JPH05250049A - 小電圧降下電圧調整器 - Google Patents

小電圧降下電圧調整器

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JPH05250049A
JPH05250049A JP4240489A JP24048992A JPH05250049A JP H05250049 A JPH05250049 A JP H05250049A JP 4240489 A JP4240489 A JP 4240489A JP 24048992 A JP24048992 A JP 24048992A JP H05250049 A JPH05250049 A JP H05250049A
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voltage regulator
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output terminal
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JP4240489A
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English (en)
Inventor
Vanni Poletto
ヴァニ・ポレートー
Marco Morelli
マルコ・モレーリ
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STMicroelectronics SRL
Original Assignee
SGS Thomson Microelectronics SRL
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices

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  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 改善された偏差、調整及び速度性能特性を持
ち、等価直列抵抗の小さい高周波出力コンデンサを使用
する時でさえ、良い周波数安定性を呈する。 【構成】 P型パワートランジスタ(6)の入力端子(2)、
出力端子(4)をそれぞれ電圧源(13)、負荷(5)に接続し、
制御端子を演算増幅器(21)の出力で駆動する。演算増幅
器の非反転入力端子(+)に基準電圧源(13)を接続すると
共に反転入力端子(−)を上記出力端子に接続する。演算
増幅器の入出力端子間にコンデンサ(26)を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、小電圧降下電圧調整
器に関するものである。電圧調整器とは、所定の物理的
出力量を自動的に変更して、この電圧調整器に影響する
他の外乱量が変動するにもかかわらず前記出力量を所定
の範囲内に維持する装置に関するものである。
【0002】このような装置には、周波数を補償すると
同時に装置の精度を維持するという相反する要件があ
る。
【0003】自動調整装置を通常特徴付ける定格パラメ
ータとしては下記のものがある。即ち、 a.偏差。これは、装置の大量生産に影響する多数の要
因のせいで基準入力量に対する出力量の変動として定義
され、且つ有限の入力量を使用して定常状態下で測定さ
れなければならない。 b.調整。これは、外乱量の変動による出力量の変動と
して定義され、且つ有限の範囲内で変化する外乱量を使
用して定常状態下で測定されなければならない。 c.安定時間。これは、外乱量が急激に変動したのに続
き出力量を正しい値に回復させるのにかかった時間であ
り、且つ有限の変動速度及び振幅を有する外乱量を使用
して測定されなければならない。 d.ピーク偏差。これは、点cで特定されたように速い
過渡外乱が存在する場合に、出力量の正常動作値からの
最大偏差として定義され、且つ点cにおけるのと同じ状
態下で測定されなければならない。
【0004】問題の特定の場合には、電圧調整器は、特
別に定められた電流量ではないが有限の電流量を吸収す
る負荷又はユーザ装置に印加される電圧を調整するため
の回路である。負荷及び電圧調整器には電圧源から電源
電圧が供給され、そして多分正確ではあるが、電流供給
容量が小さい電源から基準電圧も入手できる。電圧調整
器に供給される基準電圧は出力電圧と比較される量を表
