JP2007102769A - 患者ワークリストを表示する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

【課題】患者ワークリストに警告情報を見易く表示する。
【解決手段】患者ワークリスト（２０２）を表示する装置が、警告情報（３０４）と予定された医療手順とを含む患者情報をメモリに記憶させ、また、表示画面上で個々の患者についての患者一覧項目（２０６）のワークリストに患者情報を表示するように構成される。表示される患者情報は、各々の患者について予定された医療手順と、当該患者の警告情報が記憶されているワークリストの各々の患者に対して一貫した位置に設けられた視覚的警告指標とを含んでいる。この装置はまた、視覚的警告指標がポインティング・デバイスによって選択されたときに、表示画面上で表示画面の表示域の完全に内部でプレビュー窓（３０２）を開くように構成されている。プレビュー窓は、選択された視覚的警告指標について対応する患者に関連する警告詳細を含んでいる。
【選択図】図１

Description

本発明は一般的には、患者ワークリスト・アプリケーションに関し、さらに具体的には、かかるワークリストに警告情報を表示する方法及び装置に関する。

既存のワークリスト・アプリケーションは、患者氏名の一覧と、幾つかの付加的な詳細を示すように構成されている。これらの詳細は、医学的状態、例えばアレルギ及び／又は妊娠等に関連する警告情報を含んでいる場合がある。

この警告情報は、主表示域の外部を含めて表の任意の箇所に現われる場合があり、また幾つかの欄（例えばアレルギ欄、妊娠欄、前投薬欄等）に分割されている場合がある。警告情報の表示が一貫していないため、この情報の利用者は該当部分に対してより多くの注意力を求められ、また場合によっては、警告情報の全ての位置を見出してその内容を読むために、利用者は表示画面をスクロールする又は副ウィンドウを開く必要がある。

従って、一観点では、本発明の幾つかの構成は、少なくとも一つのプロセッサと、ポインティング・デバイスと、表示域を有する表示画面と、メモリとを含む装置を提供する。この装置は、警告情報と予定された医療手順とを含む患者情報をメモリに記憶させるように構成されている。この装置はさらに、表示画面上で個々の患者についての患者一覧項目のワークリストに患者情報を表示するように構成されており、表示される患者情報は、各々の患者についての予定された医療手順と、当該患者の警告情報が記憶されているワークリストの各々の患者に対して一貫した位置に設けられた視覚的警告指標とを含んでいる。この装置はまた、視覚的警告指標がポインティング・デバイスによって選択されたときに、表示画面上で表示画面の表示域の完全に内部でプレビュー窓を開くように構成されている。プレビュー窓は、選択された視覚的警告指標について対応する患者に関連する警告詳細を含んでいる。

他の観点では、本発明の幾つかの構成は、患者データを表示する方法を提供する。この方法は、警告情報と予定された医療手順とを含む患者情報を計算装置のメモリに記憶させるステップと、計算装置の表示画面上で個々の患者についての患者一覧項目のワークリストに患者情報を表示するステップとを含んでおり、表示される患者情報は、各々の患者について予定された医療手順と、当該患者の警告情報が記憶されているワークリストの各々の患者に対して一貫した位置に設けられた視覚的警告指標とを含んでいる。この方法はまた、視覚的警告指標が計算装置のポインティング・デバイスによって選択されたときに、選択された視覚的警告指標について対応する患者に関連する警告詳細を含むプレビュー窓を、表示画面上で表示画面の表示域の完全に内部で開くステップを含んでいる。

さらにもう一つの観点では、本発明の幾つかの構成は、警告情報と予定された医療手順とを含む患者情報を計算装置のメモリに記憶させるようにプロセッサに指令する命令を記録した機械読み取り可能な媒体を提供する。この命令はまた、計算装置の表示画面上で個々の患者についての患者一覧項目のワークリストに患者情報を表示するようにプロセッサに指令し、表示される患者情報は、各々の患者について予定された医療手順と、当該患者の警告情報が記憶されているワークリストの各々の患者に対して一貫した位置に設けられた視覚的警告指標とを含んでいる。この命令はさらに、視覚的警告指標が計算装置のポインティング・デバイスによって選択されたときに、選択された視覚的警告指標について対応する患者に関連する警告詳細を含むプレビュー窓を、表示画面上で表示画面の表示域の完全に内部で開くようにプロセッサに指令する。

