JPH1028638A - 開閉可能の蓋を有する搬送用飲食物収容容器及び該収容容器を備える飲食カウンタ - Google Patents
開閉可能の蓋を有する搬送用飲食物収容容器及び該収容容器を備える飲食カウンタInfo
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- JPH1028638A JPH1028638A JP21772096A JP21772096A JPH1028638A JP H1028638 A JPH1028638 A JP H1028638A JP 21772096 A JP21772096 A JP 21772096A JP 21772096 A JP21772096 A JP 21772096A JP H1028638 A JPH1028638 A JP H1028638A
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Abstract
うことができる飲食カウンター用の開閉可能の蓋を有す
る搬送用飲食物収容容器を提供する。 【構成】 チェーンコンベヤに支持される台部を備え、
台部上に支柱を介して保持される収容容器本体部と、該
収容容器本体部の上方を二分して覆う二つの開閉蓋部材
と、開閉蓋部材に夫々両端部が固定され、収容容器本体
部の壁部に回転可能に支持されて、互いに平行に延びる
回転軸と、該回転軸に夫々固定されているピニオンと、
該二つのピニオンの間で、それらピニオンに、対向する
側面で係合支持されるラックと、該ラック頭部に形成さ
れている飲食物収容容器支持用台部とを備え、載置台と
ラックの合計の重さより開閉蓋部材の重さを大きくして
あり、寿司を載せたときの寿司、皿、載置台及びラック
の重さと開閉蓋部材の重さの差により開閉蓋部材を閉
じ、寿司及び皿を載置台から取り出したときの、載置台
及びラックと開閉蓋部材の重さの差により開閉蓋部材を
開いたままとすることができる搬送用飲食物収容容器を
提供する。
Description
いる飲食カウンターにおいて使用される開閉可能の蓋部
を有する搬送用飲食物収容容器及び該収容容器を備える
飲食カウンタに関し、特に、開閉可能の蓋部が飲食物を
入れた飲食物容器を載せることにより、飲食物と容器の
重量により蓋部が自動的に閉じ、飲食物の入った容器を
取り出すことにより、蓋部の重さにより蓋部が開くよう
に構成されている飲食カウンター用の開閉可能の蓋部を
有する搬送用飲食物収容容器及び該収容容器を備える飲
食カウンタに関する。
ンターは、飲食物をコンベヤにより例えば、循環移送
し、一方、例えば、飲食カウンターのカウンタテーブル
の周囲に座席を占めた飲食客は、飲食物移送用コンベヤ
によって送られて来る食べ物、例えば寿司、焼肉用生
肉、野菜、果物等を取り出して、食するようになってい
るので、従来店員が行っていた飲食客に飲食物を運搬す
るなどのサービスを機械により行うことができ、飲食店
での省力化を助けて、広汎に使用されている。
ンベヤで搬送される寿司、焼肉用生肉等の食べ物への、
暖かい空気流や冷たい空気流に当たる食べ物の表面の乾
燥等を防止し、またほこりや唾等の付着を防止して、食
べ物の風味を保って、衛生的に移送させるために、食べ
物移送用のコンベヤ上を覆って透明窓部を備える包囲体
が設けられている。このように包囲体を設けた飲食カウ
ンターにあっては、飲食物の取り出し用の透明窓部は、
左右方向に開閉する引き戸形式の開閉窓或いは上下方向
に開閉する引き戸形式の開閉窓が設けられており、飲食
カウンター前方にセンサを設けて、飲食客がテーブルに
着席するのを感知して、自動的に開閉窓を開放するよう
になっている。
食カウンター側壁部の限られた空間内に、上下又は左右
に開閉動作する開閉窓の作動機構を配置させなければな
らず、また、開閉窓の作動を円滑にさせるには、上下又
は左右の開閉窓を同時に開閉方向に移動させることが必
要であり、そのために、従来の飲食カウンターにおいて
は、移動機構には、多くのリンクと多くの歯車が設けら
れて、その機構は複雑になり、また大掛かりとなって、
それに要する費用も高く、また、場所を多く要し問題で
あった。また、このような複雑な機構の開閉窓は、スイ
ッチ等を操作することにより、扉の開閉を行うものであ
るから、例えば、飲食客が閉め忘れた場合は、開けた侭
となって、問題とされている。
