JPH1126987A - 部品供給装置、部品供給方法、及び部品実装機 - Google Patents

部品供給装置、部品供給方法、及び部品実装機

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JPH1126987A
JPH1126987A JP9173922A JP17392297A JPH1126987A JP H1126987 A JPH1126987 A JP H1126987A JP 9173922 A JP9173922 A JP 9173922A JP 17392297 A JP17392297 A JP 17392297A JP H1126987 A JPH1126987 A JP H1126987A
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宗良 藤原
Wataru Hirai
弥 平井
Satoshi Shida
智 仕田
Yuichi Motokawa
裕一 本川
Hiroshi Ota
博 大田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備の設置面積の低減、実装コストの低減を
図るとともに実装要求のある部品に対して柔軟に対応可
能である部品供給装置、部品供給方法、及び部品実装機
を提供する。 【解決手段】 載置装置240を備え、載置部材241
上に載置した部品を部品供給位置314に搬送して基板
303への実装に供するようにしたことから、上記載置
部材上には例えば形状や大きさの異なる種々の部品を予
め配置することができる。したがって、部品収納体の形
態に捕らわれない柔軟な部品実装を行うことができると
ともに、上記載置部材に配置した上記種々の部品を連続
的に実装可能であり実装に要する時間を従来より短縮す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品等の部品
を吸着して回路基板等に実装する部品実装機に備わる部
品供給装置、及び該部品供給装置にて実行される部品供
給方法、並びに上記部品供給装置を備えた部品実装機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記部品実装機は、特公平3−2
21326号公報に開示され、図13に示すような、部
品供給装置1を備えた部品実装機2が一般的であった。
即ち、部品供給装置1は、テープの延在方向に沿って部
品が当該テープ上に仮固定され当該テープを巻回した複
数の部品供給カセット3と、該部品供給カセット3が装
着可能でありレール6に支持されかつ案内されて自走可
能な第1供給テーブル4及び第2供給テーブル5とを備
える。尚、各部品供給カセット3毎に、テープ上に仮固
定されている部品の種類を変更してもよいし、同一とし
てもよい。部品実装機2には、部品供給カセット3にお
ける上記テープ上の部品を吸着保持して、XYテーブル
7によって位置決めされた基板8上の実装位置に上記保
持した部品を実装する装着ヘッド9を備える。このよう
な従来の部品実装機2は以下のように動作する。例え
ば、第1、第2の供給テーブル4,5にはそれぞれ同種
類の電子部品を有する部品供給カセット3を装着してお
くことで、一方の供給テーブルにてある種類の部品切れ
が発生した場合には、該一方の供給テーブルと他方の供
給テーブルとを入れ替え、上記他方の供給テーブルの部
品供給カセット3からその部品を供給することができ、
その間に部品切れが発生した部品供給カセット3への部
品補給を行うことができる。又、使用する部品の種類が
多い場合は、第1及び第2供給テーブル4,5に各々別
種類の電子部品を有する供給カセット3を装着してお
き、装着ヘッド9に対して、第1及び第2供給テーブル
4,5を入れ替えながら必要な部品を吸着保持して基板
8へ実装する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、高速電子部品実
装機にて多品種の部品を実装可能とする要求や、部品供
給カセット3によって予め部品種類が決定されているも
のに限られず、種々の形態の部品に対して柔軟に対応可
能な実装機の要求が高まっている。しかしながら、上述
のように従来の部品実装機2では、部品供給カセット3
を使用することから、実装する部品の種類がカセット毎
に決定されており、又、テープ上に部品が仮固定された
ような部品以外は実装できず、応用範囲の狭い実装機と
なっている。又、従来の実装機において多品種の部品を
実装するためには、部品供給カセット3の他に例えば、
部品を収納したトレイを複数段に備えたトレイ式部品供
給装置等を設ける必要がある。よって、設備全体の設置
面積が増大し、又、一つの基板に対して種々の部品供給
装置を使用して実装を行うことになるので実装コストが
増加する。本発明は、このような問題点を解決するため
になされたもので、設備の設置面積の低減、実装コスト
の低減を図るとともに実装要求のある部品に対して柔軟
に対応可能であり、部品供給装置、部品供給方法、及び
部品実装機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様におけ
る部品供給装置は、部品供給位置にて保持した部品を基
板上の実装位置へ実装する部品実装機に備わる部品供給
装置であって、円板形状である載置部材を有しその周方
向に沿って設けられる複数の載置部に部品を吸着する載
