JP3604871B2 - 部品供給装置、部品供給方法、及び部品実装機 - Google Patents
部品供給装置、部品供給方法、及び部品実装機 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品等の部品を吸着して回路基板等に実装する部品実装機に備わる部品供給装置、及び該部品供給装置にて実行される部品供給方法、並びに上記部品供給装置を備えた部品実装機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記部品実装機は、特公平3−221326号公報に開示され、図13に示すような、部品供給装置1を備えた部品実装機2が一般的であった。即ち、部品供給装置1は、テープの延在方向に沿って部品が当該テープ上に仮固定され当該テープを巻回した複数の部品供給カセット3と、該部品供給カセット3が装着可能でありレール6に支持されかつ案内されて自走可能な第1供給テーブル4及び第2供給テーブル5とを備える。尚、各部品供給カセット3毎に、テープ上に仮固定されている部品の種類を変更してもよいし、同一としてもよい。部品実装機2には、部品供給カセット3における上記テープ上の部品を吸着保持して、XYテーブル7によって位置決めされた基板8上の実装位置に上記保持した部品を実装する装着ヘッド9を備える。
このような従来の部品実装機2は以下のように動作する。例えば、第1、第2の供給テーブル4,5にはそれぞれ同種類の電子部品を有する部品供給カセット3を装着しておくことで、一方の供給テーブルにてある種類の部品切れが発生した場合には、該一方の供給テーブルと他方の供給テーブルとを入れ替え、上記他方の供給テーブルの部品供給カセット3からその部品を供給することができ、その間に部品切れが発生した部品供給カセット3への部品補給を行うことができる。又、使用する部品の種類が多い場合は、第1及び第2供給テーブル4,5に各々別種類の電子部品を有する供給カセット3を装着しておき、装着ヘッド9に対して、第1及び第2供給テーブル4,5を入れ替えながら必要な部品を吸着保持して基板8へ実装する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、高速電子部品実装機にて多品種の部品を実装可能とする要求や、部品供給カセット3によって予め部品種類が決定されているものに限られず、種々の形態の部品に対して柔軟に対応可能な実装機の要求が高まっている。しかしながら、上述のように従来の部品実装機2では、部品供給カセット3を使用することから、実装する部品の種類がカセット毎に決定されており、又、テープ上に部品が仮固定されたような部品以外は実装できず、応用範囲の狭い実装機となっている。又、従来の実装機において多品種の部品を実装するためには、部品供給カセット3の他に例えば、部品を収納したトレイを複数段に備えたトレイ式部品供給装置等を設ける必要がある。よって、設備全体の設置面積が増大し、又、一つの基板に対して種々の部品供給装置を使用して実装を行うことになるので実装コストが増加する。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、設備の設置面積の低減、実装コストの低減を図るとともに実装要求のある部品に対して柔軟に対応可能であり、部品供給装置、部品供給方法、及び部品実装機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1態様における部品供給装置は、部品供給位置にて保持した部品を基板上の実装位置へ実装する部品実装機に備わる部品供給装置であって、
円板形状である載置部材を有しその周方向に沿って設けられる複数の載置部に部品を吸着する載置装置と、
部品の良否を検査する部品検査装置と、
部品収納体から部品を保持し保持した部品が上記部品検査装置にて良品と判断されたときには当該良好部品を上記載置部へ載置する移載装置と、
上記良好部品を載置する上記載置部材を搬送することで上記良好部品を上記部品供給位置まで搬送する搬送装置と、
を備え、上記載置部材は、上記移載装置によって上記良好部品が上記載置部へ載置されるとき、及び上記部品実装機に備わる部品保持装置によって上記部品供給位置にて上記良好部品が保持されるときには、上記周方向に回転してすべての上記載置部について同一位置にて部品の載置及び保持を行なわせることを特徴とする。
【0005】
又、本発明の第2態様における部品供給装置では、上記載置部材における上記載置部は、それぞれ別個に、上記移載装置にて上記良好部品が載置されるときには上記良好部品を吸着し、一方、当該載置部材上に載置した上記良好部品が上記部品供給位置にて上記部品実装機に備わる上記部品保持装置により保持されるときには上記良好部品の上記吸着動作を解除する吸着オンオフ装置を備えるように構成することもできる。
【0006】
本発明の第3態様における部品実装機は、上記第1態様さらには上記第2態様の部品供給装置を備えたことを特徴とする。