本発明の様々な構成は、医療従事者が医療手順を施す前に既存の警告医療情報を知るのを支援することが認められよう。

本書で用いる場合には、単数形で記載されており単数不定冠詞を冠した要素またはステップという用語は、排除を明記していない限りかかる要素又はステップを複数備えることを排除しないものと理解されたい。さらに、本発明の「一実施形態」に対する参照は、所載の特徴を同様に組み入れている追加の実施形態の存在を排除しないものと解釈されたい。また、本書で用いられる「プロセッサ」との用語は、その範囲内にコンピュータ又は計算装置を含んでおり、複数のプロセッサ及び個々のＣＰＵを包含し得るものとする。

本発明の技術的効果は、一貫した態様での医療従事者に対する警告情報の高度に視覚化可能な表示を含む。

本発明の構成は、スタンド・アロン型ワークステーション又はコンピュータと、コンピュータ又はコンピュータ制御を有する撮像装置又は他の医用装置と、本書で議論する方法の構成を実行するようにプロセッサに指令するように構成されている命令を記録した機械読み取り可能な媒体とを含んでいる。限定ではない例として、本書では計算機式断層写真法（ＣＴ）イメージング・システムである構成について説明する。しかしながら、一旦、本書で説明した例が理解されれば、他の医用装置、又はスタンド・アロン型ワークステーション若しくはコンピュータ、又は他のモダリティを含む構成への説明の延長は当業者には容易に理解されよう。具体的には、本発明の様々なワークリスト構成は、例えばＣＴ能力、磁気共鳴撮像（ＭＲ）能力、ＣＴ／ＰＥＴ（陽電子放出断層写真法）能力及び核医学能力を含めて交差モダリティでの利用が可能であるものとする。

図１には、計算機式断層写真法（ＣＴ）イメージング・システム１０が、「第三世代」ＣＴイメージング・システムに典型的なガントリ１２を含むものとしてブロック図の形態で示されている。ガントリ１２はＸ線管１４（本書ではＸ線源１４とも呼ばれる）を有しており、Ｘ線管１４は、Ｘ線ビーム１６をガントリ１２の反対側に設けられている検出器アレイ１８に向かって投射する。検出器アレイ１８は、複数の検出器素子２０を含む複数の検出器横列（図示されていない）によって形成されており、検出器素子２０は一括で、アレイ１８と線源１４との間の患者２２のような対象を透過した投射Ｘ線を感知する。各々の検出器素子２０は、入射Ｘ線ビームの強度を表わし従って対象又は患者２２を透過する際のビームの減弱を推定するのに用いることのできる電気信号を発生する。Ｘ線投影データを取得するための１回の走査の間に、ガントリ１２及びガントリ１２に装着されている構成部品は回転中心２４の周りを回転する。図２は、検出器素子２０の単一の横列（すなわち検出器横列１列）のみを示している。しかしながら、マルチ・スライス検出器アレイ１８は、１回の走査中に複数の準並行スライス又は平行スライスに対応する投影データが同時に取得され得るように検出器素子２０の複数の平行な検出器横列を含んでいる。

ガントリ１２上の構成要素の回転及びＸ線源１４の動作は、ＣＴシステム１０の制御機構２６によって制御される。制御機構２６は、Ｘ線制御器２８とガントリ・モータ制御器３０とを含んでおり、Ｘ線制御器２８はＸ線源１４に電力信号及びタイミング信号を供給し、ガントリ・モータ制御器３０はガントリ１２の構成要素の回転速度及び位置を制御する。制御機構２６内に設けられているデータ取得システム（ＤＡＳ）３２が検出器素子２０からのアナログ・データをサンプリングして、後続の処理のためにこのデータをディジタル信号へ変換する。画像再構成器３４が、サンプリングされてディジタル化されたＸ線データをＤＡＳ３２から受け取って高速画像再構成を実行する。再構成された画像はコンピュータ３６への入力として印加され、コンピュータ３６は記憶装置３８に画像を記憶させる。画像再構成器３４は、特殊化したハードウェアであってもよいし、コンピュータ３６で実行されるコンピュータ・プログラムであってもよい。本発明の目的のためには、画像再構成器３４は、特殊化されたハードウェアとして設けられている場合でも、コンピュータ３６の一部であると看做されてよい。

コンピュータ３６はキーボード又は他の利用者入力装置を含んでいてよく、また、コンソール４０を介して操作者から指令及び走査用パラメータを受け取る。付設されている陰極線管表示器、液晶表示器、プラズマ表示器又はその他任意の適当な形式の視覚的表示器４２によって、操作者は、再構成された画像、及び患者ワークリストのようなコンピュータ３６からのその他データを観測することができる。コンピュータ３６にはまた、ポインティング・デバイス５４が設けられており、排除ではない例としては、マウス（図示）、トラックボール、ライト・ペン、表示器４２の指触感受性画面、又はコンピュータのキーボードがポインティング・デバイスとして動作することを可能にするソフトウェア・モジュール等がある。

