JPH09190229A - 電気通信端末装置および集積回路 - Google Patents
電気通信端末装置および集積回路Info
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- JPH09190229A JPH09190229A JP8154495A JP15449596A JPH09190229A JP H09190229 A JPH09190229 A JP H09190229A JP 8154495 A JP8154495 A JP 8154495A JP 15449596 A JP15449596 A JP 15449596A JP H09190229 A JPH09190229 A JP H09190229A
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05F—SYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
- G05F1/00—Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
- G05F1/10—Regulating voltage or current
- G05F1/46—Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
- G05F1/56—Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
-
- G—PHYSICS
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- G05F—SYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
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- G05F1/56—Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
- G05F1/565—Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/45—Differential amplifiers
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- Electromagnetism (AREA)
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- Automation & Control Theory (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 集積回路1の部分である電圧コントローラ8
が、基準電圧UREF用第1入力側を有する差動増幅器
14と、差動増幅器の出力電圧に依存して、位相シフト
要素23を備えている負荷22に負荷電流を供給する手
段6,20と、増幅器14の第2の入力側に対する負荷
での電圧降下フィードバック路とを有している電気通信
端末装置において、広い周波数範囲にわたる出力電圧の
障害を最大限抑圧しかつ電圧コントローラの安定性を保
証する。 【解決手段】 位相シフト要素は集積回路の外部に配置
され、位相シフト要素を負荷電流供給手段およびフィー
ドバック路に接続するために、集積回路の複数の別個の
ピン4,5が設けられる。
が、基準電圧UREF用第1入力側を有する差動増幅器
14と、差動増幅器の出力電圧に依存して、位相シフト
要素23を備えている負荷22に負荷電流を供給する手
段6,20と、増幅器14の第2の入力側に対する負荷
での電圧降下フィードバック路とを有している電気通信
端末装置において、広い周波数範囲にわたる出力電圧の
障害を最大限抑圧しかつ電圧コントローラの安定性を保
証する。 【解決手段】 位相シフト要素は集積回路の外部に配置
され、位相シフト要素を負荷電流供給手段およびフィー
ドバック路に接続するために、集積回路の複数の別個の
ピン4,5が設けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧コントローラを備
え、該電圧コントローラは、集積回路の少なくとも部分
を形成しかつ基準電圧を受信するための第1入力側を有
する差動増幅器と、該差動増幅器の出力電圧に依存し
て、少なくとも1つの位相シフト要素を備えている負荷
に負荷電流を供給するための手段と、前記差動増幅器の
2つの入力側のうちの第2の入力側に前記負荷における
電圧降下をフィードバックするためのフィードバック路
とを有している、電気通信端末装置に関する。
え、該電圧コントローラは、集積回路の少なくとも部分
を形成しかつ基準電圧を受信するための第1入力側を有
する差動増幅器と、該差動増幅器の出力電圧に依存し
て、少なくとも1つの位相シフト要素を備えている負荷
に負荷電流を供給するための手段と、前記差動増幅器の
2つの入力側のうちの第2の入力側に前記負荷における
電圧降下をフィードバックするためのフィードバック路
とを有している、電気通信端末装置に関する。
【0002】この種の電気通信端末装置は特に移動可能
な無線セットである。しかし本発明は、別の電気通信端
末装置、例えばコード付き電話およびコードレス電話に
も使用することができる。
な無線セットである。しかし本発明は、別の電気通信端
末装置、例えばコード付き電話およびコードレス電話に
も使用することができる。
【0003】
【従来の技術】ヨーロッパ特許出願公告第053194
5号公報から、基準電圧が供給される非反転入力側を有
する演算増幅器として配置されている差動増幅器を有す
る低値電圧コントローラが公知である。演算増幅器の出
力は、電圧コントローラの出力側に接続されているパワ
ートランジスタを制御しかつ出力側を介して接続されて
いる負荷に電流を供給する。パワートランジスタは電圧
コントローラの入力側に接続されている電圧源に接続さ
れている。コンデンサは、パワートランジスタと電圧コ
ントローラの出力側との間に並列に接続されている。
5号公報から、基準電圧が供給される非反転入力側を有
する演算増幅器として配置されている差動増幅器を有す
る低値電圧コントローラが公知である。演算増幅器の出
力は、電圧コントローラの出力側に接続されているパワ
ートランジスタを制御しかつ出力側を介して接続されて
