JP2004073421A - 医用画像管理装置、医用画像管理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】医用画像とオーダ情報との適切な対応関係を容易に設定する。
【解決手段】CPU10は、置換処理において、患者IDを元にオーダ情報を読み出して設定画面121を表示させてオーダ情報の一覧をその登録順に表示し、リーダ20aから医用画像1を入力されると、対応テーブル151においてその医用画像1と先頭に登録されているオーダ情報1とを対応付けて記憶させ、設定画面122を表示してオーダ情報1と医用画像1と対応付けて表示する。設定画面122においてNGボタン122bを押下され、選択画面123において置換ボタン123aを押下されると、オーダ情報の一覧を表示した一覧画面124を表示する。置換候補のオーダ情報2を選択されると、医用画像1と対応付けられているオーダ情報1をオーダ情報2に置換して対応テーブル151に記憶させ、設定画面125を表示させて医用画像1とオーダ情報2とを対応付けて表示する。
【選択図】 図2
【解決手段】CPU10は、置換処理において、患者IDを元にオーダ情報を読み出して設定画面121を表示させてオーダ情報の一覧をその登録順に表示し、リーダ20aから医用画像1を入力されると、対応テーブル151においてその医用画像1と先頭に登録されているオーダ情報1とを対応付けて記憶させ、設定画面122を表示してオーダ情報1と医用画像1と対応付けて表示する。設定画面122においてNGボタン122bを押下され、選択画面123において置換ボタン123aを押下されると、オーダ情報の一覧を表示した一覧画面124を表示する。置換候補のオーダ情報2を選択されると、医用画像1と対応付けられているオーダ情報1をオーダ情報2に置換して対応テーブル151に記憶させ、設定画面125を表示させて医用画像1とオーダ情報2とを対応付けて表示する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医用画像管理装置、医用画像管理方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
医療の分野においては、例えばCT(Computed Tomography)装置やCR(Computed Radiography)、MRI(核磁気共鳴)装置等により被検体である患者を撮影し、その医用画像をデジタル画像として取得する医用画像撮影システムが開発されている。
【0003】
具体的には、支持体上に輝尽性蛍光体層を形成した蛍光体プレートを使用するものであり、その蛍光体層に被検体を透過した放射線を吸収させ、被検体各部の放射線透過度に対応する放射線エネルギーを蓄積させて潜像を形成して撮影を行う。その後、この蛍光体層をレーザ光等の励起光で走査することによって放射線エネルギーを蛍光として放射させ、その蛍光を光電変換することにより医用画像信号を読み取るものである。
【0004】
この輝尽性蛍光体を利用した医用画像撮影システムは、蛍光体プレートを、画像の読み取りを行う医用画像読取装置(以下、リーダと記載)に内蔵した専用タイプと、蛍光体プレートを専用のケースに収納した持ち運び可能なカセッテにより撮影を行い、その後カセッテ専用のリーダで画像の読み取りを行うカセッテタイプと、に大きく分類される。
【0005】
上記医用画像撮影システムでは、リーダはコントローラにより制御されており、コントローラがリーダにより読み取られた医用画像を管理するとともに、HIS(病院情報システム)やRIS(放射線科情報システム)等の病院内や放射線科内の情報を管理する情報システムから所定期間分の撮影のオーダ情報を受信して管理している。撮影技師は、このオーダ情報に従って所定の患者の、所定の部位に対して撮影を実行し、その撮影された医用画像の読み取り時にコントローラを操作して医用画像とオーダ情報との対応関係を設定している。
【0006】
この対応関係を設定する際には、コントローラには図10に示すような設定画面が表示され、1人の患者に対して登録されているオーダ情報が左側から登録順に一覧表示される。
そして、対応関係の設定方法としては、以下の二通りが実施されている。
(1)設定画面において、操作者によりオーダ情報を選択された順序と、リーダにカセッテを投入し、画像データを読み取った順序とで対応関係を設定する。(2)設定画面において、オーダ情報が登録されている順序(設定画面で左側のオーダ情報を先頭とした順序)と、リーダにカセッテを投入し、画像データを読み取った順序とで対応関係を設定する。
【0007】
対応関係が設定されると、設定画面においてオーダ情報の上部にそのオーダ情報に対応付けられた医用画像のプレビューが表示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カセッテタイプによる撮影では、撮影した医用画像の潜像がどのカセッテに形成されているのかは撮影技師の記憶による曖昧なものであるため、医用画像とカセッテとの対応関係を忘れたり、間違えて記憶してしまい、医用画像の読み取り時に誤った対応関係で医用画像とオーダ情報とを対応付けてしまう場合があった。例えば図10に示すように、オーダ情報は撮影条件が「頭蓋骨−側面」であるにも関わらず、対応付けられた医用画像は頭蓋骨の正面から撮影された画像であり、誤った対応関係となっている。
【0009】
従来は、このような問題に対応するために、図10に示した設定画面において条件修正ボタンWを設け、この条件修正ボタンWを押下することにより、図11に示す修正画面に遷移してオーダ情報に登録されている撮影条件を修正可能な構成とし、誤って対応付けたオーダ情報の撮影条件を適切な条件に修正することが行われていた。例えば上述した例では、この修正画面において「頭蓋骨」の「正面」を選択することで、対応付けられた医用画像に応じた撮影条件に修正することができる。
【0010】
しかしながら、この方法ではコントローラにおいて管理されているオーダ情報の一部を変更しているのみであり、撮影条件以外の情報までを修正することができない。従って、RISや医用画像を管理する管理サーバ等で登録されて管理されているオーダ情報と対応がとれなくなってしまうため、適切な医用画像管理を行うことができない。
【0011】
また、撮影条件等の一部のオーダ情報を修正する場合、誤って医用画像に対応付けてしまったオーダ情報と、本来対応付けるべきオーダ情報との両方について逐次適切な撮影条件を選択しながら修正を行わなければいけないため、非常に煩雑な作業が伴うこととなっていた。
【0012】
本発明の課題は、医用画像とオーダ情報との適切な対応関係を容易に設定することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、
患者を撮影した医用画像及び撮影のオーダ情報を管理する医用画像管理装置において、
医用画像と、第1のオーダ情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記第1のオーダ情報を、指示に応じて第2のオーダ情報に置換する置換手段と、
前記医用画像と、前記置換手段により置換された第2のオーダ情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