操作者が供給した指令及びパラメータはコンピュータ３６によって用いられて、ＤＡＳ３２、Ｘ線制御器２８及びガントリ・モータ制御器３０に制御信号及び情報を供給する。加えて、コンピュータ３６は、電動式テーブル４６（患者又は対象２２が載置されている）を制御するテーブル・モータ制御器４４を動作させて、患者２２をガントリ１２内で配置する。具体的には、テーブル４６は患者２２の各部分をガントリ開口４８を通して移動させる。

一実施形態では、コンピュータ３６は、フレキシブル・ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ、又はネットワーク若しくはインターネットのような他のディジタル・ソース等のコンピュータ読み取り可能な媒体５２からの命令及び／又はデータを読み取る装置５０、例えばフレキシブル・ディスク・ドライブ、ＣＤ−ＲＯＭドライブ、ＤＶＤドライブ、光磁気ディスク（ＭＯＤ）装置又はイーサネット（商標）装置等のネットワーク接続装置を含めたその他任意のディジタル装置、並びに開発途上のディジタル手段を含んでいる。他の実施形態では、コンピュータ３６はファームウェア（図示されていない）に記憶されている命令を実行する。コンピュータ３６は、本書に記載する作用を実行するようにプログラムされており、本書で用いられるコンピュータ及びプロセッサという用語は当技術分野でコンピュータ又はプロセッサと呼ばれている集積回路のみに限らず、コンピュータ、プロセッサ、ワークステーション、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、プログラマブル論理コントローラ、特定応用向け集積回路、及び他のプログラム可能な回路を広範に指しており、これらの用語は本書では互換的に用いられている。

本発明の幾つかの構成は、視覚的警告指標（アイコンであってよい）と詳細プレビュー窓との組み合わせを提供する。例えば、図２を参照すると、本発明の幾つかの構成が、表示画面４２にワークリスト２０２を表示している。ワークリストは、参照番号２０４のようなアイコン付きの視覚的ボタン、並びに／又は閲覧及び他の目的のためのその他従来の制御を含み得る。ワークリスト２０２は、患者の氏名２０６、並びに（例えば）医療情報、予定日、放射線検査システム（ＲＩＳ）から取得された患者識別（ＩＤ）番号、受付番号、担当医の氏名、モダリティ情報（例えば当該患者に用いるべき撮像装置又は他の医用装置の形式）、予定されている手順の説明、及び患者が既に到着しているか又は予定されているが到着していないか等の一覧を含んでいる。警告アイコン２０８のような警告指標は、ワークリスト２０２の（例えば）最初の欄に目立つように表示される。警告アイコン２０８は、先在の医学的状態が存在しているという単一の視覚的指標を与える。本発明の幾つかの構成では、図３を参照すると、アイコン２０８が選択される（例えばポインティング・デバイス５４を用いてポインタ２１０をアイコン２０８の上に移動させて、ポインティング・デバイス５４をクリックすることにより）と、この選択によってプレビュー窓３０２が開く。プレビュー窓３０２は表示画面４２の表示域の完全に内部に配設されるので、利用者は、窓に含まれている情報を見るためにスクロールする必要がない。プレビュー窓３０２は、対応する患者２０６についてコンピュータ３６のメモリに記憶されている詳細な情報であって、予定されている医療手順のコンテキストで患者を潜在的な危険に晒す虞のある先在の医学的状態に関わる詳細な情報３０４を明らかにする。

さらに具体的には、従来の態様で、利用者はコンピュータ３６を動作させて、あらゆる警告情報及び予定された医療手順を含む患者情報を、コンピュータ３６のメモリ、例えば記憶システム３８に記憶させる。典型的には、患者の全員ではないが一部は、対応する記憶された警告情報を有する。可能性としては（必ずではない）異なる時刻に、利用者（情報を記憶させた者とは可能性としては異なる者）がコンピュータ３６に命令を発して、表示画面４２上で個々の患者についての患者一覧項目のワークリスト２０２に患者情報を表示させる。ワークリスト２０２は、（例えば）氏名順、日付順又はその他任意の記憶されている記録内容の順で並べ替え（ソート）されていてよい。ワークリストが表示画面４２に対して大き過ぎる場合には、１又は複数のスクロールバー制御（図面にはこの目的では示されていない）を表示して、利用者がワークリスト全体を検討することを可能にすることができる。ワークリスト２０２は、各々の患者について予定された医療手順を含んでいる。（本発明の構成は、予定された医療手順を含まない他の表示器の提示を必ずしも排除しない。）ワークリスト２０２は、対応する患者（図２では「Anders, Thomas」）について警告情報が記憶されているときに、各々の患者一覧項目２０６に対して一貫した位置に視覚的警告指標２０８を表示する。ポインティング・デバイス５４を用いて視覚的警告指標２０８を選択する（例えばポインタを当ててクリックする）と、表示画面４２の表示域の完全に内部にプレビュー窓３０２が現われる。プレビュー窓３０２は、対応する患者（すなわち選択された警告指標の隣に名前が現われている者、図示の場合には「Anders, Thomas」）に関連する警告詳細を含んでいる。

