部は、コンデン
サ14及び抵抗15で形成されたハイパスフィルタ6を
介して差動増幅器8の反転入力に接続され、コイル分圧
電圧VLを出力する。また、基準電圧発生回路3は、基
準電圧VRを発生させる回路であり、抵抗16及び17
の直列回路で形成され、該直列回路は直流電源10の+
側の端子と接地との間に接続されている。なお、コイル
分圧電圧VLは、コイルのインダクタンス変化を電圧に
変換した変換電圧をなす。
【0017】抵抗16及び17との接続部は、コンデン
サ18及び抵抗19で形成されたハイパスフィルタ7を
介して差動増幅器8の非反転入力に接続され、基準電圧
VRを出力する。また、抵抗17と並列にCR回路5が
接続されており、CR回路5は、基準電圧VRがコイル
分圧電圧VLと同様の周波数特性を有するように形成さ
れている。差動増幅器8の出力は、インダクタンス変化
検出回路9に接続されており、インダクタンス変化検出
回路9の出力は、インダクタンス変化検出装置1の出力
をなしている。インダクタンス変化検出回路9は、差動
増幅器8からの出力信号よりコイルL1及びL2のインダ
クタンス変化の検出を行う。更に、コイルL1及びL2の
接続部、並びに抵抗16及び17の接続部は、それぞれ
基準電圧補正回路4に接続されている。
【0018】基準電圧補正回路4は、分圧回路21〜2
3、インストルメンテーション増幅器(計装用増幅器又
はデータアンプとも呼び、以下、データアンプと呼ぶ)
24、ローパスフィルタ25、及び補正回路26で形成
されている。なお、分圧回路21は分圧回路部を、分圧
回路22,23、データアンプ24及びローパスフィル
タ25は電圧差検出回路部を、補正回路26は補正回路
部をなす。
【0019】分圧回路21は、直流電源10に並列に接
続された、抵抗31及び32の直列回路で形成されてお
り、抵抗31及び32との接続部から分圧電圧VXが出
力される。分圧回路22は、抵抗13と並列に接続され
た、抵抗33及び34の直列回路で形成されており、分
圧回路23は、抵抗32と並列に接続された、抵抗35
及び36の直列回路で形成されている。なお、抵抗33
〜36は、コイルL1及びL2、並びに抵抗31及び32
に影響しないような高抵抗になっている。また、基準電
圧VRと分圧電圧VXは同じになるように設定されてい
る。
【0020】データアンプ24は、演算増幅器41〜4
3、及び抵抗44〜50で形成されており、同相除去比
(CMRR)のよい高精度な差動増幅器である。演算増
幅器41は、非反転入力が抵抗33及び34の接続部に
接続され、反転入力が抵抗46を介して出力に接続さ
れ、出力は抵抗47を介して演算増幅器43の反転入力
に接続されている。演算増幅器42は、非反転入力が抵
抗35及び36の接続部に接続され、反転入力が抵抗4
4を介して出力に接続されている。演算増幅器42の出
力と接地間には、抵抗48及び49の直列回路が接続さ
れ、抵抗48及び49の接続部は、演算増幅器43の非
反転入力に接続されている。また、演算増幅器41及び
42の各反転入力は抵抗45を介して接続され、演算増
幅器43は、出力が抵抗50を介して反転入力に接続さ
れている。
【0021】ローパスフィルタ25は、抵抗55とコン
デンサ56とで形成されており、抵抗55とコンデンサ
56の直列回路が、演算増幅器43の出力と接地との間
に接続され、抵抗55とコンデンサ56との接続部がロ
ーパスフィルタ25の出力をなしている。
【0022】補正回路26は、演算増幅器61〜63、
pnpトランジスタ64〜67、npnトランジスタ6
8,69、抵抗70〜73及び直流電源74,75で形
成されている。補正回路26において、pnpトランジ
スタ64及び65は、カレントミラー回路を形成してお
り、各エミッタが接続されて、演算増幅器61の反転入
力に接続されると共に抵抗70を介して抵抗31及び3
2の接続部に接続されている。pnpトランジスタ64
及び65の各ベースは接続されてpnpトランジスタ6
4のコレクタに接続され、pnpトランジスタ64のコ
レクタは演算増幅器61の出力に接続されている。演算
増幅器61の非反転入力と接地間には所定の電圧Vaを
生成する直流電源74が接続されている。
