JPH1067460A - 特に接着テープのための、テープディスペンサボックス - Google Patents

特に接着テープのための、テープディスペンサボックス

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JPH1067460A
JPH1067460A JP9181489A JP18148997A JPH1067460A JP H1067460 A JPH1067460 A JP H1067460A JP 9181489 A JP9181489 A JP 9181489A JP 18148997 A JP18148997 A JP 18148997A JP H1067460 A JPH1067460 A JP H1067460A
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dispenser box
platform
box
tape
dispenser
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JP9181489A
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Martine Mandar
マルティーヌ・マンダール
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Original Assignee
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    • B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H35/00—Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
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    • B65H35/002—Hand-held or table apparatus
    • B65H35/0026—Hand-held or table apparatus for delivering pressure-sensitive adhesive tape
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    • Y10T225/20—Severing by manually forcing against fixed edge
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ用のディスペンサボックスで、情報を
載せたシートを保持できるものを提供する。 【解決手段】 テープ、特に接着テープのためのディス
ペンサボックスであって、第１および第２の平行な主要
面２および４と、テープの小出しの際にボックス内にテ
ープリールを支持するためのプラットホーム４０と、テ
ープをボックスの外部に供給するための引出口スロット
８と、テープを切断するための端部１８とを有してい
る。プラットホーム４０は、テープリールＢＯＢがボッ
クス内にあるとき、第１および第２の主要面２および４
の１つ主要面４の内面５が完全に空いていて、選択され
た情報を載せることができる紙または類似のものの第１
のシートを保持できるようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ用のディス
ペンサボックスに関し、特に接着テープ用のディスペン
サボックスに関する。
【０００２】
【従来の技術】接着テープ用のディスペンサボックスと
して一般に、箱本体に着脱可能に蓋を取り付けた構成の
ものが知られている。箱の中心にテープリールが位置す
るように、箱の本体はその底部に管状の軸状突起が載っ
ており、その突起にテープリールが搭載されるようにな
っている。同様に、蓋も、箱本体の突起に対応する管状
の軸状突起を有しており、その突起は箱本体の突起とそ
れに保持されたリール内に入り込んで、そのリールが箱
の中に支持されて回転できるように、リールを保持して
いる。
【０００３】実際には、箱本体の付属物として、接着テ
ープを保持し小出しするためのスロットがあり、通常、
付属物のノコ刃状の端部がテープを支持し切断する。
【０００４】現代のコミュニケーション社会において、
製品または物品を識別し、マークを入れ、個人化するこ
とは、選り抜きの用語または情報を付けて広く配布する
ために益々重要で必要なこととなっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現在、この