ンターにあっては、未だ使用できる従来形式の飲食カウ
ンターを廃棄して、高価な開閉窓を備える飲食カウンタ
ーを購入しなければならず、経済的に問題である。本発
明は、従来の飲食カウンターにおける開閉窓に係るこれ
らの問題点を解消することをも目的としている。
で、簡単に取付け及び取外しを行うことができる飲食カ
ウンター用の開閉可能の蓋を有する搬送用飲食物収容容
器を提供することを目的としている。
される台部を備え、台部上に支柱を介して保持される収
容容器本体部と、該収容容器本体部の上方を二分して覆
う二つの開閉蓋部材と、開閉蓋部材に夫々両端部が固定
され、収容容器本体部の壁部に回転可能に支持されて、
互いに平行に延びる回転軸と、該回転軸に夫々固定され
ているピニオンと、該二つのピニオンの間で、それらピ
ニオンに、対向する側面で係合支持されるラックと、該
ラック頭部に形成されている飲食物収容容器支持用台部
とを備えることを特徴とする開閉可能の蓋を有する搬送
用飲食物収容容器にあり、また、本発明は、チェーンコ
ンベヤに支持される台部を備え、台部上に支柱を介して
保持される収容容器本体部と、該収容容器本体部の上方
を二分して覆う二つの開閉蓋部材と、開閉蓋部材に夫々
両端部が固定され、収容容器本体部の壁部に回転可能に
支持されて、互いに平行に延びる回転軸と、該回転軸に
夫々固定されているピニオンと、該二つのピニオンの間
で、それらピニオンに、対向する側面で係合支持される
ラックと、ラックのネジ山が形成されていない対向面に
夫々係合可能に設けられているラック案内部材と、前記
ラック頭部に形成されている飲食物収容容器支持用台部
とを備えることを特徴とする開閉可能の蓋を有する搬送
用飲食物収容容器にある。さらにまた、本発明は、ガイ
ドレール間にクレセント型フラットトップチェーンコン
ベヤを備える飲食カウンタにおいて、クレセント型フラ
ットトップチェーンコンベヤに支持される台部を備え、
台部上に支柱を介して保持される収容容器本体部と、該
収容容器本体部の上方を二分して覆う二つの開閉蓋部材
と、開閉蓋部材に夫々両端部が固定され、収容容器本体
部の壁部に回転可能に支持されて、互いに平行に延びる
回転軸と、該回転軸に夫々固定されているピニオンと、
該二つのピニオンの間で、それらピニオンに、対向する
側面で係合支持されるラックと、該ラック頭部に形成さ
れている飲食物収容容器支持用台部とを備えることを特
徴とする飲食カウンタにある。
は、飲食物を入れた容器を収容して、例えば厨房側から
飲食客側に搬送するものであるが、飲食物をその侭直接
載置して搬送することができる。この搬送用飲食物収容
容器は、支持用台部、収容容器本体部及び蓋部を備えて
いる。本発明において、搬送用飲食物容器の収容容器本
体部は、断面が上に開く半円形状、上に開く半楕円乃至
上に開く角形に形成することができ、また上方に窄む形
状とすることができる。収容容器本体部の上部開口部に
は、体裁を良くするために上板部材を設けることができ
る。上板部材は容器上面開口部を全域に架け渡されても
よく、また中央部に架け渡すように形成されていても良
い。収容容器本体部の上方は、開閉蓋部材により包囲可
能に形成されており、該支持用台部と蓋部の間には、飲
食物を入れた飲食物容器が載置される空間が形成され
る。
上方を二分して覆う二つの開閉蓋部材により形成されて
いる。該各開閉蓋部材は、収容容器本体部の周囲で、開
放側両端部を結ぶ軸を中心に回動可能に形成され、断面
円弧状乃至角形に形成されている。本発明において、収
容容器本体部には、収容容器本体部の中心部を通る線、
例えば直径線に対して平行に且つ中心部を通る線を挟ん
で中心部を通る線から等間隔の方向に回転軸が架け渡さ
れている。前記各開閉蓋部材の両端部には、対応する側
の一方の回転軸に取り外し可能に固定できる固定部が形
成されており、開閉蓋部材の固定部は、回転軸に開閉蓋
部材を固定することができれば、例えば、回転軸受け袋
ナットに形成することができ、また、例えば、回転軸を
挿通可能の孔を穿設し、該孔に挿通されたネジ溝を有す
る回転軸に、ナットにより固定するなどの軸に固定する
ための公知の構造とすることができる。
が固定されており、該ピニオンに係合して、ラックが設
けられている。ラックを確実に安定して上昇及び下降さ
せることができるように、ラックのネジ山が形成されて
いない対向面に夫々係合可能にラック案内部材が設けら
