JP2010015504A - 医用情報作成装置および医用情報表示装置 - Google Patents

医用情報作成装置および医用情報表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】所定の文字列に該当する部位が医用画像中のどの部位であるのかを容易に特定することを課題とする。
【解決手段】レポート作成支援装置は、所定の文字列と所定のアノテーションとが対応関係にあることを指定するハイパーリンク指定を受け付け、指定された文字列と指定されたアノテーションとの対応関係をモニタに表示するように制御する制御情報をレポート設定情報記憶装置に格納する。一方、レポート表示装置は、所見に含まれる所定の文字列のハイパーリンクを実行するクリックを受け付けると、文字列に対応する制御情報をレポート設定情報記憶装置から取得する。そして、レポート表示装置は、取得された制御情報に従って、指定された文字列と当該文字列に対応する部位を医用画像中に明示するアノテーションとの対応関係をモニタに表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医用情報作成装置および医用情報表示装置に関する。
医療現場において、医用情報としての所見は、多くの場合、医用画像を用いて作成される。例えば、読影医は、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置などによって撮影された医用画像を読影し、医用画像中の所定の部位について読影した内容を所見に記載する。具体例を挙げると、例えば、読影医は、医用画像中の『骨頭下』について『外反変形』を読影すると、「骨頭下に外反変形があります。」と所見に記載する。
このように、所見と医用画像との間には対応関係が存在することから、従来、所見に含まれる所定の文字列と当該所見に対応する医用画像とをハイパーリンクによって対応づける手法がある。この手法によれば、例えば、所見参照者によって所見に含まれる文字列「外反変形」に設定されたハイパーリンクが実行されると、当該ハイパーリンクによって対応づけられた医用画像がモニタに表示される。
なお、所見や医用画像に関する技術としては、例えば、所見や医用画像から情報を取得し、取得した情報から医用画像診断装置に対する検査依頼の内容を構築するシステムが開示されている。
特開2007−143766号公報
ところで、上記した従来の技術では、所定の文字列に該当する部位が医用画像中のどの部位であるのかを特定することが難しいという課題があった。例えば、所見参照者によって文字列「外反変形」に設定されたハイパーリンクが実行されると、当該ハイパーリンクによって対応づけられた医用画像がモニタに表示されるが、所見参照者は、「外反変形」の部位が当該医用画像中のどの部位であるのかを容易に特定することができない。
そこで、本発明は、上記した従来の技術の課題を解決するためになされたものであり、所定の文字列に該当する部位が医用画像中のどの部位であるのかを容易に特定することが可能な医用情報作成装置および医用情報表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、医用情報を作成する医用情報作成装置であって、医用情報に含まれる所定の文字列と当該文字列に対応する部位を医用画像中に明示するアノテーションとの対応関係が表示部に表示されるように制御する制御情報を記憶する制御情報記憶手段と、所定の文字列と所定のアノテーションとが対応関係にあることを指定する対応関係指定を受け付ける対応関係指定受付手段と、前記対応関係指定受付手段によって対応関係指定が受け付けられると、当該対応関係指定によって指定された文字列と当該対応関係指定によって指定されたアノテーションとの対応関係を表示部に表示するように制御する制御情報を前記制御情報記憶手段に格納する格納手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、医用情報と医用画像とを表示部に表示する医用情報表示装置であって、医用情報に含まれる所定の文字列と当該文字列に対応する部位を医用画像中に明示するアノテーションとの対応関係を表示部に表示するように制御する制御情報を記憶する制御情報記憶手段と、前記医用情報に含まれる所定の文字列を用いて前記制御情報記憶手段を検索し、当該文字列に対応する制御情報を取得する制御情報取得手段と、前記制御情報取得手段によって取得された制御情報に従って、前記文字列と当該文字列に対応する部位を医用画像中に明示するアノテーションとの対応関係を表示部に表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1または4の発明によれば、所定の文字列に該当する部位が医用画像中のどの部位であるのかを容易に特定することが可能になる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る医用情報作成装置および医用情報表示装置の実施例を詳細に説明する。なお、以下では、医用情報作成装置は、レポート作成支援装置とレポート設定情報記憶装置とで構成されることを想定し、医用情報表示装置は、レポート表示装置とレポート設定情報記憶装置とで構成されることを想定する。まず、実施例1におけるレポート表示装置およびレポート設定情報記憶装置の概要を説明し、続いて、実施例1におけるレポート作成支援装置、レポート設定情報記憶装置、およびレポート表示装置の構成、処理手順、実施例1の効果を順に説明する。次に、他の実施例を説明する。
[実施例1におけるレポート表示装置およびレポート設定情報記憶装置の概要]
図1を用いて、実施例1におけるレポート表示装置およびレポート設定情報記憶装置の概要を説明する。図1は、実施例1におけるレポート表示装置およびレポート設定情報記憶装置の概要を説明するための図である。
実施例1におけるレポート設定情報記憶装置は、図1に示すように、所定の文字列とアノテーションとの対応関係をモニタに表示するように制御する制御情報をハイパーリンク情報記憶部に記憶する。ここで、アノテーションとは、文字列に対応する部位を医用画像中に明示するオブジェクトのことである。
