JP2002183759A - 三次元画像記録・再生システム及び三次元画像記録方法 - Google Patents

三次元画像記録・再生システム及び三次元画像記録方法

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JP2002183759A JP2000376131A JP2000376131A JP2002183759A JP 2002183759 A JP2002183759 A JP 2002183759A JP 2000376131 A JP2000376131 A JP 2000376131A JP 2000376131 A JP2000376131 A JP 2000376131A JP 2002183759 A JP2002183759 A JP 2002183759A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常ないし汎用となるパソコン上においても
三次元画像の表示を可能とするような三次元画像記録・
再生システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係る三次元画像記録・再生シス
テムは、三次元画像表示装置(3D・WS)5におい
て、医用画像診断装置1乃至4で取得された三次元画像
を記録媒体Mに記録する際において、自身が有する三次
元表示ソフトの全部又は一部をも当該記録媒体Mに記録
する。したがって、上記3D・WS5に比べて一般に低
速のCPU及び低容量のメモリしか有さない通常ないし
汎用のパソコン61、…、6n又は6xにおいても、そ
の記録・読出装置61a、…、6na又は6xaに、前
記記録媒体Mを装着することによれば、三次元画像の表
示ないし観察を実施することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三次元画像記録・
再生システム及び三次元画像記録方法に関し、特に、各
種の医用画像診断装置により取得された三次元画像を記
録する方法及び該画像を記録・再生するシステムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、X線CT装置、SPECT(Si
ngle Photon Emission CT)装
置、あるいは核磁気共鳴イメージング(MRI)装置等
その他の、いわゆる「三次元画像」を再構成することの
可能な医用画像診断装置が提供されている。例えば上記
MRI装置等によれば、被検体頭部の三次元分布画像
や、また当該頭部から血管領域のみを抽出した三次元分
布画像等を再構成することが可能であり、後者の場合、
脳血管障害の診断に非常に有効な診断画像となる。
【0003】ところで、上記三次元画像は、上記各医用
画像診断装置により取得・収集された基礎となるデータ
に対し、各種の加工ないし演算処理を施すことによって
取得される。そして、このように取得された三次元画像
に対する各種処理(とりわけ、その表示処理や付加的処
理(例えば回転処理等)等)は、高速CPUや大容量メ
モリ等を装備するとともに、三次元画像表示機能に特化
されて開発され、各種の三次元観察をするための様々な
機能を有する三次元画像表示装置(以下「3D・WS
(ワークステーション)」という。)上で行われること
が通常である。というのも、ここにいう各種処理は、い
わゆる「重い」処理(メモリを大量に消費し、演算ステ
ップ数が多い等)だからである。なお、このような3D
・WSは一般に汎用性がなく、また、非常に高価なもの
として認識されている。
【0004】したがって、上記医用画像診断装置が、例
えば病院内各所に点在しているような場合には、それら
各々が上記3D・WSを有するのではなく、同各々がい
わゆる「読影室」と呼ばれる部屋に設置された1台(な
いし少数台、以下同じ。)の3D・WSを共有するよう
な形となり、該各医用画像診断装置で取得された三次元
画像に対する各種処理等は、当該1台の3D・WS上で
すべて実施するような形態とされることが多い。
【0005】なおよって、当該1台の3D・WSと上記
各医用画像診断装置との間では、生の画像データをやり
取り(特に、後者から前者へのデータ供給)する必要が
生じ、そのやり取りは、例えば該画像データを搬送可能
な記録媒体(例えば、CD−R、DVD等)に記録する
ことにより、あるいはまた、該画像データをネットワー
ク(例えば、病院内LAN等)を介して送信することに
より、等というようにして行われることになる。つま
り、これら3D・WSと各医用画像診断装置は、いわば
「三次元画像記録・再生システム」を構成するといえよ
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た「三次元画像記録・再生システム」においては、次の
ような問題があった。すなわちまず、上述したように、
三次元画像を搬送可能な記録媒体に記録する場合にあっ
ては、該画像が非常に大きなサイズであるため、当該記
録は画像本体のみに関し行われることが殆どであった。
そして従来においては、このように記録された三次元画
像を表示ないし観察するために上記3D・WSが必要と
なっていたのであるが、この場合、いわゆる通常のパソ
コン上では三次元観察をすることができない。なぜな
ら、該パソコンは、上記3D・WSに比べて一般に低速
のCPU及び小容量のメモリを装備するのみで、かつ、
三次元表示・観察するための特別な機能(具体的には、
ソフト)を搭載するものではないからである。
