JP2013137643A - 表示制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンテントとエリアとの組合せを評価することで、より適切なエリアへコンテントを配置し、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことが可能な表示制御装置を提供する。
【解決手段】 コンテント管理部11が表示対象者毎の情報の価値であるコンテント価値を対応付けて入出力IF30から取得されるコンテントを管理すると共に、エリア管理部12がエリアの場所的な適正度であるエリア適性度を対応付けてA〜Cの表示装置21〜23のエリアを管理する。コンテント割当制御部14は、コンテント価値及びエリア適性度に基づく評価値が最も大きくなるように、コンテントとエリアとの組合せを決定する。これにより、表示レイアウト制御部15がA〜Cの表示装置21〜23のエリアに対するコンテンツ表示を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両情報などを車室内に用意された表示装置に表示する際、ユーザが把握し易いように表示する技術に関する。
車両の室内で提供される情報は、多岐にわたっている。例えば、車両の状態を示す車速、エンジン回転数、シフトポジション、燃料、水温などが挙げられる。また例えば、ナビゲーションのための地図、エアコンの設定情報、オーディオ情報などが挙げられる。近年では、運転支援のためのナイトビューや、車両内に持ち込んだ携帯端末の情報なども提供されるようになってきた。
これらの情報を提供するための表示装置も、種々のものが搭載されるようになっており、ヘッドアップディスプレイや、ナビゲーションのための地図などが表示される液晶ディスプレイが挙げられる。また、車速などが表示されるメータパネルも液晶などの採用によって種々の情報を提供可能なものがあり、一種の表示装置と言える。
このように提供される情報(以下「コンテント」という)が多くなってきていること、また、複数の表示装置が搭載されることから、どのコンテントをどの表示装置のどの領域(以下「エリア」という)に表示させるのかが、重要となってくる。
従来、携帯端末が生成した複数の画面データを1つのディスプレイに対して割り当てる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この技術は、画面データ及び表示領域にそれぞれ優先度を割り当てて、優先度順に領域を決定するものである。
特開2009−140488号公報
ところで、従来技術では、表示対象となる複数のコンテントのうちで相対的に優先度の高いものはどれか、また、複数のエリアのうちで相対的に優先度の高いものはどれか、を判断している。
しかしながら、コンテントとエリアとの間には、AコンテントはAエリアに適しているがBコンテントはAエリアに適していない、というように組合せの向き不向きがある。この点、上記特許文献1に記載の技術を適用した場合、価値の低いコンテントであっても、表示対象となるコンテントの中で優先度が高いときには、優先度の高いエリアに表示されてしまうことになる。結果として、コンテントが分不相応なエリアに表示されてしまうことが懸念される。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、コンテントとエリアとの組合せを評価することで、より適切なエリアへコンテントを配置し、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことが可能な表示制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の表示制御装置は、車両に搭載され
る表示装置の画面に表示領域として設定される複数のエリアに対し、表示対象となっているコンテントを割り当てて表示するものである。
本発明の表示制御装置は、コンテント管理部、エリア管理部、及び、コンテント割当制御部を備えている。
コンテント管理部は、コンテントの属性であるコンテント情報を対応付けコンテントを管理する。
また、エリア管理部は、エリアの属性であるエリア情報を対応付けエリアを管理する。
そして、コンテント割当制御部によって、コンテント管理部にて管理されるコンテントとエリア管理部にて管理されるエリアとの組合せが決定される。
特に本発明では、コンテント割当制御部は、コンテント情報とエリア情報とから評価値を算出することで、コンテントとエリアとの組合せを決定する。
つまり、本発明では、コンテントとエリアとの組合せの評価を行うため、コンテントにコンテント情報を対応付け、エリアにエリア情報を対応付けて、これらの情報から評価値を求めるようにしたのである。このようにすれば、従来技術のように単に優先順位を用いる場合とは異なり、コンテントとエリアとの組合せを評価することができ、より適切なエリアへコンテントを配置することができるため、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことができる。
具体的には、請求項2に示すように、コンテント情報は、表示対象者毎の情報の価値を示すコンテント価値を含み、エリア情報は、表示対象者毎の場所的な適正度を示すエリア適性度を含んでおり、コンテント割当制御部は、コンテント価値とエリア適性度とに基づき算出される対象者評価値に基づき、コンテントとエリアとの組合せを決定することが考えられる。
ここで表示対象者には、運転者、助手席同乗者、及び、後席同乗者が挙げられる(以下でも同様)。例えば、運転時に必要なコンテントであれば、運転者にとってのコンテント価値が相対的に大きくなるという具合である。また例えば、ヘッドアップディスプレイといった走行中の視線移動が少ないエリアは、運転者にとってのエリア適性度が相対的に大きくなるという具合である。
つまり、ここでは、コンテントにコンテント価値を対応付け、エリアにエリア適性度を対応付けることにより、コンテントとエリアとの適切な組合せが得られるようにしたのである。しかも、コンテント価値及びエリア適性度は、表示対象者毎に用意される。このようにすれば、コンテント価値とエリア適性度とから得られる対象者評価値によってコンテントとエリアとの組合せが決定されるため、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことができる。
ところで、コンテントやエリアはそれぞれの特性を有することが考えられる。そこで請求項3に示すように、コンテント情報は、コンテントの特性を示すコンテント特性を含み、エリア情報は、エリアの特性を示すエリア特性を含んでおり、コンテント割当制御部は、コンテント特性とエリア特性とに基づき算出される特性評価値に基づき、コンテントとエリアとの組合せを決定することが考えられる。このようにすれば、コンテント及びエリアの特性を考慮してコンテントとエリアとの組合せが決定されるため、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことができる。
具体的には、請求項4に示すように、コンテント特性には、運転者の視線の動きが問われるか否かを示す視線特性が含まれ、エリア特性には、運転者の視線の動きが大きくなる