いる負荷に電流を供給する。パワートランジスタは電圧
コントローラの入力側に接続されている電圧源に接続さ
れている。コンデンサは、パワートランジスタと電圧コ
ントローラの出力側との間に並列に接続されている。
【0004】演算増幅器の出力電圧は、この回路におい
て、フィードバック路を用いて演算増幅器の反転入力側
にフィードバックされる。フィードバック路は、コンデ
ンサと抵抗との直列接続を有している。コンデンサを有
する演算増幅器フィードバックによる内部周波数補償の
ために、小さな周波数範囲において既に差動利得の劣化
が惹き起こされる。出力負荷または給電電圧の高周波変
化の場合、このために、電圧コントローラの長い過渡期
間が招来される。この問題は殊に、電圧コントローラが
集積回路において使用されているときに生じる。
て、フィードバック路を用いて演算増幅器の反転入力側
にフィードバックされる。フィードバック路は、コンデ
ンサと抵抗との直列接続を有している。コンデンサを有
する演算増幅器フィードバックによる内部周波数補償の
ために、小さな周波数範囲において既に差動利得の劣化
が惹き起こされる。出力負荷または給電電圧の高周波変
化の場合、このために、電圧コントローラの長い過渡期
間が招来される。この問題は殊に、電圧コントローラが
集積回路において使用されているときに生じる。
【0005】
【発明が解決すべき課題】本発明の課題は、電圧コント
ローラを備えた電気通信端末装置であって、該電気通信
端末装置において、電圧コントローラに供給される給電
電圧の障害が、負荷に供給される制御された電圧コント
ローラ出力電圧に対して大きな周波数範囲にわたって無
視できるほど小さな影響しか及ぼさないようにした、電
気通信端末装置を提供することである。更に、このよう
な障害の期間における電圧コントローラの安定性が保証
されるようにしたい。
ローラを備えた電気通信端末装置であって、該電気通信
端末装置において、電圧コントローラに供給される給電
電圧の障害が、負荷に供給される制御された電圧コント
ローラ出力電圧に対して大きな周波数範囲にわたって無
視できるほど小さな影響しか及ぼさないようにした、電
気通信端末装置を提供することである。更に、このよう
な障害の期間における電圧コントローラの安定性が保証
されるようにしたい。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、位相シフト
要素が集積回路の外部に配置されておりかつ該位相シフ
ト要素を負荷電流供給手段およびフィードバック路に接
続するために、集積回路の複数の別個のピンが設けられ
ていることによって解決される。
要素が集積回路の外部に配置されておりかつ該位相シフ
ト要素を負荷電流供給手段およびフィードバック路に接
続するために、集積回路の複数の別個のピンが設けられ
ていることによって解決される。
【0007】位相シフト要素は、電圧コントローラを安
定化するために使用されている。位相シフト要素は有利
にはコンデンサ装置であるが、1つまたは複数の誘導要
素から成る装置によっても同様に同じことを実現するこ
とができる。位相シフト要素は、コントローラを安定化
するために必要である極を形成している。コンデンサ装
置を用いて実現されているとき、この極は、差動増幅器
の広範な帯域のためのコンデンサ装置の小さなキャパシ
タンスに対して形成することができる。位相シフト要素
は負荷と一緒に集積回路に外側から接続されているの
で、集積回路チップ上での実現と比べたとき、実現に際
し比較的大きな変化が生じる。
定化するために使用されている。位相シフト要素は有利
にはコンデンサ装置であるが、1つまたは複数の誘導要
素から成る装置によっても同様に同じことを実現するこ
とができる。位相シフト要素は、コントローラを安定化
するために必要である極を形成している。コンデンサ装
置を用いて実現されているとき、この極は、差動増幅器
の広範な帯域のためのコンデンサ装置の小さなキャパシ
タンスに対して形成することができる。位相シフト要素
は負荷と一緒に集積回路に外側から接続されているの
で、集積回路チップ上での実現と比べたとき、実現に際
し比較的大きな変化が生じる。
【0008】しかし、外側から接続された位相シフト要
素によって、高周波に対しておよび1つの単一ピンしか
使用されていないとき、この要素が寄生インダクタンス
の結果として電圧コントローラの制御ループから減結合
され、ひいてはその効果を失いという問題が生起する。
寄生インダクタンスは殊に、集積回路のピンをそのチッ
プにボンディングにより接続する接続ワイヤの線路イン
ダクタンス、当該ピンからそれぞれ位相シフト要素また
は負荷への線路の線路インダクタンス、および集積回路
のケーシングのインダクタンスに起因する。両方とも、
位相シフト要素および負荷を有している回路部分に接続
されている2つの別個のピンを使用することによって、
制御ループからの位相シフト要素の減結合は高周波に対
して回避され、この減結合は寄生インダクタンスによっ
て検出される。一方のピンはセンサ入力側として使用さ
れ、該センサ入力側を介して、位相シフト要素および負
荷を有している回路部分において使用可能である電圧が
高周波に対しても制御回路としての作用をするので、位
相シフト要素は高周波に対してもその効果を失わない。
素によって、高周波に対しておよび1つの単一ピンしか
使用されていないとき、この要素が寄生インダクタンス
の結果として電圧コントローラの制御ループから減結合
され、ひいてはその効果を失いという問題が生起する。
寄生インダクタンスは殊に、集積回路のピンをそのチッ
プにボンディングにより接続する接続ワイヤの線路イン
ダクタンス、当該ピンからそれぞれ位相シフト要素また
は負荷への線路の線路インダクタンス、および集積回路
のケーシングのインダクタンスに起因する。両方とも、
位相シフト要素および負荷を有している回路部分に接続
されている2つの別個のピンを使用することによって、
制御ループからの位相シフト要素の減結合は高周波に対
して回避され、この減結合は寄生インダクタンスによっ
て検出される。一方のピンはセンサ入力側として使用さ
れ、該センサ入力側を介して、位相シフト要素および負
荷を有している回路部分において使用可能である電圧が
高周波に対しても制御回路としての作用をするので、位
相シフト要素は高周波に対してもその効果を失わない。
【0009】本発明の1実施例において、負荷電流供給
手段は、1つのトランジスタと、差動増幅器の出力側を
負荷電流を供給するトランジスタ装置の制御入力側に接
