JPH10287188A - 車両用情報表示装置 - Google Patents
車両用情報表示装置Info
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- JPH10287188A JPH10287188A JP9096090A JP9609097A JPH10287188A JP H10287188 A JPH10287188 A JP H10287188A JP 9096090 A JP9096090 A JP 9096090A JP 9609097 A JP9609097 A JP 9609097A JP H10287188 A JPH10287188 A JP H10287188A
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Abstract
の座席に夫々配置した車両用情報表示装置において、本
来、特定座席でのみ必要な情報表示機能が、他の座席で
の操作入力等によって損なわれるのを防止する。 【解決手段】 車両の運転席と後部座席とに、夫々、表
示部10,12と操作部14,16とからなる表示装置
6,8を設け、各表示装置6,8の表示部10,12に
ナビゲーション用の画像を表示するようにしたナビゲー
ション装置において、後席表示装置8に設けられた操作
部16からの指令を制限する。この結果、運転中に、運
転者の意図に反して表示部10の画面が変更されたり、
表示部10に表示された走行経路が変更されることを防
止でき、本来、運転席側で必要なナビゲーション機能を
充分発揮できる。
Description
イと各ディスプレイに対応した複数の操作入力装置を備
えた車両用情報表示装置に関する。
予定経路等のナビゲーション用の情報を表示したり、F
M文字多重放送等で得られた情報を表示するために、C
RT,LCD等のディスプレイを搭載したものが知られ
ている。そして、こうしたディスプレイは、運転者が直
接情報を読み取れるように、通常、運転席近傍に、操作
入力装置と共に配置される。
情報表示用のディスプレイを、車両の運転席とは別の座
席(助手席,後部座席等)にも設けて、運転者だけでな
く、他の乗員も所望の情報を見られるようにすることが
要望されている。そして、この要望に応えるには、情報
表示装置を、複数のディスプレイと複数の操作入力装置
を接続できるように構成すればよい。
表示用のディスプレイと操作入力装置を設けた場合、本
来、運転席等の特定の座席で必要な情報表示機能に対し
て、他の座席に設けられた操作入力装置からの操作によ
って、その機能が変更されると、必要な情報が得られな
くなり、情報表示装置としての機能を充分発揮できなく
なることが考えられる。
必要なナビゲーション機能を有する情報端末装置におい
て、助手席や後部座席に配置した操作入力装置を介し
て、目的地等が変更されると、運転席のディスプレイに
表示される走行案内用の画像がが本来必要な画像から変
化してしまい、ときのよってはスムーズに目的地に到着
できなくなる、といった問題が生じる。
のであり、ディスプレイと操作入力装置とを車両の複数
の座席に夫々配置した車両用情報表示装置において、本
来、運転席等の特定の座席でのみ必要な情報表示機能
が、他の座席での操作入力等によって損なわれるのを防
止することを目的とする。
めになされた車両用情報表示装置においては、車両の各
座席近傍に設けられた複数の表示手段と、各表示手段近
傍に配置された複数の操作入力手段とを備え、表示制御
手段が、各操作入力手段からの指令に応じて、各表示手
段に所定の情報を表示する。
から表示制御手段への指令の入力又は表示制御手段によ
る各表示手段への情報の表示を、各操作入力手段又は各
表示手段毎に適宜予め設定された規制条件に従い制限す
る。従って、本発明によれば、特定の座席で必要な情報
を表示しているときに、他の座席に配置された操作入力
手段からの指令によって、その表示情報が変更されてし
まうとか、或いは、特定の座席でのみ必要な情報が他の
座席の表示手段に表示される、といったことを防止で
き、各座席で本来必要な情報表示機能を損なうことな
く、各表示手段に情報を表示できることになる。
ション装置に適用すれば、本来運転席に設けた表示手段
に表示させるべき走行案内用の情報が、後部座席等、他
の座席に配置した操作入力手段が他の乗員により操作さ
れることによって、変更されてしまう、といったことを
防止できる。
利用するのは、通常、運転者であることから、機能制限
手段としては、請求項2に記載のように、運転席用表示
手段側での指令入力や同乗者用表示手段への情報表示は
制限せず、同乗者用表示手段近傍に配置された操作入力
手段からの指令の入力又は運転者用表示手段への情報の
