JP2017051591A - 情報処理装置及びその方法、情報処理システム、コンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置及びその方法、情報処理システム、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】医用画像と読影レポートとの対応関係をより容易に把握することが可能な技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置10は、被検体の医用画像における注目領域と、注目領域に関連づけられたコメント情報とを含むレポート情報を取得するレポート取得手段42と、医用画像における注目領域に関連する関連領域を取得する関連領域取得手段44と、コメント情報の表示領域が関連領域に重ならないように、コメント情報の表示領域の表示位置を決定する決定手段45と、コメント情報を含む医用画像を表示手段に表示させる表示制御手段46とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は情報処理装置及びその方法、情報処理システム、コンピュータプログラムに関し、特に、医用画像の表示技術に関する。
医療現場では、X線CT(コンピュータ断層撮影)装置、MRI(核磁気共鳴画像法)装置、PET(ポジトロン断層法)装置などの医用画像撮影装置により、患者が撮像されている。ここで、CTはComputed Tomography、MRIはMagnetic Resonance Imaging、PETはPositron Emission Tomographyの略称である。撮像によって得られた撮像データには、様々な画像処理が施されて医用画像が作成され、病院内のデータサーバに一定期間保存される。医師の画像診断業務は、医用画像表示装置(Viewerとも呼ばれる)を用いて目的の医用画像を検索してモニタ上に表示し、医用画像表示装置の様々な機能を用いることで行われる。また、医師は画像診断した結果を読影レポートとして記録する。
記録された読影レポートを参照する際には、ユーザは、医用画像と読影レポートの記載内容を対応づけながら参照する。しかし、読影レポートの記載内容が示す医用画像上の位置が、容易にわからない場合がある。また、医用画像と読影レポートの2つの情報を対応付けながら参照することには、ユーザの手間がかかった。
特許文献1には、医用画像上に読影レポートに示された病変の情報を表示することが記載されている。この構成によれば読影レポート内の文字列と当該文字列が示す医用画像上の位置がリンク付けされ、当該文字列を当該位置の近傍に表示する。そのため、ユーザは読影レポートに記載された当該文字列が医用画像上のどの位置を指しているかを正確に把握することができ、手間をかけずに正確に読影レポートを参照することができる。
特開2011−083590号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、医用画像上に表示する文字列の医用画像上における表示位置は、解剖学的構造や読影レポートの内容を考慮せずに決定されていた。そのため、当該文字列が、解剖学的に重要な医用画像上の位置や読影レポートの内容に関連する医用画像上の位置に重なって表示されてしまうことがあった。そのような場合、ユーザは解剖学的構造や読影レポートの内容を、医用画像上で確認することが難しかった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、医用画像と読影レポートとの対応関係をより容易に把握することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、
被検体の医用画像における注目領域と、当該注目領域に関連づけられたコメント情報とを含むレポート情報を取得するレポート取得手段と、
前記医用画像における前記注目領域に関連する関連領域を取得する関連領域取得手段と、
前記コメント情報の表示領域が前記関連領域に重ならないように、前記コメント情報の表示領域の表示位置を決定する決定手段と、
前記コメント情報を含む前記医用画像を表示手段に表示させる表示制御手段と
を備える。
本発明によれば、ユーザは医用画像と読影レポートとの対応関係をより容易に把握することができる。
医用画像システムの構成を示すブロック図 医用画像システムによる処理手順を説明するフローチャート 読影レポート作成画面の例を示す図 医用画像及び文字列表示領域の例を示す図 医用画像上に文字列表示領域をオーバーレイ表示した例を示す図 文字列表示領域の表示位置を一意に決定する例を説明する図 医用画像上に文字列表示領域をオーバーレイ表示した例を示す図 スライス画像と文字列を表示する範囲を模式的に示す図 医用画像上に文字列表示領域をオーバーレイ表示した例を示す図 スライス画像と文字列を表示する範囲を模式的に示す図 現在画像、過去画像、差分画像を説明する図 医用画像上に文字列表示領域をオーバーレイ表示した例を示す図 医用画像上に文字列表示領域をオーバーレイ表示した例を示す図 キーワードと取得領域の関係を示す図 医用画像上に文字列表示領域をオーバーレイ表示した例を示す図 画像表示領域の詳細な表示例を示す図
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。ただし、本発明の範囲は以下の構成例に限定されるものではない。
[実施形態1]
(医用画像システム)
図1は、本発明の一実施形態(実施形態1)に係わる医用画像表示装置を含む医用画像システム(医用画像表示システム)の全体構成を示す図である。情報処理システムとしての医用画像システムは、医用画像表示装置10とデータベース22を含んでおり、これらの装置は、通信装置を介して互いに通信可能に接続されている。本実施形態においては、通信装置はLAN(Local Area Network)21で構成される例を説明するが、無線通信装置(無線LAN等)や公衆通信網等によって構成してもよい。
データベース22は、医用画像や読影レポートなどの検査情報を管理する。データベース22は、医用画像と読影レポートとを対応づけて保持する。医用画像表示装置10は、データベース22で管理された医用画像や読影レポートを、LAN21を介して取得する。
情報処理装置としての医用画像表示装置10は、その機能的な構成として、通信IF31、ROM32、RAM33、記憶部34、操作部35、表示部36、制御部37を具備する。通信IF(Interface、インターフェイス)31は、例えば、LANカード等で実現され、LAN21を介した外部装置(例えば、データベース22)と医用画像表示装置10との間の通信を司る。ROM(Read Only Memory)32は、不揮発性のメモリ等で実現された読出し専用メモリであり、各種プログラム等を記憶する。RAM(Random Access Memory)33は、揮発性のメモリ等で実現された書込み可能メモリであり、各種情報を一時的に記憶する。記憶部34は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等で実現されたストレージ装置であり、各種情報を記憶する。操作部35は、例えば、キーボードやポインティングデバイス等で実現され、ユーザからの指示を装置内に入力する。表示部36は、例えば、ディスプレイ等で実現され、各種情報をユーザ(例えば、医師)に向けて表示する。制御部37は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等で実現され、医用画像表示装置10における処理を統括制御する。
制御部37は、その機能的な構成として、医用画像取得部41、読影レポート取得部42、キーワード抽出部43、領域取得部44、表示位置決定部45、表示処理部46を具備する。医用画像取得部41は、操作部35によって入力されるユーザの操作に従って、通信IF31とLAN21を介してデータベース22から当該患者の医用画像を取得する。そして、領域取得部44、表示位置決定部45及び表示処理部46へと出力する。