続するために1つのカスコード増幅器とを有している。
カスコード増幅器は、インピーダンスを変換するために
使用されている。これにより、制御回路の出力側、ひい
てはトランジスタ装置の出力側に現れる負荷が低インピ
ーダンス負荷として出現するようになる。
手段は、1つのトランジスタと、差動増幅器の出力側を
負荷電流を供給するトランジスタ装置の制御入力側に接
続するために1つのカスコード増幅器とを有している。
カスコード増幅器は、インピーダンスを変換するために
使用されている。これにより、制御回路の出力側、ひい
てはトランジスタ装置の出力側に現れる負荷が低インピ
ーダンス負荷として出現するようになる。
【0010】本発明の別の実施例は、差動増幅器および
カスコード増幅器に対する集積回路において集積回路の
2つのピンを介して外部のアース線に接続されている2
つの別個のアース線を有している。外部の電圧源(例え
ばバッテリー)によって供給される給電電圧に変動また
は障害が生じた場合、集積回路において単一のアース線
しか使用されていない、従って外部アース電位に接続す
るために唯一の信号ピンしか使用されていないとき、こ
のピンに属する寄生インダクタンスが内部アース電位の
変動を来す(集積回路内部で発生する)という問題があ
る。差動増幅器に比べると、この場合、カスコード増幅
器を介して大きな電流が流れ、該電流のために、電流の
大きさに依存して内部アース電位のシフトが生じ、この
事実により更に、差動増幅器に不都合な効果をもたら
す。集積回路におけるカスコード増幅器および差動増幅
器に対するアース線が上述の手法で減結合されていると
き、差動増幅器に対するアース電位はカスコード増幅器
を流れる電流によって影響を受けず、従って実質的に一
定にとどまる。差動増幅器の機能がアース電位の変動に
よって影響されるということはなくなる。
カスコード増幅器に対する集積回路において集積回路の
2つのピンを介して外部のアース線に接続されている2
つの別個のアース線を有している。外部の電圧源(例え
ばバッテリー)によって供給される給電電圧に変動また
は障害が生じた場合、集積回路において単一のアース線
しか使用されていない、従って外部アース電位に接続す
るために唯一の信号ピンしか使用されていないとき、こ
のピンに属する寄生インダクタンスが内部アース電位の
変動を来す(集積回路内部で発生する)という問題があ
る。差動増幅器に比べると、この場合、カスコード増幅
器を介して大きな電流が流れ、該電流のために、電流の
大きさに依存して内部アース電位のシフトが生じ、この
事実により更に、差動増幅器に不都合な効果をもたら
す。集積回路におけるカスコード増幅器および差動増幅
器に対するアース線が上述の手法で減結合されていると
き、差動増幅器に対するアース電位はカスコード増幅器
を流れる電流によって影響を受けず、従って実質的に一
定にとどまる。差動増幅器の機能がアース電位の変動に
よって影響されるということはなくなる。
【0011】負荷を前記フィードバック路に接続するた
めに分圧器が使用されている場合、電圧コントローラの
出力側における制御された電圧を簡単な手法で設定する
ことができる。適当な分圧比を簡単に設定しかつそれ自
体公知のプログラム可能な分圧器によって特別に調整す
ることができる。
めに分圧器が使用されている場合、電圧コントローラの
出力側における制御された電圧を簡単な手法で設定する
ことができる。適当な分圧比を簡単に設定しかつそれ自
体公知のプログラム可能な分圧器によって特別に調整す
ることができる。
【0012】別の実施例において、集積回路のピンを介
して外部電圧源に接続されている定電圧源が基準電圧を
発生するという特徴を有している。この手法において、
外部電圧源の電位的に強く変動する給電電圧を簡単に基
準電圧に低減しかつそのようなものとして使用すること
ができる。このようにして発生される基準電圧は、給電
電圧よりも著しく小さな変動にしかさらされていないの
で、その出力側において電圧コントローラによって発生
される制御される電圧も一定に維持することができる。
基準電圧を発生するために、複数の定電圧源を単一の定
電圧源と組み合わせることもできる。
して外部電圧源に接続されている定電圧源が基準電圧を
発生するという特徴を有している。この手法において、
外部電圧源の電位的に強く変動する給電電圧を簡単に基
準電圧に低減しかつそのようなものとして使用すること
ができる。このようにして発生される基準電圧は、給電
電圧よりも著しく小さな変動にしかさらされていないの
で、その出力側において電圧コントローラによって発生
される制御される電圧も一定に維持することができる。
基準電圧を発生するために、複数の定電圧源を単一の定
電圧源と組み合わせることもできる。
【0013】定電圧源と広帯域の差動増幅器との間にロ
ーパスフィルタを挿入することで、本発明の別の有利な
実施例が形成される。
ーパスフィルタを挿入することで、本発明の別の有利な
実施例が形成される。
【0014】定電圧源は通例ローパス特性を有している
ので、本発明の使用において、(外部電圧源の)給電電
圧に重畳されている高周波障害は減衰される。定電圧源
のローパス遮断周波数が十分に大きくなくかつ障害の一
部が満足に減衰されない場合、付加的なローパスフィル
タにより、この種の障害の減衰が行われる。
ので、本発明の使用において、(外部電圧源の)給電電
圧に重畳されている高周波障害は減衰される。定電圧源
のローパス遮断周波数が十分に大きくなくかつ障害の一
部が満足に減衰されない場合、付加的なローパスフィル
タにより、この種の障害の減衰が行われる。
【0015】本発明は同様に、電圧コントローラを有し
ており、該電圧コントローラが、基準電圧を受信するた
めの第1入力側を有する差動増幅器と、該差動増幅器の
出力電圧に依存して負荷に負荷電流を供給するための手
段とを含み、ここにおいて該負荷は集積回路の内部また
は外部に配置されておりかつ該負荷は少なくとも1つの
位相シフト要素に接続されており、かつ差動増幅器の2
つの入力側のうちの第2の入力側に負荷における電圧降
下をフィードバックするためのフィードバック路とを含
んでいる集積回路であって、集積回路の外部に配置され
ている位相シフト要素を負荷電流供給手段およびフィー
ドバック路に接続するために、集積回路の複数の別個の
ピンが設けられている、集積回路に関する。
ており、該電圧コントローラが、基準電圧を受信するた
めの第1入力側を有する差動増幅器と、該差動増幅器の
出力電圧に依存して負荷に負荷電流を供給するための手
