JP2008293189A - 医用画像管理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】医用画像を扱う医用画像管理装置が保持するデータ容量の減少により、ハードウエアにかかるコストを低減する。
【解決手段】画像サーバ30は、モダリティ10からDICOMファイルを受信し、このDICOMファイルをDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとに分割して保存する。そして、RIS20からヘッダ取得要求を受信した場合、対応するDICOMヘッダファイルをRIS20に送信する。また、電子カルテ端末50から画像取得要求を受信した場合、対応する汎用画像ファイルを電子カルテ端末50に送信する。また、画像ビューワ端末40からDICOM取得要求を受信した場合、DICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとを結合して、対応するDICOMファイルを生成する。そしてこのDICOMファイルを画像ビューワ端末40に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、医用画像管理装置及びプログラムに関する。
医療の分野において、患者を撮影した医用画像はデジタル化して扱われている。具体的には、CR(Computed Radiography)装置やCT(Computed Tomography)装置、MR(Magnetic Resonance)装置等の医用画像生成装置(以下、「モダリティ」と称す)を用いて、デジタル画像データ(以下、「医用画像データ」と称す)を生成する。そして生成された医用画像データは、画像サーバで記憶管理されている。
医用画像データは、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)規格に準拠したデータ形式で、医用画像の画像データと当該画像データに関する付帯情報とから成る。DICOMとは、医用画像の通信及び保存フォーマットに関する標準規格であり、この規格に準拠することで、異なる医療機器間での相互通信性が確保される。
また、近年、電子カルテを作成する電子カルテ機能を有した電子カルテ端末で医用画像を参照したいという要求が高まっている中、医用画像データを扱う画像サーバと電子カルテ端末とを通信可能に接続した医用画像システムが構築されている。医用画像データを扱う画像サーバの具体例として、PACS(Picture Archiving and Communication System for medical application)が挙げられる。
また、電子カルテ端末からHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)によるリンクで画像サーバに記憶されている医用画像データを取得又は参照する技術が開示されている(特許文献1参照)。
電子カルテ端末は、画像を表示するために、画像サーバから汎用性のある画像データのみ(例えば、BMP、JPEG、GIF形式のファイル)を取得すればよく、医用画像データを格納したファイル(以下、DICOMファイルと称す)を取得する必要はない。
そのため、医用画像データを扱う画像サーバは、画像データと付帯情報とを含む医用画像データを格納したファイル(DICOMファイル)の他に、画像データのみを格納したファイル(汎用画像ファイル)を生成し記憶している。そして、画像サーバはWebサーバの機能も備え、生成した汎用画像ファイルを公開して、電子カルテ端末のような画像のみを必要とする端末に、画像データを提供している。ここで、汎用画像ファイルのデータ形式は、BMP、JPG、GIF等、汎用性のある形式である。
特開平10−79770号公報
しかし、上述した医用画像データを扱う画像サーバ(医用画像管理装置)は、電子カルテ端末による汎用画像ファイルの参照の有無に拘わらず、DICOMファイルの他に常に汎用画像ファイルを記憶しなければならない。そのため、画像サーバにおける記憶容量の増大を招き、ハードウエアのコストが高くなってしまった。
本発明は、上述したような課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、医用画像を扱う医用画像管理装置が保持するデータ容量の減少により、ハードウエアにかかるコストを低減することである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の医用画像管理装置は、
受信手段と、
記憶手段と、
送信手段と、
前記受信手段により受信した、医用画像の画像データ及び当該画像データに関する付帯情報を含むDICOMファイルを、付帯情報のファイルと画像データのファイルとに分割して前記記憶手段に記憶させ、
前記受信手段が他装置から付帯情報のファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された付帯情報のファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させ、
前記受信手段が他装置から画像データのファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された画像データのファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させ、
前記受信手段が他装置からDICOMファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された付帯情報のファイルと画像データのファイルとを結合してDICOMファイルを生成し、当該生成したDICOMファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させる制御手段と、