タイプのディスペンサボックスには、文字を記すことが
できる紙または類似物のシートをそのボックスの中に容
易に保持できる平坦で空いた箇所が殆どまたは全くな
い。特に箱本体と蓋の底では、テープリールを支持する
管状の突起が占拠している。
【０００６】既知の解決方法として、ボックスの外部に
表示パネルを使用することがある。しかし、そのような
方法では、そのパネルを糊付けする必要があり、実行す
るのに費用がかかる。
【０００７】そこで、本発明の目的は、この問題に対す
る解決方法を提供するために、糊付けなしで、ボックス
の内部に適切な方法で紙または類似物のシートを挿入し
支持することにより、それを保持できるようにすること
にある。
【０００８】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【００１０】すなわち、本発明は、テープ用の、特に接
着テープ用のディスペンサボックスに関するものであ
り、ボックスは、平行な第１および第２の主要面と、小
出しの際にボックス内にテープリールを支持する手段
と、ボックスの外部にテープを供給するための引出口ス
ロットと、テープを切断する手段とを有している。
【００１１】本発明の一般的な定義によれば、リールが
ボックス内にあるときに、第１および第２の主要面のう
ち少なくとも１つの内面が完全に空いていて、選択され
た情報を記すことができる紙または類似物の第１のシー
トを保持できるように、支持手段が配列されている。
【００１２】１枚の紙を主要面に配置して備えたボック
スの配列は、他の主要面と一体のリール支持手段に対応
している。
【００１３】ここで、「完全に空いている」という表現
は、ボックスの主要面に突起が無いことを意味してい
る。
【００１４】本発明の重要な特徴によれば、リール支持
手段はまた、リールがボックス内にあるときに、第１お
よび第２の主要面の他の１つの内面も完全に空いてい
て、選択された情報を記すことができる紙または類似物
の第２のシートを保持できるように配列されている。
【００１５】本発明の第１の設計態様によれば、支持手
段は、第１および第２の主要面に平行でほぼ平坦な少な
くとも１つの平面を備えた着脱可能なプラットホームを
有しており、その側面の１つは、第１および第２の主要
面の１つの透明な内面に支持され、他の側面はリールコ
ア支持体を有しており、その支持体は、プラットホーム
と一体の第１の端部と、リールコアを位置決めする自由
な第２の端部とを有している。
【００１６】実際には、ボックスはまた、４つの側面を
有し、ほぼ平行六面体の箱を形成している。この場合、
プラットホームが第１の平面に垂直な第２の平面を有し
ており、その形状およびサイズが、ボックスの側面の１
つを形成するように選択されるのは有利である。
【００１７】本発明の第２の設計態様によれば、支持手
段は、着脱可能なプラットホームを有しており、そのプ
ラットホームは、第１および第２の主要面に平行でほぼ
平坦なそしてリールコア支持体によって分離された第１
および第２の平面を備えており、プラットホームの平面
の各々は、第１および第２の主要面の内面にそれぞれ支
持されるようにされている。
【００１８】リールコア支持体は一体のものとして形成
することができ、または、プラットホームの各面の２つ
の突起（コア支持体として作用する）によって置き換え
ることもできる。
【００１９】本発明の第３の設計態様では、支持手段
は、第１および第２の主要面に平行でほぼ平坦な平面を
備えた着脱可能なプラットホームを有しており、プラッ
トホームの平面の側面の１つは、第１のテープリールの
ための第１のコア支持体を有し、その第１のコア支持体
は、プラットホームと一体の第１の端部と、自由な第２
の端部とを有し、プラットホームの平面の他の側面は、
第２のテープリールのための第２のコア支持体を有して
おり、その第２のコア支持体は、プラットホームと一体
の第１の端部と、自由な第２の端部とを有している。
【００２０】実際には、ボックスは、開閉可能な第１お
よび第２の主要面の組立て手段を有している。
【００２１】ボックスは、箱本体と取り付けられた蓋と
の配列によって、または４側面のうちの１つが開いた箱
によって、形成されており、その１つの面はリール支持
プラットホームの一部を形成し、または、ヒンジ軸の回
りに関節的に接続された開閉フラップを備えている。
【００２２】第１および第２の主要面の少なくとも１つ
とプラットホームとが、引出口スロットの範囲を定める
ように配列されるのは好適である。
【００２３】切断装置が引出口スロットに近いボックス
の側面の１つに収容されているのは有利である。