例えば、ハイパーリンク情報記憶部は、制御情報として、所定の文字列「左前頭葉皮質(1行目)」と「T2強調像:アノテーションNo.1」とを対応づけて記憶する。この制御情報は、所見の「1行目」に含まれる文字列「左前頭葉皮質」に設定されたハイパーリンクが実行されると、当該ハイパーリンクによって対応づけられた医用画像である「T2強調像」をモニタに表示するとともに、「T2強調像」に含まれる「アノテーションNo.1」を強調表示するように制御することを示す。
すなわち、実施例1におけるレポート表示装置は、レポート参照者によってクリックされることで、所見の「1行目」に含まれる文字列「左前頭葉皮質」に設定されたハイパーリンクが実行されると、文字列「左前頭葉皮質(1行目)」を用いてハイパーリンク情報記憶部を検索し、「T2強調像:アノテーションNo.1」を取得する。そして、レポート表示装置は、図1に示すように、医用画像「T2強調像」をモニタに表示するとともに、部位「左前頭葉皮質」を医用画像「T2強調像」中に明示するアノテーションを強調表示する。
また、実施例1におけるレポート表示装置は、複数の文字列各々が、1つの医用画像中の複数のアノテーション各々に対応する場合にも、所定の文字列と所定のアノテーションとの対応関係をモニタに表示する。
例えば、所見の3行目に含まれる文字列「左前頭葉皮質」、所見に含まれる文字列「左中心前回」、「頭頂葉」各々が、1つの医用画像「拡散強調像」中のアノテーション「アノテーションNo.1」、「アノテーションNo.2」、「アノテーションNo.3」各々に対応する場合には、ハイパーリンク情報記憶部は、制御情報として、図1に示すような制御情報を記憶する。すなわち、文字列「左前頭葉皮質(3行目)」と「拡散強調像:アノテーションNo.1」とを対応づけて記憶し、文字列「左中心前回」と「拡散強調像:アノテーションNo.2」とを対応づけて記憶し、文字列「頭頂葉」と「拡散強調像:アノテーションNo.3」とを対応づけて記憶する。
すると、実施例1におけるレポート表示装置は、例えば、レポート参照者によってクリックされることで、所見に含まれる文字列「左中心前回」に設定されたハイパーリンクが実行されると、図1に示すように、医用画像「拡散強調像」をモニタに表示するとともに、部位「左中心前回」を医用画像「拡散強調像」中に明示するアノテーションを強調表示する。
このように、実施例1によれば、所見に含まれる所定の文字列と所定のアノテーションとの対応関係をモニタに表示するように制御する制御情報が予め設定され、レポート表示装置は、予め設定された制御情報に従ってアノテーションをモニタに表示する。このようなことから、レポート参照者は、所定の文字列に該当する部位が医用画像中のどの部位であるのかを容易に特定することが可能になる。
[実施例1におけるレポート作成支援装置、レポート設定情報記憶装置、およびレポート表示装置の構成]
次に、図2〜図7を用いて、実施例1におけるレポート作成支援装置、レポート設定情報記憶装置、およびレポート表示装置の構成を説明する。図2は、レポート作成支援装置、レポート設定情報記憶装置、およびレポート表示装置を含むPACS(Picture Archiving and Communication System)の全体構成を示すブロック図である。図2に示すように、実施例1においては、医用画像診断装置300と、医用画像保管装置400と、レポート作成支援装置100と、レポート設定情報記憶装置200と、レポート表示装置500とが、PACSのネットワーク1を介して相互に接続される。
なお、図2においては、医用画像診断装置300、医用画像保管装置400、レポート作成支援装置100、およびレポート設定情報記憶装置200を診断部門およびレポート作成部門と位置づけ、レポート表示装置500をレポート参照部門と位置づけるが、PACSの全体構成はこれに限られるものではない。例えば、レポート作成支援装置100とレポート表示装置500とが物理的に同じ装置で構成されていてもよく、レポート作成部門に属する装置が、同時にレポート参照部門に属していてもよい。
医用画像診断装置300は、X線CT(Computed Tomography)装置やMRI装置などであり、被検体を撮影することで投影データを取得し、取得した投影データを再構成することで断面像データを生成する。医用画像保管装置400は、医用画像を保管する。具体的には、医用画像診断装置300によって生成された断面像データを保管する。レポート設定情報記憶装置200、レポート作成支援装置100、レポート表示装置500については、以下、順に説明する。
[レポート設定情報記憶装置]
まず、図3〜図5を用いて、レポート設定情報記憶装置200の構成を説明する。図3は、レポート作成支援装置およびレポート設定情報記憶装置の構成を示すブロック図であり、図4は、レポート記憶部を説明するための図であり、図5は、ハイパーリンク情報記憶部を説明するための図である。
図3に示すように、レポート設定情報記憶装置200は、特に、通信部210とレポート記憶部220とハイパーリンク情報記憶部221とを備える。
通信部210は、PACSのネットワーク1を介して他の装置と通信を行う。具体的には、通信部210は、レポート作成支援装置100やレポート表示装置500と通信を行う。
レポート記憶部220は、所見や付帯情報などを含むレポートを記憶する。具体的には、レポート記憶部220は、通信部210と接続され、レポート記憶部220が記憶するレポートは、レポート作成支援装置100によって格納され、レポート表示装置500によって参照される。
例えば、レポート記憶部220は、図4に示すように、レポートを記憶する。すなわち、実施例1におけるレポート記憶部220は、レポートを一意に識別するレポートUID、画像データを一意に識別する画像UID、患者を一意に識別する患者ID、患者名などの付帯情報と、所見とを対応づけて記憶する。
