JPH10283940A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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JPH10283940A
JPH10283940A JP8695297A JP8695297A JPH10283940A JP H10283940 A JPH10283940 A JP H10283940A JP 8695297 A JP8695297 A JP 8695297A JP 8695297 A JP8695297 A JP 8695297A JP H10283940 A JPH10283940 A JP H10283940A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、プラズマディスプレイパネルに関
し、電極を有する基板面内の熱吸収率を均一化すること
により、電極形成後の加熱処理における基板破損を防止
することを目的としている。 【解決手段】 一対の基板1、2を放電空間を介して対
向配置し、その少なくとも一方の基板上に電極を形成し
たプラズマディスプレイパネルにおいて、前記電極を有
する基板1、2の電極形成面における表示領域外の電極
非形成領域に、基板面内の熱吸収率を調整するためのダ
ミーパターン7が形成されてなる構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルに関する。プラズマディスプレイパネル(以
下PDPと称する)は、それぞれ電極等の所定パターン
が形成された2枚のガラス基板を、放電用のガスを封入
するよう張り合わせて構成しており、2枚のガラス基板
は、各種薄膜及び厚膜技術を用いて形成されており、加
熱処理が幾度となく繰り返されている。
【0002】ガラス基板は、熱伝導率が低く面内で温度
差が生じ易く、且つ脆性材料であることから、加熱処理
によってもガラス基板面内の温度差を生ずることなく、
熱歪みによる破損を防止できるPDPが求められる。
【0003】
【従来の技術】図8は、従来のPDPの外観図であり、
図9は、図8のPDPにおける部分拡大図である。PD
Pは、図8に示すように、表示面となる前面基板21と
背面基板22とを周囲にシール24を施すことにより、
内部に放電用のガスを封入する状態で張り合わせて構成
している。
【0004】図8において、斜線で示す領域は前面基板
21と背面基板22それぞれに電極が形成されてなる電
極形成部23であり、それぞれの基板21,22の端部
に導出され、フレキシブルケーブル25,26により、
図示せぬ回路部に電気的に接続されている。電極形成部
23には、図9に拡大図を示すように、前面基板21に
図面左右方向に延びる表示電極対23aが、背面基板2
2に表示電極対23aに直交するアドレス電極23bが
形成されてなり、両者によりマトリクスを構成すること
で、発光点を規定している。
【0005】そして、前面基板21の表示電極対23a
は、横端部に導出され、フレキシブルケーブル25と電
気的に接続されている。また、背面基板22のアドレス
電極23bは、下端部に導出され、フレキシブルケーブ
ル26と電気的に接続されている。これら、フレキシブ
ルケーブル25,26は、図示していないが、例えば背
面基板22の裏側に収容される回路基板に接続され、各
電極に所定の電気信号の送信を可能としている。
【0006】尚、基板表面に形成される電極は、前面基
板21及び背面基板22共に、適当な本数単位でフレキ
シケーブルに接続するために、基板端部の導出部分で、
ピッチを狭めるよう寄せ集められる状態とされている。
即ち、多数の電極をまとめて同一のフレキシブルケーブ
ルで接続することは、接続時の位置決め精度や、回路基
板側のレイアウト及びスペース等の問題で、実施できな
い。
【0007】また、一つのフレキシブルケーブルに接続
される電極単位間には、電極単位を明瞭にすることで、
フレキシブルケーブルの正確な接続を可能にすると共
に、隣接するフレキシブルケーブルの接触を防止するた
めに、所定の間隔を設けなければならない。そのため、
図9に示すように、電極が基板端部の導出部分で、ピッ
チを狭めるよう寄せ集められる状態とされ、各基板2
1,22上に電極が形成されない未使用領域27,28
