JPH10291543A - 包装用ラップフィルムの収納ケース - Google Patents

包装用ラップフィルムの収納ケース

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JPH10291543A
JPH10291543A JP9929097A JP9929097A JPH10291543A JP H10291543 A JPH10291543 A JP H10291543A JP 9929097 A JP9929097 A JP 9929097A JP 9929097 A JP9929097 A JP 9929097A JP H10291543 A JPH10291543 A JP H10291543A
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JP
Japan
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wrap film
opening
drawer
storage case
packaging
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9929097A
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English (en)
Inventor
Tadao Inami
忠夫 稲見
Shinichi Ota
伸一 太田
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Hitachi Kasei Fitec Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Kasei Fitec Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラップフィルムの引き出しが簡単に行なえ、
使い勝手を向上させた包装用ラップフィルムの収納ケー
スを提供することを課題とする。 【解決手段】 ケース本体20内に収納され、ラップフ
ィルム40のロール巻芯41を回転可能に支持する支持
体30の天部33に設ける引き出し用開口35にラップ
フィルム40の引き出し端43を支持する押え片36を
設けることにより、ラップフィルム40の引き出し端4
3のロール巻芯41への巻き込みを防止するとともに、
加えて、押え片36を左右側に設置して、ラップフィル
ム40の両側に加わる中央寄りの応力を緩和させること
により、所定幅のラップフィルム40の引き出しを可能
として使い勝手を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、包装用ラップフ
ィルムの収納ケースに関するもので、特に、使い勝手を
高めた包装用ラップフィルムの収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生鮮食料品等をラップする包装用
ラップフィルムの収納ケースとしては、図7に示すタイ
プのものがよく知られている。すなわち、包装用ラップ
フィルムの収納ケース1は、開閉蓋を備えたケース本体
2内部に包装用ラップフィルム3のロール巻芯4の両側
を回転自在に支持する支持体5を装入して構成されてお
り、ラップフィルム3の引き出し端3aを支持体5の引
き出し用開口6を通して引き出し、ケース本体2の開口
縁部に設けられたカッター7により所定長さ分のラップ
フィルム3をカットして使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
収納ケース1においては、収納ケース1の取り扱い時、
ラフに扱ったり、誤って落とした場合等、収納ケース1
に加わる振動によりロール巻芯4に引き出し方向と逆方
向の回転力が加わり、ラップフィルム3の引き出し端3
aが引き出し用開口6から内部に引き込まれ、その状態
でラップフィルム3がロール巻芯4に密着した場合に
は、引き出し端3aを再度剥がして使用しなければなら
ず、極めて面倒な作業を伴なうという不具合があった。
【0004】更に、ラップフィルム3の引き出し時、両
手でラップフィルム3の両側を持って引き出せば、所望
幅のラップフィルムを引き出しカットすることが可能で
あり、通常は、両手で引き出す場合がほとんどである
が、片方の手でケース本体2を持ち、もう一方の手でラ
ップフィルム3の幅方向の中央部を引き出す場合があ
り、そのときには、ラップフィルム3に加わる引張り力
によりラップフィルム3の両側が中央に引き寄せられ、
所望幅のラップフィルム3が得られず、片手作業時にお
