JP6409148B1 - 圧力検出装置、処理回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】コモンモードノイズによる影響を抑制するとともに、位相ずれに起因する出力の誤差を低減する。
【解決手段】圧力検出装置に設けられた処理回路30は、圧電素子20の正極20bから出力される正の電荷信号を積分する第1積分回路31と、圧電素子20の負極20aから出力される負の電荷信号を積分する第2積分回路32と、第2積分回路32から出力される出力信号の一部を、第1積分回路31を介して第2積分回路32に帰還させる帰還回路33とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、圧力検出装置、処理回路に関する。
内燃機関を有する自動車等の装置に対し、内燃機関の燃焼圧を検出する燃焼圧検出装置を搭載することが検討されている。
例えば特許文献1には、演算増幅器とコンデンサとを含む積分回路で構成され、薄板状圧電変換器からの一方の出力を積分する電荷増幅器と、他の演算増幅器と他のコンデンサとを含む他の積分回路で構成され、薄板状圧電変換器からの他方の出力を積分する他の電荷増幅器と、さらに他の演算増幅器を含むとともに、入力されてくる電荷増幅器の出力および他の電荷増幅器の出力を差動増幅する差動増幅器とを備えた検出装置が記載されている。
特表2013−545093号公報
例えば、2つの積分回路の各出力の差分を、差動増幅器で増幅する構成を採用した場合、2つの積分回路に供給される2つの入力信号に対し、共通に重畳されるコモンモードノイズを低減することができる。ただし、このような構成を採用した場合、一方の積分回路からの出力の位相と他方の積分回路からの出力の位相とにずれが存在していると、差動増幅器からの出力に、上記位相ずれに起因する誤差が含まれることとなってしまう。
本発明は、コモンモードノイズによる影響を抑制するとともに、位相ずれに起因する出力の誤差を低減することを目的とする。
本発明の圧力検出装置は、圧力を受けることで正の電荷信号および負の電荷信号を出力する圧電素子と、前記圧電素子の正極側と接続され、前記正の電荷信号を積分した第1積分信号を出力する第1積分回路と、演算増幅器を含み、当該演算増幅器の非反転入力端子が前記第1積分回路の出力側と接続されるとともに、当該演算増幅器の反転入力端子が前記圧電素子の負極側と接続され、前記第1積分信号と前記負の電荷信号との差分を積分した第2積分信号を、当該演算増幅器の出力端子から出力する第2積分回路と、前記演算増幅器の前記出力端子から出力される前記第2積分信号の位相を反転させた反転信号を、当該演算増幅器の前記非反転入力端子に帰還させる帰還回路とを含んでいる。
このような圧力検出装置において、前記第1積分回路は、受動素子を含み且つ演算増幅器を含まないことを特徴とすることができる。
また、前記第1積分回路は、前記受動素子としてコンデンサおよび抵抗を含むことを特徴とすることができる。
さらに、前記帰還回路は、他の演算増幅器を含む反転増幅回路で構成されることを特徴とすることができる。
さらにまた、前記反転増幅回路における電圧増幅率が1倍であることを特徴とすることができる。
また、前記第1積分回路は、前記圧電素子の前記正極側と並列に接続される第1コンデンサを備えるとともに、前記第2積分回路は、前記演算増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子とに接続される第2コンデンサを備え、前記第1コンデンサおよび前記第2コンデンサが、同じ静電容量値であることを特徴とすることができる。
さらに、前記圧電素子と前記第1積分回路および前記第2積分回路とを電気的に接続する接続ケーブルをさらに含むことを特徴とすることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明の処理回路は、圧力を受けることで正の電荷信号および負の電荷信号を出力する圧電素子の正極側と接続され、当該正の電荷信号を積分した第1積分信号を出力する第1積分回路と、
演算増幅器を含み、当該演算増幅器の非反転入力端子が前記第1積分回路の出力側と接続されるとともに、当該演算増幅器の反転入力端子が前記圧電素子の負極側と接続され、前記第1積分信号と前記負の電荷信号との差分を積分した第2積分信号を、当該演算増幅器の出力端子から出力する第2積分回路と、前記演算増幅器の前記出力端子から出力される前記第2積分信号の位相を反転させた反転信号を、当該演算増幅器の前記非反転入力端子に帰還させる帰還回路とを含んでいる。
本発明によれば、コモンモードノイズによる影響を抑制するとともに、位相ずれに起因する出力の誤差を低減することができる。