【0023】pnpトランジスタ65のコレクタは、p
npトランジスタ66及び67の各エミッタにそれぞれ
接続されている。pnpトランジスタ66は、ベースと
接地との間に所定の電圧Vbを生成する直流電源75が
接続され、コレクタは抵抗71を介して接地されると共
に演算増幅器62及び63の各非反転入力にそれぞれ接
続されている。pnpトランジスタ67は、ベースがロ
ーパスフィルタ25における抵抗55とコンデンサ56
との接続部に接続され、コレクタは接地されている。
【0024】演算増幅器62は、出力がnpnトランジ
スタ68のベースに接続され、反転入力がnpnトラン
ジスタ68のエミッタに接続されている。npnトラン
ジスタ68は、エミッタが抵抗72を介して接地されて
おり、コレクタが抵抗31と32との接続部に接続され
ている。演算増幅器63は、出力がnpnトランジスタ
69のベースに接続され、反転入力がnpnトランジス
タ69のエミッタに接続されている。npnトランジス
タ69は、エミッタが抵抗73を介して接地されてお
り、コレクタが抵抗16と17との接続部に接続されて
いる。
【0025】上記のような構成において、コイルL1及
びL2の接続部から出力されたコイル分圧電圧VLは、不
要な低周波数の信号をハイパスフィルタ6で減衰させた
後、差動増幅器8の反転入力に入力される。また、抵抗
16及び17の接続部から出力された基準電圧VRは、
CR回路5によってコイル分圧電圧VLと同様の周波数
特性を有すると共に、不要な低周波数の信号をハイパス
フィルタ7で減衰させた後、差動増幅器8の非反転入力
に入力される。差動増幅器8は、反転入力に入力された
コイル分圧電圧VLと非反転入力に入力された基準電圧
VRとの差分信号を増幅して出力し、該出力信号からイ
ンダクタンス変化検出回路9は、コイルL1及びL2のイ
ンダクタンス変化の検出を行う。
【0026】ここで、環境温度が変化してコイルL1の
インピーダンスが小さくなってコイル分圧電圧VLが上
昇した場合、分圧回路22によって分圧された電圧も上
昇し、データアンプ24の入力をなす、演算増幅器41
の非反転入力の電位が上昇する。このため、データアン
プ24の出力をなす演算増幅器43の出力の電位は、負
帰還増幅されて減少する。ここで、温度変化による演算
増幅器43の出力電圧の変化は、直流信号的な変化であ
るためローパスフィルタ25で減衰されることなく、補
正回路26のpnpトランジスタ67のベースに入力さ
れ、該ベース電圧が低下する。なお、コイルL1及びL2
におけるインダクタンスの変化、及び電源ノイズ等によ
って発生する交流信号は、ローパスフィルタ25によっ
て減衰されるため、pnpトランジスタ67のベース電
圧を変化させることはない。
【0027】pnpトランジスタ67のベース電圧が低
下することによって、pnpトランジスタ67のコレク
タ電流Ic1が増加する。ここで、pnpトランジスタ6
6及び67の各エミッタに流れ込む電流は、pnpトラ
ンジスタ64及び65で形成されたカレントミラー回路
から供給されている。pnpトランジスタ64及び65
の各エミッタの電圧は、演算増幅器61によって一定に
保たれており、所定の電圧Vaになっている。このよう
なことから、pnpトランジスタ65のコレクタから供
給される電流は一定であることから、pnpトランジス
タ67のコレクタ電流がIc1が増加した分だけpnpト
ランジスタ66のコレクタ電流Ic2は減少する。
【0028】コレクタ電流Ic2の減少に伴って、演算増
幅器62及び63の各非反転入力の電位がそれぞれ低下
し、イマジナリショートによって演算増幅器62及び6
3の各反転入力は、対応する非反転入力と同電位になる
ように電位が低下する。演算増幅器62の反転入力の電
位低下によって、npnトランジスタ68のエミッタと
抵抗72との接続部の電位が低下し、抵抗72に流れる
電流、すなわちnpnトランジスタ68のコレクタ電流
Ic3が減少して分圧電圧VXが上昇する。同様に、演算
増幅器63の反転入力の電位低下によって、npnトラ
ンジスタ69のエミッタと抵抗73との接続部の電位が
低下し、抵抗73に流れる電流、すなわちnpnトラン