が存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来PDPの
構成によると、前面基板21及び背面基板22における
加熱処理時に電極構造を起因とする基板破損が発生する
ことがある。この基板破損の現象を前面基板21の製造
工程を例に説明する。前面基板21は、ガラス基板上に
透明電極と金属材のバス電極からなる表示電極を形成し
た後、誘電体層、保護膜を順次形成するもので、詳細は
以下のとおりである。
【0009】まず、スパッタリング等によりガラス基板
全面に透明電極材料を成膜して、通常のフォトリソグラ
フィによりパターニングして透明電極を形成する。その
後、透明電極上に、同様にスパッタリング及びフォトリ
ソグラフィにより、金属材のバス電極を設けて、2層構
造の表示電極を形成する。次に、表示電極上を含むガラ
ス基板全面に印刷、及び焼成を行なうことで、誘電体層
を形成する。
【0010】最後に、誘電体層上に、酸化マグネシウム
等からなる保護膜を蒸着等の薄膜処理により形成する。
図9に示すように、表示領域となる表示電極23aの形
成された電極形成部23に対して、非表示領域に対応す
る電極の形成されない未使用領域27が一部に存在する
場合、電極形成部23と未使用領域27とでは、その熱
吸収率に大きな差が生じる。
【0011】即ち、ガラス基板そのものは熱吸収率が極
めて低いのに対して、金属等の電極材料は熱を吸収し易
い。このため、上記加熱処理を伴う誘電体層及び保護膜
の形成工程において、基板内で温度差による熱歪みが発
生することになる。このような熱歪みは、ガラス基板割
れの原因となるもので、急加熱或いは急冷却により起こ
り易くなる。
【0012】以上、前面基板21を例に基板破損の説明
を行なったが、背面基板22においても、電極形成後に
加熱処理を行なう工程が含まれているため、同様な課題
を有している。本発明は、上記課題を解決して、電極形
成後の加熱処理による基板破損を防止することを目的と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のプラズマディスプレイパネルは、電極を有する
基板の電極形成面における表示領域外の電極非形成領域
に、基板面内の熱吸収率を調整するためのダミーパター
ンが形成された構成を特徴としている。上記本発明のプ
ラズマディスプレイパネルによれば、電極形成後の加熱
処理において、基板面内の熱吸収率が均一になるように
調整された状態にされているため、基板面内の温度差に
よる熱歪みを要因とする基板破損を防止することが可能
となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の
基本構成を説明するためのプラズマディスプレイパネル
(PDP)の外観平面図、及びその部分拡大図である。
本発明のPDPは、図1に示すように、表示面となる前
面基板1と背面基板2とを周囲にシール4を施すことに
より、内部に放電用のガスを封入する状態で張り合わせ
て構成している。
【0015】図1において、斜線で示す領域は前面基板
1と背面基板2それぞれに電極が形成されてなる電極形
成部3であり、それぞれの基板1,2の端部に導出さ
れ、フレキシブルケーブル5,6により、図示せぬ回路
部に電気的に接続されている。そして、電極が導出され
る基板1,2の周囲部における電極の非形成部に、熱吸
収率を調整するためのダミーパターン7,8が形成され
ている。
【0016】このダミーパターン7,8により、電極形
成部3との熱吸収率の差を緩和している。電極形成部3
は、図2に拡大図を示すように、前面基板1に図面左右
方向に延びる表示電極3aが、背面基板2に表示電極3
aに直交するアドレス電極3bが形成されてなり、両者
によりマトリクスを構成することで、発光点を規定して
いる。
【0017】そして、前面基板1の表示電極3aは、横
端部に導出され、フレキシブルケーブル5と電気に接続
されている。また、背面基板2のアドレス電極3bは、
下端部に導出され、フレキシブルケーブル6と電気に接
続されている。これら、フレキシブルケーブル5,6
は、図示していないが、例えば背面基板2の裏側に収容
される回路基板に接続され、各電極に所定の電気信号の
送信を可能としている。
【0018】尚、図1及び図2では示していないが、表