ハイパーリンク情報記憶部221は、所見に含まれる所定の文字列と所定のアノテーションとの対応関係をモニタに表示するように制御する制御情報であるハイパーリンク情報を記憶する。具体的には、ハイパーリンク情報記憶部221は、通信部210と接続され、ハイパーリンク情報記憶部221が記憶するハイパーリンク情報は、レポート作成支援装置100によって格納され、レポート表示装置500によって利用される。
例えば、ハイパーリンク情報記憶部221は、図5に示すように、ハイパーリンク情報を記憶する。すなわち、実施例1におけるハイパーリンク情報記憶部221は、レポートUIDとハイパーリンク情報とを対応づけて記憶する。
また、実施例1におけるハイパーリンク情報記憶部221は、ハイパーリンク情報として、画像UIDと、所見に含まれる文字列を示す所見文字列と、文字列の位置を示す文字列位置と、アノテーションのオブジェクトの種類を示すオブジェクト種別と、オブジェクトをモニタに表示する際に必要となる情報を示すオブジェクト情報とを対応づけて記憶する。
たとえば、ハイパーリンク情報記憶部221は、ハイパーリンク情報として、画像UID「20080616−MRI10−51」と、所見文字列「左前頭葉皮質」と、文字列位置「L1」と、オブジェクト種別「手書き」と、オブジェクト情報「座標:(x1、y1)」とを対応づけて記憶する。このハイパーリンク情報は、所見の「1行目」に含まれる文字列「左前頭葉皮質」に設定されたハイパーリンクが実行されると、画像UID「20080616−MRI10−51」によって識別される画像データをモニタに表示するとともに、「手書き」オブジェクトを座標「(x1、y1)」の位置に表示するように制御することを示す。
[レポート作成支援装置]
次に、図3を用いて、レポート作成支援装置100の構成を説明する。図3に示すように、レポート作成支援装置100は、特に、通信部110と入力部111とレポート表示部112と医用画像表示部113とレポート端末部120と画像ビューア部130とを備える。
通信部110は、PACSのネットワーク1を介して他の装置と通信を行う。具体的には、通信部110は、医用画像保管装置400やレポート設定情報記憶装置200と通信を行う。
入力部111は、レポートやアノテーション、ハイパーリンクを入力する。具体的には、入力部111は、レポート端末部120や画像ビューア部130と接続され、例えば、レポート作成者によって入力されたレポートをレポート端末部120に入力する。また、入力部111は、レポート作成者によって入力されたアノテーションを画像ビューア部130に入力する。また、入力部111は、レポート作成者によって指定されたハイパーリンクをレポート端末部120や画像ビューア部130に入力する。例えば、入力部111は、キーボードやマウスなどによって実現される。
レポート表示部112は、レポートを表示する。具体的には、レポート表示部112は、レポート端末部120と接続され、レポート端末部120によって受け付けられたレポートを表示する。例えば、レポート表示部112は、モニタなどによって実現される。
医用画像表示部113は、医用画像やアノテーションを表示する。具体的には、医用画像表示部113は、画像ビューア部130と接続され、画像ビューア部130によって受け付けられた医用画像やアノテーションを表示する。例えば、医用画像表示部113は、モニタなどによって実現される。
レポート端末部120は、図3に示すように、レポート受付部121と、ハイパーリンク受付部122と、キー画像ハイパーリンク部123と、アノテーションハイパーリンク部124とを備える。
レポート受付部121は、レポート作成者によって作成されるレポートの入力を受け付ける。具体的には、レポート受付部121は、入力部111とレポート表示部112と画像ビューア部130の医用画像受付部131と接続され、入力部111によって入力されたレポートをレポート表示部112に表示したり、入力部111によって入力された付帯情報を医用画像受付部131に通知する。
ここで、実施例1におけるレポートは、患者ID、患者名、検査ID、装置IDなどの付帯情報と所見とを含む情報であり、また、所定の医用画像(もしくは医用画像群)と対応づけられる情報である。このため、実施例1におけるレポート受付部121は、まず、患者ID、患者名、検査ID、装置IDを受け付けると、これらの付帯情報を医用画像受付部131に通知し、医用画像受付部131において検索された画像UIDを医用画像受付部131から通知される。レポート受付部121は、次に、所見を受け付け、付帯情報と所見とを含むレポートにレポートUIDを付与すると、レポートUID、画像UID、付帯情報、所見などを対応づけてレポート設定情報記憶装置200のレポート記憶部220に格納する。
ハイパーリンク受付部122は、レポート作成者によって作成されるハイパーリンクの指定を受け付ける。ここで、ハイパーリンクとは、所見に含まれる所定の文字列と医用画像に含まれる所定のアノテーションとが対応関係にあることを指定するものである。具体的には、ハイパーリンク受付部122は、入力部111とレポート表示部112と画像ビューア部130のアノテーション受付部132と接続され、入力部111によって入力された文字列の選択やドラッグ&ドロップをレポート表示部112に表示したり、アノテーション受付部132からアノテーションのオブジェクト種別やオブジェクト情報を通知される。
ここで、実施例1においては、レポート端末部120側では、ハイパーリンク受付部122が所定の文字列の選択を受け付け、一方、画像ビューア部130側では、アノテーション受付部132が所定のアノテーションを受け付ける。また、ハイパーリンク受付部122、アノテーション受付部132各々が、ハイパーリンクの指定、すなわち、ドラッグ&ドロップを受け付け、アノテーション受付部132が、画像UID、アノテーションのオブジェクト種別やオブジェクト情報をハイパーリンク受付部122に通知することで、ハイパーリンク受付部122が、所定の文字列と所定のアノテーションとをハイパーリンクするための制御情報を作成する。
