JPH1028231A - 自動カラー修正方法および装置 - Google Patents

自動カラー修正方法および装置

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JPH1028231A
JPH1028231A JP9036747A JP3674797A JPH1028231A JP H1028231 A JPH1028231 A JP H1028231A JP 9036747 A JP9036747 A JP 9036747A JP 3674797 A JP3674797 A JP 3674797A JP H1028231 A JPH1028231 A JP H1028231A
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color
scanner
printer
function
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Withdrawn
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JP9036747A
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English (en)
Inventor
Batachaaja Anuupu
バタチャージャ アヌープ
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/603Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
    • H04N1/6033Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer using test pattern analysis

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多数のサンプル点を測定せずにスキャナとプ
リンタ間のカラーを一致させるカラー修正技術の提供。 【解決手段】 プリンタで少数の複数のカラーパッチを
印刷し(80)、カラーパッチをスキャナで走査して少
数のサンプルカラー値の集合を発生させる(82)。こ
の集合に対して、立方体Bスプライン又は3つの1次元
立方体スプラインの非線形補間を実行して、多数のサン
プルカラー値の増補集合を発生させる(84)。このサ
ンプルカラー値の増補集合を使用してコンピュータのメ
モリ内に、スキャナカラー座標をプリンタカラー座標に
マップするルックアップテーブル値を記憶させる(8
6、88)。非線形補間によるサンプルカラー値で提供
される関数は,その関数に従うカラー値と実際のカラー
値との間の差異が最小となるよう反復計算されて最適化
されるため、多数のカラーパッチを走査して得られるル
ックアップテーブルに近似したものが構築できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にカラー再現シス
テム,さらに詳しくはカラー再現システム内のカラー修
正のための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】当技術分野で公知であるように,紙やフ
ィルムのような媒体上にカラー画像を提供するプロセッ
サ制御装置の種類は多い。カラーファクシミリ装置やデ
ィジタルカラー複写機などのディジタルカラー再現シス
テムは各々,カラー画像を走査してカラー画像を表示す
るスキャナカラー信号を処理するスキャナと,スキャナ
カラー信号を処理してプリンタカラー信号を生成するデ
ィジタル画像プロセッサと,カラー画像を再現するプリ
ンタを含んでいる。
【0003】スキャナおよびその他のディジタルカメラ
等のカラー画像入力用の装置を含むパーソナルコンピュ
ータシステム(PCS)もまた公知である。カラースキ
ャナおよびカラープリンタなどのカラー周辺装置が結合
したパーソナルコンピュータ(PC)は,従って,ディ
ジタルカラー再現システムとして動作することができ
る。
【0004】普及率の高いカラー周辺装置のなかには,
手持ち型のスキャナやページスキャナなどのスキャナ,
インクジェットプリンタやレーザ染料昇華型プリンタま
たフォトリソグラフィープリンタなどのプリンタ,およ
び静電プロッタやドラム/フラットベッドプロッタを含
んでいるものもある。これらの各装置は,走査,印刷も
しくはプロットされるカラー情報を処理するプロセッサ
に接続する又はインタフェースをとることができる。
【0005】カラースキャナやカラープリンタなどの各
カラー周辺装置は色を指定するために装置依存型のカラ
ー座標システムを使用している。これらの座標は,装置
のカラー発生機構にカラー座標をマップする色空間内で
指定されることが多い。「色空間」という用語は,空間
内の1つ1つの点が1つのカラーに一致するN次元の空
間を意味している。例えば,RGB色空間は,色空間内
の1つ1つの点が赤(R),緑(G)および青(B)の
色材の付加量により形成される3次元装置色空間を示
す。カラーモニタ,TV画面およびスキャナは典型的に
はRGB色空間内で作動する。例えば,カラーモニタま
たはTV画面においては,特定の色を提供するために
赤,緑および青の蛍光顔料が使用されている。
【0006】もう1つの例はRGB色空間の補色となる
CMYK色空間である。CMYK色空間内の各点は,シ
アン(C),マゼンタ(M),黄(Y)および黒(K)
の染料または顔料を組み合わせて形成した1つの色に対
応する。インクを使用するプリンタは通常CMYK色空
間内で動作し,CMYK色空間内で特定量のインク色材
が組み合わされて紙やフィルムなどの媒体上に特定の色
を形成する。各種のカラー装置に関係するその他の色空
間もまた当技術分野では公知である。
【0007】「装置の色域」又は単なる「色域」とは,
特定の装置により1組の色材から色空間内において生成
可能な1連のカラーのことである。従って,特定の装置
の色域は,その装置が生成することのできる可視色の特
定の領域と一致する。
【0008】例えば,プリンタ色域Gpは,特定形式の
プリンタによって印刷することができる全ての色の集合
に一致する。プリンタ色域Gpは,用紙,インク,顔
料,1インチ当たりのドット数(インクジェットプリン
タの場合),ハーフトーニング方法,装置のドライバな
どの特性を含む各種の要因によって決定されるが,しか
しこれらの特性に限定されるものではない。
【0009】同様に,スキャナ色域Gsはスキャナによ
って検出することができる色の集合に一致する。スキャ
ナの色域Gsは,走査センサの分光感度特性,所定のカ
ラー入力のための色値の抽出に使用されるカラーフィル
タの分光特性,光源の分光特性などを含む各種の要因に
より決定されるが,しかしこれらの特性に制限されるも
のではない。
【0010】スキャナ色域Gsを有するスキャナは,プ
リンタ色域Gpを有するプリンタに接続することができ
る。典型的には,スキャナ色域Gs内のカラーのなかに
はプリンタ色域Gp内に含まれていないカラーがあり,
その逆の場合もある。
【0011】ΩsおよびΩpがそれぞれスキャナおよび
プリンタの完全な装置カラー座標空間を表すものとす
る。例えば,スキャナが24ビットRGBデータを発生
すると,スキャナの色空間Ωsは16,777,216
のカラー座標で構成される。全ての可能なカラースペク
トルの色空間をΩcで表すとする。プリンタはプリンタ
座標の集合を印刷可能なカラー座標の集合にマップする
集合関数,Φp:Ωp→Ωcを実行する。同様に,スキ
ャナは,カラーをスキャナのカラー座標色空間にマップ
する集合関数,Φs:Ωc→Ωsを実行する。これらの
関数を使用して,スキャナのカラー座標空間を2つの集
合に仕切ることができる。第1の集合は原則的にプリン
タ上に再現することが可能な色から構成されている。こ
の集合は色域内カラー集合と呼ばれCINで表わされる。
このCINの集合は,2つの集合関数の合成として次のよ
うに定義される。
【0012】CIN=Φs&Φp(Ωp) ここで,記号「&」は関数の合成を示す。