示電極3aは、交互に配置されて面放電を行なうX電極
とY電極とにより構成されており、例えばX電極が基板
の左端側に導出され、Y電極が右端側に導出されるよう
構成されている。従来技術の項でも説明したとおり、表
示電極3a及びアドレス電極3bは、それぞれ前面基板
1と背面基板2の端部に、複数本を1群(1単位)にし
て導出され、また各群内で配列ピッチを狭めるように導
出される関係上、各電極群間には略三角形の電極非形成
部が存在している。
【0019】本発明は、これらの電極非形成部にダミー
パターン7,8を形成することにより、基板面内の熱吸
収率の均一化を図っている。このため、従来発生してい
た、加熱処理時の面内温度差に起因する基板破損を防止
することができる。またパネル組み立て後全放電セルを
点灯(放電)させて行なうエージング工程時の放電によ
る発熱や、実際の表示稼働時の発熱に対しても基板面内
の熱吸収率を均一化することができる。
【0020】次に、本発明の一実施例となるカラー表示
用3電極面放電型PDPの内部構造を図3の断面図を参
照しながら説明する。図3(a)は、図2におけるA−
A’間の断面図、図3(b)は、図2におけるB−B’
間の断面図である。図3(a)(b)に示すように、前
面基板1には、ガラス基板上に透明電極9aとバス電極
9bとからなる表示電極9が形成され、更に表示電極9
を覆う誘電体層11と、誘電体層11を保護する保護膜
12が形成されている。
【0021】そして、図3(a)に示されるように、表
示電極9と同一形成面の基板端部に熱吸収率調整用のダ
ミーパターン7が形成されている。一方、背面基板2に
は,ガラス基板上に表示電極9と直交するようにアドレ
ス電極13が形成され、アドレス電極13を覆う誘電体
層14、放電領域を仕切る隔壁15、隔壁15間に被着
される蛍光体16が順次形成されている。
【0022】そして、図3(b)に示されるように、ア
ドレス電極13と同一形成面の基板端部に熱吸収率調整
用のダミーパターン8が形成されている。以上の如き前
面基板1と背面基板2とが、シール4により、ガスを封
入する放電空間を介して張り合わせてPDPが構成され
ている。このようなPDPは、前面基板1における表示
セルを構成する一対の表示電極9の面放電によって、紫
外線を発生して、これが対向する背面基板2側の蛍光体
16を励起することで、前面基板1側に可視光として見
える。
【0023】前面基板1及び背面基板2にそれぞれ形成
している熱吸収率調整用のダミーパターン7,8は、誘
電体層11,14や、保護膜12等を形成する際の加熱
処理時おいて、基板面内の温度差を防止することによる
基板破損を防止している。以下に、本発明のPDPの製
造方法について詳細に説明する。図4は、本発明のPD
Pにおける前面基板の製造方法の一実施例を説明するた
めの工程毎の断面図である。尚、図4における左端の部
分は、右側部分とは90度方向の異なる断面を示してい
る。
【0024】本実施例は、まずガラス製の前面基板1上
に、透明電極材料であるITO(Indium Tin Oxide)を
スパッタリングにより成膜した後、フォトリソグラフィ
技術により、図4(a)に示す所定パターンの透明電極
9aを形成する。次に、透明電極9aを含む基板1の全
面に、やはりスパッタリングによって、Cr−Cu−C
rの三層膜を形成した後、透明電極9a上と、透明電極
9aの形成されていない基板1の周辺部にそれぞれ所定
のパターンが残るようにフォトリソグラフィによりパタ
ーニングして、図4(b)に示すようにバス電極9bと
ダミーパターン7とを同時に形成する。
【0025】その後、透明電極9aとバス電極9bから
なる表示電極9、及びダミーパターン7を覆う基板全面
に誘電体材料である低融点ガラスを印刷により被着し
て、これを焼成することにより、図(c)に示すように
誘電体層11を形成する。更に、誘電体層11上に、酸
化マグネシウムを蒸着することで、図4(d)に示すよ
うに保護膜12を形成する。
【0026】本実施例によれば、バス電極9b形成と同
一工程において、図1及び図2に示す基板周辺部にダミ
ーパターン7を形成することができる。そのため、特に
工程を増やすことなく、基板面内の熱吸収率を均一にす
ることができ、その後の誘電体層11及び保護膜12の
形成時における加熱処理において、基板破損を防止する
ことができる。また、熱吸収率が均一化していることか