表示を制限するように構成することが好ましい。
ば、車両運転者の運転に直接関係の薄い機能を制限する
ことができるようになり、運転者は運転に専念できる。
そして、このように制限する場合には、請求項3に記載
のように、機能制限手段を、車両の走行中にのみ、同乗
者用表示手段近傍に配置された操作入力手段からの指令
の入力又は運転者表示手段への情報の表示を制限し、車
両の停車中には、その制限を解除するように構成するこ
とが好ましい。
は、表示手段及び操作入力手段が配置された全ての座席
で、情報表示装置の機能を利用できるようになり、車両
走行中には運転者に運転を専念させながらも、情報表示
装置の有効利用を図ることができる。
らの指令の入力を制限する場合、機能制限手段として
は、例えば、請求項4に記載のように構成すればよい。
またこのように各操作入力手段からの指令の入力を制限
する場合には、請求項5に記載のようにしても、機能制
限手段を実現できる。そして、このようにすれば、各表
示手段に対して設ける操作入力手段を共通の構成にする
ことはできないものの、操作入力手段からの指令が規制
条件に適合するか否かを判定する判定手段を設ける必要
がないので、機能制限手段を、極めて簡単に実現でき
る。
共に説明する。まず図1は、本発明が適用された実施例
の自動車用ナビゲーション装置全体の構成を表すブロッ
ク図である。
ン装置は、人工衛星からの送信電波を受けて車両の現在
位置や走行速度等を検出するGPS受信機2、道路地図
や施設情報等が記憶された複数のCD−ROMから地図
データや施設情報を選択的に読み出すCD−ROMチェ
ンジャ4、及び、道路地図,走行予定経路,施設情報等
の走行案内用の画像を表示するための2つの表示装置
6,8を備える。この2つの表示装置6,8の内、一方
の表示装置6は、車両の運転席に配置されて、運転者に
対して走行案内を行う運転者用表示手段としての前席表
示装置であり、他方の表示装置8は、車両の後部座席に
配置されて、後部座席に座った同乗者に対して走行案内
を行う同乗者用表示手段としての後席表示装置である。
そして、これら各表示装置6,8は、CRT,LCD等
からなる表示部10,12に加え、操作入力手段として
の操作部14,16を備える。
ビゲーション装置の各種機能を設定・変更するためのも
のであり、図2に例示するように、表示部10,12の
表示画面周囲に、各種キースイッチ、例えば、、GPS
受信機2で検出された現在地を修正するための現在地キ
ー18a、目的地を設定するための目的地キー18b、
走行経路を修正したり、音声案内の実行・非実行等のナ
ビゲーション装置の動作モードを変更したりする際に表
示画面にメニューを表示させるメニューキー18c、表
示地図の縮尺を変更するための広域・詳細キー18d
等、を配置することにより構成されている。
チェンジャ4,前席表示装置6,及び後席表示装置8
は、表示制御手段としてのナビゲーション用の制御装置
20に接続されている。即ち、制御装置20は、CPU
を中心とするマイクロコンピュータからなる制御部30
を備え、GPS受信機2,CD−ROMチェンジャ4
は、夫々、専用のインタフェース(I/F)22,24
を介して制御部30に接続されている。
生成された表示用の画像データを格納するためのビデオ
RAM(VRAM)26,及び,VRAM26に格納さ
れた画像データを表示用の映像信号に変換して出力する
映像信号出力部28が備えられ、前記各表示装置6,8
の表示部10,12は、この映像信号出力部28からの
映像信号を受けて画像を表示するために、映像信号出力
部28に夫々接続されている。
は、外部操作に応じた指令信号を制御部30に入力する
ために、制御部30に直接接続されている。また、制御
装置20には、制御部30にて生成された走行案内用の
音声データをアナログの音声信号に変換して、車両に別
途搭載されたアンプ,スピーカ等からなるオーディオ機
器に出力する、音声信号出力部32も備えられている。
ション装置では、運転席或いは後部座席で操作部14,
16を操作することにより、制御装置20に対して各種
指令を入力すると、制御装置20内の制御部30が、そ
の指令内容に対応した演算処理を実行して、各表示部1
0,12に道路地図等の走行案内用の画像や、現在地や
目的地の設定・変更画面、或いは動作モード設定用のメ
ニュー画面等を表示し、必要に応じて、音声信号出力部
32から走行或いは操作案内のための音声信号を出力さ
せる。
の指令に対応した演算処理を常に実行するようにする
と、運転者が操作部14を操作していないにも拘わら
ず、後部座席で操作部16が操作されることにより、車
両走行中に走行案内用の画像が他のメニュー画面等に変
更されたり、目的地が変更されて今まで表示していた走
行予定経路が変化してしまう、といったことがある。