本発明の幾つかの構成では、警告指標２０８は、例えば感嘆符を三角形で囲んだアイコンである。また、本発明の幾つかの構成では、患者の警告指標２０８が選択されたか否かを問わず、各々の表示されたプレビュー窓は表示画面４２の同じ位置に警告詳細３０４を含んでいるため、利用者は、この情報の位置を見出すために表示全体を走査したり表示をスクロールさせたりする必要がない。また、本発明の幾つかの構成は、表示画面４２上で患者の画像を選択的に形成するように構成されている。例えば、一旦、ワークリスト２０２を読み取ってあらゆる警告情報３０４を理解したら、利用者はＣＴイメージング・システム１０を動作させて患者２２（例えば予定された位置についた「Anders, Thomas」）を透過する放射線ビーム１６を発生し、検出された放射線を用いて画面４２に患者２２の画像を形成することができる。コンピュータ３６は幾つかの構成では、ワークリスト２０２又は画像のいずれかを利用者による指令に応じて選択的に表示するため、画像は「選択的に」形成される。

以上に述べたように、本発明の構成は必ずしもＣＴ撮像装置として具現化される必要はなく、スタンド・アロン型のコンピュータ若しくはワークステーション、命令を記憶した機械読み取り可能な媒体、又は他の医用装置を含み得る。例えば、本発明の構成は、患者を透過した放射（例えばＣＴイメージング・システム、Ｘ線イメージング・システム、若しくは患者を透過した超音波放射を検出するように構成されている検出器を備えた超音波イメージング・システム）、又は患者の体内で発生されるか若しくは誘導された放射（例えばＰＥＴ検出器若しくはＮＭＲイメージング・システム）のいずれを検出するように構成されていてもよく、また必ずしもイメージング・システムに限定されない。また、本発明の幾つかの構成は他の医用装置で具現化される。例えば、図４では、本発明の構成は、超音波スキャナ４００を用いた超音波撮像装置として具現化され、又は図５では、本発明の構成は、ＮＭＲスキャナ５００を用いた核磁気共鳴（ＮＭＲ）撮像装置として具現化され得る。さらに、装置は、Ｘ線走査、ＣＴ走査、ＭＲ走査又は超音波のいずれであるかを問わず、かかる装置のための医療手順を行なうように構成され得る。

また、幾つかの構成では、図６を参照すると、システム６００が提供され、このシステム６００では、本書に記載されたように患者情報を記憶するように構成されているコンピュータ３６（医用装置内で具現化されているスタンド・アロン型装置又はコンピュータであってよい）は、複数の医用装置（例えばＣＴイメージング・システム１０、ＮＭＲイメージング・システム６０４及び／若しくは超音波イメージング・システム６０６、並びに／又はその他）を有するネットワーク６０２を介して通信を行なう。ネットワーク６０２を介して伝達される医用装置を用いた患者のための手順に関する情報は、コンピュータ３６のメモリに記憶されて、患者の情報を表示せよとの要求に対する回答が表示器４２に表示される。幾つかの構成では、患者に関する情報は、ネットワーク６０２を介して通信する各医用装置に対して利用可能にされて、医用装置に対してローカルに位置する表示器に表示器４２と同じ態様で表示される。また、幾つかの構成では、コンピュータ３６内の情報はネットワーク６００上の他の位置において遠隔で利用可能にされて、コンピュータ３６をデータベースとして用いて、患者情報を本書に記載する態様で表示するようにネットワークに供給する。

このように、本発明の構成は、医療従事者が医療手順を施す前に既存の警告医療情報を知るのを支援することが認められよう。

様々な特定の実施形態によって本発明を説明したが、当業者は、特許請求の範囲の要旨及び範囲内にある改変を施して本発明を実施し得ることを認められよう。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。