【0007】しかしながら一方で、上記通常のパソコン
上で三次元観察することに対するニーズは高いと考えら
れる。というのも、例えばカンファレンスルームや各医
師に対しては、各種ドキュメント作成等のためのパソコ
ンが通常、設置ないし割り当てられている現状にあるか
ら、これらパソコン上で三次元観察を実施することが可
能であれば、わざわざ上記したような「読影室」等その
他の特別な部屋に出かける必要もなく、いつでも三次元
観察が可能であることにより、迅速な診断に資すること
になるからである。また、各医師等が学会等で三次元画
像を提示しつつその所見を発表する等の際においても、
上記通常のパソコン上における三次元表示が可能とされ
るならば、有用であることが明らかである。
【0008】なお、いま述べたような点は、三次元の生
の画像データを、ネットワークを介して送信する場合に
も同様に当てはまる。すなわち、送信されるデータは、
従来、画像本体のみに関し行われることから、たとえ上
記通常のパソコンが前記ネットワークに接続されていた
としても、その三次元表示ないし観察を行うことはでき
なかった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、通常ないし汎用とな
るパソコン上においても三次元画像の表示を可能とする
ような三次元画像記録・再生システム及び三次元画像記
録方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために以下の手段をとった。すなわち、請求項1記
載の三次元画像記録・再生システムは、一以上の医用画
像診断装置、及び、該医用画像診断装置で取得された三
次元画像生データに基づいて三次元画像表示を行うこと
の可能な三次元表示ソフトを有する三次元画像表示装置
から構成された三次元画像記録・再生システムにおい
て、前記三次元画像表示装置に付設される記録装置と、
該記録装置を介し前記三次元画像表示装置から前記三次
元画像生データ及び前記三次元表示ソフトの全部又は一
部を記録される記録媒体と、前記記録媒体を装着可能で
あって前記三次元画像生データ及び前記三次元表示ソフ
トの全部又は一部を読み出し可能な読出装置を備えたパ
ーソナルコンピュータとを備えていることを特徴とする
ものである。
【0011】また、請求項2及び3記載の三次元画像記
録・再生システムは、請求項1記載の同システムにおい
て、前記記録媒体に記録される三次元表示ソフトの一部
が、該ソフトが有する表示機能のうちの一種又は二種以
上の機能であること(請求項2)、また、該ソフトが有
する画像回転機能のうちの縦方向回転機能又は横方向回
転機能であること(請求項3)を特徴とするものであ
る。
【0012】さらに、請求項4記載の三次元画像記録・
再生システムは、請求項1記載の同システムにおいて、
前記記録媒体に記録される三次元画像生データは、前記
医用画像診断装置で取得された当初の三次元画像生デー
タを、所定の方式により変換したものであることを特徴
とし、加えて、請求項5乃至10に記載の三次元画像記
録・再生システムは、この請求項4記載の同システムに
おいて、前記所定の方式が、階調変換(請求項5)、二
値化変換(請求項6)、光学パラメータへの変換(請求
項7)、前記当初の三次元画像生データを一律に縮小す
ること(請求項8)及びその一部を抜き出すこと(請求
項9)、並びに圧縮処理(請求項10)であることを特
徴とするものである。
【0013】またさらに、請求項11及び12記載の三
次元画像記録・再生システムは、請求項1記載の同シス
テムにおいて、前記記録媒体には、前記三次元画像生デ
ータと前記三次元表示ソフトの全部又は一部とが対にな
って記録されることを特徴とし(請求項11)、また、
前記記録媒体には、複数の前記三次元画像生データと、
一つの前記三次元表示ソフトの全部又は一部とが記録さ
れることを特徴とする(請求項12)ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態に
ついて図を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に
係る「三次元画像記録・再生システム」の全体構成を示
す概要図である。なお、本実施形態においては、X線C
T装置、SPECT装置、あるいはMRI装置等その他
の各種医用画像診断装置により取得された「三次元画
像」を記録・再生するシステムに関し説明を行うことと
する。
【0015】図1において、三次元画像記録・再生シス
テムは、X線CT装置1、SPECT装置2、MRI装
置3及びX線画像装置4等からなる各種の医用画像診断
装置と、3D・WS(ワークステーション)5、さらに
は複数のパソコン6とが、通信線Cを介したネットワー
クを形成して構成されている。
【0016】上記各種の医用画像診断装置1乃至4は、
それぞれ三次元画像を生成することの可能なものであ
り、X線CT装置1は、被検体を透過することで吸収の
度合いが空間的に変化したX線を検知することにより、
SPECT装置2は、体内に投与し分布させた放射性同
位体(RI)から発せられるガンマ線を検知することに
より、MRI装置3は、核磁気共鳴信号を検知すること
により、それぞれ被検体内の情報を取得し、これに基づ
き三次元画像を再構成することが可能となっている。な
お、上記X線画像装置4としては、例えばCアーム等を
備えたいわゆる「アンギオ装置」等を想定すればよい。
また、本発明においては、以上の他、種々の医用画像診
断装置を想定してよい。
