JP2019105921A - 読影レポート作成支援装置及び読影レポート作成支援方法 - Google Patents

読影レポート作成支援装置及び読影レポート作成支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単かつ効率的に読影レポートを作成する装置及び方法を提供する。【解決手段】読影レポート作成支援装置100Aは、表示制御機能22aと、読影レポート取得機能21と、参照レポート決定機能23と、予測機能24aと、入力部40と、表示部50とを備える。表示部50には、レポート作成画面が表示され、入力部40は、レポート作成画面に対して行われるユーザの操作を受け付ける。予測機能24aは、入力手段40によって受け付けられたユーザの操作に基づき、その操作に続けて行われるユーザの操作を予測する。表示制御機能22aは、予測機能24aによって予測されたユーザの操作に基づいて、表示部50に表示されたレポート作成画面を制御する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、読影レポート作成支援装置及び読影レポート作成支援方法に関する。
読影医等のユーザは、診断に有効と考えられる代表的な画像(キー画像)を複数の医用画像の中から選択し、そのキー画像に対する所見を記述して読影レポートを作成する。ユーザは、読影レポートを作成する際に過去(作成済または作成中)の読影レポートを参考にすることがある。この場合、ユーザは、複数ある過去の読影レポートの中から適切な読影レポートを探し出す必要があり、読影レポートを作成するのに手間と時間がかかる。
特開2015−47192号公報
本発明が解決しようとする課題は、簡単かつ効率的に読影レポートを作成することである。
実施形態の読影レポート作成支援装置は、表示手段と、入力手段と、予測手段と、表示制御手段とを備える。表示手段は、読影レポートを作成するレポート作成画面を表示する。入力手段は、レポート作成画面に対して行われるユーザの操作を受け付ける。予測手段は、入力手段によって受け付けられたユーザの操作に基づき、当該操作に続けて行われるユーザの操作を予測する。表示制御手段は、予測手段によって予測された結果に基づいて、読影レポートの作成を支援するよう、表示手段によって表示されたレポート作成画面を制御する。
実施形態に係る読影レポート作成支援装置の一例を示す概念的な構成図。 第1の実施形態に係る読影レポート作成支援装置の機能構成例を示す機能ブロック図。 第1の実施形態に係る読影レポート作成支援装置の動作の一例を示すフローチャート。 過去レポート一覧の表示例を示す模式図。 入力中の所見から参照レポートを決定する方法を説明する模式図。 入力中の所見から続けて入力される文字列を予測する方法を説明する模式図。 第2の実施形態に係る読影レポート作成支援装置の機能構成例を示す機能ブロック図。 第2の実施形態に係る読影レポート作成支援装置の動作の一例を示すフローチャート。 キー画像の第1の添付支援表示を説明する第1の模式図。 キー画像の第1の添付支援表示を説明する第2の模式図。 キー画像の第2の添付支援表示を説明する第1の模式図。 キー画像の第2の添付支援表示を説明する第2の模式図。 キー画像の第2の添付支援表示を説明する第3の模式図。 キー画像の第3の添付支援表示を説明する第1の模式図。 キー画像の第3の添付支援表示を説明する第2の模式図。 キー画像の第3の添付支援表示を説明する第3の模式図。
以下、図面を参照しながら、読影レポート作成支援装置及び読影レポート作成支援方法の実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、読影レポート作成支援装置100は、ネットワークNを介してモダリティ300及び統合サーバ400と接続される。ネットワークNは、LAN(Local Area Network)や、広域ネットワーク(WAN:Wide Area Network)等である。
モダリティ300は、X線CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)、X線アンギオ装置、超音波診断装置、核医学診断装置などの医用画像撮像装置によって構成される。モダリティ300で取得された医用画像は、ネットワークNを介して統合サーバ400の医用画像データベース401に蓄積される。
統合サーバ400は、病院内の複数のサーバを集約化したサーバであり、医用画像データベース401及びレポートデータベース402を含む。レポートデータベース402には、過去(作成済または作成中)の読影レポート(以下、過去レポートという)が格納される。統合サーバ400は、医用画像データベース401及びレポートデータベース402を備える。なお、統合サーバ400は、電子カルテデータベースや患者データベースなどの他のデータベースを含んでもよい。
なお、ここでいうサーバとは、メモリ及びプロセッサを有し、ネットワークを介してクライアントコンピュータに対し自身の持つ機能やデータを提供するコンピュータである。また、統合サーバ400は、仮想サーバとして複数の物理サーバから構成されてもよい。さらに、統合サーバ400は、施設外に設けられ、読影レポート作成支援装置100と広域ネットワークを介して接続可能なクラウドサーバであってもよい。
読影レポート作成支援装置100は、医用画像表示用ディスプレイ200と映像出力インタフェースを介して接続する。映像出力インタフェースには、例えば、DVI(Digital Visual Interface)やディスプレイポートが含まれる。医用画像表示用ディスプレイ200は、医用画像の表示に適した高解像度ディスプレイである。
なお、医用画像の表示処理は、読影レポート作成支援装置100により実行される。読影レポート作成支援装置100は、医用画像表示用のプログラムを実行することで医用画像を医用画像表示用ディスプレイ200に表示する。
読影レポート作成支援装置100は、通信部10、処理部20、記憶部30、入力部40、表示部50を有する。
通信部10は、ネットワーク形態に応じた種々の通信プロトコルを実装する。通信部10は、医用画像や過去レポートをネットワークNを介して取得する。