て、車両走行中に操作部14,16からの指令が入力さ
れたことが確認されると、図3に示す操作指令受付処理
を実行することにより、後席表示装置8の操作部16か
ら入力された指令の受付を制限するようにされている。
車両走行中に操作部14,16からの指令が入力される
と、S110(Sはステップを表す)にて、その指令が
後席の操作部16からの指令であるか否かを判断する。
そして、後席の操作部16からの指令であれば、S12
0にて、その指令が予め設定された実行禁止指令である
か否かを判断し、実行禁止指令であれば、その指令内容
に対応した演算処理(S130)は実行せずに当該操作
指令受付処理を終了する。一方、S110にて、指令が
後席の操作部16からの指令でない(換言すれば前席の
操作部14からの指令である)と判断されるか、S12
0にて、後席の操作部16からの指令は、実行禁止指令
ではなく、演算処理実行の規制条件に適合していないと
判断された場合には、S130に移行して、今回入力さ
れた指令に対応した演算処理を実行する。
件である実行禁止指令として、操作部16を構成する各
種キースイッチの内、目的地設定用の目的地キー18b
の操作に伴う指令、及び、当該装置の機能の詳細を変更
するためのメニューキー18cの操作に伴う指令が設定
されている。これは、目的地キー18bが操作されて目
的地が変更されると、走行予定経路が変化してしまい、
その後の走行案内が正確になされなくなり、また、メニ
ューキー18が操作されて、表示画面がメニュー画面に
変更されたり、そのメニュー画面に沿って動作モード等
が変更されると、運転者が希望する走行案内を実行でき
なくなってしまうからである。
は、車両走行中、後部座席に配置された操作部16から
入力される指令の内、運転者の運転に直接関係の薄い指
令の受付を禁止することにより、運転者に対する走行案
内機能を充分発揮できるようにしているのである。
よれば、運転者は、表示部10に表示された画像を確認
することにより、車両を目的地まで正確且つスムーズに
走行させることができる。また、運転者からの操作指令
は、全て受け付けられるので、運転者は、ナビゲーショ
ン装置の機能を全て利用できる。また更に、後席の操作
部16からの指令入力を制限するのは、車両の走行中で
あり、停車中には、制限しないので、使い勝手が低下す
ることもない。
2と操作部16は、そのいずれか若しくは両方が別体で
あって、当該別体の操作部が後述の如くワイヤレス機能
を有するものであってもよい。そして、両操作部14,
16が別体の場合は、乗員に対し両者の区別ができる手
段を設けて、表示部10若しくは12との組み合わせ関
係を明確にしておく。
作指令受付処理が、本発明の機能制限手段として機能
し、そのうち、S120の処理が、請求項4に記載の判
定手段に相当する。以上、本発明の一実施例について説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、種々の態様を採ることができる。
6からの指令を制限するために、制御部30において、
操作指令受付処理を実行するようにしたが、図4に示す
如く、後席表示装置8の操作部16を、指令を入力可能
なキースイッチの種類を制限したリモートコントロール
用の操作部(所謂リモコン)とし、この操作部から、制
御装置20本体又は表示部12に設けた受光部に対し
て、キー操作に対応した光を発射するように構成しても
よい。
た場合、前席表示装置6と後席表示装置8とで、操作部
14,16の構成が異なることになるが、制御部30側
で指令内容を判断する必要がないので、制御部30側で
の演算処理の負担を低減できる。
は、リモコンの動作モードをナビゲーション用と表示部
12の画面調整用とに切り替えるモード切替キーK1,
K2、ナビゲーションモードの際に、現在地を設定・変
更するための現在地キーK3、表示地図の向きを変更す
る地図向変更キーK4、表示地図の縮尺を変更する広域
及び詳細キーK5,K6、例えば、現在地設定の際に現
在地キーK3の入力により地図上に表示されたカーソル
を動かして、現在地を設定したりするのに使用されるカ
ーソル移動,確定入力,取消入力のための入力キーK1
0,K11,K12を備え、前席表示装置6の操作部1
4(図2参照)にある目的地キー18b及びメニューキ
ー18cに対応したキースイッチは削除されている。
入力された指令の受付や操作部16そのものの入力可能
なキースイッチの種類を制限する以外に、以下のような
構成を採用してもよい。即ち、目的地キー18bやメニ
ューキー18cに対応したキースイッチを有する操作部
16から入力された指令の受付を、全てのキーに対して
可能としておき、これら指令に対し、制御部30が、車