【0007】
本発明の第4態様における部品供給方法は、部品供給位置にて保持した部品を基板上の実装位置へ実装するための部品供給方法であって、
部品収納体から部品を保持し、保持した部品の良否を検査して、良好部品のみを、円板形状の載置部材の周方向に沿って設けられる複数の載置部に上記載置部材を上記周方向に回転させることで上記周方向において同一の載置位置にて吸着させた後、良好部品が吸着された上記載置部材を搬送して上記良好部品を上記部品供給位置まで搬送し、上記載置部材を上記周方向に回転させることで上記部品供給位置へ順次上記良好部品を配置させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態の部品供給装置、部品実装機、及び部品供給方法について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において同一の構成部分については同じ符号を付している。又、上記部品供給方法は、上記部品供給装置にて実行されるものであり、上記部品実装機は上記部品供給装置を備えるものである。
【0009】
図1から図3、及び図11に示すように、本実施形態の部品実装機1000は、大別して部品供給装置100と、部品保持搬送装置300とを備える。部品保持搬送装置300は、大別して、基板搬送装置301、XYテーブル302、及び部品保持装置310を備え、XYテーブル302における後述の一部の構成、第2検査装置の一実施形態に相当する部品認識用カメラの構成を除いて、これらは公知の構成にてなる。よってこれらについての説明は略説する。又、図2は、図1に示す部品実装機1000をその背面側から見た図であり、図1では図示を省略している複数の部品供給カセット151を集合させた部品供給カセット群をも図示している。又、図3は、図1に示す部品実装機1000をその上面側から見た図であるが、トレイ収納体101の図示は左右方向に逆となっている。又、図3では、制御装置195及びスティック181の図示を省略している。
【0010】
基板搬送装置301は、当該実装工程の前工程から未実装の基板303をX方向に沿ってXYテーブル302上へ搬送し、かつ部品実装後の基板303を当該実装工程の後工程へX方向に沿って搬送する装置である。
部品保持装置310は、部品保持搬送装置300の台板304に取り付けた本体312と、図9に示すように、基板303に実装する部品を保持しかつ基板303への実装を行うノズル313を有し本体312の周囲に沿って矢印I方向に回転可能な複数の装着ヘッド311とを備え、図2及び図3に示す部品供給位置314にてノズル311で部品を保持して基板303上の実装位置へ部品を実装する。上述のように装着ヘッド311は固定された本体312の周囲を移動することから、本実施形態においては、装着ヘッド311における部品供給位置314及び基板303の実装位置に対応する図3に示す装着ヘッド311側の実装位置315は予め設定された不動の位置である。したがって、XYテーブル302は、基板303を保持するとともに、部品を実装する基板303上の実装位置と、装着ヘッド311における実装位置315とを一致させるように、基板303をX,Y方向へ移動させる。
【0011】
又、本実施形態のXYテーブル302には、従来にない新規な構成として、後述の部品認識用カメラ340による検査の結果、不良と判断された部品を廃棄するための廃棄部330を設けている。
部品認識用カメラ340は、装着ヘッド311にて部品が保持されてから基板303に実装されるまでの間であって、装着ヘッド311が矢印I方向に回転するときに装着ヘッド311に保持されている部品が通過する箇所に配置されている。このような部品認識用カメラ340は、上記部品を照明するための照明装置とともにX,Y,Z方向に移動可能な構成を有し、当該カメラ340が有する、一つの部品に対する認識領域を、装着ヘッド311にて保持されている部品が大型で上記認識領域を超えるときや部品の端子をより詳細に認識したいときには、当該部品の認識を分割して行う構成を有する。
【0012】
尚、図9では、装着ヘッド311は一つのみを図示しているが、矢印I方向に回転する円板316の周縁部に、図1に示すように複数の装着ヘッド311が配置されている。又、各装着ヘッド311は、部品供給位置314及び基板303上の実装位置に対応する位置315において、図1に示すZ方向、即ち図9に示す矢印II方向に上下可能である。さらに、各装着ヘッド311は、種々の形態の部品を保持するために複数種のノズル313を備え、各ノズル313は、上記矢印II方向に直交する方向に延在する回転軸317の直径方向に沿って放射状に取り付けられており、外部より回転軸317をその軸回り(矢印III方向)に回転させることで所望のノズル313を矢印II方向に沿わせる。さらに、このようなノズル313群を備えるノズル群部分318は、ノズル313にて保持した部品の姿勢を制御するため、矢印II方向に沿って延在する、モータ319の駆動軸の軸回り(矢印IV方向)にモータ319にて回転可能である。又、本実施形態において、選択されたノズル313は吸引動作及び吸引動作解除により部品の保持及び解放を行う。