処理部20は、共通信号伝送路としてのバスBを介して、通信部10、記憶部30、入力部40、表示部50を制御する。
処理部20は、専用のハードウェアで構成してもよいし、内蔵のプロセッサによるソフトウェア処理で後述する各種機能を実現するように構成してもよい。ここでは一例として、処理部20がプロセッサによるソフトウェア処理によって各種機能を実現する場合について説明する。
なお、上記説明におけるプロセッサとは、専用又は汎用のCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、プログラマブル論理デバイス及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)などの回路を意味する。上記プログラマブル論理デバイスとしては、例えば、単純プログラマブル論理デバイス(SPLD:Simple Programmable Logic Device)、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)などが挙げられる。処理部20は、記憶部30に記憶されたプログラム又は処理部20のプロセッサ内に直接組み込まれたプログラムを読み出し、当該プログラムを実行することで各機能を実現する。
また、処理部20は、単一のプロセッサによって構成されてもよいし、複数の独立したプロセッサの組合せによって構成されてもよい。後者の場合、複数のプロセッサにそれぞれ対応する複数の記憶回路が設けられると共に、各プロセッサにより実行されるプログラムが当該プロセッサに対応する記憶回路に記憶される構成でもよい。別の例としては、1個の記憶回路が複数のプロセッサの各機能に対応するプログラムを一括的に記憶する構成でもよい。また、各機能に対応するプログラムが複数のメモリに分散して配置され、処理部20は、個別の記憶部から対応するプログラムを読み出す構成としてもよい。
記憶部30は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)の他、HDD(Hard Disk Drive)や光ディスク装置等の外部記憶装置を含む記憶媒体である。記憶部30は、処理部20において実行される各種プログラム(アプリケーションプログラムの他、OS(オペレーティングシステム)等も含まれる)、プログラムの実行に必要なデータ及び画像データを記憶する。また、記憶部30は、オペレーティングシステムを制御するための各種コマンドを記憶してもよい。入力部40からの入力を支援するGUI(Graphical User Interface)のプログラムを記憶してもよい。
入力部40は、例えば、キーボード、マウス、ジョイスティック、トラックボール、操作面に触れることで入力操作を行うタッチパッド、表示画面とタッチパッドとが一体化されたタッチスクリーン、光学センサを用いた非接触入力回路及び音声入力回路等の入力デバイスから構成される。入力部40は、入力デバイスを介してユーザの入力を受け付ける。ユーザにより入力デバイスが操作されると、入力部40は、その操作に応じた入力信号を生成し、この入力信号を処理部20に出力する。
表示部50は、液晶ディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル及び有機EL(Electro Luminescence)パネル等の表示デバイスである。表示部50は、処理部20の制御に従って、読影レポート作成画面を表示する。つまり、処理部20は、読影レポート作成画面を表示部50に表示させると共に、医用画像を医用画像表示用ディスプレイ200に表示させる。
表示部50及び医用画像表示用ディスプレイ200を隣接して配置することにより、ユーザは、隣接する表示部50及び医用画像表示用ディスプレイ200の画面を操作して読影レポートを作成することができる。なお、読影レポート作成支援装置100のOSにより、表示部50及び医用画像表示用ディスプレイ200が、マルチディスプレイ(例えば、デュアルディスプレイ)として機能するように構成してもよい。マルチディスプレイは、マルチモニタとも呼ばれる。マルチディスプレイは、表示部50及び医用画像表示用ディスプレイ200の表示領域を1つの大画面として表示する「拡張モード」を採用することができる。「拡張モード」を採用するマルチディスプレイでは、ユーザは、入力部40を介して、表示部50及び医用画像表示用ディスプレイ200の間を跨いでカーソル等を移動させることができる。
[第1の実施形態]
(1)構成
図2に示すように、読影レポート作成支援装置100Aの処理部20aは、読影レポート取得機能21、表示制御機能22a、参照レポート決定機能23、予測機能24aを有する。
読影レポート取得機能21、表示制御機能22a、参照レポート決定機能23、予測機能24aの各機能は、記憶部30に格納されたプログラムを処理部20aが実行することによって実現される機能である。
読影レポート取得機能21は、新たに作成する読影レポート(以下、新規レポートという)の患者情報や検査情報を検索条件とし、検索条件に該当した読影レポートをレポートデータベース402から取得する。患者情報には、患者を一意に特定するための患者識別番号(ID:identification)、患者氏名、性別、生年月日、年齢が含まれる。また、検査情報には、検査実施日、検査種別、検査部位が含まれる。検査種別とは、例えば、検査を行った医用画像取得装置(モダリティ)の種類のことである。
読影レポート取得機能21は、患者情報に基づいて、同一患者の過去レポートを取得する。また、読影レポート取得機能21は、検査情報に基づいて、他の患者の過去レポートを取得してもよい。また、読影レポート取得機能21は、患者の既往歴や治療中の疾患名などに基づいて、新規レポートに類似する過去レポートを取得してもよい。以下、新規レポートに類似する過去レポートを「類似レポート」という。