ける使い勝手を低下させるという問題点があった。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、収納ケースに外力が加わっても、ラップフ
ィルムの引き出し端がケース本体内部に引き込まれてロ
ール巻芯側に密着することがなく、常にラップフィルム
の引き出し端が適正箇所にロケートされ、かつ、片手作
業でラップフィルムを引き出した場合においても所望幅
のラップフィルムを円滑に引き出すことができる等、使
い勝手を高めた包装用ラップフィルムの収納ケースを提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、上面開口を開閉蓋により開閉でき、開口
縁部にカッターを設けたケース本体と、このケース本体
内に収容され、ロール状の包装用ラップフィルムのロー
ル巻芯の両側を回転自在に支持し、かつ包装用ラップフ
ィルムの引き出し端を引き出す引き出し用開口を設けた
支持体とから構成される包装用ラップフィルムの収納ケ
ースにおいて、前記支持体の引き出し用開口の後縁に
は、引き出し用開口の前縁と当接する押え片が形成さ
れ、ラップフィルムの引き出し端を押え片により支持す
ることを特徴とする。
【0007】ここで、ケース本体は、薄手のダンボール
紙材を組み立てて構成され、上面開口を開閉自在に蓋す
る開閉蓋が一体に設けられており、この開閉蓋は開口を
閉鎖した状態で保持できるように開閉蓋の先端部分に差
し込み片が形成され、この差し込み片をケース本体側の
スリット内に差し込むことにより閉鎖できる。
【0008】また、ケース本体の開口縁の前縁部には、
カッターが設けられているが、ケース本体の高さ寸法と
同一の寸法を備えた薄手のダンボール紙材からなるカッ
タースペーサ上縁にカッターを固定し、ケース本体内部
にカッタースペーサを差し込めば、ケース本体の開口1
2前縁部にカッターが形成される。
【0009】尚、カッターは、ケース本体に直接固定し
ても良い。
【0010】次いで、包装用ラップフィルムをケース本
体内の適正箇所に支持するためにケース本体内には支持
体が設けられている。
【0011】この支持体は、ダンボール紙材からなり、
両側の脚部を90゜に下方に折曲し、この脚部にロール
巻芯を回転可能に支持する円形の支持孔が設けられてお
り、両脚部間の天部はロール巻芯を脚部の支持孔に挿入
した状態ではラップフィルムの上方に位置し、この天部
にラップフィルムの引き出し端を引き出すための引き出
し用開口がロール巻芯の軸方向に沿って開設されてい
る。
【0012】そして、この引き出し用開口の前縁は直線
状であり、ラップフィルムを引き出した際、この前縁に
沿って適正なテンションを加えることにより、ラップフ
ィルムの円滑な引き出しを行なうが、本発明において
は、引き出し用開口の後縁に前縁に向けて突出する押え
片が設けられており、開口の前縁と押え片との間でラッ
プフィルムを挾持することになる。
【0013】この押え片の形状としては、台形状、矩形
状、三角形状、半円形状等、特に限定するものではな
く、押え片と引き出し用開口前縁との間で引き出したラ
ップフィルムが挾持されれば良いが、好ましい形態とし
ては、台形状、矩形状に設定しておけば、押え片と開口
前縁との間で形成されるスリットを通じてラップフィル
ムが円滑に支持されながら引き出される。
【0014】また、この押え片の設置個数並びに設置箇
所としては、引き出し用開口の幅方向中央部の1箇所に
押え片を形成しても良く、また左右対称となる2箇所に
並設しても良いが、その場合にはラップフィルムの引張
り力により中央に一旦寄ったラップフィルムが押え片に
より中央に寄った状態で維持されるという不具合がない
ように、ケース本体の開口前縁中央部と開口後縁両端を
結ぶラインの内側に押え片がそれぞれ位置することが必
要である。
【0015】また、天部には、引き出したラップフィル
ムの指掛りを形成する切り込みが設けられているのが望
ましい。
【0016】以上の構成から明らかなように、本発明に
係る包装用ラップフィルムの収納ケースは、ラップフィ
ルムを引き出す引き出し用開口の形状として、開口の後
縁に開口前縁に向けて突出する押え片が設けられてお
り、引き出したラップフィルムを押え片と開口前縁との
間で挾持するというものであるから、収納ケースをラフ
に取り扱った場合、また、持ち運び時に加わる振動等に
より、ロール巻芯に引き出し方向と反対方向の外力が加
わっても、ラップフィルムの引き出し端が押え片により
支持されているため、ラップフィルムの引き出し端がロ
ール巻芯に引き戻されて密着してしまうことがない。
【0017】更に、押え片を幅方向の左右対称位置に並
設した場合には、この押え片によりラップフィルムの引