ジスタ69のコレクタ電流Ic4が減少して基準電圧VR
が上昇する。
【0029】一方、演算増幅器61の反転入力の電位
は、分圧電圧VXの上昇に伴って上昇しようとする。し
かし、演算増幅器61は、イマジナリショートを維持し
ようとして、pnpトランジスタ64を介して電流を出
力端子へ引き込むことから、反転入力の電位は、非反転
入力と同電位になり、分圧電圧VXの上昇に伴って上昇
することはなく一定に保たれ、pnpトランジスタ64
及び65のエミッタは、所定の電圧Vaで一定に保たれ
ている。
【0030】上記のような動作は、コイル分圧電圧VL
と分圧電圧VXが等しくなるまで続けられ、コイル分圧
電圧VLと分圧電圧VXが等しくなれば、分圧電圧VXの
上昇は停止すると共に基準電圧VRの上昇も停止する。
このとき、基準電圧VRの変化と分圧電圧VXの変化を等
しくすると、コイル分圧電圧VLにおける直流信号的な
変化分だけをキャンセルするようになり、交流信号的な
変化分においては周波数特性のズレが生じる。
【0031】ここで、抵抗72及び73の抵抗値の比率
を変えることによって、分圧電圧VXの変化に対する基
準電圧VRの変化率を自由に設定することができる。こ
のため、コイル分圧電圧VLの温度変化による直流信号
的な変化と、コイルL1及びL2のインダクタンスの周
波数特性の変化とのズレを考慮して、基準電圧VRの周
波数特性をコイル分圧電圧VLの周波数特性に合わせる
ように、抵抗72及び73のそれぞれの抵抗値の設定を
行う。
【0032】例えば、低周波数領域でのコイルL1及び
L2のインダクタンスの変化を検出する必要がない場
合、図3の周波数スペクトルで示すように、コイル分圧
電圧VLの周波数特性と基準電圧VRの周波数特性におけ
る、低周波数領域での変化に合わせず、コイルL1及び
L2のインダクタンスの変化を検出する必要のある高周
波数領域において、コイル分圧電圧VLの周波数特性と
基準電圧VRの周波数特性における変化を合わせるよう
に、抵抗72及び73の抵抗値の設定を行う。
【0033】次に、図4は、本発明の実施の形態1にお
けるインダクタンス変化検出装置の他の例を示した回路
図である。なお、図4では、図1及び図2と同じものは
同じ符号で示しており、ここではその説明を省略すると
共に、図1及び図2との相違点のみ説明する。
【0034】図4における図1及び図2との相違点は、
図2の補正回路26における回路構成を変えたことにあ
り、このことから図2の補正回路26を補正回路86と
し、これに伴って、図1の基準電圧補正回路4を基準電
圧補正回路84とし、図1及び図2のインダクタンス変
化検出装置1をインダクタンス変化検出装置81とした
ことにある。なお、図4に対応したインダクタンス変化
検出装置81の概略のブロック図は、基準電圧補正回路
4を基準電圧補正回路84とする以外は図1と同じであ
るの省略する。
【0035】図4において、インダクタンス変化検出装
置81は、インダクタンス変化変換回路2、基準電圧発
生回路3、基準電圧補正回路84、CR回路5、ハイパ
スフィルタ6,7、差動増幅器8、インダクタンス変化
検出回路9及び直流電源10で形成されている。また、
基準電圧補正回路84は、分圧回路21〜23、データ
アンプ24、ローパスフィルタ25、及び補正回路86
で形成されている。なお、基準電圧補正回路84は基準
電圧補正部を、補正回路86は補正回路部をなす。
【0036】補正回路86は、演算増幅器61〜63,
81、pnpトランジスタ64,65、npnトランジ
スタ68,69、抵抗70,72,73,83及び直流
電源74で形成されている。補正回路86において、p
npトランジスタ64のエミッタは、演算増幅器61の
反転入力に接続されると共に抵抗70を介して抵抗31
及び32の接続部に接続されている。pnpトランジス
タ64及び65の各ベースは接続されてpnpトランジ
スタ64のコレクタに接続され、pnpトランジスタ6
4のコレクタは演算増幅器61の出力に接続されてい
る。演算増幅器61の非反転入力と接地との間には所定
の電圧Vaを生成する直流電源74が接続されている。
【0037】演算増幅器81とダイオード82は電流制