【0013】残りのカラー集合は,スキャナで走査する
ことはできるがプリンタで印刷することができないカラ
ー集合である。このカラー集合は色域外カラーと呼ば
れ,COUTで表わされる。COUT集合は次のように定義さ
れる。
【0014】COUT=Ωs−CIN COUT集合に属するカラーはプリンタで印刷できないの
で,適切な近似値として役立たせることのできる印刷可
能なカラーを見出せる希望があるだけにすぎない。
【0015】スキャナから送られたカラー信号に応答し
てプリンタに1つのカラーを印刷させるために,プリン
タ色域外カラーを表すスキャナカラー信号はプリンタの
色域内で得られるカラーに転換もしくはマップされる。
従って,スキャナがプリンタ色域外のカラーを表すカラ
ー信号を供給すると,このスキャナカラー信号はプリン
タ色域内の1点にマップされる。
【0016】色の研究に於いて,人間は色相および輝度
の変化に比較的敏感であることが認められている。その
ため,スキャナのカラー信号は,色相および輝度がスキ
ャナのカラー信号によって表されるオリジナルのカラー
に最も近いプリンタ色域内の1点にマップされる。
【0017】理論的には,スキャナの色域Gsおよびプ
リンタの色域Gpの両方に含まれているカラー集合,す
なわちCINは,正確に再現することができる。しかし,
実際には,スキャナおよびプリンタの色域の両方に含ま
れているカラーを走査して印刷した場合でも,印刷した
画像のカラーは走査した画像のカラーとは異なってい
る。このように,各々のカラーは,供給された入力信号
に対して装置が固有の応答をするので,装置依存性を有
することになる。
【0018】2つの異なる装置が同じ入力信号に応答し
て再生したカラーに相違が生ずるのは,少なくとも一部
には装置を構成する回路構成部品の非線形応答特性によ
って生じる信号のひずみによるものであり,また入力信
号に応答して装置の色域内の特定のカラーが選択される
方法によるものである。従って,2つの異なる装置(例
えば,2つの異なるプリンタ,プリンタとスキャナな
ど)に供給された特定のカラーを表す所定の入力信号
は,入力信号が両方の装置の色域内に含まれているカラ
ーを表しているときに於いても,典型的にはそれぞれの
装置は物理的に2つのカラーを再生する。この装置特性
は装置カラー依存性と呼ばれている。
【0019】オリジナルカラーにできる限り近いカラー
に合わせた再現カラーを提供することができるカラー再
現システムを提供するために,カラー再現システムが忠
実にオリジナル画像が示すカラーを再現するようにスキ
ャナのカラー信号をプリンタのカラー信号にマップする
色変換が,ディジタル画像プロセッサ内で用いられてい
る。色変換は多くは3次元のルックアップテーブル(L
UT)を使用して実行されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このような色変換を導
出しルックアップテーブルを生成する処理は装置カラー
較正と呼ばれている。色変換が特定のスキャナとプリン
タの組み合わせ用に導出される場合には,この装置は閉
システムと呼ばれ,またその処理は閉システムカラー較
正と呼ばれ,システムカラー較正の特別な事例である。
【0021】プロセッサを経由してカラープリンタに結
合されているカラースキャナを有するカラー再現システ
ムの較正に通常使用されている1つの方法は2つの段階
を含んでいる。第1段階は,RGB信号のようなスキャ
ナカラー信号を装置独立型の色空間(DICS)内のカ
ラー信号に転換するための第1の色変換fsを導出する
ことである。第2段階は,DICSからのカラー信号を
CMYK信号などのプリンタカラー信号に転換するため
の第2色変換fpを導出することである。
【0022】次に,2つの変換fsおよびfpを結合し
て,プロセッサにより実行される,スキャナカラー信号
を直接プリンタカラー信号に転換する1つの関数fcと
することができる。変換fcは,通常,3次元もしくは
4次元LUT内に較正値を記憶し,かつルックアップテ
ーブルの複数の値を補間するために線形補間法を使用す
ることにより実行される。
【0023】このような方法によるカラー再現システム
の較正には,プリンタ上に1つのカラーパッチの集合を
発生させること,分光輻射計などの光学器械を使用して
カラーパッチを測定すること,また測定したデータに基
づいて変換fpを誘導するための回帰などの数学的方法
を使用することなどが含まれる。較正は,テストパター
ンの1つの集合を走査すること,分光輻射計などの光学
器械を使用してテストパターンを測定すること,および
走査したデータに基づいて変換fsを誘導するための回
帰などの数学的方法を使用することにより継続される。
このような方法による装置の較正は比較的困難で時間を
要し,また自動的に達成できるようにすることは容易で
はない。
【0024】較正に要する時間を最小にするには,比較
的少数のサンプル点を測定してルックアップテーブル内
に記憶する。従って,ルックアップテーブルは比較的疎
となり,ルックアップテーブルに記憶されている値間
で,3次元補間を使用して値が算出される。四面体補間
と呼ばれる1つの技法として,サンプル点の疎集合から
3次元関数に近似させる比較的迅速な方法が提供されて
いる。しかし,この技法の1つの問題点は,四面体補間
は非線形関数に近似させるには比較的不正確な線形補間
法であることである。関数fcは典型的には非線形関数
であるので,実際の関数fcに比較的近似した関数を提
供するためには,四面体補間にはサンプル点の比較的に
大きな集合が要求される。サンプル点の大きな集合を発
生させるためには測定数を多くしなければならないが,
このためには時間を要しまたインクおよび用紙の消費の
面から高価となることが多く,従って好ましいものでは
ない。
【0025】関数を平滑化するものとして,使用するサ
ンプル点が少ないときには,非線形補間法は線形関数よ
りも更に正確な推定値を提供する。しかし,非線形補間
技法は計算費が高くまた時間もかかる。
【0026】スキャナの色域およびプリンタの色域間で
カラーをマップするもう1つの手法は,そのプリンタ,
プリンタ特性,スキャナおよびスキャナ特性を模するこ
とである。しかし,スキャナおよびプリンタが複雑であ
り,且つ非線形性が多いために,このような方法では典
型的には満足な結果は得られない。
【0027】さらに別の先行技術による手法として,プ
リンタの色空間内の1つの立方体を均等にサンプリング
する方法がある。例えば,プリンタ色空間内のRGB立
方体はR,GおよびBの3軸に添って均等にサンプリン
グすることができ,コンピュータのメモリ内に記憶され
るプリンタカラー座標の離散的集合が得られる。これら
のカラー座標は,指定されたカラー座標に対応してカラ
ーパッチを印刷するプリンタに供給される。
【0028】プリンタのカラーパッチは,次にスキャナ
に供給され,走査されて,スキャナのカラー座標の全空
間の部分集合であるスキャナカラー座標集合が得られ
る。従って,記憶されたプリンタカラー座標の集合と走
査されたカラー座標集合との間に直接の対応が得られ
る。
【0029】この手法では,印刷される各点に対して,
走査される対応点がある。この対応を利用することによ
り所望のカラーを提供することができる。この手法につ
いての1つの問題は,この手法が比較的困難で,時間を
要し,且つ全てのスキャナカラー座標をプリンタカラー
座標にマップする逆関数を計算するための計算機能を強
化しなければならないことである。
【0030】従って,本発明の一つの目的は,オリジナ
ルカラーに非常に近いカラーを再現するカラー再現シス
テムを提供することにある。
【0031】本発明の別の目的は,スキャナ色域とプリ
ンタ色域の両方に属するカラーに近似させるための計算
効率の高い技法を提供することにある。
【0032】本発明の更なる目的は,多数の測定を行な
わければならないような比較的大きなサンプル点の集合
を要しないカラー再現較正技術を提供することにある。
【0033】本発明のまた別の目的は,計算費が安価な
カラー較正技術を提供することにある。
【0034】本発明の更にまた別の目的は,スキャナ色
域とプリンタ色域の両方に含まれているカラーを効率的
に印刷する技術を提供することにある。