を備える。
受信手段と、
記憶手段と、
送信手段と、
前記受信手段により受信した、医用画像の画像データ及び当該画像データに関する付帯情報を含むDICOMファイルを、付帯情報のファイルと画像データのファイルとに分割して前記記憶手段に記憶させ、
前記受信手段が他装置から付帯情報のファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された付帯情報のファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させ、
前記受信手段が他装置から画像データのファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された画像データのファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させ、
前記受信手段が他装置からDICOMファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された付帯情報のファイルと画像データのファイルとを結合してDICOMファイルを生成し、当該生成したDICOMファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させる制御手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御手段は、
DICOMファイルを付帯情報のファイルと画像データのファイルとに分割する際、当該分割される付帯情報のファイルと画像データのファイルとを関連付ける関連付け情報を生成し、
付帯情報のファイルと画像データのファイルとを結合してDICOMファイルを生成する際、前記関連付け情報に基づいて付帯情報のファイルと画像データのファイルとを結合する。
前記制御手段は、
DICOMファイルを付帯情報のファイルと画像データのファイルとに分割する際、当該分割される付帯情報のファイルと画像データのファイルとを関連付ける関連付け情報を生成し、
付帯情報のファイルと画像データのファイルとを結合してDICOMファイルを生成する際、前記関連付け情報に基づいて付帯情報のファイルと画像データのファイルとを結合する。
請求項3に記載のプログラムは、
コンピュータを、
受信手段、
記憶手段、
送信手段、
前記受信手段により受信した、医用画像の画像データ及び当該画像データに関する付帯情報を含むDICOMファイルを、付帯情報のファイルと画像データのファイルとに分割して前記記憶手段に記憶させ、
前記受信手段が他装置から付帯情報のファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された付帯情報のファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させ、
前記受信手段が他装置から画像データのファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された画像データのファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させ、
前記受信手段が他装置からDICOMファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された付帯情報のファイルと画像データのファイルとを結合してDICOMファイルを生成し、当該生成したDICOMファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させる制御手段、
として機能させる。
コンピュータを、
受信手段、
記憶手段、
送信手段、
前記受信手段により受信した、医用画像の画像データ及び当該画像データに関する付帯情報を含むDICOMファイルを、付帯情報のファイルと画像データのファイルとに分割して前記記憶手段に記憶させ、
前記受信手段が他装置から付帯情報のファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された付帯情報のファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させ、
前記受信手段が他装置から画像データのファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された画像データのファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させ、
前記受信手段が他装置からDICOMファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された付帯情報のファイルと画像データのファイルとを結合してDICOMファイルを生成し、当該生成したDICOMファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させる制御手段、
として機能させる。
請求項1及び3に記載の発明によれば、医用画像を扱う医用画像管理装置が保持するデータ容量の減少により、ハードウエアにかかるコストを低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、DICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとを結合する際のファイルの関連付けが容易になる。
以下、図面を参照して、本発明に係る医用画像管理装置の一実施形態について説明する。
[医用画像システムのシステム構成]