【0013】
又、後述するように、部品供給位置314には、載置部材241の載置部242に載置され吸着された状態で部品が供給されるが、部品供給位置314に供給された部品をノズル313にて保持するときには、載置部242における部品の吸着動作を解除する必要がある。そこで部品保持のため装着ヘッド311が載置部242へ下降するときには、詳細後述するように、制御装置195の制御により載置装置240に備わる駆動部252が載置部材241に備わる吸着オンオフ装置245のスイッチ部材247のレバー247aを吸着動作解除位置256に配置させる。これにより部品の吸着動作は解除され、部品はノズル313にて保持され載置部242から持ち運ぶことができる。
【0014】
部品供給装置100は、図2に示すように、トレイ収納体101と、部品供給カセット151と、スティック181と、本実施形態における特徴的構成部分である部品再配置装置201とを有する。トレイ収納体101、部品供給カセット151及びスティック181は、従来から存在するものと同様の構造にてなる。尚、スティック181は滑り台を有し、該滑り台に沿って複数の部品が配列され部品取出口から順次部品を取り出し可能なものである。これらの部品供給カセット151及びスティック181は、図2に示すX方向に沿って延在する案内レール191に係合し該案内レール191に沿って設置されているネジ192に係合する機構部を有する駆動部を有して自走可能な、それぞれの走行テーブル152、走行テーブル182にそれぞれ載置され、それぞれ部品供給カセット群、スティック群を形成している。それぞれの走行テーブル152,182は、図11に示すように、それぞれ制御装置195に接続され、動作制御がなされ、上記部品供給カセット群又は上記スティック群の内、基板303に実装するための部品を有する一つの部品供給カセット151における部品供給部153、又は一つのスティック181における部品供給部183が上述した部品供給位置314に配置される。
【0015】
トレイ収納体101は以下のような構成をなし、動作を行う。平面上にて格子状に区切られた各区画に部品を収容したトレイ102を複数、筺体内に収納し、これら複数のトレイ102の中から、基板303へ実装する部品を収容したトレイ102を選択装置103にて選択し、選択したトレイ102を駆動装置105にてY方向へ移動して操作箇所104へ引き出す。尚、操作箇所104に引き出された状態において、トレイ102の上記区画は、上記X,Y方向に沿って配列されている。所望の部品の取り出しが完了したトレイ102は駆動装置105にて再び上記筺体内へ格納され、次に実装される部品を収容したトレイ102が、上述の場合と同様に、選択され操作箇所104へ引き出される。
【0016】
トレイ収納体101と部品保持装置310との間の領域に配置される部品再配置装置201は、移載装置210と、部品検査装置230と、載置装置240と、搬送装置270とを備える。このような部品再配置装置201は、移載装置210にてトレイ102から保持され部品検査装置230にて良品と判断されて載置装置240に載置された部品を上述した部品供給位置314へ搬送する。尚、図示の関係上、図1には搬送装置270が、図2には検査装置230が、図3には検査装置230及び搬送装置270が、それぞれ図示されていない。
まず、移載装置210について説明する。移載装置210は、保持装置211と、該保持装置211をX方向に移動させる案内装置212を備える。図7に示すように、保持装置211は、上述したように駆動装置105にてY方向に移動され操作位置104に引き出されたトレイ102上に載置される部品を、例えば吸着により保持する装置であり、トレイ102上に載置された種々の形態の部品を吸着可能なように複数種の吸着ノズル213を備える。各吸着ノズル213は、上記Y方向に延在する回転軸を有する円板214の周囲にて、該円板214の直径方向に沿って放射状に突設される。円板214は、モータ215によって上記回転軸の軸回り方向に回転される。モータ215は制御装置195により制御され、吸着する部品に対応した吸着ノズル213が吸着可能位置216にセットされる。又、吸着ノズル213を備えた円板214及びモータ215を取り付けた昇降部217は、案内装置212に備わる移動部222に取り付けられた固定用板218に対して、モータ219に連結されているクランク機構部220を介してモータ219の動作により上記Z方向に昇降する。