表示制御機能22aは、読影レポート作成画面を表示部50に表示する。表示制御機能22aは、読影レポート取得機能21によって取得された過去レポートに基づいて過去レポートの一覧を生成して表示部50に表示する。また、表示制御機能22aは、過去レポートの中から特定された参照レポートを過去レポート画面に含めて表示部50に表示する。さらに、表示制御機能22aは、新規レポートの所見入力欄F2に入力中の文字列に続けて入力される予測文字列を含めて表示部50に表示する。表示制御機能22aによる表示例については、後述の図4乃至図6で詳細に説明する。
参照レポート決定機能23は、新規レポートの所見入力欄に入力中の文字列に基づいて、読影レポート取得機能21によって取得された過去レポートの中から参照レポートを決定する。参照レポートの決定方法については後述の図5で詳細に説明する。
予測機能24aは、参照レポート決定機能23によって決定された参照レポートの内容と、新規レポートの所見入力欄F2に入力中の文字列とに基づいて、ユーザが入力中の文字列に続けて入力される文字列を予測する。予測機能24aによる文字列予測については、後述の図6で詳細に説明する。
(2)動作
図3から図5を参照して、第1の実施形態に係る読影レポート作成支援装置100Aの動作を説明する
図3に示すステップS101において、読影レポート取得機能21は、参照レポートが含まれる複数の過去レポートを統合サーバ400から取得する。参照レポートが含まれる複数の過去レポートは、例えば、新規レポートの作成対象である患者の過去の検査に対応する過去レポートである。読影レポート取得機能21は、例えば、新規レポートの作成対象となる患者の患者情報に基づいて、当該患者の過去レポートをレポートデータベース402から取得する。
取得された複数の過去レポートに基づいて、表示制御機能22aは、過去レポート一覧を生成し表示部50に表示する。
図4に示すように、表示部50は、表示領域E1及び作成領域E2を有する。表示領域E1には、過去レポート画面が表示されている。
表示領域E1の過去レポート画面の上部には、検査履歴テーブルT1が表示される。作成領域E2の上部には、新規レポートの作成対象となる患者情報及び検査情報が表示される。作成領域E2の下部には、所見入力欄F2及びキー画像添付エリアKEが示される。
読影レポート取得機能21は、例えば、患者ID「PATI0001」をキーとしてレポートデータベース402を検索し、当該患者に係る過去の読影レポートを取得する。なお、キーとなる情報項目は、患者IDに限定されない。例えば、読影レポート取得機能21は、その他の患者情報及び検査情報(検査種別、性別、年齢など)を利用することにより、過去の読影レポートを取得してもよい。
読影レポート取得機能21は、取得された過去レポートの一覧を過去レポート画面に表示する。図4に示した過去レポート画面には、患者ID「PATI0001」に対応する「患者A子」の過去レポート4件が一覧表示されている。
図3に示すステップS102において、参照レポート決定機能23は、入力部40を介してユーザが入力した所見を受け付ける。所見は、医用画像表示用ディスプレイ200に表示された医用画像を参照しつつ、作成領域E2に表示された所見入力欄F2に入力される。
ステップS103において、参照レポート決定機能23は、新規レポートの所見入力欄F2に入力中の文字列に基づいて、検査履歴テーブルT1に示された過去レポートを検索し、過去レポートの中から参照レポートを決定する。表示制御機能22aは、参照レポート決定機能23により入力中の文字列により絞り込まれた過去レポートを参照レポートの候補として所見入力欄F2に表示する。例えば、後述の図5の所見入力欄F2に示すように、検索された過去レポートを参照レポートの候補として一覧で表示する。
ステップS104において、参照レポート決定機能23は、新規レポートの所見入力欄F2に入力された文字列に基づいて、検査履歴テーブルT1に示された過去レポートの中から参照レポートを決定する。参照レポート決定機能23は、所見入力欄F2に表示された参照レポートの候補から参照レポートを決定してもよい。
ステップS105において、表示制御機能22aは、参照レポート決定機能23により決定された参照レポートの内容を過去レポート画面に表示する。過去レポート画面には、参照レポートの所見とキー画像が表示される。
図5は、図4の表示状態において所見入力欄F2に文字列が入力された場合を示している。また、図5では、所見入力欄F2に入力された日付に基づいて、参照レポートを決定する方法を例として説明する。なお、図中に示した丸囲み数字は、ユーザの入力操作あるいは読影レポート作成画面の表示変更の順番を示す。以下の説明では、図中の丸囲み数字を順序1、2…と称する。
まず、所見入力欄F2に「2015」という文字列TX1が入力部40を介して入力された場合(順序1)、参照レポート決定機能23は、文字列TX1をキーとして、検査履歴テーブルT1中の過去レポートを検索する。検査実施日が「2015」の検査には、検査履歴テーブルT1の上から3段目の検査実施日が「2015/04/19」の過去レポート及び検査履歴テーブルT1の上から4段目の検査実施日が「2015/12/18」の過去レポートが該当する。
次に、表示制御機能22aは、参照レポート決定機能23により検索された2件の過去レポートの検査実施日を取得し、参照レポート候補リストL1を生成する(順序2)。参照レポート候補リストL1は、ユーザが入力中の所見入力欄F2の所見文字列TX1の下部に選択可能に表示される。
ユーザは、所見入力欄F2に表示された参照レポート候補リストL1の中から入力部40を介して参照レポートを選択する(順序3)。この場合、参照レポート決定機能23は、参照レポート候補リストL1のうち選択された検査実施日に対応する過去レポートを参照レポートとして決定する。さらに、ユーザが入力した「2015」に続く文字列である「/12/18」は、決定された参照レポートの検査実施日に基づいて所見入力欄F2に自動的に入力される。
また、ユーザは、「2015」に続く文字列として、「/1」を所見入力欄F2にさらに入力してもよい。この場合、参照レポート決定機能23は、検査実施日が「2015/12/18」の過去レポートを参照レポートとして決定する。この際、ユーザが入力した文字列「2015/1」に対して、「2/18」の文字列が補完入力される。即ち、ユーザが入力した「2015/1」に続く文字列である「2/18」は、ユーザが入力せずとも所見入力欄F2に自動的に入力される。
