JPH10284880A - 部品供給装置及び方法、並びに部品実装機 - Google Patents

部品供給装置及び方法、並びに部品実装機

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JPH10284880A
JPH10284880A JP9089261A JP8926197A JPH10284880A JP H10284880 A JPH10284880 A JP H10284880A JP 9089261 A JP9089261 A JP 9089261A JP 8926197 A JP8926197 A JP 8926197A JP H10284880 A JPH10284880 A JP H10284880A
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JP
Japan
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electronic component
tray
component supply
mounting
supply device
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Application number
JP9089261A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ota
博 大田
Wataru Hirai
弥 平井
Muneyoshi Fujiwara
宗良 藤原
Satoshi Shida
智 仕田
Yuichi Motokawa
裕一 本川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タクトのロス時間の低減を図ることができる
電子部品供給装置及び方法、並びに電子部品実装機を提
供する。 【解決手段】 電子部品供給装置101側に電子部品の
検査装置110と良品載置部121を備え、該検査にて
良品と判断された電子部品を上記良品載置部に配列する
ようにしたことから、良品の電子部品を連続して装着装
置201へ供給することができタクトの短縮を図ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子部品を
収納した例えばトレイより、電子部品を取り出し、電子
部品装着装置へ供給する電子部品供給装置及び方法、並
びに上記電子部品供給装置を備えた電子部品実装機に関
する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるトレイタイプにおける従来の電
子部品供給装置の一例について図4を参照して説明す
る。上記電子部品供給装置1は、大きく分けて、トレイ
12を載置したトレイプレート13を複数枚、層状に収
納した四角塔状の収納部20と、該収納部20の側面2
0aに突設され、上記側面20aに設けた開口20bを
通して収納部20からトレイ12を載置したトレイプレ
ート13を引き出し収納部20の外部に配置する引出部
30とを備える。尚、上記トレイ12は、板状体であっ
て格子状に区切られた各区画に電子部品11を収納して
いる。収納部20の内部には、収納しているトレイプレ
ート13をトレイプレート13の積層方向へ昇降させる
昇降装置21が設けられる。該昇降装置21は、上記積
層方向に延在するガイドロッド22と、ガイドロッド2
2と同方向に延在しモータ23に連結されるボールネジ
24と、上記ガイドロッド22に摺動可能に係合すると
ともに上記ボールネジ24に係合し、かつ積層されたト
レイプレート13を保持する昇降台25とを備え、モー
タ23によりボールネジ24を回転させることで昇降台
25を昇降させて、層状に収納したトレイプレート13
の中から、基板上に装着する電子部品を収納したトレイ
12を載置するトレイプレート13を引き出し位置に配
置する。尚、上記引き出し位置は、上記開口20bが設
けられた位置に対応する。引出部30は、収納部20の
側面20aに突設された平行な2つの支持部材31と、
引出装置35とを備える。引出装置35は、上記トレイ
プレート13に設けた係合部分14に着脱自在な係合爪
32を設けた引出部材36を備え、該引出部材36はモ
ータ33にて駆動されるベルト34を介して上記支持部
材31の延在方向に沿って移動される。このような引出
部30は、上記開口20bに対応した位置である上記引
き出し位置に配置されたトレイプレート13の係合部分
14に引出装置35の係合爪32を係合させ、モータ3
3にて引出部材36を支持部材31に沿って移動させる
ことで収納部20内のトレイプレート13を収納部20
の前面における吸着位置まで引き出す。又、引出部30
は、逆に、収納部20の前面に引き出されているトレイ
プレート13を収納部20内へ収納する。尚、上記吸着
位置にて電子部品装着装置によりトレイ12上の電子部
品が吸着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
電子部品供給装置1では、多種の電子部品11を電子部
品装着装置へ供給するときには、その品種分のトレイ1
2について上述のトレイプレート13の引き出し、収納
を行わなければならず、タクトのロスが大きい。さら