図1に医用画像システム100のシステム構成を示す。図1に示すように、医用画像システム100は、モダリティ10と、RIS20と、画像サーバ30と、画像ビューワ端末40と、電子カルテ端末50とが通信ネットワークNを介して接続され、それぞれがデータ通信可能に接続されている。
図1に医用画像システム100のシステム構成を示す。図1に示すように、医用画像システム100は、モダリティ10と、RIS20と、画像サーバ30と、画像ビューワ端末40と、電子カルテ端末50とが通信ネットワークNを介して接続され、それぞれがデータ通信可能に接続されている。
RIS20は、制御部や記憶部、操作部、表示部、通信部等を有するコンピュータにより構成され、放射線科部門内における診療予約、診断結果のレポート、実績管理、材料在庫管理等の情報管理を行う。RIS20は、オペレータによる検査オーダの登録を受け付ける。そして、その登録された検査オーダによって、検査オーダ情報を生成し、モダリティ10に送信する。
検査オーダ情報とは撮影や診断の検査オーダの内容を示すデータであり、患者情報、検査情報及びシリーズ情報を含む。患者情報は、撮影を行う患者の受付番号や氏名、患者ID、性別等の患者毎に設定されたデータである。検査情報は、医師がオーダした検査を識別する検査ID、検査部位、撮影方向及び体位といった検査条件を示すデータである。シリーズ情報は、一つの検査の中で生成されるモダリティ10毎の一連の医用画像の単位(シリーズ)を示すシリーズIDやモダリティ10の種別を含むデータである。
また、RIS20は、後述するDICOMヘッダファイルの取得要求であるヘッダ取得要求を画像サーバ30に送信する。
モダリティ10は、患者を撮影し、医用画像データを生成する医用画像生成装置である。ここで、医用画像データとは、撮影した医用画像の画像データと当該画像データに関する各種情報(患者情報、検査情報及びシリーズ情報等)を有する付帯情報とを含む情報である。
モダリティ10は、医用画像データをDICOM規格に則ったDICOMファイルとして画像サーバ30に送信する。ここで、1つのDICOMファイルは、医用画像1枚に対応する画像データと当該画像データに対応する付帯情報とで構成される。
画像サーバ30は、医用画像の画像データと画像データに対応する付帯情報とを保存し、管理する医用画像管理装置である。画像サーバ30は、モダリティ10からDICOMファイルを受信する。そして、画像サーバ30は、図2に示すように、受信したDICOMファイルを、付帯情報を格納したDICOMヘッダファイルと画像データを格納した汎用画像ファイルとに分割し保存する。
そして、画像サーバ30は、他装置から受信する取得要求に応じて、DICOMヘッダファイル、汎用画像ファイル、又はこれら2つのファイルを結合したDICOMファイルを当該他装置に送信する。ここで、取得要求は、取得するファイルを指定するためのファイル指定情報を含む。
具体的に、画像サーバ30は、DICOMヘッダファイルの取得要求であるヘッダ取得要求を受信すると、ヘッダ取得要求に含まれるファイル指定情報により指定されたDICOMヘッダファイルをヘッダ取得要求の送信元に送信する。
また、画像サーバ30は、汎用画像ファイルの取得要求である画像取得要求を受信すると、画像取得要求に含まれるファイル指定情報により指定された汎用画像ファイルを画像取得要求の送信元に送信する。
また、画像サーバ30は、DICOMファイルの取得要求であるDICOM取得要求を受信すると、DICOM取得要求に含まれるファイル指定情報により指定されたDICOMファイルに対応するDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルを結合してDICOMファイルを生成する。そして、当該DICOMファイルをDICOM取得要求の送信元に送信する。
画像ビューワ端末40は、DICOMファイルに基づいて、医用画像の表示や、医用画像に関する各種情報を表示する装置である。画像ビューワ端末40は、DICOMファイルを取得するために画像サーバ30にDICOM取得要求を送信する。読影医等のユーザは、画像ビューワ端末40において読影を行う。
電子カルテ端末50は、電子カルテを作成する電子カルテ機能を有し、併せて参照医の診断に供するために、汎用画像ファイルに基づいて医用画像を表示する。電子カルテ端末50は、汎用画像ファイルを取得するために画像サーバ30に画像取得要求を送信する。
[画像サーバの機能的構成]
図3に、画像サーバ30の機能構成を示す。図3に示すように、画像サーバ30は、制御部31、操作部32、表示部33、通信部34、ROM(Read Only Memory)35、記憶部36等を備えて構成され、各部はバス37により接続されている。
図3に、画像サーバ30の機能構成を示す。図3に示すように、画像サーバ30は、制御部31、操作部32、表示部33、通信部34、ROM(Read Only Memory)35、記憶部36等を備えて構成され、各部はバス37により接続されている。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等から構成される。制御部31は、ROM35に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、RAM内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムに従って画像サーバ30の各部を統括的に制御する。
操作部32は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウスなどのポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された指示信号を制御部31に出力する。