案内装置212は、保持装置211を取り付けた上記移動部222と、該移動部222を上記X方向に沿って案内するガイド部228とを備え、該ガイド部228には上記X方向に延在するボールネジ223構造を備える。ボールネジ223構造において、ネジ224をモータ225により軸回りに回転させることで、案内装置212は、移動部222、即ち保持装置221をガイド部228に沿って上記X方向に移動させる。尚、モータ225は制御装置195に接続されており保持装置221の移動量は制御装置195により制御される。又、載置装置240がトレイ収納体101に近接して配置された状態において、案内装置212は、操作箇所104に引き出されたトレイ102の上方から載置装置240の上方まで延在する。
【0017】
このように構成される移載装置210における動作を説明する。上述のようにトレイ102は操作箇所104において上記Y方向にのみ移動可能であり、一方、保持装置211は上記X方向にのみ移動可能であるので、基板303へ実装する所望の部品をトレイ102から取り出すためには、トレイ102を上記Y方向に移動させる駆動装置105、及び案内装置212のモータ225を、制御装置195により制御して、吸着ノズル213をY,X方向に移動させて上記所望の部品の上方に配置させる。そして、モータ219を動作させて昇降部217をZ方向に下降させて上記所望の部品の吸着を行い、モータ219を動作させて昇降部217を上昇させる。このように上記所望の部品を保持した保持装置211は、モータ225の駆動により載置装置240における部品載置位置261の上方へ移動された後、再度モータ219が駆動されて昇降部217が下降し、吸着ノズル213に吸着されている部品を載置装置240の載置部242に載置する。
【0018】
尚、保持装置211における部品吸着動作は、図7に示すように昇降部217に接続される吸引装置229にて行われる。このように本実施形態の保持装置211は部品を吸着により保持するが、これに限定されるものではなく、吸着によっては保持することができない部品が存在する場合には、図8に示すように、吸引動作により部品を機械的に挟持するような機構を有する、いわゆるメカチャック226を有する保持装置227を設けることもできる。
【0019】
部品検査装置230は、案内装置212による保持装置211の移動経路下であって、トレイ収納体101と載置装置240との間に設けられ、保持装置211の吸着ノズル213に保持されている部品の良否を検査する。尚、該部品の良否検査とは、本実施形態のように部品が電子部品の場合には、電子部品に備わるリードのピッチ、及びリードの浮き量の検査をいう。ここで上記浮き量とは、複数のリードが接地する仮想平面を想定したとき、該仮想平面に接地しないリードについて上記仮想平面と当該リードとの間の距離をいう。該検査の結果、保持している部品が良品であるときには、保持している部品は移載装置210によって載置装置240の載置部242へ載置され、一方、部品が不良品であるときには、当該不良部品は、部品検査装置230に隣接して配置される不良部品排出部に相当する排出用コンベア235上へ移載装置210によって載置される。又、不良品の場合には、移載装置210は、不良品と判断された部品と同一部品を再度トレイ102から保持し、再び部品検査装置230まで搬送し、搬送された部品は検査される。
【0020】
載置装置240は円板形状の載置部材241を備える。載置部材241の周縁部には、その周方向に沿って複数の載置部242が設けられ、載置部242には、上記良品と判断された良好部品が載置される。これらの載置部242のすべてには、図4に示すように、載置装置240の外部又は内部に備えた吸引装置243にて吸引動作が可能なように載置部材241の内部等に吸引用配管244が施されている。さらに、載置部242は、それぞれ独立して部品の吸着動作及び吸着動作解除が行えるように、各載置部242毎に吸着オンオフ装置245を備える。それぞれの吸着オンオフ装置245には、吸引用配管244及び大気圧復帰用配管246が連結されており、各吸着オンオフ装置245は、載置部242を吸引用配管244又は大気圧復帰用配管246のいずれか一方に連通させるスイッチ部材247を備える。尚、大気圧復帰用配管246の一端は大気圧に開放されている。
【0021】
スイッチ部材247は、実線及び仮想線にて示すようにレバー247aが吸着動作位置255及び吸着動作解除位置256との間で揺動することで、載置部242における部品の吸着動作及び吸着動作解除を行う。即ち、レバー247aが吸着動作位置255に配置されたとき載置部242における部品の吸着動作が可能となり、レバー247aが吸着動作解除位置256に配置されたとき載置部242における部品の吸着動作は解除される。よって、通常動作においては、載置部242に上記良好部品を載置する以前において、載置装置240のフレーム部材248に取り付けられた、図6に示すレバー切替装置249にてレバー247aが吸引動作位置255に切り替えられる。尚、レバー切替装置249は、軸251に取り付けられレバー247aに当接する駆動レバー250と、該駆動レバー250を軸251を中心に回動させるため軸251を回動させる駆動部252とを備え、駆動部252は制御装置195により動作制御される。よって、制御装置195の制御に基づいてレバー247aの上記切り替えが行われたスイッチ部材247に対応する載置部242は、上記良好部品の吸着が可能となる。又、載置部材241は、載置装置240に備わるモータによりベルト253を介して、図3に示す例えば時計回り方向Vに、回転中心軸254の軸回りに回転される。よって、該回転により、各載置部242に対応するスイッチ部材247の各レバー247aは、レバー切替装置249の設置位置に順次配置され、制御装置195の制御に基づきレバー切替装置249により吸着動作位置255又は吸着動作解除位置256に配置される。
