JP2009268733A - 医用ファイル管理システム - Google Patents

医用ファイル管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009268733A
JP2009268733A JP2008122261A JP2008122261A JP2009268733A JP 2009268733 A JP2009268733 A JP 2009268733A JP 2008122261 A JP2008122261 A JP 2008122261A JP 2008122261 A JP2008122261 A JP 2008122261A JP 2009268733 A JP2009268733 A JP 2009268733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
medical file
image data
jpeg
medical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008122261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5305728B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Aizawa
吉広 相沢
Makoto Sunaoka
誠 砂岡
Hirobumi Nonaka
博文 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008122261A priority Critical patent/JP5305728B2/ja
Publication of JP2009268733A publication Critical patent/JP2009268733A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5305728B2 publication Critical patent/JP5305728B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】医用ファイル管理システムにおいて、データ検索効率、診断効率の向上を実現する。
【解決手段】医用ファイル管理システムは、医用画像機器間の通信プロトコル規格のセグメントに従うヘッダ部に記録される付帯情報と画像データとによって構成される医用ファイルを蓄積・提供するDICOMファイルサーバ12と、DICOMファイル要求・表示部42と、所要のDICOMファイルに含まれる特徴画像データを設定する特徴画像データ設定部43と、JPEG形式のセグメントに従うヘッダ部に記録される画像属性情報と、特徴画像データ設定部43によって設定される特徴画像データを圧縮たJPEG特徴画像データとによって構成されるJPEGファイル生成手段45と、JPEGファイルをJPEGファイルDBサーバ15に送信するJPEGファイル送信部46とを有する。JPEGファイルDBサーバ15は、JPEGファイルを蓄積・提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、医用画像機器間の通信プロトコル規格のセグメントに従うヘッダ部に記録される付帯情報と画像データとによって構成される医用ファイルと、その医用ファイルに基づく圧縮医用ファイルとを管理する医用ファイル管理システムに関する。
医療分野においては画像診断が広く利用されており、医療のレベルアップに貢献している。最近は、画像のデジタル化と医用画像機器間のネットワーク化が進んでいる。例えばモダリティによって発生される画像データは、DICOM(digital imaging and communication in medicine)規格に従う、付帯情報(タグ情報)をヘッダ部に含むDICOMファイルとして、ネットワークを介してDICOMファイルサーバ及びDICOMファイルDB(data base)サーバで蓄積・管理される。そして、DICOMファイルは、専用のアプリケーションを有するDICOMファイルビューアを使用して読影・閲覧される(例えば、特許文献1参照。)。
また、DICOMファイルの取得後、循環器部門や放射線部門では、特定のDICOMファイルに含まれる画像データを基に読影レポートを生成している。そして、院内のカルテシステムやインターネットエクスプローラ等の汎用アプリケーションを搭載するコンピュータを用いて特定のDICOMファイルに含まれる画像データを参照する際における通信帯域の節約及び画像サイズの縮小を目的として、特定のDICOMファイルに含まれる画像データに基づくJPEG(joint photographic experts group)ファイルを利用している。また、院外に検査/読影結果を出力する場合にも、同上の理由でJPEGファイルを利用している。
特開2002−41550号公報