実施の形態が適用された圧力検出装置の概略構成図である。 実施の形態1における処理回路の構成を示す図である。 実施の形態2における処理回路の構成を示す図である。 比較例における処理回路の構成を示す図である。 (a)、(b)は、実施例1の処理回路における各部の出力波形の一例を示す図である。 (a)、(b)は、実施例2の処理回路における各部の出力波形の一例を示す図である。 (a)、(b)は、比較例の処理回路における各部の出力波形の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態>
[圧力検出装置の構成]
図1は、実施の形態が適用された圧力検出装置1の概略構成図である。
本実施の形態の圧力検出装置1は、各種内燃機関等における圧力を検出するために用いることができる。特に、この圧力検出装置1は、圧力の検出を行うユニットと検出結果に対する処理を行うユニットとを、ある程度の距離をおいて設置せざるを得ない、船舶用エンジンや飛行機用エンジン等に適用することが可能である。
この圧力検出装置1は、各種内燃機関等における圧力を検出する圧力検出ユニット2と、圧力検出ユニット2から送られてくる圧力の検出信号に処理を施す信号処理ユニット3と、圧力検出ユニット2および信号処理ユニット3を電気的に接続する接続ケーブル4とを備えている。なお、この圧力検出装置1を、上述した船舶用エンジンや飛行機用エンジン等に適用する場合、接続ケーブル4の長さが数m〜数十mとなることもあり得る。
〔圧力検出ユニット〕
圧力検出ユニット2は、外部から受けた圧力に応じた電荷を、電荷信号(検出信号)として出力する圧電素子20を内蔵している。
本実施の形態の圧電素子20を構成する圧電体としては、単結晶体および多結晶体のどちらを用いてもよく、また、圧電縦効果および圧電横効果のどちらを利用してもよい。
〔信号処理ユニット〕
信号処理ユニット3は、接続ケーブル4を介して圧力検出ユニット2の圧電素子20から受け取った電荷信号に各種処理を施し、出力信号として出力する処理回路30を内蔵している。なお、処理回路30の詳細については後述する。
〔接続ケーブル〕
接続ケーブル4は、金属導線を用いた信号用ケーブルで構成されている。この種の接続ケーブル4の具体例としては、同軸ケーブルやツイストペアケーブル等を挙げることができる。
<実施の形態1>
[処理回路]
図2は、実施の形態1における処理回路30の構成を示す図である。
本実施の形態の処理回路30は、圧電素子20の正極20bから出力される正の電荷信号を積分する第1積分回路31と、圧電素子20の負極20aから出力される負の電荷信号を積分する第2積分回路32とを備えている。また、この処理回路30は、第2積分回路32から出力される出力信号の一部を、第1積分回路31を介して第2積分回路32に帰還させる帰還回路33をさらに備えている。なお、本実施の形態の圧電素子20は、外部から圧力を受けたときに、負極20aおよび正極20bから、受けた圧力に応じた電荷信号を出力するようになっている。
〔第1積分回路〕
まず、第1積分回路31についての説明を行う。本実施の形態の第1積分回路31は、演算増幅器等の能動素子を用いない、複数の受動素子の組み合わせによって構成されている。そして、第1積分回路31は、第1コンデンサC1と、第1抵抗R1とを備えている。
第1コンデンサC1の一端は、圧電素子20の正極20bに接続され、その他端は、接地されている。また、第1抵抗R1の一端は、第1コンデンサC1の一端に接続され、その他端は、帰還回路33に設けられた第2演算増幅器OP2(詳細は後述する)の出力端子に接続されている。さらに、第1抵抗R1の一端は、第2積分回路32に設けられた第1演算増幅器OP1(詳細は後述する)の非反転入力端子にも接続されている。
〔第2積分回路〕
次に、第2積分回路32についての説明を行う。本実施の形態の第2積分回路32は、演算増幅器からなる能動素子と複数の受動素子との組み合わせによって構成されている。そして、第2積分回路32は、第1演算増幅器OP1と、第2コンデンサC2と、第2抵抗R2とを備えている。ここで、第1演算増幅器OP1は、例えば±5Vの両電源で動作するようになっている。
第1演算増幅器OP1の反転入力端子は、圧電素子20の負極20aに接続されている。また、第1演算増幅器OP1の非反転入力端子は、第1積分回路31に設けられた第1抵抗R1の一端に接続されている。さらに、第1演算増幅器OP1の出力端子は、処理回路30に設けられた外部出力端子OUTに接続されるとともに、帰還回路33に設けられた第3抵抗R3(詳細は後述する)の一端に接続されている。また、第2コンデンサC2の一端は、第1演算増幅器OP1の反転入力端子に接続されており、その他端は、第1演算増幅器OP1の出力端子に接続されている。さらに、第2抵抗R2の一端は、第1演算増幅器OP1の反転入力端子に接続されており、その他端は、第1演算増幅器OP1の出力端子に接続されている。したがって、第2コンデンサC2および第2抵抗R2は、第1演算増幅器OP1の反転入力端子および出力端子に対し、並列に接続されていることになる。なお、第2積分回路32に設けられた第2抵抗R2は、第2積分回路32における発振を抑制するためのものである。
