JPH10290036A - 表面マイクロマシンの製造方法 - Google Patents

表面マイクロマシンの製造方法

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JPH10290036A
JPH10290036A JP9094044A JP9404497A JPH10290036A JP H10290036 A JPH10290036 A JP H10290036A JP 9094044 A JP9094044 A JP 9094044A JP 9404497 A JP9404497 A JP 9404497A JP H10290036 A JPH10290036 A JP H10290036A
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JP
Japan
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oxide film
silicon substrate
silicon
silicon oxide
forming
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JP9094044A
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Yasushi Nakajima
靖志 中島
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】応力に対する制御性がよく製造歩留まりの向上
に好適な表面マイクロマシンの製造方法。 【解決手段】第1のシリコン基板の主面上に形成したシ
リコン酸化膜4をエッチングした凹部内にゲルマニウム
酸化膜(5)を形成し、第1のシリコン基板の主面と第
2のシリコン基板8の主面とを多結晶シリコン膜7を介
して接合・加熱し、第1のシリコン基板の接合面の反対
面からゲルマニウム酸化膜との界面までトレンチ13を
設け、注水してゲルマニウム酸化膜(5)を溶解し、シ
リコン表面にゲルマニウム酸化膜(5)との界面に形成
されたシリコン酸化膜を残留させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微小なセンサやアク
チュエータ等の形成に用いる表面マイクロマシン技術に
おいて、特にその工程の歩留まり向上と工程管理の簡略
化に関する。
【0002】
【従来の技術】近年半導体プロセス技術を応用した表面
マイクロマシンの形成が精力的に研究され、広範囲に適
用される可能性があることにより、その商品化が急務と
なっている。図18に示すように、第2のシリコン基板
8上に第1のシリコン基板10を形成してなる表面マイ
クロマシンの分離構造は、形成の初期段階において、第
2のシリコン基板8とは異なる物性を持つ材料からなる
層、すなわち犠牲層15と呼ばれる層を予め埋め込んで
おき、形成終了近くの段階において、第1のシリコン基
板10の構成要素のうち可動部14となる領域の下部に
設けた上記の犠牲層15を刳ぐり貫くことにより形成す
る。犠牲層15としては、フッ化水素酸系の薬品を用い
てエッチング除去の比較的容易な、シリコン酸化物を主
成分とする物質、例えば、高濃度に酸化リンを混合した
フォスフォシリケートグラス(PSG)、これに、酸化
ホウ素を混合したボロフォスフォシリケートグラス(B
PSG)が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記犠牲層1
5の埋め込みは、2枚のシリコン基板の張り合わせ時に
埋め込むことが必要となるが、この工程により形成され
たPSG膜のエッチング速度が不安定で、犠牲層15の
エッチング工程では、エッチングするための時間すなわ
ち、エッチング速度から算出されるエッチング時間だけ
工程の変動を生ずる。非常にエッチング速度が大きくな
った場合には、第2のシリコン基板8に固定する領域と
なるべき薄膜化された第1のシリコン基板10は、可動
部14の下部とともに、図19に示す10’ように、エ
ッチングされて剥離してしまうという問題がしばしば発
生する。
【0004】またフッ化水素酸系の薬品を用いるため、
可動部14と第2のシリコン基板8との対向面は活性を
有するシリコン表面が出現する。このため図20に示す
ように、エッチング後に行なう犠牲層15の水洗乾燥工
程において、可動部14は水洗水の表面張力により引き
寄せられて第2のシリコン基板8と密着し、ことごとく
素子不良となることも考えられる。この問題に対しては
フッ化水素酸系の薬品に対してエッチングレートの遅い
シリコン窒化膜層を形成しておく解決策も創案される
が、シリコン窒化膜は形成時に発生する応力が非常に大
きく、特性上、応力変化に敏感な表面マイクロマシンに
おいては、他の成膜形成部の応力や、熱処理温度などに
起因する応力を調整するなど応力制御に困難な点が多く
ある。本発明は、上記従来技術の問題点を解決するため
になされたもので、応力に対する制御性がよく製造歩留