【００２４】リールが２個の場合の変形例として、第１
および第２の主要面とプラットホームとが、２つの引出
口スロット（それぞれ第１および第２のリールのための
もの）の範囲を定めるように配列されるのは有利であ
る。
【００２５】この場合、ボックスはまた、それぞれの引
出口スロットに近いボックスの側面の１つにそれぞれ収
容された、２つの切断エレメントを有している。
【００２６】本発明のその他の特徴および有利な点は、
以下の詳細な説明および添付図面から明らかになるであ
ろう。
【００２７】
【発明の実施の形態】図１を参照すると、本発明は、特
に接着テープ用の、テープディスペンサボックスに関す
るものであり、テープリールＢＯＢは円筒形で、その高
さはテープＲＵＢの幅によって決定されている。テープ
リールＢＯＢは、円筒形のコアＭＡＮをも有している。
【００２８】図１Ｂを参照すると、ボックスはほぼ六面
体であり、２つの主要面２および４と、４つの側面１
０，１２，１４，１６を備えている。
【００２９】２つの主要面２および４と、側面１０，１
２，１４，１６は、ほぼ方形の平坦な形状である。それ
らは、場合によっては、より湾曲した形状のものであっ
てもよい。
【００３０】図１Ｂではボックスは開いており、図３Ｂ
では閉じている。
【００３１】主要面４には、ボックスからテープを引き
出すためのスロット８が形成されている。側面１０，１
２，１４，１６によってボックスが完成され、ほぼ密封
された外被が形成されている。選択されたまたは標準的
な厚さ、例えば数センチメートルの、テープリールＢＯ
Ｂをボックスが収容できるように側面１０，１２，１
４，１６の幅が選択されている。
【００３２】スロットＢの近くにおいて、側面１０はノ
コ刃状の端部１８を保持するように配列されており、後
者はテープを保持し、切断する役割を果たしている。こ
のノコ刃状の端部は、側面１０に設けられたハウジング
に収容された金属製の切断刃１７の端部とすることがで
きる。側面１４は主要面２および４を接続する働きをし
ている。
【００３３】例えば、平行な主要面２および４の組立て
手段６は、ヒンジ軸の周りに関節状に取り付けられたタ
イプのものであり、主要面４に隣接した側面１４が垂直
軸３の周りに枢動して、ボックスの開閉が確実に行える
ようにする枢軸を形成する手段を有している。
【００３４】図１Ａないし図１Ｃを参照すると、主要面
２および４のサイズとほぼ同様のサイズの２枚のシート
３２および３４からなる小冊子３０を、図１Ｂを参照し
て説明したボックスの内部に配置することができる。こ
の小冊子３０は、本発明のボックス、その内容物、その
宛て先、その他、にマークを付けたり、名前を入れた
り、識別したりするために、透明な主要面２および４を
通して見ることができる標記を記すためのものである。
小冊子３０はまた、側面１４に適切なサイズの長片３６
を有しており、２枚のシート３２および３４を連結する
ようにされている。
【００３５】１枚のシート３４の形状は、テープ引き出
し用スロット８の形状に依存して配列されていることに
注目できる。
【００３６】小冊子３０を本発明のボックスに挿入でき
るように、着脱可能なプラットホーム４０が設けられて
おり（図１Ｃ）、そのプラットホームは、第１および第
２の主要面２および４に平行なほぼ平坦な平面４２を有
している。平面の１つの側面４４は主要面４の内面５に
支持されるように意図されており、他の側面４６は、テ
ープリールＢＯＢのためのコア支持体４８を有してい
る。コア支持体４８は、プラットホーム４０と一体の第
１の先端部５０と、テープリールコアを位置決めするた
めの自由端である第２の先端部５２とを有している。
【００３７】コア支持体４８の長さとサイズは、テープ
ＲＵＢの幅とリールコアの直径に依存して決められてい
る。
【００３８】リールをボックスの中心に位置させるよう
に、コア支持体がプラットホームのほぼ中央に位置する
のは有利である。
【００３９】図２Ａを参照すると、図１Ａを参照して説
明した小冊子３０が図１Ｂを参照して説明したボックス
に挿入されており、２枚のシート３２および３４と長片
３６とが主要面２，４と側面１４を覆うように適切に配
置されている。
【００４０】主要面２，４および長片１４を構成する材
料としては、小冊子３０のシート３２，３４，３６上の
標識がボックスの外部から見えるように、透明な材質が
有利である。
【００４１】実際には、小冊子はボックス内に複数のピ
ン（図示されていない）によって保持されている。変形
としては、これらのピンを複数のスライダ（図示されて
いない）に代えてもよいし、完全に無くしてもよい。
【００４２】図２Ｂを参照すると、リールＢＯＢはプラ
ットホーム４０のコア支持体４８に保持されている。
