JP2006061278A - 医用画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読影時の表示操作を自動化し、読影作業の効率化を図る。
【解決手段】読影端末40における読影モードとして学習モードと自動モードを設け、学習モード時には表示部42に表示した読影画面において操作部42を介して為された操作履歴から操作手順を示す操作パターンをサンプルしてトレースパターンテーブル461に記憶し、そのサンプル数が所定数に達すると記憶された操作パターンを統計して最も使用頻度の高い操作パターンを標準パターンとして標準パターンテーブル462に記憶する。そして、自動モード時には標準パターンに従って読影画面を切り替え、自動表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、医用画像又は診断に関するレポート情報を表示する医用画像表示装置に関する。
近年、検査撮影により得られた医用画像のデジタル化により、医用画像をフィルムではなく、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示手段上に表示して読影を行うスタイルが多くなってきている。医用画像には、X線画像や、CT(Computed Tomography)装置で撮影された断層画像(以下、CT画像という)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置で撮影されたMRI画像等、様々な画像種類が存在するが、医用画像のデジタル化により、一画面をいくつかの領域に分割し、X線画像とCT画像を同時に表示する、同一患者について過去に撮影されたX線画像と現在のX線画像とを同時に表示する等、様々な表示形式で表示することが可能となっている。
読影を行う医師(以下、読影医という)の好みや診断対象とする部位によって、最適な表示形式は異なるため、従来から読影医は読影を行う表示装置において好みの表示形式に設定を変更して医用画像等を表示させていた。従って、読影を行う表示装置を変えると、再度好みの表示形式を再設定しなければならなくなるが、このような煩雑な作業を省略するため、異なる表示装置間であっても同一の表示条件で医用画像を表示させる方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−143095号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、表示条件をカスタマイズすることができるが、カスタマイズできるのは最初に表示される一画面のみであり、その後の表示条件はやはりその都度読影医が操作していかなければならない。読影時には、過去画像、現在画像、CR画像、CT画像等というように、表示する画像数が増えると、多くの画面遷移を経ることが多い。特に、CT画像、MRI画像は、CR画像と比較してその画像数は非常に多いため、読影時には1画像づつコマ送り操作をしなければならず、そのような表示操作は依然として煩雑であった。
本発明の課題は、読影時の表示操作を自動化し、読影作業の効率化を図ることである。
請求項1に記載の発明は、医用画像表示装置において、
読影時に、医用画像及び診断に関するレポート情報から構成される読影画面を表示する表示手段と、
前記読影画面上に表示された医用画像及びレポート情報に対する処理実行をユーザが指示操作するための操作手段と、
前記操作手段による操作履歴から前記読影画面の一連の表示過程における操作手順を操作パターン情報として記憶する記憶手段と、
前記記憶された操作パターン情報に従って、各指示操作に応じた処理を指示操作された順番に実行し、当該処理が実行される毎に処理された医用画像及びレポート情報から構成した読影画面を生成して順次切替表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の医用画像表示装置において、
前記記憶手段は、前記操作手段を介して一連の表示操作を行ったユーザ毎に操作パターン情報を記憶し、
前記制御手段は、読影時に前記操作手段を介して入力されたユーザ情報に対応するユーザの操作パターン情報に従って、前記読影画面を切替表示させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の医用画像表示装置において、
