JP2007072649A - 読影レポート作成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のキー画像又は複数の関心領域が存在する場合において、キー画像又は関心領域毎に読影レポートデータを管理することができる読影レポート作成装置を提供する。
【解決手段】 この読影レポート作成装置は、表示部100と、所見入力エリアの表示形式を規定する複数のテンプレートを格納するテンプレート格納手段131と、ユーザによって指定されたキー画像及び/又はアノテーションを表示部に表示させるキー画像挿入手段11と、複数のテンプレートの内から1つのテンプレートを選択することにより、ユーザによって指定された少なくとも1つのキー画像及び/又は少なくとも1つのアノテーションと、それに対応する少なくとも1つの所見入力フィールドとを含む所見入力エリアを作成して表示部に表示させる所見入力エリア作成手段12と、所見入力エリア管理手段13と、所見挿入手段14とを具備する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像による医療診断のために用いられる検査画像(医用画像)の撮影後に医師によって行われる読影を支援するための読影支援システムにおいて、読影レポートを作成するために用いられる読影レポート作成装置に関する。
近年、CR(computed radiography:コンピュータ放射線撮影)、MRI(magnetic resonance imaging:磁気共鳴撮影)、CT(computed tomography:コンピュータ断層撮影)等の医用ディジタル画像生成技術の普及に伴い、検査によって取得された医用画像を電子的に管理することが行われている。
一般に、撮像検査が行われた場合には、患者に対して担当医による具体的な診断が下される前に、生成された医用画像について読影医による読影が行われ、読影結果や所見が記入された読影レポートが作成される。従来は、ディジタル画像データが生成された場合においても、読影の際には、写真フィルムにハードコピーされた医用画像が用いられていたが、高精細な画像モニタ(ビューワ)の開発に伴い、モニタ上に表示された医用画像を読影することも行われるようになっている。
読影レポートにおいては、読影医によって作成された読影結果や所見を、読影に用いられたキー画像と共に表示できるようにしておくことが望ましい。そうすることによって、後に読影レポートを利用する際に、読影結果や所見の基礎となったキー画像を直ちに参照することができるので、担当医の負担が軽減されると共に、迅速な診断を行うことができる。
関連する技術として、特許文献1には、診断体系に沿った電子化診断レポートを、少ない労力と時間で作成できるように支援する診断レポート作成支援装置が開示されている。この診断レポート作成支援装置は、定型フォームの診断レポートを編集する診断レポート作成支援装置であって、前記診断レポートを表示する手段と、医用撮像装置で撮影された画像を外部より読み込み表示する画像表示手段と、表示した画像の内から特定の画像の選択を受け付ける手段と、選択を受け付けた画像を、前記診断レポート上に貼り付ける手段とを有する。
しかしながら、この診断レポート作成支援装置においては、複数のキー画像又は複数の関心領域が存在する場合においても、それらに関する所見を同一の所見入力欄に記載することを前提としているので、複数のキー画像又は複数の関心領域が存在する場合には、キー画像毎に読影レポートデータを管理することができない。
特開2002−123605号公報(第1−2頁、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、複数のキー画像又は複数の関心領域が存在する場合において、キー画像又は関心領域毎に読影レポートデータを管理することができる読影レポート作成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の1つの観点に係る読影レポート作成装置は、医用画像に基づいて読影レポートを作成する際に用いられる読影レポート作成装置であって、ユーザが所見を入力するための所見入力エリアを表示する表示部と、所見入力エリアの表示形式を規定する複数のテンプレートを格納するテンプレート格納手段と、医用画像を表す画像データに基づいて、ユーザによって指定された少なくとも1つのキー画像及び/又は少なくとも1つのアノテーションを表示部に表示させるキー画像挿入手段と、テンプレート格納手段に格納されている複数のテンプレートの内から1つのテンプレートを選択することにより、ユーザによって指定された少なくとも1つのキー画像及び/又は少なくとも1つのアノテーションと、それに対応する少なくとも1つの所見入力フィールドとを含む所見入力エリアを作成して表示部に表示させる所見入力エリア作成手段と、所見入力エリア内に表示されたキー画像又はアノテーションと所見入力フィールドとの対応関係を管理する所見入力エリア管理手段と、所見入力エリア内に表示された所見入力フィールドに所見を挿入する所見挿入手段とを具備する。