しかしながら、JPEGファイルには、DICOMの付帯情報が記録されていない。付帯情報を参照するためには、JPEGファイルを含む特定のDICOMファイルの取得のためにDICOMファイルDBサーバを検索して、その特定のDICOMファイルに含まれる付帯情報を参照する必要があるので、汎用性に問題がある。
また、特定のDICOMファイルに含まれる画像データがマルチフレームの場合、読影レポート等に付帯されるキー画像が、特定のDICOMファイルに含まれるマルチフレームのどの部分のものなのかを最初のフレームから探す必要があるので、ユーザにとって時間と労力がかかるという問題がある。
さらに、特許文献1に記載の技術は、JPEG形式のデータ本体としての画像データとDICOM規格のセグメントに従うヘッダ部とによって構成されるJPEG画像・DICOMヘッダファイルの管理システムである。JPEG画像・DICOMヘッダファイルは汎用アプリケーションを搭載するコンピュータを用いては利用できないので、汎用性に乏しい。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、データ検索効率、診断効率の向上を実現できる医用ファイル管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る医用ファイル管理システムは、上述した課題を解決するために、医用画像機器間の通信プロトコル規格のセグメントに従うヘッダ部に記録される付帯情報と画像データとによって構成される医用ファイルを記憶する医用ファイル記憶手段と、前記医用ファイル記憶手段から所要の医用ファイルを選択する選択手段と、圧縮形式のセグメントに従うヘッダ部に記録される画像属性情報と、前記選択手段によって選択される前記医用ファイルに含まれる前記画像データを圧縮して生成される圧縮形式の画像データとによって構成される圧縮医用ファイルを生成する生成手段と、前記圧縮医用ファイルを記憶する記憶手段と、を有する。
本発明に係る医用ファイル管理システムによると、データ検索効率、診断効率の向上を実現できる。
本発明に係る医用ファイル管理システムの実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の医用ファイル管理システムの構成を示す概略図である。
図1は、本実施形態の医用ファイル管理システム10を示す。その医用ファイル管理システム10は、モダリティ(医用画像生成装置)11、DICOMファイルサーバ(医用ファイルサーバ)12、DICOMファイルDBサーバ(医用ファイルDBサーバ)13、DICOMファイルビューア(医用ファイルビューア)14、JPEGファイルDBサーバ(圧縮医用ファイルDBサーバ)15、JPEGファイルビューア(圧縮医用ファイルビューア)16a,16b、ルータ17及びスタンドアローンの画像表示装置18によって構成される。モダリティ11、DICOMファイルサーバ12、DICOMファイルDBサーバ13、DICOMファイルビューア14、JPEGファイルDBサーバ15、JPEGファイルビューア16a,16b及び画像表示装置18はそれぞれコンピュータによって構成される。
モダリティ11、DICOMファイルサーバ12、DICOMファイルビューア14、JPEGファイルDBサーバ15及びJPEGファイルビューア16aは、病院基幹のLAN(local area network)等のネットワークNaによって相互通信可能に接続される。また、JPEGファイルビューア16bは、インターネット等のネットワークNb及びルータ17を介してネットワークNaに相互通信可能に接続される。
なお、DICOMファイルサーバ12は、アプリケーションサーバ(図示しない)と連携して、機能を分散させる構成としてもよい。また、DICOMファイルサーバ12、DICOMファイルDBサーバ13及びDICOMファイルビューア14は、プログラムの処理がサーバ側で実行される3層アーキテクチャ(Web系システム)を構成するものとする。一方、JPEGファイルDBサーバ15及びJPEGファイルビューア16a,16bは、プログラムの処理がクライアント側で実行される2層アーキテクチャ(クライアントサーバシステム)を構成するものとして説明する。
モダリティ11としては、X線診断装置、X線CT(computerized tomography)装置、MRI(magnetic resonance imaging)装置、超音波診断装置及び核医学診断装置等が挙げられる。モダリティ11は、自身に搭載するプログラム(アプリケーション)を実行することによって、被検体の撮像を行なって画像データ(シングルフレーム又はマルチフレーム)を発生し、その画像データをデータ本体としてそのヘッダ部に付帯情報を付加して医用ファイルの一態様であるDICOMファイルを生成する機能を有する。なお、DICOMファイルは、ビットマップ形式のデータ本体としての画像データとDICOM規格のセグメントに従うヘッダ部とによって構成されるビットマップ画像・DICOMヘッダファイルや、JPEG形式のデータ本体としての画像データとDICOM規格のセグメントに従うヘッダ部とによって構成されるJPEG画像・DICOMヘッダファイルに分類できる。
図2は、DICOMファイルの構造の一例を示す図である。