し、そして電圧調整器の為の外乱は事実上、負荷へ供給
される電流及び電源電圧から成り、これら両者の変動は
出力電圧に影響する。
【0005】市場での現在の需要は、偏差及び調整特性
が極めて良好な電圧調整器である。事実、自動車での場
合のように、外乱及び信頼性について伝統的に急を要す
る環境では精巧な制御装置の増大する用途により、段々
と厳格な要件に適合する電子部品に対する需要が高まっ
てきた。もう少し詳しく説明すれば、装置はその動作全
体を危くする部分的な故障を防止するように設計される
べきである反面、或る量の劣下は常に許される。従っ
て、これは電圧調整機能を幾つかの部分に分け、1つの
部分の故障が他の部分に影響するのを防止することを意
味する。他方、装置の精巧さが増すと、例えばデジタル
/アナログ変換及びアナログ/デジタル変換を含むマイ
クロプロセッサ・システムの場合のように精度も増す。
なお、マイクロプロセッサ・システムでは、数値データ
の完全さがアナログ・データの比(比例原理)に依存す
る。ごく最近では、従って、被調整電圧、ひいては優れ
た偏差及び調整特性のための上記需要は実際には同じで
なければならない。
【0006】電源から出力端子へ電力を伝達する為に、
電圧調整器は、N型(バイポーラNPN又はNチャネル
MOS)及びP型の両方のパワートランジスタを用い
る。
【0007】第1の型式のもの(N型トランジスタを用
いる)は安定性について少し問題があるが、電源電圧が
出力電圧に近い用途ではパワートランジスタの電圧降下
に制限がある。
【0008】第2の型式のものは“小電圧降下”電圧調
整器として知られているものを含み、これは電源電圧が
出力電圧に極めて近い時でさえ満足に動作するが、第1
の型式のものと比較されるようなより大きい周波数安定
性の問題を呈する。この問題を解決する為には、補償コ
ンデンサを設けなければならない。しかしながら、無線
干渉を制限する為の最近の要求により、被調整電圧ライ
ンでの容量性素子は極めて小さい等価直列抵抗(ES
R)を呈する。技術的な理由の為に、そのようなコンデ
ンサは小さい値を呈する。被調整電圧ラインには大きい
瞬時電流を要する負荷を維持するために大きな値のコン
デンサが適合され、そのESRは特に自動車用に必要な
非常に低い温度において必然的に大きい。無線干渉を制
限する為の小さいESRと組み合わされる、周波数安定
性を改善する為の大きいキャパシタンスの相反する要求
は、どちらの要件も必然的に満足しない妥協を伴う。
【0009】
【従来の技術】この発明は、図1の回路図に示された型
式の小電圧降下電圧調整器に関するものである。図1に
おいて、1は周知の電圧調整器を示し、この電圧調整器
1は値Vaの電圧源3に接続し得る入力端子2及び負荷
5に接続し得る出力端子4を持っている。電圧調整器1
はP型パワートランジスタ6、この場合はバイポーラP
NPトランジスタを備え、このパワートランジスタ6は
入力端子2に接続されたエミッタ及び出力端子4に接続
されたコレクタを持っている。パワートランジスタ6の
ベースは、電流出力及び低電圧利得の演算増幅器10か
ら成る偏差比較器により高入力インピーダンスのドライ
ブトランジスタ11及び抵抗12を介して駆動される。
もっと詳しく説明すれば、演算増幅器10は、その非反
転入力端子が基準電圧VRを供給する電圧源13に接続
され且つその反転入力端子が出力端子4に接続されてい
る。演算増幅器10の出力端子は、ドライブトランジス
タ11、ここではバイポーラNPNトランジスタのベー
スに接続されているが、一般にはもっと複雑な回路例え
ば入力インピーダンスを増す為のダーリントン構成に接
続される。ドライブトランジスタ11は、そのコレクタ
がパワートランジスタ6のベースに接続されるが、その
エミッタが抵抗12を介してアース(基準電位線)され
る。周波数を安定させる為、値Zcのインピーダンス1
5は演算増幅器10の出力端子とアースの間に接続さ
れ、また値少なくとも10μFで電解型のコンデンサ1
6は出力端子4とアースの間に設けられる。残念なこと
には、上述したコンデンサ16は、温度低下につれて増
加し且つ図1に抵抗17として示されたかなり大きいE
SRを呈する。このESRは、電圧調整器1の周波数安
定性を悪くするので、極低温用以外に制限される。
【0010】図1において、偏差電圧Veは演算増幅器
10の入力端子間に現れ、基準電圧VRと出力電圧Vu
の差を表す。もしVc,gmが演算増幅器10のそれぞ
れ出力電圧、相互コンダクタンスであるならば、出力電
圧Vcは、