表示部33は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部31から入力される表示信号の指示に従って、操作部32からの入力指示やデータ等を表示する。
通信部34は、LAN(Local Area Network)アダプタ、ルータ、TA(Terminal Adapter)等を備え、通信ネットワークNを介して接続されたモダリティ10、RIS20、画像ビューワ端末40、電子カルテ端末50等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
通信部34は、RIS20にDICOMヘッダファイルを送信する際、又は電子カルテ端末50に汎用画像ファイルを送信する際には、HTTP等の汎用のWeb通信用のプロトコルを採用する。通信部34は、画像ビューワ端末40にDICOMファイルを送信する際、又はモダリティ10からDICOMファイルを受信する際には、DICOMによる通信プロトコルを採用する。
ROM35は、不揮発性の半導体メモリ等により構成され、制御部31で実行される各種処理プログラム、各種データ等を記憶する。これらの各種プログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部31は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
記憶部36は、ハードディスク等の記憶装置であり、モダリティ10から受信したDICOMファイルに基づいて生成されたDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルを保存する。
制御部31は、通信部34がモダリティ10からDICOMファイルを受信すると、当該DICOMファイルをDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとに分割する。このとき、制御部31は、分割したDICOMヘッダファイルに分割した汎用画像ファイルのファイル名を保持させ、DICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとを関連付ける。この分割したDICOMヘッダファイルが保持する分割した汎用画像ファイルのファイル名を、関連付け情報と称す。
例えば、汎用画像ファイルのファイル名を「SOPインスタンスUID」としてDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとを関連付ける。ここで、SOPインスタンスUDIとは、画像を特定するIDであり付帯情報に含まれる。
そして、制御部31は、当該DICOMヘッダファイルと当該汎用画像ファイルとを記憶部36に記憶させる。
制御部31は、通信部34がRIS20からのヘッダ取得要求を受信すると、ヘッダ取得要求に含まれるファイル指定情報より指定されたDICOMヘッダファイルを記憶部36から読み出し、通信部34を介してRIS20に当該DICOMヘッダファイルを送信する。
ここで、ヘッダ取得要求に含まれるファイル指定情報は、患者情報、検査情報、シリーズ情報等の各種情報の組み合わせとなる。制御部31は、当該各種情報と一致する付帯情報を持ったDICOMヘッダファイルを記憶部36から特定し、この特定したDICOMヘッダファイルをRIS20に送信する。
尚、記憶部36に記憶されているDICOMヘッダファイルは外部に公開されており、ヘッダ取得要求に含まれるファイル指定情報は、URL形式で構成されるとしてもよい。このとき、画像サーバ30が公開しているDICOMヘッダファイルのファイル名やフォルダ名等は、ユーザが指定できる名前にしておく必要がある。
制御部31は、通信部34が電子カルテ端末50からの画像取得要求を受信すると、画像取得要求に含まれるファイル指定情報により指定された汎用画像ファイルを記憶部36から読み出し、通信部34を介して電子カルテ端末50に当該汎用画像ファイルを送信する。
ここで、画像取得要求に含まれるファイル指定情報は、患者情報、検査情報、シリーズ情報等の各種情報の組み合わせとなる。制御部31は、当該各種情報と一致する付帯情報を持ったDICOMヘッダファイルを記憶部36から特定し、この特定したDICOMヘッダファイルに関連付けられた汎用画像ファイルを電子カルテ端末50に送信する。
尚、記憶部36に記憶されている汎用画像ファイルは外部に公開されており、画像取得要求に含まれるファイル指定情報は、URL形式で構成されるとしてもよい。このとき、画像サーバ30が公開している汎用画像ファイルのファイル名やフォルダ名等は、ユーザが指定できる名前にしておく必要がある。
制御部31は、通信部34が画像ビューワ端末40からのDICOM取得要求を受信すると、DICOM取得要求に含まれるファイル指定情報により指定されたDICOMファイルに対応するDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとを記憶部36から読み出す。そして、当該DICOMヘッダファイルと当該汎用画像ファイルとを結合して、DICOMファイルを生成する。そして、制御部31は、生成したDICOMファイルを画像ビューワ端末40に送信する。
ここで、DICOM取得要求に含まれるファイル指定情報は、患者情報、検査情報、シリーズ情報等の各種情報の組み合わせである。制御部31は、当該各種情報と一致する付帯情報を持ったDICOMヘッダファイルを記憶部36から特定する。そして、この特定したDICOMヘッダファイルと、当該DICOMヘッダファイルに関連付けられた汎用画像ファイルとを結合して、DICOMファイルを生成する。
[画像サーバの具体的な動作]
図4は、画像サーバ30において実行される処理を示すフローチャートである。図4に示すように、通信部34により、モダリティ10からDICOMファイルが受信される(ステップS1)。