キー画像ハイパーリンク部123は、所見とキー画像との対応関係をハイパーリンク情報として格納する。ここで、キー画像とは、レポートに対応づけられる医用画像が複数であった場合に(医用画像群であった場合に)、所見に含まれる所定の文字列に対応づけられる所定の医用画像のことである。具体的には、キー画像ハイパーリンク部123は、ハイパーリンク受付部122と通信部110と接続され、ハイパーリンク受付部122から通知されたレポートUIDと画像UIDとを対応づけて、レポート設定情報記憶装置200のハイパーリンク情報記憶部221に格納する。
アノテーションハイパーリンク部124は、所定の文字列と所定のアノテーションとの対応関係をハイパーリンク情報として格納する。具体的には、アノテーションハイパーリンク部124は、ハイパーリンク受付部122と通信部110と接続され、ハイパーリンク受付部122から通知された文字列に関する情報(選択された文字列および文字列位置)とアノテーションに関する情報(オブジェクト種別およびオブジェクト情報)とを対応づけて、レポート設定情報記憶装置200のハイパーリンク情報記憶部221に格納する。
画像ビューア部130は、図3に示すように、医用画像受付部131と、アノテーション受付部132とを備える。
医用画像受付部131は、レポートに対応づけられる医用画像を表示する。具体的には、医用画像受付部131は、レポート受付部121と医用画像表示部113と接続され、患者ID、患者名、検査ID、装置IDなどの付帯情報をレポート受付部121から通知されると、これらの付帯情報を用いて医用画像保管装置400を検索し、付帯情報に対応づけられる医用画像(もしくは医用画像群)を取得する。そして、医用画像受付部131は、取得した医用画像(もしくは医用画像群)を医用画像表示部113に表示する。また、医用画像受付部131は、取得した医用画像(もしくは医用画像群)を識別する画像UIDをレポート受付部121に通知する。
アノテーション受付部132は、レポート作成者によって作成されるハイパーリンクの指定を受け付ける。具体的には、アノテーション受付部132は、入力部111と医用画像表示部113とハイパーリンク受付部122と接続され、入力部111によって入力されたアノテーションやドラッグ&ドロップを医用画像表示部113に表示したり、アノテーションが入力された画像の画像UID、アノテーションのオブジェクト種別やオブジェクト情報をハイパーリンク受付部122に通知する。
[レポート表示装置]
次に、図6および図7を用いて、レポート表示装置500の構成を説明する。図6は、レポート表示装置およびレポート設定情報記憶装置の構成を示すブロック図であり、図7は、アノテーションオブジェクト記憶部を説明するための図である。
図6に示すように、レポート表示装置500は、特に、通信部510と入力部511とレポート表示部512と医用画像表示部513とレポート端末部520と画像ビューア部530とを備える。
通信部510は、PACSのネットワーク1を介して他の装置と通信を行う。具体的には、通信部510は、医用画像保管装置400やレポート設定情報記憶装置200と通信を行う。
入力部511は、患者ID、患者名、検査ID、装置IDなどを入力する。具体的には、入力部511は、レポート端末部520のレポート選択受付部521と接続され、例えば、レポート参照者によって入力された患者ID、患者名、検査ID、装置IDなどをレポート選択受付部521に入力する。例えば、入力部511は、キーボードなどによって実現される。
レポート表示部512は、レポートを表示する。具体的には、レポート表示部512は、レポート端末部520と接続され、レポート選択受付部521によって受け付けられたレポートを表示する。例えば、レポート表示部512は、モニタなどによって実現される。
医用画像表示部513は、医用画像やアノテーションを表示する。具体的には、医用画像表示部513は、画像ビューア部530と接続され、画像ビューア部530の医用画像表示制御部531やアノテーション表示制御部533によって制御されることで、医用画像やアノテーションを表示する。例えば、医用画像表示部513は、モニタなどによって実現される。
レポート端末部520は、図6に示すように、レポート選択受付部521と、ハイパーリンク選択受付部522とを備える。
レポート選択受付部521は、レポート参照者によって入力されるレポート選択を受け付ける。具体的には、レポート選択受付部521は、入力部511と通信部510とレポート表示部512と画像ビューア部530の医用画像表示制御部531と接続され、入力部511によって入力された患者ID、患者名、検査ID、装置IDなどの付帯情報を用いてレポート設定情報記憶装置200のレポート記憶部220を検索する。そして、レポート選択受付部521は、検索したレポートをレポート表示部512に表示する。また、レポート選択受付部521は、レポートを検索した際に画像UIDを取得し、取得した画像UIDを医用画像表示制御部531に通知する。
ハイパーリンク選択受付部522は、レポート参照者によって入力されるハイパーリンク選択を受け付ける。具体的には、ハイパーリンク選択受付部522は、入力部511とレポート表示部512と画像ビューア部530の医用画像表示制御部531やアノテーション表示制御部533と接続され、入力部511によって入力されたハイパーリンクの選択を受け付けると、選択されたハイパーリンク(所定の文字列)を用いてレポート設定情報記憶装置200のハイパーリンク情報記憶部221を検索する。そして、ハイパーリンク選択受付部522は、所定の文字列に対応づけて記憶されている画像UID、オブジェクト種別、オブジェクト情報を取得し、取得したこれらの情報を医用画像表示制御部531やアノテーション表示制御部533に通知する。
画像ビューア部530は、図6に示すように、アノテーションオブジェクト記憶部532と、医用画像表示制御部531と、アノテーション表示制御部533とを備える。
アノテーションオブジェクト記憶部532は、オブジェクト種別と、医用画像表示部513にオブジェクトを出力する際の出力形態とを対応づけて記憶する。具体的には、アノテーションオブジェクト記憶部532は、アノテーション表示制御部533と接続され、アノテーションオブジェクト記憶部532が記憶する情報は、アノテーション表示制御部533による処理に利用される。