【0011】Vc=Ve*gm*Zc
【0012】に等しくなり、従って演算増幅器10にg
m*Zcの電圧利得を与える。正常な(直流)動作状態
では、演算増幅器10の利得は通常、低くて、100〜
500である。事実、周波数を安定させる為には、利得
は必然的に低くなければならず、そしてインピーダンス
Zcは容量性周波数補償成分を呈する。今は、あまり大
きくない値(詳しくは、積分できる)コンデンサを使用
して適切なキャパシタンスを得る為に、コンデンサは、
等価回路中では演算増幅器10の出力端子とアースの間
か或は給電ラインに常に置かれ、実例では上記キャパシ
タンス増幅用トランジスタのベースとコレクタの間に接
続される。その全ての有効さの為、そのような技術は、
自動制御理論を使用し得るのに足りる簡単な分析機能の
形態で既知素子の値Zcを表せない点で、かなり経験に
基づくものである。
【0013】出力電圧Vcは、高入力インピーダンスの
ドライブトランジスタ11のベースに供給されて、抵抗
12により電流Ib=Vc/R(ただし、Rは抵抗12
の抵抗値である。)に変換される。パワートランジスタ
6のベースからのこの電流Ibにはパワートランジスタ
6の利得Bが乗じられて出力電流Iu=B*Ibとな
る。
【0014】図1に示された周知の電圧調整器1の偏差
及び調整特性の定量的評価は下記の通り行える。通常の
場合のように、基準電圧VR及び出力電圧Vuが5Vで
あるとすれば、出力電流IuがOAの最小値から不定の
最大値まで変わる時に、パワートランジスタ6のベース
電流Ib(出力電流Iuに比例する)も最小値(OA)
から最大値に切り換わる。実効周波数補償及びコンパク
ト化(小さな一体面積)用インピーダンス15の容量性
成分Zcの効率を最大にする為には、抵抗12の抵抗値
Rを下記のように最大にしなければならず、その結果、
最大のベース電流Ibに対応する最高電圧はできるだけ
高くて、ドライブトランジスタ11の動作及び所要最低
値Va(min)に達する給電電圧Vaと両立し得る。
【0015】Va(min)=Vu+Vce6(sat)
【0016】たゞし、Vce6(sat)はパワートランジス
タ6の飽和時のコレクタとエミッタの間の電圧である。
【0017】このような状態では、出力電圧Vcは、通
常、下記のように表せる。
【0018】Vc=Vbe11−Vce11−Vbe6+Va たゞし、Vbe11、Vce11はドライブトランジスタ11の
それぞれベース・エミッタ間電圧降下、コレクタ・エミ
ッタ間電圧降下であり、そしてVbe6はパワートランジ
スタ6のベース・エミッタ間電圧降下である。Vcは下
記の最高許容値Vc(max)を呈する。
【0019】 Vc(max)=Vbe11−Vce11(sat)−Vbe6+Va(min)
【0020】即ち、
【0021】 Vc(max)=Vbe11−Vce11(sat)−Vbe6+Vu+Vce6(sat) たゞし、Vce11(sat)は、ドライブトランジスタ11の
飽和時のコレクタ・エミッタ間電圧降下である。
【0022】おゝまかに云えば、Vbe11=Vbe6且つVc
e11(sat)=Vce6(sat)であるので、Vc(max)=V
u=5Vである。
【0023】Ib=OAの時にVc=OVであるので、
Vcは5Vの範囲を提供し且つ演算増幅器10に供給さ
れる偏差電圧Veは5V/500=10mV又は5V/
100=50mV(演算増幅器10の利得が500か1
00かによる)の範囲を提供する。
【0024】抵抗12の抵抗値Rを最大にするための必
要性は下記の通り説明できる。容量性成分Cを有するイ
ンピーダンスZcを見積もると、これはZc=1/sC
になるので、伝達関数F(その入出力がそれぞれ演算増
幅器10からの電流、ベース電流Ibによって表され
る。)は1/sCRに等しい。この関数が一定の伝達関
数に対してRとCの積に依存するので、Cを最小化し従
ってコンデンサC(集積回路用に必要)のサイズを小さ
くするにはどうしてもRを最大にしなければならない。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従って、上述した型式
の周知の電圧調整器1は10mV〜50mVの範囲の負
荷及びライン調整を行い、これは電流の精度に一致しな
い。
【0026】同じことは偏差特性にも適用される。事
実、演算増幅器10から下流で生じられた全ての“偏
差”はその比較的低い利得で除算されて入力端子に供給
される。ベース電流Ibの場合には、例えばこれは大量
生産のせいで100%も事実上変わるかもしれず、この