ら、急加熱及び急冷却等の実施により、処理速度を速め
ることも可能となる。
【0027】図5は、本発明のPDPにおける前面基板
の製造方法の他の実施例を説明するための工程毎の断面
図である。尚、図5においても左端の部分は、右側部分
とは90度方向の異なる断面を示している。本実施例
は、コントラストを向上させるために、非表示ラインと
なる表示電極対間にストライプ状のしゃ光膜を形成する
例である。
【0028】本実施例において、図5(a)に示す透明
電極9aとバス電極9bとからなる表示電極9を形成す
る工程までは、前述した実施例と同様であるため、説明
は省略する。但し、前実施例でバス電極9bと同時に形
成したダミーパターン7は、本実施例では形成していな
い。表示電極9を形成した後、表示電極9上を含む全面
に黒色顔料を含んだフォトレジストをスクリーン印刷等
の厚膜技術により形成する。
【0029】そして、所定のマスクパターンを介して露
光、現像を行い、乾燥させることにより、図5(b)に
示すように、表示電極対間にしゃ光膜17と、表示電極
9の形成されていない基板周辺部にダミーパターン7a
を同時形成する。その後、表示電極9としゃ光膜17及
びダミーパターン7aを覆う全面に低融点ガラスを印刷
により被着して、これを焼成することにより、誘電体層
11を形成し、更に、誘電体層11上に、酸化マグネシ
ウムを蒸着することで、保護膜12を形成して、図5
(c)に示す状態とする。
【0030】本実施例によれば、コントラスト向上のた
めのしゃ光膜17の形成と同一工程において、前実施例
と同様、ダミーパターン7aを図1及び図2に示す位置
に形成できる。そのため、特に工程を増やすことなく、
基板面内の熱吸収率を均一にすることができ、その後の
誘電体層11及び保護膜12の形成時における加熱処理
において、基板破損を防止することができる。
【0031】図6は、前述した実施例で形成するダミー
パターンの構成例を示す平面図である。例えば、図4に
示したバス電極と同時に形成するダミーパターンは、図
6(a)に示すように、表示電極3aと同一幅のストラ
イプ状のダミーパターン7bに形成する。
【0032】一方、図5に示した表示電極3a間のしゃ
光膜17と同時に形成するダミーパターンは、図6
(b)に示すように、全体がしゃ光膜と同一材料で黒く
パターニングされたダミーパターン7cとされている。
尚、ここではダミーパターンを形成する工程の違いでパ
ターン構成を変えているが、基板面内の熱吸収率を均一
化できるものであればよく、周囲のパターン構成等に応
じて適宜パターニングするものである。
【0033】以上図4〜図6により説明した実施例は、
前面基板1におけるダミーパターン7を形成するもので
あったが、背面基板2のダミーパターン8(図2参照)
においても、特に図示しないが同様の方法で形成するこ
とが可能である。即ち、背面基板2のアドレス電極3b
は、前面基板の表示電極におけるバス電極と同様、Cr
−Cu−Crの三層構造による電極であり、このアドレ
ス電極を形成する工程において、同時に基板周囲部にダ
ミーパターンを形成することができる。
【0034】また、本実施例では、基板周辺の電極導出
部に存在する電極非形成領域にダミーパターンを形成す
る例を説明したが、本発明はこの実施例に限定されるも
のではない。つまり、基板破損個所は、パターン構成に
加えて、設備或いは治具による依存性があるため、これ
ら諸条件に応じて熱吸収率調整用のダミーパターンを適
宜設けるものである。
【0035】図7は、基板上の空白領域を引回しパター
ン電極によって、補充する実施例を説明するための平面
図である。前述した空白領域にダミーパターンを形成す
る実施例に対して、本実施例は、電極そのものの引回し
により空白領域を補充して、熱吸収率を調整するもので
ある。
【0036】図7に示すように、前面基板18に形成さ
れる表示電極19は、所定単位数毎に間隔をもって分割
される導出部20を有しており、この導出部20周辺
は、電極を蛇行させる等、所定の引回しを行なうパター
ンとすることにより、空白領域が存在しないよう構成し
ている。従って、ガラス基板上で部分的に熱吸収率が異
なることがなく、加熱処理時の熱歪みを抑えることが可
能となり、基板破損を防止できる。
【0037】図7では、前面基板上の表示電極について