段とを含み、ここにおいて該負荷は集積回路の内部また
は外部に配置されておりかつ該負荷は少なくとも1つの
位相シフト要素に接続されており、かつ差動増幅器の2
つの入力側のうちの第2の入力側に負荷における電圧降
下をフィードバックするためのフィードバック路とを含
んでいる集積回路であって、集積回路の外部に配置され
ている位相シフト要素を負荷電流供給手段およびフィー
ドバック路に接続するために、集積回路の複数の別個の
ピンが設けられている、集積回路に関する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明を図示の実施例につき
図面を用いて詳細に説明する。
図面を用いて詳細に説明する。
【0017】図1には、電圧コントローラを有する集積
回路が略示されている。破線で示されている集積回路1
は、本発明を説明するために必要である限りおいてしか
図示されていない。分かり易くするために、集積回路の
別の部分は省略されている。集積回路1はピン2,3,
4および5を有している。ピン2および3は外部電圧源
6に接続されており、その結果ピン2における電位VB
およびピン3におけるアース電位GNDが使用可能であ
る。アース電位GNDは別のピン7を介して外部から集
積回路1に供給される。電圧源6は実際には、例えば3
Vおよび7Vの間を変動する給電電圧UBを発生するバ
ッテリーである。
回路が略示されている。破線で示されている集積回路1
は、本発明を説明するために必要である限りおいてしか
図示されていない。分かり易くするために、集積回路の
別の部分は省略されている。集積回路1はピン2,3,
4および5を有している。ピン2および3は外部電圧源
6に接続されており、その結果ピン2における電位VB
およびピン3におけるアース電位GNDが使用可能であ
る。アース電位GNDは別のピン7を介して外部から集
積回路1に供給される。電圧源6は実際には、例えば3
Vおよび7Vの間を変動する給電電圧UBを発生するバ
ッテリーである。
【0018】供給電圧UBは、ピン2,3および7を介
して電圧コントローラ8に供給される。このコントロー
ラは、集積回路1の半導体チップ(詳しくは図示されて
いない)上に実現されている。電圧コントローラ8の入
力側において、第1の定電圧源9が設けられている。こ
の定電圧源には、給電電圧UB、即ち電位VBおよびア
ース電位GNDがピン2および3を介して供給される。
ピン3を介して外部のアース電位GNDに接続されてい
る、集積回路におけるアース線は、GND1で表されて
いる。第1の定電圧源9は、給電電圧UBから、例えば
2.6Vの電位V1を発生する。この電位V1は、アー
ス線GND1にも接続されている第2の定電圧源10に
供給される。第2の定電圧源10はそこから、例えば
1.2Vの値を有している電位V2を形成する。この電
位V2は、抵抗要素12と容量性要素13とからなるロ
ーパスフィルタ11に供給され、ローパスフィルタの出
力側は、広帯域の差動増幅器14の非反転入力側に接続
されており、この入力側に基準電圧UREFを供給す
る。差動増幅器14の電圧供給は、電位V1およびアー
ス電位GND1によって影響される。
して電圧コントローラ8に供給される。このコントロー
ラは、集積回路1の半導体チップ(詳しくは図示されて
いない)上に実現されている。電圧コントローラ8の入
力側において、第1の定電圧源9が設けられている。こ
の定電圧源には、給電電圧UB、即ち電位VBおよびア
ース電位GNDがピン2および3を介して供給される。
ピン3を介して外部のアース電位GNDに接続されてい
る、集積回路におけるアース線は、GND1で表されて
いる。第1の定電圧源9は、給電電圧UBから、例えば
2.6Vの電位V1を発生する。この電位V1は、アー
ス線GND1にも接続されている第2の定電圧源10に
供給される。第2の定電圧源10はそこから、例えば
1.2Vの値を有している電位V2を形成する。この電
位V2は、抵抗要素12と容量性要素13とからなるロ
ーパスフィルタ11に供給され、ローパスフィルタの出
力側は、広帯域の差動増幅器14の非反転入力側に接続
されており、この入力側に基準電圧UREFを供給す
る。差動増幅器14の電圧供給は、電位V1およびアー
ス電位GND1によって影響される。
【0019】差動増幅器14の出力側は、カスコード増
幅器16の入力トランジスタ15のベース端子に接続さ
れている。カスコード増幅器16は更に出力トランジス
タ7を含んでおり、そのベース端子には電位V1が供給
されるようになっている。トランジスタ17のコレクタ
は、コレクタ抵抗18を介して電位VBに接続されてい
る。入力トランジスタ15のエミッタは、エミッタ抵抗
19を介してアース電位GND2に接続されている。カ
スコード増幅器16はインピーダンスを変換するために
使用され、その結果電圧コントローラに対して、接続さ
れた負荷22が低インピーダンス負荷として現れる。カ
スコード増幅器16の電力を増大するために、抵抗18
および19並びに抵抗15および17にそれぞれ並列
に、別の抵抗およびトランジスタを接続することができ
る。
幅器16の入力トランジスタ15のベース端子に接続さ
れている。カスコード増幅器16は更に出力トランジス
タ7を含んでおり、そのベース端子には電位V1が供給
されるようになっている。トランジスタ17のコレクタ
は、コレクタ抵抗18を介して電位VBに接続されてい
る。入力トランジスタ15のエミッタは、エミッタ抵抗
19を介してアース電位GND2に接続されている。カ
スコード増幅器16はインピーダンスを変換するために
使用され、その結果電圧コントローラに対して、接続さ
れた負荷22が低インピーダンス負荷として現れる。カ
スコード増幅器16の電力を増大するために、抵抗18
および19並びに抵抗15および17にそれぞれ並列
に、別の抵抗およびトランジスタを接続することができ
る。
【0020】カスコード増幅器16の出力トランジスタ
17のコレクタは、エミッタに電位VBが供給されてい
るPNPパワートランジスタ20のベース端子に接続さ
れている。
17のコレクタは、エミッタに電位VBが供給されてい
るPNPパワートランジスタ20のベース端子に接続さ
れている。
【0021】パワートランジスタ20のコレクタは、ピ
ン4を介して、負荷22と、この場合は唯一の単一コン
デンサ23によって形成されているコンデンサ装置とに
よって形成されている並列接続21に接続されている。
並列接続21は、集積回路1または電圧コントローラ8