読影レポート取得部42は、操作部35によって入力されるユーザの操作に従って、通信IF31とLAN21を介してデータベース22から読影レポート(レポート情報)を取得する。なお、読影レポートは医用画像取得部41によって取得される医用画像に対する読影レポートであり、その具体的な作成手法は後述する。また、レポート情報とは、被検体の医用画像における注目領域と、当該注目領域に関連づけられたコメント情報とを含む情報であり、読影レポートに含まれる情報、のサブセット、あるいは読影レポートそのものである。ここで、読影レポートとは、読影医によって読影レポートのサーバに登録された読影レポートだけでなく、読影レポートの編集画面に入力された、登録前、編集中の読影レポートも含む。この場合上述のレポート情報は、編集中の読影レポートに含まれる情報であって、被検体の医用画像における注目領域と、当該注目領域に関連づけられたコメント情報とを含む情報である。
そして、取得した読影レポートの一部または全てをキーワード抽出部43、表示位置決定部45及び表示処理部46へと出力する。
キーワード抽出部43は、読影レポート取得部42によって取得された読影レポートに対して後述する処理を行い、キーワードを抽出する。そして、抽出したキーワードを領域取得部44へ出力する。
関連領域取得手段としての領域取得部44は、キーワード抽出部43によって取得されたキーワードに基づいて、医用画像取得部41により取得された医用画像に対して、後述する画像処理を行い、医用画像中の解剖学的な領域を取得する。そして取得した解剖学的な領域を表示位置決定部45へと出力する。
表示位置決定部45は、読影レポート取得部42よって取得された読影レポート内の文字列を、医用画像取得部41によって取得された医用画像上に表示する表示位置を決定する。ここでいう読影レポート内の文字列とは、読影レポートに記載される文章の一部または全てをいう。なお、表示位置は当該医用画像と当該読影レポートと領域取得部44によって取得された領域の一部または全てに基づいて、後述する処理により決定される。そして、決定した表示位置を表示処理部46へと出力する。
表示処理部46は、医用画像取得部41で取得された医用画像を、表示位置決定部45で決定された表示位置上に読影レポート取得部42で取得された読影レポート内の文字列をオーバーレイして、表示部36に表示する。
なお、制御部37が具備する各部の少なくとも一部は独立した装置として実現してもよい。また、夫々が機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)として実現してもよい。この場合、機能を実現するソフトウェアは、クラウドをはじめとするネットワークを介したサーバ上で動作してもよい。本実施形態では各部はローカル環境におけるソフトウェアにより夫々実現されている例を説明する。
(処理手順)
次に図2〜図4を用いて、本実施形態における制御部37による全体の処理手順を説明する。また、以下では、例としてX線CT装置によって被検体の胸部領域が撮像された場合に作成される医用画像を対象として説明するが、対象となる医用画像はこれに限定されるものではない。
図2は、制御部37が行う処理のフローチャートである。S201において、医用画像取得部41は、操作部35によって入力されるユーザの操作に従って、通信IF31とLAN21を介してデータベース22から医用画像を読み出す。
S202において、読影レポート取得部42は、通信IF31とLAN21を介してデータベース22から、S201で読み出した医用画像に対応する読影レポートを取得する。ここで、本実施形態では読影レポートは、以下のようにして作成され、データベース22に登録される。
図3に読影レポート作成画面の一例として、読影レポート作成画面300を示す。図3中の画像表示領域310は医用画像を表示する画面領域を示す。なお画像表示領域310に表示された医用画像に対しては、画像全体の拡大・縮小機能、濃度値変換機能、表示位置の平行移動機能、図形描画機能、濃度値計測機能等の医用画像Viewerの様々な機能が使用可能となる。レポート表示領域320はユーザが医用画像を読影した結果を文章として記載する画面領域を示す。以下では、読影した結果が記載された文章を、読影文章(コメント情報)と称す。図3においては、レポート表示領域320に読影文章として「右肺S2領域に、充実性の結節を認める。」と記載されている。ボタン321は注目位置設定ボタンであり、ボタン321を選択することで、ユーザが読影文章を記載する際に注目した医用画像上の位置(以下では、注目位置と称す)を設定することができる。また、×印で示される記号311は、ユーザが設定した注目位置を示す記号である。なお、注目位置は画像中のあるピクセルまたはボクセルとしてもよいが、複数のピクセルまたはボクセルを含む領域としてもよい。以下、ユーザが設定した位置または領域を注目領域と称する。なお、ユーザが操作入力により注目位置を設定する場合、当該設定された注目位置の情報と、当該注目位置に対応する病変に関連する領域の情報とを、注目領域の情報として医用画像システムが管理してもよい。
読影レポートの作成手法の一例について具体的に説明する。ユーザは、読影すべき医用画像をデータベース22から読み出し、画像表示領域310に表示する。そして、上述したような医用画像Viewerの様々な機能を用いて、当該医用画像を詳しく観察する。そして、ユーザは観察した結果を読影文章としてレポート表示領域320に記載する。図3では、当該読影文章は自由文で記載されているが、構造化された文章であってもよい。そして、ユーザはボタン321を選択し、当該読影文章の注目位置を設定する。注目位置の設定は、不図示の操作部35を用いて行われる。例えば、ユーザがポインティングデバイスを用いて注目位置をクリックすることで設定される。もちろん、注目位置の設定手法は、注目位置を示す位置情報(以下では、注目位置情報と称す)を特定できればどのような方式であってもよく、これに限定されない。ここで、注目位置情報とは、例えば医用画像中の座標値などである。また図3においては、設定された注目位置上に記号311が描画されているが、医用画像表示装置10の内部で注目位置情報を記録できればよく、注目位置を示す記号の描画は必ずしも必要ではない。そして、医用画像表示装置10は、読影文章と注目位置情報(ないし注目領域情報)とを関連づけてデータベース22に保存する。したがって、S202においては、読影レポートとして、読影文章と注目位置情報とが読み出される。
S203においてキーワード抽出部43は、S202で読み出した読影文章から、予め設定されたキーワードをキーワードマッチングにより抽出する。本実施形態においては、キーワードは、臓器名など医用画像内に表示される解剖学的な情報を示す文字列とする。例えば、大脳、小脳、眼球、鼻、歯、肺、気管支、心臓、肝臓、脾臓、膵臓、胃、大腸、小腸、空腸、回腸、直腸、前立腺、子宮、前腕、上腕、大腿、下腿、乳房、筋肉、骨、脊椎、仙骨、尾骨、骨盤などである。もちろん、ここに記載されている臓器名は例であり、これに限定されない。また、キーワードは医用画像内における位置が特定できる文字列であれば、臓器名に限定されず、どのような文字列であってもよい。以下では、読影レポートの読影文章として図3に示すように「右肺S2領域に、充実性の結節を認める。」と記載されている場合を例として説明する。この場合、キーワードとして「肺」を抽出する。あるいは、より厳密に医用画像内の位置を特定できる「右肺」または「右肺S2」をキーワードとして設定しておき、抽出してもよい。なお、ここではキーワードマッチングによりキーワードを抽出したが、既知の自然言語処理など他の方式を用いて抽出してもよい。