図2に示すように、モダリティ11によって生成されるDICOMファイルは、大きくは、画像データ領域と、ヘッダ部のブランク領域及び付帯情報領域とによって構成される。DICOMファイルの付帯情報領域はデータエレメントの集合体から構成され、それぞれのデータエレメントには標準タグ(グループ番号及びエレメント番号)及びそのタグ情報(データ長及びデータ)が含まれている。タグ情報は、患者情報、撮影条件情報、画像情報及び表示情報等の画像データに関する各種の属性情報である。
患者情報は、患者氏名、患者ID(identification)及び生年月日等の患者を特定する個人情報を含み、撮影条件情報は、一次取得画像及び二次取得画像等の画像タイプ、撮像部位、モダリティ11の撮影時のX線電流値及び電圧値等の撮影状況に関する情報を含む。また、画像情報は、検査ID及びモダリティ11の種類等を示す情報を含み、表示情報は、画像のコントラスト、画像の並び順や配列及びシリーズ番号(画像の属するグループID)等の情報を含み、その他の情報として、各DICOMファイルのファイルコード等を含んでいる。
また、図1に示すDICOMファイルサーバ12は、スクリプトを自身で処理して処理結果を示すWeb画面をブラウザ(DICOMファイルビューア14)に送信するASP(active server pages)を搭載している。DICOMファイルサーバ12は、自身に搭載するプログラムを実行することによって、モダリティ11によって生成されるDICOMファイルを登録するようにDICOMファイルDBサーバ13に指示する機能と、DICOMファイルビューア14からの要求に従って所望のDICOMファイルを検索するようにDICOMファイルDBサーバ13に指示し、DICOMファイルDBサーバ13から供給される所望のDICOMファイルを示す画面をDICOMファイルビューア14に送信する機能とを有する。
DICOMファイルDBサーバ13は、DICOMファイルサーバ12の指示に従って、DICOMファイルを登録する機能と、所望のDICOMファイルを検索し、抽出される所望のDICOMファイルをDICOMファイルサーバ12に供給する機能を有する。
図3は、DICOMファイルビューア14のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、DICOMファイルビューア14のハードウェア構成例を示し、そのDICOMファイルビューア14は、大きくは、制御装置としてのCPU(central processing unit)31、メモリ32、HD(hard disc)33、入力装置34、表示装置35、記録媒体用ドライブ36及びIF(interface)37等の基本的なハードウェアから構成される。CPU31は、共通信号伝送路としてのバスB1を介して、DICOMファイルビューア14をそれぞれ構成する各ハードウェア構成要素に相互接続されている。
CPU31は、半導体で構成された電子回路が複数の端子を持つパッケージに封入されている集積回路(LSI)の構成をもつ制御装置である。CPU31は、メモリ32に記憶しているプログラムを実行する。又は、CPU31は、HD33に記憶しているプログラム、ネットワークNaから転送されIF37で受信されてHD33にインストールされたプログラム等をメモリ32にロードして実行する機能を有する。
メモリ32は、ROM(read only memory)及びRAM(random access memory)等の要素を兼ね備える構成をもつ記憶装置である。メモリ32は、IPL(initial program loading)、BIOS(basic input/output system)及びデータを記憶したり、CPU31のワークメモリやデータの一時的な記憶に用いたりする機能を有する。
HD33は、磁性体を塗布又は蒸着した金属のディスクが読み取り装置(図示しない)に着脱不能で内蔵されている構成をもつ記憶装置である。HD33は、DICOMファイルビューア14にインストールされたプログラム(アプリケーションプログラムの他、OS(operating system)等も含まれる)を記憶する機能を有する。
入力装置34は、操作者によって操作が可能なキーボード及びマウス等のポインティングデバイスによって構成される。
表示装置35は、CRT(cathode ray tube)や液晶ディスプレイ等によって構成される。
記録媒体用ドライブ36は、可搬型の記録媒体(メディア)の着脱が可能となっている構成をもつ。記録媒体用ドライブ36は、記録媒体に記録されたデータ(プログラムを含む)を読み出してバスB1上に出力し、また、バスB1を介して供給されるデータを記録媒体に書き込む機能を有する。記録媒体としては、例えば、FD(flexible disk)、CD−ROM(compact disc−read only memory)、CD−R(compact disk recordable)、CD−RW(compact disk rewritable)、MO(magneto optical)ディスク、DVD(digital versatile disc)、DVD−R(digital versatile disk−recordable)及び磁気ディスク等が挙げられる。