か否かを示す視線特性が含まれることとしてもよい。例えば「車速」のように運転時に頻繁に確認が必要となるようなコンテントは、運転者の視線の動きが問われるコンテントとなる。また例えば、ヘッドアップディスプレイのように走行中の視線移動が少ないエリアは、運転者の視線の動きが大きくならないエリアとなる。このようにすれば、運転者の視線の動きに関する特性評価値に基づきコンテントとエリアとの組合せを決定でき、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことができる。
また具体的には、請求項5に示すように、コンテント特性には、表現力が必要となるか否かを示す表現力特性が含まれ、エリア特性には、表現力が大きいか否かを示す表現力特性が含まれることとしてもよい。例えばナビゲーションのための「地図」のように情報量が多いコンテントは、表現力(解像度やカラー表示など)が必要となるコンテントとなる。また例えば、車両中央に設置されるカラー液晶表示装置のエリアは、表現力が大きなエリアとなる。このようにすれば、表現力に関する特性評価値に基づきコンテントとエリアとの組合せを決定でき、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことができる。
さらにまた具体的には、請求項6に示すように、コンテント特性には、操作が必要となるか否かを示す操作特性が含まれ、エリア特性には、操作が可能か否かを示す操作特性が含まれることとしてもよい。例えば「オーディオ情報」のように楽曲の選択などが行われるコンテントは、操作が必要なコンテントとなる。また例えばタッチパネルが一体となった液晶表示装置のエリアは、操作が可能なエリアとなる。このようにすれば、操作性に関する特性評価値に基づきコンテントとエリアとの組合せを決定でき、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことができる。
なお、コンテント特性及びエリア特性から特性評価値を導出することが必要になる。そこで、請求項7に示すように、コンテント特性及びエリア特性から特性評価値を導出するための対応情報を記憶する対応情報記憶部を備えることとしてもよい。この場合、コンテント割当制御部は、対応情報記憶部に記憶された対応情報に基づき、コンテント特性及びエリア特性から特性評価値を導出する。例えばコンテント特性及びエリア特性を段階的に表した数値情報とし、両特性値から特性評価値を導出するための適性度を求める適性度テーブルを対応情報として用意するという具合である。このようにすれば、コンテント特性及びエリア特性から比較的簡単に特性評価値を導出することができる。
このとき、請求項8に示すように、対応情報記憶部の対応情報が、車両状況に基づき、変更可能であることとしてもよい。例えば、停車中と走行中とで特性評価値を導出するための対応情報を変更するという具合である。このようにすれば、より適切な特性評価値を導出することができる。
なお、エリアに対しコンテントの表示に要する領域が大きくなると、コンテントをスクロールさせて表示したり、あるいは、コンテントを縮小させて表示したりすることが必要になる。
そこで、請求項9に示すように、コンテント情報は、情報表示に要するサイズであるコンテントサイズを含み、エリア情報は、エリアのサイズであるエリアサイズを含んでおり、コンテント割当制御部は、エリアサイズとコンテントサイズとを比較し、コンテントがエリアに収まるようにコンテントとエリアとの組合せを決定することが好ましい。例えば、エリアサイズがコンテントサイズよりも大きい場合に、コンテントとエリアとの組合せを決定するという具合である。このようにすれば、コンテントをスクロールさせて表示したり、あるいは、コンテントを縮小させて表示したりする必要がなく、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことができる。
ところで、請求項10に示すように、コンテント管理部が、コンテント毎に表示対象とするか否かを管理するようにしてもよい。例えば、コンテント毎に表示/非表示の状態を示すフラグなどを対応付けるという具合である。このようなフラグは、例えば車両状況によってセットされたりリセットされたりすることが考えられる。また、ユーザ操作によってセットされたりリセットされたりすることが考えられる。さらにまた、コンテントからの表示要求の有無によってセットされたりリセットされたりすることが考えられる。この場合、コンテント割当制御部は、表示対象のコンテントとエリアとの組合せを決定する。このようにすれば、コンテントを表示対象とするか否かを簡単に管理することができる。
なお、コンテントの中には必須表示を必要とするものや排他表示を必要とするものが考えられる。例えば「車速」の場合、アナログ表示(メータ表示)及びデジタル表示(数値表示)の少なくとも一方が必須になるという具合である。
そこで請求項11に示すように、コンテントの必須排他関係を規定するコンテント表示情報を記憶するコンテント表示情報記憶部を備える構成にすることが考えられる。この場合、コンテント割当制御部は、コンテント表示情報記憶部に記憶されたコンテント表示情報に基づき、コンテントとエリアとの組合せを決定する。このようにすれば、コンテントの必須排他関係を含めてコンテントとエリアとの組合せが決定されるため、より適切な情報表示を行うことができる。
具体的には、請求項12に示すように、コンテント表示情報は、所定の演算子にて示されるコンテントの必須排他関係を示す必須排他制約式とすることが考えられる。この場合、コンテント割当制御部は、必須排他制約式を満たすように、コンテントとエリアとの組合せを決定する。このようにすれば、コンテントの必須排他関係を含めてコンテントとエリアとの組合せを決定することができる。
また、コンテントと同様、エリアにおいても、あるエリアと別のエリアとを同時に使用したくないといった状況が考えられる。
そこで、請求項13に示すように、エリアの必須排他関係を規定するエリア使用情報を記憶するためのエリア使用情報記憶部を備える構成にすることが考えられる。この場合、コンテント割当制御部は、エリア使用情報記憶部に記憶されたエリア使用情報に基づき、コンテントとエリアとの組合せを決定する。このようにすれば、エリアの必須排他関係を含めてコンテントとエリアとの組合せが決定されるため、より適切な情報表示を行うことができる。
具体的には、請求項14に示すように、エリア使用情報は、所定の演算子にて示されるエリアの必須排他関係を示す必須排他制約式とすることが考えられる。この場合、コンテント割当制御部は、必須排他制約式を満たすように、コンテントとエリアとの組合せを決定する。このようにすれば、エリアの必須排他関係を含めてコンテントとエリアとの組合せを決定することができる。
ところで、コンテントの数が増えると、エリアを分割して表示する必要が生じる。そこで、請求項15に示すように、エリア管理部は、所定のエリアを、単一のエリアとして管理可能であると共に、当該エリアを分割した複数のエリアとしても管理可能とし、単一エリアの下位層に複数のエリアが位置する階層データ構造を有する構成とすることが考えられる。つまり、エリアを予め分割しておき、分割前のエリアを親とし、分割したエリアを子として管理するのである。この場合、コンテント割当制御部は、階層データ構造に基づき、コンテントとエリアとの組合せを決定する。このようにすれば、エリア同士の親子関係を容易に判断できるため、コンテントとエリアとの組合せを迅速に判断することができる。