変動はgmで除算されると偏差の補正に必要なVeの変
動になる。Va及びIuのような外部変数と無関係に、
上記変動は10mV程高くなるかもしれず、これは所要
の基準電圧VRと実際の電圧Vuの総差を決定する為に
上述した種々の調整成分に付加される。
【0027】この発明の目的は、改善された偏差、調整
及び速度性能特性を持ち、簡単でESRの小さい高周波
出力コンデンサを使用する時でさえ良い周波数安定性を
呈する小電圧降下電圧調整器を得ることである。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電圧源
3に接続された入力端子2、負荷5に接続された出力端
子4、及び制御端子を有するP型パワー素子6と、基準
電圧源13に接続されると共に前記出力端子4に接続さ
れた少なくとも1つの入力端子(+,−)、及び前記制
御端子に接続された出力端子を有する偏差比較器21
と、を備えた小電圧降下電圧調整器20において、リア
クタンス26を有し且つ前記出力端子と、前記偏差比較
器21の前記少なくとも1つの入力端子(−)との間に
接続された帰還回路24を設けたことを特徴とする小電
圧降下電圧調整器が提供される。
【0029】
【実施例】この発明の望ましい一実施例を、以下、添付
図面について説明する。図2はこの発明に係る電圧調整
器20を示し、図1と同一の部品を表す。入力端子2は
電圧源3にそして出力端子4は負荷5に接続されてい
る。周知の電圧調整器1と同様に、偏差増幅器21、ド
ライブトランジスタ11、抵抗12及びパワートランジ
スタ6は電圧調整器20の帰還ループを定める。
【0030】周知の電圧調整器1と違って、偏差比較器
21は、実際には演算増幅器即ち周知の仕方で作られて
極端に高い利得Av(この場合、80dB=1000
0)及び低出力インピーダンスを持っている。演算増幅
器21は、その非反転入力端子(+)が値R1の抵抗2
2を介して基準電圧VRの電圧源13に接続されるが、
その反転入力端子(−)が値R2(望ましくは値R1に等
しい)の他の抵抗23を介して出力端子4に接続されて
いる。
【0031】この発明によれば、演算増幅器21の出力
端子と反転入力端子の間に、帰還回路24、この場合は
値R3の抵抗25と値C1のコンデンサ26とから成る直
列回路が設けられている。この帰還回路24は、後で詳
しく説明するように調整ループの周波数補償を行う。出
力端子4とアースの間には値C2のコンデンサ28が設
けられ、このコンデンサ28は周波数安定性を改善する
と共に負荷電流の変動に対する電圧調整器20の応答を
改善する。
【0032】ドライブトランジスタ11が低出力インピ
ーダンスの演算増幅器21によって適切に駆動される為
にもはやドライブトランジスタ11には高入力インピー
ダンスが不要であるので、電圧調整器20のドライブト
ランジスタは周知の電圧調整器1のもっと複雑な構成と
は対照的に単一のトランジスタから成る。
【0033】図2の電圧調整器20では、電圧降下R1
*i1、R2*i2は偏差電圧Ve(基準電圧VRと出力電
圧Vuの差)からそれぞれ減算、加算されて、その結果
の電圧が演算増幅器21の両入力端子に印加される。し
かしながら、演算増幅器21の入力電流i1とi2が普通
は非常に小さくてしかも殆ど同じであり且つR1=R2
ので、電圧降下(R2*i2−R1*i1)を殆ど無視でき
る。従って、演算増幅器21の両入力端子へ印加される
電圧の差はVeに等しいまゝである。
【0034】演算増幅器21は、従って偏差電圧Veを
利得Avだけ増幅して、正常動作状態即ち零周波数では
低インピーダンス出力電圧Vc=Ve*Avを発生す
る。
【0035】周知の電圧調整器1での場合のように、出
力電圧Vcはドライブトランジスタ11及び抵抗12に
より電流Ibに変換され、これにパワートランジスタ6
の利得Bが乗じられて出力電流Iuとなる。
【0036】電圧調整器20の周波数応答を評価する為
に、部品21、11、12及び6から成る調整ループは
出力端子4と抵抗23(ライン30)を切り離すことに
より開路されなければならない。抵抗23の切り離し側
に信号Viが印加されると、出力電圧Vcは
【0037】 Vc=−Vi(1+sC13)/(sC12) ・・・(1)
【0038】となる。この出力電圧Vcは電圧ホロワと
して働くドライブトランジスタ11を通して抵抗12に
印加され、こゝに
【0039】 Ib=Vc/R ・・・(2)
【0040】を流す。
【0041】ベース電流Ibがパワートランジスタ6の