説明したが、背面基板上に形成するアドレス電極でも同
様な構成にすることで、基板破損を防止できる。
【0038】
【発明の効果】本発明のプラズマディスプレイパネルに
よれば、電極形成後の加熱処理において、基板面内の熱
吸収率が均一になるように調整された状態にされている
ため、特に製造工程を増やすことなく、基板面内の温度
差による熱歪みを要因とする基板破損を防止することが
可能となる。またパネル組み立て後のエージング工程の
放電に伴う発熱や、実際の表示放電に伴う発熱に対して
も基板面内の温度差を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマディスプレイパネルの外観図
である。
【図2】本発明のプラズマディスプレイパネルの外観拡
大図である。
【図3】本発明のプラズマディスプレイパネルの断面図
である。
【図4】本発明のプラズマディスプレイパネルにおける
製造方法の一実施例を示す断面図である。
【図5】本発明のプラズマディスプレイパネルにおける
製造方法の他の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明に係るダミーパターンの構成例を説明す
るための平面図である。
【図7】本発明の引回しパターン電極を説明するための
平面図である。
【図8】従来のプラズマディスプレイパネルの外観図で
ある。
【図9】従来のプラズマディスプレイパネルの外観拡大
図である。
【符号の説明】
1、2 基板 3a、3b、9、13 電極 7、8 ダミーパターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板を放電空間を介して対向配置
    し、その少なくとも一方の基板上に電極を形成したプラ
    ズマディスプレイパネルにおいて、 前記電極を有する基板の電極形成面における表示領域外
    の電極非形成領域に、基板面内の熱吸収率を調整するた
    めのダミーパターンが形成されてなることを特徴とする
    プラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】 前記ダミーパターンは、前記電極が所定
    ピッチに狭められて導出されることにより電極の非形成
    領域となる基板周辺部分に形成されていることを特徴と
    する請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記ダミーパターンは、前記電極と同一
    材料でかつ同時に形成されたものであることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】 放電空間を介して一対の基板を対向配置
    し、その一方の基板上に表示ラインを形成する面放電用
    の表示電極対を複数形成するとともに、それら表示電極
    対の間に該電極に沿った帯状のしゃ光膜を形成したプラ
    ズマディスプレイパネルにおいて、 前記一方の基板の電極形成面における表示領域外の電極
    非形成領域に、基板面内の熱吸収率を調整するためのダ
    ミーパターンが前記しゃ光膜と同一材料で形成されてな
    ることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】 一対の基板を放電空間を挟んで対向配置
    し、その少なくとも一方の基板上に電極を形成したプラ
    ズマディスプレイパネルにおいて、 前記電極は、導出される基板端部で熱吸収率調整用の引
    回しパターンを構成していることを特徴とするプラズマ
    ディスプレイパネル。
  6. 【請求項6】 基板表面に多数の放電電極を平行するよ
    うに配列し、該放電電極が複数本を1群にして基板周辺
    部に導出され、その導出された電極端末部を表示領域に
    対応する電極中央部の配列ピッチより狭く形成してなる
    プラズマディスプレイパネルの基板構体において、 前記基板周辺部の電極配列ピッチが狭くなった放電電極
    群間の電極非形成領域に、基板面内の熱吸収率を調整す
    るためのダミーパターンを形成してなることを特徴とす
    るプラズマディスプレイパネルの基板構体。
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