参照レポートが決定されると、検査履歴テーブルT1の下部に参照レポートの内容が表示される(順序4)。参照レポートの所見は、所見表示欄F1に表示される。また、所見表示欄F1の下部にキー画像IMG1及びキーIMG2が表示される。
なお、図5では、所見入力欄F2に入力中の日付に基づいて過去レポートを検索する方法を説明したが、過去レポートを検索する方法は日付(検査実施日)には限定されない。例えば、検査種別や検査部位を示す文字列の一部を入力することで、過去レポートが検索され、その中から参照レポートが決定されてもよい。具体的には、「肺野」や「肺」などの解剖学的部位を入力すると、当該解剖学的部位に対する所見を含む過去レポートが参照レポートとして決定されてもよい。
また、「前回」のようにひとつ前の検査を示す文字列が所見入力欄F2に入力された場合、参照レポート決定機能23は、新規レポートの検査実施日に一番近い検査実施日に係る過去レポートを参照レポートとして決定してもよい。また、ユーザが入力した「前回」の文字列に続けて過去レポートの検査実施日が自動的に入力されてもよい。
さらに、参照レポート決定機能23は、同一の患者の過去レポートが無い場合、他の患者の過去レポートの中から参照レポートを決定してもよい。
例えば、参照レポート決定機能23は、読影レポート取得機能21に類似レポートの取得を要求し、類似レポートの中から参照レポートを決定してもよい。類似レポートは、新規レポートの患者の性別、年齢、症例、確定病名、既往歴、病気の重症度(ステージ)、病歴などの患者情報や、造影有無、解剖学的部位、検査種別などの検査情報が一致する別の患者の過去レポートのことである。
参照レポート決定機能23は、類似レポートの中から、所見入力欄F2に入力中の文字列に対応する過去レポートを参照レポート候補として抽出し、ユーザの選択操作に基づいて参照レポートの候補の中から参照レポートを決定してもよい。
第1の実施形態では、読影レポート取得機能21が新規レポート作成前に過去レポートをレポートデータベース402から取得する場合を例として説明した。しかしながら、過去レポートの取得は、新規レポート作成前には限定されない。過去レポートの検索は、所見入力中に実行されてもよい。例えば、参照レポート決定機能23は、レポートデータベース402に格納された過去レポートの中から入力中の所見文字と同一又は対応する文字列を含む過去レポートを参照レポートの候補としてもよい。なお、レポートデータベース402の検索は、読影レポート取得機能21を介して実行されてもよい。
なお、第1の実施形態では、過去レポート画面から参照レポートを決定する場合を例として説明したが、経過レポート画面から参照レポートが決定されてもよい。具体的には、所見入力欄F2に入力中の文字列により、経過レポート画面に表示される過去レポートが参照レポートの候補となり得るか否かに応じて並び替えて表示されるよう読影レポート作成支援装置100Aの各部を構成してもよい。また、表示制御機能22aは、参照レポートの候補となり得る過去レポートのみを経過レポート画面に表示してもよい。
以上が、所見入力欄F2に入力中の文字列から参照レポートを特定する方法の説明である。図3に戻ってフローチャートの説明を続ける。
ステップS106において、予測機能24aは、参照レポートの内容と所見入力欄F2に入力中の文字列とに基づいて、入力中の文字列に続けて入力される文字列を予測する。
ステップS107において、表示制御機能22aは、予測機能24aで予測された文字列を所見入力欄F2に表示する。
以上がフローチャートの説明である。以下、図6を参照して文字列の予測機能について説明する。
図5において、所見入力欄F2に入力中の文字列は、「2015/12/18」である。図6に示すように、予測機能24aは、参照レポートの検査種別に基づいて「2015/12/18」に続く文字列を「のCT」と予測する(順序5)。予測された文字列TX2は、表示制御機能22aにより所見入力欄F2に表示される。
また、予測機能24aは、ユーザの過去の入力内容に基づいて、「2015/12/18」に続く文字列を予測してもよい。例えば、予測機能24aは、ユーザが過去に入力した所見を解析し、所見に検査実施日が入力された場合に続けて入力される文字列を入力履歴から予測してもよい。
具体的には、ユーザが過去に作成した過去レポートにおいて、検査実施日に実施された検査と新規レポートに対応する検査とを比較する内容の所見が記載されている場合、予測機能24aは、「2015/12/18のCT」に続く文字列として「と比較して」という文字列を予測する。
また、予測機能24aは、参照レポート決定機能23により抽出された所見と、所見入力欄F2に入力中の文字列とに基づいて、入力中の文字列に続けて入力される文字列を予測してもよい。例えば、参照レポートの所見表示欄F1には、「右上葉に大きさ7−8mmの結節あり。」との記載がある。予測機能24aは、参照レポートの所見が「大きさ」という文字列を含むことから、「比較」という文字列が入力されることを予測してもよい。
なお、参照レポートからの抽出所見の文字列と予測文字列との対応関係は、記憶部30に予め規定されていてもよい。また、入力中の文字列と予測文字列との対応関係についても記憶部30に予め記憶されていてもよい。なお、ここで、「予め」とは、新規レポートの作成前である。
抽出所見の文字列と予測文字列との対応関係や入力中の文字列と予測文字列と対応関係を規定したデータは、ユーザが過去に作成した過去レポートを予測機能24aが解析することによって生成されてもよい。また、これらの対応関係を規定した設定情報は、ユーザ毎に異なる。読影レポート作成支援装置100Aは、当該ユーザ毎の設定情報を端末間又は病院間で共有する構成を有し、ユーザは、どの端末を利用しても同様の入力支援を受けることができる。
さらに、参照レポートの所見は、「右上葉」という解剖学的部位に対応する文字列や、当該解剖学的部位の症例を示す「結節」という文字列を含む。予測機能24aは、これらの文字列を利用して、「2015/12/18のCTと比較して、」に続く文字列として、「右上葉の結節」という文字列を予測してもよい。