【0022】
又、部品載置後において、載置部材241における載置部242が部品供給位置314に位置するとき、上述したように、装着ヘッド311が下降するとき、制御装置195の制御によりレバー切替装置249が駆動されることで、吸着動作位置255に切り替えられているレバー247aは、吸着動作位置255から吸着動作解除位置256へ切り替えられる。よって、装着ヘッド311のノズル313が載置部242に載置されている部品を保持するときには、載置部242では部品の吸着動作は解除されており載置部242に連結される吸引用配管244は大気圧状態にある。したがって載置部242に載置される部品はノズル313により保持可能である。
【0023】
このように構成される載置装置240の動作を説明する。
載置部材241は、回転中心軸254の軸回り方向に、ベルト253を介してモータにて回転され、図3に示す部品載置位置261にそれぞれの載置部242が配置される。尚、部品載置位置261に配置された載置部242の鉛直方向に沿った上方には、吸着可能位置216に配置されかつ部品を吸着した吸着ノズル213が移載装置210によって配置される。一方、部品載置位置261に載置部242が配置される前に、レバー切替装置249にてレバー247aは予め吸着動作位置255に配置される。よって、部品載置位置261に載置部242が配置されたときには、載置部242は部品を吸着可能な状態にある。よって、移載装置210の昇降部217が鉛直方向に沿って下降することで、吸着ノズル213に吸着されている部品は、部品載置位置261に配置された載置部242に接触し、吸着されることになる。
このように載置部材241は円板形状にてなりその周縁部に載置部242が配置されているので、載置部材241を回転させることで、部品載置位置261に載置部242を順次配置することができる。さらに、部品載置位置261は固定された位置であるので、移載装置210は常に上記X方向における同一位置まで移動すればよく、移載装置210の動作制御を容易にすることができる。
【0024】
尚、本実施形態の載置部材241の載置部242は、部品257を直接に吸着可能構造である。一方、例えば吸着面に凹凸があり部品そのものを直接に吸着したのでは吸着力が弱くなってしまうような吸着困難な部品258をも扱う場合には、図5に示すように、凹部260を有する保持治具259を載置部242に対応して載置部材241上に取り付けることもできる。保持治具259において、吸着用配管244と凹部260とは連通している。又、凹部260には部品258を支持する支持部259aを設け、該支持部259aによって囲まれた吸着部分259bを形成する。このように保持治具259は、吸着面積を広げ部品の吸着力を増すように作用する。このように、凹部260に部品258を載置することで、部品258は保持治具259を介して間接的に吸引され保持される。
尚、直接に吸着困難な部品258を常に取り扱う場合には、すべての載置部に保持治具259を取り付ければよいが、直接に吸着可能な部品257と混在して取り扱う場合には、所定の載置部242のみに保持治具259を取り付ければよい。この場合、制御装置195は、保持治具259を取り付けた載置部242を認識しており、移載装置210にて部品258を保持したときには、保持治具259が設けられている載置部242に部品258を保持する。
【0025】
搬送装置270は、載置装置240が取り付けられており、案内レール191に係合しかつネジ192に螺合し、制御装置195の制御により案内レール191に沿って自走可能な装置である。よって、搬送装置270は、部品載置位置261と部品供給位置314との間で載置装置240を上記X方向に沿って搬送可能である。
部品保持装置310の設置箇所へ搬送された載置装置240は、載置部材241を回転することで、各載置部242に吸着されている各部品を部品供給位置314へ順次配置させる。
【0026】