IF37は、パラレル接続仕様やシリアル接続仕様に合わせたコネクタによって構成される。IF37は、各規格に応じた通信制御を行なう機能を有している。これにより、DICOMファイルビューア14をネットワークNaに接続させる。
図4は、DICOMファイルビューア14の機能を示すブロック図である。
図4は、図3に示すCPU31がプログラム(ブラウザを含む)を実行することによって、インターフェース部41、DICOMファイル要求・表示部(医用ファイル要求・表示部)42、特徴画像データ設定部43、読影レポート生成部44、JPEGファイル生成部(圧縮医用ファイル生成部)45、JPEGファイル送信部(圧縮医用ファイル送信部)46及び読影レポート送信部47として機能する。
インターフェース部41は、GUI(graphical user interface)等のインターフェースである。GUIは、ユーザに対する表示装置35への表示にグラフィックを多用し、基礎的な操作を入力装置34によって行なうことができる。
DICOMファイル要求・表示部42は、入力装置35からの所望の属性情報の入力に従って、所望の属性情報を付帯情報に有するDICOMファイルを示す画面の送信をDICOMファイルサーバ12に要求する機能と、送信される画面を表示装置35に表示する機能とを有する。
図5は、DICOMファイルの表示画面の例を示す模式図である。
DICOMファイルサーバ12から送信されるDICOMファイルに含まれる画像データがマルチフレームである場合、図5に示すアイコンとして、マルチフレームに含まれる任意のフレームの画像データ、例えば先頭フレームの画像データが表示される。そして、入力装置35からのマルチフレームの再生指示に従って、マルチフレームが再生表示される。一方、DICOMファイルサーバ12から送信されるDICOMファイルに含まれる画像データがシングルフレームである場合、図5に示すアイコンとして、当該フレームの画像データが表示される。なお、表示画面上には、複数のDICOMファイルに含まれる共通の付帯情報も表示されている。
また、図4に示す特徴画像データ設定部43は、DICOMファイル要求・表示部41による要求によって画面上に表示される画像データの中から、読影レポートに付帯すべき特徴部分を含む画像データ(特徴画像データ)を設定する機能を有する。DICOMファイルビューア14のユーザ(診断者)が、表示装置35に表示される画面(図5に示す)を見ながら読影レポートに付帯すべき特徴画像データのアイコンを入力装置34を用いてクリックすることで、特徴画像データ設定部43は特徴画像データを設定する。なお、DICOMファイルに含まれる画像データがマルチフレームの場合は、マルチフレームを再生表示し、その中から特徴部分を有するキー画像のデータを特徴画像データとして設定する。
読影レポート生成部44は、特徴画像データ設定部43によって設定される特徴画像データと、特徴画像データに基づき入力装置35から入力されるコメント等の診断結果情報とが付帯される読影レポートを生成する機能を有する。
JPEGファイル生成部45は、読影レポート生成部44によって読影レポートに付帯される特徴画像データのサイズを圧縮して生成されるJPEG形式(圧縮形式)のデータ本体と、JPEG形式(圧縮形式)のセグメントに従うヘッダ部とによって構成されるJPEG画像・JPEGヘッダファイル(JPEGファイル)を生成する機能を有する。JPEGファイルは、ヘッダ部がJPEG形式のセグメントに従っているので、ペイント、Linar及びインターネットエクスプローラ等の汎用アプリケーションのみを搭載するコンピュータを用いても参照可能である。すなわち、JPEGファイルは、ヘッダ部がDICOM規格に従いDICOMファイルサーバ12から提供されるDICOMファイル(ビットマップ画像・DICOMヘッダファイル、JPEG画像・DICOMヘッダファイル)を開くための専用のアプリケーションを有しないコンピュータを用いても参照可能である。
ここで、JPEGファイルのヘッダ部には、特徴画像データに関する画像属性情報が記述される。画像属性情報としては、読影レポートに付帯される診断結果情報が挙げられる。また、特徴画像データ設定部43によって設定される特徴画像データがマルチフレームに含まれるキー画像である場合は、画像属性情報として、キー画像のUID(unique identification)情報やフレーム番号情報が挙げられる。さらに、画像属性情報として、DICOMファイルサーバ12から送信される各DICOMファイルに含まれる共通の付帯情報(例えば、図5に示す表示画面の右上)が挙げられる。
また、画像属性情報は、JPEGファイルのヘッダ部のユーザ領域である所定のセグメントに記述することができる。所定のセグメントとしては、例えば、JPEG形式のデータフォーマットにおいて、コメントセグメント(マーカ:FFFE)、APR(アプリケーション用)セグメント(マーカ:FFE0〜FFEF)、又は、リザーブセグメント(マーカ:FFF0〜FFFD)等が挙げられる。
図6は、JPEGファイルのフォーマットの概要と、画像属性情報の記述方法とを説明するための図である。
