JPH07105493A - 自動車の画面表示装置 - Google Patents

自動車の画面表示装置

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JPH07105493A
JPH07105493A JP26976893A JP26976893A JPH07105493A JP H07105493 A JPH07105493 A JP H07105493A JP 26976893 A JP26976893 A JP 26976893A JP 26976893 A JP26976893 A JP 26976893A JP H07105493 A JPH07105493 A JP H07105493A
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JP26976893A
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Shinichi Nakamine
慎一 中峯
Takashi Nakajima
隆志 中島
Manabu Takeshige
学 竹重
Toshimichi Tokunaga
利道 徳永
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転席の前方における車幅方向のほぼ中央に
配置したディスプレイに、地図情報に関連して当該自動
車の現在位置情報を示す画面と、現在位置情報とは異な
る用途の画面とを選択的に表示させるようにしたものに
おいて、上記ディスプレイに複数の用途の画面を表示さ
せることによる利点を損なうことなく、運転者に現在位
置を適切に認識させるようにすることを目的とする。 【構成】 メインディスプレイ1及びサブディスプレイ
4の作動を制御するVIDEO−CU10と、ナビゲー
ション制御用のNAVI−CU20とを交信可能に接続
すると共に、上記メインディスプレイ1にナビゲーショ
ン用の現在地画面が表示されている状態において、他の
画面を表示させる割込要求が入力された場合に、例えば
経路誘導モードにおいては当該自動車が停止していると
きに現在地画面をサブディスプレイ4で表示させるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車の画面表示装
置、具体的には車室内に配置されたディスプレイに、当
該自動車の現在位置情報を示す画面と、現在位置情報と
は異なる用途の画面とを選択的に表示させるようにした
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自家用自動車などの自動車におい
ては所謂ナビゲーションシステムを搭載したものがあ
る。これは、例えばCD−ROMなどで提供される地図
データに基づいて生成した道路地図を車幅方向のほぼ中
央に配置したディスプレイに表示すると共に、例えば距
離センサからの信号と方位センサからの信号とにより推
定した自車の現在位置を示すマークを、上記ディスプレ
イに表示された道路地図に表示し、当該自動車の移動に
伴って例えば上記自車位置マークを中心として道路地図
をスクロールさせることにより、運転者に現在位置を示
す情報を提供するようになっている(例えば、特開平3
−13813号公報参照)。このように、車幅方向のほ
ぼ中央にディスプレイを配置することにより、助手席に
おいても当該自動車の現在位置情報が得られることにな
る。
【0003】一方、この種の自動車においては、上記現
在位置情報用の地図画面などを表示するディスプレイ
を、例えばTVの表示装置と兼用したり、更にはオーデ
ィオシステムを制御するコントロールユニットや、空調
システムを制御するコントロールユニットなどとネット
ワークで結合することにより、運転者の選択によって現
在位置情報とは異なる用途の画面も表示させるようにし
たものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように1台のディスプレイを用いて、現在位置情報用
の画面に加えて、現在位置情報とは異なる用途の画面も
表示させるようにすると、次のような不都合を発生する
ことになる。
【0005】つまり、上記ディスプレイに現在位置情報
とは異なる用途の画面が表示された状態においては、当
然のことながら現在位置情報用の地図画面は表示されな
いことになる。その場合に、運転者が地理的な情報に乏