【0035】本発明のまた別の目的は,分光光度計など
の測光用器械を使用せずにスキャナとプリンタ間のカラ
ーを一致させる装置を提供することにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明に従うカラー再現
システムを較正する方法は,サンプル点の第1の集合を
発生させる段階と,サンプル点間で非線形補間を実行し
てサンプル点の増補集合を発生させる段階と,サンプル
点の増補集合を使用してコンピュータのメモリ内に数値
表を構築し記憶させる段階とを含んでいる。この表はス
キャナカラー座標をプリンタカラー座標にマップするた
めに使用される。この特別な構成により,比較的迅速か
つ正確にカラー再現システムを較正する方法が得られ
る。サンプル点の第1の集合を発生させる段階は,第1
の分解度で色空間内の1立方体を均等にサンプリングす
る段階と,サンプル点により表されるカラーを有するカ
ラーパッチの1集合を印刷する段階とを含むことができ
る。印刷されたカラーパッチは次にスキャナにより走査
される。1つの実施形態では,カラー立方体が内側に存
在する色空間の軸から,サンプル点が選択される。サン
プル点間の数値を計算するために使用する非線形補間方
法は,立方体Bスプラインまたは3つの1次元立方体ス
プラインの組み合わせを使用することにより,3次元色
空間内で行うことができる。多数のパッチを印刷するこ
となしに,ルックアップテーブル内に使用することがで
きる比較的多数のデータ点を発生させ得るので,この方
法ではコンピュータシステムに結合したスキャナおよび
/またはプリンタの比較的迅速かつ正確なカラー較正が
可能である。若干のシステムにおいては,スキャナを直
接プリンタに結合させることもできる。従って,本発明
の技術は,スキャナおよびプリンタ両方の外部にあるプ
ロセッサ,またはスキャナおよびプリンタのいずれか1
方の内部にあるプロセッサに結合された,スキャナおよ
びプリンタの任意の組み合わせのカラー較正に適用でき
る。さらにまた,非線形補間により得られるサンプル点
に適合する関数は,その関数が予測するカラー数値と実
際のカラー数値間の差異が最小となるように計算し最適
化することができる。このような方法により,反復最適
化と非線形補間体系により発生させたルックアップテー
ブルの数値は,対応するカラーを有するパッチを実際に
物理的走査した場合に得られる数値に比較的近似するも
のとなる。
【0037】本発明の別の側面に従うカラー再現システ
ムを較正するための装置は,第1の色空間をサンプリン
グする第1のサンプラーを含んでいる。このサンプラー
により供給されるサンプル値は,第1の色空間内の立方
体の均等なサンプリング点に対応させることができる。
第1の色空間内でサンプリングした座標に対応するカラ
ーのハードコピーは,第2の色空間内に対応するカラー
座標を発生させるためにカラー入力装置に入力される。
第1の補間器は,測定したサンプル間で補間を行なって
サンプル値の増補集合を提供する。この補間器は非線形
補間器である。サンプル値の増補集合は,第2の色空間
から第1の色空間へのマッピングを構築するために使用
される。このマッピングは,第2の色空間内の任意のカ
ラー座標を第1の色空間内の座標にマップするために高
速補間器により使用されるルックアップテーブルとし
て,コンピュータのメモリ内に記憶される。この特殊構
成により,カラー再現システムのための較正値を発生す
る装置が提供される。
【0038】本発明のさらに別の側面に従うルックアッ
プテーブルを発生させる方法は,第1の複数のサンプル
点を識別する段階と,非線形補間関数を用いてサンプル
点の増補集合を発生させる段階と,第1の色空間からの
第1の複数のサンプル点の所定点を第2の色空間に変換
する段階と,第2の色空間からの第1の複数のサンプル
点の所定の点を第1の色空間に戻す変換を行なう段階
と,非線形補間関数を用いて発生させた補助サンプル点
と第1の複数のサンプル点の所定点中の対応点との間の
エラーを最小にする段階とを含んでいる。この特殊な構
成により,カラー再現較正用のカラールックアップテー
ブルを発生するための方法が提供される。補助サンプル
点と測定サンプル点間のエラーを最小にすることによ
り,希望カラー値と予測カラー値間の差もまた最小とな
る。数値をメモリ内に予め記憶させておく1つの実施形
態においては,立方体Bスプラインとして非線形補間法
が実施されている。較正がユーザによって行なわれる別
の実施形態においては,非線形補間技法は3つの1次元
立方体スプラインの組み合わせにより実施される。非線
形補間は,スキャナ色域からサンプリングしたデータ値
から補助データ値を生成する。
【0039】
【発明の実施の形態】図1は本発明が実施されるコンピ
ュータ・システム10を示す。コンピュータ・システム
10は,例えば,IBM互換コンピュータ又はそれと等
価なコンピュータ・システムとして提供される。図1に
好例として示すコンピュータ・システム10は,説明の
みを目的としたものである。説明には特定のコンピュー
タ・システムについて記述する際に通常使われる用語を
用いているが,本説明および概念は図1と異なるアーキ
テクチャを有するその他のシステムにも同様に適用され
る。
【0040】コンピュータ・システム10は中央演算処
理装置(CPU)12を含んでおり,CPUは,例えば
従来のマイクロプロセッサ,情報の一時記憶用のランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)14,および情報の永
久記憶用の読出し専用メモリ(ROM)16を含むこと
ができる。前述の構成要素はそれぞれバス20に結合さ
れている。コンピュータ・システム10の操作は通常オ
ペレーティング・システム・ソフトウエアによって制御
及び調整される。オペレーティング・システムはシステ
ム資源の割当てを制御し,その中の処理,スケジューリ
ング,記憶域管理,ネットワーキング,および入出力サ
ービスなどのタスクを実行する。従って,システムメモ
リ内に常駐しCPU12上で作動するオペレーティング
・システムは,コンピュータ・システム10のその他の
エレメントの操作を調整する。
【0041】さらに,バス20にディスケット22のよ
うな不揮発性の大容量記憶装置を結合することもでき
る。ディスケット22はディスケット・ドライブ24に
挿入可能であって,ディスケット・ドライブ24は次に
コントローラ26によってバス20に結合される。同様
に,コンパクトディスク(CD)ROM28はCD−R
OMドライブ30に挿入可能であって,CD−ROMド
ライブ30は次にコントローラ32によってバス20に
結合される。ハードディスク34は典型的にはディスク
コントローラ38によってバス20に結合される固定デ
ィスク・ドライブ36の一部として提供される。
【0042】データおよびソフトウエアは,ディスケッ
ト22およびCD−ROM28など取り外し可能な記憶
媒体を介してコンピュータ・システムに提供及び取り出
され得る。例えば,図2〜10を参照して以下で説明す
る技術を用いて生成されるデータ値は,媒体22および
28と同様の記憶媒体上に記憶される。データ値は次に
CPU12によって媒体22,28から検索され,走査
画像のカラー印刷を実行するためにCPU12によって
使用される。あるいは,CPU12はかかるデータ値を
ROM16に単に記憶するようにしてもよい。
【0043】さらに,別法として,カラー走査周辺装置
およびカラー印刷周辺装置の較正に有用なコンピュータ
・ソフトウエアは,媒体22,28と同様の記憶媒体上
に記憶されてのよい。かかるコンピュータ・ソフトウエ
アは,CPU12によって即時に実行するために媒体2
2,28から検索される。CPU12はコンピュータ・
ソフトウエアを検索し,次いで後で実行するためにソフ
トウエアをRAM14またはROM16に記憶する。
【0044】コンピュータ・システム10へのユーザ入
力は多数の装置によって行なわれる。例えば,キーボー
ド40およびマウス42をコントローラ44によってバ
ス20に結合する。スキャナ46は,例えばハンドヘル
ド・スキャナまたはページ・スキャナとして提供するこ
とができ,バス20に結合される。スキャナ46は,バ