図6に示すように、JPEGファイルのヘッダ部内のAPRセグメントに画像属性情報が割り当てられて記述される。なお、JPEGファイル生成部45によって生成されるJPEGファイルの画像属性情報は個人情報を含む場合が想定されるので、個人情報の漏洩防止のために画像属性情報を暗号化してもよい。
また、図4に示すJPEGファイル生成部45は、生成されるJPEGファイルを記録媒体用ドライブ36に出力して、記録媒体用ドライブ36を介して記録媒体にJPEGファイルを記録させる機能を有する。JPEGファイルを記憶する記録媒体は、画像表示装置18に運ばれる。なお、JPEGファイルを記憶する記録媒体は、JPEGファイルDBサーバ15によって生成されるものであってもよい。
JPEGファイル送信部46は、JPEGファイル生成部45によって生成されるJPEGファイルをJPEGファイルDBサーバ15に送信する機能を有する。
読影レポート送信部47は、読影レポート生成部44によって生成される読影レポートを電子カルテサーバに送信する機能を有する。
また、図1に示すJPEGファイルDBサーバ15は、自身が搭載するプログラムを実行することによって、DICOMファイルビューア14のJPEGファイル送信部46から送信されるJPEGファイルを登録する機能と、JPEGファイルビューア16a,16bからの要求に従って所望のJPEGファイルを検索し、抽出されるJPEGファイルをJPEGファイルビューア16a,16bに送信する機能とを有する。なお、JPEGファイルDBサーバ15は、JPEGファイル送信部46から送信されるJPEGファイルのヘッダ部に、予め設定される画像属性情報としてのDICOMファイルの付帯情報の一部を自動的に加入する構成であってもよい。
JPEGファイルビューア16a,16bは、入力装置(図示しない)からの所望の画像UIDやフレーム番号を含むURL(uniform resource locator)の入力に従って、所望の画像UIDやフレーム番号を含むJPEGファイルの送信をJPEGファイルDBサーバ15に要求する機能と、自身が搭載するペイント、Linar及びインターネットエクスプローラ等の汎用アプリケーションを利用して、送信されるJPEGファイルを開いて表示装置(図示しない)上に表示する機能とを有する。ここで、JPEGファイルに含まれる画像属性情報が暗号化されている場合、画像属性情報の複合化を行なう複合キーの保有を許されたユーザは、JPEGファイルビューア16a,16bを用いてJPEGファイルの全体(JPEG画像及び画像属性情報)を参照することができる一方、画像属性情報の複合化を行なう複合キーの保有を許されていないユーザは、JPEGファイルビューア16a,16bを用いてJPEGファイルの一部(JPEG画像)のみを参照することができる。なお、JPEGファイルビューア16a,16bを用いる場合、ヘッダ部がDICOM規格に従うDICOMファイルは開けない。
また、画像表示装置18は、JPEGファイルが記憶される記録媒体を自身の記録媒体用ドライブ(図示しない)に装着する。そして、画像表示装置18は、自身が搭載する汎用アプリケーションを利用してJPEGファイルを開いて表示する。ここで、JPEGファイルに含まれる画像属性情報が暗号化されている場合、画像属性情報の複合化を行なう複合キーの保有を許されたユーザは、JPEGファイルビューア16a,16bを用いてJPEGファイルの全体(JPEG画像及び画像属性情報)を参照することができる一方、画像属性情報の複合化を行なう複合キーの保有を許されていないユーザは、JPEGファイルビューア16a,16bを用いてJPEGファイルの一部(JPEG画像)のみを参照することができる。なお、画像表示装置18を用いる場合、ヘッダ部がDICOM規格に従うDICOMファイルは開けない。
以上のように、JPEGファイルビューア16a,16b及び画像表示装置18を用いると汎用アプリケーションにてJPEGファイルを開くことができるので、ユーザはJPEGファイルに含まれる画像属性情報及びJPEG画像を参照することができる。よって、ユーザは、画像属性情報を参照することで、JPEG画像の属性(JPEG画像がDICOMファイルに含まれるマルチフレームのどの部分のものであるか等)を認識できる。
また、JPEGファイルビューア16a,16bにDICOMファイルビューア14と同様のブラウザを搭載させ、そのJPEGファイルビューア16a,16bを用いて、読影レポートを基に二次読影を行なう場合がある。その場合、ブラウザを搭載するJPEGファイルビューア16a,16bは、画像属性情報を基に、DICOMファイルサーバ12から送信されるDICOMファイルに含まれるマルチフレームの中からJPEG画像である特徴画像データのフレームを容易に検索し、DICOMファイルに含まれるマルチフレームの画像データを特徴画像データのフレーム付近から再生することができる。