しい地域を走行しているときには、現在位置を的確に認
識できずに、目的地への予定経路とは異なる分岐点で針
路を変更して道に迷ったり、目的地を通過してしまう可
能性があるのである。
【0006】このような問題点に対しては、現在位置情
報と示すディスプレイの他に、現在位置情報とは異なる
用途に用いられるディスプレイを新設することが考えら
れるが、同じような大きさのディスプレイを2個も設け
るのは、スペース的、コスト的に効率が悪い。
【0007】また、1つの画面を2つに分割することも
考えられるが、分割することによって個々の画面が小さ
くなってしまい、画面の視認性が低下することになる。
【0008】この発明は、運転席の付近に配置したディ
スプレイに、地図情報に関連して当該自動車の現在位置
情報を示す画面と、現在位置情報とは異なる用途の画面
とを選択的に表示させるしたものにおける上記の問題に
対処するもので、上記ディスプレイに複数の用途の画面
を表示させることによる利点を損なうことなく、運転者
に現在位置を適切に認識させるようにすることを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1の発明(以下、第1発明という)に係る自動車の画面
表示装置は、自動車の運転席の前方における車幅方向の
ほぼ中央に配置された表示手段に、地図情報に関連して
当該自動車の現在位置情報を示す画面と、現在位置情報
とは異なる用途の画面とを選択的に表示させる表示制御
手段が備えられた構成において、運転席の前方に走行に
関する情報を表示する運転席用表示手段と、上記表示手
段で異なる用途の画面が表示されたときに、当該自動車
の現在位置情報を上記運転席用表示手段で表示させる運
転席用表示制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0010】そして、本願の請求項2の発明(以下、第
2発明という)に係る自動車の画面表示装置は、上記第
1発明における運転席用表示制御手段を、少なくとも当
該自動車の停車時において、その現在位置情報を運転席
用表示手段で表示させるように構成したことを特徴とす
る。
【0011】また、本願の請求項3の発明(以下、第3
発明という)に係る自動車の画面表示装置は、上記第
1、第2発明における運転席用表示制御手段を、当該自
動車の走行時において、その現在位置情報に基づく経路
誘導情報を運転席用表示手段で表示させるように構成し
たことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記の構成によれば次のような作用が得られ
る。
【0013】すなわち、第1〜第3発明によれば、自動
車の運転席の前方における車幅方向のほぼ中央に配置さ
れた表示手段によって現在位置情報とは異なる用途の画
面が表示されたときには、地図情報に関連する当該自動
車の現在位置情報が運転席用表示手段によって運転席前
方に表示されることになるので、少なくとも運転者は適
切に現在位置を確認することが可能となる。
【0014】そして、特に第2発明によれば、当該自動
車の停車時に現在位置情報とは異なる用途の画面がメイ
ンの表示手段で表示されたときには、停車時に不必要な
走行に関する情報の代わりに、地図情報に関連する当該
自動車の現在位置情報が運転席用表示手段によって表示
されることになるので、運転者は現在位置を確実に認識
することができると共に、目的地へ向かう走行経路を余
裕をもって確認することができるという利点もある。
【0015】また、第3発明によれば、当該自動車の走
行時においては、上記現在位置情報に基づく経路誘導情
報が運転席用表示手段によって運転席の前方に表示され
ることになるので、運転者は経路誘導情報を確実に認識
することができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
【0017】図1に示すように、メインディスプレイ1
を中核として構成されるマルチインフォメーションシス
テムには、該メインディスプレイ1の作動を制御するコ
ントロールユニット(以下、VIDEO−CUという)
10が備えられていると共に、このVIDEO−CU1
0には、例えばナビゲーション制御用のコントロールユ
ニット(以下、NAVI−CUという)20、商用TV
放送の受信などを制御するコントロールユニット(以
下、TV−CUという)30、FM放送やAM放送など