ス20に同様に結合されるカラープリンタ48によって
後に印刷されるカラー画像を走査することができる。
【0045】スキャナ46がハンドヘルド・スキャナま
たはページスキャナのいずれであっても,スキャナ46
は光源,電荷結合素子アレイ(CCDアレイ)などの光
感応素子,およびCCDアレイのエレメントを逐次起動
させるソフトウエア制御エレクトロニクスを含んでい
る。400dpi以上の解像度を有するスキャナは,2
50までのグレイレベルと24ビットのカラー解像が利
用可能な状態で使用することができる。従って,スキャ
ナは広範囲な選択性および性能面での可能性を示し,さ
らに目で見える形で作成されたデータをコンピュータ・
システム10に入力する際の有力な入力装置となる。
【0046】紙またはフィルムなどのハードコピー媒体
に具体的に表示された入力画像がスキャナ46に供給さ
れると,スキャナ46はその画像を電気信号に転換す
る。斯かる変換は,典型的には,画像を表示したハード
コピー媒体の表面上の光線の動きによって実行される。
手動または自動のいずれかによって,且つ反射光を電気
信号を形成する電気パルスに変換する光感応素子アレイ
を用いて,光線をハードコピーの表面上を移動させる。
このようにして提供された電気信号は,CPU12など
のプロセッサに送信することができる。
【0047】スキャナ46自体に上記電気信号を受ける
プロセッサおよびメモリを含ますことができることに注
目すべきである。あるいは,プリンタ48にメモリおよ
びプロセッサを含ませ,走査信号をプリンタ48に直接
供給するようにしてもよい。
【0048】システム10において,プロセッサ12は
走査信号をプリンタ48に供給し,プリンタ48は画像
を印刷する。スキャナ46,プロセッサ12,およびプ
リンタ48はすべて,図2を参照して下記に説明するよ
うに変換関数を用いて信号画像を変換する。従って,コ
ンピュータ10は,スキャナ46およびプリンタ48を
図のように結合させることによって,カラー画像および
白黒画像の両方を再生することのできる複写機と同じ機
能を実行することができる。
【0049】スキャナおよびプリンタの変換関数は典型
的にはカラー信号を歪ませ,また,好ましくはプロセッ
サ12により実行される変換関数はスキャナ46および
プリンタ48の変換関数の結果を逆転させる。従って,
CPU12などのプロセッサによって,スキャナおよび
プリンタの変換関数の逆転である機能を実行することが
望ましい。斯かる実行にはシステム10のメモリに較正
値を記憶することが含まれる。かかる較正値は図2〜8
を参照して下記に述べる技術に従って計算される。
【0050】上述の通り,プリンタの色域は典型的には
スキャナの色域より狭く,このことは特にプリンタが安
価であるほど当てはまる。同様に,比較的安価なスキャ
ナは比較的高価なスキャナより色域が狭い。しかし,走
査できないカラーを印刷することは不可能なので,スキ
ャナの色域外のカラーは全く無視される。コンピュータ
・システム10は,さらに,バス52およびネットワー
ク54として略記した構内通信網(LAN)または広域
網(WAN)にシステムを相互接続することのできる通
信アダプタ50を含んでいる。従って,データおよびコ
ンピュータ・プログラム・ソフトウエアは,コンピュー
タ・システムへ,またはコンピュータ・システムからア
ダプタ50,バス52,およびネットワーク54を介し
て,転送することができる。
【0051】図2に示すように,カラー再現システム5
6は変換関数fsを有するスキャナ58,変換関数fcを
有するプロセッサ60,および変換関数fpを有するプ
リンタ62を含んでいる。入力カラー画像はスキャナ5
8に供給され,このスキャナは画像を電気信号に変換し
てプロセッサ60に供給するが,このプロセッサはCP
U12(図1参照)またはその他のデータ処理システム
として提供することができる。プロセッサ60は,その
結果,信号をプリンタ62に供給する。プリンタ62
は,プロセッサ60から送信された信号に応答して出力
カラー画像を印刷する。
【0052】システム56は入力カラーXを有する画像
を受信し,入力カラーと同一のカラーを有する出力画像
をプリンタ62から出力することが望ましい。しかし実
際には,プリンタ62によって印刷される画像は,入力
カラーと異なる出力カラーyを有する。かかる色彩の差
は特に,色域ならびにカラースキャナ58とプリンタ6
2とに対する装置依存性との間の上述の差に拠る。
【0053】スキャナ,プロセッサ,およびプリンタの
変換関数fs,fcおよびfpは一般に非線形であるた
め,出力カラーyは次のように表わされる。
【0054】y=fp&fc&fs(X) ここで,記号「&」は関数の合成を示す。
【0055】スキャナおよびプリンタの変換関数が可逆
であるならば,出力カラーyに一致する入力カラーX
(すなわちx=y)としてプロセッサの変換関数fcは
次式にならなければならない。
【0056】fc=fp-1&fs-1 プリンタ62の出力を信号経路64によって示されるよ
うにスキャナ58の入力に結合することによって,再現
システム56が閉ループシステムとして提供される。閉
ループシステムは別個のスキャナおよび別個のプリンタ
がスキャナ−プリンタの組み合わせを形成するために結
合されるシステムに適用される。例えば,スキャナ58
は感熱式カラー印刷を走査する反射スキャナとして提供
することができ,またプリンタ62は感熱式カラー印刷
を行なう熱感式カラープリンタとして提供することがで
きる。閉ループシステムでは,スキャナ−プリンタの組
み合わせに対するカラー較正値が計算されて,カラー・
ルックアップ・テーブル(LUT)としてメモリ内に記
憶される。メモリはスキャナ58,プロセッサ60,ま
たはプリンタ62の一部として提供される。カラールッ
クアップ・テーブルによって,スキャナ58によって走
査されたカラーをプリンタ62によって比較的正確に再
現することができる。
【0057】複数の異なったスキャナおよびプリンタ
(例えば,異なる型式のエプソン・スキャナおよびエプ
ソン・プリンタ)を用いることにより,複数の異なった
スキャナ−プリンタの組み合わせが形成され得る。プリ
ンタ−スキャナの組み合わせは,それぞれ固有のカラー
LUTを有して提供される。
【0058】プリンタ62によって印刷されたカラーパ
ッチの集合を生成するために使用されたベクトルをai
で表した場合,これらのカラーパッチが経路64によっ
て示されるようにスキャナ58の入力に提供されると,
スキャナ58はbiで表わされる走査信号の集合を供給
し,ここに,以下の関係が存在する。
【0059】bi=fs&fp(ai) この関数を逆転することによってプロセッサ60におい
て実行される関数fcが生じる。較正中,カラー信号bi
をカラー信号aiに比較的正確に変換させる関数fcを提
供するために,カラーパッチとスキャンの大きな集合を
スキャナ58を用いて生成することが望ましい。ただ
し,較正時間を減少させプリンタ資源を保護するため
に,典型的には比較的僅かのカラーパッチが印刷され,
次いで走査される。その結果,ルックアップ・テーブル
は比較的少ない値を有することになる。所望の画像がス
キャナ58に提供されると,スキャナは典型的には何十
万ものピクセルを含む走査画像を供給する。それぞれの
ピクセルカラーはメモリに記憶されたカラー較正値を用
いて修正されなければならない。カラー修正を必要とす
るピクセル数が多いため,関数fcを用いて修正カラー
値を計算するための比較的高速な技術を利用することが
望ましい。四面体補間は,サンプル点の疎集合から3次
元関数を近似するための比較的高速な線形補間法であ
る。
【0060】しかし,この手法に関する問題としては,
fcなどの非線形関数を近似する際,より正確であるた
めに,四面体補間などの線形補間技法が比較的大きなサ
ンプル点の集合を必要とすることがあげられる。上述の
ように,比較的大きな集合のサンプル点の生成には比較
的多数の測定値が必要である。従って,直接的測定によ
って大きな集合のサンプル点を生成することは,比較的
時間を要し,実用的ではない。
【0061】例えば,サンプル空間内の立方体の3本の
直交軸の各々に沿って5サンプル点(即ち5×5×5サ