このように構成された部品実装機1000の動作について、部品供給装置100及び部品保持搬送装置300の動作も含めて以下に説明する。尚、各動作は制御装置195によって動作制御され、又、制御装置195は基板303におけるそれぞれの実装位置に対して実装するそれぞれの部品を認識しており、さらに実装すべき部品が部品供給装置100に備わるどの構成部分に収納されているかについても認識している。又、以下の動作では、まず、部品供給カセット151から部品保持装置310へ部品供給が行われた後、部品再配置装置201により部品供給が行われるものとする。
【0027】
図12に示すように、まずステップ(図内では「S」にて示す)1において、基板搬送装置301によって前工程から基板303がXYテーブル302上に搬送され、XYテーブル302によって基板303上の実装位置が、部品保持装置310の装着ヘッド311における実装位置315に対応するように位置決めされる。ステップ2では、XYテーブル302の動作と同時に、走行テーブル152が移動し、実装すべき部品を収納している部品供給カセット151が部品保持装置310における部品供給位置314に配置される。よって装着ヘッド311のノズル313は、部品供給位置314にて部品供給カセット151から実装すべき部品を吸着して保持する。部品を保持した装着ヘッド311は、矢印I方向へ回転し、保持されている部品は、装着ヘッド311の通過上に配置されている部品認識用カメラ340を用いて、ノズル313における保持姿勢、端子形状等が検査される。該検査の結果、正常と判断されたときには、ステップ3にて、ノズル313は位置315まで回転した後、ノズル313が下降して保持している部品を基板303上の実装位置に実装する。一方、上記検査の結果、実装に不適切と判断されたときには、ノズル313は廃棄部330の設置位置まで回転し、廃棄部330へ部品を廃棄する。
以後、基板303に実装される各部品について、上記ステップ1〜3が実行される。尚、部品保持装置310の本体312の周囲に沿って設置されている複数の装着ヘッド311のそれぞれが、矢印I方向への本体312の回転に伴い順次、上述の動作を実行する。よって基板303上のそれぞれの実装位置に、それぞれの装着ヘッド311にて順次、部品が実装されていく。
【0028】
一方、ステップ1からステップ3が実行されている間に、ステップ4として、トレイ収納体101に収納される部品を基板303へ実装するためにトレイ102上の部品を載置部材241上へ載置する動作が並行して実行されている。即ち、まず、実装すべき部品が収容されたトレイ102を選択して操作箇所104へ引き出す。移載装置210を使用して、引き出したトレイ102から目的の部品を吸着ノズル213にて吸着した後、該部品を案内装置212にて部品載置位置261まで搬送する。載置装置240の載置部材241における載置部242は、上述のように吸着可能状態にセットされており、部品載置位置261における吸着ノズル213の下降により、部品が載置部242に当接した時点で、吸着ノズル213は吸着動作を解除する。このようにして、移載装置210にてトレイ102から取り出された部品は、載置部材241の載置部242に吸着される。以後、載置部材241を矢印V方向へ回転させ、それぞれの載置部242を順次、部品載置位置261に位置させながら、上述の動作を繰り返すことで、それぞれの載置部242に順次、トレイ102から取り出された部品を載置していく。このように、部品供給カセット151から部品供給が実行されている間に、トレイ102から部品供給を行うための部品を予め載置部材241の載置部242に載置しておく。
【0029】
そして部品供給カセット151からの部品供給が終わったとき、図3に仮想線にて示すように部品供給カセット151を退避位置155に移動させると共に、搬送装置270にて載置装置240を部品供給位置314へ移動させ、基板303へ実装すべき部品を吸着している載置部242を部品供給位置314に位置させる。尚、載置部材241はY方向には移動できないので、載置装置240が部品供給位置314に位置したときには、載置部材241上の載置部242の一つが部品供給位置314に対応して配置されるように部品実装機1000は構成されている。
【0030】
そしてステップ5において、装着ヘッド311が部品供給位置314に配置された載置部242上の部品を保持し、上述した動作にて部品を基板303上に実装する。以後、載置部材241を回転させ、載置部242を順次、部品供給装置314に配置させ、各載置部242に載置されている部品を装着ヘッド311にて順次保持していく。そして、載置部材241に載置したすべての部品が装着ヘッド311にて保持された時点で、載置装置240を元の場所へ戻す。
尚、さらに部品供給カセット151から部品供給が必要な場合や、さらに載置装置240から部品供給が可能な場合には、上述と同様の動作を再度実行することで部品供給を続行する。又、図2に示すスティック181を部品供給位置314に配置してスティック181から部品供給を行うこともできる。
【0031】