限回路を形成しており、演算増幅器81は、反転入力が
ダイオード82を介して出力に接続され、非反転入力が
演算増幅器61の反転入力に接続されている。演算増幅
器81の反転入力とダイオード82のアノードとの接続
部は、pnpトランジスタ65のエミッタに接続される
と共に、ローパスフィルタ25の抵抗55とコンデンサ
56との接続部に接続されている。pnpトランジスタ
65のコレクタは、抵抗83を介して接地されると共
に、演算増幅器62及び63の各非反転入力に接続され
ている。
【0038】演算増幅器62は、出力がnpnトランジ
スタ68のベースに接続され、反転入力がnpnトラン
ジスタ68のエミッタに接続されている。npnトラン
ジスタ68は、エミッタが抵抗72を介して接地されて
おり、コレクタが抵抗31と32との接続部に接続され
ている。演算増幅器63は、出力がnpnトランジスタ
69のベースに接続され、反転入力がnpnトランジス
タ69のエミッタに接続されている。npnトランジス
タ69は、エミッタが抵抗73を介して接地されてお
り、コレクタが抵抗16と17との接続部に接続されて
いる。
【0039】上記のような構成において、環境温度が変
化してコイルL1のインピーダンスが小さくなってコイ
ル分圧電圧VLが上昇した場合、分圧回路22によって
分圧された電圧も上昇し、データアンプ24の入力をな
す、演算増幅器41の非反転入力の電位が上昇する。こ
のため、データアンプ24の出力をなす演算増幅器43
の出力の電位は、負帰還増幅されて減少する。ここで、
温度変化による演算増幅器43の出力電圧の変化は、直
流信号的な変化であるためローパスフィルタ25で減衰
されることなく、補正回路86のpnpトランジスタ6
5のエミッタに入力され、pnpトランジスタ65のベ
ース‐エミッタ間電圧が小さくなる。
【0040】pnpトランジスタ65は、ベース‐エミ
ッタ間電圧が小さくなるとコレクタ電流Ic5が減少し、
抵抗83に流れ込む電流が減少して、演算増幅器62及
び63の非反転入力の電位が低下する。更に、演算増幅
器62及び63の各反転入力の電位においても、イマジ
ナリショートによって各非反転入力と同電位になるよう
に低下する。このことから、npnトランジスタ68の
エミッタと抵抗72との接続部の電位が低下し、抵抗7
2に流れる電流、すなわちnpnトランジスタ68のコ
レクタ電流Ic3が減少して分圧電圧VXが上昇する。同
様に、演算増幅器63の反転入力の電位低下によって、
npnトランジスタ69のエミッタと抵抗73との接続
部の電位が低下し、抵抗73に流れる電流、すなわちn
pnトランジスタ69のコレクタ電流Ic4が減少して基
準電圧VRが上昇する。
【0041】ここで、演算増幅器81の非反転入力は、
イマジナリショートによって所定の電圧Vaに制限され
ている演算増幅器61の反転入力に接続されているた
め、所定の電圧Vaに制限される。更に、演算増幅器8
1は、反転入力がイマジナリショートによって非反転入
力と同電位に制限されることから、pnpトランジスタ
65のベース‐エミッタ間電圧が所定の電圧Vaに制限
され、pnpトランジスタ65のコレクタ電流Ic5を所
定の電圧Vaにて制限することができる。このため、p
npトランジスタ65による過大なコレクタ電流Ic5が
抵抗83に流れ、pnpトランジスタ65のコレクタ電
圧が上昇しすぎて飽和しないようにすることができる。
【0042】このように、図4のインダクタンス変化検
出装置81は、図1のインダクタンス変化検出装置1と
同様に、抵抗72及び73の抵抗値の比率を変えること
によって、分圧電圧VXの変化に対する基準電圧VRの変
化率を自由に設定することができる。このため、コイル
分圧電圧VLの温度変化による直流信号的な変化と、コ
イルL1及びL2のインダクタンスの周波数特性の変化と
のズレを考慮して、基準電圧VRの周波数特性をコイル
分圧電圧VLの周波数特性に合わせるように、抵抗72
及び73のそれぞれの抵抗値の設定を、図1のインダク
タンス変化検出装置1と同様にして行う。
【0043】このように、本発明の実施の形態1におけ
るインダクタンス変化検出装置は、抵抗72及び73の
抵抗値の設定を変えることによって、コイル分圧電圧V