ンプル)を取ると,結果は125カラー画像パッチとな
る。各々のパッチは,関数fcを計算するために用いら
れるサンプル点を生成するためにスキャナ58に走査さ
れてシステム56に入力されなければならない。線形補
間技法が,関数fcを計算し,次に関数fcの比較的正確
な推定を提供するために用いられるとすれば,125よ
り多いカラー画像パッチを使用する必要がある。例え
ば,3つの直交方向のそれぞれに於いて17点をサンプ
リング(即ち17×17×17サンプル)することが望
ましく,結果として4,917のカラー画像パッチとな
る。これらのパッチは関数fcを計算するために用いら
れるサンプル点を生産するために,走査されてシステム
56に入力されなければならない。従って,計算コス
ト,および時間要件,ならびにサンプル点を生成し関数
fcを計算するのに必要なプリンタ資源のために,カラ
ー色域を比較的密にしてサンプリングすることは実用的
ではない。
【0062】比較的平滑な関数の場合には,非線形補間
法は一般に線形補間法よりも,少ないサンプル点でより
良好な精度を提供する。ただし,非線形補間法は計算費
用が高価となる。そこで,本発明では,比較的少数の測
定サンプル点を発生し,そして,非線形補間法を関数f
cの近似値を計算するために使用する。
【0063】近似関数fcは次に,例えば125より多
くの画像パッチを走査することによってシステム56に
供給されるサンプル点と同様の増補されたサンプル点集
合を生成するために使用される。増補された集合は反復
非線形補間基準スキーマを用いて,入力を出力にマップ
するLUTを構築するために用いられる。このLUTは
入力カラー空間の精密サンプリングのための入出力マッ
ピング値を含んでいる。高速線形補間器は,入力カラー
に対応する出力カラーを生成するためにこのLUTと結
合して用いられる。
【0064】図3において、オリジナルデータ列は連続
関数66(破線で示す)として表わされている。図3
は,概念的説明のために1次元の例を使用してしている
が,もちろん当業者はこれらの概念が3次元もしくはN
次元の事例に同じように適用できること,および図3に
示した1次元の事例は単に説明を簡単且つ明快にするた
めに使用されていることを理解できる筈である。
【0065】図3に示すように,オリジナルのデータ列
は,全体を符号68で示した複数の測定サンプル点68
a〜68eを発生するために,第1の所定の分解度でサ
ンプリングされている。測定したサンプル点68a〜6
8eは,所定の画像パッチを印刷してこの画像パッチを
上記のように走査することにより発生させされる。この
例では,測定サンプル点68で総称的に示した5つの測
定サンプル点68a〜68eが示されている。
【0066】最初の2つの測定サンプル点,68aと6
8bの間の線形補間により関数66の近似関数70(実
線で示す)が得られる。説明を分りやすくするために,
ここでは関数70の一部分のみが図示されている。関数
66は非線形関数であるため,オリジナルの連続非線形
関数66と,点68aと68b間の線形補間により発生
させた線形関数70との間には比較的に大きな差異が存
在する。
【0067】オリジナル関数66の第2の近似72(点
線で示す)は,非線形補間技法を使用して与えられる。
非線形補間技法によれば,線形補間技法よりもさらに非
線形関数66に近似させることができる。非線形関数7
2は,概算すると,線形関数70よりもさらにオリジナ
ルの非線形関数66に近似しているので,非線形関数7
2は測定サンプル点68を発生するために使用した分解
度よりも高い分解度で再サンプリングされる。
【0068】高分解度でサンプリングすると,総称的に
符号74で表したサンプル点74a〜74kを含むサン
プル点の増補集合が得られる。従って,画像パッチを印
刷し走査して追加測定データを発生させる必要なしに,
サンプル点74の増補集合が供給される。このように,
測定サンプル点68a〜68eは上記のように画像パッ
チを用いて発生させるが,サンプル点74の増補集合
は,非線形補間法により測定サンプル点68間の補間を
行ない,次いで,結果的に得られた近似値を測定サンプ
ル点の発生に使用した分解度よりもさらに高い分解度で
再サンプリングすることにより発生される。このよう
に,この技法により後続の線形補間に使用するためにさ
らに多くの点が得られ,これにより線形補間技法により
得られる結果の精度は高くなる。
【0069】図4および図6は,カラー較正の実行を目
的として装置10(図1)により実行される処理を示す
一連の流れ図である。本明細書で「処理ブロック」と名
付けている矩形の単位作業(例えば作業単位80)は,
コンピュータのソフトウエア命令または命令群を表して
いる。本明細書で「決定ブロック」と名付けている菱形
の単位作業(例えば図6の作業単位102)は,コンピ
ュータのソフトウエア命令,または処理ブロックで表わ
されたコンピュータソフトウエア命令の実行に影響を与
える命令群を示している。あるいは,処理ブロックおよ
び決定ブロックは,ディジタル信号プロセッサ回路もし
くは特定用途向けIC(ASIC)等の機能的に等価の
回路によって実行することもできる。流れ図は特定のプ
ログラム言語の構文法を示すものではない。この流れ図
は,当業者が装置10に要求される処理を実行するため
の回路を組み立てたりコンピュータ・ソフトウエアを作
成するために必要とする機能情報を図示したものであ
る。なおループや変数の初期化や一時変数の使用などの
多くのルーチンプログラム要素は図示省略してある。
【0070】図4について説明する。ステップ80に示
すように,複数のカラーパッチがプリンタにより印刷さ
れる。これらのカラーパッチは,出力装置の色空間内の
均等にサンプリングしたカラー座標に対応する。次に,
ステップ82に示すように,これらのカラーパッチはス
キャナによって走査され,入力装置の色空間内における
対応するカラー座標が得られる。次に処理は処理ブロッ
ク84に進み,ここで測定値間の非線形補間を実行して
増補測定サンプル集合が生成され,ステップ82でカラ
ーパッチを走査することにより得られたサンプル値の測
定集合にさらに多くのサンプルが加えられる。
【0071】次に,ステップ86に示すように,ルック
アップテーブルにエントリしたい入力装置の色空間にお
ける各カラーumについて,対応する出力装置のカラー
値vmが,図6を参照して下記に説明する方法を使用し
て発生される。
【0072】処理は次にステップ88に進み,ルックア
ップテーブルにエントリしたい入力装置の色空間におけ
る各カラーに対応した出力装置のカラー値vmが記憶さ
れる。これらのペア(um,vm)は記憶装置内に記憶さ
れ,後に入力カラー座標を出力カラー座標にマップする
ために使用される。
【0073】増補サンプル点は非線形補間技法により発
生させるので,ステップ88で示すように記憶装置内に
記憶されている値を発生するためにステップ80におい
て多数のカラーパッチを物理的に印刷する必要性を回避
できる。従って,パッチは物理的にプリンタで印刷され
ない場合にも,ルックアップテーブルを発生させるため
に使用される有効パッチ数は増大する。
【0074】応用の1つとしては,例えば,コンピュー
タ製造業者または周辺機器製造業者がこれらのカラー値
を有するルックアップテーブル予め計算してメモリ内に
記憶させることもできる。このような応用では,9×9
×9の測定値が使用され,また使用される非線形補間法
は立方体Bスプラインである。補助サンプル点の数は4
913点で,これは4913のカラー画像パッチを印刷
および走査することにより発生させることができる点の
数である。
【0075】2番目の応用としては,本発明の技術はカ
ラースキャナおよびスキャナに結合されたカラープリン
タを備えているホームPCその他の処理装置で実行する
ことができることである。この場合,PCのユーザは所
定のパッチ数内で走査し(例えば,プリンタで印刷され
る125のカラー画像パッチ),PCはルックアップテ
ーブル用のカラー値をステップ82〜86に従って計算
する。この場合,ステップ86における再サンプル点の
数は729点(9×9×9のカラー画像パッチ)に相当
する。従って,本発明の技術を使用すれば,ユーザは多