例えば、アノテーションオブジェクト記憶部532は、図7に示すような情報を記憶する。例えば、オブジェクト種別「円形」が指定され、オブジェクト情報として半径と座標とが指定された場合には、指定された半径と座標とに基づいて出力形態に記載されている形態のオブジェクトを出力することを示す。
医用画像表示制御部531は、医用画像の表示を制御する。具体的には、医用画像表示制御部531は、レポート選択受付部521とハイパーリンク選択受付部522と医用画像表示部513と接続され、レポート選択受付部521によって受け付けられたレポートに対応づけられる医用画像(もしくは医用画像群)を医用画像表示部513に表示したり、ハイパーリンク選択受付部522から通知された画像UIDによって識別される医用画像(文字列に対応づけられる医用画像)を医用画像表示部513に表示する。
アノテーション表示制御部533は、アノテーションの表示を制御する。具体的には、アノテーション表示制御部533は、ハイパーリンク選択受付部522とアノテーションオブジェクト記憶部532と医用画像表示部513とに接続され、ハイパーリンク選択受付部522から通知されたオブジェクト種別を用いてアノテーションオブジェクト記憶部532を検索し、ハイパーリンク選択受付部522から通知されたオブジェクト情報に基づいてオブジェクトを医用画像表示部513に表示する。
[実施例1におけるレポート作成支援装置およびレポート表示装置による処理手順]
次に、図8−1、図8−2、図9−1および図9−2を用いて、実施例1におけるレポート作成支援装置およびレポート表示装置による処理手順を説明する。図8−1および図8−2は、実施例1におけるレポート作成支援装置による処理手順を示すフローチャートであり、図9−1および図9−2は、実施例1におけるレポート表示装置による処理手順を示すフローチャートである。
まず、レポート作成支援装置による処理手順を説明する。図8−1および図8−2に示すように、実施例1においては、レポート端末部120と画像ビューア部130とが併行して処理を行う。
レポート端末部120は、レポート受付部121において、患者ID、患者名、検査ID、装置IDなどの付帯情報の入力を受け付け(ステップS101〜S104)、受け付けた付帯情報を画像ビューア部130の医用画像受付部131に通知する(ステップS105)。
一方、画像ビューア部130は、医用画像受付部131において、付帯情報をレポート受付部121から通知されたか否かを判定している(ステップS201)。通知された場合には(ステップS201肯定)、医用画像受付部131は、通知された付帯情報を利用して医用画像保管装置400を検索し、付帯情報に対応づけて記憶されている画像UIDによって特定される医用画像(もしくは医用画像群)を取得して、医用画像表示部113に表示する(ステップS202)。なお、ステップS202において、医用画像受付部131は、画像UIDをレポート受付部121に通知しておく。
さて、レポート端末部120のレポート受付部121は、ステップS105において付帯情報を医用画像受付部131に通知した後、所見の入力を受け付けたか否かを判定している(ステップS106)。所見の入力を受け付けた場合には(ステップS106肯定)、レポート受付部121は、レポートにレポートUIDを付与し、付与したレポートUID、医用画像受付部131から通知された画像UID、その他患者ID、患者名などの付帯情報や所見をレポート設定情報記憶装置200のレポート記憶部220に格納する(ステップS107)。
次に、レポート端末部120は、ハイパーリンク受付部122において、ハイパーリンクの作成開始を受け付けたか否かを判定する(ステップS108)。例えば、ハイパーリンク受付部122は、レポート表示部112に表示された「ハイパーリンク作成」のボタンが押下されたか否かを判定することなどによって、ハイパーリンクの作成開始を受け付けたか否かを判定する。
そして、ハイパーリンクの作成開始を受け付けた場合には(ステップS108肯定)、続いて、ハイパーリンク受付部122は、所見に含まれる所定の文字列の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS109)。
なお、ハイパーリンクの作成開始を受け付けない場合には(ステップS108否定)、ハイパーリンク受付部122は、レポート作成の終了を受け付けたか否かを判定する(ステップS114)。例えば、ハイパーリンク受付部122は、レポート表示部112に表示された「レポート作成終了」のボタンが押下されたか否かを判定することなどによって、レポート作成の終了を受け付けたか否かを判定する。レポート作成の終了を受け付けた場合には(ステップS114肯定)、ハイパーリンク受付部122は、レポート作成の終了を画像ビューア部130のアノテーション受付部132に通知して(ステップS115)、処理を終了する。受け付けない場合には(ステップS114否定)、ハイパーリンク受付部122は、再び、ステップS108に戻る。
一方、画像ビューア部130は、ステップS202において医用画像(もしくは医用画像群)を医用画像表示部113に表示した後、アノテーション受付部132において、アノテーションの入力を受け付けたか否かを判定している(ステップS203)。
なお、アノテーションの入力を受け付けない場合には(ステップS203否定)、アノテーション受付部132は、レポート作成の終了を通知された否かを判定する(ステップS206)。レポート作成の終了を通知された場合には(ステップS206肯定)、アノテーション受付部132は、処理を終了し、通知されていない場合には(ステップS206否定)、再び、ステップS203に戻る。
さて、レポート端末部120は、ハイパーリンク受付部122において、所見に含まれる所定の文字列の選択を受け付けたと判定した場合には(ステップS109肯定)、続いて、アノテーションのドラッグ&ドロップを受け付けたか否かを判定する(ステップS110)。一方、画像ビューア部130も、アノテーション受付部132において、アノテーションの入力を受け付けたと判定した場合には(ステップS203肯定)、続いて、アノテーションのドラッグ&ドロップを受け付けたか否かを判定する(ステップS204)。