れている。このラック案内部材は、収容容器本体部の上
板部材に下方又は上方に突き出て形成するか、或いは、
上板部材に形成されるラック挿通用の孔の周囲の上方又
は下方に形成されるボスにより形成することができ、さ
らに或いは、回転軸に設けることができる。回転軸にラ
ック案内部材を設ける場合には、ラック案内部材を前記
ラックの対向面に係合可能に、二つの回転軸に架け渡し
て、又は回転軸に毎に設けることができる。上板部材に
ラック挿通孔及びラック案内部材を設ける場合には、上
板部材は、挿通孔及びラック案内部材を形成してなおラ
ックを支持するに十分な強度を保有するように形成され
る。この場合、収容容器本体部の上方開口部全域を覆っ
て形成するのが、体裁を整えることができて好ましい。
前記ラックの頭部には、飲食物を入れた飲食物容器を載
せることができる大きさの載置台が設けられている。
台部及びラツクの合計の重さより重く形成されており、
載置台に飲食物を入れた飲食物容器を載せたときに、ラ
ックがその重量の増加により下降して、開閉蓋部材を上
方に回転して蓋部を閉じることができる。閉じられた開
閉蓋部材から飲食物を入れた飲食物容器は取っ手を下方
に引いて、開閉蓋部材を開き、飲食物を入れた容器を載
置台から取り出すことができる。飲食物容器を取り出し
たときには、開閉蓋部材がラック及び支持用台部の合計
重量より重くなり、開閉蓋部材は開いた侭に維持され
る。
支柱下部には支持用台部が形成されており、この支持用
台部を飲食カウンターのフラットトップチェーンコンベ
ヤの、例えば、クレセント型フラットトッププレート等
のトッププレート又は固定ピンに固定具により固定する
ことにより据え付けることができる。また、ローラチェ
ーンの固定ピンの頭部を延長して、ネジ溝を設けて固定
部を形成し、この固定部を支持用台部の据え付け部に形
成されている孔に通して、ナット等により、据え付け部
をローラチェーンの固定ピンの固定部に固定することが
できる。
支持用台部を備え、支持用台部上に支柱を介して保持さ
れる飲食物収容容器本体部と、該飲食物収容容器本体部
の上方を二分して覆う二つの開閉蓋部材と、開閉蓋部材
に夫々両端部が固定され、飲食物収容容器本体部の壁部
に回転可能に支持されて、互いに平行に延びる回転軸
と、該回転軸に夫々固定されているピニオンと、該二つ
のピニオンの間で、それらピニオンに、対向する側面で
係合支持されるラックと、該ラック頭部に形成されてい
る飲食物収容容器支持用台部とを備えるので、支持用台
部に飲食物を入れた飲食物容器が載置されていない飲食
物収容容器は、開閉蓋部材の重さが、収容容器本体部、
支柱部、支持用台部及びラツクの合計の重さより大きい
から、飲食物収容容器は開いた状態となっており、例え
ば、厨房部で、支持用台部に飲食物を入れた容器を載せ
ると、飲食物を入れた容器の重さでラックが下降し、こ
のラツクに係合するピニオンを回転させて、二つの開閉
蓋部材を互いに閉じる方に移動させて、飲食物収容容器
本体部の蓋部を閉じることができる。飲食物収容容器本
体部の蓋部が閉じている飲食物収容容器は、飲食物収容
容器に飲食物を入れた飲食物容器が載置されているもの
であり、飲食客は、一方の開閉蓋部材の取っ手を持って
引き降ろして、開閉蓋部材を開き、飲食物収容容器内に
載置されている飲食物容器を取り出して搬送されて来た
飲食物を取り出して飲食することができる。また、本発
明においては、飲食物容器が取り出された飲食物収容容
器は、開閉蓋部材が開いた侭搬送されるので、厨房部で
は、搬送されて来る飲食物収容容器から、開閉蓋部材が
開かれた飲食物収容容器を選んで、例えば飲食客の注文
の飲食物を入れた飲食物容器を載せて再び搬送すること
ができる。
明の実施の態様について説明するが、本考案は、以下の
説明及び例示によって何ら制限されるものではない。図
1は、本発明の飲食物収容容器を取り付けた飲食カウン
ターの一実施例について、飲食物収容容器の開閉蓋部材
を開いた状態を示す概略の平面図である。図2は、図1
に示す実施例において、飲食物収容容器の開閉蓋部材を
開いた状態を図1のI−I線より上のチェーンピンを外
れた箇所で破断して矢印方向を示す概略の正面部分断面
図である。図3は、図1に示す実施例において、飲食物
収容容器の開閉蓋部材を閉じた状態を図1のI−I線よ
り上のチェーンピンを外れた箇所で破断して矢印方向を
示す概略の正面部分断面図である。図4は、図1に示す