まりの向上に好適な表面マイクロマシンの製造方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、本発明は、第1のシリコン基板の一主
面上に凹部を形成する凹部形成工程と、前記凹部内に水
溶性のゲルマニウム酸化膜を形成する充填工程と、前記
第1のシリコン基板の一主面と第2のシリコン基板の一
主面とを接合するための加熱を行なうことにより、前記
ゲルマニウム酸化膜と前記第1のシリコン基板との接合
面にシリコン酸化膜を形成する加熱工程と、前記第1の
シリコン基板の前記接合面と反対側の、前記第1のシリ
コン基板表面から前記ゲルマニウム酸化膜に至る開孔部
を設ける開孔工程と、前記開孔部から注水して前記ゲル
マニウム酸化膜を溶解する溶解工程を含むことを特徴と
する表面マイクロマシンの製造方法である。
【0006】
【発明の効果】犠牲層として水溶性の非六方晶のゲルマ
ニウム酸化膜を、シリコンと接触するように埋め込み、
加熱処理を経るようにしたので、シリコンとゲルマニウ
ム酸化膜との接触面で自発的にシリコン酸化膜が形成さ
れ、このシリコン酸化膜が犠牲層除去時に残留すること
により、シリコンの活性表面が露出せず、可動部の固着
が防止され、さらに、湿式による犠牲層の除去工程にお
いて、液中に浮遊する微小なゴミ粒子を可動部と基板界
面の隙間に吸着することがないので、ゴミ粒子に起因す
る不具合を未然に防止できるから、歩留まりの向上を図
ることができる。
【0007】また、前記犠牲層として水溶性の非六方晶
のゲルマニウム酸化膜を非水溶性材料で囲繞して埋め込
むようにしたので、後の犠牲層除去工程に至るまで水に
触れることがないので、従来技術における、単にシリコ
ン酸化物系の膜をゲルマニウム酸化膜に変更しただけで
は不可能であった水洗工程の実施が可能となる。さらに
前記工程には応力の大きいシリコン窒化膜が不要となる
ので、応力制御のための工程条件に対する制御が不要と
なり、工程管理のためのコストを大幅に削減することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
〈実施の形態1〉図1〜図14は本発明の実施の形態1
による表面マイクロマシンの形成方法の各工程における
断面図である。なお、各図は工程の説明を容易にするた
めにデフォルメされており、かならずしも正確な寸法比
を示すものではない。また、本実施の形態における数値
は一例を示し、これに限定されるものではなく外部条件
の変動により当然変化するものである。
【0009】図1は実施の形態1の表面マイクロマシン
の断面構造を示す図で、可動部14を含む分離構造の形
成を説明するために、実際に必要となる不純物ドープ層
やアルミ合金配線、および、ボンディングパッド等の構
成物は記載していない。
【0010】本構造は、第2のシリコン基板8上に貼り
合わせ用に多結晶シリコン膜7が形成され、さらにその
左右表面側にはゲルマニウム酸化膜を囲繞し製造工程中
に水から保護するシリコン酸化膜4が形成され、その2
つのシリコン酸化膜4上にはシリコン基板からなる固定
部10がある。2つの固定部10の間には、これと同じ
シリコン基板からなる可動部14を配設し、可動部14
の下部と対向する多結晶シリコン膜7の表面には、ゲル
マニウム酸化膜5(図5参照)と接触することにより形
成された薄いシリコン酸化膜9が形成されている。
【0011】固定部10および可動部14の表面には、
これらを保護すると共に分離構造を形成し、犠牲層を除
去する水供給孔となるトレンチ(溝)を形成するための
マスク層としてシリコン酸化膜11が形成されている。
以下、本発明に係る構造形成に関する工程を順次説明す
るが、他の電気的特性を得るための工程に関しては言及
しない。
【0012】シリコン基板1の一主面上に熱酸化、また
は化学的気相成長法(CVD法)により2μmの厚さに
シリコン酸化膜2を図2のように形成する。本実施の形
態の実現には、広く知られるテトラエトキシシラン(T
EOS)とO2とのプラズマCVD(プラズマ増速化学
的気相成長法)を用いて形成した。
【0013】次に、図3に示すように犠牲層を形成する
領域を形成するため、非エッチング領域に厚さ2μmの
ポジフォトレジスト3を形成し、広く知られるCF4
よびH2ガスの混合ガスを用いたプラズマエッチング法
により、シリコン酸化膜2をエッチングした後、フォト
レジスト3を除去すると、図4に示すようにパターニン
グされたシリコン酸化膜4が形成されて、これが後の製
造工程において、前記ゲルマニウム酸化膜5を水から保
護するための隔壁および表面マイクロマシンの絶縁分離
層として凹部18が形成される。
【0014】次に、シリコン基板1およびシリコン酸化
膜4上にゲルマニウム酸化膜5を図5に示すように形成
する。CVD法による公知技術は、特開昭58−705
34号公報にも開示されているように、GeH4ガスと
2ガスによる形成法があるが、他に気化させたGe
(OCH34とO2のブラズマCVD法でもよく、これ
らの原料比率は、酸化ゲルマニウムGeO2を形成する