このように、第1の実施形態に係る読影レポート作成支援装置100Aによれば、新規レポートの所見に入力中の文字列に基づいて参照レポートが決定されるため、人手による参照レポートの検索を省略できる。即ち、新規レポートの所見入力と共に参照レポートが表示されるため、新規レポートの所見入力前に人手により参照レポートを探す手間を省くことができる。
さらに、新規レポートの所見に入力中の文字列に続けて入力される文字列が参照レポートの内容から予測され、補完的に入力されるため、ユーザの入力の手間を省くことができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態は、所見入力欄F2に入力中の文字列により参照レポートを検索し、検索された参照レポートの内容を自動的に所見入力欄に表示することにより、ユーザの文字入力を省力化する方法を説明した。しかしながら、省力化されるユーザの操作は、所見入力欄F2への文字列の入力操作には限定されない。
例えば、新規レポートを作成する場合のユーザ操作には、キー画像の選択操作やキー画像の添付(又は、貼付)操作が含まれる。キー画像となり得る医用画像は、読影レポート作成画面が表示される領域とは異なる領域、例えば、読影レポート作成画面が表示された表示部50とは別の第2の表示部である医用画像表示用ディスプレイ200に表示される。ユーザは、マウスのドラック操作などの操作により、医用画像表示用ディスプレイ200に表示されたキー画像を、表示部50に表示された読影レポート作成画面に添付する。
第2の実施形態に係る読影レポート作成支援装置100Bは、新規レポートを作成する場合のキー画像の選択操作に続くユーザの操作を予測し、キー画像を効率的に添付可能に読影レポート作成画面のレイアウトを変更する。以下、読影レポート作成支援装置100Bについて説明する。
(1)構成
図7に示すように、読影レポート作成支援装置100Bの処理部20bは、表示制御機能22b及び予測機能24bを有する。表示制御機能22b及び予測機能24bの各機能は、記憶部30bに格納されたプログラムを処理部20bが実行することによって実現される機能である。なお、図7の説明において、図2の第1の実施形態に係る読影レポート作成支援装置100Aと同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
表示制御機能22bは、第1の実施形態に係る表示制御機能22aに加えて、読影レポート作成画面の第1のレイアウト(以下、初期レイアウトという)を特定し、初期レイアウトに基づいて読影レポート作成画面を制御する。ユーザの選択操作によって変更されるレイアウトについては、後述の図9乃至図16で詳細に説明する。
予測機能24bは、ユーザによる医用画像の選択操作に基づいて、医用画像の選択操作に続くユーザの操作を予測し、予測した操作に適応する第2のレイアウト(以下、変更レイアウトという)を特定する。
表示制御機能22bは、初期レイアウトが特定された後、初期レイアウトに基づく読影レポート作成画面の表示を、予測機能24bによって特定された変更レイアウトという)に基づく読影レポート作成画面に変更する。
記憶部30bは、レイアウトテーブル32bを記憶する。レイアウトテーブル32bは、ユーザの操作と当該操作に続く操作に適用するレイアウトとを対応付けたテーブルである。
(2)動作
以下、図8のフローチャートのステップ番号に従って、実施形態に係る読影レポート作成支援装置100Bの動作を説明する。
以下の説明では、読影レポート作成画面が表示される表示部50とは別の医用画像表示用ディスプレイ200に医用画像が表示される場合を例として説明する。その場合とは、医用画像表示用ディスプレイ200及び表示部50が、「拡張モード」を採用するデュアルディスプレイとして機能する場合である。なお、医用画像は、医用画像表示用ディスプレイ200ではなく、読影レポート作成画面が表示される表示部50の別の表示領域に表示される場合も同様である。以下、医用画像表示用ディスプレイ200及び表示部50が、「拡張モード」を採用するデュアルディスプレイとして機能する場合を例にとって説明する。
ステップS201において、処理回路20bは、医用画像表示用ディスプレイ200に表示された医用画像に対して実行されたユーザの操作を受け付ける。ユーザの操作には、例えば、操作対象の医用画像へのカーソルの移動などの操作が含まれる。
ステップS202において、予測機能24bは、ユーザによる医用画像の選択操作を取得する。ここで、医用画像の選択操作には、1つ以上の医用画像を指定する操作や、指定した医用画像をコピーする操作が含まれる。
ステップS203において、予測機能24bは、ユーザの選択操作に基づいて読影レポート作成画面の変更レイアウトを特定する。変更レイアウトは、ユーザの選択操作に続けて実行される操作に対応した読影レポート作成画面内の各表示要素の配置を規定している。
医用画像の選択操作に続けて実行される操作には、例えば、選択した医用画像をキー画像として作成中の読影レポートに添付する操作が含まれる。読影レポート作成画面には、複数のキー画像添付エリアが存在し、キー画像の添付エリアは、ユーザ毎に異なる。したがって、実施形態に係る読影レポート作成支援装置100Bは、医用画像の選択操作に基づいて、ユーザによって異なるキー画像の添付エリアを表示する。
なお、ユーザの選択操作に続けて実行される操作は、記憶部30bに予め設定されていてもよいし、ユーザが過去に作成した読影レポートの作成過程における操作履歴に基づいて予測機能24bにより予測されてもよい。
ユーザの操作履歴は、記憶部30bに蓄積される。蓄積された操作履歴を予測機能24bが統計的に解析することで、ユーザが選択操作の後に実行する操作が予測されてもよい。なお、ここでの「予め」は、前述同様、新規レポートの作成前である。この場合、レイアウトテーブル32bには、予測機能24bにより予測されるユーザの操作と当該操作に適応するレイアウトとが関連付けて記憶されてもよい。