実施例における飲食物収容容器の開閉蓋部材を開いた状
態について、上方部分を図1のII−II線で破断して
矢印方向を示し、その下方部分を図1のI−I線で破断
して矢印方向を示す概略の正面部分断面図である。図5
は、図1に示す実施例における飲食物収容容器の開閉蓋
部材を閉じた状態について、上方部分を図1のII−I
I線で破断して矢印方向を示し、その下方部分を図1の
I−I線で破断して矢印方向を示す概略の正面部分断面
図である。図6は、図1、図2及び図4に示す実施例に
おける飲食物収容容器の開閉蓋部材を開いた状態につい
て図1の軸ピンを結ぶ線で破断して示す概略の側面部分
断面図である。図7は、図1、図2、図4及び図6に示
す実施例において、飲食物収容容器の開閉蓋部材を開い
た状態の作動構造の概略を一部破断して示す概略の平面
部分断面図である。図8は、図1乃至図7に示す実施例
とは異なる態様で飲食物収容容器を取り付けた飲食カウ
ンターの一実施例について、収容容器の支持用台部のロ
ーラチェーンコンベヤへの取付け態様を軸ピンの部分で
破断して示す概略の正面部分断面図である。図9は、図
8に示す実施例において、飲食物収容容器の開閉蓋部材
を開いた状態を、図1の軸ピンを結ぶ線で破断して示す
概略の側面部分断面図である。図1乃至図9において、
同一又は対応する箇所には同一の符号が付されている。
て、飲食カウンター1は、ガイドレール2の内側にシン
グルレーンのクレセントチェーンコンベヤ3が設けられ
ており、無端のクレセントチェーンコンベヤ3の上方に
飲食物収容容器4が設けられている。本例の飲食物収容
容器4は、容器本体部5と、二つの開閉蓋部材6、該容
器本体部5の対向する側壁部7に夫々回動可能に支持さ
れている二本の回転軸8が設けられており、夫々の回転
軸8にはピニオン9が固定されている。回転軸8の両端
部10は、開閉蓋部材6の対向する側壁部11に形成さ
れているボス部12に押しネジ又はピン(図示されてい
ない)により固定されている。
支持用台部13を備える支柱部14が形成されており、
支持用台部13は、クレセント型フラットトップチェー
ンコンベヤ3のクレセント型のトッププレート15に、
頭部にネジ山が形成されている取付け用ネジ付きチェー
ンピン16及び該チェーンピン16の頭部のネジ止め用
ナット17を介して取付けられている。二つの開閉蓋部
材6には、夫々取っ手18が設けられており、この取っ
手18を押し下げて、閉じている開閉蓋部材6を開くこ
とができる。したがって、飲食物を入れた容器を閉じて
いる開閉蓋部材6を開くときに使用される。
全域に及んで上板20が設けられている。上板20は、
収容容器本体部5の内側上端部から内側からに突き出て
上板支持部材21にネジ等(図示されていない)により
取付けられている。上板20には、ナベ小ネジ22によ
りギヤケース23が取付けられている。本例において、
ギヤケース23には、夫々の回転軸8に固定されている
ピニオン24と、二つのピニオン24の間で、各ピニオ
ン24と夫々噛合う歯面25を相反する側に形成されて
いる両歯ラック26が設けられている。両歯ラック26
の上端部27は、載置台28の座ぐり加工した孔部29
に、ボルト30により固定されている。両歯ラック26
の底部31には、ストッパー用の板部材32がボルト3
3により固定されている。
プチェーンコンベヤ3のクレセント型のトッププレート
15は、チェーンピン34を外側に位置するリンクプレ
ート35及び内側に位置するリンクプレート36を通し
て挿着し、下端部に割り込みピン37を差し込んで取付
けられている。クレセント型フラットトップチェーンコ
ンベヤ3のクレセント型トッププレート15はチェーン
38の駆動により、スライドレール39上を移動する。
クレセント型フラットトップチェーンコンベヤが移動す
る過程で、開閉蓋部材6が開いている飲食物収容容器4
の載置台28上に寿司40を載せた皿41を載せる(図
2、図4及び図6参照)。寿司40を載せた皿41を載
せると、寿司40と皿41の重さでラック26が下降し
て、ピニオン24を回転させ、開閉蓋部材6を上方に移
動させて、開閉蓋部材6を閉じ、開閉蓋部材6が閉じら
れた状態で搬送される。顧客は好みの寿司40が搬送さ
れたところで、好みの寿司40の入っている飲食物収容
容器4の取っ手18を引き下げて開閉蓋部材6を開い
て、寿司40の載っている皿41を取出し、好みの寿司