両走行状況に応じて、表示部10への表示を、予め設定
された規制条件に従い(選択的に)制限(制御)する構
成である。このような構成であっても、上記実施例と略
同様な効果が得られる。
指令に基づく表示部12の情報表示に制限があってもよ
い。また、制限は、車両走行中のみならず、車両停止中
に実行されるようになっていてもよい。利便性を考慮す
れば、車両停車中には制限をかけない方が好ましい。
構成を表すブロック図である。
表す説明図である。
令受付処理を表すフローチャートである。
削減した後席用の操作部の一例を表す説明図である。
…表示部 14,16…操作部 20…制御装置 30…制御
部
Claims (5)
- 【請求項1】 車両の各座席近傍に設けられた複数の表
示手段と、 該各表示手段近傍に配置され、外部操作によって各種指
令を入力するための複数の操作入力手段と、 該各操作入力手段からの指令に応じて、前記各表示手段
に所定の情報を表示する表示制御手段と、 前記各操作入力手段から前記表示制御手段への指令の入
力又は前記表示制御手段による各表示手段への情報の表
示を、前記各操作入力手段又は前記各表示手段毎に適宜
予め設定された規制条件に従い制限する機能制限手段
と、 を備えたことを特徴とする車両用情報表示装置。 - 【請求項2】 前記複数の表示手段は、車両の運転席近
傍に配置された運転者用表示手段と、運転席以外の他の
座席近傍に配置された1又は複数の同乗者用表示手段と
からなり、 前記機能制限手段は、前記同乗者用表示手段近傍に配置
された操作入力手段からの指令の入力又は前記運転者用
表示手段への情報の表示を制限することを特徴とする請
求項1に記載の車両用情報表示装置。 - 【請求項3】 前記機能制限手段は、車両の走行中にの
み、前記同乗者用表示手段近傍に配置された操作入力手
段からの指令の入力又は前記運転者用表示手段への情報
の表示を制限し、車両の停車中には、該制限を解除する
ことを特徴とする請求項2に記載の車両用情報表示装
置。 - 【請求項4】 前記機能制限手段は、前記各操作入力手
段からの指令が前記規制条件に適合するか否かを判定す
る判定手段を備え、該判定手段にて、該指令が前記規制
条件に適合せず、該指令が許可されていると判定された
場合に、前記表示制御手段を該指令に対応して動作させ
ることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれか記載の
車両用情報表示装置。 - 【請求項5】 前記機能制限手段は、前記各操作入力手
段毎に、指令入力用の操作スイッチを前記規制条件に応
じて削除することにより実現されることを特徴とする請
求項1又は請求項2に記載の車両用情報表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09609097A JP3580662B2 (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 車両用情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP09609097A JP3580662B2 (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 車両用情報表示装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10287188A true JPH10287188A (ja) | 1998-10-27 |
JP3580662B2 JP3580662B2 (ja) | 2004-10-27 |
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ID=14155707
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP09609097A Expired - Lifetime JP3580662B2 (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 車両用情報表示装置 |
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JP (1) | JP3580662B2 (ja) |
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- 1997-04-14 JP JP09609097A patent/JP3580662B2/ja not_active Expired - Lifetime
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