き出し端が引き戻されることがないとともに、ラップフ
ィルムの中央部を片手で引き出した際、左右側の押え片
によりラップフィルムが中央に引き寄せられることを規
制し、所望幅のラップフィルムを円滑に引き出せる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る包装用ラップ
フィルムの収納ケースの実施形態について、添付図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0019】図1乃至図3は本発明に係る包装用ラップ
フィルムの収納ケースの第1実施形態を示すもので、図
1は収納ケースの開閉蓋を開放した状態を示す外観図、
図2は同収納ケースの構成を示す分解斜視図、図3は同
収納ケースにおけるラップフィルムを引き出した状態を
示す説明図である。
【0020】また、図4,図5は本発明の第2実施形態
を示すもので、図4は支持体を示す斜視図、図5はラッ
プフィルムを引き出した状態を示す説明図、更に、図
6,図7は第2実施形態の変形態様を示すもので、図6
は支持体を示す斜視図、図7はラップフィルムを引き出
した状態を示す説明図である。
【0021】まず、本発明の第1実施形態について図1
乃至図3を基に説明する。
【0022】図1,図2において、本発明に係る包装用
ラップフィルムの収納ケース10は、所定の内容積を有
するケース本体20と、このケース本体20内部に収納
され、ラップフィルム40のロール巻芯41を回転自在
に支持するとともに、ラップフィルム40の引き出し端
のガイド機能を備えた支持体30とから大略構成されて
いる。
【0023】更に詳しくは、上記ケース本体20は、薄
手で軽量なダンボール紙材を直方形状に組み立てて構成
され、上面開口21を開閉自在に蓋する開閉蓋22が一
体に設けられており、この開閉蓋22には差し込み片2
2aが形成されているとともに、この差し込み片22a
をケース本体20の差し込み用スリット22b内に差し
込んで開閉蓋22を閉鎖状態を維持できる。
【0024】また、このケース本体20の外表面は、収
納ケース10の意匠性を高めるために適宜絵模様や、所
望により商品名や使用説明等が印刷されている。
【0025】次に、ラップフィルム40のロール巻芯4
1を支持する支持体30は、ダンボール紙材を素材とし
て、折り線31を基に両側にケース本体20の高さとほ
ぼ同一寸法の脚部32を下方向に起立させ、支持体30
をケース本体20内に装入した際、脚部32間の天部3
3がケース本体20の開口21面に位置するようにその
寸法設定がなされている。
【0026】そして、この支持体30の脚部32には、
ラップフィルム40のロール巻芯41の両側を回転自在
に支持する円形の支持孔34が開設されているととも
に、天部33の長手方向、すなわちロール巻芯41の軸
方向に沿ってラップフィルム40を引き出すための引き
出し用開口35が開設されている。
【0027】更に、本発明においては、この引き出し用
開口35のストレートな前縁35aに対して後縁35b
のほぼ中央に台形状の押え片36が突設形成されてお
り、開口35の前縁35aと押え片36との間に形成さ
れるスリット37を通じてラップフィルム40が支持さ
れながら引き出されるという構成である。
【0028】尚、支持体30の天部33には、引き出し
用開口35の手前側の両側にコ字状の切り込み38が形
成され、支持体30の天部33面に密着状態にあるラッ
プフィルム40をこの切り込み38を押え込んでラップ
フィルム40の指掛りを形成するように構成されてい
る。
【0029】そして、ラップフィルム40を所定長さで
カットできるように、ケース本体20の開口21の前縁
側にカッター23が備わっているが、このカッター23
は、紙材からなるカッタースペーサー24の上縁にカッ
ター23を爪固定等により固定し、このスペーサー24
の高さ寸法をケース本体20の高さとほぼ同一に設定し
ておき、カッタースペーサー24をケース本体20の手
前側に差し込めば、ケース本体20の開口21前縁側に
カッター23を形成することができる。
【0030】尚、カッター23はケース本体20に直接
固定するようにしても良い。
【0031】また、支持体30の引き出し用開口35の
ほぼ中央に押え片36が形成されているため、ラップフ
ィルム41の使用初期、口取り用テープ42は中央では
なく左右側にずらして設け、引き出し用開口35を通じ
てラップフィルム41が引き出される。
【0032】次に、図3を基に本発明に係る包装用ラッ
プフィルムの収納ケースの使用状態について説明する。
【0033】すなわち、ラップフィルム40の引出し端
43は、ロール巻芯41から支持体30の引き出し用開