〔帰還回路〕
続いて、帰還回路33についての説明を行う。本実施の形態の帰還回路33は、演算増幅器からなる能動素子と複数の受動素子との組み合わせによって構成されている。本実施の形態における帰還回路33は、演算増幅器を用いた反転増幅回路からなる。そして、帰還回路33は、第2演算増幅器OP2と、第3抵抗R3と、第4抵抗R4と、第3コンデンサC3とを備えている。ここで、第2演算増幅器OP2は、例えば±5Vの両電源で動作するようになっている。
第3抵抗R3の一端は、第2積分回路32に設けられた第1演算増幅器OP1の出力端子に接続されており、その他端は、第2演算増幅器OP2の反転入力端子に接続されている。また、第2演算増幅器OP2の反転入力端子は、第3抵抗R3の他端に接続されている。さらに、第2演算増幅器OP2の非反転入力端子は、接地されている。さらにまた、第2演算増幅器OP2の出力端子は、第1積分回路31に設けられた第1抵抗R1の他端に接続されている。したがって、帰還回路33の出力は、第1積分回路31に設けられた第1抵抗R1を介して、第2積分回路32に設けられた第1演算増幅器OP1の非反転入力端子に入力されるようになっている。また、第4抵抗R4の一端は、第2演算増幅器OP2の反転入力端子に接続されており、その他端は、第2演算増幅器OP2の出力端子に接続されている。さらに、第3コンデンサC3の一端は、第2演算増幅器OP2の反転入力端子に接続されており、その他端は、第2演算増幅器OP2の出力端子に接続されている。したがって、第4抵抗R4および第3コンデンサC3は、第2演算増幅器OP2の反転入力端子および出力端子に対し、並列に接続されていることになる。なお、帰還回路33に設けられた第3コンデンサC3は、帰還回路33における発振を抑制するためのものである。
[圧力検出装置による圧力検出動作]
では、本実施の形態の圧力検出装置1による圧力検出動作について説明を行う。
圧力検出の対象となる機器(例えば内燃機関)が動作しているとき、圧力検出ユニット2に設けられた圧電素子20には、機器で発生した圧力が付与される。これに伴い、圧電素子20の負極20aおよび正極20bには、受けた圧力に応じた電荷が生じる。このようにして圧電素子20に生じた正負の電荷は、電荷信号として、接続ケーブル4を介して信号処理ユニット3の処理回路30に供給される。
処理回路30に供給された電荷信号は、処理回路30に設けられた第1積分回路31、第2積分回路32および帰還回路33によって処理が施され、外部出力端子OUTから、圧力検出装置1の外部に設けられた機器の制御装置(図示せず)に、出力信号として出力される。そして、機器の制御装置は、受け取った出力信号に基づき、機器の動作等を制御する。
[処理回路の動作]
続いて、処理回路30に設けられた各回路の動作について説明を行う。
まず、第1積分回路31には、圧電素子20の正極20bから正の電荷信号が入力される。そして、第1積分回路31は、この正の電荷信号を積分して得た正の積分信号(第1積分信号の一例)を、第2積分回路32に設けられた第1演算増幅器OP1の非反転入力端子に出力する。
また、第2積分回路32には、圧電素子20の負極20aから負の電荷信号が入力され、且つ、第1積分回路31から正の積分信号が入力される。より具体的に説明すると、第2積分回路32に設けられた第1演算増幅器OP1の反転入力端子には、圧電素子20の負極20aから負の電荷信号が入力され、この第1演算増幅器OP1の非反転入力端子には、第1積分回路31から正の積分信号が入力される。そして、第2積分回路32は、負の電荷信号と正の積分信号との差分を積分して得た正の積分信号(第2積分信号の一例)を、第1演算増幅器OP1の出力端子から出力する。この正の積分信号は出力信号となり、外部出力端子OUTを介して、機器の制御装置等に出力される。
このとき、帰還回路33には、第1演算増幅器OP1の出力端子から出力される正の積分信号が入力される。より具体的に説明すると、帰還回路33に設けられた第2演算増幅器OP2の反転入力端子には、第3抵抗R3を介して正の積分信号が入力される。ここで、本実施の形態の帰還回路33は、増幅率が−1倍(R3=R4)となる反転増幅回路にて構成されている。このため、帰還回路33は、入力されてくる正の積分信号の正負を反転させて得た帰還信号(反転信号の一例)を、第1積分回路31に設けられた第1抵抗R1を介して、第2積分回路32に設けられた第1演算増幅器OP1の非反転入力端子に供給することになる。すなわち、第2積分回路32に対し、負の積分信号すなわち出力信号の負帰還が行われることになる。