なお、車両状況によって、コンテントのコンテント情報を変更するようにしてもよい。そこで、請求項16に示すように、コンテント管理部は、車両状況に基づき、コンテント情報を変更可能であることとしてもよい。例えば、停車中と走行中とでコンテントに対応付けられるコンテント情報を変更するという具合である。このようにすれば、より適切なエリアとの組合せが決定される。
同様に、車両状況によって、エリアのエリア情報を変更するようにしてもよい。すなわち、請求項17に示すように、エリア管理部は、車両状況に基づき、エリア情報を変更可能であることとしてもよい。このようにすれば、より適切なエリアとの組合せが決定される。
ところで、コンテントの種類によっては適切なエリアが予め定まる場合もあり得る。そこで、請求項18に示すように、特定コンテントの特定エリアに対する割当情報を記憶する割当情報記憶部を備え、コンテント割当制御部は、割当情報記憶部に記憶された割当情報に基づき、コンテントとエリアとの組合せを決定することとしてもよい。割当情報は、予め設定されるものとしてもよいし、ユーザが任意に設定できるものとしてもよい。このようにすれば、より適切なエリアにコンテントを割り当てることができ、そのデザイン性を確保することができる。また、ユーザの所望するエリアに所望するコンテントを割り当てることができる。
なお、上述したコンテントは、請求項19に示すように、コンテント管理部によって、車両内のネットワークを介して取得されることが考えられる。また、請求項20に示すように、新たに接続された外部機器から取得可能な構成としてもよい。ここでいう外部機器には、例えばスマートフォンなどの携帯電話機や、PDAと呼ばれる情報端末などが含まれる。つまり、コンテントにコンテント情報を対応付けて管理すれば、コンテントの種類によらず、同一のアルゴリズムで、コンテントとエリアとの組合せを決定することができる。
また、エリアについても同様に、エリアにエリア情報を対応付けて管理すれば、表示装置の種類によらず、同一のアルゴリズムでコンテントとエリアとの組合せを決定することができる。そこで、請求項21に示すように、エリア管理部は、複数台の表示装置に対しエリアを管理することが考えられる。この場合、請求項22に示すように、エリア管理部は、表示装置の一部が着脱されると、管理するエリアを更新することが考えられる。例えば、表示装置がエリア情報を有する構成とすれば、着脱される表示装置からの情報によって、管理するエリアを更新するという具合である。
表示制御装置の概略構成を示すブロック図である。 コンテント及びエリアに対応付けられる属性を示す説明図である。 エリア管理部におけるエリアの階層データ構造を示す説明図である。 (a)は視線適性度テーブルを示す説明図であり、(b)は表現力適性度テーブルを示す説明図であり、(c)は操作適性度テーブルを示す説明図である。 所定の演算子を用いて規定される必須排他制約式の処理を示す説明図である。 表示制御処理の前半部分を示すフローチャートである。 表示制御処理の後半部分を示すフローチャートである。 価値変更処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態の表示制御装置1の概略構成を示すブロック図である。
表示制御装置1は、制御部10を中心に構成されている。制御部10には、3台の表示装置21,22,23、及び、入出力IF30が接続されている。なお、以下では、3台の表示装置21〜23を区別するため、必要に応じて「A表示装置21」、「B表示装置22」、「C表示装置23」と記述する。
3台のA〜Cの表示装置21〜23はそれぞれ、例えばヘッドアップディスプレイ、メータパネル、ナビゲーションのための地図などを表示するカラー液晶表示装置などとして具現化される。ただし、これに限られるものではない。
入出力IF30は、車両内のネットワーク(例えばCAN)に接続するための構成であり、入出力IF30を介し、表示制御装置1は、マルチメディアECU41、車速ECU42、エンジン回転数センサ43、各種ECU44、及び、各種センサ45に接続されている。各種ECU44には、例えばナビゲーションECUなどが含まれる。また、各種センサ45には、車室外の気温を検知する外気温センサやエンジン冷却水の温度を検知する水温センサなどが含まれる。
このような構成により、表示制御装置1は、ネットワークを介して各種のコンテントを取得可能となっている。コンテントは、マルチメディアECU41から取得される「オーディオ情報」、車速ECU42から取得される「車速」、エンジン回転数センサ43から取得される「エンジン回転数」、各種ECU44に含まれるナビゲーションECUから取得される「地図」、各種センサ45に含まれる外気温センサから取得される「外気温」など様々である。
制御部10は、コンテント管理部11、エリア管理部12、割当管理部13、コンテント割当制御部14、及び、表示レイアウト制御部15を有している。
コンテント管理部11は、上述した種々のコンテントを管理するための機能を有し、カテゴリーの異なるコンテントも同様に管理している。コンテント管理部11は、コンテントに対し、図2に示すように、「コンテント価値」、「コンテントサイズ」、「表示状態」及び「コンテント特性」の4つの属性を対応付けて管理する。
ここでコンテント価値とは、表示対象者毎のコンテントの価値を示すものである。本実施形態では、表示対象者は、運転者、助手席同乗者、後席同乗者である。つまり、コンテントの価値は、表示対象者によって異なる。例えば「車速」や「エンジン回転数」といったコンテントは、運転者にとって価値の高い情報となる。そのため、コンテント価値[運転者]、コンテント価値[助手席同乗者]、及び、コンテント価値[後席同乗者]という3つの価値を各コンテントが有している。なお、本実施形態では、コンテント価値が「0」以上の数値として記憶されているものとする。
またコンテントサイズは、コンテントの表示に要する領域の大きさであり、例えば縦及び横のピクセル数で表される。
さらにまた表示状態は、そのコンテントが表示対象であるか否かを示す情報であり、表示対象であることを示す「アクティブ状態」又は表示対象でないことを示す「非アクティブ状態」のいずれかが設定される。
具体的には、車両状況やユーザ操作に応じて「アクティブ状態」と「非アクティブ状態」とが切り替えられる。例えば、シフトレンジがRの時は「バックモニタ」のコンテントが「アクティブ状態」となり、シフトレンジがR以外の時は「バックモニタ」のコンテントが「非アクティブ状態」になるという具合である。また例えば、ユーザがオーディオスイッチをオンにすると「オーディオ情報」のコンテントが「アクティブ状態」となり、オ
ーディオスイッチをオフにすると「オーディオ情報」のコンテントが「非アクティブ状態」になるという具合である。
またコンテント特性は、コンテントの特性を示すものである。本実施形態では、視線特性、表現力特性、操作特性の3つの特性を各コンテントが有している。
視線特性は、視線を動かしてもよいか否かを「1」〜「5」の5段階で示す。視線動作を許容しないコンテントほど特性値が大きくなっている。視線動作を許容しないコンテントとは走行にあたって頻繁に確認が必要なコンテントであり、例えば、「車速」が挙げられる。なお、視線特性は、運転者に対する特性となっている。