図4は、画像サーバ30において実行される処理を示すフローチャートである。図4に示すように、通信部34により、モダリティ10からDICOMファイルが受信される(ステップS1)。
そして、制御部31により、DICOMファイルはDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとに分割され、記憶部36に保存される(ステップS2)。このとき、制御部31により、DICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとが関連付けられる。そして、制御部31により、DICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとが記憶部36に蓄積記憶されていく。
通信部34により、他装置からの取得要求が受信されると(ステップS3)、制御部31により、当該受信された取得要求の種類が判別される(ステップS4)。この取得要求がヘッダ取得要求の場合(ステップS4;ヘッダ取得要求)、制御部31によって、指定されたDICOMヘッダファイルが記憶部36から読み出され、取得要求の送信元に送信される(ステップS5)。
また、受信された取得要求が画像取得要求の場合(ステップS4;画像取得要求)、制御部31によって、指定された汎用画像ファイルが記憶部36から読み出され、取得要求の送信元に送信される(ステップS6)。
また、受信された取得要求がDICOM取得要求の場合(ステップS4;DICOM取得要求)、制御部31によって、指定されたDICOMファイルに対応するDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとが記憶部36から読み出される。そして、制御部31により、当該DICOMヘッダファイルと当該汎用画像ファイルとが結合されDICOMファイルが生成される(ステップS7)。そして、この生成されたDICOMファイルは、取得要求の送信元に送信される(ステップS8)。
[医用画像システム内の各装置間の具体的な動作]
次に、医用画像システム100において行われる処理の概要を説明する。
次に、医用画像システム100において行われる処理の概要を説明する。
図5は、医用画像システム100におけるDICOMヘッダファイルの要求、送信処理を示すラダーチャートである。
図5に示すように、モダリティ10は、患者を撮影し、DICOMファイルを生成する(ステップS101)。そして、モダリティ10は、生成したDICOMファイルを画像サーバ30に送信する(ステップS102)。
画像サーバ30は、モダリティ10において生成されたDICOMファイルを受信すると、このDICOMファイルをDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとに分割する。そして、当該DICOMヘッダファイルと当該汎用画像ファイルとを保存する(ステップS103)。
RIS20における医師等のユーザ(以下、「オペレータ」と称す)は、RIS20に検査オーダ情報を生成させるために、RIS20の操作部から各種情報を入力する。このとき、オペレータは、過去にモダリティ10が撮影を行った撮影条件等を参照しながら各種情報を入力する。しかし、RIS20は当該撮影条件の情報を保持していないため、画像サーバ30から当該撮影条件の情報を取得する必要がある。ここで、当該撮影条件の情報は、画像サーバ30に保存されているDICOMヘッダファイルに格納されている付帯情報に含まれる。
そこで、RIS20は、オペレータのユーザ操作等に基づき、ヘッダ取得要求を画像サーバ30に送信する(ステップS104)。
画像サーバ30は、RIS20からヘッダ取得要求を受信すると、ヘッダ取得要求に含まれるファイル指定情報により指定されたDICOMヘッダファイルを、保存しているDICOMヘッダファイルの中から特定し、当該DICOMヘッダファイルをRIS20に送信する(ステップS105)。
そして、RIS20は、受信したDICOMヘッダファイルに格納されている付帯情報に基づき、過去にモダリティ10が撮影を行った撮影条件等の各種情報を表示部に表示する(ステップS106)。
図6は、医用画像システム100における汎用画像ファイルの要求、送信処理を示すラダーチャートである。
図6に示すように、モダリティ10は、患者を撮影し、DICOMファイルを生成する(ステップS201)。そして、モダリティ10は、生成したDICOMファイルを画像サーバ30に送信する(ステップS202)。
画像サーバ30は、モダリティ10において生成されたDICOMファイルを受信すると、このDICOMファイルをDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとに分割する。そして、当該DICOMヘッダファイルと当該汎用画像ファイルとを保存する(ステップS203)。
電子カルテ端末50における参照医等のユーザは、電子カルテ端末50に医用画像を表示させるために、電子カルテ端末50の操作部から表示させたい医用画像に対応する患者情報、検査情報、シリーズ情報等の各種情報を入力する。
そして、電子カルテ端末50は、当該各種情報や参照医等のユーザ操作等に基づき、画像取得要求を画像サーバ30に送信する(ステップS204)。
画像サーバ30は、電子カルテ端末50から画像取得要求を受信すると、画像取得要求に含まれるファイル指定情報により指定された汎用画像ファイルを、保存している汎用画像ファイルの中から特定し、当該汎用画像ファイルを電子カルテ端末50に送信する(ステップS205)。
そして、電子カルテ端末50は、受信した汎用画像ファイルに基づき、医用画像を表示部に表示する(ステップS206)。