のそれぞれ外部接続である。ピン4に接続されている並
列接続21の端子は、ピン5にも接続されている。ピン
5は、2つの抵抗24および25によって形成される分
圧器26を介してアース電位GND1に接続されてい
る。分圧器26の中心タップにおいて取り出される電圧
は、広帯域の差動増幅器14の反転入力側に供給され
る。従ってピン5および分圧器26を介して、並列接続
21における電圧降下、ひいては負荷22における電圧
降下を差動増幅器14の反転入力側にフィードバックす
ることができる。分圧器26により、その都度の分圧比
を設定することによって、制御される出力電位VAの電
圧値または制御される出力電圧をその都度、簡単に設定
することができる。
ン4を介して、負荷22と、この場合は唯一の単一コン
デンサ23によって形成されているコンデンサ装置とに
よって形成されている並列接続21に接続されている。
並列接続21は、集積回路1または電圧コントローラ8
のそれぞれ外部接続である。ピン4に接続されている並
列接続21の端子は、ピン5にも接続されている。ピン
5は、2つの抵抗24および25によって形成される分
圧器26を介してアース電位GND1に接続されてい
る。分圧器26の中心タップにおいて取り出される電圧
は、広帯域の差動増幅器14の反転入力側に供給され
る。従ってピン5および分圧器26を介して、並列接続
21における電圧降下、ひいては負荷22における電圧
降下を差動増幅器14の反転入力側にフィードバックす
ることができる。分圧器26により、その都度の分圧比
を設定することによって、制御される出力電位VAの電
圧値または制御される出力電圧をその都度、簡単に設定
することができる。
【0022】差動増幅器14は、電圧制御回路全体の帯
域幅より著しく大きい帯域幅を有している。このこと
は、差動増幅器14が、給電電圧UBまたは電位VBの
障害または変動を広い周波数範囲にわたってその都度抑
圧すべきであるという理由から必要である。この種の障
害は、ローパス特性を有する定電圧源9および10によ
っても既に抑圧されている。定電圧源9および10によ
ってローパスフィルタリングを支持するために、ローパ
スフィルタ11を、定電圧源10と、差動増幅器14の
非反転入力側との間に、図示されているように、基準電
圧Urefを発生するために、任意に挿入することがで
きる。
域幅より著しく大きい帯域幅を有している。このこと
は、差動増幅器14が、給電電圧UBまたは電位VBの
障害または変動を広い周波数範囲にわたってその都度抑
圧すべきであるという理由から必要である。この種の障
害は、ローパス特性を有する定電圧源9および10によ
っても既に抑圧されている。定電圧源9および10によ
ってローパスフィルタリングを支持するために、ローパ
スフィルタ11を、定電圧源10と、差動増幅器14の
非反転入力側との間に、図示されているように、基準電
圧Urefを発生するために、任意に挿入することがで
きる。
【0023】電圧コントローラ8の制御される出力電位
VAはピン4において取り出し可能である。出力電位V
Aと外部アース電位GNDとの間の電位差が、電圧コン
トローラ8の制御される出力電圧である。電圧コントロ
ーラは、図示の実施例におけるように、外部負荷22に
電圧を供給するためにも、内部負荷、即ち集積回路1の
内部に配置されている負荷に電圧を供給するためにも使
用可能である。それぞれの制御される負荷電流は、パワ
ートランジスタ20によって給電される。
VAはピン4において取り出し可能である。出力電位V
Aと外部アース電位GNDとの間の電位差が、電圧コン
トローラ8の制御される出力電圧である。電圧コントロ
ーラは、図示の実施例におけるように、外部負荷22に
電圧を供給するためにも、内部負荷、即ち集積回路1の
内部に配置されている負荷に電圧を供給するためにも使
用可能である。それぞれの制御される負荷電流は、パワ
ートランジスタ20によって給電される。
【0024】外部に接続されているコンデンサ23は、
電圧コントローラ8を安定化するために使用される。そ
れは、回路を安定化するために必要な主極を形成する。
差動増幅器14の帯域幅が広ければ広いほど、電圧コン
トローラが不安定になることなしに、コンデンサ23の
キャパシタンスを一層小さくすることができる。コンデ
ンサ23のキャパシタンスの典型的な値は100nFで
ある。市販されている電圧コントローラと比べて、コン
デンサ23の必要なキャパシタンスは低減されている。
その結果、集積回路1の外部のワイヤリングの設計が簡
単になる。
電圧コントローラ8を安定化するために使用される。そ
れは、回路を安定化するために必要な主極を形成する。
差動増幅器14の帯域幅が広ければ広いほど、電圧コン
トローラが不安定になることなしに、コンデンサ23の
キャパシタンスを一層小さくすることができる。コンデ
ンサ23のキャパシタンスの典型的な値は100nFで
ある。市販されている電圧コントローラと比べて、コン
デンサ23の必要なキャパシタンスは低減されている。
その結果、集積回路1の外部のワイヤリングの設計が簡
単になる。
【0025】更に、図1には寄生インダクタンス27,
28,29,30および31が示されている。これら
は、集積回路のピン2,3,4,5および7に高周波が
現れるとき、活性化される。給電電圧UBまたは電位V
Bにそれぞれ高周波障害が生じた場合、カスコード増幅
器16に接続されている内部アース電位GND2は、寄
生インダクタンス29の活性状態のために変動する。こ
の寄生インダクタンスを介して内部アース電位GND2
は外部アース電位GNDに結合されている。差動増幅器
14に供給される、アース電位GND1におけるこのよ
うな変動に対する応答を回避するために、集積回路8に
おける内部アース電位GND1およびGND2は分離さ
れている。これら電位は、2つのピン3および7を介し
て外部のアース電位GNDに別個に接続されている。こ
のようにして、差動増幅器14に供給されるアース電位
GND1も、給電電圧UVまたは電位VBに障害が生じ
た場合ですら、実質的に一定に維持することができる。
28,29,30および31が示されている。これら
は、集積回路のピン2,3,4,5および7に高周波が
現れるとき、活性化される。給電電圧UBまたは電位V
Bにそれぞれ高周波障害が生じた場合、カスコード増幅
器16に接続されている内部アース電位GND2は、寄
生インダクタンス29の活性状態のために変動する。こ
の寄生インダクタンスを介して内部アース電位GND2