置装置と、部品の良否を検査する部品検査装置と、部品
収納体から部品を保持し保持した部品が上記部品検査装
置にて良品と判断されたときには当該良好部品を上記載
置部へ載置する移載装置と、上記良好部品を載置する上
記載置部材を搬送することで上記良好部品を上記部品供
給位置まで搬送する搬送装置と、を備え、上記載置部材
は、上記移載装置によって上記良好部品が上記載置部へ
載置されるとき、及び上記部品実装機に備わる部品保持
装置によって上記部品供給位置にて上記良好部品が保持
されるときには、上記周方向に回転してすべての上記載
置部について同一位置にて部品の載置及び保持を行なわ
せることを特徴とする。
【0005】又、本発明の第2態様における部品供給装
置では、上記載置部材における上記載置部は、それぞれ
別個に、上記移載装置にて上記良好部品が載置されると
きには上記良好部品を吸着し、一方、当該載置部材上に
載置した上記良好部品が上記部品供給位置にて上記部品
実装機に備わる上記部品保持装置により保持されるとき
には上記良好部品の上記吸着動作を解除する吸着オンオ
フ装置を備えるように構成することもできる。
【0006】本発明の第3態様における部品実装機は、
上記第1態様さらには上記第2態様の部品供給装置を備
えたことを特徴とする。
【0007】本発明の第4態様における部品供給方法
は、部品供給位置にて保持した部品を基板上の実装位置
へ実装するための部品供給方法であって、部品収納体か
ら部品を保持し、保持した部品の良否を検査して、良好
部品のみを、円板形状の載置部材の周方向に沿って設け
られる複数の載置部に上記載置部材を上記周方向に回転
させることで上記周方向において同一の載置位置にて吸
着させた後、良好部品が吸着された上記載置部材を搬送
して上記良好部品を上記部品供給位置まで搬送し、上記
載置部材を上記周方向に回転させることで上記部品供給
位置へ順次上記良好部品を配置させることを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の部品供給装
置、部品実装機、及び部品供給方法について、図を参照
しながら以下に説明する。尚、各図において同一の構成
部分については同じ符号を付している。又、上記部品供
給方法は、上記部品供給装置にて実行されるものであ
り、上記部品実装機は上記部品供給装置を備えるもので
ある。
【0009】図1から図3、及び図11に示すように、
本実施形態の部品実装機1000は、大別して部品供給
装置100と、部品保持搬送装置300とを備える。部
品保持搬送装置300は、大別して、基板搬送装置30
1、XYテーブル302、及び部品保持装置310を備
え、XYテーブル302における後述の一部の構成、第
2検査装置の一実施形態に相当する部品認識用カメラの
構成を除いて、これらは公知の構成にてなる。よってこ
れらについての説明は略説する。又、図2は、図1に示
す部品実装機1000をその背面側から見た図であり、
図1では図示を省略している複数の部品供給カセット1
51を集合させた部品供給カセット群をも図示してい
る。又、図3は、図1に示す部品実装機1000をその
上面側から見た図であるが、トレイ収納体101の図示
は左右方向に逆となっている。又、図3では、制御装置
195及びスティック181の図示を省略している。
【0010】基板搬送装置301は、当該実装工程の前
工程から未実装の基板303をX方向に沿ってXYテー
ブル302上へ搬送し、かつ部品実装後の基板303を
当該実装工程の後工程へX方向に沿って搬送する装置で
ある。部品保持装置310は、部品保持搬送装置300
の台板304に取り付けた本体312と、図9に示すよ
うに、基板303に実装する部品を保持しかつ基板30
3への実装を行うノズル313を有し本体312の周囲
に沿って矢印I方向に回転可能な複数の装着ヘッド31
1とを備え、図2及び図3に示す部品供給位置314に
てノズル311で部品を保持して基板303上の実装位
置へ部品を実装する。上述のように装着ヘッド311は
固定された本体312の周囲を移動することから、本実
施形態においては、装着ヘッド311における部品供給
位置314及び基板303の実装位置に対応する図3に
示す装着ヘッド311側の実装位置315は予め設定さ
れた不動の位置である。したがって、XYテーブル30
2は、基板303を保持するとともに、部品を実装する
基板303上の実装位置と、装着ヘッド311における
実装位置315とを一致させるように、基板303を
X,Y方向へ移動させる。
【0011】又、本実施形態のXYテーブル302に
は、従来にない新規な構成として、後述の部品認識用カ
メラ340による検査の結果、不良と判断された部品を
廃棄するための廃棄部330を設けている。部品認識用
カメラ340は、装着ヘッド311にて部品が保持され
てから基板303に実装されるまでの間であって、装着
ヘッド311が矢印I方向に回転するときに装着ヘッド
311に保持されている部品が通過する箇所に配置され
ている。このような部品認識用カメラ340は、上記部
品を照明するための照明装置とともにX,Y,Z方向に
移動可能な構成を有し、当該カメラ340が有する、一
つの部品に対する認識領域を、装着ヘッド311にて保
持されている部品が大型で上記認識領域を超えるときや
部品の端子をより詳細に認識したいときには、当該部品
の認識を分割して行う構成を有する。