を備えることを特徴としている。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の医用画像管理装置において、
前記オーダ情報は、患者に関する患者情報、撮影に関する撮影情報、医用画像の画像処理条件及び出力条件のうち、少なくとも1つを含むことを特徴としている。
【0015】
請求項4に記載の発明は、
患者を撮影した医用画像及び撮影のオーダ情報を管理する医用画像管理方法において、
医用画像と、第1のオーダ情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる工程と、前記第1のオーダ情報を、指示に応じて第2のオーダ情報に置換する工程と、前記医用画像と、前記第2のオーダ情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる工程と、
を含むことを特徴としている。
【0016】
請求項5に記載の発明は、
患者を撮影した医用画像及び撮影のオーダ情報を管理するコンピュータに、
医用画像と、第1のオーダ情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる機能と、前記第1のオーダ情報を、指示に応じて第2のオーダ情報に置換させる機能と、
前記医用画像と、前記第2のオーダ情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる機能と、
を実現させるためのプログラムであることを特徴としている。
【0017】
この請求項1、3、4、5に記載の発明によれば、指示に応じて、医用画像に対応付けた第1のオーダ情報を、第2のオーダ情報に置換して新たに対応付けるので、誤った対応関係で医用画像とオーダ情報を対応付けてしまった場合でも、適切な対応関係を容易に再設定することができる。また、各種情報を含むオーダ情報ごと置換することができ、効率的な医用画像管理を行うことができる。
【0018】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の医用画像管理装置において、
前記第2のオーダ情報を選択する選択手段を備えることを特徴としている。
【0019】
この請求項2に記載の発明によれば、置換して新たに対応付けをしたい第2のオーダ情報を選択することができ、操作者の意図に応じた対応関係を設定することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態における医用画像撮影システム100の全体構成を示す概念図である。
図1において、医用画像撮影システム100は、コントローラ1と、カセッテ型リーダ20aと、RIS40と、がネットワークNを介して相互にデータの送受信が可能に接続されている。本実施の形態では、コントローラ1を本発明の請求項に記載した医用画像管理装置として適用した例を説明する。
【0021】
RIS(放射線科情報システム)40は、放射線科内の情報を管理する情報システムであり、医師から操作入力された撮影のオーダ情報を登録して管理し、ネットワークを介して接続されたコントローラ1に該当するオーダ情報を送信する。なお、本実施の形態では、オーダ情報を配信するシステムとしてRIS40を適用して説明するが、HISやオーダ情報を受け付ける予約端末等であってもよい。
【0022】
カセッテ型リーダ20aは、カセッテ21に記録された医用画像を読み取るカセッテ専用の医用画像読取装置である。カセッテ型リーダ20aは、レーザ光等の励起光発生器や光電変換素子、A/D変換器等から構成され、コントローラ1からの指示に従って、カセッテ21に内蔵される蛍光体プレート22に励起光を照射して走査し、蛍光体プレート22から放射された蛍光を光電変換して画像信号を生成する。そして生成された画像信号をデジタル画像データに変換してコントローラ1に出力する。
【0023】
ネットワークNは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、インターネット等の様々な回線形態を適用することが可能である。
【0024】
本実施の形態では、1台のコントローラ1、1台のカセッテ型リーダ20aがネットワークNに接続されていることとして説明するが、その台数は特に限定しない。また、カセッテ型リーダ20aの他に、専用タイプのリーダである立位型リーダ、臥位型リーダ等の各種リーダをネットワークNに接続し、コントローラ1がこれら複数のリーダを制御することとしてもよい。
【0025】
次に、図2のブロック図を参照して図1のコントローラ1の機能的構成について詳細に説明する。
図2において、コントローラ1は、CPU10、入力部11、表示部12、通信制御部13、RAM14、記憶部15から構成され、各部はバス17により接続されている。
【0026】
CPU(Central Processing Unit)10は、記憶部15に格納されているシステムプログラムや各種制御プログラムを読み出してRAM14に展開し、該プログラムに従って各部の動作を集中制御する。また、CPU10は、RAM14に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM14に格納するとともに表示部12に表示させる。そして、RAM14に格納した処理結果を記憶部15の所定の保存先に保存させる。
【0027】
具体的には、CPU10は後述する置換処理を実行する。
CPU10は、置換処理において、まず患者IDを入力部11から入力されて患者受付すると、患者IDを元にオーダ情報を読み出して医用画像とオーダ情報との対応関係を設定する設定画面121(図5参照)を表示部12に表示させてオーダ情報の一覧をその登録順に表示する。次いで、リーダ20aから例えば医用画像1を入力されると、対応付けるオーダ情報が選択されている場合はその選択されているオーダ情報と、選択されていない場合は先頭に登録されているオーダ情報と、医用画像1とを対応付ける。ここでオーダ情報1と医用画像1とが対応付けられたとすると、記憶部15の対応テーブル151においてその医用画像1とオーダ情報1との対応関係を記憶させ、設定画面122(図6参照)を表示してオーダ情報1と医用画像1と対応付けて表示する。次いで、設定画面122においてNGボタン122bを押下されると選択画面123(図7参照)を表示し、この選択画面123において置換ボタン123aを押下されると、置換候補のオーダ情報の一覧を表示した一覧画面124(図8参照)を表示する。ここで、置換候補のオーダ情報2を選択されると、医用画像1と対応付けられているオーダ情報1をオーダ情報2に置換して対応テーブル151に記憶させ、設定画面125(図9参照)を表示させて医用画像1とオーダ情報2とを対応付けて表示する。
【0028】
すなわち、CPU10は、本発明の請求項に記載した医用画像管理装置の置換手段、記憶制御手段としての機能を有する。
【0029】
入力部11は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードを含み、このキーボードで押下されたキーに対応する押下信号をCPU10に出力する。なお、入力部11は、必要に応じてマウス、タッチパネル等のポインティングディバイス、その他の操作入力装置を備えることとしてもよい。
【0030】