の各種のオーディオソースの選択などを制御するコント
ロールユニット(以下、AUDIO−CUという)40
などが、例えば多重伝送路2を介して交信可能に接続さ
れている。そして、上記メインディスプレイ1の周辺に
配置された複数のキースイッチ11…11を選択的に操
作することにより、指定されたキースイッチ11…11
に対応するコントロールユニットから出力される情報内
容などを示す画面が、メインディスプレイ1に表示され
るようになっている。つまり、例えばナビゲーション用
に割り当てられたキースイッチ11を押せば、VIDE
O−CU10とNAVI−CU20との間で情報交換が
行われて、例えば図2に示すようなナビゲーション用の
メニュー画面がメインディスプレイ1の表示面1に表示
されることになる。
【0018】ここで、上記メニュー画面には各種の入力
項目が表示されると共に、各種のコマンドキーが疑似的
に表示されるようになっており、例えば「現在地」の項
目欄に表示された「設定」キー1bを触れば、その操作
がタッチセンサ12で検出されてVIDEO−CU10
に入力されて、現在地の設定を促す入力画面に切り換わ
ることになる。一方、同項目欄の「表示」キー1cを触
れば、その時点における自車の位置を示す表示画面に切
り換えられる。また、「目的地」の項目欄に表示された
「設定」キー1dを触れば、目的地の設定を促す入力画
面に切り換わることになる。そして、目的地の設定後に
「表示」キー1eを触れば、設定された目的地を示す表
示画面に切り換えられる。なお、「AUTO」キー1f
を接触操作することにより、目的地への誘導案内を自動
的に行う経路誘導モードとなる。
【0019】ここで、上記NAVI−CU20にはCD
−ROMドライブ21が接続されており、地図データや
その他の情報内容がディジタルデータとして格納された
CD−ROM3を装着することにより、その情報内容が
NAVI−CU20に取り込まれると共に、地図データ
に基づいて生成された画像データがVIDEO−CU1
0に転送されて、図3に示すようにメインディスプレイ
1の表示面1a上に地図画面が表示されるようになって
いる。
【0020】そして、このNAVI−CU20には、当
該自動車の車速を検出する車速センサ22からの信号、
自車の進行方向を検出する方位センサ23からの信号、
位置認識用の人工衛星からの送信電波を受信するGPS
受信アンテナ24からの信号などが入力されるようにな
っており、NAVI−CU20はこれらの信号に基づい
て自車位置を認識したり、例えば現在地表示モードや経
路誘導モードにおいては、上記CD−ROM3から取り
込んだ地図データに基づいて生成した地図画面を、例え
ば図3に示すように自車の推定位置を示す自車位置マー
クMを中心として上記メインディスプレイ1の表示面1
aに表示させる。そして、経路誘導モードにおいては、
目的地への誘導経路における針路変更点に針路変更方向
ないし針路変更を指示する画面を、例えば図4に示すよ
うに、VIDEO−CU10を介してサブディスプレイ
4の表示面(以下、副画面という)4aに表示させるよ
うになっている。
【0021】ここで、図5に示すように、当該自動車の
ダッシュパネル5には、運転席の前方に位置してインス
トルメントパネル6が設けられていると共に、例えば比
較的サイズの小さなカラー液晶式の表示装置が、サブデ
ィスプレイ4として上記インストルメントパネル6に他
の計器類と共に組み込まれるようになっている。なお、
上記メインディスプレイ1としては、例えば上記サブデ
ィスプレイ4よりもサイズの大きいカラー液晶式の表示
装置が、運転席と助手席との間に位置して上記ダッシュ
パネル5に連続して設けられたセンターコンソール7に
組み込まれるようになっている。このようにメインディ
スプレイ1とは別にナビゲーション専用のサブディスプ
レイ4を設けるに際して、該サブディスプレイ4を運転
席の前方に配置されるインストルメントパネル6に組み
込んでいるので、運転者が運転席に着座した状態におけ
る視線移動量が少なくなり、これによって良好な視認性
が確保されると共に、サイズが比較的小さいことからイ
ンストルメントパネル4に無理なく組み込むことが可能
となる。
【0022】上記したようにメインディスプレイ1の表
示面1aにナビゲーション用の画面を状態でTV用に割
り当てられたキースイッチ11を操作したときには、メ
インディスプレイ1の制御がNAVI−CU20からT
V−CU30にが引き渡される。なお、TV−CU30