【0012】尚、図9では、装着ヘッド311は一つの
みを図示しているが、矢印I方向に回転する円板316
の周縁部に、図1に示すように複数の装着ヘッド311
が配置されている。又、各装着ヘッド311は、部品供
給位置314及び基板303上の実装位置に対応する位
置315において、図1に示すZ方向、即ち図9に示す
矢印II方向に上下可能である。さらに、各装着ヘッド3
11は、種々の形態の部品を保持するために複数種のノ
ズル313を備え、各ノズル313は、上記矢印II方向
に直交する方向に延在する回転軸317の直径方向に沿
って放射状に取り付けられており、外部より回転軸31
7をその軸回り(矢印III方向)に回転させることで所
望のノズル313を矢印II方向に沿わせる。さらに、こ
のようなノズル313群を備えるノズル群部分318
は、ノズル313にて保持した部品の姿勢を制御するた
め、矢印II方向に沿って延在する、モータ319の駆動
軸の軸回り(矢印IV方向)にモータ319にて回転可能
である。又、本実施形態において、選択されたノズル3
13は吸引動作及び吸引動作解除により部品の保持及び
解放を行う。
【0013】又、後述するように、部品供給位置314
には、載置部材241の載置部242に載置され吸着さ
れた状態で部品が供給されるが、部品供給位置314に
供給された部品をノズル313にて保持するときには、
載置部242における部品の吸着動作を解除する必要が
ある。そこで部品保持のため装着ヘッド311が載置部
242へ下降するときには、詳細後述するように、制御
装置195の制御により載置装置240に備わる駆動部
252が載置部材241に備わる吸着オンオフ装置24
5のスイッチ部材247のレバー247aを吸着動作解
除位置256に配置させる。これにより部品の吸着動作
は解除され、部品はノズル313にて保持され載置部2
42から持ち運ぶことができる。
【0014】部品供給装置100は、図2に示すよう
に、トレイ収納体101と、部品供給カセット151
と、スティック181と、本実施形態における特徴的構
成部分である部品再配置装置201とを有する。トレイ
収納体101、部品供給カセット151及びスティック
181は、従来から存在するものと同様の構造にてな
る。尚、スティック181は滑り台を有し、該滑り台に
沿って複数の部品が配列され部品取出口から順次部品を
取り出し可能なものである。これらの部品供給カセット
151及びスティック181は、図2に示すX方向に沿
って延在する案内レール191に係合し該案内レール1
91に沿って設置されているネジ192に係合する機構
部を有する駆動部を有して自走可能な、それぞれの走行
テーブル152、走行テーブル182にそれぞれ載置さ
れ、それぞれ部品供給カセット群、スティック群を形成
している。それぞれの走行テーブル152,182は、
図11に示すように、それぞれ制御装置195に接続さ
れ、動作制御がなされ、上記部品供給カセット群又は上
記スティック群の内、基板303に実装するための部品
を有する一つの部品供給カセット151における部品供
給部153、又は一つのスティック181における部品
供給部183が上述した部品供給位置314に配置され
る。
【0015】トレイ収納体101は以下のような構成を
なし、動作を行う。平面上にて格子状に区切られた各区
画に部品を収容したトレイ102を複数、筺体内に収納
し、これら複数のトレイ102の中から、基板303へ
実装する部品を収容したトレイ102を選択装置103
にて選択し、選択したトレイ102を駆動装置105に
てY方向へ移動して操作箇所104へ引き出す。尚、操
作箇所104に引き出された状態において、トレイ10
2の上記区画は、上記X,Y方向に沿って配列されてい
る。所望の部品の取り出しが完了したトレイ102は駆
動装置105にて再び上記筺体内へ格納され、次に実装
される部品を収容したトレイ102が、上述の場合と同
様に、選択され操作箇所104へ引き出される。
【0016】トレイ収納体101と部品保持装置310
との間の領域に配置される部品再配置装置201は、移
載装置210と、部品検査装置230と、載置装置24
0と、搬送装置270とを備える。このような部品再配
置装置201は、移載装置210にてトレイ102から
保持され部品検査装置230にて良品と判断されて載置
装置240に載置された部品を上述した部品供給位置3
14へ搬送する。尚、図示の関係上、図1には搬送装置
270が、図2には検査装置230が、図3には検査装
置230及び搬送装置270が、それぞれ図示されてい
ない。まず、移載装置210について説明する。移載装
置210は、保持装置211と、該保持装置211をX
方向に移動させる案内装置212を備える。図7に示す
ように、保持装置211は、上述したように駆動装置1
05にてY方向に移動され操作位置104に引き出され
たトレイ102上に載置される部品を、例えば吸着によ
り保持する装置であり、トレイ102上に載置された種
々の形態の部品を吸着可能なように複数種の吸着ノズル
213を備える。各吸着ノズル213は、上記Y方向に
延在する回転軸を有する円板214の周囲にて、該円板
214の直径方向に沿って放射状に突設される。円板2
14は、モータ215によって上記回転軸の軸回り方向
に回転される。モータ215は制御装置195により制
御され、吸着する部品に対応した吸着ノズル213が吸
着可能位置216にセットされる。又、吸着ノズル21