また、入力部11は、後述する置換処理において表示される一覧画面124(図8参照)において、置換して新たに対応付けたいオーダ情報を選択するためのオーダアイコン121dを有する。すなわち、入力部11は、本発明の請求項に記載した医用画像管理装置の選択手段としての機能を有する。
【0031】
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等からなる表示画面を有し、CPU10から入力される表示信号の指示に従って、入力部11からの入力指示や通信制御部13により入力されたオーダ情報、医用画像等の各種情報やデータを表示画面上に表示する。具体的には、後述する置換処理において、図5に示す設定画面121や図8に示す一覧画面124等を表示する。
【0032】
通信制御部13は、ネットワークインターフェイスカード、モデム、ターミナルアダプタ等によって構成され、ネットワークN上の外部機器との通信を制御する。通信制御部13は、ネットワークNを介してRIS40からオーダ情報を受信すると、CPU10の指示に従って該オーダ情報を記憶部15に出力する。
【0033】
また、通信制御部13は、ネットワークNを介して接続されるカセッテ型リーダ20aから医用画像を入力されると、入力された医用画像を記憶部15に出力する。
【0034】
RAM(Random Access Memory)14は、CPU10によって実行される各種プログラムやこれら各種プログラムによって処理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
【0035】
記憶部15は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体若しくは半導体メモリで構成されている。この記録媒体は記憶部15に固定的に設けられるもの若しくは着脱自在に装着するものであり、この記録媒体には、システムプログラム、当該システムプログラムに対応する各種制御プログラム及び各種制御プログラムで処理されたデータ等を記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読取可能なプログラムコードの形態で格納されており、CPU10は当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0036】
また、記憶部15は、更新可能なファイル形式でオーダ情報管理ファイル(図示せず)を格納し、通信制御部13から入力されたオーダ情報をこのオーダ情報管理ファイルに格納する。詳細には、オーダ情報管理ファイルは、撮影予定日順等、所定の順番で登録してオーダ番号を付して管理し、オーダ情報に含まれる各種情報、例えば患者に関する患者情報、撮影に関する撮影情報、医用画像の画像処理条件及び出力条件等を項目毎に格納する。なお、患者情報は、例えば撮影する患者の氏名、患者ID、性別、所属科、担当医名等の患者情報や、感染症等を警告する医療警告、薬物アレルギー、妊娠の有無、追加病歴、車椅子や担架等の特別な介護の必要性、臨床診断名、守秘事項等の患者に関する重要な患者情報等を含むものとする。また、撮影情報は、例えば撮影する際の撮影条件(撮影部位、撮影方向)、撮影方法(例えば単純撮影、造影撮影)、撮影予定日、撮影装置、リーダ等を含む。
【0037】
そして、医用画像に画像処理を施す際の画像処理条件は、画像の鮮鋭度を調整する周波数処理、適切なコントラストに画像変換する階調処理、ダイナミックレンジの広い画像を被写体の細部のコントラストを低下させることなく見やすい濃度範囲に収めるためのダイナミックレンジ圧縮処理、画像データを所定の圧縮化方式で圧縮する圧縮処理等の画像処理時の画像処理条件を含む。また、医用画像を出力する際の出力条件は、例えば表示出力の場合は画像の反転、回転、明度、コントラスト等の出力条件を、フィルム出力の場合はフィルムサイズ等の出力条件を含む。
【0038】
また、記憶部15は、画像データベース(図示せず)を有し、CPU10の指示に従って、入力された医用画像をこの画像データベースに格納する。
さらに、記憶部15は対応テーブル151を格納する。対応テーブル151は、図3にそのデータ格納例を示すように、オーダ情報と医用画像との対応関係を記憶しており、例えばオーダ番号「1」である「オーダ情報1」と「医用画像2」とを対応付けていることを記憶している。すなわち、記憶部15は、本発明の請求項に記載した医用画像管理装置の記憶手段としての機能を有する。
【0039】
次に、図4〜図9を参照して、本実施の形態の動作を説明する。
以下に記述する処理を実行するためのプログラムはコンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部15に格納されており、CPU10は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0040】
図4は、CPU10によって実行される置換処理を説明するためのフローチャートである。
図4において、CPU10は、まず撮影技師等の操作者から入力部11により患者IDの入力を受けると(ステップS1)、入力された患者IDを元に該当するオーダ情報を記憶部15から読み出して患者受付を行う。そしてそのオーダ情報を一覧表示した、図5に示すような設定画面121を表示部12に表示させる(ステップS2)。
【0041】
図5に示す設定画面121において、CPU10は、読み出したオーダ情報に基づいて画面上部に患者ID、患者氏名、性別、生年月日の患者情報を表示し、その右側にそれらの患者情報を修正する修正画面に遷移する患者修正ボタン121aを表示する。また、患者修正ボタン121aの下部には、オーダ情報に含まれる撮影条件を修正する修正画面に遷移する条件修正ボタン121bを表示する。
【0042】
また、画面中央にはオーダアイコン121dにより患者のオーダ情報の一覧を表示し、左側を先頭としてオーダ番号順、つまり登録順に表示する。オーダアイコン121d上には簡単な図形や文字列でオーダ情報に含まれる撮影条件や出力条件等を表示し、撮影技師が容易にオーダ情報の登録内容を把握できるように表示制御する。例えば「頭蓋骨−正面」の表示により撮影部位、撮影方向の撮影条件を示し、「A」の表示によりフィルム出力の際のフォーマット(例えば「A」で1画像1コマ出力、「AA」で1画像処理違いの2コマ出力、「AB」で2画像2コマ出力)の出力条件を示す。また、各オーダアイコン121dの上部にはそのオーダ情報に対応付けられた医用画像を表示する画像表示領域を設ける。
【0043】
そして、撮影技師によりカセッテ21を用いて患者の撮影が行われ、撮影された医用画像の潜像を形成したカセッテ21がカセッテ型リーダ20aに投入されて、医用画像の読み取りを指示されたとする。
【0044】
CPU10は、撮影技師から医用画像の読み取りを指示されると、カセッテ型リーダ20aを制御してカセッテ21の医用画像の読み取りを実行させて、読み取られた医用画像を通信制御部13によりコントローラ1に入力する(ステップS3)。
【0045】
次いで、CPU10は、設定画面121において、オーダアイコン121dが押下され、医用画像と対応付けるオーダ情報として選択されているオーダ情報があるか否かを判別し(ステップS4)、選択されているオーダ情報が有る場合は、選択されているオーダ情報と入力された医用画像とを対応付けて、その対応関係を対応テーブル151に記憶する(ステップS5)。