S204において領域取得部44は、S203によって抽出したキーワードに対応する解剖学的領域を、S201で取得された医用画像において抽出し、その領域を注目領域に関連する関連領域として取得する。ここでは、S203において、キーワードとして「肺」が抽出された場合を例として説明する。本例の場合、領域取得部44は、当該医用画像から肺領域を取得する。具体的には、まずS201で取得した医用画像に対して、平滑化フィルタを用いてノイズ除去を行う。次に、医用画像の画素値に対する所定の閾値(例えば、HU値:−200)を用いて二値化処理を行い、当該医用画像を体内領域と体外領域に分離する。次に、分離した体内領域の内部において、別の閾値(例えばHU値:‐500)を用いて肺領域とその他の領域に分離し、肺領域を抽出し取得する。なお、解剖学的領域の抽出処理は、読み出した当該医用画像から定められた領域を抽出できればよく、本手法に限定されない。例えば、グラフカット処理をはじめとするその他の臓器セグメンテーション処理を用いて解剖学的領域を抽出してもよい。
S205において表示位置決定部45は、S202で読み出した読影文章を構成する文字列の一部または全てを、S201で読み出した医用画像上にオーバーレイ表示する表示位置を決定する。本実施形態では、読影文章の表示領域が解剖学的領域に重ならないように、その表示領域を決定する。図4及び図5を用いて、表示位置の決定手法を説明する。図4における医用画像410は、S201で読み出された医用画像を示す。本例においては、当該医用画像は胸部X線CT装置によって撮像されたアキシャル(水平)断面の画像であり、そのスライス位置はS202で注目位置を設定した位置である。以下では、そのスライス位置の画像を、注目スライス画像と称す。また破線411は医用画像410における肺野内とその外部の境界線を表す。また、記号412は病変(結節)を表す。さらに、文字列表示領域420はS202で読み出した読影文章(コメント情報)の一部または全ての文字列(以下、表示文字列と称す)を表示する領域(以下、文字列表示領域と称す)を表す。本実施形態において、文字列表示領域420は、ある一定のサイズ及び形状である。この場合、文字列表示領域に対して当該表示文字列が多い場合は、表示文字列の全てを文字列表示領域内に表示できないことがある。その場合は文字列表示領域421に示すように、スクロールバー422を用いて表示文字列をスクロール表示してもよい。または、文字列表示領域423に示すように、表示文字列のフォントを変更して、文字列領事領域内に全てが表示できるようにしてもよい。あるいは、表示文字列の中で文字列表示領域内に表示できなかった文字列を非表示にしてもよいし、既知の自然言語処理を用いて表示文字列の要約文を自動生成し表示してもよい。
以下では、文字列表示領域420を医用画像410上にオーバーレイ表示する場合について説明する。なお、S203において読影文章のキーワードとして「肺」が抽出され、S204において医用画像410の肺領域が取得された場合の例を説明する。
表示位置決定部45は、予め決められた条件(以下では、表示位置決定条件と称す)に基づいて文字列表示領域420の表示位置を決定する。表示位置決定条件の例を、「文字列表示領域の全てが医用画像の内部である」且つ「文字列表示領域は読影文章のキーワードから抽出される領域の内部に重ならない」として説明する。この場合、文字列表示領域420の表示位置は、医用画像410の内部で、且つ、破線411の外側の領域に決定される。図5に、表示位置の例を示す。図5の(A)及び(B)では、文字列表示領域420の表示位置は、医用画像410の内部で且つ破線411の外側である。したがって、図5の(A)及び(B)で示される文字列表示領域の表示位置は、本条件を満たす適切な表示位置である。また、図5の(C)では、文字列表示領域420の表示位置は、一部が医用画像410の外部であり、破線411の外側である。したがって、図5の(C)で示される文字列表示領域の表示位置は、本条件を満たさない不適切な表示位置である。さらに、図5の(D)では、文字列表示領域420の表示位置は、医用画像410の内部だが、破線411の内側である。したがって、図5の(D)で示される文字列表示領域の表示位置は、本条件を満たさない不適切な表示位置である。
また、上述した2つの表示位置決定条件だけでは、文字列表示領域の表示位置は一意に決まらない。そのため、上述した例においては、文字列表示領域の表示位置は上述した表示位置決定条件を満たす医用画像上の位置であればどこでもよい。ここで、文字列表示領域の表示位置を一意に決定したい場合は、「注目位置と文字列表示領域の中心が最も近い位置である」のような表示位置決定条件をさらに設定するとよい。図6に、医用画像410と文字列表示領域420を用いた例を示す。S202で取得した注目位置413と、文字列表示領域420の中心421の中心間距離を算出し、他の表示位置決定条件を満たしつつ当該中心間距離が最も短くなる位置に文字列表示領域421を表示する。
S206において、表示処理部46は、S201で取得された医用画像上に、S202で取得された読影文章を構成する文字列の一部または全てを含む文字列表示領域を、S205で決定された表示位置上にオーバーレイする。そして、読影文章を含む文字列表示領域がオーバーレイした当該医用画像を表示部36に表示させる表示制御を行う。
以上のように、本実施形態に係る医用画像表示装置10によれば、以下の効果を得られる。すなわち、医用画像上に読影文章を構成する文字列の一部または全てをオーバーレイ表示させる際に、その表示位置を読影文章の内容に応じて決定する。したがって、読影文章の内容に関連が近い医用画像上の領域に、文字列をオーバーレイ表示することを避けることができる。そのため、ユーザは文字列がオーバーレイ表示されている医用画像上を見ても、当該文字列の内容を確認することが妨げられず、医用画像と読影レポートとの対応関係をより容易に把握することが可能となる。
また、カンファレンス用のシステムなど、読影者以外のユーザが読影レポートと医用画像を参照する場合は、読影者以外のユーザは当該読影レポートの内容を理解することが一般に困難である。そこで、このような場合においても、読影レポートの読影文章を、注目領域に関連する関連領域に重ならない位置に医用画像とともに表示することで、読影者以外のユーザにとっても医用画像と読影レポートとの対応関係の把握をより容易にすることができる。また、本実施形態では、医用画像が占める領域内に、文字列表示領域の表示位置を決定するため、読影文章は対応する医用画像の領域の近傍に表示され、読影文章と対応する医用画像の領域との関係を容易に認識することが可能となる。
なお、本実施形態では、読影文章(コメント情報)の文字列表示領域が注目領域に関連する関連領域に重ならないように考慮する。注目領域に関連する関連領域として、注目領域を含む解剖学的領域を取得する例を説明したが、関連領域はこれに限られない。すなわち、関連領域は、読影文章を閲覧する際に参照する可能性がある、被検体が医用画像に占める領域の任意の部分領域とすることができる。例えば、右肺の疾患について読影文章が作成されている場合、読影文章の表示位置を決定する際に、関連領域として、右肺野が占める領域だけでなく、その疾患に関連しうるその他の臓器(例えば、左肺野や気管支)も考慮してもよい。または、癌のような転移する可能性のある疾患については、注目領域に存在する疾患が転移する可能性のある領域も関連領域としてもよい。あるいは、注目位置から一定距離(例えば、10cm)の範囲を関連領域としてもよい。
また、表示位置決定部45は読影文章(コメント情報)の修正に応じて、当該読影文章の文字列表示領域の表示位置を変更し、表示処理部46は、変更された表示位置に修正された読影文章をオーバーレイした医用画像を表示部36に表示させてもよい。このように読影文章の修正に応じて、その読影文章の文字列表示領域の医用画像上の表示位置を変更することで、ユーザは、常に読影文章とそれに対応する医用画像の領域との対応関係を容易に把握することができる。