3を備えた円板214及びモータ215を取り付けた昇
降部217は、案内装置212に備わる移動部222に
取り付けられた固定用板218に対して、モータ219
に連結されているクランク機構部220を介してモータ
219の動作により上記Z方向に昇降する。案内装置2
12は、保持装置211を取り付けた上記移動部222
と、該移動部222を上記X方向に沿って案内するガイ
ド部228とを備え、該ガイド部228には上記X方向
に延在するボールネジ223構造を備える。ボールネジ
223構造において、ネジ224をモータ225により
軸回りに回転させることで、案内装置212は、移動部
222、即ち保持装置221をガイド部228に沿って
上記X方向に移動させる。尚、モータ225は制御装置
195に接続されており保持装置221の移動量は制御
装置195により制御される。又、載置装置240がト
レイ収納体101に近接して配置された状態において、
案内装置212は、操作箇所104に引き出されたトレ
イ102の上方から載置装置240の上方まで延在す
る。
【0017】このように構成される移載装置210にお
ける動作を説明する。上述のようにトレイ102は操作
箇所104において上記Y方向にのみ移動可能であり、
一方、保持装置211は上記X方向にのみ移動可能であ
るので、基板303へ実装する所望の部品をトレイ10
2から取り出すためには、トレイ102を上記Y方向に
移動させる駆動装置105、及び案内装置212のモー
タ225を、制御装置195により制御して、吸着ノズ
ル213をY,X方向に移動させて上記所望の部品の上
方に配置させる。そして、モータ219を動作させて昇
降部217をZ方向に下降させて上記所望の部品の吸着
を行い、モータ219を動作させて昇降部217を上昇
させる。このように上記所望の部品を保持した保持装置
211は、モータ225の駆動により載置装置240に
おける部品載置位置261の上方へ移動された後、再度
モータ219が駆動されて昇降部217が下降し、吸着
ノズル213に吸着されている部品を載置装置240の
載置部242に載置する。
【0018】尚、保持装置211における部品吸着動作
は、図7に示すように昇降部217に接続される吸引装
置229にて行われる。このように本実施形態の保持装
置211は部品を吸着により保持するが、これに限定さ
れるものではなく、吸着によっては保持することができ
ない部品が存在する場合には、図8に示すように、吸引
動作により部品を機械的に挟持するような機構を有す
る、いわゆるメカチャック226を有する保持装置22
7を設けることもできる。
【0019】部品検査装置230は、案内装置212に
よる保持装置211の移動経路下であって、トレイ収納
体101と載置装置240との間に設けられ、保持装置
211の吸着ノズル213に保持されている部品の良否
を検査する。尚、該部品の良否検査とは、本実施形態の
ように部品が電子部品の場合には、電子部品に備わるリ
ードのピッチ、及びリードの浮き量の検査をいう。ここ
で上記浮き量とは、複数のリードが接地する仮想平面を
想定したとき、該仮想平面に接地しないリードについて
上記仮想平面と当該リードとの間の距離をいう。該検査
の結果、保持している部品が良品であるときには、保持
している部品は移載装置210によって載置装置240
の載置部242へ載置され、一方、部品が不良品である
ときには、当該不良部品は、部品検査装置230に隣接
して配置される不良部品排出部に相当する排出用コンベ
ア235上へ移載装置210によって載置される。又、
不良品の場合には、移載装置210は、不良品と判断さ
れた部品と同一部品を再度トレイ102から保持し、再
び部品検査装置230まで搬送し、搬送された部品は検
査される。
【0020】載置装置240は円板形状の載置部材24
1を備える。載置部材241の周縁部には、その周方向
に沿って複数の載置部242が設けられ、載置部242
には、上記良品と判断された良好部品が載置される。こ
れらの載置部242のすべてには、図4に示すように、
載置装置240の外部又は内部に備えた吸引装置243
にて吸引動作が可能なように載置部材241の内部等に
吸引用配管244が施されている。さらに、載置部24
2は、それぞれ独立して部品の吸着動作及び吸着動作解
除が行えるように、各載置部242毎に吸着オンオフ装
置245を備える。それぞれの吸着オンオフ装置245
には、吸引用配管244及び大気圧復帰用配管246が
連結されており、各吸着オンオフ装置245は、載置部
242を吸引用配管244又は大気圧復帰用配管246
のいずれか一方に連通させるスイッチ部材247を備え
る。尚、大気圧復帰用配管246の一端は大気圧に開放
されている。
【0021】スイッチ部材247は、実線及び仮想線に
て示すようにレバー247aが吸着動作位置255及び
吸着動作解除位置256との間で揺動することで、載置
部242における部品の吸着動作及び吸着動作解除を行
う。即ち、レバー247aが吸着動作位置255に配置
されたとき載置部242における部品の吸着動作が可能
となり、レバー247aが吸着動作解除位置256に配
置されたとき載置部242における部品の吸着動作は解
除される。よって、通常動作においては、載置部242
に上記良好部品を載置する以前において、載置装置24
0のフレーム部材248に取り付けられた、図6に示す
レバー切替装置249にてレバー247aが吸引動作位
置255に切り替えられる。尚、レバー切替装置249