は外部アース電位GNDに結合されている。差動増幅器
14に供給される、アース電位GND1におけるこのよ
うな変動に対する応答を回避するために、集積回路8に
おける内部アース電位GND1およびGND2は分離さ
れている。これら電位は、2つのピン3および7を介し
て外部のアース電位GNDに別個に接続されている。こ
のようにして、差動増幅器14に供給されるアース電位
GND1も、給電電圧UVまたは電位VBに障害が生じ
た場合ですら、実質的に一定に維持することができる。
【0026】ピン4における制御される出力電位VAの
高周波部において生じる、給電電圧UBの高周波障害に
対しては、ピン4に接続されている寄生インダクタンス
30も、ピン5に接続されている寄生インダクタンス3
1も活性化される。その場合インダクタンス30も、寄
生インダクタンス31も高いインピーダンス値を有して
いる。このために、実質的に並列接続21を介してアー
ス電位GNDに流れる、パワートランジスタ20によっ
て発生される高周波負荷電流がその都度生じる。負荷電
流のこの高周波成分のほんの僅かな部分しか、寄生イン
ダクタンスおよびピン5を介して流れない。この場合ピ
ン5における電圧は実質的に、並列接続21における電
圧降下分に等しい。その理由は、高周波に対して寄生イ
ンダクタンス31のインピーダンスが高いためであり、
その結果ピン5はここでは並列接続21における電圧降
下に対するセンサ要素として役立つ。電圧コントローラ
8の安定性に対して必要であるコンデンサ23の働きは
保証されたままである。このコンデンサは電圧コントロ
ーラ8のフィードバック路、従って差動増幅器14の反
転入力側から減結合されていない。負荷22およびコン
デンサ23から成る並列接続21を接続するために単一
のピンしか使用されていないとき、接続されたコンデン
サはピンの寄生インダクタンスのためにフィードバック
路から減結合され、その結果この手法で配置された電圧
コントローラは不安定になる。
高周波部において生じる、給電電圧UBの高周波障害に
対しては、ピン4に接続されている寄生インダクタンス
30も、ピン5に接続されている寄生インダクタンス3
1も活性化される。その場合インダクタンス30も、寄
生インダクタンス31も高いインピーダンス値を有して
いる。このために、実質的に並列接続21を介してアー
ス電位GNDに流れる、パワートランジスタ20によっ
て発生される高周波負荷電流がその都度生じる。負荷電
流のこの高周波成分のほんの僅かな部分しか、寄生イン
ダクタンスおよびピン5を介して流れない。この場合ピ
ン5における電圧は実質的に、並列接続21における電
圧降下分に等しい。その理由は、高周波に対して寄生イ
ンダクタンス31のインピーダンスが高いためであり、
その結果ピン5はここでは並列接続21における電圧降
下に対するセンサ要素として役立つ。電圧コントローラ
8の安定性に対して必要であるコンデンサ23の働きは
保証されたままである。このコンデンサは電圧コントロ
ーラ8のフィードバック路、従って差動増幅器14の反
転入力側から減結合されていない。負荷22およびコン
デンサ23から成る並列接続21を接続するために単一
のピンしか使用されていないとき、接続されたコンデン
サはピンの寄生インダクタンスのためにフィードバック
路から減結合され、その結果この手法で配置された電圧
コントローラは不安定になる。
【0027】上述した集積回路は、制御される出力電圧
が給電電圧UBから非常に申し分なく減結合されている
電圧コントローラを有している。給電電圧UBの障害
は、広範囲の電圧変動および広範囲の周波数に対して保
証することができる。コンデンサ23を備えた負荷22
を使用する代わりに、同じ目的のために原理的には、負
荷22を、種々のコンデンサ装置または1つまたは種々
のインダクタンス装置または1つまたは複数のコンデン
サと1つまたは種々のインダクタンス装置とともに使用
することもできる。電気通信端末装置、例えば移動無線
セットの一部を形成する図示の装置は、その給電のため
に使用される。電気通信端末装置の別の部分は、本発明
を十分理解するために必要でないので、図示されていな
い。
が給電電圧UBから非常に申し分なく減結合されている
電圧コントローラを有している。給電電圧UBの障害
は、広範囲の電圧変動および広範囲の周波数に対して保
証することができる。コンデンサ23を備えた負荷22
を使用する代わりに、同じ目的のために原理的には、負
荷22を、種々のコンデンサ装置または1つまたは種々
のインダクタンス装置または1つまたは複数のコンデン
サと1つまたは種々のインダクタンス装置とともに使用
することもできる。電気通信端末装置、例えば移動無線
セットの一部を形成する図示の装置は、その給電のため
に使用される。電気通信端末装置の別の部分は、本発明
を十分理解するために必要でないので、図示されていな
い。
【図1】電圧コントローラを有する集積回路の回路略図
である。
である。
1 集積回路、 2,3,4,5および7 ピン、 8
電圧コントローラ、9,10 定電圧源、 11 ロ
ーパスフィルタ、 14 差動増幅器、 16(17,
18) カスコード増幅器、 20 パワートランジス
タ、 21(22 負荷,23 位相シフト要素) 並
列接続、 UREF 基準電圧
電圧コントローラ、9,10 定電圧源、 11 ロ
ーパスフィルタ、 14 差動増幅器、 16(17,
18) カスコード増幅器、 20 パワートランジス
タ、 21(22 負荷,23 位相シフト要素) 並
列接続、 UREF 基準電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーゼフ アインツィンガー ドイツ連邦共和国 ゲオルゲンスグミュン ト グミュンダー ヴェーク 23 (72)発明者 ユルゲン ハウエンシルト ドイツ連邦共和国 ニュルンベルク トゥ ーメンベルガー ヴェーク 53
Claims (9)
- 【請求項1】 電圧コントローラ(8)を備え、該電圧
コントローラは、集積回路(1)の少なくとも部分を形
成しかつ基準電圧(UREF)を受信するための第1入
力側(+)を有する差動増幅器(14)と、該差動増幅
器(14)の出力電圧に依存して、少なくとも1つの位
相シフト要素(23)を備えている負荷(22)に負荷
電流を供給するための手段(6,20)と、前記差動増
幅器(14)の2つの入力側のうちの第2の入力側
(−)に前記負荷(22)における電圧降下をフィード