を食することができる。
収容容器4では、開閉蓋部材6がラック26と載置台2
8の合計の重さより重いので、開閉蓋部材6は開いた侭
で搬送され、新たに寿司40を載せた皿41を載置台2
8に載せたところで開閉蓋部材6は閉じて搬送される。
本例において、寿司40を載せた時に開閉蓋部材6閉じ
る動作を早くするには開閉蓋部材6とラック26と載置
台28の合計の重さの差が小さいのが好ましいが、徐々
に閉じるようにするには、開閉蓋部材6とラック26と
載置台28の合計の重さの差が大きいのが好ましい。皿
41と寿司の合計の重量が160gの場合には、開閉蓋
部材6とラック26と載置台28の合計の重さの差は、
例えば80g程度に設定することができる。
施例とは異なり、ホローピンチェーンに、飲食物収容容
器4を、その侭、取り付けた事例を示す。収容容器本体
部5は、ホローピンチェーン42のホローピン43に差
し込まれた固定ピン44を、外側リンクプレート45及
び内側リンクプレート46を通し、さらにまた支持用用
台部13から支柱部14を通して収容容器本体部5内に
挿通し、上下端部をナット47をネジ止めして固定され
ている。本例においては、固定ピン44は、前後に設け
られているが、一本で固定することができる。本例のホ
ローピンチェーン42のチェーンローラ48は、移動時
に、両側に位置するチェーンガイド49により案内され
る。本例においても、図1乃至図7に示す実施例と同様
に寿司及び皿を載置台に載せて、開閉蓋部材6を閉じ、
取っ手18を持つて開閉蓋部材6を開き、寿司及び皿を
載置台から取り出して、開閉蓋部材6を開いた状態に
し、再び載置台に寿司及び皿を載せて開閉蓋部材6を閉
じて、寿司及び皿をお客の方に搬送する。
る支持用台部を備え、支持用台部上に支柱を介して保持
される飲食物収容容器本体部と、該飲食物収容容器本体
部の上方を二分して覆う二つの開閉蓋部材と、開閉蓋部
材に夫々両端部が固定され、飲食物収容容器本体部の壁
部に回転可能に支持されて、互いに平行に延びる回転軸
と、該回転軸に夫々固定されているピニオンと、該二つ
のピニオンの間で、それらピニオンに、対向する側面で
係合支持されるラックと、該ラック頭部に形成されてい
る飲食物収容容器支持用台部とを備え、載置台とラック
の合計の重さより開閉蓋部材の重さを大きくしてあるの
で、開閉蓋部材6を開くときに、お客が手で開けるだけ
で、開閉蓋部材の他の開閉動作は、載置台とラックの重
さと開閉蓋部材の重さの差、並びに寿司、皿、載置台及
びラックの重さと開閉蓋部材の重さの差により自動的に
行うことができる。したがって、本発明は、飲食物収容
容器を備えることにより、従来の飲食カウンターに比し
て、簡単な構造で開閉蓋部材の開閉を殆ど自動で行うこ
とができ、寿司等の飲食物の乾燥を防止することができ
る。
ンターの一実施例について、飲食物収容容器の開閉蓋部
材を開いた状態を示す概略の平面図である。
開閉蓋部材を開いた状態を図1のI−I線より上のチェ
ーンピンを外れた箇所で破断して矢印方向を示す概略の
正面部分断面図である。
開閉蓋部材を閉じた状態を図1のI−I線より上のチェ
ーンピンを外れた箇所で破断して矢印方向を示す概略の
正面部分断面図である。
閉蓋部材を開いた状態について、上方部分を図1のII
−II線で破断して矢印方向を示し、その下方部分を図
1のI−I線で破断して矢印方向を示す概略の正面部分
断面図である。
閉蓋部材を閉じた状態について、上方部分を図1のII
−II線で破断して矢印方向を示し、その下方部分を図
1のI−I線で破断して矢印方向を示す概略の正面部分
断面図である。
物収容容器の開閉蓋部材を開いた状態について図1の軸
ピンを結ぶ線で破断して示す概略の側面部分断面図であ
る。
て、飲食物収容容器の開閉蓋部材を開いた状態の作動構
造の概略を一部破断して示す概略の平面部分断面図であ
る。
食物収容容器を取り付けた飲食カウンターの一実施例に
ついて、収容容器の支持用台部のローラチェーンコンベ
ヤへの取付け態様を軸ピンの部分で破断して示す概略の
正面部分断面図である。
開閉蓋部材を開いた状態を、図1の軸ピンを結ぶ線で破
断して示す概略の側面部分断面図である。図1乃至図9
において、同一又は対応する箇所には同一の符号が付さ
れている。
Claims (3)
- 【請求項1】 チェーンに支持される台部を備え、台部
上に支柱を介して保持される収容容器本体部と、該収容