に、電子部品装着装置へ供給された電子部品は、電子部
品装着装置側に備えられた検査装置により検査、及び良
否判定がなされ、良品と判断されたときには基板上に装
着されるが、不良品と判断されたときには廃棄され、再
度同じ電子部品11を電子部品供給装置1から取り出さ
ねばならない。したがって、さらにタクトのロスが大き
くなる。本発明は、このような問題点を解決するために
なされたもので、タクトのロス時間の低減を図ることが
できる部品供給装置及び方法、並びに部品実装機を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様である
部品供給装置は、部品が格子状に配列されたトレイを収
納する収納部及び、上記収納部から上記トレイを引き出
しかつ引き出した上記トレイを上記収納部へ収納する引
出装置を備え、引き出した上記トレイに配列された部品
を基板に装着する部品装着装置へ部品を供給する部品供
給装置であって、上記引出装置にて上記収納部から引き
出された上記トレイ上に配列されている部品の良否を判
断する検査装置と、上記検査装置にて良品と判断され上
記部品装着装置へ供給する部品を載置する良品載置部
と、を備えたことを特徴とする。
【0005】本発明の第2態様である部品供給方法は、
部品が格子状に配列されたトレイを収納する収納部から
上記トレイを引き出し、引き出された上記トレイ上の部
品の良否を検査装置にて検査し、上記検査にて良品と判
断された部品を良品載置部に載置する、ことを特徴とす
る。
【0006】本発明の第3態様である部品実装機は、上
記第1態様の部品供給装置と、上記部品供給装置から供
給される部品を回路基板に装着する装着装置と、を備え
たことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態である部品供
給装置及び部品供給方法、並びに部品実装機について、
図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において同
じ構成部分については同じ符号を付している。又、上記
部品供給方法は、上記部品供給装置にて実行されるもの
であり、上記部品実装機は上記部品供給装置を備えたも
のである。又、本実施形態では、部品として電子部品を
例に採るがこれに限定されるものではない。又、以下の
実施形態では、収納部20には複数のトレイプレートを
収納した場合を例に採るが、最低1枚のトレイプレート
が収納されていればよい。 第1実施形態;図1及び図3に示すように、本実施形態
の電子部品供給装置101は、従来の電子部品供給装置
1に比べて、検査装置110、良品載置部121、及び
移載装置130をさらに備えた構成をなす。検査装置1
10は、電子部品用の公知の検査装置であって、2つの
支持部材31,31にて挟まれる領域の下方であって後
述の移載装置130を構成する保持部132の移動範囲
の直下にて、ホルダ102内に配設される。引出装置1
20は、従来の引出装置35に相当する装置でありトレ
イ12が載置されたトレイプレート13について収納部
20からの引き出し、収納部20への収納を行う装置で
あり、良品載置部121、モータ122、プーリ12
3、ベルト124を備える。良品載置部121は、支持
部材31,31の延在方向に直交する方向に延在する帯
状の板材であり、その両端部が支持部材31,31によ
って摺動可能に支持される。尚、以下の説明では支持部
材31,31の延在方向をY方向、良品載置部121の
延在方向をX方向、これらX、Yの両方向に直交する方
向をZ方向とする。又、良品載置部121の一端部12
1aは、片側の支持部材31上に敷設されたガイドレー
ル131に係合しており、さらに、ホルダ102内に取
り付けられたモータ122により駆動されるプーリ12
3,123を介して上記Y方向に沿って往復動するベル
ト124を挟持している。よって、良品載置部121
は、モータ122によってガイドレール131に案内さ
れながらスライド部31,31上を摺動しながら往復動
することになる。さらに、良品載置部110には、トレ
イプレート13の係合部分14と着脱自在に係合する係
合爪32を有する。このように構成される良品載置部1
10には、上記検査装置110によって良品と判断され
た電子部品がその延在方向に沿って載置されるが、その
際、電子部品を保持するために良品載置部110上には
吸着用の吸盤125を設けている。尚、電子部品を保持
する方法としては吸盤125に限定されず、電子部品を
着脱自在とする例えば粘着剤等を塗布してもよい。
【0008】移載装置130は、上記引出装置120に
よって収納部20から引き出されたトレイ12から電子
部品11を保持して上記検査装置110へ移送し、さら
に検査装置110にて良品と判断された電子部品11を
上記良品載置部121へ移送して載置する。このような
移載装置130は、移動部131と、保持部132とを
有する。本実施形態では移動部131は、モータ133
にて駆動されるボールネジにて構成され、支持部材3
1,31の上方であって収納部20の側面20aにX方
向へ延在して取り付けられる。保持部132は、上記移
動部131に取り付けられ、移動部131の動作によ
り、2つの支持部材31,31にて挟まれる領域をX方
向に沿って移動するとともに、電子部品11を吸着する