本発明によれば、ユーザによって指定されたキー画像及び/又はアノテーションに対応して、所見入力エリアの表示形式を規定する複数のテンプレートの内から1つのテンプレートを選択し、指定されたキー画像及び/又はアノテーションに対応する所見入力フィールドとを含む所見入力エリアを表示部に表示させることにより、複数のキー画像又は複数の関心領域が存在する場合において、キー画像又は関心領域毎に読影レポートデータを管理することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る読影レポート作成装置を含む読影支援システムの構成を示すブロック図である。この読影支援システムは、読影レポート作成装置1と、少なくとも1つの画像表示端末(ビューワ)2と、画像サーバ3と、読影レポートサーバ4とを含んでいる。また、読影レポート作成装置1は、RIS(radiology information system:放射線科情報管理システム)5、及び、CR装置6a、CT装置6b、MRI装置6c等の撮影モダリティに接続されていても良い。図1に示すように、これらの装置は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等のネットワークを介して相互に接続されていても良い。
図1に示すように、読影レポート作成装置1は、表示部100及び入力部110を備えている。表示部100は、読影すべき検査をユーザ(読影医)が選択するために用いられるワークリストや、作成中の読影レポート等を表示するための表示装置である。また、入力部110は、キーボードやマウス等の入力装置である。図1は、ユーザによって指定されたキー画像102と、ユーザによって入力されたテキスト情報が表示される所見記入欄(所見入力フィールド)103とを含む所見入力エリア101が、表示部100の画面に表示された状態を示している。
画像表示端末2は、読影対象となっている検査画像を表示するための端末装置であり、高精細なディスプレイを備えている。図1には、画面200上の複数のコマ210に複数のスライス画像がそれぞれ表示されている状態が示されている。図1においては、2つの画像表示端末2が示されているが、読影に際しては、少なくとも1つの画像表示端末2が用いられ、3つ以上の画像表示端末2が用いられても良い。
画像サーバ3は、例えば、CR装置6a、CT装置6b、MRI装置6c等の撮影モダリティによって取得された画像データを保管及び管理するPACS(Picture Archiving and Communication System:医用画像情報システム)用のサーバである。画像サーバ3は、読影レポート作成装置1の要求に従って、所望の画像データを読影レポート作成装置1に出力する。
通常、CT検査やMRI検査を行うことにより、複数のスライス位置における複数の断層画像によって構成される1つ又は複数のシリーズが取得される。即ち、検査においては、複数の撮影法が用いられる場合があり、それらの撮影法に応じて、複数のシリーズの画像が取得される。例えば、CT検査においては、単純CT撮影法及び造影CT撮影法が行われ、MRI検査においては、T1強調画像撮影法、T2強調画像撮影法、及び、SE(スピン・エコー)撮影法が行われる。本実施形態において、画像データは、DICOM(digital imaging and communication medicine:医用ディジタル画像通信)の規格に従って、患者情報及び検査情報を含む画像付帯情報と共に管理されている。
患者情報には、例えば、患者氏名、患者ID番号、生年月日、年齢、性別、住所等を表す情報が含まれている。また、検査情報には、例えば、検査ID番号、検査日付、診療日付、撮影メニュー、撮影モダリティ、撮影法等を表す情報が含まれている。ここで、撮影メニューには、撮影の対象となる頭部、頸部、胸部、胸腹部、腹部、腰椎、四肢等の検査部位と、患者に対する撮影の方向を表す正面又は側面等の撮影方向とが含まれている。