[実施の形態1のまとめ]
本実施の形態の圧力検出装置1では、圧電素子20の正極20bから供給される正の電荷信号を積分するとともに、圧電素子20の負極20aから供給される負の電荷信号を積分し、これらを相殺するようにした。これにより、外部のノイズ源から接続ケーブル4に重畳されるコモンモードノイズを低減することができる。
また、本実施の形態では、処理回路30に帰還回路33を設け、第2積分回路32が出力する正の積分信号の正負を反転させた帰還信号を、第2積分回路32に帰還させるようにした。これにより、第2積分回路32において、圧電素子20から供給される負の電荷信号と第1積分回路31から供給される正の積分信号との位相ずれを抑制することが可能となり、第2積分回路32が出力する正の積分信号すなわち出力信号の波形の誤差を低減することができる。
さらに、本実施の形態では、第1積分回路31を演算増幅器等の能動素子を用いない、複数の受動素子の組み合わせによって構成するようにした。能動素子である演算増幅器はスルーレートと称される応答速度特性を持ち、演算増幅器に入力される信号がスルーレートの上限を超えた場合は、その出力信号に歪成分が混入することとなる。積分回路において入力信号に対して精度の高い積分波形を得るためにはスルーレートが大きな演算増幅器を利用することも考えられるが、一般的にスルーレートが大きな演算増幅器は高価であり入手性もよくない。本実施の形態では、第1積分回路31を能動素子を用いない、受動素子の組み合わせによって構成することにより、処理回路30を安価に構成することができ、かつ第1積分回路31の出力信号に歪成分の混入を抑制することができる。
ところで、本実施の形態では、第1積分回路31を演算増幅器等の能動素子を用いない、受動素子の組み合わせによる構成とし、第2積分回路32を、演算増幅器を含む構成としている。第2積分回路32を、演算増幅器を含む構成としていることにより、第2積分回路32におけるスルーレートに起因した影響が考慮されるが、本実施の形態では、帰還回路33を設けたことにより、第1積分回路31と第2積分回路32との出力信号の位相ずれを抑制し、第2積分回路32の出力信号の波形の誤差を低減可能な構成となっている。
<実施の形態2>
本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、処理回路30の一部の構成が実施の形態1とは異なる。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
[処理回路]
図3は、実施の形態2における処理回路30の構成を示す図である。
本実施の形態の処理回路30も、第1積分回路31と、第2積分回路32と、帰還回路33とを備えている。ここで、第2積分回路32および帰還回路33の構成は、図2に示す実施の形態1の処理回路30と同じである。また、本実施の形態の処理回路30は、第1積分回路31が、演算増幅器等の能動素子を用いない、複数の受動素子の組み合わせによって構成されている点、および、第1コンデンサC1と第1抵抗R1とを備えている点で、実施の形態1と同じであるが、これらの接続関係が実施の形態1とは異なる。
〔第1積分回路〕
では、第1積分回路31についての説明を行う。第1積分回路31は、第1コンデンサC1と、第1抵抗R1とを備えている。
第1コンデンサC1の一端は、圧電素子20の正極20bに接続され、その他端は、帰還回路33に設けられた第2演算増幅器OP2の出力端子に接続されている。また、第1抵抗R1の一端は、第1コンデンサC1の一端に接続され、その他端は、帰還回路33に設けられた第2演算増幅器OP2の出力端子に接続されている。さらに、第1抵抗R1の一端は、第2積分回路32に設けられた第1演算増幅器OP1の非反転入力端子に接続されている。
[実施の形態2のまとめ]
本実施の形態の圧力検出装置1においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。特に、本実施の形態では、第1積分回路31における第1コンデンサC1および第1抵抗R1の接続手法を、実施の形態1とは異ならせたため、圧電素子20から接続ケーブル4を介して第1コンデンサC1に至るラインに乗る浮遊容量の影響を、実施の形態1よりも低減することが可能になる。
<その他>
なお、実施の形態1、2では、内燃機関の燃焼圧を、圧力検出装置1による圧力の検出対象としていたが、これに限られない。例えば、上述した圧力検出装置1を、タイヤの空気圧センサや各種産業機器における圧力の検出に用いることもでき、また、加速度を応力として検出することでガスタービン等の加速度の検出に用いることもできる。