図7は、医用画像システム100におけるDICOMファイルの要求、送信処理を示すラダーチャートである。
図7に示すように、モダリティ10は、患者を撮影し、DICOMファイルを生成する(ステップS301)。そして、モダリティ10は、生成したDICOMファイルを画像サーバ30に送信する(ステップS302)。
画像サーバ30は、モダリティ10において生成されたDICOMファイルを受信すると、このDICOMファイルをDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとに分割する。そして、当該DICOMヘッダファイルと当該汎用画像ファイルとを保存する(ステップS303)。
画像ビューワ端末40における読影医等のユーザは、画像ビューワ端末40に医用画像と医用画像に関する各種情報を表示させるために、画像ビューワ端末40の操作部から表示させたい医用画像と医用画像に関する各種情報とに対応する患者情報、検査情報、シリーズ情報等を入力する。
そして、画像ビューワ端末40は、当該各種情報や読影医等のユーザ操作等に基づき、DICOM取得要求を画像サーバ30に送信する(ステップS304)。
画像サーバ30は、画像ビューワ端末40からDICOM取得要求を受信すると、DICOM取得要求に含まれるファイル指定情報により指定されたDICOMファイルに対応するDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとを、保存しているDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルの中から特定し、これらのファイルを結合して、DICOMファイルを生成する(ステップS305)。
そして、画像サーバ30は、生成したDICOMファイルを画像ビューワ端末40に送信する(ステップS306)。そして、画像ビューワ端末40は、受信したDICOMファイルに基づき、医用画像と医用画像に関する各種情報とを表示部に表示する(ステップS307)。
以上、本実施の形態によると、画像サーバ30は、モダリティ10からDICOMファイルを受信し、このDICOMファイルをDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとに分割して保存する。そして、RIS20からヘッダ取得要求を受信した場合、対応するDICOMヘッダファイルをRIS20に送信する。また、電子カルテ端末50から画像取得要求を受信した場合、対応する汎用画像ファイルを電子カルテ端末50に送信する。また、画像ビューワ端末40からDICOM取得要求を受信した場合、DICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとを結合して、対応するDICOMファイルを生成する。そしてこのDICOMファイルを画像ビューワ端末40に送信する。
そのため、画像サーバ30は、DICOMファイルと汎用画像ファイルとを保存する必要はなく、画像データを重複して持たなくて済む。よって、画像サーバ30が保持するデータ容量を減少させることができる。その結果、記憶媒体を構成するハードウエアにかかるコストを低減することができる。
また、画像サーバ30は、DICOMファイルをDICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとに分割する際、当該DICOMヘッダファイルに当該汎用画像ファイルのファイル名を保持させ、これら2つのファイルを関連付ける。そして、DICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとを結合してDICOMファイルを生成する際、DICOMヘッダファイルに保持させた汎用画像ファイルのファイル名に基づいて、これら2つのファイルを結合し、DICOMファイルを生成する。
そのため、DICOMヘッダファイルと汎用画像ファイルとを結合する際のファイルの関連付けが容易になる。
尚、本実施の形態では、ファイル名に基づいてDICOMファイルを生成している例を示したが、別途データベースを作成して、そのデータベースに基づいてDICOMファイルを生成するようにしてもよい。
10 モダリティ
20 RIS
30 画像サーバ
31 制御部
32 操作部
33 表示部
34 通信部
35 ROM
36 記憶部
37 バス
40 画像ビューワ端末
50 電子カルテ端末
100 医用画像システム
N 通信ネットワーク
20 RIS
30 画像サーバ
31 制御部
32 操作部
33 表示部
34 通信部
35 ROM
36 記憶部
37 バス
40 画像ビューワ端末
50 電子カルテ端末
100 医用画像システム
N 通信ネットワーク
Claims (3)
- 受信手段と、
記憶手段と、
送信手段と、
前記受信手段により受信した、医用画像の画像データ及び当該画像データに関する付帯情報を含むDICOMファイルを、付帯情報のファイルと画像データのファイルとに分割して前記記憶手段に記憶させ、
前記受信手段が他装置から付帯情報のファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された付帯情報のファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させ、
前記受信手段が他装置から画像データのファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された画像データのファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させ、