【0017】3D・WS5は、高速CPUや大容量メモ
リ、さらに場合によっては、画像処理専用のアクセラレ
ータ等を装備するとともに、三次元画像表示機能に特化
されて開発され、かつ各種の三次元観察をするための様
々な機能(本発明にいう、「三次元表示ソフト」)を有
する。
【0018】ここに、「三次元画像表示機能」ないし
「三次元観察するための様々な機能」とは、例えば、表
示機能として、「サーフェスレンダリング(Sufac
e Rendering)法」、「ボリュームレンダリ
ング(Volume Rendering)法」、「M
PR(Multi‐Plainer Reconstr
uction)法」、「MIP(Maximum In
tensity Projection)法」、「Mi
nIP(Minimum IntensityProj
ection)法」、「X−ray Projectio
n法」、又は「VE(Virtual Endosco
py)法(仮想内視鏡表示法)」等の種々の公知の手法
が挙げられ、また、三次元観察機能としては、いま述べ
た各手法により表示された三次元画像を、回転、拡大・
縮小、移動等したり、表示条件(サーフェスレンダリン
グ法の場合は閾値、ボリュームレンダリング法の場合は
光学パラメータへの変換関数等)の変更等が可能なこと
が挙げられる。さらには、三次元距離計測、三次元ボリ
ューム計測等の計測機能も有しており、様々な観察法・
解析法により三次元画像を診断することができる。
【0019】また、これら機能を実現するための、(被
検体に関する)元となる画像データ(以下、「三次元画
像生データ」という。)は、上記各種の医用画像診断装
置1乃至4より供給されるが、本実施形態においては、
該3D・WS5と各種医用画像診断装置1乃至4とを接
続する通信線Cを介して(ネットワーク経由で)、これ
を行い得るようになっている。
【0020】また、この3D・WS5には、例えばCR
−R、DVD等の搬送可能な大容量の記録媒体Mに対す
るデータの記録、また該記録媒体Mからのデータの読み
出しを行うことの可能な記録・読出装置5aが付設され
ている。
【0021】一方、上記通信線Cに対しては、図1に示
すように、複数のパソコン61、…、6nが接続されて
いる。これらパソコン61、…、6nは、通常市販にて
容易に手に入るものが想定され、上記3D・WSに比べ
て一般に低速のCPU及び小容量のメモリを装備し、か
つ、三次元表示・観察するための特別な機能(具体的に
は、ソフト)を搭載するものではない(つまり、汎用で
ある。)。ただし、これらパソコン61、…、6nに
は、上記3D・WS5と同様に、記録媒体Mに対するデ
ータの記録及び該媒体Mからのデータの読み出しが可能
な記録・読出装置61a、…、6naが接続されてい
る。
【0022】なお、本実施形態においては特に、上記記
録・読出装置5aにおいて、記録媒体Mに対する三次元
画像生データの記録、及び上記記録・読出装置61、
…、6naにおいて、該記録媒体Mからの三次元画像生
データの読み出しを行うことができ、かつ、記録・読出
装置5aを介し記録され記録・読出装置61、…、6n
aを介し読み出された三次元画像生データに基づいて、
三次元画像表示ないし観察を可能とするプログラム(以
下「三次元再生ソフト」という。なお、これは本発明に
いう「三次元表示ソフトの全部又は一部」に該当す
る。)の記録・読み出しが行われる点に特徴がある(後
に詳述)。
【0023】なおまた、本実施形態におけるパソコンと
しては、上記したようにネットワークを形成するパソコ
ン61、…、6nのみでなく、図1に示すように、通信
線Cに接続されていない(いわゆる「スタンド・アロー
ン」な)パソコン6xも存在する。ただし、このような
パソコン6xにも、上記と同様な記録・読出装置6xa
が接続されている。
【0024】また、通信線Cは、図1に示すように、外
部との接続を図ることが可能となっている。ここにいう
「外部」とは、例えばいわゆるインターネットを想定す
ればよく、その他、別の有線接続されたネットワークを
想定してもよい。
【0025】以下では、上記構成例となる本実施形態の
三次元画像記録・再生システムの作用効果について説明
する。なお、本発明は、三次元画像生データの記録又は
送信のみを実施するのではなく、上記した三次元表示ソ
フトの全部又は一部たる三次元再生ソフトをも記録又は
送信の対象とすることに特徴があるものであるから、以
下では、この点を中心とした説明を行うものとする。
【0026】まず、上記各種の医用画像診断装置1乃至
4によって生成された三次元画像生データは、通信線
C、つまりネットワークを経由して3D・WS5に転送
され、この転送された三次元画像生データは、3D・W
S5が内蔵する大容量メモリに記録される。3D・WS
5は、このように転送されてきた三次元画像生データに
基づいて、上述したような各種の表示機能及び観察機能
を発揮することで(=三次元表示ソフトを働かせること
で)、三次元画像表示ないし観察を行うことが可能であ
り、医師は、該画像表示に基づいて診断を実施すること
が可能となる。従来においては、ここまでは当然に可能
であった。
【0027】本実施形態においては、これより進んで、
記録媒体Mに対し、上記三次元画像生データ、及び該三
次元画像生データをパソコン6上で「再生」するための
上記三次元表示ソフトの全部又は一部たる三次元再生ソ
フトの記録を行うことが可能である。
【0028】すなわち、まず図2ステップS1にあるよ
うに、3D・WS5において、予め適当にプログラムさ