口35を通じて引き出されるが、その際、押え片36に
よりラップフィルム40の引き出し端43が支持されて
いるため、ラップフィルム40を所定長さ引き出し、カ
ッター23によりカットすれば、ラップフィルム40の
引き出し端43は、支持体30の天部33上面に密着し
ているが、ラップフィルム40は引き出し用開口35に
おいて押え片36により支持されることになる。
【0034】従って、使用後、開口21を開閉蓋22で
塞ぎ、収納ケース10を持ち運び、少々のショックが加
わっても、ラップフィルム40の引き出し端43側が押
え片36により支持されているため、ロール巻芯41が
引き出し方向と反対方向に回転しようとしても、ラップ
フィルム40の引き出し端43がロール巻芯41に引き
戻されることがなく、従来度々生じていたように使用の
度ごとにロール巻芯41側に密着したラップフィルム4
0の引き出し端43を引き剥がして適正位置まで引き出
すという面倒な作業は必要とせず、使い勝手が著しく向
上するという有利さがある。
【0035】尚、引き出し用開口35の後縁35bに設
ける押え片36の形状としては、本実施形態では台形状
に設定したが、矩形状、三角形状、半円形状など、適宜
形状を選択しても良く、押え片36の先端と開口の前縁
35aとの間にラップフィルム40を挾持できる構成で
あれば良い。
【0036】次いで、図4,図5は本発明の第2実施形
態を示すもので、第1実施形態と同一部分については同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0037】この実施形態においては、支持体30の引
き出し用開口35の後縁35bに開口の前縁35aに向
けて押え片36を左右対称位置の2箇所に並設されてい
る。
【0038】従って、本実施形態においても、図5に示
すように、ラップフィルム40の引き出し端43は、左
右2箇所の押え片36により支持されているため、開閉
蓋22を蓋して収納ケース10を少々ラフに取り扱っ
て、ロール巻芯41に引き出し方向と反対方向の外力が
加わったとしても、2箇所の押え片36によりラップフ
ィルム40の引き出し端43が確実に支持されており、
ロール巻芯41にラップフィルム40の先端側43が引
き戻されることがなく、開閉蓋22を開放すればすぐに
ラップフィルム40の引き出し端43を引き出し操作す
ることができ、使い勝手が向上するという作用効果は第
1実施形態と同様である。
【0039】更に、本実施形態においては、左右側の2
箇所に押え片36を設置することにより、例えば、片方
の手でケース本体20を支持し、もう一方の手でラップ
フィルム40の引き出し端43を引き出す際、ラップフ
ィルム40の幅方向ほぼ中央部を持って引き出すが、ラ
ップフィルムの幅方向両側には中央寄りの応力が作用す
る傾向があるが、ラップフィルム40に加わるこの応力
を左右の押え片36により緩和することができ、ラップ
フィルム40を引き出した状態においては常に所定幅の
ラップフィルム40を得ることができ、両端を掴んで両
方向に押し拡げるという面倒な作業を行なうことがな
く、使い勝手が向上する。
【0040】次に、図6,図7は本発明の第2実施形態
の変形態様を示すもので、押え片36を更に左右側に離
した位置に設定してある。
【0041】尚、この押え片36の設定位置としては、
双方の押え片36の間隔を大きくとるほうがラップフィ
ルム40に加わる中央寄りの応力を軽減することができ
るが、極端に離しすぎた場合、ラップフィルムの幅方向
の両端が押え片36の内側に食い込んでしまい、その状
態で引き出され、基に戻らないようになるため、押え片
36の設定位置としては、ケース本体20の開口21の
前縁側中央部(図中aで示す)から開口21の後縁両端
(図中b,cで示す)を結んだライン(図7中符号
1 ,P2 で示す)の内側に押え片36を設定するのが
ラップフィルム40に加わる応力を考慮した場合最適で
ある。
【0042】従って、この実施形態においても、前述実
施形態同様ラップフィルム40の引き出し端43がロー
ル巻芯41に引き戻されることがなく、かつ片手作業で
ラップフィルム40の引き出し端43の中央を引き出し
ても、ラップフィルム40の両側が中央に引き寄せられ
ることがなく、所定幅のラップフィルム40をより良好
に引き出すことができるという作用効果を備えている。
【0043】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る包装用
ラップフィルムの収納ケースは、以下に記載する格別の
作用効果を有する。
【0044】(1)請求項1,2,3記載の発明は、ロ
ール巻芯を支持する支持体の天部にラップフィルムの引