ノズル134を上記Z方向へ昇降する。このように構成
される移載装置130による電子部品11の移載動作は
以下のように行われる。尚、移載したい所望の電子部品
11が配置されたトレイプレート13が、引出装置12
0によって収納部20から引き出されているものとす
る。即ち、電子部品11の保持を行うとき、移動部13
1の動作による保持部132の移動可能範囲の直下に、
引出装置120を駆動することで、移載したい所望の電
子部品11を配置する。次に、移動部131を動作させ
て保持部132を移動させ保持部132のノズル134
を上記所望の電子部品11上に位置させた後、ノズル1
34を降下させて上記所望の電子部品11を保持する。
尚、電子部品11の保持は、本実施形態のノズル134
による吸着動作に限定されるものではなく、例えば電子
部品11を挟持する等、公知の方法を採用することがで
きる。次に、電子部品11を保持したままノズル134
を上昇させた後、引出装置120にてトレイプレート1
3をY方向へ移動させ検査装置110を露出させる。上
述のように検査装置110は保持部132の移動可能範
囲の直下に配置されているので、移動部131の動作に
より保持部132を適宜移動し、かつノズル134を下
降することで、保持した電子部品11を検査装置110
へセットする。検査装置110による検査の結果、当該
電子部品11が良品と判断されたときには、再びノズル
134にて当該電子部品11を保持しノズル134を上
昇した後、引出装置120を駆動して良品載置部121
を保持部132の移動可能範囲の直下に移動させる。そ
して、保持部132のX方向への移動を適宜行い、かつ
ノズル134を下降させて、保持している電子部品11
を良品載置部121上に載置する。このように移載装置
130を設けることで、電子部品供給装置101側に
て、独自に、良品載置部121へ電子部品11を載置す
ることが可能となる。
【0009】上述の検査装置110、引出装置120、
及び移載装置130、並びに収納部20の昇降装置21
は、制御装置140にてそれぞれ動作が制御される。こ
のように構成される電子部品供給装置101の動作、即
ち電子部品の供給方法について以下に説明する。制御装
置140は、収納部20に収納されるトレイプレート1
3に備わる電子部品11の種類や個数等の情報をそれぞ
れのトレイプレート13ごとに認識しているとともに、
電子部品装着装置へ供給する電子部品の種類、順番等の
情報を予め認識している。よって、収納部20の昇降装
置21は、制御装置140の制御により、所望の電子部
品11を備えたトレイプレート(説明上、トレイプレー
ト13−1とする)を収納部20内の上記引き出し位置
へ配置する。次に、制御装置140の制御により引出装
置120の係合爪32を、上記引き出し位置に対応した
位置に設けられている開口20bへ移動させ、トレイプ
レート13−1の係合部分14と係合爪32とを係合さ
せる。そして引出装置120を上記Y方向へ移動させて
トレイプレート13−1を収納部20の前面に引き出
す。以後、上述したように、上記所望の電子部品11の
保持、検査装置110による検査、及び良品であれば良
品載置部121への載置の動作が実行される。引き続き
同じトレイプレート13−1に電子部品装着装置へ供給
する電子部品11が備わっている場合には再度上記保
持、検査、載置の各動作を実行する。一方、電子部品装
着装置へ供給する電子部品11が別のトレイプレート
(説明上、トレイプレート13−2とする)に備わる場
合には、今引き出し中のトレイプレート13−1を引出
装置120にて収納部20内へ収納した後、所望の電子
部品11を含むトレイプレート13−2を上述のように
引出装置120にて収納部20の前面に引き出す。そし
て上述の場合と同様に所望の電子部品11について上記
検査等を実行する。以後、電子部品装着装置へ供給す
る、所定数の電子部品11が良品載置部121に載置さ
れるまで上述の動作を継続して行う。尚、上記所定数の
電子部品11が良品載置部121に並び切れないときに
は、一旦、良品載置部121に配列された電子部品11
を電子部品装着装置にて回路基板へ装着して一掃した
後、再び良品載置部121への電子部品11の載置動作
を再開する。又、検査装置110にて不良と判断された
電子部品11は、移載装置130にて保持される。そし
て、引出装置120によって、引き出されているトレイ
プレート13が収納部20内へ収納され、代わりに廃棄
トレイが収納部20から引き出される。そして、上記不
良と判断された電子部品11は、移載装置130によっ
て上記廃棄トレイへ廃棄される。そして引出装置120
は上記廃棄トレイを収納部20へ収納した後、再び、所
望の電子部品11を載置したトレイプレート13を引き
出す。以後、再び上述の動作が実行される。
【0010】このように本実施形態の電子部品供給装置
101によれば、いわゆるトレイタイプの電子部品供給
装置において、特に検査装置110を備えたことから、
電子部品装着装置へ電子部品を供給する前に電子部品1
1の良否を検査することができ、良品のみを電子部品装
着装置へ供給可能となる。よって、回路基板への電子部
品11の装着タクトのロス時間を低減することができ
る。
【0011】又、上述のように移載装置130を収納部
20の側面20aに取り付けたことより、電子部品供給