表現力特性は、コンテントを表示する上で表現力(解像度やカラーなど)が必要であるか否かを「1」〜「5」の5段階で示す。表現力が必要なコンテントほど値が大きくなっている。表現力が必要なコンテントとは情報量の多いコンテントであり、例えばナビゲーションのための「地図」が挙げられる。
操作特性は、コンテントに対する操作が必要であるか否かを「1」〜「5」の5段階で示す。操作が必要なコンテントほど値が大きくなっている。操作が必要なコンテントには、例えば再生曲を選択するなどの操作が発生するという意味で「オーディオ情報」が挙げられる。
なお、本実施形態では、特性を「1」〜「5」の5段階で表したが、これには限定されない。少なくとも2以上に段階分けすればよい。
図1の説明に戻り、エリア管理部12は、表示領域としての複数のエリアを管理するための機能を有する。エリアは、A〜Cの3台の表示装置21〜23の画面に対して設定される。エリア管理部12は、A〜Cの3台の表示装置21〜23のエリアを同様に管理している。すなわち、A表示装置21のエリアもB表示装置22のエリアも区別なく管理している。ただし、エリア管理部12は、エリアに対し、図2に示すように、「エリア適性度」、「エリアサイズ」及び「エリア特性」の3つの属性を対応付けて管理する。
ここでエリア適性度とは、表示対象者毎のエリアの場所的な適正度を示すものである。表示対象者は、上述したように、運転者、助手席同乗者、後席同乗者である。つまり、エリア適性度は、表示対象者によって異なる。例えばメータパネルのエリアは運転者にとってエリア適性度が大きくなり、また例えばナビゲーションのための地図などを表示する液晶表示装置のエリアは、運転者及び助手席同乗者にとってエリア適性度が大きくなる。そのため、エリア適性度[運転者]、エリア適性度[助手席同乗者]、及び、エリア適性度[後席同乗者]という3つの適性度を各エリアが有している。なお、本実施形態では、エリア適性度を「1」〜「10」の10段階で示すものとする。ただし、これには限定されない。
またエリアサイズは、エリアの大きさであり、コンテントサイズと同様、例えば縦及び横のピクセル数で示される。
さらにまたエリア特性は、エリアの特性を示すものである。本実施形態では、視線特性、表現力特性、操作特性の3つの特性を各エリアが有している。
視線特性は、視線が動くか否かを「1」〜「5」の5段階で示す。視線が動かないエリアほど値が大きくなっている。視線が動かないエリアには、例えばヘッドアップディスプレイのエリアが挙げられる。なお、視線特性は、運転者に対する特性となっている。
表現力特性は、エリアの表現力(解像度やカラーなど)が高いか否かを「1」〜「5」の5段階で示す。表現力の大きなエリアほど値が大きくなっている。表現力の高いエリア
には、例えばナビゲーションのための地図などを表示する液晶表示装置のエリアが挙げられる。
操作特性は、エリアの操作が可能であるか否かを「1」〜「5」の5段階で示す。複雑な操作が可能なエリアほど値が大きくなっている。複雑な操作が可能なエリアには、例えばタッチパネルが一体となった液晶表示装置のエリアが挙げられる。
なお、本実施形態では、エリア特性を「1」〜「5」の5段階で表したが、これには限定されない。少なくとも2以上に段階分けすればよい。
また、エリア管理部12は、A〜Cの表示装置21〜23のエリアを階層データ構造で管理する。例えばA表示装置21のエリアを例に挙げて説明すると、図3に示す如くである。
A表示装置21の表示領域は、図3(a)に示すように、画面全体を使用するaエリア、このaエリアを左右2つに分割したbエリア及びcエリア、さらに、bエリアを左右2つに分割したdエリア及びeエリア、cエリアを上下2つに分割したfエリア及びgエリアとして設定されているものとする。
このとき、図3(b)に示すように、aエリアを最上位の階層のエリアとして管理する。aエリアの直下の階層にb及びcのエリアを管理し、b及びcのエリアの直下の階層にそれぞれ、d及びeのエリアとf及びgのエリアとを管理する。
これにより、図3(c)に示すように、例えばbエリアにコンテントが割り当てられると、それよりも下の階層であるd及びeのエリアは使用不能と判断する。なお、aエリアの直下にあるb及びcのエリアのうち一方のbエリアのみにコンテントが割り当てられるときは(c,f,gのエリアが使用されていないときは)、aエリアの内部にコンテントが表示されればよく、例えばコンテントがb及びcのエリアに跨るようにセンタリングなどを施すようにしてもよい。
図1に戻り、割当管理部13は、コンテント特性及びエリア特性に基づく適性度を算出するための適性度テーブル、コンテントの必須排他制約式、及び、特定エリアに対する特定コンテントの割当情報を記憶している。
適性度テーブルには、コンテント及びエリアの視線特性に基づき視線適性度を算出するための視線適性度テーブル(図4(a)参照)、コンテント及びエリアの表現力特性に基づき表現力適性度を算出するための表現力適性度テーブル(図4(b)参照)、コンテント及びエリアの操作特性に基づき操作適性度を算出するための操作適性度テーブル(図4(c)参照)が含まれる。
なお、これらの適性度テーブルは「1」〜「10」の10段階で適性度を表現しており、適性度が大きいほど値が大きくなっている。なお、エリア適性度と同様、10段階での表現に限定されるものではない。
これらの適性度テーブルにより、各コンテントの有するコンテント特性と各エリアの有するエリア特性とから、特性別の適性度が算出される。例えば、情報量の多いナビゲーションのための「地図」は表現力が必要なコンテントとして表現力特性が「5」となっており、表現力の高い液晶表示装置のエリアは表現力特性が「5」となっているものとする。この場合、図4(b)の例では、表現力適性度が最大値「10」として算出される。これは、コンテント「地図」と液晶表示装置のエリアとを組み合わせる際の表現力適性度が最大になることを示している。
なお、例えば情報量が少なく表現力を必要としない表現力特性「1」のコンテントを表現力の高い表現力特性「5」のエリアへ配置する場合、オーバースペックとなる。このようなオーバースペックの組合せは、各適性度テーブルの左下部分に現れる。このとき適正は十分であるものの、他のコンテントの割当を考えて、適性度を最大値よりも小さく設定している。
また、コンテントの必須排他制約式は、コンテントの必須表示やコンテントの排他表示を、予め定められた制約式で規定する情報である。
本実施形態では「&」、「|」、「^」、「/」、「+」の5つの演算子が定義されている。図5(a)に示す如くである。すなわち、
X&Yは、XとYとの両方を表示することを意味する。
X|Yは、Xのみを表示する、Yのみを表示する、又は、XとYとの両方を表示することを意味する。
X^Yは、Xのみを表示する、又は、Yのみを表示することを意味する。
X/Yは、Xのみを表示する、Yのみを表示する、又は、XもYも表示しないことを意味する。
X+Yは、XとYとの両方を表示する、又は、XもYも表示しないことを意味する。
なお、X/YはX&Yの否定であり、X+YはX^Yの否定となっている。ただし、本実施形態では、後述する表示制御処理にて、演算子に対する処理を行う。この処理を簡単にするため、あえて否定を示す演算子を使用することを避けている。