は、メインディスプレイ1における上記表示面1aにT
V用の操作画面などを表示すると共に、受信したTV放
送の映像信号をメインディスプレイ1に出力し、音声信
号をオーディオシステムを構成するパワーアンプ41に
出力する。これにより、メインディスプレイ1の表示面
1aにはTV画面が表示されると共に、パワーアンプ4
1に接続されたスピーカ42,42からTV音声が再生
出力されることになる。また、同様な操作によりオーデ
ィオモードを設定したときには、AUDIO−CU40
に制御が引き渡される。その場合に、AUDIO−CU
40は、メインディスプレイ1の表示面1aに操作画面
などを表示すると共に、例えば内蔵したチューナで受信
したラジオ放送の音声信号をパワーアンプ41に出力す
る。
【0023】次に、NAVI−CU20が行うナビゲー
ション制御の概略を説明する。
【0024】すなわち、NAVI−CU20は、メイン
ディスプレイ1の周辺に設けられたナビゲーション用の
キースイッチ11のON信号を示す信号を受信すると、
前述したように図2に示すメニュー画面を生成してメイ
ンディスプレイ1に表示させた上で、タッチセンサ12
からの入力操作を待つ。そして、「現在地」の項目欄に
おける「設定」キー1bの接触操作を示す信号を受信し
たときには、CD−ROMドライブ21にセットされた
CD−ROM3にアクセスすることにより、例えば全国
地図をメインディスプレイ1の表示面1aに表示させた
上で、運転者による画面のタッチ操作に従って、縮尺を
順次小さくした地図画面を表示していき、最終的に図3
に示すような細密地図をメインディスプレイ1の表示面
(以下、主画面という)1aに表示する。そして、その
状態において運転者が接触した地点の座標を現在位置と
して記憶した後、その位置に当該自動車の位置と方向を
示す自車位置マークMを表示する。この場合、例えば
「○○駅」の南側の駅前に当該自動車が位置するときに
は、対応する位置に上記自車位置マークMが表示される
ことになる。なお、設定した位置が画面の中心にないと
きには、図3の状態のように自車位置マークMが中心と
なるように、道路地図が再表示されることになる。その
後、上記メニュー画面に復帰する。なお、GPS受信ア
ンテナ24からの受信信号に基づいて現在地の緯度、軽
度が適正に計算されるときには、その数値に応じて現在
位置を補正する。
【0025】この状態において、「目的地」の項目欄の
「設定」キー1dが接触操作されたときには、NAVI
−CU20は、現在地の設定時と同様に運転者の操作に
従って目的地の付近の地図画面を主画面1aに表示して
いく。この場合、例えば「△△公園」が目的地である場
合には、図6に示すように「△△公園」を含む細密地図
が上記主画面1aに表示されることになる。その状態に
おいて、運転者が指し示した地点を目的地の座標として
記憶すると共に、目的地マークTを表示する。
【0026】そして、その目的地の座標と上記のように
して設定された現在地の座標とを結ぶ道路データを地図
データから選択すると共に、所定のアルゴリズムに従っ
て演算した最適経路を誘導経路として選択し、その誘導
経路を構成する経路番号と、各経路の分岐点を示すノー
ド番号とを経路誘導データとして記憶する。
【0027】NAVI−CU20は、上記メニュー画面
上の「AUTO」キー1fが接触操作されたときには、
経路誘導モードに移って当該自動車を上記誘導経路に沿
って目的地まで誘導することになる。その場合に、例え
ば図7に示すように、現在地から目的地までの誘導経路
を表示した地図画面を主画面1aに一旦表示した上で、
図3に示す自車位置マークMを中心として現在地を示す
地図画面(以下、現在地画面という)を主画面1aに再
表示し、その状態から誘導を開始する。このとき、上記
現在地画面を表示した主画面1aには上記経路誘導デー
タに基づいて設定された針路変更点(分岐点)にポイン
トマークPが表示されると共に、副画面4aには、図4
に示すように、該針路変更点の付近を拡大した概略地図
と、針路変更方向を示す誘導マークGとが表示された画
面(以下、誘導画面という)が表示されることになる。
【0028】そして、当該自動車の移動に伴って、上記
自車位置マークMが主画面1aの中心に位置するように
道路地図をスクロールさせるのであるが、その場合にお
ける当該自動車の位置が次のように求められる。
【0029】つまり、当該自動車がスタートすると、N
AVI−CU20は、車速センサ22からの信号に基づ