利得Bで増幅されて値C2のコンデンサ28に注入され
る(しばらくの間負荷5を無視する)と、出力電圧は下
記のようになる。
【0042】 Vu=B*Ib/(sC2) ・・・(3)
【0043】これら式(1)〜(3)より電圧調整器20全体
のループ伝達関数は、
【0044】 Vu/Vi=−B(1+sC13)/(s221RR2)・・・(4) となり、その振幅(又はループ利得)は図3のボーデ線
図に示された周波数を呈する。こゝで、(1+sC
13)=1とすれば、低周波漸近線は、
【0045】Vu/Vi(sを0に近づける) =−B/(s221RR2
【0046】と計算され、項1/s2で作られた−40
dB/decの傾斜を呈する。また、(1+sC13)=
(sC13)とすれば、高周波漸近線は、
【0047】Vu/Vi(sを無限大に近づける)=−
(R3/R2)*B(sC2R)
【0048】と計算され、項1/sで作られた−20d
B/decの傾斜を呈する。また、帰還回路24により周
波数fz
【0049】 fz=1/(2πR31) ・・・(5)
【0050】で伝達零が生じられ、そして周波数fb
【0051】 fb=(R3/R2)*(B/2πC2R) ・・・(6)
【0052】で0dB軸と交差し、そして−20dB/
decの傾斜で電圧調整器20の周波数安定性を確保す
る。
【0053】従って、図3では、利得(これは実際には
太線35で示す通りである)を細い折線36で概略図示
でき、これは周波数fzが零である限り−40dB/de
cの第1直線部37と、周波数fbで0dB軸に交差す
る−20dB/decの第2直線部とから成る。
【0054】利得Vu/Viに関する式(4)から程々の
ファクターが除かれるが、これはそれぞれ式(5)、(6)で
示される周波数fz、fbの精度に少しも影響せず、そ
して周波数fz、fb間の距離は−40dB/decの第
1直線部が0dB軸と交差することなく利得の入れる余
裕を示し、従って安定性を損なう。その上、fbと周波
数が高くなるにつれて出会う第1寄生ポール(図3には
無い)との間の距離は、寄生ポールによって導入された
−40dB/decの第1直線部が0dB軸と交差するこ
となく利得が増大し得る余裕を示す。
【0055】図4のボーデ線図は、上述した寄生ポール
(こゝではfpで示す)の影響を示す。太線40は漸近
線から成る細い折線41で近似され、これは、零周波数
fzまでの−40dB/decの第1直線部42と、fz
と寄生ポールfpの間の−20dB/decの第2直線部
43(周波数fbを含む)と、寄生ポールfp以上の−
40dB/decの第3直線部44とから構成される。
【0056】寄生ポールfpは演算増幅器21の通過帯
域を制限することによって生じられるのが好ましく、こ
れは周知の簡単な技術を使って精度をかなり良く制御で
きるので、調整ループ中の他の全ての素子、特にパワー
トランジスタ6及びドライブトランジスタ11の寄生ポ
ール周波数より低い。
【0057】図5は近似レベルの高いボーデ線図を示
し、これは演算増幅器21の低周波利得を制限する低周
波寄生ポールfp1を考慮したものである。図から分か
るように、fp1から上流側の低周波部分は変更されて
いるが、下流側の高周波部分は影響を受けていない。細
い線(図5には示さない)は従って折線50を定める漸
近線を呈し、これはfp1までの−20dB/decの第1
直線部51と、fp1とfzの間の−40dB/decの第
2直線部52と、fzとfpの間でfbを含む−20d
B/decの第3直線部53と、fp以上の−40dB/d
ecの第4直線部54とから成る。
【0058】図6は出力端子4での負荷5の影響を示
し、この負荷5はコンデンサ28と並列に接続されてポ
ール周波数fpL=1/(2πC22)を生ずる。
【0059】fpLより高い周波数では、コンデンサC2
のインピーダンスはRLよりも低く、従ってこれを無視
できるのでボーデ線図への影響はない。その結果、図5
における、fpLよりも低い全ての周波数の傾斜は20
dB/decだけ増大されるが、fpLよりも高い周波数の
傾斜は図6の折線60で示されるように変わらない。負
荷ポールがfzとfbの間に在るとすれば、折線60は
fp1までの第1直線部(水平)61と、fp1とfzの
間の−20dB/decの第2直線部62と、fzとfpL
の間の第3直線部(水平)63と、fpLと高周波寄生
ポールfpの間でfbを含む−20dB/decの第4直
線部64と、fp以上の−40dB/decの第5直線部