また、実施の形態1、2の処理回路30は、圧電素子20からの電荷信号を処理していたが、これに限られるものではなく、各種入力信号を処理するために用いることができる。
以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明する。ただし、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
本発明者は、処理回路30の構成を異ならせた複数の圧力検出装置1を作製し、得られた各圧力検出装置1に対し、電気的特性に基づく評価を行った。
では、実施例1、2および比較例の圧力検出装置1、より具体的には処理回路30の構成について説明を行う。
[各実施例の処理回路]
実施例1では、実施の形態1で説明した、図2に示す処理回路30を用いた。また、実施例2では、実施の形態2で説明した、図3に示す処理回路30を用いた。
ここで、表1は、実施例1、2の処理回路30で用いた各素子の電気的特性を、一覧として示したものである。
実施例1では、第1積分回路31を構成する、第1コンデンサC1の静電容量値を1000pFとし、第1抵抗のR1の抵抗値を10GΩとした。また、実施例1では、第2積分回路32を構成する第1演算増幅器OP1として、アナログデバイセズ社製LTC6241を用いた。さらに、実施例1では、第2積分回路32を構成する、第2コンデンサC2の静電容量値を1000pFとし、第2抵抗R2の抵抗値を10GΩとした。また、実施例1では、帰還回路33を構成する第2演算増幅器OP2として、第1演算増幅器OP1と同じ、アナログデバイセズ社製LTC6241を用いた。さらに、実施例1では、帰還回路33を構成する、第3抵抗R3および第4抵抗R4の各抵抗値を10kΩとし、第3コンデンサC3の静電容量値を200pFとした。
これに対し、実施例2では、第1積分回路31を構成する第1抵抗R1の抵抗値を5GΩとし、第2積分回路32を構成する第2抵抗R2の抵抗値を5GΩとした以外は、実施例1と同じにした。
[比較例の処理回路]
図4は、比較例における処理回路30の構成を示す図である。
比較例の処理回路30は、圧電素子20の正極20bから出力される正の電荷信号を積分する正側積分回路301と、圧電素子20の負極20aから出力される負の電荷信号を積分する負側積分回路302とを備えている。また、比較例の処理回路30は、正側積分回路301が出力する正の積分信号と負側積分回路302が出力する負の積分信号との差分を増幅する差動増幅回路303をさらに備えている。このように、比較例の処理回路30は、2つの積分回路を備えている点で、実施例1、2と共通するが、その入出力の関係が、実施例1、2とは異なる。また、比較例の処理回路30は、帰還回路33ではなく差動増幅回路303を備えている点で、実施例1、2とは異なる。
〔正側積分回路〕
まず、正側積分回路301についての説明を行う。正側積分回路301は、演算増幅器からなる能動素子と複数の受動素子との組み合わせによって構成されている。そして、正側積分回路301は、正側演算増幅器OP01と、正側コンデンサC01と、正側抵抗R01とを備えている。ここで、正側演算増幅器OP01は、例えば±5Vの両電源で動作するようになっている。
正側演算増幅器OP01の反転入力端子は、圧電素子20の正極20bに接続されている。また、正側演算増幅器OP01の非反転入力端子は、接地されている。さらに、正側演算増幅器OP01の出力端子は、差動増幅回路303に設けられた差動第1抵抗R031(詳細は後述する)の一端に接続されている。また、正側コンデンサC01の一端は、正側演算増幅器OP01の反転入力端子に接続されており、その他端は、正側演算増幅器OP01の出力端子に接続されている。さらに、正側抵抗R01の一端は、正側演算増幅器OP01の反転入力端子に接続されており、その他端は、正側演算増幅器OP01の出力端子に接続されている。したがって、正側コンデンサC01および正側抵抗R01は、正側演算増幅器OP01の反転入力端子および出力端子に対し、並列に接続されていることになる。なお、正側積分回路301に設けられた正側抵抗R01は、正側積分回路301における発振を抑制するためのものである。
〔負側積分回路〕
次に、負側積分回路302についての説明を行う。負側積分回路302は、演算増幅器からなる能動素子と複数の受動素子との組み合わせによって構成されている。そして、負側積分回路302は、負側演算増幅器OP02と、負側コンデンサC02と、負側抵抗R02とを備えている。ここで、負側演算増幅器OP02は、例えば±5Vの両電源で動作するようになっている。