前記記憶手段は、複数の操作パターン情報を記憶し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された複数の操作パターン情報に基づいて操作手順を統計し、最も使用頻度の高い操作手順を標準パターン情報として前記記憶手段に記憶させ、読影時にはその標準パターン情報に従って前記読影画面を切替表示させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、各読影画面における操作履歴から処理実行の操作手順を記憶し、その操作手順で医用画像及びレポート情報を処理して生成した読影画面を順次切替表示させるので、過去に行った操作手順と同じ手順で一連の読影画面の表示を自動化することができる。読影医は、自動的に切替表示される読影画面を観察するのみで操作は不要であるため、読影医の操作の負担を軽減し読影作業の効率化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ユーザ毎に操作パターン情報を記憶し、読影時にはユーザに対応する操作パターン情報に従って読影画面の切替表示を行うので、各読影医が最も読影し易い操作手順で一連の読影画面を自動表示することができ、操作手順のカスタマイズを行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、最も使用頻度の高い操作手順の操作パターン情報を標準パターン情報とし、この標準パターン情報に従って読影画面の切替表示を行うので、一連の読影画面における操作手順の標準化を図ることができる。
本実施形態では、読影モードとして学習モードと自動モードを設け、学習モード時には読影時の操作履歴から操作手順を示す操作パターンをサンプルして、その操作手順を学習し、自動モード時には学習の結果、最も使用頻度の高い操作パターンとして設定された標準パターンに従って読影画面を切り替え、自動表示する例を説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施形態における医用画像管理システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、医用画像管理システム100は、モダリティ10、サーバ20、画像DB(Data Base)30、読影端末40、フィルム出力装置50から構成され、各装置はDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)規格に従って構築された通信ネットワークNを介して相互にデータの送受信が可能に接続されている。なお、図1に示す各装置の設置台数はその一例であり、設置台数については特に限定しない。
また、医用画像管理システム100は、通信ネットワークNを介してHIS(Hospital Information System)200に接続されている。
HIS200は、病院内の情報を管理する情報管理システムであり、医師からの依頼を受け付けて撮影対象の患者の患者ID、氏名、性別等の患者に関する患者情報や、検査の検査ID、その検査で指定された撮影部位、撮影方法等の検査に関する検査情報等を含む撮影オーダ情報を生成し、当該生成された撮影オーダ情報に、その撮影オーダ情報の識別情報(以下、オーダIDという。)を付して管理するものである。HIS200は、生成された撮影オーダ情報を医用画像管理システム100の各モダリティ10に送信する。
なお、本実施形態では、撮影オーダ情報を発行するものとして、HISを適用した例を説明するが、撮影オーダ情報の発行受付専用の受付端末や、放射線科内の情報を管理するRIS(Radiology Information System)等も適用可能である。
以下、医用画像管理システム100の各構成装置について説明する。
モダリティ10は、患者を撮影した医用画像をデジタル化して医用画像データを生成するものであり、例えばCR装置、CT装置、X線フィルムに記録されたX線画像を読み取る読取装置の他、MRI装置、超音波撮影装置等、様々な画像種類の医用画像を撮影するモダリティが適用可能である。
モダリティ10は、HIS200で生成された撮影オーダ情報に従って、患者を撮影し、その医用画像のデータを生成する。そして、医用画像を特定するための患者情報、検査情報を付帯情報として生成された医用画像のデータに付帯させるとともに、モダリティの名称、操作者名、検査部位等の撮影に関するシリーズ情報、医用画像の生成日時、ビット情報等の画像関連情報を医用画像に付帯させてサーバ20に送信する。
サーバ20は、モダリティ10から送信された医用画像のデータを原画像として画像DB20に保存し、管理するものである。また、読影端末40における各読影医のログイン状況を管理し、ログインされた読影医に応じて画像DB30に保存された各医用画像の入力を制御する。
画像DB30は、画像記憶装置であるNAS(Network Attached Storage)上に構築された、医用画像のDBであり、モダリティ10で生成された原画像や、サーバ20により生成された圧縮画像やサムネイル画像等の読影用の画像をそれぞれの画像種類に応じたフォルダに記憶する。また、医用画像に対して作成されたレポート文書のデータを含むレポート情報をレポート保存用のフォルダに記憶する。