読影レポートサーバ4は、作成された読影レポートを表すレポートデータを格納する。レポートデータには、レポートID、患者ID、患者名、読影対象である検査を特定する情報、読影医による所見として表示されるテキスト情報、キー画像データ、その画像付帯情報、及び、アノテーション情報等が含まれる。ここで、キー画像とは、1回の検査によって得られた一連の画像の内で、読影の鍵になると読影医によって判断された画像のことであり、1つの検査について1つ又は複数の画像がキー画像として指定される。
一般に、キー画像としては、病変部位が判り易く表されているスライス画像や、特に注目すべき部位が表されたスライス画像や、読影に適していると判断されたスライス画像が指定される。キー画像として指定されたスライス画像は、JPEG形式やビットマップ形式等の汎用の画像フォーマットに変換されて、読影レポート101に貼り付けられた状態で表示される。また、アノテーション(注釈)情報とは、検査画像を参照しながら医師によって入力される所見や、注意して観察すべき部分を示すためにキー画像上に表示される矢印等の記号や領域を囲む線のことである。
各キー画像の付帯情報は、DICOMのシリーズ番号、プロトコル名、シリーズ記述、検査部位等のシリーズの種別を識別する情報と、患者位置、画像位置、画像番号、スライス厚さ、スライス位置等のキー画像のスライス位置を特定する情報とを含んでいる。また、MRI装置により取得されたMR画像については、撮影法に応じて、画像タイプ、スキャニングシーケンス、シーケンス変形、スキャンオプション等の情報も用いられる。
RIS5は、放射線科における放射線検査を管理するためのサーバであり、入力用端末によって入力された患者情報や検査内容等の情報に基づいて、検査スケジュールの管理や、撮影モダリティへの検査のオーダーや、撮像が終了した検査について読影のオーダーを行う。
本実施形態においては、ユーザ(読影医)が、画像表示端末2に表示された検査画像を参照して1つ又は複数のキー画像を指定して、入力部110を操作することにより、そのキー画像を読影レポートに貼り付けると、キー画像102及びそれに対応する所見入力フィールド103を含む所見入力エリア101が自動的に表示される。
ユーザが、複数のキー画像を指定した場合には、それらのキー画像に対応する複数の所見入力フィールドを含む所見入力エリアが自動的に表示される。また、ユーザが、1つのキー画像に対して複数のアノテーションを指定した場合にも、それらのアノテーションに対応する複数の所見入力フィールドを含む所見入力エリアが自動的に表示される。
表示された所見入力フィールド103には、キー画像又はアノテーションに基づいて決定された既定文が自動的に挿入されるので、ユーザが読影レポートを作成するための手間を軽減することができる。ユーザは、画像表示端末2に表示された検査画像を観察しながら、入力部110を用いて、所見入力エリア101にテキスト情報等を追加することにより、読影レポートを完成させる。
次に、図1及び図2を参照しながら、本実施形態に係る読影レポート作成装置の構成について説明する。
図2は、図1に示す読影レポート作成装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、読影レポート作成装置1は、先に説明した表示部100及び入力部110に加えて、中央演算装置(以下、CPUという)10と、画像サーバ3から入力される画像データ等を一時的に記憶するメモリ120と、記録媒体としてのハードディスク131を制御するハードディスク制御部130と、ネットワークインタフェース140とを含んでいる。これらは、バスラインを介して相互に接続されている。また、CPU10は、ネットワークインタフェース140を介して、ネットワークに接続される。
ハードディスク131には、所見入力エリアのテンプレート1〜Nの他に、CPU10に処理を行わせるためのソフトウェア(プログラム)が記録されている。なお、記録媒体としては、内蔵のハードディスク131の他に、外付けハードディスク、フレキシブルディスク、MO、MT、RAM、CD−ROM、又は、DVD−ROM等を用いることもできる。
次に、CPU10とソフトウェア(プログラム)とによって構成される複数の機能ブロックについて説明する。これらの機能ブロックは、キー画像挿入部11と、所見入力エリア作成部12と、所見入力エリア管理部13と、所見挿入部14とを含んでいる。