本発明の幾つかの構成を表わすブロック見取り図である。 ワークリストの氏名の傍に視覚的警告指標を示す本発明の幾つかの構成の表示されたワークリストの一例を示す図である。 本発明の幾つかの構成のプレビュー窓の一例を示す図である。 超音波撮像装置として具現化された本発明の幾つかの構成を表わすブロック見取り図である。 核磁気共鳴撮像装置として具現化された本発明の幾つかの構成を表わすブロック見取り図である。 本発明のネットワーク型構成を表わすブロック見取り図である。

符号の説明

１０ ＣＴイメージング・システム
１２ ガントリ
１４ Ｘ線源
１６ 放射線ビーム
１８ 検出器アレイ
２０ 検出器素子
２２ 対象又は患者
２４ 回転中心
２６ 制御機構
２８ Ｘ線制御器
３０ ガントリ・モータ制御器
３２ システム（ＤＡＳ）
３４ 画像再構成器
３６ コンピュータ
３８ 記憶システム
４０ コンソール
４２ 表示画面
４４ テーブル・モータ制御器
４６ 電動式テーブル
５０ 装置
５２ コンピュータ読み取り可能な媒体
５４ ポインティング・デバイス
２０２ ワークリスト
２０４ アイコン
２０６ 患者一覧項目
２０８ 警告アイコン
２１０ ポインタ
３０２ プレビュー窓
３０４ 警告情報
４００ 超音波スキャナ
５００ ＮＭＲスキャナ
６００ システム
６０２ ネットワーク
６０４ ＮＭＲイメージング・システム
６０６ 超音波イメージング・システム

Claims (10)

1. 少なくとも一つのプロセッサと、ポインティング・デバイス（５０）と、表示域を有する表示画面（４２）と、メモリとを備えた装置であって、
   警告情報（３０４）と予定された医療手順とを含む患者情報であって、操作者からの入力として受け取られるか又は放射線検査情報システムから受け取られる患者情報を前記メモリに記憶させ、
   前記表示画面上で個々の患者についての患者一覧項目（２０６）のワークリスト（２０２）に前記患者情報を表示し、該表示される患者情報は、各々の患者についての予定された医療手順と、当該患者の警告情報が記憶されている前記ワークリストの各々の前記患者に対して一貫した位置に設けられた視覚的警告指標とを含んでおり、
   該視覚的警告指標が前記ポインティング・デバイス（５４）により選択されたときに、前記選択された視覚的警告指標について前記対応する患者に関連する警告詳細を含むプレビュー窓（３０２）を、前記表示画面上で前記表示画面の前記表示域の完全に内部で開く
   ように構成されている装置。
2. 前記視覚的警告指標はアイコン（２０４）である、請求項１に記載の装置。
3. 各々の前記表示されるプレビュー窓（３０２）は、前記視覚的警告指標が選択された否かを問わず同じ位置に警告詳細を含んでいる、請求項１に記載の装置。
4. 前記視覚的警告指標はアイコン（２０４）である、請求項３に記載の装置。
5. 患者を透過した放射、又は患者の体内で発生されたか若しくは誘導された放射の少なくともいずれかを検出するように構成されている放射検出システムをさらに含んでおり、前記検出された放射を用いて前記表示画面（４２）に前記患者の画像を選択的に形成するようにさらに構成されている請求項１に記載の装置。
6. 前記画像処理システムは、Ｘ線源（１４）と、患者を透過した放射を検出するように構成されている検出器アレイ（１８）とを含んでいる、請求項５に記載の装置。
7. 前記患者の計算機式断層画像を形成するように構成されている請求項６に記載の装置。
8. 前記画像処理システム（１０）は、超音波放出子と、前記患者により反射した超音波放射又は前記患者を透過した超音波放射を検出するように構成されている検出器とを含んでいる、請求項５に記載の装置。
9. 警告情報（３０４）と予定された医療手順とを含む患者情報を計算装置のメモリに記憶させ、
   前記計算装置の表示画面（４２）上で個々の患者についての患者一覧項目（２０６）のワークリスト（２０２）に前記患者情報を表示し、該表示される患者情報は、各々の患者についての予定された医療手順と、当該患者の警告情報が記憶されている前記ワークリストの各々の患者に対して一貫した位置に設けられた視覚的警告指標とを含む、プロセッサに指令する命令を記録した機械読み取り可能な媒体（５２）。
10. 表示域を有する表示画面（４２）と、
    医療手順について予定されている一定数の患者を決定し、
    前記一定数の患者のうち関連する警告情報（３０４）を有する少なくとも一人の患者を識別して、
    医療手順を待機している前記一定数の患者の一覧を用いて、関連する警告情報を有する前記一覧の前記患者の各々に単一の視覚的識別子を割り当てた状態で、前記表示域を構成する
    ようにプログラムされているコンピュータ（３６）と、
    を備えた装置。

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