ためのゲルマニウムのモル量に対してO2のモル量を十
分に多く(例えば20倍以上)とし、温度を概ね400
℃とすることにより、容易に形成することができる。
【0015】他の形成法では予めコロイド状態に水溶さ
せたGeO2の水溶液を準備し、これを塗布した後、概
ね400℃の温度で焼結し、続いてこの上にレジストを
全面に塗布して、レジストと共にゲルマニウム酸化膜5
をシリコン酸化膜4上面のゲルマニウム酸化膜5がなく
なるまでエッチバックして、図6に示すようにシリコン
酸化膜4に囲まれた領域内にのみ平坦化して残すと、こ
れが本発明に係る犠牲層5’となる。エッチバック法と
しては、シリコン酸化膜2をエッチングした条件と同一
でも、あるいはArガスを用いたスパッタエッチングで
もよい。
【0016】次に、シリコン酸化膜4および犠牲層5’
上に3μm厚の多結晶シリコン膜6を図7のように形成
した後ケミカルメカニカルポリッシュ(CMP)法を用
いて表面を図8に示すように表面の平坦な多結晶シリコ
ン膜7とする。これにより、後述するシリコン基板8と
の接合性がよりよいものとなる。その後第1のシリコン
基板1を裏返して第2のシリコン基板8の一主面上に張
り合わせ、Ar雰囲気において、1100℃で30分間
加熱して両者を接合させる。この時GeO2とSiの標
準生成エンタルピーの関係は Ge+2O→GeO2−551(kJ/mo1) Si+2O→SiO2−910(kJ/mo1) により、(マイナス記号は発熱:酸化される) GeO2+Si=SiO2+Ge−360(kJ/mo
1) となり、シリコンは、酸化される関係になることからも
理論的に説明されるように犠牲層5’と接するシリコン
界面には図9のようにシリコン酸化膜9が自発的に形成
される。その厚さは後の工程による変動があり正確な評
価がなされていないが、概ね2nmの薄いシリコン酸化
膜と予測している。この反応により、特別にシリコン表
面にシリコン酸化膜を形成する工程を付加することな
く、前記した酸化によるシリコン表面の保護が可能であ
る。
【0017】その後、シリコン基板1の一主面の反対側
表面を研削、および研磨を行ない、図10に示すよう
に、シリコンの厚さを、所定の厚さ、例えばマイクロマ
シンの設計厚さ30μmまで加工して厚さを薄膜化した
シリコン基板1aを形成する。その後マイクロマシンと
して動作させるための不純物拡散層や配線層を形成し
(冒頭に述べたように、本発明内容とは本質的に相互の
干渉がないので詳細を割愛し図示しない)、さらに、上
記と同様のTEOSとO2とのプラズマCVD法により
図11のようにシリコン酸化膜11を600nm形成し
た。
【0018】続いて構造体の分離を行うための領域を除
いて1.2μmのポジフォトレジスト12を図12のよ
うに形成し、このポジフォトレジスト12をマスクに、
上記と同様のCF4+O2ガス系のプラズマエッチングに
より、シリコン酸化膜11に開孔部Aを形成してポジフ
ォトレジスト12を除去する。
【0019】続いて、残されたシリコン酸化膜11をマ
スクとして、開孔部Aから構造体の形成領域、すなわち
薄膜化したシリコン基板1aをエッチングして図13に
示すように、トレンチ13を形成する。犠牲層5’上に
残された領域が可動部14となる部分である。エッチン
グ条件は、広く知られたHBr+NF3+O2+Heガス
を用いたM→RIE(マグネトロンリアクティブイオン
エッチング)を用いた。トレンチ13を隔てた可動部1
4の両側は固定部10である。
【0020】その後NF3ガスを用いたブラズマエッチ
ングにより、薄いシリコン酸化膜9のみを図14のよう
に工ッチングすると犠牲層5’が露出する。なお、外部
との電気的接続を行なうためのボンディングパッドの開
孔は、チップ表面にポジフォトレジストを厚く塗布しパ
ッド開孔部のみ露光すると、この部分のレジストが除去
できるから、パッド開孔部のシリコン酸化膜11を上記
のシリコン酸化膜工ッチングと同様の手法によりエッチ
ングした後、発煙硝酸に浸漬するだけで容易にレジスト
は除去することが可能である。
【0021】次いで、水に浸漬すると犠牲層5’のゲル
マニクム酸化膜5は溶解し、図1の構造が完成する。シ
リコン酸化により還元されたゲルマニウムは、浸漬水中
の溶存酸素にて容易に酸化されて溶解するが、不足する
場合には過酸化水素水を適宜少量加えてもよい。
【0022】〈実施の形態2〉図15、図16は本発明
の実施の形態2を示す図である。実施の形態2として
は、実施の形態1における図2〜図14のうちの、図4
に示したゲルマニウム酸化膜からなる犠牲層を囲繞する
シリコン酸化膜4の替わりに、シリコン基板1を用いる
方法について述べる。絶縁分離の必要がない場合には、
図15に示すように、シリコン基板1の主面上に直接、
レジストマスク17を形成し、これをマスキング層とし
てエッチングを行ない凹部18を形成し、レジスト17
除去して図16のような構造を形成する。
【0023】〈実施の形態3〉図17は本発明の実施の
形態3を示す図である。実施の形態3として実施の形態
2と同様に犠牲層を囲繞する領域の形成に関する方法に