画像ビューア部130のアノテーション受付部132は、アノテーションのドラッグ&ドロップを受け付けたと判定した場合には(ステップS204肯定)、アノテーションのオブジェクト種別およびオブジェクト情報をレポート端末部120のハイパーリンク受付部122に通知する(ステップS205)。なお、ステップS202において医用画像群が表示されている場合には、アノテーションは、所定の医用画像について入力されているはずである。このため、このような場合には、アノテーション受付部132は、アノテーションが入力された医用画像を識別する画像UIDも併せて通知する。
一方、レポート端末部120のハイパーリンク受付部122は、アノテーションのドラッグ&ドロップを受け付けたと判定した場合には(ステップS110肯定)、画像ビューア部130から通知されたオブジェクト種別およびオブジェクト情報と、ステップS109において選択された文字列および文字列位置とを対応づけて、レポート端末部120のメモリに一時記憶する(ステップS111)。なお、画像ビューア部130から画像UIDも通知されている場合には、ハイパーリンク受付部122は、画像UIDも併せて対応づけて一時記憶する。
そして、レポート端末部120は、キー画像ハイパーリンク部123において、まず、レポートUIDと、ハイパーリンク情報としての画像UID(メモリに一時記憶されている場合には、その画像UID)とを対応づけて、レポート設定情報記憶装置200のハイパーリンク情報記憶部221に格納する(ステップS112)。
続いて、レポート端末部120は、アノテーションハイパーリンク部124において、ハイパーリンク情報をレポート設定情報記憶装置200のハイパーリンク情報記憶部221に格納する(ステップS113)。すなわち、アノテーションハイパーリンク部124は、ステップS111においてメモリに一時記憶したオブジェクト種別およびオブジェクト情報と文字列および文字列位置との対応づけと、ステップS112において格納したレポートUIDと画像UIDとの組合せとを対応づけて、ハイパーリンク情報記憶部221に格納する。
その後、レポート端末部120は、ハイパーリンク受付部122において、レポート作成の終了を受け付けたか否かを判定し(ステップS114)、受け付けない場合には(ステップS114否定)、再び、ステップS108に戻る。一方、画像ビューア部130は、ステップS205においてオブジェクト種別およびオブジェクト情報をレポート端末部120に通知した後、レポート作成の終了を通知されたか否かを判定し(ステップS206)、通知されていない場合には(ステップS206否定)、再び、ステップS203に戻る。
次に、レポート表示装置による処理手順を説明する。図9−1および図9−2に示すように、実施例1においては、レポート端末部520と画像ビューア部530とが併行して処理を行う。
レポート端末部520は、レポート選択受付部521において、患者ID、患者名、検査ID、装置IDなどの付帯情報の入力を受け付ける(ステップS301〜S304)。そして、レポート選択受付部521は、受け付けた付帯情報を用いてレポート設定情報記憶装置200のレポート記憶部220を検索し、付帯情報に対応づけられたレポートを取得して、レポート表示部512に表示する(ステップS305)。
また、レポート選択受付部521は、ステップS305において付帯情報に対応づけられたレポートを取得する際に、付帯情報に対応づけられた画像UIDも取得しているので、画像UIDを画像ビューア部530の医用画像表示制御部131に通知する(ステップS306)。
一方、画像ビューア部530は、医用画像表示制御部531において、画像UIDをレポート選択受付部521から通知されたか否かを判定している(ステップS401)。通知された場合には(ステップS401肯定)、医用画像表示制御部531は、通知された画像UIDを用いて医用画像保管装置400を検索し、該当する医用画像(もしくは医用画像群)を取得して、医用画像表示部513に表示する(ステップS402)。
さて、レポート端末部520は、ステップS306において画像UIDを画像ビューア部530に通知した後、ハイパーリンク選択受付部522において、文字列の選択を受け付けたか否かを判定している(ステップS307)。
文字列の選択を受け付けた場合には(ステップS307肯定)、ハイパーリンク選択受付部522は、選択を受け付けた文字列と文字列位置とを用いてレポート設定情報記憶装置200のハイパーリンク情報記憶部221を検索し、文字列と文字列位置とに対応づけて記憶されている画像UID、オブジェクト種別、およびオブジェクト情報を取得する(ステップS308)。
そして、ハイパーリンク選択受付部522は、ステップS308において取得した画像UID、オブジェクト種別、およびオブジェクト情報を画像ビューア部530の医用画像表示制御部531とアノテーション表示制御部533とに通知する(ステップS309)。
一方、画像ビューア部530は、医用画像表示制御部531とアノテーション表示制御部533とにおいて、画像UID、オブジェクト種別およびオブジェクト情報をレポート端末部520から通知されたか否かを判定している(ステップS403)。
そして、画像UID、オブジェクト種別およびオブジェクト情報をレポート端末部520から通知されたと判定した場合には(ステップS403肯定)、医用画像表示制御部531は、画像UIDを用いて医用画像を特定し、医用画像表示部513に表示する(ステップS404)。また、アノテーション表示制御部533は、オブジェクト種別を用いてアノテーションオブジェクト記憶部532を検索し、オブジェクト情報に従ってアノテーションを医用画像表示部513に表示する(ステップS405)。
なお、画像ビューア部530は、ステップS405において、アノテーションを医用画像表示部513に表示した後、レポート表示終了をレポート端末部520から通知されたか否かを判定し(ステップS406)、通知されたと判定した場合には(ステップS406肯定)、処理を終了する。通知されていないと判定した場合には(ステップS406否定)、再び、ステップS403の処理に戻る。