読影端末40は、読影医或いは承認医(読影結果を承認する医師)等のユーザが、医用画像を読影する、レポートを作成する、或いは作成されたレポートを参照するための医用画像表示装置である。
図2に、読影端末40の内部構成を示す。
図2に示すように、読影端末40は、制御部41、操作部42、表示部43、通信部44、RAM(Random Access Memory)45、記憶部46を備えて構成されている。
制御部41は、CPU(Central Processing Unit)等から構成される制御手段であり、記憶部46に記憶されるシステムプログラムの他、本発明に係る学習モード処理プログラム(図4参照)、トレース処理プログラム(図5参照)、自動モード処理プログラム(図7参照)等をRAM25に展開し、当該プログラムとの協働により処理動作を統括的に制御する。
学習モード処理では、読影対象の患者の医用画像及びレポート情報を画像DB30から読み出し、当該医用画像又はレポート情報から構成した読影画面を生成して表示部43に表示させる。この読影画面において操作部42を介して医用画像又はレポート情報に対する表示処理や画像処理等が指示操作されると、その指示操作に応じた処理を実行し、処理後の医用画像又はレポート情報から構成した読影画面を生成して切替表示させる。このとき、トレース処理を実行し、読影時の操作履歴から各読影画面における一連の操作手順を操作パターン情報として記憶部46のトレースパターンテーブル461に記憶させ、操作パターンをサンプルする。そして、トレース処理による操作パターンのサンプル数が所定数に達すると、各操作パターンを統計して最も使用頻度が高い操作パターンを求め、これを標準パターンとして標準パターンテーブル462に記憶させる。
自動モード処理では、標準パターンテーブル462から標準パターン情報を読み出し、当該標準パターン情報に従って、標準パターンにより示される操作手順と同じ手順で、指示操作された処理を指示操作された順番に実行し、その処理が行われる毎に処理された医用画像又はレポート情報を用いて構成した読影画面を生成して表示部43に表示させる。
操作部42は、キーボードやマウス、表示部43と一体に構成されるタッチパネル等を備えて構成される操作手段であり、これらキーボードやマウスによる操作や、タッチパネルにおける操作に対応する操作信号を制御部41に出力する。
表示部43は、LCD(Liquid Crystal Display)等から構成される表示手段であり、読影画面、レポート作成画面、制御部41による処理結果等の各種画面データを表示する。
通信部44は、ネットワークインターフェイスカード(以下、NIC;Network Interface Cardという)やモデム等の通信用インターフェイスを備えて構成され、通信ネットワークN上の外部機器と相互に情報の送受信を行う。例えば、通信部44は、画像DB30にアクセスし、読影対象の医用画像のデータを受信したり、読影端末40において作成されたレポート情報をサーバ20に送信する。
RAM45は、制御部45によって実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部46は、システムプログラムの他、学習モード処理プログラム、トレース処理プログラム、自動モード処理プログラム及び各プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
また、記憶部46は、トレースパターンテーブル461、標準パターンテーブル462を記憶する記憶手段である。
トレースパターンテーブル461は、トレース処理においてサンプルされた操作パターンを読影医毎に記憶するためのテーブルである。トレースパターンテーブル461には、図3に示すように、一連の操作を行った読影医のユーザ情報に対応付けて操作パターン情報が記憶されている。ユーザ情報としては、読影医の氏名、属性の情報等が含まれる。図3の例では、読影医“A”は“内科”に所属していることを示す。また、操作パターン情報には、指示操作がなされた順番を示す操作順、読影開始からの指示操作がなされるまでの経過時間、その操作内容の情報等が含まれる。図3の例では、読影医“A”の読影時には、最初に現在のX線シングル画像を画面全体に表示するよう指示され、その3分後にROI(関心領域)拡大の表示処理が指示操作されたことになる。