【0046】
一方、選択されているオーダ情報が無い場合には、先頭に登録されているオーダ情報、つまり設定画面121において一番左側に表示されているオーダ情報と入力された医用画像とを対応付けて、その対応関係を対応テーブル151に記憶する(ステップS6)。
【0047】
例えば医用画像1とオーダ番号1であるオーダ情報1とを対応付けたとすると、CPU10は、図6に示す設定画面122を表示し、その対応付けた医用画像1の縮小画像を、オーダ番号1のオーダアイコン121d上部の画像表示領域に表示する。また、CPU10は、設定画面122において、対応付けを行ったオーダ番号1のオーダアイコン121dの下部に、その対応付けを承認するOKボタン122aと、その対応付けを承認しないNGボタン122bと、を表示させる。
【0048】
次いで、CPU10は、NGボタン122bが押下されたか否かを判別し(ステップS7)、NGボタン122bを押下されずOKボタン122aが押下された場合は置換処理を終了し、NGボタン122bが押下された場合は図7に示す選択画面123を表示させる(ステップS8)。
【0049】
図7に示す選択画面123において、CPU10は現在医用画像1に対応付けられているオーダ情報1の置換を指示する置換ボタン123aと、その医用画像を破棄するか否か(YESかNOか)を選択する選択ボタン123bを表示する。
【0050】
CPU10は置換ボタン123aが押下されたか否かを判別し(ステップS9)、置換ボタン123aではなく選択ボタン123bが押下された場合は置換処理を終了して選択ボタン123aの押下に応じた処理に移行し、置換ボタン123aが押下された場合は、図8に示す一覧画面124を表示する(ステップS10)。
【0051】
図8に示す一覧画面124において、CPU10はカセッテ型リーダ20aが登録されているオーダ情報のうち置換候補となるオーダ情報一覧表示する、つまり設定画面121で表示したオーダ番号2のオーダアイコン121dを表示し、置換して新たに対応付けをしたいオーダ情報をオーダアイコン121dにより選択するようメッセージを表示して、撮影技師による入力部11からの選択指示を待機する(ステップS11)。
【0052】
CPU10は、オーダアイコン121dが押下され、置換するオーダ情報としてオーダ番号2のオーダ情報2が選択されると、対応テーブル151において医用画像1に対応付けられているオーダ情報1を、選択されたオーダ情報2に置換し、医用画像1とオーダ情報2とを対応付けて記憶させる(ステップS12)。そして、CPU10は、図9に示す設定画面125を表示し、オーダ情報1と対応付けて表示していた医用画像1を、置換により新たに対応付けられたオーダ情報2の画像表示領域に移動させて表示し、置換処理を終了する。
【0053】
以上のようにして、医用画像とオーダ情報との対応付けを誤った場合でも、置換して新たに対応付けたいオーダ情報を選択し、医用画像に誤って対応付けられたオーダ情報と、選択されたオーダ情報とを置換して新たに対応付けて記憶するので、オーダ情報に含まれる撮影条件等の一部の情報を逐次修正する煩瑣な作業を行うことなく、容易に適切な医用画像とオーダ情報の対応関係を再設定することができる。また、各種情報を含むオーダ情報ごと置換するので、オーダ情報の一部の情報のみを修正することにより画像管理サーバ等に登録されているオーダ情報と対応がとれなくなってしまう等の問題を回避することができ、効率的な医用画像管理を行うことができる。
【0054】
また、置換の操作指示は、置換ボタン123aにより置換候補のオーダ情報がオーダアイコン121dにより一覧表示された一覧画面124に移行し、オーダアイコン121dにより置換するオーダ情報を選択するので、容易に置換操作を行うことができ、操作性が向上する。
【0055】
なお、本実施の形態では、カセッテ型リーダ20aと接続されるコントローラ1が医用画像とオーダ情報との対応付けを行い、置換処理を実行することとして説明したが、特にコントローラ1には限定せず、例えば画像を管理する画像管理サーバが置換を行うこととしてもよい。
【0056】
また、本実施の形態では、ネットワークNを介してカセッテ型リーダ20aと接続し、医用画像を入力するとして説明したが、これに限らず、SCSI等の各種インターフェイス規格を適用したケーブルによりカセッテ型リーダ20aと接続されることとしてもよい。
【0057】
また、設定画面1212において医用画像とオーダ情報との対応関係を設定する際に、ユーザに選択されているオーダ情報が有る場合は選択された順に、選択されているオーダ情報が無い場合は登録順に、リーダ20aから入力された医用画像と対応付ける2通りの設定方法を利用できることとしたが、これに限らず、どちらか一方の設定方法に固定しておくこととしてもよい。
【0058】
その他、本実施の形態におけるコントローラ1の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0059】
【発明の効果】
請求項1、3、4、5に記載の発明によれば、指示に応じて、医用画像に対応付けた第1のオーダ情報を、第2のオーダ情報に置換して新たに対応付けるので、誤った対応関係で医用画像とオーダ情報を対応付けてしまった場合でも、適切な対応関係を容易に再設定することができる。また、各種情報を含むオーダ情報ごと置換することができ、効率的な医用画像管理を行うことができる。
【0060】
請求項2に記載の発明によれば、置換して新たに対応付けをしたい第2のオーダ情報を選択することができ、操作者の意図に応じた対応関係を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態の医用画像撮影システム100の全体構成を示す概念図である。
【図2】図1のコントローラ1の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】図2の記憶部15に格納される対応テーブル151のデータ格納例を示す図である。
【図4】図2のCPU10により実行される置換処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】置換処理において表示部12に表示される設定画面121を示す図である。
【図6】置換処理において表示部12に表示される設定画面122を示す図である。
【図7】置換処理において表示部12に表示される選択画面123を示す図である。
【図8】置換処理において表示部12に表示される一覧画面124を示す図である。
【図9】置換処理において表示部12に表示される設定画面125を示す図である。
【図10】医用画像とオーダ情報との対応関係を設定する従来の設定画面を示す図である。
【図11】医用画像に対応付けられたオーダ情報を修正する従来の修正画面を示す図である。
【符号の説明】
1 コントローラ
10 CPU
11 入力部
12 表示部
13 通信制御部
14 RAM
15 記憶部
151 対応テーブル
20a カセッテ型リーダ
21 カセッテ
22 蛍光体プレート
40 RIS
【発明の属する技術分野】