また、表示処理部46は、領域取得部44により読影文章に含まれる文字列からキーワードが抽出されたことに応じて、文字列表示領域に表示される文字列のうちキーワードに対応する部分を他の文字列と区別可能に表示させるようにしてもよい。例えば、キーワードに対応する部分の文字色や背景色を他の部分と異なる色で表示したり、下線を付したり、フォントを変更したり、ハイライト表示したりしてもよい。このようにすることで、ユーザは、読影文章に含まれるキーワードを一見して認識することができ、読影文章の内容を容易に把握することが可能となる。
また、本実施形態では、読影文章に含まれる文字列のキーワードに基づいて読影文章の文字列表示領域の表示位置を決定する例を説明した。しかし、読影文章の文字列表示領域が注目領域の関連領域に重ならないならば、読影文章の文字列表示領域の表示位置の決定手法はキーワードに基づくものに限られない。例えば、医用画像における注目領域の位置に基づいて、関連領域としての解剖学的領域を取得して、読影文章の文字列表示領域の表示位置を決定してもよい。あるいは、読影文章にキーワードが含まれていない場合のように、文字列に基づいて解剖学的領域を取得することができなかった場合に、医用画像における注目領域の位置に基づいて、解剖学的領域を取得するようにしてもよい。これにより、キーワードに基づかなくても、読影文章とともに参照する可能性の高い解剖学的領域に重ならないように読影文章を表示することができ、医用画像と読影レポートとの対応関係の把握をより容易することが可能となる。
また、表示位置決定部45により決定された文字列表示領域の表示位置を示す表示位置情報と、読影文章とを含む医用画像の画像ファイルを作成するようにしてもよい。これにより、本実施形態の医用画像表示装置10のような機能を持たない装置においても、その画像ファイルを読み込み可能な装置であれば、かかる画像ファイルを読み出し、ディスプレイに出力することで、読影文章と対応する領域との関係を表示できる。例えば画像ファイルのフォーマットはDICOMファイル形式とするコとができる。当該DICOM画像ファイルに、注目領域の情報と、当該注目領域に対応する読影文章(コメント情報)、読影文章(コメント情報)を表示させる表示領域の情報とを含ませておけばよい。コメント情報及びその表示領域の情報は、例えばDICOMで定義されるGSPSのAnnotationに対応するデータとして持たせて置けばよい。GSPSはGrayscale Softcopy Presentation Stateの略称である。また、DICOM画像ファイルには、上述の読影文章(コメント情報)の表示領域を表示させるスライス画像の情報も含ませることとする。
また、読影文章の文字列表示領域をユーザからの操作入力に応じて移動させるようにしてもよい。例えば、文字列表示領域(第1の表示領域)を注目領域の関連領域(第2の表示領域)に重なる位置に移動させる操作入力がなされたとする。この場合、第1の表示領域と第2の表示領域とが重ならないように、第1の表示領域と第2の表示領域との少なくともいずれかの表示位置を決定する。これにより、読影文章の文字列表示領域の移動の前後わたって、読影文章の文字列表示領域が関連領域に重なることを防ぐことができ、医用画像と読影文章との対応関係を明瞭に表示することが可能となる。
[実施形態2]
実施形態1では、S203において読影文章から抽出するキーワードとして、臓器名など医用画像内に表示される解剖学的な情報を示す文字列が予め設定されていた。しかし、予め設定されるキーワードはこれに限定されない。例えば、結節、癌、肺炎、気腫、抗酸菌症、などの疾病名であってもよい。
ここでは、キーワードとして「結節」が設定された場合の、文字列表示領域の表示位置の決定手法について図7の(A)を用いて説明する。図7の医用画像410、破線411及び黒円412は図4に示したものと同様である。
まず、S202において、読影文章として「右肺S2領域に、充実性の結節を認める。」が取得される。そして、S203において、キーワードとして「結節」が設定されているので、読影文章から「結節」が抽出される。そして、S204において、医用画像から「結節」の領域が取得される。ここで、結節の領域抽出は、グラフカット処理を始めとする領域セグメンテーション処理により行われる。
さらに、S205において、表示位置決定条件を実施形態1と同様に「文字列表示領域の全てが医用画像の内部である」且つ「文字列表示領域は読影文章のキーワードから抽出される領域の内部に重ならない」とする。この場合、文字列表示領域の表示位置は、医用画像410の内部で、且つ、黒円412の外側の領域に決定される。さらに、この条件によれば、実施形態1と異なり、破線411の内部であっても外部であってもよい。図7の(A)では、文字列表示領域の表示位置は、医用画像410の内部で且つ黒円412の外側である。したがって、図7の(A)で示される文字列表示領域の表示位置は、本条件を満たす適切な表示位置である。
さらに別の例として、キーワードとして「肺炎」が設定された例について図7の(B)を用いて説明する。図7の(B)の斜線領域414は、医用画像内に肺炎像が描出されている領域を示す。まず、S202において、読影文章として「左肺の背側に、間質性肺炎の初期像を認める。」が取得される。そして、S203において、キーワードとして「肺炎」が設定されているので、読影文章から「肺炎」が抽出される。そして、S204において、医用画像から「肺炎」の領域が取得される。ここで、肺炎の領域は、例えば肺炎を示すテクスチャパタンを予め記憶しておき、当該医用画像内における当該テクスチャパタンを有する領域を抽出することにより行われる。他にも臓器内の特定のパタンを有する疾病領域の抽出処理については、既知の手法により実施することができる。そして、S205において、表示位置決定条件を実施形態1と同様に「文字列表示領域の全てが医用画像の内部である」且つ「文字列表示領域は読影文章のキーワードから抽出される領域の内部に重ならない」とする。この場合、文字列表示領域の表示位置は、医用画像410の内部で、且つ、斜線領域414の外側の領域に決定される。図7の(B)では、文字列表示領域の表示位置は、医用画像410の内部で且つ斜線領域414の外側である。したがって、図7の(B)で示される文字列表示領域の表示位置は、本条件を満たす適切な表示位置である。
上記のように、疾病名等のキーワードに基づき、疾患が生じている領域に重ならないように読影文章を表示することで、医用画像の注目領域と読影レポートとの対応関係をより容易に把握することが可能となる。なお、ここで説明した予め設定するキーワードはあくまで一例であり、この例に限定されない。
[実施形態3]
実施形態1では、S205において、文字列表示領域の表示位置は、注目スライス画像についてのみ決定していたが、別スライス位置の画像においても決定してもよい。別スライス位置の画像においても文字列表示領域の表示位置を決定する場合について、図8を用いて説明する。図8における、801〜807は各スライス位置の医用画像であり、804は注目スライス画像である。
図8では、注目スライス画像のスライス位置から、予め決められた範囲のスライス位置における医用画像において文字列表示領域の表示位置を決定する例を示す。ここで、予め決められた範囲とは、「注目スライス画像のスライス位置の前後2枚のスライス位置」のように固定値で決定してもよい。この場合、図8では802〜806のスライス位置における医用画像に文字列表示領域の表示位置を決定する。別の例として、S204で抽出された領域のサイズに基づいて、文字列表示領域の表示位置を決定するスライス位置の範囲を設定してもよい。具体的には、抽出された領域のサイズが小さい場合は、当該範囲も狭く設定し、領域のサイズが大きい場合は当該範囲を広く設定する。さらには、当該範囲をユーザが手動で設定できるようにしてもよい。