ユーザが、画像表示端末2に表示された検査画像を参照しながら1つ又は複数のキー画像を指定し、入力部110を操作することによりキー画像の貼り付けを指示すると、キー画像挿入部11は、ユーザによって指定されたキー画像102を、表示部100の画面内に挿入する。
所見入力エリア作成部12は、ユーザによって指定されたキー画像に対応して、ハードディスク131に格納されている所見入力エリアのテンプレート1〜Nの内から1つのテンプレートを選択することにより、選択したテンプレートに基づいて所見入力エリア101を作成し、表示部100の画面内に表示する。所見入力エリア101は、ユーザによって指定された1つ又は複数のキー画像102と、それに対応する1つ又は複数の所見入力フィールド103とを含んでいる。さらに、所見挿入部14は、キー画像に対応して既定文を決定し、決定された既定文を所見入力フィールド103内に挿入する。
また、ユーザが、画像表示端末2に表示された検査画像を参照しながら入力部110を操作することにより、1つのキー画像について複数のアノテーションを指定すると、所見入力エリア作成部12は、ユーザによって指定されたキー画像及び/又はアノテーションに対応して、ハードディスク131に格納されている所見入力エリアのテンプレート1〜Nの内から1つのテンプレートを選択することにより、選択したテンプレートに基づいて所見入力エリア101を作成し、表示部100の画面内に表示する。所見入力エリア101は、ユーザによって指定された複数のアノテーションと、それに対応する複数の所見入力フィールドとを含んでいる。さらに、所見挿入部14は、キー画像又はアノテーションに対応して既定文を決定し、決定された既定文を所見入力フィールド内に挿入する。
ここで、所見入力エリアのテンプレート1〜Nは、検査の種類(撮影モダリティ等)、撮影部位、撮影法等の検査情報に対応して設定されるようにしても良い。その場合には、所見入力エリア作成部12が、ユーザによって指定されたキー画像データに付帯している検査情報に対応して、ハードディスク131に格納されている所見入力エリアのテンプレート1〜Nの内から1つのテンプレートを選択し、また、所見挿入部14が、既定文を決定する。
所見入力エリア管理部13は、所見入力エリア内に表示されたキー画像又はアノテーションと所見入力フィールドとの対応関係を管理している。例えば、所見入力エリア管理部13は、所見入力エリアにおけるキー画像及び/又はアノテーションと、所見入力フィールドと、所見入力フィールドに挿入された所見との対応関係を管理して、該対応関係を表すデータを読影レポートサーバ4に格納する。
次に、図2に示す読影レポート作成装置によって作成される読影レポートの例について説明する。ここでは、MRI装置を用いた検査のように、一度の撮影で異なる性質の複数の画像を作成する検査を行うものとする。
図3は、図2に示す読影レポート作成装置によって作成される所見入力エリアの第1の例を示す模式図である。ユーザが、画像表示端末2に表示された検査画像を参照しながら1つのキー画像を指定し、入力部110を操作することによりキー画像の貼り付けを指示すると、キー画像挿入部11は、指定されたキー画像102aを表示部100の画面内に表示させる。
所見入力エリア作成部12は、ハードディスク131に格納されている所見入力エリアのテンプレート1〜Nの内からテンプレート1を選択し、このテンプレート1に基づいて、キー画像102a及びそれに対応する所見入力フィールド103aを含む所見入力エリア101を、表示部100の画面内に表示させる。
さらに、所見挿入部14は、キー画像データに付帯されている検査情報に基づいて、検査部位が腹部であり、検査の種類(検査種)がMRI検査であり、撮影法がT1強調画像撮影法である旨の既定文を、所見入力フィールド103a内に挿入する。
図4は、図2に示す読影レポート作成装置によって作成される所見入力エリアの第2の例を示す模式図である。ユーザが、もう1つのキー画像を読影レポートに追加すると、キー画像挿入部11は、そのキー画像102bを表示部100の画面内に表示させる。所見入力エリア作成部12は、ハードディスク131に格納されている所見入力エリアのテンプレート1〜Nの内からテンプレート2を選択し、このテンプレート2に基づいて、キー画像102a及びそれに対応する所見入力フィールド103aと、キー画像102b及びそれに対応する所見入力フィールド103bとを含む所見入力エリア101を、表示部100の画面内に表示させる。
さらに、所見挿入部14は、キー画像データに付帯されている検査情報に基づいて、検査部位が腹部であり、検査の種類(検査種)がMRI検査であり、撮影法がT2強調画像撮影法である旨の既定文を、所見入力フィールド103bに挿入する。