数のパッチ内をスキャンする必要がなくなり,むしろユ
ーザはカラーパッチ1頁を印刷するだけでよく,3次元
立方体スプライン補間を使用して追加サンプル点を発生
させることができる。サンプル点の全集合(オリジナル
サンプル点および補助サンプル点の両方)は,次に,カ
ラー画像がプリンタにより印刷されたときに実行される
後続の線形補間法で使用するために,さらに高い分解度
でサンプリングされる。
【0076】図5には,総称的に符号94で示されるカ
ラーパッチ94a〜94Nを生成するために使用される
RGB色空間でのカラー立方体90のプロット図が示さ
れている。例えば,125カラー画像パッチ94は,R
GB色空間のR軸,G軸およびB軸に沿って下向きに傾
斜する5×5×5の均等間隔のサンプルをカラー立方体
90から選択することにより提供される。従ってプリン
タで印刷されるカラーパッチ94は,R軸,G軸および
B軸に沿って均一間隔でRGBカラー立方体をサンプリ
ングすることにより提供されるデータ点92に一致す
る。
【0077】各軸に沿ったサンプル点92の数をNとす
ると,これらのサンプル点92は,図2を参照して既に
説明したカラーaiに一致する。各R,GおよびB値に
8ビット表示を使用すると仮定すると,カラー信号ai
は次のように表すことができる。
【0078】
【数1】 ここで,下付き文字「a」は,R,GおよびB値がプリ
ンタの装置座標空間内にあることを示し, i=0,1,…,N3−1
【数2】 であり, i=pN2+qN+r の制限を満足する。
【0079】次に,印刷されたカラーパッチ94は,ス
キャナで走査されて,スキャナの色空間96内にスキャ
ナカラー信号98を分配する。印刷されたパッチ94を
走査することによって発生させたスキャナカラー信号9
8は,図2を参照して前述したカラー信号biに対応す
る。これらのカラーはスキャナのR,G,B座標内にあ
り,従って下記のように表すことができる。
【0080】
【数3】 ここで,下付き文字「b」は,R,GおよびB値がスキ
ャナの装置座標空間内にあることを示し, i=0,1,…,N3−1 である。
【0081】このようにして,関数fc-1のサンプルは
下記のように測定される。
【0082】fc-1(ai)=bi ここで, i=0,1,…,N3−1 である。
【0083】関数fc-1を逆転させると,コンピュータ
その他の処理装置内で実施される所望の関数fcが得ら
れる。
【0084】測定データ値92の集合をXとすると,X
は次のように表すことができる。
【0085】X=(ai,bi) ここで, i=0,1,…,N3−1 である。
【0086】関数fcに近似させるためのサンプル点の
集合の構築について,図6を参照して説明する。
【0087】図6に示すように,関数fcに近似させる
ためのサンプル点の集合の構築は,M>NであるM3サ
ンプルを得るためのスキャナ色空間(例えば,RGB色
空間)を均等にサンプリングするステップを含んでい
る。これらのサンプリングした点はumで表すことがで
き,ここで,m=0,1,…,M3−1である。これは
次のようなマトリックスの形で表すことができる。
【0088】
【数4】 ここで,m=0,1,…,M3−1であり,i,j,k
は{0,1,…,m−1}の集合に属し,またm=iM
2+jM+kを満足する。
【0089】次に,m=0,…,M3−1に対してfc(u
m)を決定しなければならない。
【0090】下記ステップ108〜114に記載した推
定および細分処理により,fc(um),m=0,…,M
3−1の推定が行なわれる。fc(um)の推定はVmで表
されている。
【0091】ステップ102において,サンプリングし
た点umが,測定値の集合Xの所定の点により形成され
た四面体の容積内に含まれているか否かを決定しなけれ
ばならない。サンプリングした点umがこの四面体のい
ずれの内にも含まれていないことが決定されると,処理
は色域外処理ルーチンを実行するステップ104に進
む。X内のいずれの四面体の内部にも属さないumの集
合は,プリンタ色域Gpの外側のスキャナ色域Gsの領
域に属する(すなわち,Gs−Gp領域内のカラー)。
プリンタ色域の外側のこれらの点についてfc(um)を
推定するために,以下のステップを実行することもでき
る。
【0092】初めに,測定した値Xの集合により形成さ
れた全ての四面体の結合により構成される容積をVで表
し,容積Vの表面をSで表すと,サンプリングした点u
mは次のように表すことができる。
【0093】
【数5】 次に,最初の線は
【数6】 から
【数7】 に引かれる。
【0094】次に,この最初の線と容積Vの交点をWm
と表すと,値fc(Wm)はfc(um)の推定値として使
用することができる。最初の線が容積Vと交差しない場
合には,umに最も近いS上の点Wmが指定される。この
場合,fc(um)の推定値としてfc(Wm)が用いら
れ,処理は終了する。
【0095】ただし,決定ステップ102において,値
umが測定した値の集合Xから形成された四面体の容積
内に入ることが決定されると,次に処理はステップ10
6に進み,ここで四面体補間が実行されてステップ10
8に示すような最初の推定値Vmが供給される。
【0096】ステップ106の四面体補間などの線形補
間を実行すると,比較的近接した近似関数の達成速度が
高まり,また近似関数発生時における収束性が確保され
る。処理は次にステップ110に進み,ここで,測定し
た値Xを使用して非線形補間を実行することによりサン
プリングした値umの推定値(近似値)u’mが計算され
る。
【0097】処理は次に決定ブロック112に進み,こ
こで近似値u’mとサンプリング値umの間の標準的(又
は平均的)な偏差が計算されて予め決定されているエラ
ー値εと比較される。特定エラー値εは,各R,G,B
カラーを表すために使用されるビット数を含むその他の
種々の要因により選択されるが,これらに制限されるも
のではない。例えば,R,G,Bカラーが8ビットで表
されるとすると,εは最下位ビットが表す値以上の値を
与えられる。偏差は,通常の当技術者であればよく知っ
ているベクトルu’mとum間のユークリッド距離関数を
使用して,またはベクトルu’mとum成分間の最大差を
計算するか,もしくはその他の方法などにより計算する
ことができる。決定ブロック112において,計算され
た偏差がエラー値εよりも小さいときには,近似値処理
はステップ114に進んでfc(um)の推定値が報告さ
れる。
【0098】一方,決定ブロック112において,計算
された偏差が所定のエラー値εよりも大きい場合には,
処理はステップ116に進み,ここでサンプル値umと
推定した関数の逆数により供給された値との間の偏差が
最小化される。処理は次いで推定値u’mとサンプル値
umとの間の偏差がそれ以上は最小化できなくなるまで
ステップ102から112へと流れ続ける。このように
して,ステップ108,110,112および116が
ループを形成して推定値と測定値間のエラーを最小化す
る。これにより,ステップ114で識別される関数Vm
は,サンプリングした測定データ値の根底にあるオリジ
ナル関数にできる限り近付けられる。
【0099】ステップ116において測定値と推定値と
の間の差を最小化するためにどのような技法を用いても
よいことに注意すべきである。例えば,最小化は,Powe
ll法のような方向設定法または確率的傾斜下降のような
傾斜下降法を用いて達成することもできる。
【0100】またステップ110において,測定値Xの
集合は,立方体Bスプラインのような非線形補間を用い
てfc-1を推定するために補間されることも注目すべき
である。計算を安価にする方法として3次元補間のため
の立方体スプラインを用いる方法がある。またその他の
非線形補間技法を用いることもできる。
【0101】さらに,最小化中の関数は,実際には,ス
テップ106において四面体補間法により供給された初
期の推定により指定された開始点の近くで中高となるた
め,上記検索ステップは収束することに注目すべきであ
る。従って,ステップ106は,非線形補間を実行する
ための好適な開始点となり,また近似関数の供給速度を
高める。非補間技法を含めその他の技術を使用して初期