ここで、別スライス位置における文字列表示領域の表示位置は、注目スライス画像において文字列表示領域の表示位置を決定するために用いられた表示位置決定条件と同様の表示位置決定条件を用いて決定してもよい。または、各スライス位置における文字列表示領域の表示位置は、注目スライス画像と同じであってもよい。このような場合は、スライス位置によってはS204で抽出した領域の内部に文字列表示領域が表示されることがあり、表示位置決定条件を満たさない場合もある。その場合は、表示位置決定条件として、「文字列表示領域の全てが医用画像の内部である」、「文字列表示領域は読影文章のキーワードから抽出される領域の内部に重ならない」、且つ「全てのスライス位置における表示位置は同一である」とする。これにより、各スライス位置における文字列表示領域の表示位置が変化せず、また、読影文章の内容に関連が近い医用画像上の領域を表示位置とすることを避けることができる。
上記のように、表示対象の医用画像は同一の被検体から取得された複数のスライス画像であるところ、表示位置決定部45は、複数のスライス画像の中から読影文章を含む文字列表示領域を表示させるスライス画像を決定する。そして、表示処理部46は、決定されたスライス画像に読影文章を含む文字列表示領域を表示させる。したがって、本実施形態によれば、医用画像上に表示される文字列が、複数のスライス位置にまたがって表示されるため、ユーザは当該文字列をより認識しやすくなる。
また、本実施形態では、表示処理部46は、注目領域に関連づけられた読影文章を、当該注目領域からスライス画像の断面に直交する方向に所定の距離内に存在するスライス画像の各々とともに表示させる。このため、疾患が立体的に分布しているような場合であっても、ユーザは、疾患が生じている領域と読影文章との対応関係を容易に把握することができる。
[実施形態4]
実施形態1では、読影レポートの注目位置情報として医用画像中の特定の座標を示す位置が記録され活用されていた。しかし、注目位置情報はこれに限定されない。例えば、ユーザは注目位置を範囲(以下、注目範囲)として設定してもよい。より具体的には、ROI(Region Of Interest)やVOI(Volume Of Interest)を設定する。
ROIが設定された場合の例を、図9を用いて説明する。図9の医用画像410、破線411は図4に示したものと同様である。またユーザによって当該医用画像の読影文章に対応する注目範囲が、ROI415として設定されている。この場合の文字列表示領域の表示位置の決定手法について説明する。
S201からS204の処理は、実施形態1と同様である。図9の(A)では、S205における表示位置決定条件を「文字列表示領域の全てが医用画像の内部である」且つ「文字列表示領域は注目位置領域の内部に重ならない」とする。この場合、文字列表示領域の表示位置は、医用画像410の内部で、且つ、ROI415の外側の領域に決定される。さらには、実施形態1と異なり、破線411の内部であっても外部であってもよい。図9の(A)では、文字列表示領域の表示位置は、医用画像410の内部で且つROI415の外側である。したがって、図9の(A)で示される文字列表示領域の表示位置は、本条件を満たす適切な表示位置である。なお、S205において予め設定される条件が、図9の(A)のように、医用画像内の解剖学的領域の情報を使用しない場合は、S203及びS204の処理は省略することができる。
別の例として、S205における表示位置決定条件を以下のように設定する。すなわち、「文字列表示領域の全てが医用画像の内部である」、「文字列表示領域は読影文章のキーワードから抽出される領域の内部に重ならない」、且つ「文字列表示領域は注目位置領域の内部に重ならない」とする。この場合、文字列表示領域420の表示位置は、医用画像410の内部であって、破線411の外側の領域であり、且つ、ROI415の外側の領域に決定される。図9の(B)では、文字列表示領域の表示位置は、医用画像410の内部で且つ破線411の外側で且つROI415の外側である。したがって、図9の(B)で示される文字列表示領域の表示位置は、本条件を満たす適切な表示位置である。さらに、上記条件では文字列表示領域の辺縁とROIの辺縁が連続することがあり、ROIが見にくくなる場合がある。このような場合は、表示位置決定条件を以下のように設定する。すなわち、「文字列表示領域の全てが医用画像の内部である」、「文字列表示領域は読影文章のキーワードから抽出される領域の内部に重ならない」、且つ「文字列表示領域は注目位置領域の一定の距離離れた外部である」とする。ここで、一定の距離は予め定めてもよいし、ユーザが設定してもよい。図9の(C)では、文字列表示領域の表示位置は、医用画像410の内部で且つ破線411の外側で且つROI415から一定距離離れた外側である。したがって、図9の(C)で示される文字列表示領域の表示位置は、本条件を満たす適切な表示位置である。
またユーザが注目範囲としてROIではなくVOIを設定した場合、注目スライス画像においては、上記ROIと同様の処理によって、文字列表示領域の表示位置を決定することができる。ここで、実施形態3のように予め定められた範囲の複数のスライス位置において、文字列表示領域の表示位置を決定する場合は、VOIが設定されているスライス位置を当該範囲として設定してもよい。複数のスライス位置において表示位置を決定する場合について、図10を用いて説明する。図10における、1001〜1007は各スライス位置の医用画像であり、1004は注目スライス画像である。また、1003〜1005のスライス位置の医用画像にVOIが設定されている場合の例を説明する。この場合、1003〜1005のスライス位置を当該範囲として設定する。また別の例として、VOIが設定されているスライス位置の、少し前のスライス位置から少し後のスライス位置までを文字列表示領域を表示させる範囲として設定してもよい。図10の(B)は、VOIが設定されているスライス位置の2つ前のスライス位置から1つ後のスライス位置までを当該範囲として設定した例である。この場合、1001〜1006のスライス位置が当該範囲として設定される。
図16は、図3に示した画像表示領域310の詳細な表示例を示す図である。図16では、図9(C)を用いて説明した方法によって文字列表示領域の表示位置を決定している。
図16において、画像表示領域310は、以下の部分領域を含む。検査リスト1601は、現在検査対象となっている患者の全検査(過去及び現在の検査)をリスト形式で表示する領域である。サムネイル・リスト1602は、検査リスト1601に表示された検査リスト中からユーザによって選択された検査に含まれる全画像を、サムネイルのリスト形式で表示する領域である。検査に含まれる各画像は、1枚のスライス画像であってもよいし、複数のスライス画像からなるシリーズ画像(3次元画像)であってもよい。サムネイルは、通常、1枚のスライス画像を縮小した画像である。シリーズ画像からサムネイルを作成する際は、シリーズ画像中の代表画像(例えば、スライス位置が中央に位置するスライス画像)を縮小して作成する。
ツールバー1603は、複数のボタン(アイコン)を並べて表示した領域である。ツールバー1603の各ボタンをユーザが選択することで、予めボタンに対応付けられた機能(画像の表示形態の変更、図形の描画、文字列表示領域の描画など)が実行される。画像・所見表示タイル1604は、後述の画像表示タイル1605、所見リスト1606、診断支援情報リスト(CADリスト)1607を表示する領域である。
画像・所見表示タイル1604は、ユーザの指示により、1つ以上〜所定の上限数以下の数だけ表示可能である。図16には、4つの画像・所見表示タイル1604を、縦2x横2の配置で表示している例を示している。画像表示タイル1605は、ユーザが選択したサムネイルに対応する画像を表示する領域である。画像表示タイル1605に表示した画像は、ユーザ指示に従って、表示するスライス位置の変更、画像の平行移動/拡大/回転、濃度値変換などの操作が可能である。また、ユーザ指示に従って、画像表示タイル1605に表示した画像上への図形描画や図形削除が可能である。図16に示した例では、ユーザがマウス等の操作部35を用いて、画像の注目領域(ROI)を囲む楕円形の図形が描画されており、図9(C)で説明した方法により、文字列表示領域が表示されている。この文字列表示領域には、ユーザがキーボード等の操作部35を用いて、任意の文字列(以下、所見と記す)を入力または編集することができる。