さらにまた、特定エリアに対する特定コンテントの割当情報は、予め定められた特定のエリアと予め定められた特定のコンテントとの対応関係を示すものである。すなわち、本実施形態では、コンテントとエリアとの動的な割り当てを行うものであるが、この対応関係を参照することで、一部のコンテントについては、静的な割り当てを行う。
本実施形態では、以上のようなコンテント管理部11、エリア管理部12及び割当管理部13に記憶される情報に基づき、コンテント割当制御部14が、コンテントのエリアに対する評価値を算出し、コンテントとエリアとの組合せを記憶する。また、コンテント割当制御部14によって記憶されるコンテントとエリアとの組合せに基づき、コンテントを表示するのが、表示レイアウト制御部15である。
次に、表示制御処理について説明する。図6は、表示制御処理の前半部分を示すフローチャートであり、図7は、表示制御処理の後半部分を示すフローチャートである。なお、以下では適宜、コンテント価値及びエリア適性度をまとめて「価値」といい、コンテントサイズ及びエリアサイズをまとめて「サイズ」という。
最初のS100では、価値変更処理を実行する。この処理は、車両の状況(本実施形態では走行中であるか停車中であるかという走行状況)に基づき、コンテントのコンテント価値及びエリアのエリア適性度を変更するものである。
なお、本実施形態では価値変更処理を実行するものとしたが、この処理は必須のものではないため、別の形態として価値変更処理を省略することも考えられる。また、所定条件の成立時にだけ実行する構成としてもよい。
次のS110では、コンテントリストを作成する。この処理は、コンテントの属性であ
る表示状態が「アクティブ状態」となっているコンテントを抽出してコンテント価値が大きいものから順に並べ替えるものである。例えば、コンテントX,Y,Z,Wがあり、コンテント価値がX>Y>Z>Wのとき、「アクティブ状態」となっているコンテントが「X,Z,W」であれば、コンテントリストは、「X→Z→W」となる。
なお、この処理は、コンテント管理部11の機能として実現される。なお、ここでは、N個のコンテントが並べ替えられたものとする。
続くS120では、必須排他制約式を処理する。必須排他制約式には、属性が「非アクティブ状態」となっているコンテントも含まれる。そのため、ここでは、「非アクティブ状態」となっているコンテントを含む必須排他制約式を処理する。
具体的には、図5(b)に示すように、必須排他制約式から構文ツリーを作る。図5(b)では、「(X&Y)^Z」の必須排他制約式が構文ツリーとして示されている。このとき、X及びZのコンテントが「アクティブ状態」であり、Yのコンテントが「非アクティブ状態」であるものとする。この場合、Yのコンテントを構文ツリーから削除すると共に、その上位の演算子「&」を構文ツリーから削除する(記号J参照)。これにより、構文ツリーは図5(c)に示す如くとなり、必須排他制約式は、「X^Z」となる。このように、「非アクティブ状態」のコンテントとその上位の演算子を削除するという手法は、上位演算子が「&」、「|」、「^」の場合に適用される。
一方、上位演算子が「/」の場合には、図5(d)に示すように、「非アクティブ」のYのコンテント及びその上位の演算子「/」を削除すると共に(記号L参照)、削除した演算子「/」の下位のコンテントXも削除する(記号K参照)。演算子が「+」の場合も同様である。
なお、このような必須排他制約式の処理を行う場合、否定を示す演算子を用いると期待する結果が得られないため、本実施形態では、否定を示す演算子を用いていない。
次のS130では、必須排他制約式に基づくコンテントリストを作成する。例えば、図5(c)で示すように必須排他制約式「X^Z」があるものとし、S110で作成されたコンテントリストが「X→Z→W」であれば、新たなリストとして、「X→W」、「Z→W」という2つのコンテントリストを作成するという具合である。ここでは、X及びZのいずれかが必須表示となっているため、X及びZを先頭に並べる。以下では、M個の新たなリストが作成されたものとして説明を続ける。
続くS140では、リストを示す変数mを「1」として初期化する。この変数mがインクリメントされる毎に、1番目のリスト→2番目のリスト→3番目のリスト→・・・という具合に処理されることなる。
次のS150では、コンテントを示す変数nを「1」として初期化する。この変数nがインクリメントされる毎に、m番目のリストの1番目のコンテント→m番目のリストの2番目のコンテント→m番目のリストの3番目のコンテント→・・・という具合に処理されることになる。
続くS160では、エリアを探索する。この処理は、未だコンテントが割り当てられていない全てのエリアを探索するものである。
次のS170では、階層データ構造に基づきエリアを除外する。この処理は、コンテントが割り当てられていないエリアであっても、階層データ構造で上位に位置するエリアに対しコンテントが割り当てられている場合に、そのエリアを除外するものである。例えば図3(c)に示したように、bエリアにコンテントが割り当てられている場合、d及びeのエリアが除外されるという具合である。
続くS180では、コンテントサイズ及びエリアサイズに基づきエリアを除外する。この処理は、割り当てられるコンテントのコンテントサイズよりも小さなエリアサイズのエリアを除外するものである。
次のS190では、割当管理に基づきエリアを除外する。具体的には、割当管理部13に記憶された対応関係に基づき、コンテントとエリアとの対応関係にないエリアを除外する。
図7中のS200では、評価値を算出し、評価値が最も大きなエリアを選択する。この処理は、予め定められた算出式でコンテント及びエリアの情報から評価値を算出し、当該評価値が最も大きくなるエリアを選択するものである。
具体的に、本実施形態では、評価値は、対象者評価値と特性評価値とで算出される。
対象者評価値には、運転者評価値(DE)、助手席同乗者評価値(AE)、及び、後席同乗者評価値(RE)がある。また、特性評価値には、運転者特性評価値(DCE)、助手席同乗者特性評価値(ACE)、及び、後席同乗者特性評価値(RCE)がある。なお、式を煩雑にしないために、運転者を「D」、助手席同乗者を「A」、後席同乗者を「R」で表すと、本実施形態では、それぞれ、

DE=K[D]×コンテント価値[D]×エリア適性度[D]
AE=K[A]×コンテント価値[A]×エリア適性度[A]
RE=K[R]×コンテント価値[R]×エリア適性度[R]
DCE=(K1×視線適性度+K2×表現力適性度+K3×操作適性度)÷(K1+K2+K3)
ACE=(K4×表現力適性度+K5×操作適性度)÷(K4+K5)
RCE=(K6×表現力適性度+K7×操作適性度)÷(K6+K7)

となる。
ここでK[D],K[A],K[R]は、運転者、助手席同乗者、及び、後席同乗者の存在を示すものであり、乗車時に「1」となり、非乗車時に「0」となる。また、K1〜K7は、重み付け係数である。
なお、視線適性度は、運転者についてのみの特性であるため、ACE及びRCEの算出には用いられない。
そして、求める評価値は、

評価値 = DE×DCE+AE×ACE+RE×RCE

となる。
S210では、S200における評価値が最も大きくなるコンテントとエリアとの組合せを記憶する。