は、軸251に取り付けられレバー247aに当接する
駆動レバー250と、該駆動レバー250を軸251を
中心に回動させるため軸251を回動させる駆動部25
2とを備え、駆動部252は制御装置195により動作
制御される。よって、制御装置195の制御に基づいて
レバー247aの上記切り替えが行われたスイッチ部材
247に対応する載置部242は、上記良好部品の吸着
が可能となる。又、載置部材241は、載置装置240
に備わるモータによりベルト253を介して、図3に示
す例えば時計回り方向Vに、回転中心軸254の軸回り
に回転される。よって、該回転により、各載置部242
に対応するスイッチ部材247の各レバー247aは、
レバー切替装置249の設置位置に順次配置され、制御
装置195の制御に基づきレバー切替装置249により
吸着動作位置255又は吸着動作解除位置256に配置
される。
【0022】又、部品載置後において、載置部材241
における載置部242が部品供給位置314に位置する
とき、上述したように、装着ヘッド311が下降すると
き、制御装置195の制御によりレバー切替装置249
が駆動されることで、吸着動作位置255に切り替えら
れているレバー247aは、吸着動作位置255から吸
着動作解除位置256へ切り替えられる。よって、装着
ヘッド311のノズル313が載置部242に載置され
ている部品を保持するときには、載置部242では部品
の吸着動作は解除されており載置部242に連結される
吸引用配管244は大気圧状態にある。したがって載置
部242に載置される部品はノズル313により保持可
能である。
【0023】このように構成される載置装置240の動
作を説明する。載置部材241は、回転中心軸254の
軸回り方向に、ベルト253を介してモータにて回転さ
れ、図3に示す部品載置位置261にそれぞれの載置部
242が配置される。尚、部品載置位置261に配置さ
れた載置部242の鉛直方向に沿った上方には、吸着可
能位置216に配置されかつ部品を吸着した吸着ノズル
213が移載装置210によって配置される。一方、部
品載置位置261に載置部242が配置される前に、レ
バー切替装置249にてレバー247aは予め吸着動作
位置255に配置される。よって、部品載置位置261
に載置部242が配置されたときには、載置部242は
部品を吸着可能な状態にある。よって、移載装置210
の昇降部217が鉛直方向に沿って下降することで、吸
着ノズル213に吸着されている部品は、部品載置位置
261に配置された載置部242に接触し、吸着される
ことになる。このように載置部材241は円板形状にて
なりその周縁部に載置部242が配置されているので、
載置部材241を回転させることで、部品載置位置26
1に載置部242を順次配置することができる。さら
に、部品載置位置261は固定された位置であるので、
移載装置210は常に上記X方向における同一位置まで
移動すればよく、移載装置210の動作制御を容易にす
ることができる。
【0024】尚、本実施形態の載置部材241の載置部
242は、部品257を直接に吸着可能構造である。一
方、例えば吸着面に凹凸があり部品そのものを直接に吸
着したのでは吸着力が弱くなってしまうような吸着困難
な部品258をも扱う場合には、図5に示すように、凹
部260を有する保持治具259を載置部242に対応
して載置部材241上に取り付けることもできる。保持
治具259において、吸着用配管244と凹部260と
は連通している。又、凹部260には部品258を支持
する支持部259aを設け、該支持部259aによって
囲まれた吸着部分259bを形成する。このように保持
治具259は、吸着面積を広げ部品の吸着力を増すよう
に作用する。このように、凹部260に部品258を載
置することで、部品258は保持治具259を介して間
接的に吸引され保持される。尚、直接に吸着困難な部品
258を常に取り扱う場合には、すべての載置部に保持
治具259を取り付ければよいが、直接に吸着可能な部
品257と混在して取り扱う場合には、所定の載置部2
42のみに保持治具259を取り付ければよい。この場
合、制御装置195は、保持治具259を取り付けた載
置部242を認識しており、移載装置210にて部品2
58を保持したときには、保持治具259が設けられて
いる載置部242に部品258を保持する。
【0025】搬送装置270は、載置装置240が取り
付けられており、案内レール191に係合しかつネジ1
92に螺合し、制御装置195の制御により案内レール
191に沿って自走可能な装置である。よって、搬送装
置270は、部品載置位置261と部品供給位置314
との間で載置装置240を上記X方向に沿って搬送可能
である。部品保持装置310の設置箇所へ搬送された載
置装置240は、載置部材241を回転することで、各
載置部242に吸着されている各部品を部品供給位置3
14へ順次配置させる。
【0026】このように構成された部品実装機1000
の動作について、部品供給装置100及び部品保持搬送
装置300の動作も含めて以下に説明する。尚、各動作
は制御装置195によって動作制御され、又、制御装置
195は基板303におけるそれぞれの実装位置に対し
て実装するそれぞれの部品を認識しており、さらに実装
すべき部品が部品供給装置100に備わるどの構成部分
に収納されているかについても認識している。又、以下
