JP2988083B2 - 車載用表示制御装置 - Google Patents
車載用表示制御装置Info
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- JP2988083B2 JP2988083B2 JP33027891A JP33027891A JP2988083B2 JP 2988083 B2 JP2988083 B2 JP 2988083B2 JP 33027891 A JP33027891 A JP 33027891A JP 33027891 A JP33027891 A JP 33027891A JP 2988083 B2 JP2988083 B2 JP 2988083B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ナビゲーション装置な
どのように車室内に表示装置を設置し、この表示装置に
各種情報を表示する車載用表示制御装置に関する。
どのように車室内に表示装置を設置し、この表示装置に
各種情報を表示する車載用表示制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より車室内に表示装置を設置し、こ
の表示装置に地図及び自動車の現在位置を表示するナビ
ゲーション装置が知られている。図３において、１は自
動車の車室内のインストルメントパネル、２はインスト
ルメントパネル１の中央に設置されたナビゲーション装
置の表示装置であり、この表示装置２は図４に示すよう
に表示部３、各種キー４が設けられた操作部５から構成
され、表示部３に地図などが表示され、各種キー４を操
作することにより地図検索、地図尺度変更、目的地設定
が行われる。６は運転席、７は助手席、８は後部座席、
９はハンドルである。
の表示装置に地図及び自動車の現在位置を表示するナビ
ゲーション装置が知られている。図３において、１は自
動車の車室内のインストルメントパネル、２はインスト
ルメントパネル１の中央に設置されたナビゲーション装
置の表示装置であり、この表示装置２は図４に示すよう
に表示部３、各種キー４が設けられた操作部５から構成
され、表示部３に地図などが表示され、各種キー４を操
作することにより地図検索、地図尺度変更、目的地設定
が行われる。６は運転席、７は助手席、８は後部座席、
９はハンドルである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のナビゲーション装置は、安全性確保のために、自動
車の走行中には、キー４例えば地図検索キー、縮尺変更
キー、目的地設定キー等のキー入力を禁止する構成であ
り、走行中においては助手席７に座っている助手による
キー入力も禁止されるため、使い勝手が悪いものであっ
た。
来のナビゲーション装置は、安全性確保のために、自動
車の走行中には、キー４例えば地図検索キー、縮尺変更
キー、目的地設定キー等のキー入力を禁止する構成であ
り、走行中においては助手席７に座っている助手による
キー入力も禁止されるため、使い勝手が悪いものであっ
た。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、走行中運転手によるキー入力は禁止されるも
のの、運転手以外の人、例えば助手席に座っている助手
等によるキー入力は禁止されない車載用表示制御装置を
提供するものである。
のであり、走行中運転手によるキー入力は禁止されるも
のの、運転手以外の人、例えば助手席に座っている助手
等によるキー入力は禁止されない車載用表示制御装置を
提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、キー操作に応答して表示部の表示を制御
するキー操作部を有し車室内の運転手操作可能個所に設
置された表示手段と、自動車の走行中に上記キー操作部
のキー入力を禁止するキー入力制御手段と、上記運転手
の操作不可能個所に設置されたスイッチ手段とを具備
し、上記スイッチ手段を押し続けている間上記キー入力
制御手段のキー入力禁止状態を解除することを特徴とす
るものである。
成するために、キー操作に応答して表示部の表示を制御
するキー操作部を有し車室内の運転手操作可能個所に設
置された表示手段と、自動車の走行中に上記キー操作部
のキー入力を禁止するキー入力制御手段と、上記運転手
の操作不可能個所に設置されたスイッチ手段とを具備
し、上記スイッチ手段を押し続けている間上記キー入力
制御手段のキー入力禁止状態を解除することを特徴とす
るものである。
【０００６】本発明は上記のような構成であり、自動車
の走行中はキー入力制御手段によってキー入力が禁止さ
れ、また走行中に助手などがスイッチ手段を操作し続け
ている間だけ、キー入力手段によるキー入力禁止状態が
解除され、スイッチ手段を操作したままキーを操作する
と、キー入力が受付けられ、キー入力に応答して表示部
の表示が制御されるものである。
の走行中はキー入力制御手段によってキー入力が禁止さ
れ、また走行中に助手などがスイッチ手段を操作し続け
ている間だけ、キー入力手段によるキー入力禁止状態が
解除され、スイッチ手段を操作したままキーを操作する
と、キー入力が受付けられ、キー入力に応答して表示部
の表示が制御されるものである。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図１、図２
とともに説明する。なお図１において図３と同一箇所に
は同一番号を付している。図１において、１０はインス
トルメントパネル１の左端に設けられた押釦であり、こ
の押釦１０の設置箇所は、運転席６に座った運転手は操
作できず、助手席７に座った助手が操作できる箇所に選
定される。
とともに説明する。なお図１において図３と同一箇所に
は同一番号を付している。図１において、１０はインス
トルメントパネル１の左端に設けられた押釦であり、こ
の押釦１０の設置箇所は、運転席６に座った運転手は操
作できず、助手席７に座った助手が操作できる箇所に選
定される。
【０００８】図２において、３は液晶表示装置などから
なる表示部、１１は押釦１０を押圧した際にオンするス
イッチ、１２はＧＰＳ（Global Positioning System）
受信機であり、このＧＰＳ受信機１２は複数の人工衛星
から送信された電波を受信し、この受信データから自動