いて出発点を起点とする自車の走行距離を算出した上
で、その距離が所定の設定値に到達した時点で方位セン
サ23からの信号が示す方位データと組み合わせて、こ
れらのデータが示す位置を自車の現在位置と推定する。
そして、このデータを蓄積することにより、出発点を起
点とする自車の走行軌跡を求めて、その先端の位置が中
心となるように主画面1aに表示された道路地図をスク
ロールさせる。その場合に、当該自動車の走行軌跡が記
憶した経路誘導データから逸脱したときには、現在地画
面上の道路に一致させるように自車位置を補正すると共
に、それに対応させて道路地図を移動させる。そして、
自車の推測位置がポイントマークPが付された針路変更
点に近接したときには、例えば図4に示す誘導画面上の
誘導マークGを明滅させることにより、針路変更を運転
者に指示する。
【0030】NAVI−CU20は、上記のようにして
推定した自車の推測位置と経路誘導データとに基づいて
針路変更が行われたと判定すると、主画面1aにおける
次の針路変更点に対応する位置にポイントマークPを移
動させると共に、副画面4aの表示を、該針路変更点の
付近を拡大した概略地図に切り換える。
【0031】このようにして、当該自動車が誘導経路に
従って目的地へと誘導されることになる。
【0032】このようにNAVI−CU20によって現
在地画面を主画面1aに表示させながらナビゲーション
制御が行われているときに、TV−CU30やAUDI
O−CU40などからの割込要求がVIDEO−CU1
0に出力される場合があるが、その場合にVIDEO−
CU10においては、図8のフローチャートに従って画
面表示制御が次のように行われるようになっている。
【0033】すなわち、VIDEO−CU10は、ステ
ップS1で割込要求の判定を行った上で、YESと判定
したときにはステップS2に進んでナビゲーション制御
のモードが経路誘導モードか否かを判定し、YESと判
定するとステップS3に進んで多重伝送路2を介してN
AVI−CU20から取り込んだ車速センサ22からの
信号に基づいて現在停車中か否かを判定する。YESと
判定すると、ステップS4を実行して現在地画面を副画
面4aに表示する。つまり、現在地画面が、例えば図9
に示すように、全体に縮小された状態で副画面4aに表
示されることになる。これにより、運転者は当該自動車
の現在位置を確実に認識することができると共に、目的
地へ向かう走行経路を余裕をもって確認することが可能
となる。
【0034】なお、このとき主画面1aの表示は割込要
求を発生したコントロールユニットによって制御される
ことになる。
【0035】次に、VIDEO−CU10はステップS
5を実行して割込終了の判定を繰り返して行うと共に、
割込終了を判定した時点でステップS6に進んで、現在
地画面を主画面1aに復帰させると共に、ステップS7
で誘導画面を副画面4aに表示する。なお、副画面4a
の表示を現在地画面から誘導画面に戻すタイミングを若
干遅らせて、現在地画面が主画面1aと副画面4aの両
方に表示されている状態を作ってもよい。
【0036】一方、VIDEO−CU10は上記ステッ
プS2においてNOと判定したとき、すなわち経路誘導
モードではないと判定したときには、直ちにステップS
8に分岐して現在地画面を副画面4aに表示する。これ
により、運転者は走行時においても、当該自動車の現在
位置を適切に認識することが可能となって、目的地への
予定経路から外れて道に迷ったり、目的地を通り過ぎる
ことが少なくなる。
【0037】ところで、経路誘導モードにおいて、当該
自動車が走行している場合には現在地画面の表示がなく
なることになるが、このモードにおいては副画面4aに
誘導画面が表示されると共に、針路変更点に近接したと
きには針路変更が指示されることになるので、一時的に
現在地画面の表示がなくなっても走行には特に支障を来
すことがない。
【0038】また、現在地画面を副画面4aを表示する
場合には、図10に示すように自車位置マークMが中心
となるように、主画面1aと同じ縮尺で周辺を削除した
状態で現在地画面を表示するようにしてもよい。
【0039】なお、サブディスプレイ4をヘッドアップ
ディスプレイで構成してもよく、その場合には、例えば
図11に示すように、当該自動車の進行方向が画面上の
上方に配置するように、現在地画面が表示形態を変更し