れた「データ記録モード」に移行し、上記転送されきた
各種の三次元画像生データの中から、記録媒体Mへの記
録を行おうとするものの選択を実施する。より具体的に
は、3D・WS5として構成されているモニター上に例
えば「SAVE」ボタンを表示し、該ボタンをマウス等
の入力手段でクリックすること(データ記録モードへの
移行)、及びこれに伴い表示される複数の画像ファイル
(=複数の三次元画像生データ)の一を、やはりクリッ
クすること(画像ファイルの選択)等によればよい(い
ずれも不図示)。
【0029】以上の操作を終えると、次に、図2ステッ
プS2乃至S9にあるように、選択された三次元画像生
データとともに記録する三次元再生ソフトの態様(該再
生ソフトに関する条件設定)をどのようなものとする
か、また、該選択された三次元画像生データをどのよう
な態様で記録(例えば後述のビット長減少や圧縮等)す
るか、を順次設定する工程に移る。これらの設定は、例
えば図3に示すような、3D・WS5におけるモニター
上の表示画面を通じて行われる。以下、これら各設定項
目についての説明を行う。
【0030】まず、図2ステップS2では、上記で選択
された三次元画像生データとともに、そもそも三次元再
生ソフトの記録を行うかどうか、を設定することが可能
である。この場合において、「三次元再生ソフトの記録
を行わない」を選択するならば、従来の技術と全く同様
に、記録媒体Mには三次元画像生データのみが記録され
ることとなる。なお、このような選択は、図3に示す最
上段の行におけるYES・NOチェックボックスのいず
れかを、3D・WS5における上記マウス等によりクリ
ックすること等で行われる。また、「記録を行わない」
と選択した場合、全設定処理は終了する(図2ステップ
S2からステップENDへ)。
【0031】一方、上記において、「三次元再生ソフト
を記録する」を選択する場合には、続いてその細目に関
する設定を行う。この細目とは、具体的に例えば、「画
像(三次元画像生データ)ごとに再生モードを変更する
かどうか」、「再生モードをどうするか」、あるいは
「三次元観察機能をどうするか」等の設定に関する。
【0032】ここで「再生モード」とは、上述した三次
元画像表示機能のことをいい、より具体的には、これも
上述したように、「サーフェスレンダリング法」、「ボ
リュームレンダリング法」、…、「VE法」の各種手法
のことをいう。したがって、図2ステップS4における
「再生モードの選択・設定」ということは、「三次元画
像生データをどのような手法で三次元表示するか」とい
うことと同義であり、該ステップS4では、その旨に係
る選択・設定を行う。なお、この選択においては、複数
の再生モードを選択するようにしてよい。つまり、一つ
の三次元画像生データに対し、複数の三次元再生ソフト
が付随するような形式としても問題はない。また、この
ような選択は、図3に示す上から三段目における各チェ
ックボックスのいずれかをクリックすることにより行わ
れる。
【0033】もっとも、本実施形態においては、図2ス
テップS4に至る前に、いま記録を行おうとしている記
録媒体Mが新規のものである場合には、図2ステップS
3において、「画像ごとに再生モードを変更するかどう
か」に係る選択を行うようになっている。この処理の意
味は、次のようである。すなわち、ここで「画像ごとに
…変更する」を選択すると、いま、記録を行おうとして
いる新規の記録媒体Mについて、記録されていく一つ一
つの三次元画像生データの各々に対し、上記再生モード
の一つ(又は二つ以上)を設定することができる。一
方、「画像ごとに…変更しない」のであれば、当該記録
媒体Mが、図2ステップS4で選択された再生モードの
一つ(又は二つ以上)に固定される、つまり当該記録媒
体Mが当該再生モードにより、いわば「初期化」される
ことになる(図2ステップS31)。
【0034】これを図示すれば、例えば図4のようにな
り、図4(a)では、「変更する」が選択されたことに
より、記録された複数の三次元画像生データ3D1、3
D2、…、3Dmごとに、好みの再生モード・ファイル
(これは「画像再生ソフト」そのものといっても殆どよ
い。以下同じ。なお後述。)RP1、…、RPmが対に
なった、あるいは該データ3D1、…、3Dmに該ファ
イルRP1、…、RPmを付随させた形のデータ構造と
なり、図4(b)では、「変更しない」が選択されたこ
とにより、一つの固定された再生モード・ファイルRP
1の下に、複数の三次元画像生データ3D1、3D2、
…、3Dnが記録されていく形のデータ構造となる。
【0035】ちなみに、図4(c)では、図4(a)の
ような場合において、三次元画像生データ3D2につ
き、二つの再生モード・ファイルRP2及びRP21を
付随させた形のデータ構造が示されている。また、図4
(d)では、同様にして、二つの再生モード・ファイル
RP1及びRP11が記録されたデータ構造が示されて
いる(このような場合が許されることは、既述した)。
なお、これらのような場合であっても、図4(c)は、
本発明にいう、三次元画像生データと三次元再生ソフト
とが「対になって記録される」という意味に含まれ、ま
た、図4(d)における再生モード・ファイルRP1及
びRP11は、本発明にいう「一つの…三次元表示ソフ
トの全部又は一部」に含まれることとなるのは言うまで
もない。
【0036】さて、以上のような選択が新規の記録媒体
Mに対して実施されることにより、次のような効果が奏
される。すなわち、図4(a)(あるいは図4(c))
のようなデータ構造によれば、三次元画像生データ3D