本発明は、医用画像管理装置、医用画像管理方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
医療の分野においては、例えばCT(Computed Tomography)装置やCR(Computed Radiography)、MRI(核磁気共鳴)装置等により被検体である患者を撮影し、その医用画像をデジタル画像として取得する医用画像撮影システムが開発されている。
【0003】
具体的には、支持体上に輝尽性蛍光体層を形成した蛍光体プレートを使用するものであり、その蛍光体層に被検体を透過した放射線を吸収させ、被検体各部の放射線透過度に対応する放射線エネルギーを蓄積させて潜像を形成して撮影を行う。その後、この蛍光体層をレーザ光等の励起光で走査することによって放射線エネルギーを蛍光として放射させ、その蛍光を光電変換することにより医用画像信号を読み取るものである。
【0004】
この輝尽性蛍光体を利用した医用画像撮影システムは、蛍光体プレートを、画像の読み取りを行う医用画像読取装置(以下、リーダと記載)に内蔵した専用タイプと、蛍光体プレートを専用のケースに収納した持ち運び可能なカセッテにより撮影を行い、その後カセッテ専用のリーダで画像の読み取りを行うカセッテタイプと、に大きく分類される。
【0005】
上記医用画像撮影システムでは、リーダはコントローラにより制御されており、コントローラがリーダにより読み取られた医用画像を管理するとともに、HIS(病院情報システム)やRIS(放射線科情報システム)等の病院内や放射線科内の情報を管理する情報システムから所定期間分の撮影のオーダ情報を受信して管理している。撮影技師は、このオーダ情報に従って所定の患者の、所定の部位に対して撮影を実行し、その撮影された医用画像の読み取り時にコントローラを操作して医用画像とオーダ情報との対応関係を設定している。
【0006】
この対応関係を設定する際には、コントローラには図10に示すような設定画面が表示され、1人の患者に対して登録されているオーダ情報が左側から登録順に一覧表示される。
そして、対応関係の設定方法としては、以下の二通りが実施されている。
(1)設定画面において、操作者によりオーダ情報を選択された順序と、リーダにカセッテを投入し、画像データを読み取った順序とで対応関係を設定する。(2)設定画面において、オーダ情報が登録されている順序(設定画面で左側のオーダ情報を先頭とした順序)と、リーダにカセッテを投入し、画像データを読み取った順序とで対応関係を設定する。
【0007】
対応関係が設定されると、設定画面においてオーダ情報の上部にそのオーダ情報に対応付けられた医用画像のプレビューが表示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カセッテタイプによる撮影では、撮影した医用画像の潜像がどのカセッテに形成されているのかは撮影技師の記憶による曖昧なものであるため、医用画像とカセッテとの対応関係を忘れたり、間違えて記憶してしまい、医用画像の読み取り時に誤った対応関係で医用画像とオーダ情報とを対応付けてしまう場合があった。例えば図10に示すように、オーダ情報は撮影条件が「頭蓋骨−側面」であるにも関わらず、対応付けられた医用画像は頭蓋骨の正面から撮影された画像であり、誤った対応関係となっている。
【0009】
従来は、このような問題に対応するために、図10に示した設定画面において条件修正ボタンWを設け、この条件修正ボタンWを押下することにより、図11に示す修正画面に遷移してオーダ情報に登録されている撮影条件を修正可能な構成とし、誤って対応付けたオーダ情報の撮影条件を適切な条件に修正することが行われていた。例えば上述した例では、この修正画面において「頭蓋骨」の「正面」を選択することで、対応付けられた医用画像に応じた撮影条件に修正することができる。
【0010】
しかしながら、この方法ではコントローラにおいて管理されているオーダ情報の一部を変更しているのみであり、撮影条件以外の情報までを修正することができない。従って、RISや医用画像を管理する管理サーバ等で登録されて管理されているオーダ情報と対応がとれなくなってしまうため、適切な医用画像管理を行うことができない。
【0011】
また、撮影条件等の一部のオーダ情報を修正する場合、誤って医用画像に対応付けてしまったオーダ情報と、本来対応付けるべきオーダ情報との両方について逐次適切な撮影条件を選択しながら修正を行わなければいけないため、非常に煩雑な作業が伴うこととなっていた。
【0012】
本発明の課題は、医用画像とオーダ情報との適切な対応関係を容易に設定することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、
患者を撮影した医用画像及び撮影のオーダ情報を管理する医用画像管理装置において、
医用画像と、第1のオーダ情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記第1のオーダ情報を、指示に応じて第2のオーダ情報に置換する置換手段と、
前記医用画像と、前記置換手段により置換された第2のオーダ情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
を備えることを特徴としている。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の医用画像管理装置において、
前記オーダ情報は、患者に関する患者情報、撮影に関する撮影情報、医用画像の画像処理条件及び出力条件のうち、少なくとも1つを含むことを特徴としている。
【0015】
請求項4に記載の発明は、
患者を撮影した医用画像及び撮影のオーダ情報を管理する医用画像管理方法において、
医用画像と、第1のオーダ情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる工程と、前記第1のオーダ情報を、指示に応じて第2のオーダ情報に置換する工程と、前記医用画像と、前記第2のオーダ情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる工程と、
を含むことを特徴としている。
【0016】
請求項5に記載の発明は、
患者を撮影した医用画像及び撮影のオーダ情報を管理するコンピュータに、
医用画像と、第1のオーダ情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる機能と、前記第1のオーダ情報を、指示に応じて第2のオーダ情報に置換させる機能と、
前記医用画像と、前記第2のオーダ情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる機能と、
を実現させるためのプログラムであることを特徴としている。
【0017】
この請求項1、3、4、5に記載の発明によれば、指示に応じて、医用画像に対応付けた第1のオーダ情報を、第2のオーダ情報に置換して新たに対応付けるので、誤った対応関係で医用画像とオーダ情報を対応付けてしまった場合でも、適切な対応関係を容易に再設定することができる。また、各種情報を含むオーダ情報ごと置換することができ、効率的な医用画像管理を行うことができる。
【0018】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の医用画像管理装置において、