車の現在位置を演算するものであり、ＧＰＳ受信機１２
から出力される現在位置データは制御回路１３に入力さ
れる。１４は光ディスク再生装置であり、この光ディス
ク再生装置１４はコンパクトディスク等の光ディスクに
記録された地図データ等を読出し、この地図データなど
を制御回路１３に出力するものである。１５はキー入力
制御回路であり、このキー入力制御回路１５は自動車の
走行中に走行パルス発生装置から発生する走行パルスが
入力された際には、各種キー４のキー入力を禁止し、ま
たスイッチ１１がオンされた際には上記キー入力禁止状
態を解除し、各種キー４のキー入力を制御回路１３に入
力可能とするものである。上記制御回路１３はＧＰＳ受
信機１２から入力される現在位置データ、光ディスク再
生装置１４から入力される地図データを、各種キー入力
に応答して処理し、表示部３の表示を変更するものであ
り、表示部３には現在走行中の地図が表示されるととも
に、自動車の現在位置が表示される。
なる表示部、１１は押釦１０を押圧した際にオンするス
イッチ、１２はＧＰＳ（Global Positioning System）
受信機であり、このＧＰＳ受信機１２は複数の人工衛星
から送信された電波を受信し、この受信データから自動
車の現在位置を演算するものであり、ＧＰＳ受信機１２
から出力される現在位置データは制御回路１３に入力さ
れる。１４は光ディスク再生装置であり、この光ディス
ク再生装置１４はコンパクトディスク等の光ディスクに
記録された地図データ等を読出し、この地図データなど
を制御回路１３に出力するものである。１５はキー入力
制御回路であり、このキー入力制御回路１５は自動車の
走行中に走行パルス発生装置から発生する走行パルスが
入力された際には、各種キー４のキー入力を禁止し、ま
たスイッチ１１がオンされた際には上記キー入力禁止状
態を解除し、各種キー４のキー入力を制御回路１３に入
力可能とするものである。上記制御回路１３はＧＰＳ受
信機１２から入力される現在位置データ、光ディスク再
生装置１４から入力される地図データを、各種キー入力
に応答して処理し、表示部３の表示を変更するものであ
り、表示部３には現在走行中の地図が表示されるととも
に、自動車の現在位置が表示される。
【０００９】上記実施例において、自動車が走行を開始
すると、走行パルス発生装置より走行パルスが発生し、
この走行パルスがキー入力制御回路１５に入力される。
走行パルスが入力されると、キー入力制御回路１５はキ
ー入力禁止状態になり、各種キー４の操作によってオ
ン、オフするスイッチからのスイッチング信号の制御回
路１３への入力が禁止される。このため、運転席６に座
って運転中の運転手がキー４を操作することによる地図
検索、縮尺変更、目的地設定などの指令は受付けられな
くなり、安全運転が確保される。一方、自動車の走行に
よりキー入力が禁止されている状態において、助手席７
に座っている助手が、押釦１０を操作すると、スイッチ
１１がオンし、キー入力制御回路１５のキー入力禁止状
態が解除される。このため、助手は押釦１０を押し続け
ながら表示装置のキー４を操作すると、このキー指令が
制御回路１３に入力され、このキー指令に基づく演算が
行われ、地図検索、地図の縮尺変更、目的地設定動作が
可能になるものである。走行中において助手が押釦１０
の押圧を停止すると、キー入力制御回路１５は再度キー
入力禁止状態に戻るものである。
すると、走行パルス発生装置より走行パルスが発生し、
この走行パルスがキー入力制御回路１５に入力される。
走行パルスが入力されると、キー入力制御回路１５はキ
ー入力禁止状態になり、各種キー４の操作によってオ
ン、オフするスイッチからのスイッチング信号の制御回
路１３への入力が禁止される。このため、運転席６に座
って運転中の運転手がキー４を操作することによる地図
検索、縮尺変更、目的地設定などの指令は受付けられな
くなり、安全運転が確保される。一方、自動車の走行に
よりキー入力が禁止されている状態において、助手席７
に座っている助手が、押釦１０を操作すると、スイッチ
１１がオンし、キー入力制御回路１５のキー入力禁止状
態が解除される。このため、助手は押釦１０を押し続け
ながら表示装置のキー４を操作すると、このキー指令が
制御回路１３に入力され、このキー指令に基づく演算が
行われ、地図検索、地図の縮尺変更、目的地設定動作が
可能になるものである。走行中において助手が押釦１０
の押圧を停止すると、キー入力制御回路１５は再度キー
入力禁止状態に戻るものである。
【００１０】なお、上記実施例では、表示部３の外周部
に配置されたキー４のキー入力の禁止、解除を制御する
例であるが、表示部３の前面に透明電極からなるスイッ
チを設けた表示装置、または表示部３の前面外周部に複
数対の発光素子、受光素子を設けたスイッチを具備する
表示装置のキー入力の禁止、解除を制御する表示装置に
適用することもできるものである。また、上記実施例で
は、助手席に座った助手が操作できる箇所にキー入力禁
止状態を解除するための押釦１０を設置した例である
が、運転手は操作できない位置で、後部座席の人が操作
できる箇所に押し釦１０を設置することも可能である。
また上記実施例では走行パルスによりキー入力を禁止状
態にしていいるが、サイドブレーキ解除時を走行状態と
してキー入力を禁止するようにしてもよいものである。
さらに、上記実施例はナビゲーション装置の例である
が、本発明は、車載用オーディオ装置の状態を表示装置
の表示部で表示し、この表示部の外周または表示部の前
面に設置されたスイッチでオーディオ装置の音質、音
量、音場を調整する表示装置などにも使用できるもので
ある。
に配置されたキー４のキー入力の禁止、解除を制御する
例であるが、表示部３の前面に透明電極からなるスイッ
チを設けた表示装置、または表示部３の前面外周部に複
数対の発光素子、受光素子を設けたスイッチを具備する
表示装置のキー入力の禁止、解除を制御する表示装置に
適用することもできるものである。また、上記実施例で
は、助手席に座った助手が操作できる箇所にキー入力禁
止状態を解除するための押釦１０を設置した例である
が、運転手は操作できない位置で、後部座席の人が操作
できる箇所に押し釦１０を設置することも可能である。
また上記実施例では走行パルスによりキー入力を禁止状
態にしていいるが、サイドブレーキ解除時を走行状態と
してキー入力を禁止するようにしてもよいものである。