【００４３】図３Ａを参照すると、プラットホーム４０
は、ボックスに挿入されたリールＢＯＢを収容して、ボ
ックスの主要面４に支持されるようになっている。
【００４４】プラットホーム４０は、主要面４の側面５
に適切な固定手段（図示されていない）によって保持し
てもよいし、単にそれに当てて、ボックスを封鎖して閉
じることによって保持してもよい。
【００４５】最後に図３Ｂを参照すると、図３Ａを参照
して説明された配列でリールを収容したボックスは閉じ
た位置にあり、テープＲＵＢはスロット８から出てき
て、切断のためにノコ刃状の端部１８に載せられてい
る。
【００４６】図４Ａないし図４Ｃを参照すると、本発明
のボックスの変形例が示されているが、ここでは、ボッ
クスは枢動手段や関節状組立体によって開閉できるよう
にはされておらず、着脱可能なプラットホームがボック
ス内に摺動できるようにされており、プラットホームの
摺動によってボックスの開閉が確実になされるようにさ
れている。
【００４７】実際には、図４Ｂを参照すると、プラット
ホーム４０は、図１Ｃを参照して説明したものに比較す
ると、平面４２に垂直な第２の平面６０をも有している
点を除けば、同じ要素から構成されている。この平面６
０は、ボックスの１つの側面を構成している。この面６
０は、図１Ｂを参照して説明された側面１２に対応する
ものである。
【００４８】残りの点に関しては、本発明のボックス
は、図１Ｂを参照して説明されたものと同じ構成要素、
即ち、テープをボックスから引き出すためのスロット８
と、テープを支持し切断するためのノコ刃状の端部１８
とを有している。
【００４９】選択された標識を載せた小冊子は、図２Ａ
を参照して説明されたものと同様の仕方で挿入されるこ
とに注目されたい。
【００５０】図４Ｃを参照して説明されるテープＢＯＢ
のリールも、図１Ｄで説明されたものと同じである。そ
れは、図２Ｂのようにコア支持体４８に配置されるもの
である。
【００５１】閉じた位置においては、着脱可能なプラッ
トホーム４０は、ピンやクリップ、スライダ（図示され
ていない）等の適切な固定手段によってボックス内にロ
ックされて保持される。
【００５２】このプラットホームを外部に引き出すこと
によってボックスの側面に対する固定手段の支持作用を
解除することにより、プラットホームをボックスから抜
くことができるようにそのロックを解除することができ
る。
【００５３】図５Ａないし図５Ｃを参照すると、リール
をボックス内に支持する着脱可能なプラットホームの他
の変形例が示されている。
【００５４】図５Ａを参照すると、プラットホーム４０
は、図１Ｃを参照して説明されたものに対応する第１の
平面４２と、平面４２に垂直な第２の平面７０とを有し
ている。このプラットホーム４０は、図５Ａに示された
矢印にしたがってボックスに挿入するように意図したも
のである。平面７０は、プラットホーム４０が完全にボ
ックス内に挿入されたときに、ボックスを閉じることが
できる。
【００５５】平面７０は、ここでは、図１Ｂを参照して
説明されたボックスの側面１４を構成するものである。
【００５６】この変形例では、小冊子は２枚のシートに
分離して、主要面の各々を覆うように分割するようにす
るのが有利である。
【００５７】図６Ａないし図６Ｃを参照すると、本発明
のボックスの他の設計態様が示されており、ここでは、
ボックスは２つのテープリールＢＯＢ１とＢＯＢ２とを
収容している。
【００５８】図６Ｂを参照すると、リールＢＯＢ１およ
びＢＯＢ２を支持するための手段は、ボックスの第１お
よび第２の主要面２および４に平行でほぼ平坦な面１１
０を備えた着脱可能なプラットホーム１００を有してい
る。平面１００の１つの側面１２０は、第１のリールＢ
ＯＢ１のための第１のコア支持体１２４を有している。
第１のコア支持体１２４は、プラットホーム１１０と一
体の第１の端部と、自由端である第２の端部１２８とを
有している。
【００５９】平面１１０の他の側面１２２は、第２のリ
ールＢＯＢ２のための第２のコア支持体１３０を有して
いる。第２のコア支持体は、プラットホームと一体の第
１の端部（図示されていない）と、自由端である第２の
端部１３２を有している。
【００６０】プラットホーム１００はまた、平面１１０
に垂直な第１の平面１４０を有している。この平面１４
０は、実際には、ボックスの底部の半分を構成してい
る。
【００６１】第２の平面１５０も設けられている。この
平面１５０は平面１１０の他の側にその平面１１０に対
して垂直に設けられており、ボックスの底部の残りの半
分を構成している。
【００６２】図６Ｂによれば、着脱可能なプラットホー
ム１００は、リールＢＯＢ１およびＢＯＢ２をボックス