1、3D2、…、3Dmの各々の趣旨に応じた三次元再
生を実行することができる(例えば三次元画像生データ
3D1についてはVE法が望まれ、同データ3D2につ
いてはボリュームレンダリング法が望まれる等)反面、
図4(b)(あるいは図4(d))のようなデータ構造
によれば、図4(a)のような画像ごとの再生を行うこ
とはできないが、同図から明らかな通り、より多くの三
次元画像生データ3D1、3D2、…、3Dn(n>
m)を記録することが可能となる。つまり、いずれも相
応の特徴点を有するものであるが、装置使用者にとって
みれば、新規の記録媒体Mに関し、上記二つの使用形態
の中から望ましいものを設定することができるのは便利
である。
【0037】なお、図4において、再生モード・ファイ
ルRP1、…、RPnの容量及び三次元画像生データ3
D1、…、3Dnの容量を、それぞれ粗く、16MB程
度及び10MB程度であると想定すれば、記録媒体Mが
容量640MBのCD−Rである場合には、図4(a)
のような場合には、約24枚程度の三次元画像生データ
3D1、…、3D24が、図4(b)のような場合に
は、約62枚程度の三次元画像生データ3D1、…、3
D62が、それぞれ記録可能となろう。ただし、実際の
三次元画像生データ3Dnのサイズ、あるいは再生モー
ド・ファイルRPnのサイズは、具体的・現実的に種々
である(本実施形態における、いま述べているような各
種設定によっても変動するし、また、それこそが本実施
形態の目するところでもある。)から、いま述べた記録
可能枚数は単なる目安に過ぎない。
【0038】また、最初に述べたように、上記した「画
像ごとに…変更する又はしない」に係る選択を行い得る
のは、「新規(=未記録)の」記録媒体Mについてであ
る。つまり、既に何らかの三次元画像生データが記録さ
れている記録媒体Mについては、それが新規であったと
きに、上記図4(a)又は(b)いずれかのデータ構造
が決定されているから、当該記録媒体Mに対し、新たに
三次元画像生データを記録する際には、当該記録媒体M
の既決定データ構造に則した形での記録が自動的に選択
されることになる(=図2ステップS3処理は省略さ
れ、特に、図4(b)であるような場合には、図2ステ
ップS4処理も省略される。)。
【0039】次に、図2ステップS5にあるように、
「三次元観察機能をどうするか」に関する設定を行う。
ここに、「三次元観察機能」とは、上記したように、表
示された三次元画像を、回転、拡大・縮小、移動等した
り、各種の表示条件を変更したりする機能のことをい
う。本実施形態においては特に、回転機能に関し、例え
ば図3の上から四段目のチェックボックスに示されてい
るように、「すべての機能を記録」、「縦横回転に限
る」、「縦方向のみの回転に限る」、「横方向の回転の
みに限る」のチェックボックス(メニュー)を用意して
いる。むろん、本発明においては、その他の選択項目を
設定してもよい。
【0040】さて、上記三次元再生ソフトに関する設定
を終えると次に、「三次元画像生データの記録条件をど
のようにするか」に関する設定を行う。
【0041】具体的にはまず、図2ステップS6にある
ように、「三次元画像生データのビット長を減少するか
否か」に関する設定を行う。これは、三次元画像生デー
タを何ら変換することなく記録するか(オリジナル記
録)、当該データのビット長を少なくするか(ビット長
減少記録)のどちらかを選択することを意味する。な
お、この選択は、図3の上から五段目のチェックボック
スに示されている。
【0042】さらに、「ビット長減少記録」を選択した
場合には、上記図2ステップS4において如何なる再生
モードが選択されているかに応じて、どのような「ビッ
ト長減少」を実施するかを選択することが可能である。
すなわち例えば、どのような再生モードが選択されてい
ても(=常時)選択できるLUT(Look UpTa
ble)変換(階調変換)、サーフェスレンダリング法
が選択されている時のみ選択可能な「2値化変換」、ボ
リュームレンダリング法が選択されている時のみ選択可
能な「光学パラメータへの変換」がある。このうち、L
UT変換、光学パラメータへの変換の場合は、16ビッ
トの画素を8ビットに、ビット長減少することができ、
2値化変換の場合には16ビットの画素を1ビット(な
ぜなら、「サーフェス」を表現するためには、“1”か
“0”かのみの情報があればよいからである。)に、ビ
ット長減少することができる。
【0043】いずれにしても、これらの設定によれば、
三次元画像生データのデータ・サイズを縮小することが
可能となり、結果、記録媒体Mへ、より多くの(変換さ
れた後の)三次元画像生データを記録することができ
る。
【0044】なお、この選択においては、図3における
ような表示画面において、「ビット長減少記録」が選択
(チェック)された際に、選択可能な変換方式がいわゆ
る「アクティブ表示」されるような形態(図3では、再
生モードとして「ボリュームレンダリング法」が選択さ
れているから、「光学パラメータへの変換」のチェック
ボックスは「アクティブ」であるが、「二値化変換」の
チェックボックスは「ノン・アクティブ」である表示態
様を例示している。)としてもよいし、また、当該選択
可能な変換方式を表示する別ウインドウが開かれるよう
な形態(不図示)としてもよい。また、これに代えて、
LUT変換、2値化変換及び光学パラメータへの変換に
関する設定は、三次元画像生データ等の記録媒体Mへの
実際の記録作業前にレビューを行うようにし、設定の可