また、レポート端末部520は、ステップS309において、画像UID、オブジェクト種別およびオブジェクト情報を画像ビューア部530に通知した後、レポート表示終了を受け付けたか否かを判定し(ステップS310)、受け付けたと判定した場合には(ステップS310肯定)、レポート表示を終了したことを画像ビューア部530に通知し(ステップS311)、処理を終了する。受け付けていないと判定した場合には(ステップS310否定)、再び、ステップS307の処理に戻る。
[実施例1の効果]
上記してきたように、実施例1におけるレポート設定情報記憶装置は、所見に含まれる所定の文字列と当該文字列に対応する部位を医用画像中に明示するアノテーションとの対応関係がモニタに表示されるように制御する制御情報を記憶する。また、実施例1におけるレポート作成支援装置は、所定の文字列と所定のアノテーションとが対応関係にあることを指定するハイパーリンク指定を受け付け、指定された文字列と指定されたアノテーションとの対応関係をモニタに表示するように制御する制御情報をレポート設定情報記憶装置に格納する。一方、実施例1におけるレポート表示装置は、レポートと当該レポートに対応する医用画像とをモニタに表示し、モニタに表示された所見について、所見に含まれる所定の文字列のハイパーリンクを実行するクリックを受け付けると、クリックされた文字列を用いてレポート設定情報記憶装置を検索し、文字列に対応する制御情報を取得する。そして、レポート表示装置は、取得された制御情報に従って、指定された文字列と当該文字列に対応する部位を医用画像中に明示するアノテーションとの対応関係をモニタに表示する。
このようなことから、実施例1によれば、所見に含まれる所定の文字列と所定のアノテーションとの対応関係をモニタに表示するように制御する制御情報が予め設定され、レポート表示装置は、予め設定された制御情報に従ってアノテーションをモニタに表示する。したがって、レポート参照者は、所定の文字列に該当する部位が医用画像中のどの部位であるのかを容易に特定することが可能になる。ひいては、診断時間の短縮、精度の高い診断の支援が可能になる。
また、実施例1におけるレポート作成支援装置は、ハイパーリンク指定を受け付ける際に、モニタに表示された所見に含まれる所定の文字列の選択を受け付けるとともに、モニタに表示された医用画像中に作成された所定のアノテーションの選択を受け付け、選択を受け付けたアノテーションがモニタ上をドラッグ&ドロップされ、選択を受け付けた所定の文字列に重ねられることで、ハイパーリンク指定を受け付ける。
このようなことから、実施例1によれば、レポート作成者は、簡易な手法で、ハイパーリンクを指定することが可能になる。
[他の実施例]
さて、これまで本発明の実施例1について説明してきたが、本発明は上記の実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
[表示態様に関する指定]
上記の実施例1では、アノテーションに関する制御情報として、オブジェクト種別およびオブジェクト情報が設定される手法を説明してきた。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、アノテーションの制御情報として、アノテーションをモニタに表示する際の表示態様に関する指定をさらに設定してもよい。なお、図10は、実施例2におけるハイパーリンク情報記憶部を説明するための図である。
例えば、レポート作成支援装置100のアノテーション受付部132は、アノテーションの挙動として、「強調」、「点滅」、あるいは、その他のアニメーションの指定などを受け付ける。そして、アノテーション受付部132は、受け付けた挙動情報をオブジェクト種別やオブジェクト情報とともにハイパーリンク受付部122に通知する。すると、アノテーションハイパーリンク部124が、レポート設定情報記憶装置200のハイパーリンク情報記憶部221にオブジェクト種別やオブジェクト情報を格納する際に、挙動情報も対応づけて格納する。
一方、レポート表示装置500のハイパーリンク選択受付部522は、オブジェクト種別やオブジェクト情報とともに挙動情報も取得し、アノテーション表示制御部533に通知する。すると、アノテーション表示制御部533は、オブジェクト種別やオブジェクト情報に従ってアノテーションを表示する際に、さらに挙動情報にも従ってアノテーションを表示する。
このように、レポート作成者によってアノテーションの挙動まで指定することができるので、適切な表示態様を任意に設定することが可能になる。
[所見と医用画像との対応関係]
また、上記の実施例1では、所見と医用画像群(複数の医用画像)とが対応関係にあり、また、所見に含まれる複数の文字列各々が、1つの医用画像に含まれる複数のアノテーション各々に対応する事例を説明した。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。図11は、所見と医用画像との対応関係を説明するための図である。本発明は、例えば、図11の(A)に示すように、所見と医用画像とが1対1の対応関係にあり、かつ、所見を表示すると同時にアノテーションとの対応関係をモニタに表示するものであってもよい。例えば、所見に含まれる文字列が「骨頭下に外反変形があります。」の一文であった場合などには、所見を表示すると同時にアノテーションとの対応関係をモニタに表示することができる。
また、当然のことながら、本発明は、例えば、図11の(B)に示すように、所見と医用画像とが1対1の対応関係にあり、かつ、所見に含まれる1つの文字列を指定するハイパーリンクが実行されることで、アノテーションとの対応関係をモニタに表示することもできる。また、本発明は、例えば、図11の(C)に示すように、所見と医用画像とが1対1の対応関係にあり、かつ、所見に含まれる複数の文字列各々が、1つの医用画像に含まれる複数のアノテーション各々に対応するものであってもよい。
[対応関係の表示]