装置101の省スペース化を図ることができる。さら
に、移載装置130をX,Z方向へのみ移動するものと
し、引出装置120をY方向へのみ移動するように構成
したことで、電子部品11の保持、移載に関する機構及
び制御を単純、簡略化することができる。
【0012】第2実施形態;第2実施形態における電子
部品実装機301は、図2に示すように、上述の電子部
品供給装置101の他にさらに第2電子部品供給装置1
61を加えて電子部品供給装置を構成するとともに、電
子部品装着装置201を備えている。ここで電子部品装
着装置201は、いずれも公知の構成を有する、回転ヘ
ッド部202とXYテーブル203とを備える。回転ヘ
ッド部202は、回転中心軸205の軸回りに、電子部
品供給位置221と電子部品装着位置222との間でノ
ズルユニット204を回転させる装置であり、ノズルユ
ニット204は電子部品供給位置221にて電子部品1
1を保持して保持した電子部品11を電子部品装着位置
222にて回路基板223へ装着する。XYテーブル2
03は、回路基板223を載置し、回路基板223にお
ける基板上装着位置と上記電子部品装着位置222とが
Z方向において一致するように、載置した回路基板22
3をX,Y方向へ移動させる。
【0013】又、第2電子部品供給装置161も公知の
構成を有するものであり、テープの延在方向に沿って電
子部品が仮保持されたテープを巻回した供給カセット1
62を設置した構造である。尚、このように本実施形態
では第2電子部品供給装置として供給カセット162を
設けたタイプを採用したが、これに限定されるものでは
なく、上述のトレイタイプ等、公知の電子部品供給装置
が使用可能である。尚、本実施形態における電子部品実
装機301では、電子部品供給装置101及び第2電子
部品供給装置161はともにX方向に延在するレール3
02に係合しており、レール302に沿ってX方向にボ
ールネジ303によって移動可能である。又、電子部品
供給装置101において、引出装置120によって良品
載置部121を最前位置126まで移動させたとき、良
品載置部121に載置された電子部品11は、ノズルユ
ニット204における電子部品供給位置221に配置さ
れることになる。よって、複数の電子部品11が良品載
置部121に配列されているときには、レール302に
案内されながらボールネジ303によって電子部品供給
装置101をX方向へ移動させることで、良品載置部1
21に配列された各電子部品11を、ノズルユニット2
04における電子部品供給位置221へ順次位置させる
ことができる。又、ボールネジ303を駆動すること
で、電子部品供給装置101に代えて第2電子部品供給
装置161を供給位置306へ配置し、第2電子部品供
給装置161から送出される電子部品11を電子部品供
給位置221へ位置させることができる。又、本実施形
態では上述のように、電子部品供給位置221と電子部
品装着位置222との間を間欠回転する回転ヘッド部2
02の場合を例に採ったが、これに限定されることな
く、直行系のロボットに電子部品を保持する装置を備え
ることもできる。
【0014】このように構成される電子部品実装機30
1では、電子部品供給装置101、第2電子部品供給装
置161、及び電子部品装着装置201は総合制御装置
304にて動作制御がなされ、以下のように動作する。
ボールネジ303を駆動して、まず第2電子部品供給装
置161を供給位置306へ位置させ、第2電子部品供
給装置161からノズルユニット204における電子部
品供給位置221へ電子部品11を供給する。電子部品
供給位置221にて電子部品11を保持したノズルユニ
ット204は電子部品装着位置222へ回転され、一
方、XYテーブル203の動作により回路基板223の
上記基板上装着位置が電子部品装着位置222にZ方向
に沿って一致する。よって、電子部品装着位置222に
位置した、電子部品11を保持したノズルユニット20
4が降下することで、回路基板223上の上記基板上装
着位置に電子部品11が装着される。このようにして、
第2電子部品供給装置161から送出される電子部品1
1が回路基板223上に順次装着されていく。
【0015】一方、この間に電子部品供給装置101で
は、上述したように、装着に必要な電子部品11がトレ
イ12から保持され、検査され、良品と判断された電子
部品11が良品載置部121に順次配列されていく。そ
して、第2電子部品供給装置161から回路基板223
上への電子部品11の装着が終了した時点で、ボールネ
ジ303を駆動して第2電子部品供給装置161を待機
位置305へ配置し、一方、良品載置部121を最前位
置126へ位置させた状態にて、該良品載置部121が
電子部品供給位置221とZ方向に沿って一致するよう
に電子部品供給装置101を供給位置306へ移動させ
る。そして、上述のように、ボールネジ303を駆動す
ることで電子部品供給装置101をX方向へ移動させな
がら、良品載置部121に配列された各電子部品11を
ノズルユニット204にて順次吸着保持して電子部品装
着位置222へ移送し、上述の場合と同様にして電子部
品11を回路基板223上の装着位置へ装着していく。
【0016】このように第2実施形態では、電子部品供
給装置101に加えて第2電子部品供給装置161を設