バックするためのフィードバック路とを有している、電
気通信端末装置において、前記位相シフト要素(23)
は前記集積回路(1)の外部に配置されておりかつ該位
相シフト要素(23)を前記負荷電流供給手段(6,2
0)および前記フィードバック路に接続するために、前
記集積回路(1)の複数の別個のピン(4,5)が設け
られていることを特徴とする電気通信端末装置。 - 【請求項2】 前記負荷電流供給手段(6,20)は1
つのトランジスタ(20)を有しかつ前記差動増幅器
(14)の出力側を前記負荷電流を供給するトランジス
タ装置(20)の制御入力側に接続するために1つのカ
スコード増幅器(16)が使用される請求項1記載の電
気通信端末装置。 - 【請求項3】 前記集積回路(1)の2つのピン(3,
7)を介して外部のアース線(GND)に接続されてい
る2つの別個のアース線(GND1,GND2)が、前
記集積回路(1)において前記差動増幅器(14)およ
び前記カスコード増幅器(16)に対して使用されてい
る請求項2記載の電気通信端末装置。 - 【請求項4】 前記負荷(22)を前記フィードバック
路に接続するために分圧器(24.25)が使用されて
いる請求項1から3までのいずれか1項記載の電気通信
端末装置。 - 【請求項5】 前記集積回路(1)のピン(2)を介し
て外部電圧源に接続されている定電圧源(9,10)
が、前記基準電圧(UREF)を発生するために使用さ
れている請求項1から4までのいずれか1項記載の電気
通信端末装置。 - 【請求項6】 前記定電圧源(9,10)と前記差動増
幅器(14)との間にローパスフィルタ(11)が挿入
されている請求項5記載の電気通信端末装置。 - 【請求項7】 前記電圧コントローラ(8)は前記集積
回路(1)に配置されておりかつ前記負荷(22)およ
び前記位相シフト要素(23)は前記集積回路(1)の
外部に配置されている請求項1から6までのいずれか1
項記載の電気通信端末装置。 - 【請求項8】 前記負荷(22)に並列に接続されてい
るコンデンサ(23)が、前記位相シフト要素として使
用されている請求項1から7までのいずれか1項記載の
電気通信端末装置。 - 【請求項9】 電圧コントローラ(8)を有しており、
該電圧コントローラは、基準電圧(UREF)を受信す
るための第1入力側(+)を有する差動増幅器(14)
と、該差動増幅器(14)の出力電圧に依存して、少な
くとも1つの位相シフト要素(23)を備えている負荷
(22)に負荷電流を供給するための手段(6,20)
と、前記差動増幅器(14)の2つの入力側のうちの第
2の入力側(−)に前記負荷(22)における電圧降下
をフィードバックするためのフィードバック路とを含ん
でいる、集積回路において、前記位相シフト要素(2
3)は前記集積回路(1)の外部に配置されておりかつ
該位相シフト要素(23)を前記負荷電流供給手段
(6,20)および前記フィードバック路に接続するた
めに、前記集積回路(1)の複数の別個のピン(4,
5)が設けられていることを特徴とする集積回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19521663.6 | 1995-06-14 | ||
DE19521663A DE19521663A1 (de) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | Integrierter Schaltkreis mit Spannungsregelschaltung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09190229A true JPH09190229A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=7764379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8154495A Pending JPH09190229A (ja) | 1995-06-14 | 1996-06-14 | 電気通信端末装置および集積回路 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5714872A (ja) |
EP (1) | EP0749059A3 (ja) |
JP (1) | JPH09190229A (ja) |
KR (1) | KR970004392A (ja) |
DE (1) | DE19521663A1 (ja) |
SG (1) | SG42414A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10228326A (ja) * | 1997-02-14 | 1998-08-25 | Canon Inc | 定電圧出力回路 |
JP3309898B2 (ja) * | 1997-06-17 | 2002-07-29 | 日本電気株式会社 | 電源回路 |
EP0971280A1 (en) * | 1998-07-07 | 2000-01-12 | Motorola Semiconducteurs S.A. | Voltage regulator and method of regulating voltage |
EP1130733A1 (en) | 2000-02-29 | 2001-09-05 | Alcatel | Method and device for distributing electric power in telecommunication central office equipment |
DE10057439A1 (de) * | 2000-11-20 | 2002-05-23 | Nokia Mobile Phones Ltd | Spannungsregler für eine gepulste Last, insbesondere für einen Mobiltelefon- oder Telematik-Sender |
EP1851671A2 (en) * | 2005-01-28 | 2007-11-07 | Nxp B.V. | Voltage integrator and transformer provided with such an integrator |
KR100966592B1 (ko) | 2007-12-17 | 2010-06-29 | 한국전자통신연구원 | 영상에서 평행 사변형의 호모그래피를 이용한 카메라의 보정 방법 |