容器本体部の上方を二分して覆う二つの開閉蓋部材と、
開閉蓋部材に夫々両端部が固定され、収容容器本体部の
壁部に回転可能に支持されて、互いに平行に延びる回転
軸と、該回転軸に夫々固定されているピニオンと、該二
つのピニオンの間で、それらピニオンに、対向する側面
で係合支持されるラックと、該ラック頭部に形成されて
いる飲食物収容容器支持用台部とを備えることを特徴と
する開閉可能の蓋を有する搬送用飲食物収容容器。 - 【請求項2】 チェーンに支持される台部を備え、台部
上に支柱を介して保持される収容容器本体部と、該収容
容器本体部の上方を二分して覆う二つの開閉蓋部材と、
開閉蓋部材に夫々両端部が固定され、収容容器本体部の
壁部に回転可能に支持されて、互いに平行に延びる回転
軸と、該回転軸に夫々固定されているピニオンと、該二
つのピニオンの間で、それらピニオンに、対向する側面
で係合支持されるラックと、ラックのネジ山が形成され
ていない対向面に夫々係合可能に設けられているラック
案内部材と、前記ラック頭部に形成されている飲食物収
容容器支持用台部とを備えることを特徴とする開閉可能
の蓋を有する搬送用飲食物収容容器。 - 【請求項3】 ガイドレール間にクレセント型フラット
トップチェーンコンベヤを備える飲食カウンタにおい
て、クレセント型フラットトップチェーンコンベヤに支
持される台部を備え、台部上に支柱を介して保持される
収容容器本体部と、該収容容器本体部の上方を二分して
覆う二つの開閉蓋部材と、開閉蓋部材に夫々両端部が固
定され、収容容器本体部の壁部に回転可能に支持され
て、互いに平行に延びる回転軸と、該回転軸に夫々固定
されているピニオンと、該二つのピニオンの間で、それ
らピニオンに、対向する側面で係合支持されるラック
と、該ラック頭部に形成されている飲食物収容容器支持
用台部とを備えることを特徴とする飲食カウンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21772096A JP3795971B2 (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 開閉可能の蓋を有する搬送用飲食物収容容器及び該収容容器を備える飲食カウンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21772096A JP3795971B2 (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 開閉可能の蓋を有する搬送用飲食物収容容器及び該収容容器を備える飲食カウンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1028638A true JPH1028638A (ja) | 1998-02-03 |
JP3795971B2 JP3795971B2 (ja) | 2006-07-12 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP21772096A Expired - Fee Related JP3795971B2 (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 開閉可能の蓋を有する搬送用飲食物収容容器及び該収容容器を備える飲食カウンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010064889A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Arekkusu Engineering Kk | 搬送装置 |
JP2013150732A (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-08 | Kura Corporation:Kk | 飲食物搬送用収容体 |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP21772096A patent/JP3795971B2/ja not_active Expired - Fee Related
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