ついて述べる。図17に示すようにシリコン基板1の主
面上にシリコン酸化膜19を用いたトレンチエッチング
(実施の形態1のM−RIEと同様の方法を用いる)に
より凹部18を形成してもよい。この時のマスク酸化膜
はそのまま絶縁層として用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態1を示す表面マイクロ
マシンの構造断面図である。
【図2】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す第
1の断面図である。
【図3】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す第
2の断面図である。
【図4】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す第
3の断面図である。
【図5】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す第
4の断面図である。
【図6】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す第
5の断面図である。
【図7】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す第
6の断面図である。
【図8】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す第
7の断面図である。
【図9】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す第
8の断面図である。
【図10】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す
第9の断面図である。
【図11】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す
第10の断面図である。
【図12】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す
第11の断面図である。
【図13】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す
第12の断面図である。
【図14】本発明に係る実施の形態1の製造方法を示す
第13の断面図である。
【図15】本発明に係る実施の形態2の製造方法を示す
第1の断面図である。
【図16】本発明に係る実施の形態2の製造方法を示す
第2の断面図である。
【図17】本発明に係る実施の形態3の製造方法を示す
断面図である。
【図18】従来技術を示す第1の断面図である。
【図19】従来技術を示す第2の断面図である。
【図20】従来技術を示す第3の断面図である。
【符号の説明】
1…第1のシリコン基板 1a…薄膜化した第1のシ
リコン基板 2…シリコン酸化膜 3…フォトレジスト 4…パターニングされたシリコン酸化膜 5…ゲルマニウム酸化膜 5’…埋め込まれたゲルマニウム酸化膜:犠牲層 6…多結晶シリコン膜 7…平坦化された多結晶シリコン膜 8…第2のシリコン基板 9…シリコン酸化膜 10…固定部 11…CVD−シリコン酸化膜 12…フォトレジスト 13…トレンチ 14…可動部 15…犠牲層 17…フォトレジスト 18…凹部 19…シリコン酸化膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // H01L 21/3065 H01L 21/302 J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のシリコン基板の一主面上に凹部を形
    成する凹部形成工程と、 前記凹部内に水溶性のゲルマニウム酸化膜を形成する充
    填工程と、 前記第1のシリコン基板の一主面と第2のシリコン基板
    の一主面とを接合するための加熱を行なうことにより、
    前記ゲルマニウム酸化膜と前記第1のシリコン基板との
    接合面にシリコン酸化膜を形成する加熱工程と、 前記第1のシリコン基板の前記接合面と反対側の、前記
    第1のシリコン基板表面から前記ゲルマニウム酸化膜に
    至る開孔部を設ける開孔工程と、 前記開孔部から注水して前記ゲルマニウム酸化膜を溶解
    する溶解工程を含むことを特徴とする表面マイクロマシ
    ンの製造方法。
  2. 【請求項2】前記第1のシリコン基板はシリコン基板上
    に形成したシリコン酸化膜を含み、このシリコン酸化膜
    をエッチングして前記凹部を形成することを特徴とする
    請求項1記載の表面マイクロマシンの製造方法。
  3. 【請求項3】前記凹部は、前記シリコン酸化膜と前記第
    1のシリコン基板の一部をトレンチエッチングにより形
    成することを特徴とする請求項1、または、請求項2記
    載の表面マイクロマシンの製造方法。
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