Lの変化に対する基準電圧VRの変化率を自由に設定する
ことができ、温度変化等によって生じるコイル分圧電圧
VLの周波数スペクトルにおける振幅方向への平行な変
動に対して、基準電圧VRの周波数スペクトルを振幅方
向に自由に平行な変動をさせることができる。このこと
から、コイル分圧電圧VLと基準電圧VRのそれぞれの周
波数スペクトルを、所望の周波数領域において合わせる
ことができるため、所望の周波数領域におけるインダク
タンス変化を、電源ノイズや温度変化等によって誤検出
することなく正確に検出することができ、インダクタン
ス変化の検出精度を向上させることができる。
【0044】
【発明の効果】第1の発明に係るインダクタンス変化検
出装置は、基準電圧補正部で、インダクタンス変化変換
部で変換された変換電圧の周波数スペクトルにおける振
幅方向への平行な変動に対して、周波数特性が付加され
た基準電圧の周波数スペクトルを振幅方向に平行に変動
させて補正する。このことから、温度変化等によって生
じる変換電圧の周波数スペクトルにおける振幅方向への
平行な変動に応じて、基準電圧の周波数スペクトルを補
正することができ、インダクタンスの変化を電源ノイズ
や温度変化等によって生じるインダクタンス変化の誤検
出を防止することができるため、インダクタンス変化の
検出精度を向上させることができる。
【0045】第2の発明に係るインダクタンス変化検出
装置は、第1の発明において、具体的には、インダクタ
ンス変化変換部で変換された変換電圧に対する、分圧回
路部で分圧された分圧電圧の電圧差に応じて、分圧電圧
を変動させると共に基準電圧発生部で生成された基準電
圧を変動させて補正する。このことから、温度変化等に
よって生じる変換電圧の周波数スペクトルにおける振幅
方向への平行な変動に応じて、基準電圧の周波数スペク
トルを補正することができ、インダクタンスの変化を電
源ノイズや温度変化等によって生じるインダクタンス変
化の誤検出を防止することができるため、インダクタン
ス変化の検出精度を向上させることができる。
【0046】第3の発明に係るインダクタンス変化検出
装置は、第2の発明において、具体的には、変換電圧と
分圧電圧とをインストルメンテーション増幅器を用いて
差動増幅し、更にインストルメンテーション増幅器から
の出力信号をローパスフィルタに通すことから、コイル
のインダクタンス変化による交流信号的な変換電圧の変
動と、温度変化等による変換電圧の直流信号的な変動を
識別することができ、温度変化等による変換電圧の変動
に対してのみ、基準電圧の補正を行うことができる。こ
のため、インダクタンスの変化を電源ノイズや温度変化
等によって生じるインダクタンス変化の誤検出を防止す
ることができるため、インダクタンス変化の検出精度を
更に向上させることができる。
【0047】第4の発明に係るインダクタンス変化検出
装置は、第2又は第3の発明において、具体的には、変
換電圧の変動に対して、分圧電圧を同様に変動させると
共に、あらかじめ設定された変動率で基準電圧を変動さ
せる。このことから、変換電圧の変化に対する基準電圧
の変化率を自由に設定することができ、温度変化等によ
って生じる変換電圧の周波数スペクトルにおける振幅方
向への平行な変動に対して、基準電圧の周波数スペクト
ルを振幅方向に自由に平行な変動をさせることができ
る。このことから、変換電圧と基準電圧のそれぞれの周
波数スペクトルを、所望の周波数領域において合わせる
ことができるため、所望の周波数領域におけるインダク
タンス変化を、電源ノイズや温度変化等によって誤検出
することなく正確に検出することができ、インダクタン
ス変化の検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるインダクタン
ス変化検出装置の例を示した概略のブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1におけるインダクタン
ス変化検出装置の例を示した回路図である。
【図3】 図2のインダクタンス変化検出装置における
コイル分圧電圧VL及び基準電圧VRの周波数スペクトル
を示した図である。