の内部に配置するために、ボックスの内部に挿入される
ように意図されており、面１４０および１５０によって
ボックスは確実に閉じられる。
【００６３】標識を載せた小冊子は、前述のように、ボ
ックスの２つの主要面に当たるように、ボックス内に挿
入されて、保持される。
【００６４】図６Ｃを参照すると、リールＢＯＢ１およ
びＢＯＢ２は隣接しており、それらのテープ端は同じ方
向を向いている。図６Ａを参照すると、テープＢＵＢ１
およびＢＵＢ２の引出口スロット８−１および８−２も
隣接しており、プラットホームによって分離されてい
る。
【００６５】図７Ａを参照すると、リール２個用のボッ
クスの変形例が示されており、この例では、引出口スロ
ット８−１および８−２が互いに反対向きとなってい
る。
【００６６】残りの部分として、図７Ｃのプラットホー
ムは図６Ｂを参照して説明されたものと同じである。
【００６７】図８Ａ１および図８Ｃ２を参照すると、着
脱可能なプラットホーム２００は、ボックスの２つの主
要面２および４に対して垂直な平面２１０を有してい
る。
【００６８】プラットホーム２００は、フォーク、即
ち、二叉２１４（主要面２，４に対して平行で異なる形
状を取ることが出来る）によって保持された、または主
要面２，４に平行な２つの面を分離し、リールコアを支
持するのに必要な弾性を提供することによって保持され
た、コア支持体２１２によってリールＢＯＢを支持して
いる。
【００６９】図９Ａおよび図９Ｂを参照すると、本発明
によるボックスの他の設計態様が示されており、ここで
は、着脱可能なプラットホーム３００は、ボックスの主
要な第１および第２の主要面２，４に平行な第１および
第２のほぼ平坦な面３１０および３２０を有している。
平面３１０および３２０は、テープリールＢＯＢのため
のコア支持体３３０によって互いに分離されている。
【００７０】平面３１０および３２０の各々は、第１お
よび第２の主要面２および４の内面に対してそれぞれ当
接するように意図されている。プラットホーム３００
は、ここでは、摺動によってボックス内に挿入されるよ
う意図されている。
【００７１】図９Ｃを参照すると、図９Ｂを参照して説
明された着脱可能なプラットホーム３００は、ここで
は、図９Ａおよび図９Ｂの摺動による搭載の替りに、主
要面２および４に垂直な軸３１２の周りに枢動すること
によって搭載される。
【００７２】図９Ａないし図９Ｃを参照すると、プラッ
トホーム３００はまた、側面側の長片３４０を有してお
り、その端部３５０は、テープの支持および切断のため
のノコ刃状の端部を構成している。
【００７３】図９Ａないし図９Ｃを参照すると、ボック
スは引出口スロットおよび／または切断エレメントを省
くことにより、完全に密封することができる。その場
合、まず、プラットホーム３００を、ボックスの面の１
つに設けられた停止ノッチ（図示されていない）までボ
ックスから引き抜くことにより、テープをつかみ、引き
出すことができる。
【００７４】以上、本発明者によってなされた発明を実
施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【００７５】当然、本発明によるボックスを実現する他
の設計態様を考えることができる。例えば、プラットホ
ームは、保持支持体４１０を支える交差片４００（図１
０）で構成された平坦でない面で製造することも可能で
ある。
【００７６】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【００７７】すなわち、糊付けなしで、ディスペンサボ
ックスの内部に適切な方法で紙または類似物のシートを
挿入し支持することにより、それを保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１Ａ，図１Ｂおよび図１Ｃは、本発明による
ボックスの主要構成手段と、ヒンジ軸の周りに関節状に
取付けられたフラップを示す展開図であり、図１Ｄは、
既知のタイプのテープリールを概略的に示した図であ
る。
【図２】図２Ａは、本発明のボックスで、その２つの主
要面に保持された２枚の紙シートを備えたボックスを示
す図であり、図２Ｂは、本発明によるプラットホームの
コア支持体にリールを位置決めした状態を示す図であ
る。
【図３】図３Ａは、本発明のボックス内にプラットホー
ムを位置決めした状態を示す図であり、図３Ｂは、本発
明のボックスの閉じた状態を示す図である。
【図４】図４Ａ，図４Ｂおよび図４Ｃは、本発明のボッ
クスの１つの設計態様として、プラットホームが、互い
に垂直な２つの平面を有し、その１つがボックスの開閉
を確実にするボックスの側面として作用するものを示す
図である。