本実施形態の医用ファイル管理システム10によると、DICOMファイルビューア14によってDICOMファイルを基に読影レポートに付帯されるべき特徴画像データを含むDICOMファイルを選択し、JPEG形式のヘッダ部と、選択されるDICOMファイルに含まれる特徴画像データをJPEG形式に圧縮したJPEG特徴画像データとによって構成されるJPEGファイルが生成される。よって、JPEGファイルビューア16a,16b及び画像表示装置18のようにJPEGファイルを開くためのペイント、Linar及びインターネットエクスプローラ等の汎用アプリケーションさえ搭載しているコンピュータであれば、JPEGファイルを開いて特徴画像データやその画像属性情報を表示することができる。
また、本実施形態の医用ファイル管理システム10によると、ブラウザを搭載するJPEGファイルビューア16a,16bによってJPEGファイルに含まれる画像属性情報を基にDICOMファイルのデータ検索を行なえる。
以上のように、本実施形態の医用ファイル管理システム10によると、データ検索効率、診断効率の向上を実現できる。
本実施形態の医用ファイル管理システムの構成を示す概略図。 DICOMファイルの構造の一例を示す図。 DICOMファイルビューアのハードウェア構成の一例を示す図。 DICOMファイルビューアの機能を示すブロック図。 DICOMファイルの表示画面の例を示す模式図。 JPEGファイルのフォーマットの概要と、画像属性情報の記述方法とを説明するための図。
符号の説明
10 医用ファイル管理システム
11 モダリティ
12 DICOMファイルサーバ
13 DICOMファイルDBサーバ
14 DICOMファイルビューア
15 JPEGファイルDBサーバ
16a,16b JPEGファイルビューア
17 ルータ
18 画像表示装置
31 CPU
34 入力装置
35 表示装置
36 記録媒体ドライブ
41 インターフェース部
42 DICOMファイル要求・表示部
43 特徴画像データ設定部
44 読影レポート生成部
45 JPEGファイル生成部
46 JPEGファイル送信部
47 読影レポート送信部

Claims (9)

  1. 医用画像機器間の通信プロトコル規格のセグメントに従うヘッダ部に記録される付帯情報と画像データとによって構成される医用ファイルを記憶する医用ファイル記憶手段と、
    前記医用ファイル記憶手段から所要の医用ファイルを選択する選択手段と、
    圧縮形式のセグメントに従うヘッダ部に記録される画像属性情報と、前記選択手段によって選択される前記医用ファイルに含まれる前記画像データを圧縮して生成される圧縮形式の画像データとによって構成される圧縮医用ファイルを生成する生成手段と、
    前記圧縮医用ファイルを記憶する記憶手段と、
    を有することを特徴とする医用ファイル管理システム。
  2. 前記生成手段は、前記圧縮形式をJPEG方式とする構成とすることを特徴とする請求項1に記載の医用ファイル管理システム。
  3. 前記生成手段は、前記画像属性情報として前記付帯情報の一部を記述する構成とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の医用ファイル管理システム。
  4. 前記選択手段によって選択される前記所要の医用ファイルを、読影レポートに付帯する画像データを含む医用ファイルとすることで、前記生成手段は、前記画像属性情報として前記読影レポートの情報を記述する構成とすることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の医用ファイル管理システム。
  5. 前記生成手段は、前記読影レポートの情報として読影コメントを記録する構成とすることを特徴とする請求項4に記載の医用ファイル管理装置。
  6. 前記選択手段によって選択される前記所要の医用ファイルに含まれる前記画像データがマルチフレームの場合、前記マルチフレームから単一のフレームを選択する手段をさらに有し、前記生成手段は、前記画像属性情報として前記単一のフレームのUID情報及び開始フレーム番号情報のうち少なくとも1つを記述する構成とすることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の医用ファイル管理システム。
  7. 前記圧縮医用ファイル記憶手段からネットワークを介して、前記圧縮医用ファイルに含まれる前記画像属性情報及び前記圧縮形式の画像データを取得して表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の医用ファイル管理システム。
  8. 前記圧縮医用ファイルに含まれる前記画像属性情報及び前記圧縮形式の画像データを前記圧縮医用ファイル記憶手段としての記録媒体を介して取得して表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の医用ファイル管理システム。
  9. 前記生成手段は、前記画像属性情報を暗号化することによって前記圧縮医用ファイルを生成すると共に、前記表示手段は、前記暗号化される画像属性情報を複合化して表示する構成とすることを特徴とする請求項7又は8に記載の医用ファイル管理システム。