き出し用開口が設けられており、この開口のストレート
な前縁に対して開口の後縁に押え片を突設し、この押え
片によりラップフィルムの引き出し端を支持するという
構成であるため、収納ケースをラフに取り扱った場合
等、ロール巻芯の引き出し方向と反対方向に外力が生じ
ても、ラップフィルムの引き出し端がロール巻芯側に引
き戻されることがなく、ラップフィルムの引き出し端を
ロール巻芯側から再度引き出すという面倒な作業が廃止
できるため、開閉蓋を開放すれば、即座にラップフィル
ムを引き出すことができ、使い勝手を著しく向上させる
ことができるという効果を有する。
【0045】(2)請求項4,5記載の発明は、ロール
巻芯を支持する支持体の天部に設ける引き出し用開口の
後縁に左右対称位置にラップフィルムの引き出し端を支
持する押え片を並設するというものであるから、ロール
巻芯側にラップフィルム先端側が引き戻されることがな
く、更に、ラップフィルムの引き出し操作時、片手作業
で中央部を引張っても左右側の押え片によりラップフィ
ルムの幅方向両端が中央側に引き寄せられることがな
く、常に所定幅のラップフィルムを引き出すことがで
き、使い勝手をより向上させるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装用ラップフィルムの収納ケー
スの第1実施形態を示す外観図。
【図2】図1に示す収納ケースの構成を示す分解斜視
図。
【図3】図1に示す収納ケースにおけるラップフィルム
の引き出し状態を示す説明図。
【図4】本発明の第2実施形態に使用する支持体を示す
斜視図。
【図5】図4に示す支持体を使用した収納ケースにおけ
るラップフィルムの引き出し状態を示す説明図。
【図6】本発明の第2実施形態に使用する支持体の更に
変形態様を示す斜視図。
【図7】図6に示す支持体を使用した収納ケースにおけ
るラップフィルムの引き出し状態を示す説明図。
【図8】従来の包装用ラップフィルムの収納ケースを示
す斜視図。
【符号の説明】
10 収納ケース 20 ケース本体 21 開口 22 開閉蓋 23 カッター 30 支持体 32 脚部 33 天部 34 支持孔 35 引き出し用開口 35a 前縁 35b 後縁 36 押え片 40 ラップフィルム 41 ロール巻芯 43 引き出し端

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面開口を開閉蓋により開閉でき、開口
    縁部にカッターを設けたケース本体と、このケース本体
    内に収容され、ロール状の包装用ラップフィルムのロー
    ル巻芯の両側を回転自在に支持し、かつ包装用ラップフ
    ィルムの引き出し端を引き出す引き出し用開口を設けた
    支持体とから構成される包装用ラップフィルムの収納ケ
    ースにおいて、 前記支持体の引き出し用開口の後縁には、引き出し用開
    口の前縁と当接する押え片が形成され、ラップフィルム
    の引き出し端を押え片により支持することを特徴とする
    包装用ラップフィルムの収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記押え片は、台形状、四角形状に設定
    され、押え片と前縁との間に形成されるスリットを通じ
    てラップフィルムが支持されながら引き出されることを
    特徴とする請求項1記載の包装用ラップフィルムの収納
    ケース。
  3. 【請求項3】 前記引き出し用開口に設けられる押え片
    は、引き出し用開口の中央部に設けられ、ラップフィル
    ムの幅方向略中央部を支持することを特徴とする請求項
    1,2記載の包装用ラップフィルムの収納ケース。
  4. 【請求項4】 前記引き出し用開口に設けられる押え片
    は、引き出し用開口の左右対称位置に並設され、ラップ
    フィルムの幅方向を2箇所の押え片で支持しながら引き
    出されることを特徴とする請求項1,2記載の包装用ラ
    ップフィルムの収納ケース。
  5. 【請求項5】 前記引き出し用開口の左右対称位置に並
    設される各押え片は、ケース本体の開口前縁の中央部と
    開口後縁の両端とを結ぶラインの内側に配設されている
    ことを特徴とする請求項4記載の包装用ラップフィルム
    の収納ケース。
JP9929097A 1997-04-16 1997-04-16 包装用ラップフィルムの収納ケース Withdrawn JPH10291543A (ja)

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Effective date: 20040706