【図５】図５Ａ，図５Ｂおよび図５Ｃは、図４Ａ，図４
Ｂおよび図４Ｃに示された設計態様の１つの変形例を示
す図である。
【図６】図６Ａ，図６Ｂおよび図６Ｃは、本発明によ
る、２つのテープリールを収容するボックスの設計態様
を示す図である。
【図７】図７Ａ，図７Ｂ，図７Ｃおよび図７Ｄは、本発
明による、２つのリールを備えた設計態様の変形例を示
す図である。
【図８】図８Ａ１，図８Ａ２，図８Ｂ１，図８Ｂ２，図
８Ｃ１および図８Ｃ２は、本発明による、着脱可能なプ
ラットホームの変形例を示す図である。
【図９】図９Ａおよび図９Ｂは、本発明による、着脱可
能なプラットホームの他の変形例を示す図であり、摺動
して搭載され、２つの平坦で平行な面がリールを支持す
るものを示す図であり、図９Ｃは、本発明による、着脱
可能なプラットホームの他の変形例を示す図であり、枢
動して搭載され、２つの平坦で平行な面がリールを支持
するものを示す図である。
【図１０】平坦でない面を備え、交差片が取り付けられ
た、本発明のプラットホームの他の変形例を示す図であ
る。
【符号の説明】
２，４ 主要面 ３ 垂直軸 ５ 内面 ８ スロット １０，１２，１４，１６ 側面 １７ 切断刃 １８ 端部 ３０ 小冊子 ３２，３４ シート ３６ 長片 ４０ プラットホーム ４２ 平面 ４４，４６ 側面 ４８ コア支持体 ５０，５２ 先端部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 包装を解いたリール状のテープ、特に接
    着テープのためのディスペンサボックスで、平行な第１
    および第２の主要面（２および４）と、小出しの際に該
    テープのテープリールを該ディスペンサボックス内に支
    持する支持手段（４０）と、該テープを該ディスペンサ
    ボックスの外部に供給するための引出口スロット（８）
    と、該テープを切断する切断エレメント（１８）とを有
    するディスペンサボックスであって、 前記支持手段（４０）は、包装を解いた該テープリール
    （ＢＯＢ）が該ディスペンサボックス内に着脱可能な仕
    方で配置するように配列され、前記第１および第２の主
    要面のうち少なくとも１つ（４）の内面（５）は完全に
    空いていて、選択された情報を載せることができる紙ま
    たは類似物の第１のシート（３４）を保持できるように
    されていることを特徴とするディスペンサボックス。
  2. 【請求項２】 請求項１記載のディスペンサボックスで
    あって、前記支持手段（４０）は、包装を解いた該テー
    プリール（ＢＯＢ）が該ディスペンサボックス内に着脱
    可能に配置されているときに、前記第１および第２の主
    要面の他の１つ（２）の内面は完全に空いていて、選択
    された情報を載せることができる紙または類似物の第２
    のシート（３２）を保持できるように配列されているこ
    とを特徴とするディスペンサボックス。
  3. 【請求項３】 請求項１および請求項２のいずれか１項
    に記載のディスペンサボックスであって、前記支持手段
    （４０）が、前記第１および第２の主要面（２および
    ４）に平行でほぼ平坦な平面（４２）を少なくとも１つ
    備えた着脱可能なプラットホームを有しており、その側
    面の１つ（４４）は、前記第１および第２の主要面の１
    つ（４）の内面（５）に当接されるようにされ、他の側
    面（４６）はテープリールのためのコア支持体（４８）
    を有しており、該コア支持体の第１の端部（５０）は該
    プラットホームと一体で、自由端である第２の端部（５
    ２）は該テープリールのコアの位置決めをすることがで
    きることを特徴とするディスペンサボックス。
  4. 【請求項４】 請求項３記載の、前記第１および第２の
    主要面に対して垂直な少なくとも１つの側面を有するデ
    ィスペンサボックスであって、 前記プラットホームはまた、該第１の平面（４２）に垂
    直な第２の平面（６０）を有し、該平面（６０）の形状
    およびサイズは該ディスペンサボックスの該側面（１
    ２）を形成するように選択されており、 前記プラットホームは、前記第１および第２の主要面の
    平面において摺動することができ、それによって、該側
    面（１２）が摺動することによって該ディスペンサボッ
    クスの開閉を行うようにされていること特徴とするディ
    スペンサボックス。
  5. 【請求項５】 請求項２記載のディスペンサボックスで
    あって、前記支持手段（４０）が、前記第１および第２
    の主要面（２および４）に平行でほぼ平坦な第１および