続くS220では、変数nがコンテントの個数Nに等しいか否かを判断する。この処理は、m番目のリストに含まれる全てのコンテントを処理したか否かを判断するものである。ここでn=Nである場合(S220:YES)、S240へ移行する。一方、n≠Nである場合(S220:NO)、すなわち処理していないコンテントがあるうちは、S230にて変数nをインクリメントし、図6中のS160からの処理を繰り返す。
S240では、変数mがリストの個数Mに等しいか否かを判断する。この処理は、全てのリストを処理したか否かを判断するものである。ここでm=Mである場合(S240:YES)、S260へ移行する。一方、m≠Mである場合(S240:NO)、すなわち処理していないリストがあるうちは、S250にて変数mをインクリメントし、図6中のS150からの処理を繰り返す。
S260では、それぞれのリストにおける評価値の合計に基づき、最も評価値の合計が大きくなったリストを選択する。
続くS270では、S260で選択したリストにおけるコンテントとエリアとの組合せを読み出す。この処理は、S210で記憶される組合せを読み出すものである。
なお、S120〜S270までの処理は、コンテント割当制御部14の機能として実現される。
S280では、コンテントを表示する。この処理は、割り当てられたエリアにコンテントを表示するものであり、表示レイアウト制御部15の機能として実現される。
次に、図6中のS100の価値変更処理について説明する。図8は、価値変更処理を示すフローチャートである。
最初のS101では、車両が走行中か否かを判断する。この判断は、例えば車速ECU42から送出される「車速」に基づいて行われる。ここで走行中であると判断された場合(S101:YES)、S102にてコンテントのコンテント価値を走行中におけるコンテント価値に変更し、S103にてエリアのエリア適性度を走行中におけるエリア適性度に変更し、その後、価値変更処理を終了する。一方、走行中でないと判断された場合(S101:NO)、すなわち停車中である場合には、S104にてコンテントのコンテント価値を停車中におけるコンテント価値に変更し、S105にてエリアのエリア適性度を停車中におけるエリア適性度に変更して、その後、価値変更処理を終了する。
コンテントに対する走行中/停車中のコンテント価値及びエリアに対する走行中/停車中のエリア適性度は、予め決められているものとする。例えばマルチメディアECU41から取得されるコンテントは、停車中に比べ走行中には安全面などから価値が減ることが考えられる。このようなコンテントに対しては、走行中のコンテント価値が停車中のコンテント価値よりも小さく設定されている。また、走行中には、視線の動きが極力少なくなるエリアの適性度が増すことが考えられる。したがって、このようなエリアに対しては、走行中のエリア適性度が停車中のエリア適性度よりも大きく設定されている。
次に本実施形態の表示制御装置1が発揮する効果を説明する。
本実施形態では、コンテント管理部11が、コンテントの属性であるコンテント情報を対応付けてコンテントを管理し、エリア管理部12が、エリアの属性であるエリア情報を対応付けエリアを管理する。コンテント割当制御部14は、コンテント情報及びエリア情報に基づく評価値を用い、コンテントとエリアとの組合せを決定する(図7中のS200)。これにより、従来技術のように単に優先順位を用いる場合とは異なり、コンテントとエリアとの組合せを評価することができ、より適切なエリアへコンテントを配置することができるため、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことができる。
具体的には、コンテント管理部11が表示対象者毎の情報の価値であるコンテント価値を対応付けてコンテントを管理すると共に、エリア管理部12がエリアの場所的な適正度であるエリア適性度を対応付けてエリアを管理する。コンテント割当制御部14は、コンテント価値及びエリア適性度に基づく対象者評価値を用い、コンテントとエリアとの組合せを決定する(図7中のS200)。これにより、表示対象者毎の評価値基準でコンテントがエリアに割り当てられるため、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことができ
る。
また、本実施形態では、コンテント管理部11が、コンテント価値の大きなコンテントから順に並べ替えてコンテントリストを作成する(図6中のS110)。これにより、コンテント価値の大きなコンテントから順にエリアとの組合せが決定されるため、コンテントを適切なエリアへ配置するという効果が際だつ。
さらにまた、本実施形態では、さらにコンテント管理部11がコンテントの特性を示すコンテント特性を対応付けてコンテントを管理し、エリア管理部12がエリアの特性を示すエリア特性を対応付けてエリアを管理している。そして、コンテント割当制御部14は、上記対象者評価値に加え、コンテント特性とエリア特性とに基づき算出される特性評価値に基づき、コンテントとエリアとの組合せを決定する(図7中のS200)。これにより、コンテント及びエリアの特性を考慮してコンテントとエリアとの組合せが決定されるため、より一層、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことができる。
具体的には、コンテント及びエリアの視線特性に基づく視線適性度を求めて特性評価値を算出する。また、コンテント及びエリアの表現力特性に基づく表現力適性度を求めて特性評価値を算出する。さらにまた、コンテント及びエリアの操作特性に基づく操作適性度を求めて特性評価値を算出する。これにより、視線、表現力及び操作性に関する特性評価値に基づきコンテントとエリアとの組合せを決定でき、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことができる。
このとき、本実施形態では、コンテント特性及びエリア特性から特性評価値を算出するための適性度を求める適性度テーブルを記憶している(図4参照)。これにより、コンテント特性及びエリア特性から比較的簡単に特性評価値を導出することができる。
また、本実施形態では、コンテントの必須排他関係を規定するコンテント表示情報としての必須排他制約式を割当管理部13に記憶しており、コンテント割当制御部14は、必須排他制約式を処理し(図6中のS120)、必須排他制約式に基づくコンテントリストを作成する(S130)。これにより、コンテントの必須排他関係を含めてコンテントとエリアとの組合せが決定され、より適切な情報表示を行うことができる。
このとき、コンテント割当制御部14は、必須排他制約式に基づき、必須表示すべきコンテントをコンテントリストの最初に並べる(図6中のS130)。これにより、必須表示すべきコンテントから順にエリアとの組合せが決定されるため、必須表示すべきコンテントが確実にエリアへ割り当てられる。
また、コンテント割当制御部14は、コンテントリストが複数になった場合、リスト毎に処理を行い(図6中のS140,図7中のS240,S250)、評価値の合計が最大のリストを選択し(S260)、コンテントとエリアとの組合せを決定する(S270)。これにより、コンテントの必須排他関係を含めてコンテントとエリアとの組合せを簡単に決定することができる。
さらにまた、本実施形態では、コンテントサイズとエリアサイズとを比較し、コンテントサイズよりも小さなエリアサイズのエリアを除外する(図6中のS180)。これにより、コンテントをスクロールさせて表示したり、あるいは、コンテントを縮小させて表示したりする必要がなく、ユーザにとって把握し易い情報表示を行うことができる。