また、上記の実施例1では、所見に含まれる文字列を指定するハイパーリンクが実行されることで、アノテーションとの対応関係をモニタに表示する手法を説明してきた。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。ハイパーリンク情報記憶部221が、制御情報の一つとして、例えば、色情報を記憶してもよい。すなわち、ハイパーリンク情報記憶部221が、文字列と文字列位置とオブジェクト種別とオブジェクト情報と色情報とを対応づけて記憶し、アノテーション表示制御部533が、文字列をモニタに表示する色と、アノテーションをモニタに表示する色とを合わせることで、文字列とアノテーションとの対応関係を表示してもよい。例えば、所見に含まれる複数の文字列各々が、1つの医用画像に含まれる複数のアノテーション各々に対応する場合であっても、「赤」、「青」、「黄」など、文字列とアノテーションとの組合せごとに異なる色で合わせて表示すればよい。
[システム構成等]
なお、レポート作成支援装置とレポート設定情報記憶装置とを物理的に同じ装置で構成したり、レポート表示装置とレポート設定情報記憶装置とを物理的に同じ装置で構成するなど、物理的な構成は任意である。
以上のように、本発明に係る医用情報作成装置および医用情報表示装置は、医用情報を作成することや医用情報と医用画像とを表示部に表示することに有用であり、特に、所定の文字列に該当する部位が医用画像中のどの部位であるのかを容易に特定することに適する。
実施例1におけるレポート表示装置およびレポート設定情報記憶装置の概要を説明するための図である。 レポート作成支援装置、レポート設定情報記憶装置、およびレポート表示装置を含むPACSの全体構成を示すブロック図である。 レポート作成支援装置およびレポート設定情報記憶装置の構成を示すブロック図である。 レポート記憶部を説明するための図である。 ハイパーリンク情報記憶部を説明するための図である。 レポート表示装置およびレポート設定情報記憶装置の構成を示すブロック図である。 アノテーションオブジェクト記憶部を説明するための図である。 実施例1におけるレポート作成支援装置による処理手順を示すフローチャートである。 実施例1におけるレポート作成支援装置による処理手順を示すフローチャートである。 実施例1におけるレポート表示装置による処理手順を示すフローチャートである。 実施例1におけるレポート表示装置による処理手順を示すフローチャートである。 実施例2におけるハイパーリンク情報記憶部を説明するための図である。 所見と医用画像との対応関係を説明するための図である。
符号の説明
1 ネットワーク
100 レポート作成支援装置
110 通信部
111 入力部
112 レポート表示部
113 医用画像表示部
120 レポート端末部
121 レポート受付部
122 ハイパーリンク受付部
123 キー画像ハイパーリンク部
124 アノテーションハイパーリンク部
130 画像ビューア部
131 医用画像受付部
132 アノテーション受付部
200 レポート設定情報記憶装置
210 通信部
220 レポート記憶部
221 ハイパーリンク情報記憶部
300 医用画像診断装置
400 医用画像保管装置
500 レポート表示装置
510 通信部
511 入力部
512 レポート表示部
513 医用画像表示部
520 レポート端末部
521 レポート選択受付部
522 ハイパーリンク選択受付部
530 画像ビューア部
531 医用画像表示制御部
532 アノテーションオブジェクト記憶部
533 アノテーション表示制御部

Claims (4)

  1. 医用情報を作成する医用情報作成装置であって、
    医用情報に含まれる所定の文字列と当該文字列に対応する部位を医用画像中に明示するアノテーションとの対応関係が表示部に表示されるように制御する制御情報を記憶する制御情報記憶手段と、
    所定の文字列と所定のアノテーションとが対応関係にあることを指定する対応関係指定を受け付ける対応関係指定受付手段と、
    前記対応関係指定受付手段によって対応関係指定が受け付けられると、当該対応関係指定によって指定された文字列と当該対応関係指定によって指定されたアノテーションとの対応関係を表示部に表示するように制御する制御情報を前記制御情報記憶手段に格納する格納手段と、
    を備えたことを特徴とする医用情報作成装置。
  2. 前記アノテーションを表示部に表示する際の表示態様に関する指定を受け付ける表示態様受付手段をさらに備え、
    前記格納手段は、前記制御情報として、前記表示態様受付手段によって受け付けられた表示態様に関する指定も前記制御情報記憶手段に格納することを特徴とする請求項1に記載の医用情報作成装置。
  3. 前記対応関係指定受付手段は、表示部に表示された医用情報に含まれる所定の文字列の選択を受け付けるとともに、当該表示部に表示された医用画像中に作成された所定のアノテーションの選択を受け付け、選択を受け付けたアノテーションが当該表示部における表示画面上を移動され、選択を受け付けた所定の文字列に重ねられることで、前記対応関係指定を受け付けることを特徴とする請求項1または2に記載の医用情報作成装置。
  4. 医用情報と医用画像とを表示部に表示する医用情報表示装置であって、
    医用情報に含まれる所定の文字列と当該文字列に対応する部位を医用画像中に明示するアノテーションとの対応関係を表示部に表示するように制御する制御情報を記憶する制御情報記憶手段と、
    前記医用情報に含まれる所定の文字列を用いて前記制御情報記憶手段を検索し、当該文字列に対応する制御情報を取得する制御情報取得手段と、
    前記制御情報取得手段によって取得された制御情報に従って、前記文字列と当該文字列に対応する部位を医用画像中に明示するアノテーションとの対応関係を表示部に表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする医用情報表示装置。
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