た状態で表示されることになる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車幅方向
のほぼ中央に配置された表示手段によって現在位置情報
とは異なる用途の画面が表示されたときには、地図情報
に関連する当該自動車の現在位置情報が運転席用表示手
段によって運転席前方に表示されることになるので、新
たにディスプレイを設ける必要がなく、少なくとも運転
者は適切に現在位置を確認することが可能となる。
【0041】そして、特に第2発明によれば、当該自動
車の停車時に現在位置情報とは異なる用途の画面がメイ
ンの表示手段で表示されたときには、停車中は運転者に
とって不必要となる走行に関する情報の代わりに、地図
情報に関連する当該自動車の現在位置情報が運転席用表
示手段によって表示されることになるので、運転者は現
在位置を確実に認識することができ、非常に効率的であ
る。また、停車中は運転者が現在位置情報を見ることが
でき、目的地へ向かう走行経路を余裕をもって確認する
ことができるという利点もある。
【0042】また、第3発明によれば、当該自動車の走
行時においては、上記現在位置情報に基づく経路誘導情
報が運転席用表示手段によって運転席の前方に表示され
ることになるので、運転者は走行中であっても視認しや
すい経路誘導情報により位置情報を確実に認識すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画面表示装置が組み込まれたマ
ルチインフォメーションシステムの一部を示すシステム
構成図である。
【図2】 ナビゲーション用のメニュー画面を示す模式
図である。
【図3】 現在地設定時における主画面の表示状態を示
す模式図である。
【図4】 副画面に誘導画面を表示した状態を示す模式
図である。
【図5】 車室内におけるメインディスプレイ1及びサ
ブディスプレイ4の配置状態を示す図面である。
【図6】 目的地設定時における主画面の表示状態を示
す模式図である。
【図7】 主画面に誘導ルート全体を表示した状態を示
す模式図である。
【図8】 ナビゲーション制御が行われるときに割込要
求があった場合における画面表示制御を示すフローチャ
ート図である。
【図9】 副画面に現在地画面を表示した状態を示す模
式図である。
【図10】 現在地画面の副画面への別の表示形態を示
す模式図である。
【図11】 サブディスプレイをヘッドアップディスプ
レイで構成した場合における現在地画面の副画面への表
示形態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 メインディスプレイ 1a 主画面 4 サブディスプレイ 4a 副画面 10 VIDEO−CU 20 NAVI−CU 22 車速センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳永 利道 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の運転席の前方における車幅方向
    のほぼ中央に配置された表示手段に、地図情報に関連し
    て当該自動車の現在位置情報を示す画面と、現在位置情
    報とは異なる用途の画面とを選択的に表示させる表示制
    御手段が備えられた自動車の画面表示装置であって、運
    転席の前方に走行に関する情報を表示する運転席用表示
    手段と、上記表示手段で異なる用途の画面が表示された
    ときに、当該自動車の現在位置情報を上記運転席用表示
    手段で表示させる運転席用表示制御手段とが設けられて
    いることを特徴とする自動車の画面表示装置。
  2. 【請求項2】 運転席用表示制御手段は、少なくとも当
    該自動車の停車時において、その現在位置情報を運転席
    用表示手段で表示させるように構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の自動車の画面表示装置。
  3. 【請求項3】 運転席用表示制御手段は、当該自動車の
    走行時において、その現在位置情報に基づく経路誘導情
    報を運転席用表示手段で表示させるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1もしくは請求項2のいずれ
    かに記載の自動車の画面表示装置。
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