否(例えば、「サーフェスレンダリング法」で「光学パ
ラメータへの変換」が選択された等の場合には、否)が
確認されるようになっていてもよい。いずれにしても、
これらによれば、誤選択・誤設定するおそれがなくなる
ことが明らかである。
【0045】続いて、図2ステップS7及びS8にある
ように、やはり「三次元画像生データの記録条件をどの
ようにするか」に関する設定である、「三次元画像生デ
ータの画像サイズを縮小するか」に関する設定(図2ス
テップS7)と、「注目領域を抽出するか」に関する設
定(図2ステップS8)を行う。
【0046】ここにまず、「画像サイズ」ないしその
「縮小」とは、字義通り、当該三次元画像を表示した場
合における画像の大きさないしその縮小を意味してお
り、上述した「ビット長」ないしその「減少」とは本質
的な意味合いが異なる。また、その縮小の程度は、画像
全体につき一律であり、具体的には「1/2縮小」、
「1/4縮小」等から選択することができる。さらに、
具体的な縮小処理の内容としては、例えば「1/2縮
小」が選択された場合には、画像マトリックス(=「三
次元画像生データ」を、ある座標系を念頭にした上で表
現したもの)中、隣接する8ボクセル分を平均化して、
1ボクセルとする等の処理を経るようにすればよい。な
お、図3においては、「画像サイズを縮小しない」が選
択された結果、縮小の程度を選択するチェックボックス
(「1/2縮小」ボタン等)が、ノンアクティブ表示さ
れている例が示されている。
【0047】一方、「注目領域を抽出する」とは、画像
の大きさがオリジナルよりも小さくなることは上記「画
像サイズの縮小」と同様であるが、この場合において
は、該オリジナルの(大きさの)画像の中の、所定の部
位のみ切り出して、記録媒体Mへの記録対象とすること
を意味する。つまり、三次元画像生データの一部を抜き
出して記録対象とする、というに等しい。なお、この場
合において、「注目領域を抽出する」が選択されたとき
には、いま記録しようとしている三次元画像生データの
(全体についての)三次元表示を実際に実行し、それに
ついて、装置使用者が任意の領域ないしウインドウを設
定する(抜き出す)ことにより(不図示)、「注目領
域」を設定するような態様が最も好適である。
【0048】いずれにしても、これらの設定において、
「画像サイズを縮小する」、あるいは「注目領域を抽出
する」を選択することにより、上述したビット長減少記
録と同様、(該縮小ないし抽出後(変換後)の)三次元
画像生データのデータ・サイズを小さくすることがで
き、結果、記録媒体Mに対して、より多くの三次元画像
生データを記録することができる。
【0049】最後に、図2ステップS9にあるように、
「圧縮をするか否か」に関する設定を行う。ここで、
「圧縮する」を選択した場合には、よく知られているよ
うに、三次元画像生画像データを可逆圧縮するか、又は
非可逆圧縮するか、のいずれかを選択することが可能で
ある。なおまた、「圧縮する」が選択された場合には、
記録媒体Mに対し、解凍用のプログラムも同時に記録し
ておく。これもまた、三次元画像生データのデータ・サ
イズを縮小するのに役立つ。
【0050】以上までの設定を終えれば、後は、図3の
最下段に示されているような、実際の記録実行を行うか
否かに係るボタンにおける、「YESボタン」をクリッ
クすることにより、記録媒体Mへの三次元生画像データ
及び三次元再生ソフトの記録が、上記各種設定に基づい
て行われることになる。
【0051】なお、その記録形式(データ構造)は、例
えば、既に示した図4と略同様なものとなる。この点、
図4における例示は、「再生モード・ファイル」RP
1、…、RPnと三次元画像生データ3D1、…、3D
nとのデータ構造であったが、上でも述べたように、
「再生モード・ファイルRP1、…、RPn」とは、
「三次元再生ソフトRP1、…、RPn」と言い換えて
もよいからである。
【0052】より詳しく言えば、上記にいう「三次元観
察機能をどうするか」(図2ステップS5)は、三次元
再生ソフトに関する設定(=該ソフトを構成する設定情
報)であるにもかかわらず、「独立」の設定工程として
残ることになるが、そのデータ構造は、図4(a)及び
(b)に則して、図5(a)及び(b)のように表すこ
とができる。すなわちこの図において、各三次元画像生
データ3D1、…、3Dnの各々には、上記三次元観察
機能の如何(縦回転のみ等)に関する設定情報V1、
…、Vnが付された形で記録されることになる。なお、
図2においてそのステップS5を排除した形態を想定す
る場合や、上記図2ステップS3において該ステップS
5に関する設定をも同時に行うような(=図2ステップ
S3中、「再生モード」を「再生モード及び三次元観察
機能」と読み替えるような)形態を想定する場合には、
もはや図4(a)及び(b)中の符号RP1、…、RP
nを、「三次元再生ソフトRP1、…、RPn」と考え
ることに関し何の障害もないこととなる。
【0053】さて、このようにして記録・作成された記
録媒体Mは、図1に示したパソコン61、…、6n又は
6xに接続されていた記録・読出装置61a、…、6n
a又は6xaに装着可能である。そして、これらパソコ
ン61、…、6n又は6xでは、当該装着された記録媒
体Mから三次元画像生データ及び三次元再生ソフトを読
み出すことにより、三次元画像の表示を行うことが可能
となる。また、記録媒体M上の三次元再生ソフトに関
し、上記設定において、観察機能が併せて記憶されてい
る場合には、当該機能を活用した三次元画像の観察を行