の動作では、まず、部品供給カセット151から部品保
持装置310へ部品供給が行われた後、部品再配置装置
201により部品供給が行われるものとする。
【0027】図12に示すように、まずステップ(図内
では「S」にて示す)1において、基板搬送装置301
によって前工程から基板303がXYテーブル302上
に搬送され、XYテーブル302によって基板303上
の実装位置が、部品保持装置310の装着ヘッド311
における実装位置315に対応するように位置決めされ
る。ステップ2では、XYテーブル302の動作と同時
に、走行テーブル152が移動し、実装すべき部品を収
納している部品供給カセット151が部品保持装置31
0における部品供給位置314に配置される。よって装
着ヘッド311のノズル313は、部品供給位置314
にて部品供給カセット151から実装すべき部品を吸着
して保持する。部品を保持した装着ヘッド311は、矢
印I方向へ回転し、保持されている部品は、装着ヘッド
311の通過上に配置されている部品認識用カメラ34
0を用いて、ノズル313における保持姿勢、端子形状
等が検査される。該検査の結果、正常と判断されたとき
には、ステップ3にて、ノズル313は位置315まで
回転した後、ノズル313が下降して保持している部品
を基板303上の実装位置に実装する。一方、上記検査
の結果、実装に不適切と判断されたときには、ノズル3
13は廃棄部330の設置位置まで回転し、廃棄部33
0へ部品を廃棄する。以後、基板303に実装される各
部品について、上記ステップ1〜3が実行される。尚、
部品保持装置310の本体312の周囲に沿って設置さ
れている複数の装着ヘッド311のそれぞれが、矢印I
方向への本体312の回転に伴い順次、上述の動作を実
行する。よって基板303上のそれぞれの実装位置に、
それぞれの装着ヘッド311にて順次、部品が実装され
ていく。
【0028】一方、ステップ1からステップ3が実行さ
れている間に、ステップ4として、トレイ収納体101
に収納される部品を基板303へ実装するためにトレイ
102上の部品を載置部材241上へ載置する動作が並
行して実行されている。即ち、まず、実装すべき部品が
収容されたトレイ102を選択して操作箇所104へ引
き出す。移載装置210を使用して、引き出したトレイ
102から目的の部品を吸着ノズル213にて吸着した
後、該部品を案内装置212にて部品載置位置261ま
で搬送する。載置装置240の載置部材241における
載置部242は、上述のように吸着可能状態にセットさ
れており、部品載置位置261における吸着ノズル21
3の下降により、部品が載置部242に当接した時点
で、吸着ノズル213は吸着動作を解除する。このよう
にして、移載装置210にてトレイ102から取り出さ
れた部品は、載置部材241の載置部242に吸着され
る。以後、載置部材241を矢印V方向へ回転させ、そ
れぞれの載置部242を順次、部品載置位置261に位
置させながら、上述の動作を繰り返すことで、それぞれ
の載置部242に順次、トレイ102から取り出された
部品を載置していく。このように、部品供給カセット1
51から部品供給が実行されている間に、トレイ102
から部品供給を行うための部品を予め載置部材241の
載置部242に載置しておく。
【0029】そして部品供給カセット151からの部品
供給が終わったとき、図3に仮想線にて示すように部品
供給カセット151を退避位置155に移動させると共
に、搬送装置270にて載置装置240を部品供給位置
314へ移動させ、基板303へ実装すべき部品を吸着
している載置部242を部品供給位置314に位置させ
る。尚、載置部材241はY方向には移動できないの
で、載置装置240が部品供給位置314に位置したと
きには、載置部材241上の載置部242の一つが部品
供給位置314に対応して配置されるように部品実装機
1000は構成されている。
【0030】そしてステップ5において、装着ヘッド3
11が部品供給位置314に配置された載置部242上
の部品を保持し、上述した動作にて部品を基板303上
に実装する。以後、載置部材241を回転させ、載置部
242を順次、部品供給装置314に配置させ、各載置
部242に載置されている部品を装着ヘッド311にて
順次保持していく。そして、載置部材241に載置した
すべての部品が装着ヘッド311にて保持された時点
で、載置装置240を元の場所へ戻す。尚、さらに部品
供給カセット151から部品供給が必要な場合や、さら
に載置装置240から部品供給が可能な場合には、上述
と同様の動作を再度実行することで部品供給を続行す
る。又、図2に示すスティック181を部品供給位置3
14に配置してスティック181から部品供給を行うこ
ともできる。
【0031】さらに又、上述の部品実装機1000で
は、一群の部品供給カセット151と、それぞれ1台づ
つ設置されたトレイ収納体101及び載置装置240と
を備えたが、図10に示すように、部品供給カセット群
を2つ備え、かつ案内レール191の両端側にそれぞれ
トレイ収納体101及び載置装置240を計2セット設
けた部品実装機1005を構成することもできる。該部
品実装機1005では、それぞれの部品供給カセット群
から部品供給がなされている間、又は一方の載置装置2
40から部品供給が実行されている間に、他方の載置装
置240では移載装置210にてトレイ102から載置
部材241へ部品の移載を実行することができる。