所見リスト1606は、画像表示タイル1605に表示する画像(シリーズ画像の場合は複数のスライス画像)上に配置したすべての所見をリスト形式で表示する領域である。所見リスト1606に表示された任意の所見をユーザが選択すると、選択された所見が配置されたスライス画像が、画像表示タイル1605に表示される。CADリスト1607は、制御部37が備える非表示の診断支援情報取得手段により得られたすべての診断支援情報をリスト形式で表示する領域である。診断支援情報は、ユーザが指定したROIに対して取得することもできるし、制御部37が備える非表示のROI検出手段によって取得することもできる。CADリスト1607に表示された任意の診断支援情報をユーザが選択すると、選択された診断支援情報に対応するROIが存在するスライス画像が、画像表示タイル1605に表示される。
上記のように、本実施形態では、ROIやVOIに基づき読影文章の文字列表示領域の表示位置を決定するため、ユーザは、医用画像において関心のある領域と読影文章との対応関係を容易に把握することができる。
[実施形態5]
実施形態1では、当該医用画像とそれに対応する読影レポートから文字列表示領域の表示位置を決定していた。しかし、複数時点の医用画像及びそれに対応する読影レポートから決定してもよい。例えば、同一患者における過去の医用画像や読影レポートを利用してもよい。
複数時点の医用画像や読影レポートから文字列表示領域の表示位置を決定する場合について、図11及び図12を用いて説明する。図11において、医用画像(現在画像)1110は、ユーザにより記載された文字列表示領域1100に示される読影文章に対応する医用画像である。そして、医用画像(過去画像)1120は、医用画像1110が撮像された時点より過去の時点で撮像された同一患者の画像である。また、差分画像1130は、医用画像1110と医用画像1120の間の差分画像である。ここで、差分画像は、例えば、FFD(Free−Form Deformation)手法を始めとする変形位置合わせ処理を利用して、医用画像1110と医用画像1120を変形位置合わせし、両画像を減算処理することで生成することができる。また、差分画像1130上の斜線領域1131は、現在画像1110と過去画像1120において差がある領域を示す。また図12の斜線領域1200は、差分画像1130上の斜線領域1131に対応する現在画像1110上での位置を示す。
まず、S201において現在の医用画像1110が読み出される。次に、S202において医用画像1110に対して作成された読影レポートを読み出す。ここで、作成された読影レポートにおける読影文章は、図11の文字列表示領域1100に示される「前回と比較して、肺内結節は全体的に増大しています」という文章である例を説明する。次に、S203において読影文章から抽出されるキーワードとして、予め「前回と比較」、「前と比して」、「以前と比べて」が設定される。この場合、キーワードとして「前回と比較」が設定されているので、読影文章から「前回と比較」が抽出される。なお、ここで説明した予め設定するキーワードはあくまで一例であり、ユーザが経時的に過去の医用画像と比較して読影文章を作成したと考えられる文字列であれば、この例に限定されない。
次に、S204において、まず過去画像1120を読み出し、前述した手法を用いて差分画像1130を生成する。そして、ある閾値以上の差分値を持つ差分画像上の領域(例えば、斜線領域1131)を取得する。ここで、差分値の閾値は予め設定しておいてもいいし、ユーザが任意の値を設定してもよい。次に、S205において、表示位置決定条件が「文字列表示領域の全てが医用画像の内部である」且つ「文字列表示領域は読影文章のキーワードから抽出される領域の内部に重ならない」とする。この場合は、文字列表示領域の表示位置は医用画像1110の内部で、且つ、差分画像上の斜線領域1131の位置に対応する現在画像1110上の斜線領域1200の外側に決定される。図12では、文字列表示領域の表示位置は、医用画像1110の内部で且つ斜線領域1200の外側である。したがって、図12で示される文字列表示領域1100の表示位置は、本条件を満たす適切な表示位置である。
上記のように、本実施形態では、医用画像とその他の医用画像との差分画像を取得し、この差分画像の画素値に基づいて、読影文章の文字列表示領域の表示位置を決定する。このため、疾患が拡大している箇所など、診断の上で重要な領域と読影文章との対応を示して表示することにより医師の診断を促進することが可能となる。
[実施形態6]
実施形態1では、S205において文字列表示領域はある一定のサイズの領域及び形状である例を説明した。しかし、文字列表示領域のサイズや形状などは、文字列表示領域の表示位置、表示する文字列の量、オーバーレイ表示する医用画像、抽出される領域などによって随時変更可能であってもよい。
図13を用いて説明する。まず、S201において医用画像1300が読み出される。次に、S202において医用画像1300に対して作成された読影レポートを読み出す。ここで、作成された読影レポートにおける読影文章は、図13の文字列表示領域1302に示される「右肺S2領域に、充実性の結節を認める。結節は不整形でスピキュラを有し、肺癌を第一に考えます。」という文章の例を説明する。次に、S203において、読影文章からキーワードとして「肺」を抽出する。次に、S204において、医用画像1300からキーワードに対応する肺領域1301を抽出する。さらにS205において、表示位置決定条件を実施形態1と同様に「文字列表示領域の全てが医用画像の内部である」且つ「文字列表示領域は読影文章のキーワードから抽出される領域の内部に重ならない」とする。
ここで、図13(A)の場合は、文字列表示領域1302が大きいため、表示位置決定条件を満たす位置が医用画像内に存在せず、文字列表示領域は医用画像内に収まらない例を示している。この様な場合は、文字列表示領域を表示できる領域が存在しないことを、ユーザに警告してもよい。または、図13の(B)の文字列表示領域1303に示す通り、文字列表示領域のサイズを、表示位置決定条件を満たす位置が医用画像内に存在可能となるサイズまで小さくしてもよい。図13の(B)においては、文字列表示領域に表示される読影文章のフォントサイズを小さくすることで、読影文章の内容は変えずに、表示位置決定条件を満たす位置に文字列表示領域1303を表示している。
また別の例として、図13の(C)に示す例について説明する。この場合は、S203において、読影文章からキーワードとして「右肺」を抽出し、S204において、右肺領域1305を抽出する。そして、S205において、表示位置決定条件を実施形態1と同様に「文字列表示領域の全てが医用画像の内部である」且つ「文字列表示領域は読影文章のキーワードから抽出される領域の内部に重ならない」とする。本例において、図13の(C)の文字列表示領域1304は、図13の(A)の文字列表示領域1302と比較すると、文字列表示領域の形状を変化させ、表示位置決定条件を満たす位置に表示している。
本実施形態によれば、医用画像に含まれる関連領域の分布等に基づき文字列表示領域のサイズや形状を変化させて医用画像上に表示する。このため、読影文章の量やサイズによらずに、読影文章と注目領域との対応関係を示すことが可能となる。
[実施形態7]
実施形態1では、S203で抽出した一つのキーワードに対応する一つの医用画像上の領域をS204で取得し、S205において表示位置決定条件として利用していた。しかし、一つのキーワードに対応して複数の医用画像上の領域を取得し、表示位置決定条件として利用してもよい。