なお、第2の実施形態に係る読影レポート作成支援装置100Bにおいても、第1の実施形態と同様に、ユーザ毎の設定情報を端末間、病院間で共有する構成を有し、当該設定情報が共有されている端末であればどの端末を用いても同一の支援を受けられる。
ステップS204において、表示制御機能22bは、初期レイアウトに基づく読影レポート作成画面の表示を、変更レイアウトに基づく読影レポート作成画面に変更する。
以上が、フローチャートの説明である。以下、図9乃至図16を参照してユーザによる医用画像の選択操作によって変更される読影レポート作成画面のレイアウトについて説明する。
まず、図9及び図10を参照して、第1の添付支援表示を説明する。第1の添付支援表示では、ユーザのキー画像の選択操作に起因して表示領域E1のタブがキー画像タブTB3に自動的に切り替わる。
ユーザがキー画像を表示領域E1のキー画像画面に添付する場合、従来は、キー画像を選択する前に、キー画像タブTB3を選択してキー画像画面を表示させる操作を行っていた。
一方、本実施形態に係る読影レポート作成支援装置100Bは、ユーザが医用画像表示用ディスプレイ200上でキー画像に対して選択操作を実行した場合、読影レポート作成画面の表示領域E1に表示されるタブをキー画像タブTB3に自動で切り替え、キー画像画面を表示部50に表示する。
図9及び図10の右側は、読影レポート作成画面を表示した表示部50を示し、左側は、医用画像を表示した医用画像表示用ディスプレイ200を夫々示している。
図9に示すように、まず、ユーザは、医用画像を選択するためにカーソルARを読影レポート作成画面が表示されている表示部50から、医用画像が表示されている医用画像表示用ディスプレイ200に移動させる(順序1)。医用画像表示用ディスプレイ200の最上段の画像IMG3をキー画像として選択する場合、ユーザは、画像IMG3が表示されている領域にカーソルARを移動させる。
次に、図10に示すように、ユーザは、キー画像として選択した画像IMG3に対して選択操作を実行する(順序2)。図10では、選択操作が実行された画像を太枠で示し、他の画像とは識別的に示している。
その後、ユーザの選択操作を取得した予測機能24bは、キー画像画面が表示された読影レポート作成画面の変更レイアウトをレイアウトテーブル32bから取得する。取得された変更レイアウトに基づいて表示制御機能22bは、表示領域E1にキー画像画面が表示された読影レポート作成画面を生成し、表示部50に表示する(順序3)。
なお、キー画像画面は、ユーザが画像IMG3に対して選択操作を実行した直後に表示される。ユーザは、画像IMG3を選択した後、選択した画像をキー画像画面のキー画像添付エリアに移動させるだけで、キー画像を読影レポート作成画面に添付できる(順序4)。即ち、ユーザは、キー画像を選択する前にキー画像タブTB3を選択する操作を省略できる。
以上が第1の添付支援表示の説明である。次に、図11乃至図13を参照して、第2の添付支援表示を説明する。
第1の添付支援表示では、ユーザは表示領域E1のキー画像画面にキー画像を添付する例を説明したが、キー画像が添付される領域はキー画像画面には限定されない。例えば、キー画像は、作成領域E2のキー画像添付エリアKEに添付される場合もある。
キー画像を読影レポート作成画面に添付する場合、キー画像が表示された医用画像表示用ディスプレイ200における表示領域と、表示部50のキー画像の添付エリアとが離れているときがある。例えば、医用画像を表示する医用画像表示用ディスプレイ200の右側に隣接するように、読影レポート作成画面を表示する表示部50が配置される場合、表示部50内の右端にキー画像の添付エリアが配置されるときである。そのとき、ユーザによるキー画像の移動距離(操作距離)が長くなる。キー画像の移動距離が長いとキー画像の添付に時間がかかり非効率である。
第2の添付支援表示では、予測機能24bは、ユーザが作成領域E2のキー画像添付エリアKEにキー画像を添付する場合において、キー画像添付エリアKEの面積が、初期レイアウトの場合より大きい変更レイアウトを特定する。そして、表示制御機能22bは、初期レイアウトに基づく読影レポート作成画面の表示を、変更レイアウトに基づく読影レポート作成画面に変更する。当該変更レイアウトによれば、キー画像添付エリアKEが選択操作の前よりも拡張されて表示されることになるので、キー画像の移動距離が短くなる。
図11乃至図13の右側は、読影レポート作成画面を表示した表示部50を示し、左側は、医用画像表示用ディスプレイ200を夫々示す。
図11の右側は、表示部50に表示される初期レイアウトに基づく読影レポート作成画面を示す。図11において、読影レポート作成画面のキー画像添付エリアKEは、所見入力欄F2の下部に位置する。キー画像に対して選択操作が実行される前のキー画像添付エリアKEの面積は、所見入力欄F2と比べて小さい。
医用画像表示用ディスプレイ200に表示された画像IMG3をキー画像として、キー画像添付エリアKEに添付する場合、ユーザは、まず、読影レポート作成画面から医用画像表示画面にカーソルARを移動させ(順序1)、画像IMG3に対して選択操作を実行する(順序2)。図12においても、図10と同様に選択操作が実行された画像に太枠を示し、他の画像と区別する。
次に、画像IMG3に対する選択操作を取得した予測機能24bは、キー画像添付エリアKEの面積が、初期レイアウトの場合より大きい変更レイアウト、つまり、キー画像添付エリアKEの面積が当該選択操作の前よりも拡張された読影レポート作成画面の変更レイアウトをレイアウトテーブル32bから取得する。表示制御機能22bは、取得された変更レイアウトに基づいてキー画像添付エリアKEの面積が拡張された読影レポート作成画面を生成し、表示部50に表示する(順序3)。
ここで、図12に示す例では、変更レイアウトにおけるキー画像添付エリアKEが、初期レイアウトにおけるキー画像添付エリアKEと比較して、画面の上方向に拡張されている場合を示すがその場合に限定されるものではない。例えば、表示部50が医用画像表示用ディスプレイ200の右側に隣接して配置される場合、表示部50に表示されるキー画像添付エリアKEは、医用画像表示用ディスプレイ200の側、つまり、画面の左方向に拡張されてもよい。