さらに又、上述の部品実装機1000では、一群の部品供給カセット151と、それぞれ1台づつ設置されたトレイ収納体101及び載置装置240とを備えたが、図10に示すように、部品供給カセット群を2つ備え、かつ案内レール191の両端側にそれぞれトレイ収納体101及び載置装置240を計2セット設けた部品実装機1005を構成することもできる。該部品実装機1005では、それぞれの部品供給カセット群から部品供給がなされている間、又は一方の載置装置240から部品供給が実行されている間に、他方の載置装置240では移載装置210にてトレイ102から載置部材241へ部品の移載を実行することができる。
【0032】
このように部品実装機1000、又は部品実装機1005によれば、複数種類の部品供給装置100から一つの部品保持搬送装置300に対して部品供給が可能であるので、設備の設置面積を低減することができる。又、載置装置240を備えることで、載置部材241上には例えば形状や大きさの異なる種々の部品を予め配置することができる。したがって、部品収納体の形態に捕らわれず、かつ部品の例えば形状や大きさに捕らわれない柔軟な部品の供給を連続して行うことができる。さらに、上述のように種々の部品を連続的に実装可能であることから、実装に要する時間を従来より短縮することができる。
【0033】
さらに又、トレイ102からの部品を載置する載置部材241を円形形状としたので、その周方向に回転させることで順次載置部を部品載置位置261に配置することができ、上記周方向の同一箇所にて部品の載置動作を行うことができる。
【0034】
又、載置装置240には、それぞれの載置部242における部品の吸着、非吸着を切り替え可能とする吸着オンオフ装置247を設けたことより、各載置部242毎に部品の保持、離脱を制御することができる。又、載置部242に部品を吸着した状態にて載置部材241は部品供給位置314へ搬送されることから、搬送時に載置部材241から部品が離脱することを防止できる。
さらに、制御装置195の制御により吸着オンオフ装置245は、装着ヘッド311が部品を保持する直前にて、載置部242に載置されている部品の吸着動作を解除することから、装着ヘッド311にて部品が保持される直前まで部品を載置部242に吸着保持しておくことができ、部品供給位置314への各載置部242の配置の際に部品が載置部242から離脱するのを防止することができる。
又、吸着動作が解除されるのは、レバー切替装置249の駆動レバー250が当接したレバー247に関係する載置部242のみであり、他の載置部242は部品の吸着動作を続行しているので、装着ヘッド311による部品保持動作による例えば振動等により、保持される部品に近接する部品が位置ずれを起こす等の問題は発生しない。
又、載置部242に対する部品の保持は吸着動作により行い、部品の保持解除は吸引動作を解除することで行うことから、載置部242に対して繰り返して部品の保持、離脱がなされても、載置部242における部品の保持、離脱性能が劣化することはない。
【0035】
尚、上述の実施形態では、載置部材241における各載置部242における吸着動作及び吸着動作解除の操作を、吸着オンオフ装置245を使用した機械的操作にて実行しているが、これに限定されるものではない。例えば、各載置部242毎に電磁弁を設けて制御装置195にて電気的に上記吸着動作及び吸着動作解除操作を行うこともできる。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明の第1態様の部品供給装置、第3態様の部品実装機、及び第4態様の部品供給方法によれば、円板形状にてなる載置部材を有する載置装置を備えたことより、移載装置によって部品が載置部へ載置されるとき、及び部品実装機に備わる部品保持装置によって部品供給位置にて上記部品が保持されるときには、載置部材をその周方向に回転してすべての上記載置部について同一位置にて部品の載置及び保持を行なわせることができる。
又、部品を載置部材上に載置し、基板への実装に供するために載置部材を部品供給位置に搬送するようにしたことから、上記載置部材上には例えば形状や大きさの異なる種々の部品を予め配置することができる。したがって、部品収納体の形態に捕らわれず、かつ部品の例えば形状や大きさに捕らわれない柔軟な部品の供給を行うことができる。
【0037】
又、本発明の第2態様の部品供給装置によれば、吸着オンオフ装置を備えたことより、載置部材上のそれぞれの載置部毎に部品の吸着動作及び吸着動作解除を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の部品実装機を示す斜視図である。
【図2】図1に示す部品実装機について、図1における背面側から見た斜視図である。
【図3】図1に示す部品実装機について、図1における上面側から見た斜視図である。
【図4】図1に示す載置装置を示す断面図である。
【図5】図4に示す載置装置の他の実施形態における断面図である。
【図6】図1に示す載置装置に備わるレバー切替装置、及び吸着オンオフ装置を示す斜視図出ある。
【図7】図1に示す移載装置を示す斜視図である。