【0032】このように部品実装機1000、又は部品
実装機1005によれば、複数種類の部品供給装置10
0から一つの部品保持搬送装置300に対して部品供給
が可能であるので、設備の設置面積を低減することがで
きる。又、載置装置240を備えることで、載置部材2
41上には例えば形状や大きさの異なる種々の部品を予
め配置することができる。したがって、部品収納体の形
態に捕らわれず、かつ部品の例えば形状や大きさに捕ら
われない柔軟な部品の供給を連続して行うことができ
る。さらに、上述のように種々の部品を連続的に実装可
能であることから、実装に要する時間を従来より短縮す
ることができる。
【0033】さらに又、トレイ102からの部品を載置
する載置部材241を円形形状としたので、その周方向
に回転させることで順次載置部を部品載置位置261に
配置することができ、上記周方向の同一箇所にて部品の
載置動作を行うことができる。
【0034】又、載置装置240には、それぞれの載置
部242における部品の吸着、非吸着を切り替え可能と
する吸着オンオフ装置247を設けたことより、各載置
部242毎に部品の保持、離脱を制御することができ
る。又、載置部242に部品を吸着した状態にて載置部
材241は部品供給位置314へ搬送されることから、
搬送時に載置部材241から部品が離脱することを防止
できる。さらに、制御装置195の制御により吸着オン
オフ装置245は、装着ヘッド311が部品を保持する
直前にて、載置部242に載置されている部品の吸着動
作を解除することから、装着ヘッド311にて部品が保
持される直前まで部品を載置部242に吸着保持してお
くことができ、部品供給位置314への各載置部242
の配置の際に部品が載置部242から離脱するのを防止
することができる。又、吸着動作が解除されるのは、レ
バー切替装置249の駆動レバー250が当接したレバ
ー247に関係する載置部242のみであり、他の載置
部242は部品の吸着動作を続行しているので、装着ヘ
ッド311による部品保持動作による例えば振動等によ
り、保持される部品に近接する部品が位置ずれを起こす
等の問題は発生しない。又、載置部242に対する部品
の保持は吸着動作により行い、部品の保持解除は吸引動
作を解除することで行うことから、載置部242に対し
て繰り返して部品の保持、離脱がなされても、載置部2
42における部品の保持、離脱性能が劣化することはな
い。
【0035】尚、上述の実施形態では、載置部材241
における各載置部242における吸着動作及び吸着動作
解除の操作を、吸着オンオフ装置245を使用した機械
的操作にて実行しているが、これに限定されるものでは
ない。例えば、各載置部242毎に電磁弁を設けて制御
装置195にて電気的に上記吸着動作及び吸着動作解除
操作を行うこともできる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
部品供給装置、第3態様の部品実装機、及び第4態様の
部品供給方法によれば、円板形状にてなる載置部材を有
する載置装置を備えたことより、移載装置によって部品
が載置部へ載置されるとき、及び部品実装機に備わる部
品保持装置によって部品供給位置にて上記部品が保持さ
れるときには、載置部材をその周方向に回転してすべて
の上記載置部について同一位置にて部品の載置及び保持
を行なわせることができる。又、部品を載置部材上に載
置し、基板への実装に供するために載置部材を部品供給
位置に搬送するようにしたことから、上記載置部材上に
は例えば形状や大きさの異なる種々の部品を予め配置す
ることができる。したがって、部品収納体の形態に捕ら
われず、かつ部品の例えば形状や大きさに捕らわれない
柔軟な部品の供給を行うことができる。
【0037】又、本発明の第2態様の部品供給装置によ
れば、吸着オンオフ装置を備えたことより、載置部材上
のそれぞれの載置部毎に部品の吸着動作及び吸着動作解
除を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の部品実装機を示す斜視
図である。
【図2】 図1に示す部品実装機について、図1におけ
る背面側から見た斜視図である。
【図3】 図1に示す部品実装機について、図1におけ
る上面側から見た斜視図である。
【図4】 図1に示す載置装置を示す断面図である。
【図5】 図4に示す載置装置の他の実施形態における
断面図である。
【図6】 図1に示す載置装置に備わるレバー切替装
置、及び吸着オンオフ装置を示す斜視図出ある。
【図7】 図1に示す移載装置を示す斜視図である。
【図8】 図7に示す移載装置の他の実施形態における
断面図である。
【図9】 図1に示す部品保持装置を示す斜視図であ
る。
【図10】 図1に示す部品実装機の他の実施形態にお
ける平面図である。
【図11】 図1に示す部品実装機の構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】 図1に示す部品実装機の概略動作を示すフ
ローチャートである。
【図13】 従来の部品実装機の平面図である。
【符号の説明】 100…部品供給装置、101…トレイ収納体、210
…移載装置、230…部品検査装置、235…排出用コ
ンベア、240…載置装置、241…載置部材、242
…載置部、245…吸着オンオフ装置、247…スイッ
チ部材、259…保持治具、270…搬送装置、302
…XYテーブル、310…部品保持装置、314…部品