開始点を得ることもできるが,しかし,四面体補間を使
用すれば近似関数fc(Um)を比較的迅速に発生する
ことができる。
【0102】図7に示すように,カラー再現システム1
18はスキャナ120,ルックアップテーブル122お
よびプリンタ128を含んでいる。スキャナのRGB値
は,異なるカラーフイルタを備えた同一の物理的センサ
により得られるので,3つのカラーチャンネルすべてを
センサの非線形性について修正処理することができる。
この修正を決定するために,印刷されたグレイ値は,中
性色(R=G=B)についての走査したグレイ値と比較
される。
【0103】中性色の性能を比較的に向上させるために
は,グレイ線は,グレイ線に沿って2点間を補間すると
き補間した点がなおグレイ線に沿って存在するよう,で
きる限り直線的であることが好ましい。ただし実際に
は,カラープリンタやカラースキャナなどの装置の非線
形性のために,グレイ線は直線ではない。
【0104】図8は中性色(R=G=B)についての印
刷グレイ値と走査グレイ値との間の関係を示すプロット
図である。グレイ線の勾配は一定であることが理想的で
あるが,上記のようにプリンタやスキャナが非線形の応
答をするために,一般的にそのようにはならない。図8
の曲線は,印刷カラーの色相が必ずしも好ましいもので
はないことを示している(例えば,青の色相または赤の
色相など)。グレイ線の関数は各個のスキャナとプリン
タの組について発生させなければならないことを注意し
なければならない。図8の関数は逆転させて,カラーマ
ッピング段階への入力前に全入力チャンネルR,Gおよ
びBに適用することができる。
【0105】再び図7を参照する。スキャナのR,Gお
よびB値は,信号R’,G’およびB’を供給するため
に図8の逆関数を実行する1次元ルックアップテーブル
124a〜124cの各々にそれぞれ通される。このよ
うにして,テーブル124a〜124cはグレイ領域の
近くで直線性を保持する。人間は中性の色調に敏感であ
る。カラー立方体内のすべての点がすでに測定されてい
るので,図8に示すグレイ線を発生させるために必要な
情報が入手可能であることに注目すべきである。測定済
みのすべてのカラー点の部分集合は,R=G=Bである
幾つかの値を含んでいる。従って,これらの値から図8
に示したようなグレイ線を計算することができる。
【0106】変換された信号R’,G’およびB’は,
次に,図2〜6を参照して上述した技術を使用して形成
された3次元ルックアップテーブル126に供給され,
最終出力信号R,G,Bがプリンタ128に供給され
る。
【0107】これまで説明してきたように,本発明はコ
ンピュータシステム上で実行可能な特別の「方法関数」
に係わるものである。当業者であれば,これら関数を定
義するプログラムを,例えば,(a)非書込み型の記憶
媒体(例えば,コンピュータ内の読出し専用記憶素子,
またはコンピュータI/O接続機構により読出し可能な
CD−ROM)に永久的に記憶されている情報,(b)
書込み型の記憶媒体(例えば,フロッピーデスクまたは
ハードドライブ)に可変的に記憶される情報,(c)電
話網などの通信媒体を介してコンピュータに送信される
情報など形態や,これら制限されない他の種々の形態で
コンピュータに送り込むことができることは容易に理解
できるであろう。従って,かかる情報媒体はかかる情報
を運んでいるときには,本発明の実施形態を表している
ものと理解すべきである。
【0108】本発明の好ましい実施形態について説明し
たが,当業者であれば通常これらの実施形態の概念を取
り入れたその他の実施形態も使用できることが明らかで
あろう。従って,本発明は,開示した実施形態に限定さ
れるべきものではなく,添付した特許請求の範囲によっ
てのみ限定されるべきものであると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を使用するのに適したコンピュータシ
ステムのブロック図。
【図2】 閉じたカラー再現システムのブロック図。
【図3】 測定およびサンプリングしたカラー値のプロ
ット図。
【図4】 プロセッサがカラールックアップテーブルを
供給するために実行するステップを説明する流れ図。
【図5】 プリンタ色空間内でカラーパッチを発生させ
るために使用される印刷カラー信号の分布プロット図,
および結果として生ずるスキャナ色空間内のスキャナカ
ラー信号の分布プロット図。
【図6】 プロセッサがカラールックアップテーブルを
供給するために実行するステップを説明する流れ図。
【図7】 カラー再現システムのブロック図。
【図8】 走査したグレイ値と印刷したグレイ値を対照
させたプロット図。
【符号の説明】
12 CPU 46 スキャナ 48 プリンタ 90 カラー立方体 94 カラーパッチ 98 スキャナカラー信号 118 カラー再現システム 120 スキャナ 122 ルックアップテーブル 128 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 Z

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ,スキャナ,記憶装置およびプ
    ロセッサを有するカラー再現システムを較正する方法に
    おいて,各パッチが所定のカラーを有する第1の複数の
    パッチをプリンタにて印刷する段階と,スキャナにより
    前記複数のパッチを走査して第1の測定サンプル値を発
    生させる段階と,プロセッサにより非線形補間技法を用
    いて各測定サンプル値間を補間して第1の関数を発生さ
    せる段階と,プロセッサにより前記第1の関数をサンプ
    リングしてサンプル値の増補集合を提供する段階とを有
    する自動カラー修正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において,さらにル
    ックアップテーブル値を発生させる段階と,記憶装置内
    にルックアップテーブル値を記憶させる段階とを有する
    自動カラー修正方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法において,前記カラ
    ーパッチが,前記第1の色空間において均等にサンプリ
    ングしたカラーに対応するカラーをもつ自動カラー修正
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方法において,カラーパ
    ッチの所定のカラーが,前記第1の色空間の主軸に沿っ
    て均等間隔のサンプルに対応するように選択されている
    自動カラー修正方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の方法において,プリンタ
    信号を受信する前記プリンタに応答し,前記記憶装置内
    に記憶された前記増補サンプル値の所定値の間を線形補
    間して対応するプリンタカラー値を生成する段階を有す
    る自動カラー修正方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の方法において,前記増補
    サンプル値の数が測定したサンプル値の数よりも多い自
    動カラー修正方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の方法において,非線形補
    間技法が,3つの1次元立方体スプラインの組み合わせ
    及び立方体Bスプラインの内の一方として提供されてい
    る自動カラー修正方法。
  8. 【請求項8】 自動カラー修正のための装置において,
    複数のカラーパッチを表面に有する印刷媒体と,前記印
    刷媒体を走査して,第1の所定の色空間内において複数
    の測定サンプル値を発生させるスキャナと,前記スキャ
    ナに結合され,前記測定サンプル値を受け取り,非線形
    補間技法を使用して前記測定サンプル値を表す関数を発
    生させる非線形補間器と,前記非線形補間器により発生
    させた関数をサンプリングすることにより,増補サンプ
    ル点を発生させるサンプラーとを備えた自動カラー修正