なお、医用画像の画像種類について、以下の説明では、“現在”とは今回の検査撮影で得られた医用画像を示し、“過去”とは過去行われた検査撮影で得られた医用画像を示す。また、“X線”とはCR装置で撮影された医用画像を、“CT”とはCT装置で撮影された医用画像を、“MRI”とはMRI装置で撮影された医用画像を示す。さらに、“シングル”は所定の表示領域内に医用画像が1コマだけ表示される表示形式を示し、“マルチ”は複数コマ表示される表示形式を示す。例えば、現在のCTマルチ画像とは、今回の検査撮影でCT装置により得られた医用画像であり、複数コマで表示される医用画像であることを示す。
一方、標準パターンテーブル462は、トレースパターン461に記憶された複数の操作パターンを読影医毎に統計して標準パターンとして設定された操作パターンを記憶するためのものである。よって、標準パターンテーブル462のデータ構成は、トレースパターンテーブル461にと同様であるので、ここではその図示及び詳細な説明は省略する。つまり、トレースパターンテーブル461では、一の読影医に対して複数の操作パターンが記憶されているが、標準パターンテーブル462では、一の操作パターンのみが記憶されている。
次に、本実施の形態における読影端末40の動作を説明する。
読影時には、読影端末40では、ユーザが逐一操作を行うことにより画面表示が行われる通常モードと、読影時の操作パターンをサンプルし、その操作手順を学習する学習モードと、学習の結果、設定された標準パターンに従って読影画面を自動表示する自動モードの各読影モードを選択設定することができる。まず、学習モードが設定された際の読影端末40の動作を説明後、自動モードが設定された際の読影端末40の動作について説明する。
図4は、学習モード時に実行される学習モード処理を説明するフローチャートである。
図4に示す学習モード処理では、まず読影端末40へのログイン時に入力されたユーザ情報と、予め読影端末40に登録されている各読影医のユーザ情報とが照合され、当該照合結果に基づいて読影医の特定が行われる(ステップS1)。読影医が特定されると、ステップS2のトレース処理に移行する。
トレース処理について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
図5に示すトレース処理では、まず読影対象の患者を選択するための患者リスト画面が表示部43に表示される(ステップS21)。そして、この患者リスト画面において選択操作された患者の現在の医用画像、或いは過去に撮影された医用画像及び過去レポート情報が画像DB30から読み出され、これらの現在又は過去の医用画像又はレポート情報が初期設定の表示形式で配置構成された読影画面が生成され、表示部43に表示される(ステップS22)。
読影医は、表示された読影画面において、操作部42を介して各種処理実行の指示操作が可能である。例えば、表示された医用画像の画像種類(CT画像、MRI画像等の撮影方法の種類や、現在、過去の経時変化による種類等)を変更する、表示領域の分割数を変更する等の各種表示処理を指示を操作することもできるし、表示された医用画像に対し、拡大/縮小処理、階調変換処理、鮮鋭性強調処理等の画像処理を指示操作することもできる。
読影端末40では、読影画面において操作部42を介して指示操作がなされたか否かが判別される(ステップS23)。読影画面において読影医により何れかの処理実行の指示操作がなされた場合(ステップS23;Y)、読影画面において表示されていた医用画像及びレポート情報に対して、その指示操作に応じた表示処理又は画像処理が実行され、処理された医用画像及びレポート情報から構成した読影画面が新たに生成される。そして、表示部43に表示されていた読影画面から新規に生成された読影画面に切替表示されると(ステップS24)、なされた指示操作の操作順、読影を開始してから指示操作がなされるまでの経過時間、操作内容等の操作履歴がステップS1で特定された読影医のユーザ情報と対応付けて操作パターンテーブル461に記憶され(ステップS25)、ステップS26の処理に移行する。一方、指示操作がなされていない場合(ステップS23;N)、上記ステップS24、S25の処理を省略してステップS26の処理に移行する。
ステップS26では、読影画面における読影が終了し、レポート作成の指示操作がなされたか否かが判別される。レポート作成の指示操作がなされておらず、読影を終了しない場合(ステップS26;N)、ステップS23の処理に戻り、切替表示された読影画面における操作履歴の記憶を繰り返す。
図6に、操作履歴例を示す。