前記第2のオーダ情報を選択する選択手段を備えることを特徴としている。
【0019】
この請求項2に記載の発明によれば、置換して新たに対応付けをしたい第2のオーダ情報を選択することができ、操作者の意図に応じた対応関係を設定することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態における医用画像撮影システム100の全体構成を示す概念図である。
図1において、医用画像撮影システム100は、コントローラ1と、カセッテ型リーダ20aと、RIS40と、がネットワークNを介して相互にデータの送受信が可能に接続されている。本実施の形態では、コントローラ1を本発明の請求項に記載した医用画像管理装置として適用した例を説明する。
【0021】
RIS(放射線科情報システム)40は、放射線科内の情報を管理する情報システムであり、医師から操作入力された撮影のオーダ情報を登録して管理し、ネットワークを介して接続されたコントローラ1に該当するオーダ情報を送信する。なお、本実施の形態では、オーダ情報を配信するシステムとしてRIS40を適用して説明するが、HISやオーダ情報を受け付ける予約端末等であってもよい。
【0022】
カセッテ型リーダ20aは、カセッテ21に記録された医用画像を読み取るカセッテ専用の医用画像読取装置である。カセッテ型リーダ20aは、レーザ光等の励起光発生器や光電変換素子、A/D変換器等から構成され、コントローラ1からの指示に従って、カセッテ21に内蔵される蛍光体プレート22に励起光を照射して走査し、蛍光体プレート22から放射された蛍光を光電変換して画像信号を生成する。そして生成された画像信号をデジタル画像データに変換してコントローラ1に出力する。
【0023】
ネットワークNは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、インターネット等の様々な回線形態を適用することが可能である。
【0024】
本実施の形態では、1台のコントローラ1、1台のカセッテ型リーダ20aがネットワークNに接続されていることとして説明するが、その台数は特に限定しない。また、カセッテ型リーダ20aの他に、専用タイプのリーダである立位型リーダ、臥位型リーダ等の各種リーダをネットワークNに接続し、コントローラ1がこれら複数のリーダを制御することとしてもよい。
【0025】
次に、図2のブロック図を参照して図1のコントローラ1の機能的構成について詳細に説明する。
図2において、コントローラ1は、CPU10、入力部11、表示部12、通信制御部13、RAM14、記憶部15から構成され、各部はバス17により接続されている。
【0026】
CPU(Central Processing Unit)10は、記憶部15に格納されているシステムプログラムや各種制御プログラムを読み出してRAM14に展開し、該プログラムに従って各部の動作を集中制御する。また、CPU10は、RAM14に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM14に格納するとともに表示部12に表示させる。そして、RAM14に格納した処理結果を記憶部15の所定の保存先に保存させる。
【0027】
具体的には、CPU10は後述する置換処理を実行する。
CPU10は、置換処理において、まず患者IDを入力部11から入力されて患者受付すると、患者IDを元にオーダ情報を読み出して医用画像とオーダ情報との対応関係を設定する設定画面121(図5参照)を表示部12に表示させてオーダ情報の一覧をその登録順に表示する。次いで、リーダ20aから例えば医用画像1を入力されると、対応付けるオーダ情報が選択されている場合はその選択されているオーダ情報と、選択されていない場合は先頭に登録されているオーダ情報と、医用画像1とを対応付ける。ここでオーダ情報1と医用画像1とが対応付けられたとすると、記憶部15の対応テーブル151においてその医用画像1とオーダ情報1との対応関係を記憶させ、設定画面122(図6参照)を表示してオーダ情報1と医用画像1と対応付けて表示する。次いで、設定画面122においてNGボタン122bを押下されると選択画面123(図7参照)を表示し、この選択画面123において置換ボタン123aを押下されると、置換候補のオーダ情報の一覧を表示した一覧画面124(図8参照)を表示する。ここで、置換候補のオーダ情報2を選択されると、医用画像1と対応付けられているオーダ情報1をオーダ情報2に置換して対応テーブル151に記憶させ、設定画面125(図9参照)を表示させて医用画像1とオーダ情報2とを対応付けて表示する。
【0028】
すなわち、CPU10は、本発明の請求項に記載した医用画像管理装置の置換手段、記憶制御手段としての機能を有する。
【0029】
入力部11は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードを含み、このキーボードで押下されたキーに対応する押下信号をCPU10に出力する。なお、入力部11は、必要に応じてマウス、タッチパネル等のポインティングディバイス、その他の操作入力装置を備えることとしてもよい。
【0030】
また、入力部11は、後述する置換処理において表示される一覧画面124(図8参照)において、置換して新たに対応付けたいオーダ情報を選択するためのオーダアイコン121dを有する。すなわち、入力部11は、本発明の請求項に記載した医用画像管理装置の選択手段としての機能を有する。
【0031】
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等からなる表示画面を有し、CPU10から入力される表示信号の指示に従って、入力部11からの入力指示や通信制御部13により入力されたオーダ情報、医用画像等の各種情報やデータを表示画面上に表示する。具体的には、後述する置換処理において、図5に示す設定画面121や図8に示す一覧画面124等を表示する。
【0032】
通信制御部13は、ネットワークインターフェイスカード、モデム、ターミナルアダプタ等によって構成され、ネットワークN上の外部機器との通信を制御する。通信制御部13は、ネットワークNを介してRIS40からオーダ情報を受信すると、CPU10の指示に従って該オーダ情報を記憶部15に出力する。
【0033】
また、通信制御部13は、ネットワークNを介して接続されるカセッテ型リーダ20aから医用画像を入力されると、入力された医用画像を記憶部15に出力する。
【0034】
RAM(Random Access Memory)14は、CPU10によって実行される各種プログラムやこれら各種プログラムによって処理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
【0035】
記憶部15は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体若しくは半導体メモリで構成されている。この記録媒体は記憶部15に固定的に設けられるもの若しくは着脱自在に装着するものであり、この記録媒体には、システムプログラム、当該システムプログラムに対応する各種制御プログラム及び各種制御プログラムで処理されたデータ等を記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読取可能なプログラムコードの形態で格納されており、CPU10は当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0036】