US8436597B2 (en) * | 2008-02-04 | 2013-05-07 | Freescale Semiconductor, Inc. | Voltage regulator with an emitter follower differential amplifier |
US7928709B2 (en) * | 2009-02-04 | 2011-04-19 | Vanguard International Semiconductor Corporation | Voltage regulator and AC-DC converter |
CN111173664B (zh) * | 2020-02-29 | 2021-06-25 | 南京交通职业技术学院 | 发动机自动启动控制装置及方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3612984A (en) * | 1970-05-08 | 1971-10-12 | Motorola Inc | Negative voltage regulator adapted to be constructed as an integrated circuit |
JPS57140042A (en) * | 1981-02-24 | 1982-08-30 | Mitsubishi Electric Corp | Transmitting power controller in satellite communication |
JPS6148017A (ja) * | 1984-08-15 | 1986-03-08 | Hitachi Ltd | 電源制御回路 |
DE3834880A1 (de) * | 1988-10-13 | 1990-04-19 | Ant Nachrichtentech | Verfahren zum unterdruecken von stoersignalen bei einem ueber ein stellglied gleichspannungsversorgten verbraucher sowie anordnung und anwendung |
JPH02285817A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-26 | Nec Corp | 無線送信機 |
IT1250301B (it) * | 1991-09-09 | 1995-04-07 | Sgs Thomson Microelectronics | Regolatore di tensione a bassa caduta. |
US5264782A (en) * | 1992-08-10 | 1993-11-23 | International Business Machines Corporation | Dropout recovery circuit |
US5283514A (en) * | 1992-09-08 | 1994-02-01 | Hybricon Corporation | Fast response current regulator for DC power supply |
JP2901434B2 (ja) * | 1992-09-30 | 1999-06-07 | シャープ株式会社 | 直流安定化電源装置 |
KR960016605B1 (ko) * | 1992-11-20 | 1996-12-16 | 마쯔시다 덴꼬 가부시끼가이샤 | 전원 공급 장치 |
EP0651309A3 (en) * | 1993-10-28 | 1997-07-16 | Rockwell International Corp | CMOS voltage regulator installed in the vehicle. |
US5494971A (en) * | 1994-08-12 | 1996-02-27 | Rohm And Haas Company | Encapsulated hydrophilic polymers and their preparation |
-
1995
- 1995-06-14 DE DE19521663A patent/DE19521663A1/de not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-06-06 EP EP96201567A patent/EP0749059A3/de not_active Ceased
- 1996-06-13 SG SG1996010048A patent/SG42414A1/en unknown
- 1996-06-14 KR KR1019960021356A patent/KR970004392A/ko active IP Right Grant
- 1996-06-14 JP JP8154495A patent/JPH09190229A/ja active Pending
- 1996-06-14 US US08/670,261 patent/US5714872A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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---|---|
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KR970004392A (ko) | 1997-01-29 |
SG42414A1 (en) | 1997-08-15 |
DE19521663A1 (de) | 1996-12-19 |
EP0749059A2 (de) | 1996-12-18 |
US5714872A (en) | 1998-02-03 |
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---|---|---|---|
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Effective date: 20051013 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
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