また、本実施形態では、エリア管理部12が、エリアの階層データ構造を有しており(図3参照)、コンテントの割り当てに際し、この階層データ構造に基づいて、コンテント
が割り当てられているエリアの下位層に位置するエリアを除外する(図6中のS170)。これにより、エリア同士の親子関係を容易に判断でき、割り当て可能なエリアを迅速に判断することができる。
また、本実施形態では、車両の走行状況に基づき、コンテント及びエリアの価値を変更する(図6中のS100)。具体的には、車両走行中である場合(図8中のS101:YES)、走行中のコンテント価値及びエリア適性度へ変更し(S102,S103)、一方、車両停車中である場合(図8中のS101:NO)、停車中のコンテント価値及びエリア適性度へ変更する(S104,S105)。これにより、より適切なエリアにコンテントを割り当てることができる。
さらにまた、本実施形態では、コンテントにその属性としての「表示状態」が対応付けられており(図2参照)、この表示状態が「アクティブ状態」となっているコンテントのみが表示対象になる。これにより、コンテントを表示対象とするか否かを簡単に管理することができる。
また、本実施形態では、割当管理部13が特定のコンテントと特定のエリアとの対応関係を予め管理しており、コンテントとエリアとの対応関係にないエリアを除外する(図6中のS190)。これにより、より適切なエリアにコンテントを割り当てることができ、そのデザイン性を確保することができる。また、ユーザの所望するエリアに所望するコンテントを割り当てることができる。
さらにまた、本実施形態では、車両内のネットワークを介して、種々のコンテントが取得される(図1参照)。このとき、コンテント管理部11は、種々のコンテントに対し「コンテント価値」、「コンテントサイズ」、「表示状態」及び「コンテント特性」を対応付けて同様に管理する(図2参照)。これにより、コンテントの種類によらず、同一のアルゴリズムでコンテントをエリアに割り当てることができる。
同様に、本実施形態では、A〜Cの表示装置21〜23の複数のエリアに対し「エリア適性度」、「エリアサイズ」及び「エリア特性」を対応付けて当該エリアを管理する(図2参照)。これにより、表示装置21〜23が異なっていても、同一のアルゴリズムでコンテントを割り当てるべきエリアを判断することができる。
なお、本実施形態における表示制御装置1が特許請求の範囲の「表示制御装置」を構成し、コンテント管理部11が「コンテント管理部」を構成し、エリア管理部12が「エリア管理部」を構成し、割当管理部13が「対応情報記憶部」、「コンテント表示情報記憶部」及び「割当情報記憶部」を構成し、コンテント割当制御部14が「コンテント割当制御部」を構成する。
また、割当管理部13が記憶する適性度テーブル(図4)が「対応情報」に相当し、必須排他制約式が「コンテント表示情報」及び「必須排他制約式」に相当する。
以上、本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施することができる。
(イ)コンテント及びエリアをその属性のみで管理することによって、コンテントの種類によらず、また、表示装置21〜23の区別によらず、コンテントのエリアへの割り当てが同一のアルゴリズムで可能となることは既に述べた。したがって、上記実施形態の表示制御装置1では、例えば、A〜Cの表示装置21〜23のいずれかが故障した場合など、エリア管理部12が管理情報を更新することで、アルゴリズムを変更することなく、コンテントのエリアへの割り当てが可能となる。同様に、図1に示すように、D表示装置5
0を追加して接続することも容易である。この場合も、エリア管理部12がD表示装置50に合わせて管理情報を更新するようにすればよい。D表示装置50は、例えばスマートフォンなどの携帯電話機や、PDAと呼ばれる情報端末などであることが例示される。このときは、D表示装置50自体からエリアに関する情報を取得することが考えられる。
(ロ)上記実施形態では価値変更処理(図6中のS100)にてコンテント価値及びエリア適性度の両方を変更しているが、コンテント価値及びエリア適性度の一方を固定として、他方だけを変更するようにしてもよい。また、上記実施形態では走行中か否かという車両の走行状況に基づきコンテント価値及びエリア適性度を変更しているが、例えば低速走行、高速走行などもっと細かな走行状況に応じて価値を変更するようにしてもよいし、また例えば運転者の負荷などを算出可能なシステムと共に用い、当該運転者の負荷などを考慮して価値を変更するようにしてもよい。さらにまた、コンテント価値及びエリア適性度と同様に、図4に示す適性度テーブルを車両の走行状況に基づき変更するようにしてもよい。
(ハ)上記実施形態では、コンテント特性及びエリア特性として視線特性、表現力特性、操作特性を採用したが、この他の特性を採用することも考えられる。
(ニ)上記実施形態では、コンテントの必須排他関係について、必須排他制約式を処理し(図6中のS120)、必須排他制約式に基づくコンテントリストを作成していた(S130)。これと同様に、エリアの必須排他関係についても必須排他制約式を規定することができ、また、同様に処理することができる。このようにすれば、エリアの必須排他関係を含めてコンテントとエリアとの組合せが決定され、より適切な情報表示を行うことができる。なお、このとき、エリアの必須排他関係を規定する必須排他制約式が「エリア使用情報」に相当する。また、必須排他制約式が割当管理部13に記憶される構成では、割当管理部13が「エリア使用情報記憶部」に相当する。
1…表示制御装置
10…制御部
11…コンテント管理部
12…エリア管理部
13…割当管理部
14…コンテント割当制御部
15…表示レイアウト制御部
21,22,23,50…表示装置
30…入出力IF
41…マルチメディアECU
42…車速ECU
43…エンジン回転数センサ
44…各種ECU
45…各種センサ

Claims (22)

  1. 車両に搭載される表示装置の画面に表示領域として設定される複数のエリアに対し、表示対象となっているコンテントを割り当てて表示する表示制御装置であって、
    前記コンテントの属性であるコンテント情報を対応付け前記コンテントを管理するコンテント管理部と、
    前記エリアの属性であるエリア情報を対応付け前記エリアを管理するエリア管理部と、
    前記コンテント情報と前記エリア情報とから評価値を算出することで、前記コンテントと前記エリアとの組合せを決定するコンテント割当制御部と、
    を備えていることを特徴とする表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の表示制御装置において、
    前記コンテント情報は、表示対象者毎の情報の価値を示すコンテント価値を含み、
    前記エリア情報は、前記表示対象者毎の場所的な適正度を示すエリア適性度を含んでおり、
    前記コンテント割当制御部は、前記コンテント価値と前記エリア適性度とに基づき算出される対象者評価値に基づき、前記コンテントと前記エリアとの組合せを決定すること
    を特徴とする表示制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の表示制御装置において、