うこともできる。なお、具体的には、パソコン61、
…、6n又は6xにおける適当な入力手段(例えばマウ
ス等)により、三次元画像生データのファイル一覧が表
示される画面において、そのうちの一つを選択(例えば
ダブルクリック)することにより、自動的に対応する三
次元再生ソフトが立ち上がって(図5参照)、当該選択
された画像を再生するような構成としておけばよい。
【0054】このように本実施形態における三次元画像
記録・再生システムにおいては、従来、高価な3D・W
S5の上でのみ三次元画像の表示ないし観察を実施する
ことが可能であったところ、より能力の劣る、通常の、
ないしは汎用のパソコン61、…、6n又は6x上であ
っても、これを実施することができる。このことは、記
録媒体Mに対し、三次元画像生データの記録のみではな
く、三次元再生ソフトをも記録することによって、実現
される。
【0055】なお、上記実施形態では、記録・読出装置
5aにおける記録媒体Mへの記録、及び、記録・読出装
置61a、…、6na又は6xaにおける記録媒体Mか
らの読み出し、の両作用を通じて、パソコン61、…、
6n又は6xでの三次元画像の表示ないし観察が可能と
されていたが、ネットワークを形成するパソコン61、
…、6nについては、3D・WS5との間に、必ずしも
記録媒体Mを介在させる必要はない。すなわち、この場
合においては、上記各種設定を経て決定された内容を、
記録媒体Mに記録するのではなく、これを通信線Cを介
して直接に各パソコン61、…、6nに送信するように
してもよい。また、通信線Cは外部とも接続されていた
から、必要に応じ、当該内容を外部に送信することも可
能である。このような形態であっても、汎用のパソコン
61、…、6n等において三次元画像表示等が行い得る
ことに変わりはなく、該形態も本発明の範囲内にある。
【0056】また、上記では、三次元再生ソフトに関す
る各種設定が行われることを通じて、3D・WS5が本
来有する機能、すなわち三次元表示ソフトの「一部」の
みが、記録媒体Mに記録されるような形態(いわば「部
分コピー」される形態)となっていたが、場合によって
は、当該三次元表示ソフトの「全部」が、記録媒体Mに
対し記録されるような形態(いわば「全部コピー」され
る形態)であってもよい。むろんこの場合においては、
記録媒体Mがそれを許容するだけの容量を有することを
前提とする。
【0057】さらに、本発明は、上記実施形態で挙げら
れた(あるいは図3に示された)、三次元再生ソフト及
び三次元画像生データに関する設定項目に限定されるも
のではない。例えば、上では述べられなかったが、元の
画像が例えばカラーで表示可能な場合であっても、記録
媒体Mへの記録にあたっては、「白黒のみとするか否
か」、等といった設定項目を加えることも可能である。
【0058】さらに加えて、上記実施形態では、記録媒
体Mの具体例として、CD−R及びDVDが利用される
ことが示されていたが、本発明はこれに限らず、例えば
MO(光磁気ディスク)、光ディスク等を利用する形態
であっても当然に適用可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の三次元画
像記録方法、三次元画像記録・再生システムは、汎用の
パソコン上であっても、三次元画像の表示ないし観察を
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る三次元画像記録・再
生システムの構成例を示す概要図である。
【図2】 三次元画像生データ記録及び三次元再生ソフ
ト記録に関する設定処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図3】 三次元画像生データ記録及び三次元再生ソフ
ト記録に関する設定を実際に実行する設定画面の表示例
を示す説明図である。
【図4】 記録媒体内におけるデータ構造例を示す図で
あって、(a)は、画像ごとに再生モードを変更する場
合のデータ構造例を、(b)は画像ごとに再生モードを
変更しない場合のデータ構造例を、(c)は(a)にお
ける三次元画像生データ3D2において二つの再生モー
ドが設定された場合のデータ構造例を、それぞれ示す。
【図5】 記録媒体内におけるデータ構造例を示す図で
あって、(a)は、画像ごとに再生モードを変更する場
合であって、かつ三次元画像生データの各々に三次元観
察機能に関する設定情報が付されたデータ構造例を、
(b)は画像ごとに再生モードを変更しない場合であっ
て、かつ三次元画像生データの各々に三次元観察機能に
関する設定情報が付されたデータ構造例を、それぞれ示
す。
【符号の説明】
1 X線CT装置 2 SPECT装置 3 MRI装置 4 X線画像撮影装置 5 3Dワークステーション(三次元画像表示装置) 5a 記録・読出装置(記録装置) 61、…、6n又は6x パソコン 61a、…、6na又は6xa 記録・読出装置(読出
装置) C 通信線 M 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 13/00 A61B 5/00 D 5C061 // A61B 5/00 H04N 5/91 J Fターム(参考) 4C093 AA26 CA16 FF08 FF12 FF13 FF42 FH01 FH04 FH06 5B050 AA02 BA03 BA09 CA08 EA12 FA02 FA06 5B057 AA08 AA09 BA03 BA07 CA13 CA16 CB13 CB16 CD03 CD05 CE09 CE11 5C021 PA02 PA80 XA35 YC06 ZA01 ZA02 5C053 FA05 FA07 FA14 GB01 GB06 JA21 KA04 KA24 KA26 LA11 LA15 5C061 AA06 AA18 AA21 AB06 AB08 AB12 AB14 AB17 AB21