JP2008122261A 2008-05-08 2008-05-08 医用ファイル管理システム及び医用ファイル管理装置 Active JP5305728B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008122261A JP5305728B2 (ja) 2008-05-08 2008-05-08 医用ファイル管理システム及び医用ファイル管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008122261A JP5305728B2 (ja) 2008-05-08 2008-05-08 医用ファイル管理システム及び医用ファイル管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009268733A true JP2009268733A (ja) 2009-11-19
JP5305728B2 JP5305728B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=41435799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008122261A Active JP5305728B2 (ja) 2008-05-08 2008-05-08 医用ファイル管理システム及び医用ファイル管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5305728B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014048573A1 (en) * 2012-09-26 2014-04-03 Agfa Healthcare N.V. Method and system for optical coherence tomography
JP2015176580A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 医用画像処理装置、医用画像処理システム、医用画像表示装置、医用画像処理方法、およびプログラム
CN107480299A (zh) * 2017-08-30 2017-12-15 上海联影医疗科技有限公司 一种信息处理的方法及装置
CN111883234A (zh) * 2020-08-05 2020-11-03 杜翠 一种医用信息系统及其图像检索方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032479A (ja) * 2000-07-17 2002-01-31 Nidek Co Ltd 医療画像管理方法及び医療画像管理システム
JP2002233528A (ja) * 2000-09-22 2002-08-20 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc ユーザ選択の圧縮により画像フレームを記憶させるための方法及び装置
JP2003052679A (ja) * 2001-08-14 2003-02-25 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 医用画像取扱方法
JP2004046569A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Canon Inc 医療情報管理方法
JP2006260232A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Resource One Co Ltd 医療情報処理システム
JP2007325779A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 医用画像管理システム、医用画像再生装置及びプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032479A (ja) * 2000-07-17 2002-01-31 Nidek Co Ltd 医療画像管理方法及び医療画像管理システム
JP2002233528A (ja) * 2000-09-22 2002-08-20 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc ユーザ選択の圧縮により画像フレームを記憶させるための方法及び装置
JP2003052679A (ja) * 2001-08-14 2003-02-25 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 医用画像取扱方法
JP2004046569A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Canon Inc 医療情報管理方法
JP2006260232A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Resource One Co Ltd 医療情報処理システム