65とから成る。
【0060】fpLの位置を図6ではfzとfbの間に
とったが、これは実例では必ずしもこの位置に来るとは
限らず、fpLの位置とは無関係に0dB軸が−20d
B/dec傾斜と交差することは簡単に示せる。注目すべ
き他の点は、もしfpLがfbよりも低ければ、図3の
簡単なボーデ線図と比較されるようなfbの意義が変わ
らないことである。即ち、fbとfpの間の距離は、電
圧調整器20の安定性を損なうことなく利得が増大し得
る余裕を示す。同様に、fpLがfzよりも低ければ
(これは図6と対照的である)、図3のfzの意義は変
わらず、即ちfzとfbの間の距離は電圧調整器20の
安定性を損なうことなく利得が入れる余裕を示す。
【0061】下記は構成部品のサイズの一例を示す。 R1=R2=R3=100KΩ C1=50pF R=100Ω B=50 C2=100nF 下記の代表的なパラメータ Av=10000=80dB(低周波利得) fp=1MHz(通過帯域) fp1=100Hz(低周波ポール) を有する演算増幅器21を使用すれば、電圧調整器20
の零周波数fz、帯域周波数fbは下記の値で働く。 fz=32KHz fb=800KHz
【0062】従って、これは、全ての周波数安定状態に
合致すると共に、100nFにすぎない高周波用コンデ
ンサCを使って、ループ利得がfp/fb=25だけ安
全に入り、又fp/fb=1.25だけ安全に増大する
ことを可能にする。そしてコンデンサCと並列に高い値
のコンデンサを接続する必要はないが、接続しても何ら
害を及ぼさない。この発明に係る電圧調整器20は、従
って、ピーク電流の供給を可能にする為の慣用手段のよ
うに、1個以上の電解出力コンデンサと適合され得る。
或る種の状態(低温)では、事実、このようなコンデン
サのESRは電圧調整器20の出力端子4からコンデン
サが切り離されるような高い値に達する。
【0063】電圧調整器の偏差特性は事実上演算増幅器
21の入力側でのオフセット電圧のせいであり、電流i
1、i2が供給されたことによる抵抗22、23での小さ
な電圧降下の差である。しかしながら、市販の演算増幅
器の非常に小さいオフセット電圧(通常3mV)の為に
わずかの偏差があり、これは積分段において周知の仕方
で更に低減され得る。
【0064】負荷電流調整特性は、周知の電圧調整器に
おけるように電流Iuの最大範囲がVc(代表的な例で
は5V)の最大範囲を必要とすることによって示され
る。演算増幅器21の代表的な利得Av=10000で
除算された時に、上記最大範囲は0.5mV即ちVeの
対応する範囲を与え、これは負荷電流及び電源電圧の代
表的な調整値である。
【0065】上述した優れた静的特性は主として下記の
ことによる。即ち、この発明に係る、演算増幅器への帰
還を伴う補償技術は偏差比較器が入力段での極めて高い
利得を有する演算増幅器から成ることを可能にする。そ
の結果、入力段の下流側で導入されたどんな偏差や干渉
も演算増幅器の高利得で除算されて上述した低い値を与
え、その上大事なことには、電圧調整器の安定性を損な
うことなく、電圧調整器のループ利得は、(周知の電圧
調整器におけるように)増幅器の利得Avに直接依存す
ることなく、増幅器および帰還回路から成る回路に依存
する。この回路は、従って、高利得Avでさえ電圧調整
器のループ利得が−20dB/decの傾斜で0dB軸と
交差するようなサイズにされて良い。
【0066】
【発明の効果】この発明に係る電圧調整器の利点は、上
記説明から明らかであるが、下記にまとめておく。 1.設計が簡単である。図2の回路図は、図1の周知の
電圧調整器の回路図と対照的に大体完全で概略図ではな
い。 2.コンパクトである。この発明に係る電圧調整器は、
少数の市販部品を使用して個別形態で或はコンパクトな
集積回路形態で作れる。 3.精密である。全ての調整及び偏差特性を含み且つ全
ての可能な定常負荷、電源供給、温度及び変化する生産
パラメータ状態下で、出力電圧は入力電圧を10mV以
下内に整合させる。 4.融通性が良い。この発明に係る電圧調整器は安定性
が高いので、低温のような通常の臨界状態下で或は電磁
干渉の有る所でも用いられ得る。低温用の場合には、周
波数を安定させる為の電解コンデンサはもはや不要(従
って削除されるか値が小さくされ得る)であるが、非常
に小さいESRを有する小さいコンデンサは電磁干渉の
有る所で用いられ得る。 5.速度が速い。第1ポールfpがカットオフ周波数f
bを超えた所で起こりかつつきとめるのが極端に難しい