図6に示すように、現在のX線シングル画像が画面全体に配置された読影画面d11が表示されて読影が開始され、読影開始から3分後にROIの拡大表示処理の指示操作がなされた場合、その指示操作に応じてX線シングル画像に対して拡大表示処理が実行され、読影画面d12に切替表示される。このとき、図3の操作パターンテーブル461のデータ構成例で示すように、操作順“2”の経過時間の項目に“3”(分)の情報が記憶され、操作内容の項目に“ROI拡大”の情報が記憶される。次いで、過去のCTマルチ画像と過去レポート情報を2分割表示する表示処理が指示操作されると、当該表示処理が実行された読影画面d13が切替表示されるとともに、操作パターンテーブル461において操作順“3”の項目にその操作履歴が記憶される。次いで、読影画面d13においてCTマルチ画像の8コマ表示を2コマ表示に変更する表示処理が指示操作されると、当該表示処理が実行された読影画面d14に切替表示され、その操作履歴の情報が操作パターンテーブル461に記憶される。
一方、レポート作成の指示操作がなされ、読影を終了する場合(ステップS26;Y)、表示部43にレポート作成画面が表示される(ステップS27)。読影医は、当該レポート作成画面において診断結果等を入力することによりレポートを作成することができる。
読影端末40では、レポート作成画面が表示されると、図4に示すステップS3の処理に移行する。
ステップS3では、トレースパターンテーブル461に記憶された読影医の操作パターンのサンプル数は所定数に達したか否かが判別される(ステップS3)。なお、この所定数は適宜設定可能であるとする。所定数に達していない場合(ステップS3;N)、ステップS4及びS5の処理を省略して本処理を終了し、所定数に達した場合(ステップS3;Y)、トレースパターンテーブル461に基づいて、各操作パターンが統計され、最も使用頻度の多い操作パターンが求められる(ステップS4)。所定数を最多頻度の操作パターンが求められると、当該操作パターンが標準パターンとして操作パターンテーブル462に記憶され(ステップS5)、本処理を終了する。
次に、図7を参照して、自動モード時に実行される自動モード処理を説明する。なお、説明の前提として、先に患者リスト画面が表示され、この患者リスト画面において読影対象の患者が選択されていることとする。
図7に示す自動モード処理では、まず標準パターンテーブル462から標準パターン情報が読み出され(ステップS101)、当該標準パターン情報に基づいて読影に必要な医用画像及びレポート情報が判別されて、画像DB30から読み出される(ステップS102)。
次いで、操作順を示すパラメータnが初期値であるn=1に設定される(ステップS103)。そして、読み出された医用画像又はレポート情報に対し、標準パターン情報において設定されている操作順nの操作内容に応じた処理が実行され(ステップS104)、当該処理された医用画像又はレポート情報から構成された読影画面が生成されて表示部43に表示される(ステップS105)。
次いで、標準パターン情報で設定されている全ての操作履歴に従って操作が終了したか否かが判別され(ステップS106)、全操作が終了していない場合は(ステップS106;N)、操作順nが+1だけインクリメントされて設定され(ステップS107)、ステップS104の処理に戻って、次の操作順n+1の指示操作に応じた読影画面の表示が繰り返される。つまり、標準パターンで示される操作手順と同じ手順で操作されたように読影画面の切替表示が自動的に行われる。例えば、標準パターンにおける操作手順が、(操作順1)現在のX線シングル画像の表示処理、(操作順2)ROI拡大処理、(操作順3)過去のCTマルチ(8分割)画像、過去レポート情報の2分割表示処理、(操作順4)過去のCTマルチ画像の表示コマ数を8から2に変更する表示処理、であった場合、操作順1〜4の順番でそれぞれの経過時間に達すると、各指示操作に応じた表示処理又は画像処理が実行され、図6に示すように、読影画面d11、d12、d13、d14の順に、読影画面が切替表示される。
一方、全ての操作が終了した場合(ステップS106;Y)、通常モードに切り替えられて(ステップS108)、本処理を終了する。読影医は、自動モードで自動的に表示された各読影画面において気になる画像等があれば、通常モードにおいて再度読影を開始することができる。通常モードでは、逐一表示操作を行うので気になる表示画面のみを表示させるようにすればよい。
以上のように、学習モード時には、読影時における各読影画面の操作履歴から操作パターンをサンプルし、最も使用頻度が高い操作パターンを標準パターンとして設定する。そして、自動モード時には標準パターンによる操作手順に従って医用画像又はレポート情報に対して表示処理又は画像処理を実行し、処理された医用画像又はレポート情報により構成された読影画面を切替表示するので、一連の読影画面の表示を自動化することができる。読影医は、自動的に切替表示される読影画面を観察するのみで操作は不要であるため、読影医の読影操作の負担を軽減させることができる。
また、標準パターンとして各読影医の最も使用頻度が高い操作パターンを設定するので、読影医毎に最も読影し易い操作パターンで読影画面が自動表示されるよう、カスタマイズすることができる。