また、記憶部15は、更新可能なファイル形式でオーダ情報管理ファイル(図示せず)を格納し、通信制御部13から入力されたオーダ情報をこのオーダ情報管理ファイルに格納する。詳細には、オーダ情報管理ファイルは、撮影予定日順等、所定の順番で登録してオーダ番号を付して管理し、オーダ情報に含まれる各種情報、例えば患者に関する患者情報、撮影に関する撮影情報、医用画像の画像処理条件及び出力条件等を項目毎に格納する。なお、患者情報は、例えば撮影する患者の氏名、患者ID、性別、所属科、担当医名等の患者情報や、感染症等を警告する医療警告、薬物アレルギー、妊娠の有無、追加病歴、車椅子や担架等の特別な介護の必要性、臨床診断名、守秘事項等の患者に関する重要な患者情報等を含むものとする。また、撮影情報は、例えば撮影する際の撮影条件(撮影部位、撮影方向)、撮影方法(例えば単純撮影、造影撮影)、撮影予定日、撮影装置、リーダ等を含む。
【0037】
そして、医用画像に画像処理を施す際の画像処理条件は、画像の鮮鋭度を調整する周波数処理、適切なコントラストに画像変換する階調処理、ダイナミックレンジの広い画像を被写体の細部のコントラストを低下させることなく見やすい濃度範囲に収めるためのダイナミックレンジ圧縮処理、画像データを所定の圧縮化方式で圧縮する圧縮処理等の画像処理時の画像処理条件を含む。また、医用画像を出力する際の出力条件は、例えば表示出力の場合は画像の反転、回転、明度、コントラスト等の出力条件を、フィルム出力の場合はフィルムサイズ等の出力条件を含む。
【0038】
また、記憶部15は、画像データベース(図示せず)を有し、CPU10の指示に従って、入力された医用画像をこの画像データベースに格納する。
さらに、記憶部15は対応テーブル151を格納する。対応テーブル151は、図3にそのデータ格納例を示すように、オーダ情報と医用画像との対応関係を記憶しており、例えばオーダ番号「1」である「オーダ情報1」と「医用画像2」とを対応付けていることを記憶している。すなわち、記憶部15は、本発明の請求項に記載した医用画像管理装置の記憶手段としての機能を有する。
【0039】
次に、図4〜図9を参照して、本実施の形態の動作を説明する。
以下に記述する処理を実行するためのプログラムはコンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部15に格納されており、CPU10は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0040】
図4は、CPU10によって実行される置換処理を説明するためのフローチャートである。
図4において、CPU10は、まず撮影技師等の操作者から入力部11により患者IDの入力を受けると(ステップS1)、入力された患者IDを元に該当するオーダ情報を記憶部15から読み出して患者受付を行う。そしてそのオーダ情報を一覧表示した、図5に示すような設定画面121を表示部12に表示させる(ステップS2)。
【0041】
図5に示す設定画面121において、CPU10は、読み出したオーダ情報に基づいて画面上部に患者ID、患者氏名、性別、生年月日の患者情報を表示し、その右側にそれらの患者情報を修正する修正画面に遷移する患者修正ボタン121aを表示する。また、患者修正ボタン121aの下部には、オーダ情報に含まれる撮影条件を修正する修正画面に遷移する条件修正ボタン121bを表示する。
【0042】
また、画面中央にはオーダアイコン121dにより患者のオーダ情報の一覧を表示し、左側を先頭としてオーダ番号順、つまり登録順に表示する。オーダアイコン121d上には簡単な図形や文字列でオーダ情報に含まれる撮影条件や出力条件等を表示し、撮影技師が容易にオーダ情報の登録内容を把握できるように表示制御する。例えば「頭蓋骨−正面」の表示により撮影部位、撮影方向の撮影条件を示し、「A」の表示によりフィルム出力の際のフォーマット(例えば「A」で1画像1コマ出力、「AA」で1画像処理違いの2コマ出力、「AB」で2画像2コマ出力)の出力条件を示す。また、各オーダアイコン121dの上部にはそのオーダ情報に対応付けられた医用画像を表示する画像表示領域を設ける。
【0043】
そして、撮影技師によりカセッテ21を用いて患者の撮影が行われ、撮影された医用画像の潜像を形成したカセッテ21がカセッテ型リーダ20aに投入されて、医用画像の読み取りを指示されたとする。
【0044】
CPU10は、撮影技師から医用画像の読み取りを指示されると、カセッテ型リーダ20aを制御してカセッテ21の医用画像の読み取りを実行させて、読み取られた医用画像を通信制御部13によりコントローラ1に入力する(ステップS3)。
【0045】
次いで、CPU10は、設定画面121において、オーダアイコン121dが押下され、医用画像と対応付けるオーダ情報として選択されているオーダ情報があるか否かを判別し(ステップS4)、選択されているオーダ情報が有る場合は、選択されているオーダ情報と入力された医用画像とを対応付けて、その対応関係を対応テーブル151に記憶する(ステップS5)。
【0046】
一方、選択されているオーダ情報が無い場合には、先頭に登録されているオーダ情報、つまり設定画面121において一番左側に表示されているオーダ情報と入力された医用画像とを対応付けて、その対応関係を対応テーブル151に記憶する(ステップS6)。
【0047】
例えば医用画像1とオーダ番号1であるオーダ情報1とを対応付けたとすると、CPU10は、図6に示す設定画面122を表示し、その対応付けた医用画像1の縮小画像を、オーダ番号1のオーダアイコン121d上部の画像表示領域に表示する。また、CPU10は、設定画面122において、対応付けを行ったオーダ番号1のオーダアイコン121dの下部に、その対応付けを承認するOKボタン122aと、その対応付けを承認しないNGボタン122bと、を表示させる。
【0048】
次いで、CPU10は、NGボタン122bが押下されたか否かを判別し(ステップS7)、NGボタン122bを押下されずOKボタン122aが押下された場合は置換処理を終了し、NGボタン122bが押下された場合は図7に示す選択画面123を表示させる(ステップS8)。
【0049】
図7に示す選択画面123において、CPU10は現在医用画像1に対応付けられているオーダ情報1の置換を指示する置換ボタン123aと、その医用画像を破棄するか否か(YESかNOか)を選択する選択ボタン123bを表示する。
【0050】
CPU10は置換ボタン123aが押下されたか否かを判別し(ステップS9)、置換ボタン123aではなく選択ボタン123bが押下された場合は置換処理を終了して選択ボタン123aの押下に応じた処理に移行し、置換ボタン123aが押下された場合は、図8に示す一覧画面124を表示する(ステップS10)。
【0051】
図8に示す一覧画面124において、CPU10はカセッテ型リーダ20aが登録されているオーダ情報のうち置換候補となるオーダ情報一覧表示する、つまり設定画面121で表示したオーダ番号2のオーダアイコン121dを表示し、置換して新たに対応付けをしたいオーダ情報をオーダアイコン121dにより選択するようメッセージを表示して、撮影技師による入力部11からの選択指示を待機する(ステップS11)。