    第２の平面（３１０および３２０）を備えた着脱可能な
    プラットホーム（３００）を有しており、該第１および
    第２の平面（３１０および３２０）は該テープリール
    （ＢＯＢ）のためのコア支持体（３３０）によって分離
    されており、前記プラットホームの該平面の各々は、前
    記第１および第２の主要面の内面にそれぞれ当接するよ
    うにされていることを特徴とするディスペンサボック
    ス。
  6. 【請求項６】 請求項１および２のいずれか１項に記載
    のディスペンサボックスであって、 前記支持手段（４０）は、前記第１および第２の主要面
    （２および４）に平行でほぼ平坦な平面（１１０）を備
    えた着脱可能なプラットホーム（１００）を有してお
    り、 前記プラットホームの該平面（１１０）の側面の１つは
    第１のテープリール（ＢＯＢ１）のための第１のコア支
    持体（１２４）を有し、該第１のコア支持体は該プラッ
    トホームと一体の第１の端部（１２６）と自由端である
    第２の端部（１２８）とを備え、 前記プラットホームの該平面（１１０）の他の側面は第
    ２のテープリール（ＢＯＢ２）のための第２のコア支持
    体（１３０）を有し、該第２のコア支持体は該プラット
    ホームと一体の第１の端部と自由端である第２の端部
    （１３２）とを備えていることを特徴とするディスペン
    サボックス。
  7. 【請求項７】 請求項１ないし６のいずれか１項に記載
    のディスペンサボックスであって、 前記第１および第２の主要面の組立て手段（６）で、開
    閉を可能にするものを有し、 前記組立て手段は、該ディスペンサボックスの開閉を可
    能とするために、前記第１および第２の主要面に隣接し
    た、そして、前記第１および第２の主要面の平面に平行
    な軸の回りを関節的に接続された少なくとも１つの側面
    を有することを特徴とするディスペンサボックス。
  8. 【請求項８】 請求項１ないし７のいずれか１項に記載
    のディスペンサボックスであって、前記第１および第２
    の主要面（２および４）の少なくとも１つと前記プラッ
    トホーム（４０）とが前記引出口スロット（８）の範囲
    を定めるように配列されていることを特徴とするディス
    ペンサボックス。
  9. 【請求項９】 請求項１ないし８のいずれか１項に記載
    のディスペンサボックスで、ほぼ平行六面体の箱を形成
    するような側面を備えたディスペンサボックスであっ
    て、前記切断エレメント（１８）が、前記引出口スロッ
    ト（８）に近い該ディスペンサボックスの該側面の１つ
    に収容されていることを特徴とするディスペンサボック
    ス。
  10. 【請求項１０】 請求項９記載のディスペンサボックス
    であって、前記第１および第２の主要面（２および４）
    と前記プラットホーム（４０）とが、それぞれ第１のテ
    ープリール（ＢＯＢ１）と第２のテープリール（ＢＯＢ
    ２）のための２つの引出口スロット（８−１および８−
    ２）の範囲を定めるように配列されていることを特徴と
    するディスペンサボックス。
  11. 【請求項１１】 請求項９および１０に記載のディスペ
    ンサボックスで、ほぼ平行六面体の箱を形成するような
    側面を備えたディスペンサボックスであって、前記引出
    口スロット（８−１および８−２）のそれぞれに近い該
    ディスペンサボックスの該側面のそれぞれに収容された
    ２つの切断エレメント（１８−１および１８−２）を有
    することを特徴とするディスペンサボックス。
  12. 【請求項１２】 請求項１ないし１１のいずれか１項に
    記載のディスペンサボックスであって、前記第１および
    第２の主要面（２および４）を構成する材料が透明であ
    ることを特徴とするディスペンサボックス。
  13. 【請求項１３】 請求項５記載のディスペンサボックス
    であって、前記プラットホーム（３００）が前記第１お
    よび第２の主要面（２および４）の平面に垂直な軸（３
    １２）の回りに枢動することを可能にする手段を更に有
    することを特徴とするディスペンサボックス。
JP9181489A 1996-07-05 1997-07-07 特に接着テープのための、テープディスペンサボックス Pending JPH1067460A (ja)

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