なお、キー画像添付エリアKEは、ユーザが画像IMG3に対して選択操作を実行した直後に拡張表示される。ユーザは、画像IMG3を選択した後、選択した画像をキー画像添付エリアKEに移動させることで、キー画像を読影レポート作成画面に添付できる(順序4)。キー画像添付エリアKEが拡張表示されることで、キー画像が添付しやすくなり、画像IMG3の移動距離を従来よりも短くすることができる。
以上が第2の添付支援表示の説明である。次に、図14乃至図16を参照して、第3の添付支援表示を説明する。第2の添付支援表示では、キー画像添付エリアKEを拡張表示することで、キー画像の移動距離を短くする方法を説明したが、キー画像の移動距離を短くする方法は、添付エリアの拡張には限定されない。
第3の添付支援表示では、ユーザのキー画像の選択操作に起因して作成領域E2のキー画像添付エリアKEの位置が、医用画像表示用ディスプレイの配置側に近づくように移動された変更レイアウトを特定する。そして、表示制御機能22bは、初期レイアウトに基づく読影レポート作成画面の表示を、変更レイアウトに基づく読影レポート作成画面に変更する。当該変更レイアウトによれば、キー画像添付エリアKEが選択操作前よりも近くに表示されることになるので、キー画像の移動距離が短くなる。
図14乃至図16の右側は、読影レポート作成画面を表示した表示部50を示し、左側は、医用画像表示用ディスプレイ200を夫々示す。
第3の添付支援表示において、第2の添付支援表示と異なる点は、医用画像に対して選択操作が実行された画面上の操作位置(座標)に応じて、キー画像添付エリアKEの画面上の表示位置(座標)が移動する点にある。
具体的には、まず、図14に示すように、医用画像表示用ディスプレイ200上で画像IMG3に対して選択操作が実行される(順序1)。次に、図15に示すように、作成領域E2に表示されたキー画像添付エリアKE1は、医用画像表示用ディスプレイ200に近い表示部50上の表示領域E1側に移動する(順序2)。移動後のキー画像添付エリアKE2は、表示領域E1の手前に表示領域E1とは別の操作画面として重畳表示される。
次に、ユーザは、表示領域E1の手前に重畳表示されたキー画像添付エリアKE2に画像IMG3を移動させ、キー画像をキー画像添付エリアKE2に添付する(順序3)。その後、図16に示すように、表示領域E1上に表示されたキー画像添付エリアKE2は、ユーザの添付操作の直後に作成領域E2内のキー画像添付エリアKE1の位置に戻る(順序4)。
即ち、予測機能24bは、ユーザの選択操作に基づいて、キー画像添付エリアKEが表示領域E1上に一時的に配置された変更レイアウトを取得する。そして、表示制御機能22bは、当該変更レイアウトに応じて読影レポート作成画面を生成する。また、予測機能24bは、ユーザの添付操作に基づいて、キー画像添付エリアKEが作成領域1に配置された変更レイアウトを取得し、当該変更レイアウトに応じて表示制御機能22bは、読影レポート作成画面を表示する。
このように、第3の添付支援表示では、ユーザが医用画像を選択した画面上の操作位置とキー画像添付エリアKEの画面上の表示位置との距離が最短になるようにキー画像添付エリアKEが移動する。ここで、キー画像添付エリアKEの画面上の表示位置とは、例えば、キー画像添付エリアKEの中心位置であってもよいし、キー画像添付エリアKEの左上端位置や、左下端位置であってもよい。なお、キー画像添付エリアKEの画面上の表示位置は、ユーザが設定できてもよい。
第3の添付支援表示では、第2の添付支援表示同様、ユーザがキー画像を移動させる距離が短くなる。特に、医用画像表示用ディスプレイ200とキー画像添付エリアKEとの距離が離れている場合、医用画像表示用ディスプレイ200の画面における操作位置の近くの表示位置にキー画像添付エリアKEが表示されることで、キー画像の移動距離を最小にできる。
即ち、表示部50と医用画像表示用ディスプレイ200との配置が左右逆の場合であっても、また、上下の場合であっても、ユーザが医用画像を選択した位置に最も近い位置にキー画像添付エリアKEが表示されるよう読影レポート作成支援装置100Bの各部が構成される。
なお、キー画像は複数のキー画像添付エリアに同時に添付されてもよい。即ち、表示領域E1のキー画像画面のキー画像添付エリアに添付されたキー画像と同じ画像が、作成領域E2のキー画像添付エリアKEに同時に添付されてもよい。具体的には、第1の添付支援表示において、ユーザがキー画像画面のキー画像添付エリアにおいてキー画像の添付操作を実行した場合、作成領域E2のキー画像添付エリアKEに同時に同じキー画像が表示されるよう、読影レポート作成支援装置100Bの各部を構成してもよい。
このように、複数の添付エリアに同時にキー画像を添付するか否かは、ユーザが予め設定しておいてもよいし、予測機能24bがユーザの操作履歴を解析して自動で判定してもよい。
なお、第2の添付支援表示のように、作成領域E2のキー画像添付エリアKEにキー画像が添付された場合に、表示領域E1のキー画像添付エリアに同じキー画像が同時に添付されてもよい。この場合、表示領域E1のタブがキー画像タブTB3に自動で切り替わってもよい。
また、キー画像が添付された際に、添付されたキー画像と参照レポートのキー画像とが並べて表示されてもよい。即ち、キー画像の添付操作に起因して、表示制御機能22bは、参照レポートのキー画像と新規レポートのキー画像とを並べて表示する表示領域を生成してもよい。
なお、第2の実施形態では、選択したキー画像をユーザが添付エリアまで移動させる操作によりキー画像が添付される例を説明したが、キー画像の添付操作は、キー画像を添付エリアまで移動させる操作には限定されない。例えば、キー画像添付エリアKEの方向に選択したキー画像をスライドさせるなどの特定の操作を実行するだけでキー画像がキー画像添付エリアKEに添付できてもよい。即ち、キー画像をキー画像添付エリアKEまで移動させたうえで添付操作を実行しなくてもキー画像を選択した位置においてキー画像の添付操作を実行することでキー画像が所望の領域に添付できてもよい。