【0052】
CPU10は、オーダアイコン121dが押下され、置換するオーダ情報としてオーダ番号2のオーダ情報2が選択されると、対応テーブル151において医用画像1に対応付けられているオーダ情報1を、選択されたオーダ情報2に置換し、医用画像1とオーダ情報2とを対応付けて記憶させる(ステップS12)。そして、CPU10は、図9に示す設定画面125を表示し、オーダ情報1と対応付けて表示していた医用画像1を、置換により新たに対応付けられたオーダ情報2の画像表示領域に移動させて表示し、置換処理を終了する。
【0053】
以上のようにして、医用画像とオーダ情報との対応付けを誤った場合でも、置換して新たに対応付けたいオーダ情報を選択し、医用画像に誤って対応付けられたオーダ情報と、選択されたオーダ情報とを置換して新たに対応付けて記憶するので、オーダ情報に含まれる撮影条件等の一部の情報を逐次修正する煩瑣な作業を行うことなく、容易に適切な医用画像とオーダ情報の対応関係を再設定することができる。また、各種情報を含むオーダ情報ごと置換するので、オーダ情報の一部の情報のみを修正することにより画像管理サーバ等に登録されているオーダ情報と対応がとれなくなってしまう等の問題を回避することができ、効率的な医用画像管理を行うことができる。
【0054】
また、置換の操作指示は、置換ボタン123aにより置換候補のオーダ情報がオーダアイコン121dにより一覧表示された一覧画面124に移行し、オーダアイコン121dにより置換するオーダ情報を選択するので、容易に置換操作を行うことができ、操作性が向上する。
【0055】
なお、本実施の形態では、カセッテ型リーダ20aと接続されるコントローラ1が医用画像とオーダ情報との対応付けを行い、置換処理を実行することとして説明したが、特にコントローラ1には限定せず、例えば画像を管理する画像管理サーバが置換を行うこととしてもよい。
【0056】
また、本実施の形態では、ネットワークNを介してカセッテ型リーダ20aと接続し、医用画像を入力するとして説明したが、これに限らず、SCSI等の各種インターフェイス規格を適用したケーブルによりカセッテ型リーダ20aと接続されることとしてもよい。
【0057】
また、設定画面1212において医用画像とオーダ情報との対応関係を設定する際に、ユーザに選択されているオーダ情報が有る場合は選択された順に、選択されているオーダ情報が無い場合は登録順に、リーダ20aから入力された医用画像と対応付ける2通りの設定方法を利用できることとしたが、これに限らず、どちらか一方の設定方法に固定しておくこととしてもよい。
【0058】
その他、本実施の形態におけるコントローラ1の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0059】
【発明の効果】
請求項1、3、4、5に記載の発明によれば、指示に応じて、医用画像に対応付けた第1のオーダ情報を、第2のオーダ情報に置換して新たに対応付けるので、誤った対応関係で医用画像とオーダ情報を対応付けてしまった場合でも、適切な対応関係を容易に再設定することができる。また、各種情報を含むオーダ情報ごと置換することができ、効率的な医用画像管理を行うことができる。
【0060】
請求項2に記載の発明によれば、置換して新たに対応付けをしたい第2のオーダ情報を選択することができ、操作者の意図に応じた対応関係を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態の医用画像撮影システム100の全体構成を示す概念図である。
【図2】図1のコントローラ1の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】図2の記憶部15に格納される対応テーブル151のデータ格納例を示す図である。
【図4】図2のCPU10により実行される置換処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】置換処理において表示部12に表示される設定画面121を示す図である。
【図6】置換処理において表示部12に表示される設定画面122を示す図である。
【図7】置換処理において表示部12に表示される選択画面123を示す図である。
【図8】置換処理において表示部12に表示される一覧画面124を示す図である。
【図9】置換処理において表示部12に表示される設定画面125を示す図である。
【図10】医用画像とオーダ情報との対応関係を設定する従来の設定画面を示す図である。
【図11】医用画像に対応付けられたオーダ情報を修正する従来の修正画面を示す図である。
【符号の説明】
1 コントローラ
10 CPU
11 入力部
12 表示部
13 通信制御部
14 RAM
15 記憶部
151 対応テーブル
20a カセッテ型リーダ
21 カセッテ
22 蛍光体プレート
40 RIS
Claims (5)
- 患者を撮影した医用画像及び撮影のオーダ情報を管理する医用画像管理装置において、
医用画像と、第1のオーダ情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記第1のオーダ情報を、指示に応じて第2のオーダ情報に置換する置換手段と、
前記医用画像と、前記置換手段により置換された第2のオーダ情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
を備えることを特徴とする医用画像管理装置。 - 前記第2のオーダ情報を選択する選択手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
- 前記オーダ情報は、患者に関する患者情報、撮影に関する撮影情報、医用画像の画像処理条件及び出力条件のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
- 患者を撮影した医用画像及び撮影のオーダ情報を管理する医用画像管理方法において、
医用画像と、第1のオーダ情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる工程と、前記第1のオーダ情報を、指示に応じて第2のオーダ情報に置換する工程と、前記医用画像と、前記第2のオーダ情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる工程と、
を含むことを特徴とする医用画像管理方法。 - 患者を撮影した医用画像及び撮影のオーダ情報を管理するコンピュータに、
医用画像と、第1のオーダ情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる機能と、前記第1のオーダ情報を、指示に応じて第2のオーダ情報に置換させる機能と、
前記医用画像と、前記第2のオーダ情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる機能と、
を実現させるためのプログラム。
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