さらに、上記実施例はナビゲーション装置の例である
が、本発明は、車載用オーディオ装置の状態を表示装置
の表示部で表示し、この表示部の外周または表示部の前
面に設置されたスイッチでオーディオ装置の音質、音
量、音場を調整する表示装置などにも使用できるもので
ある。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成であり、自
動車の走行中においては、運転手によるキー入力は禁止
されるものの、運転手以外のキー入力は禁止されないた
め、安全運転が確保され、かつ表示装置の使い勝手がよ
くなる利点を有するものである。また、本発明では、運
転手以外がスイッチ手段を押し続けている間だけ、キー
入力の禁止状態を解除するため、キー入力の禁止状態が
解除されたままになることが防止できるものである。
動車の走行中においては、運転手によるキー入力は禁止
されるものの、運転手以外のキー入力は禁止されないた
め、安全運転が確保され、かつ表示装置の使い勝手がよ
くなる利点を有するものである。また、本発明では、運
転手以外がスイッチ手段を押し続けている間だけ、キー
入力の禁止状態を解除するため、キー入力の禁止状態が
解除されたままになることが防止できるものである。
【図１】本発明の第１の実施例における車載用表示制御
装置を設置した自動車の概略図
装置を設置した自動車の概略図
【図２】同実施例の要部のブロック図
【図３】従来の車載用表示制御装置を設置した自動車の
概略図
概略図
【図４】同従来例の車載用表示制御装置の正面図
１ インストルメントパネル ２ 表示制御装置 ３ 表示部 ４ キー ５ 操作部 ６ 運転席 ７ 助手席 ８ 後部座席 １０ 押釦 １１ スイッチ １２ ＧＰＳ受信機 １３ 制御回路 １４ 光ディスク再生装置 １５ キー入力制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−16745（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−78514（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−4220（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−196318（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−178621（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G01C 21/00 G08G 1/0969
Claims (2)
- 【請求項１】 キー操作に応答して表示部の表示を制御
するキー操作部を有し車室内の運転手操作可能個所に設
置された表示手段と、自動車の走行中に上記キー操作部
のキー入力を禁止するキー入力制御手段と、上記運転手
の操作不可能個所に設置されたスイッチ手段とを具備
し、上記スイッチ手段を押し続けている間上記キー入力
制御手段のキー入力禁止状態を解除することを特徴とす
る車載用表示制御装置。 - 【請求項２】 表示手段はナビゲーション装置の表示部
であり、この表示部がインストルメントパネル中央に設
置され、スイッチ手段が上記インストルメントパネルの
助手席側に設けられた請求項１記載の車載用表示制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33027891A JP2988083B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 車載用表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33027891A JP2988083B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 車載用表示制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05164565A JPH05164565A (ja) | 1993-06-29 |
| JP2988083B2 true JP2988083B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=18230865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33027891A Expired - Fee Related JP2988083B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 車載用表示制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2988083B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5798460A (en) * | 1994-06-20 | 1998-08-25 | Sony Corporation | Vibration sensor employing a flexible diaphragm and an electret film |
| WO1995035485A1 (fr) * | 1994-06-20 | 1995-12-28 | Sony Corporation | Capteur de vibrations et instrument de navigation |
| JP3692759B2 (ja) | 1998-01-19 | 2005-09-07 | 株式会社デンソー | 車両用表示装置 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP33027891A patent/JP2988083B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05164565A (ja) | 1993-06-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008 |
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