    前記コンテント情報は、コンテントの特性を示すコンテント特性を含み、
    前記エリア情報は、前記エリアの特性を示すエリア特性を含んでおり、
    前記コンテント割当制御部は、前記コンテント特性と前記エリア特性とに基づき算出される特性評価値に基づき、前記コンテントと前記エリアとの組合せを決定すること
    を特徴とする表示制御装置。
  4. 請求項3に記載の表示制御装置において、
    前記コンテント特性には、運転者の視線の動きが問われるか否かを示す視線特性が含まれ、
    前記エリア特性には、運転者の視線の動きが大きくなるか否かを示す視線特性が含まれること
    を特徴とする表示制御装置。
  5. 請求項3又は4に記載の表示制御装置において、
    前記コンテント特性には、表現力が必要となるか否かを示す表現力特性が含まれ、
    前記エリア特性には、表現力が大きいか否かを示す表現力特性が含まれること
    を特徴とする表示制御装置。
  6. 請求項3〜5の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記コンテント特性には、操作が必要となるか否かを示す操作特性が含まれ、
    前記エリア特性には、操作が可能か否かを示す操作特性が含まれること
    を特徴とする表示制御装置。
  7. 請求項3〜6の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記コンテント特性及び前記エリア特性から前記特性評価値を導出するための対応情報を記憶する対応情報記憶部を備え、
    前記コンテント割当制御部は、前記対応情報記憶部に記憶された前記対応情報に基づき、前記コンテント特性及び前記エリア特性から前記特性評価値を導出すること
    を特徴とする表示制御装置。
  8. 請求項7に記載の表示制御装置において、
    前記対応情報記憶部の前記対応情報は、車両状況に基づき、変更可能であること
    を特徴とする表示制御装置。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記コンテント情報は、情報表示に要するサイズであるコンテントサイズを含み、
    前記エリア情報は、前記エリアのサイズであるエリアサイズを含んでおり、
    前記コンテント割当制御部は、前記エリアサイズと前記コンテントサイズとを比較し、前記コンテントが前記エリアに収まるように前記コンテントと前記エリアとの組合せを決定すること
    を特徴とする表示制御装置。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記コンテント管理部は、前記コンテント毎に表示対象とするか否かを管理すること
    を特徴とする表示制御装置。
  11. 請求項1〜10の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記コンテントの必須排他関係を規定するコンテント表示情報を記憶するコンテント表示情報記憶部を備え、
    前記コンテント割当制御部は、前記コンテント表示情報記憶部に記憶された前記コンテント表示情報に基づき、前記コンテントと前記エリアとの組合せを決定すること
    を特徴とする表示制御装置。
  12. 請求項11に記載の表示制御装置において、
    前記コンテント表示情報は、所定の演算子にて示されるコンテントの必須排他関係を示す必須排他制約式であり、
    前記コンテント割当制御部は、前記必須排他制約式を満たすように、前記コンテントと前記エリアとの組合せを決定すること
    を特徴とする表示制御装置。
  13. 請求項1〜12の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記エリアの必須排他関係を規定するエリア使用情報を記憶するためのエリア使用情報記憶部を備え、
    前記コンテント割当制御部は、前記エリア使用情報記憶部に記憶された前記エリア使用情報に基づき、前記コンテントと前記エリアとの組合せを決定すること
    を特徴とする表示制御装置。
  14. 請求項13に記載の表示制御装置において、
    前記エリア使用情報は、所定の演算子にて示されるエリアの必須排他関係を示す必須排他制約式であり、
    前記コンテント割当制御部は、前記必須排他制約式を満たすように、前記コンテントと前記エリアとの組合せを決定すること
    を特徴とする表示制御装置。
  15. 請求項1〜14の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記エリア管理部は、所定のエリアを、単一のエリアとして管理可能であると共に、当該エリアを分割した複数のエリアとしても管理可能であって、前記単一エリアの下位層に前記複数のエリアが位置する階層データ構造を有しており、
    前記コンテント割当制御部は、前記階層データ構造に基づき、前記コンテントと前記エリアとの組合せを決定すること
    を特徴とする表示制御装置。
  16. 請求項1〜15の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記コンテント管理部は、車両状況に基づき、前記コンテント情報を変更可能であること
    を特徴とする表示制御装置。
  17. 請求項1〜16の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記エリア管理部は、車両状況に基づき、前記エリア情報を変更可能であること
    を特徴とする表示制御装置。
  18. 請求項1〜17の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    特定コンテントの特定エリアに対する割当情報を記憶する割当情報記憶部を備え、
    前記コンテント割当制御部は、前記割当情報記憶部に記憶された前記割当情報に基づき、前記コンテントと前記エリアとの組合せを決定すること
    を特徴とする表示制御装置。
  19. 請求項1〜18の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記コンテント管理部は、前記コンテントを車両内のネットワークによって取得すること
    を特徴とする表示制御装置。
  20. 請求項1〜19の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記コンテント管理部は、新たに接続された外部機器から前記コンテントを取得可能であること
    を特徴とする表示制御装置。
  21. 請求項1〜20の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記エリア管理部は、複数台の表示装置に対し前記エリアを管理していること
    を特徴とする表示制御装置。
  22. 請求項21に記載の表示制御装置において、
    前記エリア管理部は、前記表示装置の一部が着脱されると、管理するエリアを更新すること
    を特徴とする表示制御装置。
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