負側演算増幅器OP02の反転入力端子は、圧電素子20の負極20aに接続されている。また、負側演算増幅器OP02の非反転入力端子は、接地されている。さらに、負側演算増幅器OP02の出力端子は、差動増幅回路303に設けられた差動第2抵抗R032(詳細は後述する)の一端に接続されている。また、負側コンデンサC02の一端は、負側演算増幅器OP02の反転入力端子に接続されており、その他端は、負側演算増幅器OP02の出力端子に接続されている。さらに、負側抵抗R02の一端は、負側演算増幅器OP02の反転入力端子に接続されており、その他端は、負側演算増幅器OP02の出力端子に接続されている。したがって、負側コンデンサC02および負側抵抗R02は、負側演算増幅器OP02の反転入力端子および出力端子に対し、並列に接続されていることになる。なお、負側積分回路302に設けられた負側抵抗R02は、負側積分回路302における発振を抑制するためのものである。このように、負側積分回路302は、正側積分回路301と共通の回路構成となっている。
〔差動増幅回路〕
続いて、差動増幅回路303についての説明を行う。差動増幅回路303は、演算増幅器からなる能動素子と複数の受動素子との組み合わせによって構成されている。そして、差動増幅回路303は、差動演算増幅器OP03と、差動第1抵抗R031と、差動第2抵抗R032と、差動第3抵抗R033と、差動第4抵抗R034とを備えている。ここで、差動演算増幅器OP03は、例えば±5Vの両電源で動作するようになっている。
差動第1抵抗R031の一端は、正側積分回路301に設けられた正側演算増幅器OP01の出力端子に接続されており、その他端は、差動演算増幅器OP03の非反転入力端子に接続されている。また、差動第2抵抗R032の一端は、負側積分回路302に設けられた負側演算増幅器OP02の出力端子に接続されており、その他端は、差動演算増幅器OP03の反転入力端子に接続されている。また、差動演算増幅器OP03の非反転入力端子は、差動第1抵抗R031の他端に接続されている。さらに、差動演算増幅器OP03の反転入力端子は、差動第2抵抗R032の他端に接続されている。さらにまた、差動演算増幅器OP03の出力端子は、処理回路30に設けられた外部出力端子OUTに接続されている。また、差動第3抵抗R033の一端は、差動第1抵抗R031の他端および差動演算増幅器OP03の非反転入力端子に接続されており、その他端は、接地されている。さらに、差動第4抵抗R034の一端は、差動第2抵抗R032の他端および差動演算増幅器OP03の反転入力端子に接続されており、その他端は、差動演算増幅器OP03の出力端子に接続されている。
ここで、表2は、比較例の処理回路30で用いた各素子の電気的特性を、一覧として示したものである。
比較例では、正側積分回路301を構成する正側演算増幅器OP01として、アナログデバイセズ社製LTC6244HVを用いた。そして、比較例では、正側積分回路301を構成する、正側抵抗R01の抵抗値を10GΩとし、正側コンデンサC01の静電容量値を1000pFとした。また、比較例では、負側積分回路302を構成する負側演算増幅器OP02として、正側演算増幅器OP01と同じ、アナログデバイセズ社製LTC6244HVを用いた。さらに、比較例では、負側積分回路302を構成する、負側抵抗R02の抵抗値を10GΩとし、負側コンデンサC02の静電容量値を1000pFとした。このように、比較例では、正側積分回路301および負側積分回路302を構成する各素子に同じものを使用した。また、比較例では、差動増幅回路303を構成する差動演算増幅器OP03として、正側演算増幅器OP01および負側演算増幅器OP02と同じ、アナログデバイセズ社製LTC6244HVを用いた。さらに、比較例では、差動増幅回路303を構成する、差動第1抵抗R031〜差動第4抵抗R034の各抵抗値を1kΩとした。
[評価方法]
続いて、電気的特性による評価方法について説明を行う。今回は、電気的特性として、各処理回路30の応答特性による評価を行った。
より具体的に説明すると、本発明者は、実施例1、2および比較例の各処理回路30に対し、電荷信号に対応する入力信号として、周波数1kHz(周期1msec)の正弦波を供給し、外部出力端子OUTに生じる、出力信号に対応する外部出力電圧VOUT等に関する測定を行った。
[実施例1の処理回路における各部の出力波形]
図5は、図2に示す実施例1の処理回路30における各部の出力波形の一例を示す図である。
ここで、図5(a)は、実施例1の処理回路30における電流の出力波形の一例を示している。より具体的に説明すると、図5(a)は、第1積分回路31に設けられた第1コンデンサC1に流れる第1コンデンサ電流IC1と、第2積分回路32に設けられた第2コンデンサC2に流れる第2コンデンサ電流IC2との関係を示している。そして、図5(a)では、第1コンデンサ電流IC1を破線で、第2コンデンサ電流IC2を実線で、それぞれ示している。なお、図5(a)において、横軸は時間であり、縦軸は電流値である。そして、これら横軸および縦軸の関係は、後述する図6(a)および図7(a)においても同様である。