具体的には、ユーザがキー画像を選択し、表示制御機能22bにより読影レポート作成画面のレイアウトが変更されたら、ユーザはキー画像を選択した位置でキー画像の添付操作を実行することで、読影レポート作成画面の所望の領域にキー画像が添付されるよう読影レポート作成支援装置100Bの各部を構成してもよい。
第2の実施形態に係る読影レポート作成支援装置100Bによれば、キー画像の読影レポートへの添付におけるユーザの操作を省力化できる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、読影レポートの作成を省力化することができる。
請求項の用語と実施形態との対応関係は、例えば以下の通りである。なお、以下に示す対応関係は、参考のために示した一解釈であり、本発明を限定するものではない。
記憶部30は、記憶手段の一例である。入力部40は、入力手段の一例である。表示部50は、表示手段の一例である。予測機能24a又は24bは、予測手段の一例である。表示制御機能22a又は22bは、表示制御手段の一例である。読影レポート取得機能21は、読影レポート取得手段の一例である。参照レポート決定機能23は、決定手段の一例である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100、100A、100B 読影レポート作成支援装置
200 医用画像表示用ディスプレイ
20、20a、20b 処理部
22a、22b 表示制御機能
24a、24b 予測機能
40 入力部
50 表示部

Claims (10)

  1. レポート作成画面が表示される表示手段と、
    前記レポート作成画面に対して行われるユーザの操作を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段によって受け付けられた前記ユーザの操作に基づき、当該操作に続けて行われるユーザの操作を予測する予測手段と、
    前記予測手段によって予測されたユーザの操作に基づいて、前記表示手段に表示された前記レポート作成画面を制御する表示制御手段と、を備える、
    読影レポート作成支援装置。
  2. 前記入力手段は、読影レポートに含ませる文字の入力を受け付け、
    前記予測手段は、前記入力手段が受け付けた前記文字に基づき、当該入力に続けて入力される文字を予測する、
    請求項1に記載の読影レポート作成支援装置。
  3. 過去レポートが記憶された記憶手段をさらに備え、
    前記予測手段は、前記入力手段が受け付けた前記文字と同一または対応する文字を含む過去レポートを前記記憶手段から読み出し、読み出した過去レポートに基づいて、続けて入力される文字を予測する、
    請求項2に記載の読影レポート作成支援装置。
  4. 前記記憶手段に記憶された過去レポートの中から前記読影レポートの作成に関連する参照レポートの候補となる過去レポートを取得する読影レポート取得手段をさらに備え、
    前記予測手段は、前記読影レポートに入力中の文字列から前記参照レポートを決定し、
    前記表示制御手段は、前記参照レポートを含む前記レポート作成画面を生成する、
    請求項3に記載の読影レポート作成支援装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記参照レポートが複数存在する場合、当該複数の参照レポートの候補を一覧で生成する、
    請求項4に記載の読影レポート作成支援装置。
  6. 前記予測手段は、前記参照レポートから抽出した所見と前記読影レポートに入力中の文字列とに基づいて、前記読影レポートの所見に入力される文字列を予測する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の読影レポート作成支援装置。
  7. 前記入力手段は、前記読影レポートに含ませる医用画像を選択する操作を受け付け、
    前記予測手段は、前記入力手段によって受け付けられた前記医用画像を選択する操作に基づき、前記レポート作成画面のレイアウトを特定し、
    前記表示制御手段は、前記予測手段によって特定されたレイアウトに基づいて前記レポート作成画面を制御する、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の読影レポート作成支援装置。
  8. 前記予測手段は、前記レイアウトとして第1のレイアウトが特定された後、医用画像が添付されるエリアの面積が前記第1のレイアウトの場合より大きい第2のレイアウトを特定し、
    前記表示制御手段は、前記第1のレイアウトに基づくレポート作成画面の表示を、前記予測手段によって特定された第2のレイアウトに基づくレポート作成画面に変更する、
    請求項7に記載の読影レポート作成支援装置。
  9. 前記入力手段は、前記表示手段としての第1の表示手段と、前記第1の表示手段とは異なる表示手段であって前記医用画像が表示される第2の表示手段とが、拡張モードを採用したマルチディスプレイとして機能する場合に、前記第2の表示手段に対するユーザの選択操作を受け付け、
    前記予測手段は、前記レイアウトとして第1のレイアウトが特定された後、医用画像が添付されるエリアが前記第1のレイアウトの場合より前記第2の表示手段の配置側に近い第2のレイアウトを特定し、
    前記表示制御手段は、前記第1のレイアウトに基づくレポート作成画面の表示を、前記予測手段によって特定された第2のレイアウトに基づくレポート作成画面に変更する、
    請求項7に記載の読影レポート作成支援装置。
  10. 表示部に表示されたレポート作成画面に対して行われるユーザの操作を受け付けるステップと、
    受け付けた前記ユーザの操作に基づき、当該操作に続けて行われるユーザの操作を予測するステップと、
    予測されたユーザの操作に基づいて、表示部に表示された前記レポート作成画面を制御するステップと、を備える、
    読影レポート作成支援方法。
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