JP2007325779A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 医用画像管理システム、医用画像再生装置及びプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014048573A1 (en) * 2012-09-26 2014-04-03 Agfa Healthcare N.V. Method and system for optical coherence tomography
US9633424B2 (en) 2012-09-26 2017-04-25 Agfa Healthcare Nv Method and system for optical coherence tomography
JP2015176580A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 医用画像処理装置、医用画像処理システム、医用画像表示装置、医用画像処理方法、およびプログラム
CN107480299A (zh) * 2017-08-30 2017-12-15 上海联影医疗科技有限公司 一种信息处理的方法及装置
CN111883234A (zh) * 2020-08-05 2020-11-03 杜翠 一种医用信息系统及其图像检索方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5305728B2 (ja) 2013-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8384729B2 (en) Medical image display system, medical image display method, and medical image display program
JP4769008B2 (ja) 画像保管装置、画像表示装置、画像装置、情報処理装置、データ作成方法、記録媒体、プログラム、及び医用画像管理システム
JP2004267273A (ja) 医用システム
US20230019597A1 (en) Apparatus and method for retreiving information from a computer system for storage in a cloud environment
JP5297438B2 (ja) 画像保管装置、画像表示装置、画像装置、情報処理装置、データ作成方法、及び記録媒体
JP2007072649A (ja) 読影レポート作成装置
JP5305728B2 (ja) 医用ファイル管理システム及び医用ファイル管理装置
JP2009011721A (ja) 医用画像管理装置及びプログラム
JP2007087285A (ja) 読影レポート作成装置及び依頼者端末
JP5337374B2 (ja) 医用情報再生表示システム
JP2010201002A (ja) 小規模診断システム及びプログラム
JP2006309550A (ja) 二重読影支援システム
JP2009247539A (ja) 医用画像システム、画像サーバ及びプログラム
de Azevedo–Marques et al. Integrating RIS/PACS: the web-based solution at University Hospital of Ribeirao Preto, Brazil
JP2008293189A (ja) 医用画像管理装置及びプログラム
JP5262194B2 (ja) 医用画像システム
JPWO2008142915A1 (ja) 医用画像管理装置及びプログラム
JP5378035B2 (ja) 医用画像管理システム、アプリケーションサーバ、およびクライアント端末
JP2006092132A (ja) 医用画像管理システム、医用画像管理サーバ装置及びプログラム
JP2010218091A (ja) 医用画像管理システム、医用画像管理装置及びプログラム
JPWO2008035564A1 (ja) 医療情報提供装置
Noumeir IHE cross-enterprise document sharing for imaging: design challenges
JP2008293264A (ja) 医用画像管理装置及びプログラム
JP2009011651A (ja) 医用画像管理装置、医用画像システム及びプログラム
JP5112191B2 (ja) 医用情報管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100422

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110427

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20111206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5305728

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350