また、ユーザは、所見入力エリア作成部12が選択するテンプレートを、事前又は事後的に変更することができる。例えば、図5に示すように、所見入力エリア101の第1の領域には、所見文を入力するための所見入力フィールド103aの他に、撮影法を入力するための所見入力フィールド104aと、サイズを入力するための所見入力フィールド105aと、患部を入力するための所見入力フィールド106aとが表示されている。また、所見入力エリア101の第2の領域には、所見文を入力するための所見入力フィールド103bの他に、撮影法を入力するための所見入力フィールド104bと、サイズを入力するための所見入力フィールド105bと、患部を入力するための所見入力フィールド106bとが表示されている。
ここで、撮影法を入力するための所見入力フィールド104a及び104bには、所見挿入部14が、キー画像に付帯している検査情報によって特定される撮影法を自動的に入力することができる。患部等のサイズを計測する検査においては、サイズを入力するための所見入力フィールド105a及び105bに、ユーザが、計測されたサイズを入力することができる。また、患部を入力するための所見入力フィールド106a及び106bには、ユーザが、患部の名称を入力することができる。サイズや患部の名称が入力される前は、所見入力フィールド105b及び106bにおけるように、「未入力です」と表示されている。
このようにして、読影レポート作成装置1は、図6に示すようなデータ構造を有するレポートデータを作成する。図6において、所見入力エリアの第1の領域A1を表すデータ構造は、T1画像のキー画像102aを表す画像データと、所見入力フィールド103a、104a、・・・を表す所見入力フィールドデータとを含んでいる。また、所見入力エリアの第2の領域A2を表すデータ構造は、T2画像のキー画像102bを表す画像データと、所見入力フィールド103b、104b、・・・を表す所見入力フィールドデータとを含んでいる。
図7は、図2に示す読影レポート作成装置によって作成される読影レポートにおける所
見入力フィールドのデータ例を示す図である。所見入力フィールドにおいて、読影レポートは、XML形式等で構造化されデータ化される。図7に示すように、所見の記載内容が所見入力エリアの領域毎に構造化されていれば、各領域を選択的に指定することにより、検索を確実かつ迅速に行うことができる。
例えば、気管支における腫瘍について記載されている読影レポートを検索すべき場合に、検索キーとして「気管支」&「腫瘍」を使用する場合について考える。1つの読影レポートに「気管支」と「腫瘍」との両方を記載してしまうと、「気管支」と「腫瘍」とが関係ない場合においても、この読影レポートが検索されてしまう。一方、図7に示すように、「気管支」を所見1に記載して「腫瘍」を所見2に記載すれば、この読影レポートが検索されることはない。このようにして、検索すべき内容に該当しない読影レポートがヒットすることを回避できる。
また、T1画像について気管支に関する記載がある読影レポートを検索する場合に、検索キーとして「T1画像」&「気管支」を使用すれば、図7に示す所見2は検索対象とならないので、所見全文を検索する場合と比較して高速で検索できるので検索効率が良い。
図8は、図2に示す読影レポート作成装置によって作成される所見入力エリアの第3の例を示す模式図である。この例は、1つのキー画像において複数の患部が存在する場合に、患部毎に所見入力フィールドが分割される場合を示している。ユーザが、キー画像上において、複数の患部(ここでは、患部A及び患部Bとする)をそれぞれ示す複数のアノテーション107a及び107bを作成すると、所見入力エリア作成部12が、これらのアノテーション107a及び107bにアノテーション識別子108a及び108bをそれぞれ付して、アノテーション107a及び107bに対応する所見入力フィールド109a及び109bを作成する。
さらに、所見挿入部14は、検査の種類(検査種)が単純CT検査であり、検査部位が腹部である旨の既定文を作成し、所見入力フィールド109a及び109bに、これらの既定文と、アノテーション識別子108a及び108bを表す文字(丸印で囲まれた1及び2)とを挿入する。所見入力エリア管理部13は、複数のアノテーションと複数の所見入力フィールドとを関連付けて、それらの対応関係を表す情報を読影レポートサーバ4に格納する。その他の事項については、図3〜図7を参照しながら説明したのと同じである。