前記受信手段が他装置からDICOMファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された付帯情報のファイルと画像データのファイルとを結合してDICOMファイルを生成し、当該生成したDICOMファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させる制御手段と、
を備える医用画像管理装置。 - 前記制御手段は、
DICOMファイルを付帯情報のファイルと画像データのファイルとに分割する際、当該分割される付帯情報のファイルと画像データのファイルとを関連付ける関連付け情報を生成し、
付帯情報のファイルと画像データのファイルとを結合してDICOMファイルを生成する際、前記関連付け情報に基づいて付帯情報のファイルと画像データのファイルとを結合する、
請求項1に記載の医用画像管理装置。 - コンピュータを、
受信手段、
記憶手段、
送信手段、
前記受信手段により受信した、医用画像の画像データ及び当該画像データに関する付帯情報を含むDICOMファイルを、付帯情報のファイルと画像データのファイルとに分割して前記記憶手段に記憶させ、
前記受信手段が他装置から付帯情報のファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された付帯情報のファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させ、
前記受信手段が他装置から画像データのファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された画像データのファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させ、
前記受信手段が他装置からDICOMファイルの取得要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された付帯情報のファイルと画像データのファイルとを結合してDICOMファイルを生成し、当該生成したDICOMファイルを当該他装置へ前記送信手段に送信させる制御手段、
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007136696A JP2008293189A (ja) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | 医用画像管理装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007136696A JP2008293189A (ja) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | 医用画像管理装置及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008293189A true JP2008293189A (ja) | 2008-12-04 |
Family
ID=40167862
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008293189A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012154335A3 (en) * | 2011-04-08 | 2013-03-07 | Volcano Corporation | Multi-modality medical sensing system and method |
US9053745B2 (en) | 2013-08-20 | 2015-06-09 | International Business Machines Corporation | Method for writing file on tape medium that can be read at high speed |
US9454320B2 (en) | 2013-08-22 | 2016-09-27 | International Business Machines Corporation | Reduction of power consumption of a buffer in a tape drive |
-
2007
- 2007-05-23 JP JP2007136696A patent/JP2008293189A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012154335A3 (en) * | 2011-04-08 | 2013-03-07 | Volcano Corporation | Multi-modality medical sensing system and method |
US9053745B2 (en) | 2013-08-20 | 2015-06-09 | International Business Machines Corporation | Method for writing file on tape medium that can be read at high speed |
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US10025373B2 (en) | 2013-08-22 | 2018-07-17 | International Business Machines Corporation | Reduction of power consumption of a buffer in tape drive |
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