【図8】図7に示す移載装置の他の実施形態における断面図である。
【図9】図1に示す部品保持装置を示す斜視図である。
【図10】図1に示す部品実装機の他の実施形態における平面図である。
【図11】図1に示す部品実装機の構成を示すブロック図である。
【図12】図1に示す部品実装機の概略動作を示すフローチャートである。
【図13】従来の部品実装機の平面図である。
【符号の説明】
100…部品供給装置、101…トレイ収納体、
210…移載装置、230…部品検査装置、235…排出用コンベア、
240…載置装置、241…載置部材、242…載置部、
245…吸着オンオフ装置、247…スイッチ部材、
259…保持治具、270…搬送装置、
302…XYテーブル、310…部品保持装置、314…部品供給位置、
330…廃棄部、340…部品認識用カメラ。
1000…部品実装機。
Claims (9)
- 部品供給位置(314)にて保持した部品を基板上の実装位置へ実装する部品実装機(1000)に備わる部品供給装置であって、
円板形状である載置部材(241)を有しその周方向に沿って設けられる複数の載置部(242)に部品を吸着する載置装置(240)と、
部品の良否を検査する部品検査装置(230)と、
部品収納体(102)から部品を保持し保持した部品が上記部品検査装置にて良品と判断されたときには当該良好部品を上記載置部へ載置する移載装置(210)と、
上記良好部品を載置する上記載置部材を搬送することで上記良好部品を上記部品供給位置まで搬送する搬送装置(270)と、
を備え、上記載置部材は、上記移載装置によって上記良好部品が上記載置部へ載置されるとき、及び上記部品実装機に備わる部品保持装置(310)によって上記部品供給位置にて上記良好部品が保持されるときには、上記周方向に回転してすべての上記載置部について同一位置にて部品の載置及び保持を行なわせることを特徴とする部品供給装置。 - 上記載置部材における上記載置部は、それぞれ別個に、上記移載装置にて上記良好部品が載置されるときには上記良好部品を吸着し、一方、当該載置部材上に載置した上記良好部品が上記部品供給位置にて上記部品実装機に備わる上記部品保持装置により保持されるときには上記良好部品の上記吸着動作を解除する吸着オンオフ装置(245)を備えた、請求項1記載の部品供給装置。
- 上記吸着オンオフ装置は、吸着動作と吸着動作解除とを切り替えるスイッチ部材(247)を備え、該スイッチ部材は、上記載置装置に備わる切替装置(249)によって上記部品保持装置が部品を保持するときには上記吸着動作解除に設定され、上記部品保持装置により部品を保持した後に上記吸着動作に設定される、請求項2記載の部品供給装置。
- 上記載置部には、当該載置部への吸着が直接に行えない吸着困難部品に対して、上記吸着困難部品を保持するための保持治具(259)が取り付けられる、請求項1ないし3のいずれかに記載の部品供給装置。
- 上記部品供給装置は、さらに、上記部品検査装置にて不良と判断された不良部品を排出する不良部品排出部(235)を備え、上記移載装置は上記部品検査装置にて不良と判断されたときには該不良部品を上記不良部品排出部へ排出し、再度上記不良部品と同種部品を上記部品収納体から保持する、請求項1ないし4のいずれかに記載の部品供給装置。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載の部品供給装置を備えたことを特徴とする部品実装機。
- 上記部品実装機には、上記基板を載置し上記基板上の上記実装位置へ上記部品供給位置にて保持された部品を実装するため上記基板をX,Y方向へ移動させるXYテーブル(302)と、上記部品供給位置にて保持された部品を検査する第2検査装置(340)とをさらに備え、上記XYテーブルは、上記第2検査装置にて不良と判断された不良部品を廃棄するための廃棄部(330)を有する、請求項6記載の部品実装機。
- 部品供給位置(314)にて保持した部品を基板上の実装位置へ実装するための部品供給方法であって、
部品収納体(102)から部品を保持し、保持した部品の良否を検査して、良好部品のみを、円板形状の載置部材(241)の周方向に沿って設けられる複数の載置部(242)に上記載置部材を上記周方向に回転させることで上記周方向において同一の載置位置にて吸着させた後、良好部品が吸着された上記載置部材を搬送して上記良好部品を上記部品供給位置まで搬送し、上記載置部材を上記周方向に回転させることで上記部品供給位置へ順次上記良好部品を配置させることを特徴とする部品供給方法。 - 上記載置部材において、上記良好部品の吸着、及び上記部品供給位置にて上記部品実装機に備わる部品保持装置(310)による上記良好部品の保持のため上記吸着動作の解除は、上記載置部のそれぞれにおいて個別に行う、請求項8記載の部品供給方法。
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