本発明は、医用画像の撮影後に医師によって行われる読影を支援するための読影支援システムにおいて、読影レポートを作成するために用いられる読影レポート作成装置において利用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る読影レポート作成装置を含む読影支援システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す読影レポート作成装置の構成を示すブロック図である。 図2に示す読影レポート作成装置によって作成される所見入力エリアの第1の例を示す模式図である。 図2に示す読影レポート作成装置によって作成される所見入力エリアの第2の例を示す模式図である。 図2に示す読影レポート作成装置によって作成される所見入力エリアの変更例を示す模式図である。 図2に示す読影レポート作成装置によって作成される所見入力エリアのデータ構造を示す図である。 図2に示す読影レポート作成装置によって作成される読影レポートにおける所見入力フィールドのデータ例を示す図である。 図2に示す読影レポート作成装置によって作成される所見入力エリアの第3の例を示す模式図である。
符号の説明
1 読影レポート作成装置
2 画像表示端末
3 画像サーバ
4 読影レポートサーバ
5 RIS
6a CR装置
6b CT装置
6c MRI装置
10 CPU
11 キー画像挿入部
12 所見入力エリア作成部
13 所見入力エリア管理部
14 所見挿入部
100 表示部
101 所見入力エリア
102 キー画像
103 所見入力フィールド
110 入力部
120 メモリ
130 ハードディスク制御部
131 ハードディスク
140 ネットワークインタフェース

Claims (6)

  1. 医用画像に基づいて読影レポートを作成する際に用いられる読影レポート作成装置であって、
    ユーザが所見を入力するための所見入力エリアを表示する表示部と、
    所見入力エリアの表示形式を規定する複数のテンプレートを格納するテンプレート格納手段と、
    医用画像を表す画像データに基づいて、ユーザによって指定された少なくとも1つのキー画像及び/又は少なくとも1つのアノテーションを前記表示部に表示させるキー画像挿入手段と、
    前記テンプレート格納手段に格納されている複数のテンプレートの内から1つのテンプレートを選択することにより、ユーザによって指定された少なくとも1つのキー画像及び/又は少なくとも1つのアノテーションと、それに対応する少なくとも1つの所見入力フィールドとを含む所見入力エリアを作成して前記表示部に表示させる所見入力エリア作成手段と、
    所見入力エリア内に表示されたキー画像又はアノテーションと所見入力フィールドとの対応関係を管理する所見入力エリア管理手段と、
    所見入力エリア内に表示された所見入力フィールドに所見を挿入する所見挿入手段と、
    を具備する読影レポート作成装置。
  2. 前記所見挿入手段が、ユーザによって指定されたキー画像を表す画像データに付帯する検査情報に対応して決定された既定文を、該キー画像に対応する所見入力フィールドに挿入する、請求項1記載の読影レポート作成装置。
  3. 前記所見入力エリア作成手段が、ユーザによって追加されたキー画像及び/又はアノテーションに対応して新たなテンプレートを選択し、選択されたテンプレートに基づいて所見入力エリアを前記表示部に表示させる、請求項1又は2記載の読影レポート作成装置。
  4. 前記所見入力エリア作成手段が、ユーザによってキー画像が追加された際に、キー画像に付帯する検査情報に対応して新たなテンプレートを選択し、選択されたテンプレートに基づいて所見入力エリアを前記表示部に表示させる、請求項3記載の読影レポート作成装置。
  5. 前記テンプレート格納手段が、医用画像に付帯する複数種類の検査情報に対応して複数のテンプレートを格納する、請求項4記載の読影レポート作成装置。
  6. 前記所見入力エリア管理手段が、所見入力エリアにおけるキー画像及び/又はアノテーションと、所見入力フィールドと、所見入力フィールドに挿入された所見との対応関係を管理して、読影レポートを表すレポートデータを格納する読影レポートサーバに該対応関係を表すデータを格納する、請求項1〜5のいずれか1項記載の読影レポート作成装置。
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