また、図5(b)は、実施例1の処理回路30における電圧の出力波形の一例を示している。より具体的に説明すると、図5(b)は、外部出力端子OUTに生じる外部出力電圧VOUTと、第1積分回路31の第1コンデンサC1の一端側に設けられた内部出力端子OUTXに生じる内部出力電圧VOUTXとの関係を示している。そして、図5(b)では、外部出力電圧VOUTを実線で、内部出力電圧VOUTXを破線で、それぞれ示している。なお、図5(b)において、横軸は時間であり、縦軸は電圧値である。そして、これら横軸および縦軸の関係は、後述する図6(b)および図7(b)においても同様である。
まず、図5(a)から、実施例1の処理回路30では、第1コンデンサ電流IC1および第2コンデンサ電流IC2の位相が、反転していることがわかる。また、第1コンデンサ電流IC1および第2コンデンサ電流IC2のそれぞれの大きさ(最大値)は、±1.0μA程度となっていた。
次に、図5(b)から、実施例1の処理回路30では、内部出力電圧VOUTXおよび外部出力電圧VOUTの位相が、揃っていることがわかる。そして、実施例1の処理回路30における外部出力電圧VOUTの大きさ(最大値)は、+630mV程度となっていた。
[実施例2の処理回路における各部の出力波形]
図6は、図3に示す実施例2の処理回路30における各部の出力波形の一例を示す図である。
ここで、図6(a)は、実施例2の処理回路30における電流の出力波形の一例を示している。より具体的に説明すると、図6(a)は、第1積分回路31に設けられた第1コンデンサC1に流れる第1コンデンサ電流IC1と、第2積分回路32に設けられた第2コンデンサC2に流れる第2コンデンサ電流IC2との関係を示している。そして、図6(a)では、第1コンデンサ電流IC1を破線で、第2コンデンサ電流IC2を実線で、それぞれ示している。
また、図6(b)は、実施例2の処理回路30における電圧の出力波形の一例を示している。より具体的に説明すると、図6(b)は、外部出力端子OUTに生じる外部出力電圧VOUTと、第1積分回路31の第1抵抗R1の一端側に設けられた第1出力端子OUT_1に生じる第1出力電圧VOUT_1と、第1積分回路31の第1抵抗R1の他端側に設けられた第2出力端子OUT_2に生じる第2出力電圧VOUT_2との関係を示している。そして、図6(b)では、外部出力電圧VOUTを実線で、第1出力電圧VOUT_1を破線で、第2出力電圧VOUT_2を二点鎖線で、それぞれ示している。
まず、図6(a)から、実施例2の処理回路30では、実施例1と同じく、第1コンデンサ電流IC1および第2コンデンサ電流IC2の位相が、反転していることがわかる。また、第1コンデンサ電流IC1および第2コンデンサ電流IC2のそれぞれの大きさ(最大値)は、実施例1と同様に、±1.0μA程度となっていた。
次に、図6(b)から、実施例2の処理回路30では、外部出力電圧VOUTおよび第2出力電圧VOUT_2の位相が、反転していることがわかる。なお、第1出力電圧VOUT_1の大きさは、わずかに脈動するものの、+10mV程度でほぼ一定となっていた。そして、実施例2の処理回路30における外部出力電圧VOUTの大きさ(最大値)は、第1抵抗R1および第2抵抗R2の各抵抗値を実施例1の半分としたことにより、実施例1のほぼ半分となる+315mV程度となっていた。
[比較例の処理回路における各部の出力波形]
図7は、図4に示す比較例の処理回路30における各部の出力波形の一例を示す図である。
ここで、図7(a)は、比較例の処理回路30における電流の出力波形の一例を示している。より具体的に説明すると、図7(a)は、正側積分回路301に設けられた正側コンデンサC01に流れる正側コンデンサ電流IC01と、負側積分回路302に設けられた負側コンデンサC02に流れる負側コンデンサ電流IC02との関係を示している。そして、図7(a)では、正側コンデンサ電流IC01を破線で、負側コンデンサ電流IC02を実線で、それぞれ示している。
また、図7(b)は、比較例の処理回路30における電圧の出力波形の一例を示している。より具体的に説明すると、図7(b)は、外部出力端子OUTに生じる外部出力電圧VOUTと、正側積分回路301の出力段に位置する正側出力端子OUT+に生じる正側出力電圧VOUT+と、負側積分回路302の出力段に位置する負側出力端子OUT−に生じる負側出力電圧VOUT−との関係を示している。そして、図7(b)では、外部出力電圧VOUTを実線で、正側出力電圧VOUT+を破線で、負側出力電圧VOUT−を二点鎖線で、それぞれ示している。