図14及び図15を用いて説明する。図14はS203において読影文章から抽出される予め設定されたキーワードと、そのキーワードに対してS204において取得される領域の関係を示すテーブル情報の例を示す図である。例えば、図14を参照すると、S203において読影文章からキーワードとして「脳」が抽出された場合は、S204において「大脳」領域と「小脳」領域が取得される。また別の例として、S203において読影文章からキーワードとして「肺」が抽出された場合は、S204において「右肺野」、「左肺野」及び「気管支」の領域が取得される。このように、テーブル情報においては、被検体の医用画像における注目領域に関連づけられた文字列と、解剖学的領域の種類を示す文字列とが対応づけられている。
図15は、S203において「肺」が抽出され、S204において「右肺野」、「左肺野」及び「気管支」の領域が取得された際の、文字列表示領域が医用画像中に表示される例を示す。具体的には、S201において医用画像1500が読み出される。次にS202において医用画像1500に対して作成された読影レポートを読み出す。ここで、作成された読影レポートにおける読影文章は、図15の文字列表示領域1504に示される「右肺S2領域に、充実性の結節を認める。」という文章の例を説明する。
次にS203において、読影文章からキーワードとして「肺」を抽出する。次に、S204において、図12を参照し医用画像1500からキーワードに対応する右肺領域1501、左肺領域1502及び気管支領域1503を抽出する。次に、S205において、表示位置決定条件を実施形態1と同様に「文字列表示領域の全てが医用画像の内部である」且つ「文字列表示領域は読影文章のキーワードから抽出される領域の内部に重ならない」とする。この場合は、文字列表示領域1504の表示位置は医用画像1500の内部で、右肺領域1501の外側で、左肺領域1502の外側で、且つ、気管支領域1503の外側に決定される。図15では、文字列表示領域の表示位置は、医用画像1500の内部で且つ右肺領域1501、左肺領域1502及び気管支領域1503の外側である。したがって、図15で示される文字列表示領域1504の表示位置は、本条件を満たす適切な表示位置である。
本実施形態においては、読影文章におけるキーワードに対応する領域と解剖学的または医学的に関連が深い別の領域をも考慮して文字列表示領域の表示位置を決定する。したがって、ユーザは当該文字列をより容易に認識することが可能となる。
なお、読影レポートは、医用画像における複数の注目領域と注目領域に関連づけられた複数の読影文章(コメント情報)とを含み、表示位置決定部45は、複数の読影文章の各々について互いに重複しない文字列表示領域の表示位置を決定するようにしてもよい。これにより、一つの医用画像に複数の注目領域とそれに対する読影文章(コメント情報)を同時に重複せずに表示することができる。
[実施形態8]
実施形態1では、S206において表示処理部46は、医用画像上に文字列をオーバーレイして表示部36に表示していた。しかし、文字列を医用画像に直接埋め込んだ医用画像を作成し表示してもよい。
S201からS205までの処理は、実施形態1と同様である。S206において、S201で読み出した医用画像上のS205で決定された表示位置上に、S202で取得された読影文章を構成する文字列の一部または全てを埋め込んだ第二の医用画像を作成する。そして、当該第二の医用画像を表示部36に表示する。
このように、本実施形態では、文字列表示領域の表示値に読影文章が配置された新たな医用画像を生成し、この新たな医用画像を、読影文章を含む医用画像として、表示部36に表示させる。このため、医用画像上に文字列をオーバーレイして表示する場合と同様に、読影文章が関連領域に重ならずに医用画像と読影文章との対応関係を示すことができる。
[実施形態9]
実施形態1では、医用画像表示装置10の各部はローカル環境におけるソフトウェアにより実現されていた。しかし、LANを用いて、医用画像表示装置10の制御部37が具備する少なくとも一部をサーバで実施するクライアントサーバ構成としてもよい。
例えば、計算量が多いことが予想される医用画像取得部41、読影レポート取得部42、キーワード抽出部43、領域取得部44及び表示位置決定部45の処理はサーバで実現される。そして、最終的にユーザに医用画像を表示する処理を行う表示処理部46の処理はクライアント側で実現してもよい。具体的には、クライアント側で不図示のリストから症例番号を選択すると、選択された症例番号がLANを通じてサーバに送信される。サーバ側では選択された症例番号を基に、医用画像と読影レポートを取得し、前述の処理を行い、最終的に読影文章の表示位置を決定する(S201〜S205)。次いで、サーバは医用画像、読影レポート、読影文章及び読影文章の表示位置をクライアント側に送信する。そして、クライアント側で送信内容を基に医用画像と読影文章の表示を行う(S206)。
本実施形態によれば、クライアント側の計算リソースが小さい場合であっても、サーバを利用することにより、医用画像と読影文章との対応を明瞭に表示することができる。
以上のように、本発明の各実施形態においては医用画像上の注目位置または注目範囲と注目位置または前記注目範囲に対する読影文章(コメント情報)とを取得し、医用画像上におけるコメント情報(文字列等)の表示位置を文字列の内容に基づいて決定する。このため、医用画像上に文字列を表示する際の表示位置を文字列の内容に応じて決定し、医用画像上の当該表示位置に当該文字列をオーバーレイ表示することができる。これにより、当該文字列を、解剖学的に重要な医用画像上の位置や当該文字列の内容に関連する医用画像上の位置に、重ねて表示されることを避けることができる。したがって、ユーザが当該文字列の内容を確認することを妨げないように表示する医用画像表示技術を提供することができる。
<<その他の実施形態>>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
10:医用画像表示装置、21:LAN、22:データベース、31:通信インターフェイス、32:ROM、33:RAM、34:記憶部、35:操作部、36:表示部、37:制御部、41:医用画像取得部、42:読影レポート取得部、43:キーワード抽出部、44:領域取得部、45:表示位置決定部、46:表示処理部

Claims (25)

  1. 被検体の医用画像における注目領域と、当該注目領域に関連づけられたコメント情報とを含むレポート情報を取得するレポート取得手段と、
    前記医用画像における前記注目領域に関連する関連領域を取得する関連領域取得手段と、
    前記コメント情報の表示領域が前記関連領域に重ならないように、前記コメント情報の表示領域の表示位置を決定する決定手段と、
    前記コメント情報を含む前記医用画像を表示手段に表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記コメント情報が修正されたことに応じて、前記表示領域の表示位置を変更し、
    前記表示制御手段は、前記変更された表示領域の表示位置に前記コメント情報を含む前記医用画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記関連領域取得手段は、前記関連領域として、前記被検体が前記医用画像に占める領域の部分領域である、前記注目領域を含む解剖学的領域を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記関連領域取得手段は、前記関連領域として、前記解剖学的領域に関連するその他の解剖学的領域をさらに取得することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記関連領域取得手段は、前記レポート情報に含まれるコメント情報に基づいて、前記関連領域としての解剖学的領域を取得することを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記関連領域取得手段は、前記コメント情報に含まれる文字列からキーワードを抽出し、当該キーワードに基づいて前記解剖学的領域を取得することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記関連領域取得手段は、被検体の医用画像における注目領域に関連づけられた文字列と、解剖学的領域の種類を示す文字列とが対応づけられたテーブル情報に基づいて、前記関連領域としての解剖学的領域を取得することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記関連領域取得手段により前記コメント情報に含まれる文字列からキーワードが抽出されたことに応じて、前記表示領域に表示される前記文字列のうち該キーワードに対応する部分を他の文字列と区別可能に表示させることを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 前記関連領域取得手段は、前記キーワードとして臓器名又は疾病名を抽出することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記関連領域取得手段は、前記医用画像における前記注目領域の位置に基づいて、前記解剖学的領域を取得することを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  11. 