【図4】 本発明の実施の形態1におけるインダクタン
ス変化検出装置の他の例を示した回路図である。
【図5】 インダクタンス変化検出装置の従来例を示し
た回路図である。
【図6】 図5のインダクタンス変化検出装置における
コイル分圧電圧VL及び基準電圧Vrefの周波数スペクト
ルを示した図である。
【図7】 インダクタンス変化検出装置の他の従来例を
示した回路図である。
【図8】 図7のインダクタンス変化検出装置における
コイル分圧電圧VL及び基準電圧Vrefの周波数スペクト
ルを示した図である。
【図9】 コイルL1及びL2が異なった温度環境下に置
かれた場合のコイル分圧電圧VL及び基準電圧Vrefの周
波数スペクトルを示した図である。
【符号の説明】
1,81 インダクタンス変化検出装置、 2 インダ
クタンス変化変換回路、 3 基準電圧発生回路、
4,84 基準電圧補正回路、 5 CR回路、6,7
ハイパスフィルタ、 8 差動増幅器、 9 インダ
クタンス変化検出回路、 10 直流電源、 21〜2
3 分圧回路、 24 データアンプ、25 ローパス
フィルタ、 26,86 補正回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルのインダクタンス変化を検出する
    インダクタンス変化検出装置において、 コイルのインダクタンス変化を電圧に変換して出力する
    インダクタンス変化変換部と、 所定の基準電圧を生成して出力する基準電圧発生部と、 該基準電圧発生部から出力される基準電圧に対して、上
    記インダクタンス変化変換部で変換された変換電圧と同
    様の周波数特性を付加する周波数特性付加部と、 上記インダクタンス変化変換部で変換された変換電圧の
    周波数スペクトルにおける振幅方向への平行な変動に対
    して、周波数特性が付加された基準電圧の周波数スペク
    トルを振幅方向に平行に変動させて補正する基準電圧補
    正部と、 上記インダクタンス変化変換部で変換された変換電圧
    と、基準電圧補正部で補正された基準電圧との比較を行
    ってコイルのインダクタンス変化を検出するインダクタ
    ンス変化検出部とを備えることを特徴とするインダクタ
    ンス変化検出装置。
  2. 【請求項2】 上記基準電圧補正部は、 電源電圧を所定の電圧に分圧して出力する分圧回路部
    と、 上記インダクタンス変化変換部で変換された変換電圧に
    対する、分圧回路部で分圧された分圧電圧の電圧差を検
    出する電圧差検出回路部と、 該電圧差検出回路部で検出された電圧差に応じて、上記
    分圧電圧を変動させると共に基準電圧発生部で生成され
    た基準電圧を変動させて補正する補正回路部とからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のインダクタンス変化
    検出装置。
  3. 【請求項3】 上記電圧差検出回路部は、 上記インダクタンス変化変換部で変換された変換電圧
    と、上記分圧回路部で分圧された分圧電圧との差動増幅
    を行うインストルメンテーション増幅器と、 該インストルメンテーション増幅器の出力に接続された
    ローパスフィルタとを有することを特徴とする請求項2
    に記載のインダクタンス変化検出装置。
  4. 【請求項4】 上記補正回路部は、変換電圧の変動に対
    して、上記分圧電圧を同様に変動させると共に、あらか
    じめ設定された変動率で基準電圧を変動させることを特
    徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載のイン
    ダクタンス変化検出装置。
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US08/949,623 US5889406A (en) 1997-04-18 1997-10-14 Inductance-change detection apparatus
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