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の装置において,さらに,
    データ点の増補集合からルックアップテーブル値を発生
    させるルックアップテーブル値発生器と,前記ルックア
    ップテーブル値発生器と,前記サンプラーと,前記プリ
    ンタ及び前記スキャナの一方とに結合された記憶装置と
    を備え,前記記憶装置が前記ルックアップテーブル値発
    生器により発生されたルックアップテーブル値を記憶す
    る自動カラー修正装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の装置において,前記非
    線形補間器がさらに,前記増補データ点の所定の点を第
    1の色空間から第2の色空間へ変換させるための第1の
    変換回路と,前記増補データ点の所定の点を第2の色空
    間から第1の色空間へ変換させるための第2の変換回路
    と,前記第2の変換回路によって供給された前記増補デ
    ータの前記所定点と,これに対応する第1の所定の色空
    間内の複数の測定されたサンプル値との間の差異を最小
    化するための最適化装置とを有する自動カラー修正装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の装置において,前記
    非線形補間が,(a)3つの1次元立方体スプラインの
    組み合わせ,および(b)立方体Bスプラインの内の一
    方を用いる自動カラー修正装置。
  12. 【請求項12】 プロセッサ,前記プロセッサに結合し
    たプリンタ,および前記プロセッサに結合したスキャナ
    を有するカラー再現システムを較正するための方法にお
    いて,(a)複数のカラーパッチを供給する段階と,
    (b)スキャナを通して前記複数のカラーパッチを走査
    して第1の複数の測定サンプルカラー値を発生させる段
    階と,(c)前記第1の複数の測定サンプルカラー値か
    ら所定値を選択する段階と,(d)前記第1の複数の測
    定サンプルカラー値が第1の関数によって表され得るも
    のであるとき,前記第1の複数の測定サンプルカラー値
    から選択した値について非線形補間を実行して前記第1
    の関数に近似する第2の関数を発生させる段階とを備え
    る自動カラー修正方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の方法において,さら
    に(e)第1のサンプル点において前記第1の複数の測
    定サンプルカラー値から選択した値である第1のカラー
    値と,前記第1のサンプル点において前記第2の関数に
    より発生させた第2のカラー値との間の偏差を計算する
    段階と,(f)前記偏差をエラー値と比較する段階と,
    (g)前記エラー値よりも大きい偏差に応答して,前記
    第1の関数に近似する次の関数を計算する段階と,
    (h)前記偏差が前記エラー値よりも小さくなるまで前
    記段階(e)〜(h)を繰り返す段階と,(i)前記第
    1の関数に近似した最適関数を識別する段階とを有した
    自動カラー修正方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の方法において,前記
    次の関数を計算する段階(g)が,方向設定法および傾
    斜下降技術の内の一方を用いて前記第2の関数を最適化
    する段階を含む自動カラー修正方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の方法において,前記
    複数のカラーパッチを供給する段階(a)が,プリンタ
    で複数のカラーパッチを印刷する段階を含む自動カラー
    修正方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の方法において,前記
    第1の複数の測定サンプルカラー値から選択した各選択
    値が,プリンタのカラー立方体とスキャナのカラー立方
    体に共通するカラー値に対応する自動カラー修正方法。
  17. 【請求項17】 請求項15記載の方法において,前記
    第1の複数の測定サンプル値から所定値を選択する段階
    が,前記スキャナの色空間を均等にサンプリングして第
    1の複数のスキャナカラー値を発生させる段階と,前記
    測定サンプルカラー値により形成された四面体の容量内
    に含まれるスキャナカラー値を識別する段階と,前記四
    面体の容量内に含まれているスキャナカラー値を,前記
    第1の複数の測定カラーサンプル値の選択値として指定
    する段階とを含む自動カラー修正方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の方法において,さら
    に前記最適関数をサンプリングして,サンプル値の増補
    集合を発生させる段階と,前記サンプル値の増補集合か
    らルックアップテーブル値を計算する段階と,前記ルッ
    クアップテーブル値をメモリに記憶させる段階とを含む
    自動カラー修正方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の方法において,プリ
    ンタ信号を受信するプリンタに応答して,さらに,前記
    メモリ内に記憶されたサンプル値の集合の線形補間を行
    なって,カラープリンタ信号を提供する段階を含む自動
    カラー修正方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の方法において,前記
    スキャナ立方体を均等にサンプリングする段階が,3本
    の直交軸に沿ってスキャナ色空間を均等にサンプリング
    する段階を含む自動カラー修正方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の方法において,前記
    非線形補間技法が,3つの1次元立方体スプラインの組
    み合わせ及び立方体Bスプラインの内の一方として提供
    される自動カラー修正方法。
  22. 【請求項22】 カラー再現システムにおいて,プロセ
    ッサと,前記プロセッサに結合され,媒体上に複数のカ
    ラーパッチを印刷するプリンタと,前記プロセッサに結
    合され,スキャナ色空間を有し,前記媒体上の複数のカ
    ラーパッチを走査して第1の複数のサンプル値を発生さ
    せるスキャナと,前記スキャナに結合され,前記スキャ
    ナ色空間のスキャナサンプル値から供給されたスキャナ
    のカラー立方体に含まれる第1の複数のサンプル値を識
    別する色空間比較器と,前記色空間比較器により識別さ
    れた前記第1の複数のサンプル値が第1の関数によって
    表現され得るものであるとき,前記第1の複数のサンプ
    ル値の非線形補間を行なって,前記第1の関数に近似す
    る第2の関数を発生させる補間器とを備えたカラー再現
    システム。
  23. 【請求項23】 請求項22記載のシステムにおいて,
    さらに,第1のサンプル点において前記第1の関数によ
    り発生させられた第1のカラー値と第1のサンプル点に
    おいて前記第2の関数により発生させられた第2のカラ
    ー値との間の差を計算してエラー値を供給する手段と,
    前記エラー値を最小にする手段とを備えたカラー再現シ
    ステム。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のシステムにおいて,
    前記スキャナのカラー立方体を形成する前記スキャナの
    サンプル値が,前記スキャナの色空間の第1,第2およ
    び第3の軸に沿って前記スキャナの色空間を均等にサン
    プリングすることにより供給されるカラー再現システ
    ム。
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