けたことより、第2電子部品供給装置161から電子部
品の供給を行っているときに、電子部品供給装置101
はトレイ12から電子部品11の検査等を行うことがで
きる。したがって、タクトのロス時間の低減を図ること
ができる。尚、第2実施形態では電子部品供給装置10
1に、さらに第2電子部品供給装置161を設けたが、
さらに他の第2電子部品供給装置を設けてもよく、逆
に、電子部品供給装置101のみを設けるようにしても
よい。
【0017】尚、第2実施形態においては、第2電子部
品供給装置161からの電子部品供給中にて、電子部品
供給装置101側の準備を行うようにしたが、その他、
回路基板223の入れ替え動作時などの、引出装置12
0が使用可能な状態のときであれば電子部品供給装置1
01側にて上記検査等の動作を行うことができる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
部品供給装置、及び第2態様の部品供給方法によれば、
検査装置と良品載置部とを備え、部品装着装置へ部品を
供給する前工程において、部品の良否判定を行い良品の
部品のみを良品載置部に搭載するようにしたことから、
装着に必要な部品をトレイより取り出して予め配置可能
であり、従来のように部品装着装置側にて部品が不良と
判断される毎にトレイプレートの入れ替えを行う必要が
なくなり、タクトの短縮を図ることができる。
【0019】又、本発明の第3態様の部品実装機によれ
ば、上述の第1態様の部品供給装置を備えたことによ
り、良品と判断された部品を連続して部品装着装置へ供
給することができ、タクトの短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態における電子部品供給
装置の構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明の第2実施形態における電子部品実装
機の構成を示す斜視図である。
【図3】 図1及び図2に示す電子部品供給装置及び電
子部品実装機の構成を示すブロック図である。
【図4】 従来の電子部品供給装置の構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
11…電子部品、12…トレイ、13…トレイプレー
ト、20…収納部、101…電子部品供給装置、110
…検査装置、120…引出装置、121…良品載置部、
130…移載装置、161…第2電子部品供給装置、2
01…電子部品装着装置、301…電子部品実装機。
フロントページの続き (72)発明者 仕田 智 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 本川 裕一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品が格子状に配列されたトレイ(1
    2)を収納する収納部(20)及び、上記収納部から上
    記トレイを引き出しかつ引き出した上記トレイを上記収
    納部へ収納する引出装置を備え、引き出した上記トレイ
    に配列された部品を基板に装着する部品装着装置へ部品
    を供給する部品供給装置であって、 上記引出装置にて上記収納部から引き出された上記トレ
    イ上に配列されている部品の良否を判断する検査装置
    (110)と、 上記検査装置にて良品と判断され上記部品装着装置へ供
    給する部品を載置する良品載置部(121)と、を備え
    たことを特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 上記引出装置にて上記収納部から引き出
    された上記トレイ上に配置されている部品を保持して上
    記検査装置を介して上記良否載置部へ移載する移載装置
    (130)をさらに備えた、請求項1記載の部品供給装
    置。
  3. 【請求項3】 上記トレイとは別に部品を上記部品装着
    装置へ供給する第2の部品供給装置(161)をさらに
    備え、上記第2部品供給装置から上記部品装着装置へ部
    品を供給しているとき、上記部品の良否を検査し上記良
    品載置部へ部品を載置する、請求項1又は2記載の部品
    供給装置。
  4. 【請求項4】 部品が格子状に配列されたトレイ(1
    2)を収納する収納部(20)から上記トレイを引き出
    し、 引き出された上記トレイ上の部品の良否を検査装置(1
    10)にて検査し、 上記検査にて良品と判断された部品を良品載置部(12
    1)に載置する、ことを特徴とする部品供給方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載の部
    品供給装置と、 上記部品供給装置から供給される部品を回路基板に装着
    する装着装置(201)と、を備えたことを特徴とする
    部品実装機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101107788B1 (ko) * 2005-07-08 2012-01-20 삼성테크윈 주식회사 칩 트레이 공급장치 및 방법

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