寄生ポールである時でさえ、全ての等価物に適用される
ので、ループ伝達関数は良い精度まで容易に確立され得
る。例外は、電圧調整器の周波数安定性に影響しない低
周波ポールfp1である。従ってこの発明は発振の問題
を起こすことなく応答を最適化する。
【0067】当業者には明らかなように、この発明の範
囲から逸脱しない限り、こゝに図示して説明したような
電圧調整器に種々の変更を行える。例えば、種々の応答
の為の帰還回路は抵抗及びコンデンサから成ることが好
ましいが、帰還回路中の抵抗の代わりに誘導素子のよう
な他の部品を用いても良い。また、帰還回路が所要の周
波数安定化及び調整を行うならば、演算増幅器の接続を
図示以外の接続にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の電圧調整器の一例を示す簡略化された回
路図である。
【図2】この発明に係る電圧調整器の等価回路図であ
る。
【図3】或る近似レベルでの図2の電圧調整器の周波数
とループ利得の関係を示すボーデ線図である。
【図4】他の近似レベルでのボーデ線図である。
【図5】更に他の近似レベルでのボーデ線図である。
【図6】別な近似レベルでのボーデ線図である。
【符号の説明】
2 入力端子 3 電圧源 4 出力端子 5 負荷 6 パワートランジスタ 11 ドライブトランジスタ 13 基準電圧源 21 演算増幅器 22,23 抵抗 24 帰還回路 25 帰還抵抗 26 帰還コンデンサ 28 コンデンサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧源(3)に接続された入力端子(2)、負
    荷(5)に接続された出力端子(4)、及び制御端子を有する
    P型パワー素子(6)と、 基準電圧源(13)に接続されると共に前記出力端子(4)に
    接続された少なくとも1つの入力端子(+,−)、及び前
    記制御端子に接続された出力端子を有する偏差比較器(2
    1)と、 を備えた小電圧降下電圧調整器(20)において、 リアクタンス(26)を有し且つ前記出力端子と、前記偏差
    比較器(21)の前記少なくとも1つの入力端子(−)との間
    に接続された帰還回路(24)を設けたことを特徴とする小
    電圧降下電圧調整器。
  2. 【請求項2】 前記帰還回路(24)は、帰還抵抗(25)と帰
    還コンデンサ(26)の直列回路から成ることを特徴とする
    請求項1の小電圧降下電圧調整器。
  3. 【請求項3】 前記偏差比較器は、電圧増幅器として動
    作する演算増幅器(21)であることを特徴とする請求項1
    又は請求項2の小電圧降下電圧調整器。
  4. 【請求項4】 前記演算増幅器(21)が前記基準電圧源(1
    3)に接続された非反転入力端子(+)、及び前記出力端子
    (4)に接続される反転入力端子(−)を有し、且つ前記帰
    還回路(24)が前記演算増幅器(21)の出力端子と反転入力
    端子(−)の間に接続されたことを特徴とする請求項3の
    小電圧降下電圧調整器。
  5. 【請求項5】 前記演算増幅器(21)の出力端子と、前記
    パワー素子(6)の間に接続されたドライブトランジスタ
    (11)を備えたことを特徴とする請求項3又は請求項4の
    小電圧降下電圧調整器。
  6. 【請求項6】 前記演算増幅器(21)の反転入力端子(−)
    と前記出力端子(4)の間に接続された第1の抵抗素子(2
    3)を備えたことを特徴とする請求項4又は請求項5の小
    電圧降下電圧調整器。
  7. 【請求項7】 前記演算増幅器(21)の非反転入力端子
    (+)と前記基準電圧源(13)の間に接続された第2の抵抗
    素子(22)を備え、前記第1及び第2の抵抗素子(23,22)
    の抵抗値が同じであることを特徴とする請求項6の小電
    圧降下電圧調整器。
  8. 【請求項8】 前記出力端子(4)と基準電位線の間に接
    続され小さな値を有する非電解容量性素子(28)を備えた
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかの
    小電圧降下電圧調整器。
JP4240489A 1991-09-09 1992-09-09 小電圧降下電圧調整器 Pending JPH05250049A (ja)

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