なお、本実施形態では、読影医毎に標準パターンを求める例を説明したが、例えば診療科単位、病院単位等、複数の読影医が属するグループ毎に操作パターンをサンプルして、グループ毎の標準パターンを求めることとしてもよい。これにより、グループ単位で操作パターンを標準化することができ、読影時の操作手順を統一することができる。また、熟練した読影医の操作パターンを標準パターンとして設定することにより、経験が浅い読影医であっても、熟練した読影医の読影手順と同様に読影を行うことができ、全体的な作業効率及び診断レベルの向上を図ることができる。
また、診断対象とする部位毎(例えば、胸、頭、乳房等)、或いは医用画像の画像種類(例えば、X線画像、CT画像、MRI画像等)毎に標準パターンを求めることとしてもよい。読影は、専門とする部位や画像種類毎に行われることも多く、このように部位毎や画像種類毎に操作パターンを標準化することにより、実際の運用に適宜対応することができる。
また、上記実施例では、複数の操作パターンをサンプルし、統計することにより、標準パターンを求めていたが、統計をとらずに、目標とする操作手順の操作パターンを1回だけサンプルしてその操作パターンをそのまま標準パターンとして設定することとしてもよい。さらに、複数の操作パターンをサンプルして候補パターン情報として記憶し、次の読影時には候補パターンのうち、使用する操作パターンを読影医に選択させることとしてもよい。これにより、診断目的やその日の好み等に応じて使用する操作パターンを切り替えることができ、より柔軟なカスタマイズを行うことができる。
さらに、標準パターンにおける操作手順を示すリストを表示可能とし、当該リストにおいて操作手順を追加、削除又は変更できることとしてもよい。これにより、より読影医の好みや読影状況に応じたカスタマイズを行うことができる。
本実施の形態における医用画像管理システム100のシステム構成を示す図である。 読影端末40の内部構成を示す図である。 トレースパターンテーブル461又は標準パターンテーブル462のデータ構成例を示す図である。 読影端末40により実行される学習モード処理を説明するためのフローチャートを示す図である。 学習モード処理時に実行されるトレース処理を説明するためのフローチャートである。 自動モード時の表示画面の遷移例を示す図である。 読影端末40により実行される自動モード処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 医用画像管理システム
10 モダリティ
20 サーバ
30 画像DB
40 読影端末
41 制御部
42 操作部
43 表示部
44 通信部
45 RAM
46 記憶部
461 トレースパターンテーブル
462 標準パターンテーブル
50 フィルム出力装置
200 HIS

Claims (3)

  1. 読影時に、医用画像及び診断に関するレポート情報から構成される読影画面を表示する表示手段と、
    前記読影画面上に表示された医用画像及びレポート情報に対する処理実行をユーザが指示操作するための操作手段と、
    前記操作手段による操作履歴から前記読影画面の一連の表示過程における操作手順を操作パターン情報として記憶する記憶手段と、
    前記記憶された操作パターン情報に従って、各指示操作に応じた処理を指示操作された順番に実行し、当該処理が実行される毎に処理された医用画像及びレポート情報から構成した読影画面を生成して順次切替表示させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする医用画像表示装置。
  2. 前記記憶手段は、前記操作手段を介して一連の表示操作を行ったユーザ毎に操作パターン情報を記憶し、
    前記制御手段は、読影時に前記操作手段を介して入力されたユーザ情報に対応するユーザの操作パターン情報に従って、前記読影画面を切替表示させることを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示装置。
  3. 前記記憶手段は、複数の操作パターン情報を記憶し、
    前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された複数の操作パターン情報に基づいて操作手順を統計し、最も使用頻度の高い操作手順を標準パターン情報として前記記憶手段に記憶させ、読影時にはその標準パターン情報に従って前記読影画面を切替表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の医用画像表示装置。
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