前記関連領域取得手段は、前記コメント情報に含まれる文字列に基づいて解剖学的領域を取得することができなかった場合に、前記医用画像における注目領域の位置に基づいて、前記解剖学的領域を取得することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 表示対象の前記医用画像は同一の被検体から取得された複数のスライス画像であり、
    前記決定手段は、前記複数のスライス画像の中から前記コメント情報とともに表示させるスライス画像をさらに決定し、
    前記表示制御手段は、前記決定されたスライス画像の前記表示領域に前記コメント情報を含む画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 表示対象の前記医用画像は同一の被検体から取得された複数のスライス画像であり、
    前記表示制御手段は、前記注目領域に関連づけられたコメント情報を、当該注目領域から前記スライス画像の断面に直交する方向に所定の距離内に存在するスライス画像の各々とともに表示させる
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記医用画像とその他の医用画像との差分画像を取得する画像取得手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記差分画像の画素値に基づいて、前記表示領域の表示位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記決定手段は、前記医用画像が占める領域に含まれるように前記表示領域の表示位置を決定することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記決定手段により決定された表示位置に表示された表示領域に前記コメント情報が配置された新たな医用画像を生成する生成手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記コメント情報を含む医用画像として、前記新たな医用画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 前記決定手段により決定された表示領域を示す領域情報と、前記コメント情報とを含む前記医用画像の画像ファイルを作成する作成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  18. 前記レポート情報は、医用画像における複数の注目領域と、該注目領域に関連づけられた複数のコメント情報とを含み、
    前記決定手段は、前記複数のコメント情報の各々の表示領域について、互いに重複しない表示位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  19. 前記コメント情報の表示領域をユーザからの操作入力に応じて移動させる移動手段をさらに備え、
    第1の表示領域を第2の表示領域に重なる位置に移動させる操作入力がなされた場合に、前記決定手段は、該第1の表示領域と第2の表示領域とが重ならないように、該第1の表示領域と第2の表示領域との少なくともいずれかの表示位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  20. 被検体の医用画像における注目領域と、当該注目領域に関連づけられたコメント情報とを含むレポート情報を取得するレポート取得手段と、
    前記コメント情報に含まれる文字列に基づいて、前記医用画像における関連領域を取得する関連領域取得手段と、
    前記コメント情報の表示領域が前記関連領域に重ならないように、前記コメント情報の表示領域の表示位置を決定する決定手段と、
    前記コメント情報を含む前記医用画像を表示手段に表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  21. 被検体の医用画像における注目領域と、当該注目領域に関連づけられたコメント情報とを含むレポート情報を取得するレポート取得手段と、
    前記医用画像における前記注目領域に関連する関連領域を取得する関連領域取得手段と、
    前記コメント情報の表示領域が前記関連領域に重ならないように、前記コメント情報の表示領域の表示位置を決定する決定手段と、
    前記コメント情報を含む前記医用画像を表示手段に表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  22. 被検体の医用画像における注目領域と、当該注目領域に関連づけられたコメント情報とを含むレポート情報を取得するレポート取得手段と、
    前記コメント情報に含まれる文字列に基づいて、前記医用画像における関連領域を取得する関連領域取得手段と、
    前記コメント情報の表示領域が前記関連領域に重ならないように、前記コメント情報の表示領域の表示位置を決定する決定手段と、
    前記コメント情報を含む前記医用画像を表示手段に表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  23. レポート取得手段が、被検体の医用画像における注目領域と、当該注目領域に関連づけられたコメント情報とを含むレポート情報を取得するレポート取得工程と、
    関連領域取得手段が、前記医用画像における前記注目領域に関連する関連領域を取得する関連領域取得工程と、
    決定手段が、前記コメント情報の表示領域が前記関連領域に重ならないように、前記コメント情報の表示領域の表示位置を決定する決定工程と、
    表示制御手段が、前記コメント情報を含む前記医用画像を表示手段に表示させる表示制御工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  24. レポート取得手段が、被検体の医用画像における注目領域と、当該注目領域に関連づけられたコメント情報とを含むレポート情報を取得するレポート取得工程と、
    関連領域取得手段が、前記コメント情報に含まれる文字列に基づいて、前記医用画像における関連領域を取得する関連領域取得工程と、
    決定手段が、前記コメント情報の表示領域が前記関連領域に重ならないように、前記コメント情報の表示領域の表示位置を決定する決定工程と、
    表示制御手段が、前記コメント情報を含む前記医用画像を表示手段に表示させる表示制御工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  25. 請求項23又は24に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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