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一以上の医用画像診断装置、及び、該医
    用画像診断装置で取得された三次元画像生データに基づ
    いて三次元画像表示を行うことの可能な三次元表示ソフ
    トを有する三次元画像表示装置から構成された三次元画
    像記録・再生システムにおいて、 前記三次元画像表示装置に付設される記録装置と、 該記録装置を介し前記三次元画像表示装置から前記三次
    元画像生データ及び前記三次元表示ソフトの全部又は一
    部を記録される記録媒体と、 前記記録媒体を装着可能であって前記三次元画像生デー
    タ及び前記三次元表示ソフトの全部又は一部を読み出し
    可能な読出装置を備えたパーソナルコンピュータとを備
    えていることを特徴とする三次元画像記録・再生システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体に記録される三次元表示ソ
    フトの一部は、該三次元表示ソフトにおける、前記三次
    元画像生データに基づく複数種の表示機能のうちの一種
    又は二種以上の機能であることを特徴とする請求項1記
    載の三次元画像記録・再生システム。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体に記録される三次元表示ソ
    フトの一部は、該三次元表示ソフトにおける、前記三次
    元画像生データに基づいて表示された三次元画像を回転
    させる機能のうちの縦方向回転機能又は横方向回転機能
    であることを特徴とする請求項1記載の三次元画像記録
    ・再生システム。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体に記録される三次元画像生
    データは、前記医用画像診断装置で取得された当初の三
    次元画像生データを、所定の方式により変換したもので
    あることを特徴とする請求項1記載の三次元画像記録・
    再生システム。
  5. 【請求項5】 前記所定の方式は、階調変換であること
    を特徴とする請求項4記載の三次元画像記録・再生シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記所定の方式は、二値化変換であるこ
    とを特徴とする請求項4記載の三次元画像記録・再生シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記所定の方式は、光学パラメータへの
    変換であることを特徴とする請求項4記載の三次元画像
    記録・再生システム。
  8. 【請求項8】 前記所定の方式は、前記当初の三次元画
    像生データを一律に縮小することであることを特徴とす
    る請求項4記載の三次元画像記録・再生システム。
  9. 【請求項9】 前記所定の方式は、前記当初の三次元画
    像生データの一部を抜き出すことであることを特徴とす
    る請求項4記載の三次元画像記録・再生システム。
  10. 【請求項10】 前記所定の方式は、圧縮処理であるこ
    とを特徴とする請求項4記載の三次元画像記録・再生シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記記録媒体には、前記三次元画像生
    データと前記三次元表示ソフトの全部又は一部とが対に
    なって記録されることを特徴とする請求項1記載の三次
    元画像記録・再生システム。
  12. 【請求項12】 前記記録媒体には、複数の前記三次元
    画像生データと、一つの前記三次元表示ソフトの全部又
    は一部とが記録されることを特徴とする請求項1記載の
    三次元画像記録・再生システム。
  13. 【請求項13】 一以上の医用画像診断装置、及び、該
    医用画像診断装置で取得された三次元画像生データに基
    づいて三次元画像表示を行うことの可能な三次元表示ソ
    フトを有する三次元画像表示装置から構成された三次元
    画像記録・再生システムにおいて、 前記三次元画像表示装置から前記三次元画像生データ及
    び前記三次元表示ソフトの全部又は一部を送信すること
    の可能な通信線と、 前記通信線に接続され前記三次元画像生データ及び前記
    三次元表示ソフトの全部又は一部を受信可能なパーソナ
    ルコンピュータとを備えていることを特徴とする三次元
    画像記録・再生システム。
  14. 【請求項14】 一以上の医用画像診断装置で取得され
    た三次元画像生データに基づいて三次元画像表示を行う
    ことの可能な三次元表示ソフトを有する三次元画像表示
    装置における三次元画像記録方法であって、 前記三次元画像生データ及び前記三次元表示ソフトの全
    部又は一部を記録媒体に記録することを特徴とする三次
    元画像記録方法。
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