図7(a)から、比較例の処理回路30では、正側コンデンサ電流IC01および負側コンデンサ電流IC02の位相が、反転していることがわかる。また、正側コンデンサ電流IC01および負側コンデンサ電流IC02のそれぞれの大きさ(最大値)は、±1.0μA程度となっていた。
次に、図7(b)から、比較例の処理回路30では、正側出力電圧VOUT+および負側出力電圧VOUT−の位相が、反転していることがわかる。そして、比較例の処理回路30における外部出力電圧VOUTの大きさ(最大値)は、正側出力電圧VOUT+と負側出力電圧VOUT−との位相ずれに起因した誤差により、実施例1よりも小さい+600mV程度となっていた。
実施例1および実施例2は、比較例と比較して、位相ずれに起因した誤差が少ないことから、入力信号に対して精度の高い処理を行うことができる。さらに、これに起因し、実施例1、実施例2および比較例の積分回路に含まれる各抵抗値を同等とした場合、比較例より実施例1および実施例2の外部出力電圧VOUTを高くできるため、外乱ノイズに強い処理回路30を実現できる。さらにまた、実施例1および実施例2は、帰還回路33を設けていない比較例に対し、図5〜図7に示す出力波形には表現されていない、処理回路30の環境温度変化による出力波形への鈍感性や、処理回路の構成部品のばらつきによる影響を小さくする効果も得ることができる。なお、実施例1および実施例2において、さらなる良好な出力特性を得るためには、帰還回路33を第2積分回路32よりも応答性の高い回路構成とするとよい。
1…圧力検出装置、2…圧力検出ユニット、3…信号処理ユニット、4…接続ケーブル、20…圧電素子、20a…負極、20b…正極、30…処理回路、31…第1積分回路、32…第2積分回路、33…帰還回路、301…正側積分回路、302…負側積分回路、303…差動増幅回路

Claims (8)

  1. 圧力を受けることで正の電荷信号および負の電荷信号を出力する圧電素子と、
    前記圧電素子の正極側と接続され、前記正の電荷信号を積分した第1積分信号を出力する第1積分回路と、
    演算増幅器を含み、当該演算増幅器の非反転入力端子が前記第1積分回路の出力側と接続されるとともに、当該演算増幅器の反転入力端子が前記圧電素子の負極側と接続され、前記第1積分信号と前記負の電荷信号との差分を積分した第2積分信号を、当該演算増幅器の出力端子から出力する第2積分回路と、
    前記演算増幅器の前記出力端子から出力される前記第2積分信号の位相を反転させた反転信号を、当該演算増幅器の前記非反転入力端子に帰還させる帰還回路と
    を含む圧力検出装置。
  2. 前記第1積分回路は、受動素子を含み且つ演算増幅器を含まないことを特徴とする請求項1記載の圧力検出装置。
  3. 前記第1積分回路は、前記受動素子としてコンデンサおよび抵抗を含むことを特徴とする請求項2記載の圧力検出装置。
  4. 前記帰還回路は、他の演算増幅器を含む反転増幅回路で構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の圧力検出装置。
  5. 前記反転増幅回路における電圧増幅率が1倍であることを特徴とする請求項4記載の圧力検出装置。
  6. 前記第1積分回路は、前記圧電素子の前記正極側と並列に接続される第1コンデンサを備えるとともに、前記第2積分回路は、前記演算増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子とに接続される第2コンデンサを備え、
    前記第1コンデンサおよび前記第2コンデンサが、同じ静電容量値であること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の圧力検出装置。
  7. 前記圧電素子と前記第1積分回路および前記第2積分回路とを電気的に接続する接続ケーブルをさらに含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の圧力検出装置。
  8. 圧力を受けることで正の電荷信号および負の電荷信号を出力する圧電素子の正極側と接続され、当該正の電荷信号を積分した第1積分信号を出力する第1積分回路と、
    演算増幅器を含み、当該演算増幅器の非反転入力端子が前記第1積分回路の出力側と接続されるとともに、当該演算増幅器の反転入力端子が前記圧電素子の負極側と接続され、前記第1積分信号と前記負の電荷信号との差分を積分した第2積分信号を、当該演算増幅器の出力端子から出力する第2積分回路と、
    前記演算増幅器の前記出力端子から出力される前記第2積分信号の位相を反転させた反転信号を、当該演算増幅器の前記非反転入力端子に帰還させる帰還回路と
    を含む処理回路。
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