供給位置、330…廃棄部、340…部品認識用カメ
ラ。1000…部品実装機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本川 裕一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大田 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給位置(314)にて保持した部
    品を基板上の実装位置へ実装する部品実装機(100
    0)に備わる部品供給装置であって、 円板形状である載置部材(241)を有しその周方向に
    沿って設けられる複数の載置部(242)に部品を吸着
    する載置装置(240)と、 部品の良否を検査する部品検査装置(230)と、 部品収納体(102)から部品を保持し保持した部品が
    上記部品検査装置にて良品と判断されたときには当該良
    好部品を上記載置部へ載置する移載装置(210)と、 上記良好部品を載置する上記載置部材を搬送することで
    上記良好部品を上記部品供給位置まで搬送する搬送装置
    (270)と、 を備え、上記載置部材は、上記移載装置によって上記良
    好部品が上記載置部へ載置されるとき、及び上記部品実
    装機に備わる部品保持装置(310)によって上記部品
    供給位置にて上記良好部品が保持されるときには、上記
    周方向に回転してすべての上記載置部について同一位置
    にて部品の載置及び保持を行なわせることを特徴とする
    部品供給装置。
  2. 【請求項2】 上記載置部材における上記載置部は、そ
    れぞれ別個に、上記移載装置にて上記良好部品が載置さ
    れるときには上記良好部品を吸着し、一方、当該載置部
    材上に載置した上記良好部品が上記部品供給位置にて上
    記部品実装機に備わる上記部品保持装置により保持され
    るときには上記良好部品の上記吸着動作を解除する吸着
    オンオフ装置(245)を備えた、請求項1記載の部品
    供給装置。
  3. 【請求項3】 上記吸着オンオフ装置は、吸着動作と吸
    着動作解除とを切り替えるスイッチ部材(247)を備
    え、該スイッチ部材は、上記載置装置に備わる切替装置
    (249)によって上記部品保持装置が部品を保持する
    ときには上記吸着動作解除に設定され、上記部品保持装
    置により部品を保持した後に上記吸着動作に設定され
    る、請求項2記載の部品供給装置。
  4. 【請求項4】 上記載置部には、当該載置部への吸着が
    直接に行えない吸着困難部品に対して、上記吸着困難部
    品を保持するための保持治具(259)が取り付けられ
    る、請求項1ないし3のいずれかに記載の部品供給装
    置。
  5. 【請求項5】 上記部品供給装置は、さらに、上記部品
    検査装置にて不良と判断された不良部品を排出する不良
    部品排出部(235)を備え、上記移載装置は上記部品
    検査装置にて不良と判断されたときには該不良部品を上
    記不良部品排出部へ排出し、再度上記不良部品と同種部
    品を上記部品収納体から保持する、請求項1ないし4の
    いずれかに記載の部品供給装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の部
    品供給装置を備えたことを特徴とする部品実装機。
  7. 【請求項7】 上記部品実装機には、上記基板を載置し
    上記基板上の上記実装位置へ上記部品供給位置にて保持
    された部品を実装するため上記基板をX,Y方向へ移動
    させるXYテーブル(302)と、上記部品供給位置に
    て保持された部品を検査する第2検査装置(340)と
    をさらに備え、上記XYテーブルは、上記第2検査装置
    にて不良と判断された不良部品を廃棄するための廃棄部
    (330)を有する、請求項6記載の部品実装機。
  8. 【請求項8】 部品供給位置(314)にて保持した部
    品を基板上の実装位置へ実装するための部品供給方法で
    あって、 部品収納体(102)から部品を保持し、保持した部品
    の良否を検査して、良好部品のみを、円板形状の載置部
    材(241)の周方向に沿って設けられる複数の載置部
    (242)に上記載置部材を上記周方向に回転させるこ
    とで上記周方向において同一の載置位置にて吸着させた
    後、良好部品が吸着された上記載置部材を搬送して上記
    良好部品を上記部品供給位置まで搬送し、上記載置部材
    を上記周方向に回転させることで上記部品供給位置へ順
    次上記良好部品を配置させることを特徴とする部品供給
    方法。
  9. 【請求項9】 上記載置部材において、上記良好部品の
    吸着、及び上記部品供給位置にて上記部品実装機に備わ
    る部品保持装置(310)による上記良好部品の保持の
    ため上記吸着動作の解除は、上記載置部のそれぞれにお
    いて個別に行う、請求項8記載の部品供給方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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