JPH10279245A - マンコンベア制御装置及びマンコンベア群制御装置 - Google Patents

マンコンベア制御装置及びマンコンベア群制御装置

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JPH10279245A
JPH10279245A JP8414597A JP8414597A JPH10279245A JP H10279245 A JPH10279245 A JP H10279245A JP 8414597 A JP8414597 A JP 8414597A JP 8414597 A JP8414597 A JP 8414597A JP H10279245 A JPH10279245 A JP H10279245A
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control
speed
control device
circuit
escalator
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JP8414597A
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Ichiro Suzuki
一朗 鈴木
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Toshiba Elevator Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エスカレータ速度を柔軟に可変制御する。 【解決手段】 このエスカレータ制御装置は、動力源の
交流モータ13をインバータ回路30の周波数制御によ
って可変速制御し、混雑度に応じてエスカレータの輸送
能力を調節するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエスカレータまたは
移動歩道のようなマンコンベアを制御するマンコンベア
制御装置及びマンコンベア群制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエスカレータは図19〜図21に
示す構造であり、下部階から上部階に向かってあるいは
その逆に、エスカレータ本体枠1に沿って踏み段2が移
動するようにしてある。この踏み段2はループ状の無限
軌道を描いて移動する踏み段チェーン3と共に移動す
る。この踏み段チェーン3は、駆動輪4aに同軸に設け
られた踏み段スプロケット4bに噛み合っている。この
踏み段スプロケット4bは、それと同軸に設けられてい
る大鎖車4cが駆動機5により駆動チェーン6を介して
回転駆動されることにより回転して踏み段スプロケット
4bを駆動し、これに噛み合っている踏み段チェーン3
を移動させる。
【0003】駆動機5は、リレー制御盤7の内部の電源
用コンタクタ8及びブレーキ用コンタクタ9(図20参
照)が操作盤10のスタートキー11(起動及び停止用
キースイッチ)をオンすることにより、駆動機5のブレ
ーキ12を解放し、かつ交流モータ13を起動すること
によって回転を始め、その動力によって小鎖車14を回
転させ、これと噛み合う前述の駆動チェーン6を駆動す
る。なお、駆動輪4aは踏み段2と同期して移動する手
すりベルト15を駆動する手すり駆動装置16に動力を
与えるために、手すり駆動チェーン17を駆動する働き
もする。
【0004】リレー制御盤7は、図20に示すように外
部電源20から三相交流電力をノンフューズブレーカ2
1を介して取り込み、欠相、逆相及び過電流を監視し、
保護を行う3Eリレー22、電源用コンタクタ8を介し
て交流モータ13に供給する制御を行うもので、制御回
路23が操作盤10からの操作信号に応じて電源用コン
タクタ8とブレーキ用コンタクタ9を動作制御し、ブレ
ーキ12を解放/作動させ、また交流モータ13を起動
/停止させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のエスカレータ制御装置では、次のような問題点が
あった。すなわち、エスカレータの踏み段移動速度は、
駆動機5の小鎖車14の歯数及び回転数、大鎖車4cの
歯数、踏み段スプロケット4bのピッチ円直径によって
決定されるため、交流モータ13が一定回転数で回転す
る場合、その速度を変化させるためには踏み段スプロケ
ット4b、小鎖車14、大鎖車4c、駆動機5内のギア
比、モータ極数のどれかを変化させるしか方法がない。
しかしながら、部品コストが高く、交換作業性が悪いた
めに駆動機5のギア比、大鎖車4cの歯数、モータ極数
は変化させにくい。また図22(a),(b)に示すよ
うにガイドレールとの関係から踏み段スプロケット4b
の大きさを変えることも不可能である。このために、従
来、踏み段速度の変更には小鎖車14として歯数の異な
るものに取り替えるようにしていたが、このような方法
では段階的にしか速度を変更することができず、任意の
速度を得ることはできなかった。
【0006】また速度を落とすためには小鎖車14の歯
数を減らすことになるが、ある一定数以上の歯数がなけ
れば駆動チェーン6の多角形運動の性質ゆえに振動が発
生し、乗り心地を悪化させることになるため、十分に速
度を落とすことができない。この点、同じ駆動機5を使
っている場合に、電源周波数が50Hzの地域よりも60
ヘルツの地域の方が交流モータ12の回転数が高くなる
ため、同じ移動速度を出すために歯数のより少ない小鎖
車を使用しているので調整幅が狭くなっている。
【0007】また上述したように50Hz地域と60Hz地
域それぞれに合わせて2種類の歯数の小鎖車を用意する
必要があるため、交換部品用にもこれらの2種類の歯数
の小鎖車を保管しておく必要があり、スペースを多く必
要とし、また部品の手配ミスも発生する問題点があっ
た。
【0008】また従来のエスカレータ制御装置では交流
モータの起動、停止の際には制御回路23によって電源
用コンタクタ8、ブレーキ用コンタクタ9を作動させる
ことによりブレーキ12、交流モータ13を瞬間的に作
動させ、また停止させるが、動力伝達系統が歯車とチェ
ーンで構成されているため、図22に示すように駆動チ
ェーン6、踏み段チェーン3、手すりチェーン17に急
激な負荷がかかり、チェーンの寿命が短い問題点もあっ
た。
【0009】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、マンコンベアの移動面の速度を任意に
可変速制御することができるマンコンベア制御装置を提
供することを目的とする。
【0010】本発明はまた、複数階または複数箇所に設
置されているマンコンベア群を利用状況に合わせて個別
に可変速制御することができるマンコンベア群制御装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のマンコ
ンベア制御装置は、移動面を駆動する駆動機を可変速度
制御するインバータ回路と、前記インバータ回路の出力
周波数を可変制御する制御回路とを備えたものであり、
制御回路によってインバータ回路の出力周波数を制御す
ることにより、部品の交換作業なしに移動面の速度を任
意に設定、変更することができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1のマンコンベ
ア制御装置において、前記制御回路が前記駆動機の起動
時に前記インバータ回路の出力周波数を徐々に上昇さ
せ、前記駆動機の停止時に前記インバータ回路の出力周
波数を徐々に低下させるように制御するものであり、こ
れによって、起動時、停止時に駆動系統のチェーンに急
激な負荷がかからないようにしてその寿命を延ばすこと
ができる。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または2のマ
ンコンベア制御装置において、前記駆動機に流れる過電
流を検出する過電流検出手段と、前記過電流検出手段が
過電流を検出した時に電源入力を遮断する安全回路と、
前記過電流検出手段による前記安全回路の作動を所定時
間遅らせるディレイタイマとを備えたものであり、これ
によって、一時的に大勢の利用者が一斉に利用するが、
その後すぐに正常な利用に戻るような利用形態の場合に
は、過電流検出してもディレイタイマによりマンコンベ
アの非常停止を一時的に遅らせることによって一時的な
過剰利用に対処し、利便性を向上させる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3のマンコ
ンベア制御装置において、現在時刻を計時する時計を備
え、前記制御回路が前記インバータ回路の制御周波数を
前記時計の計時する時刻に対応して変化させる制御プロ
グラムを備えたものであり、これによって、マンコンベ
ア設置場所の時間帯別の利用状況に対応した速度制御が
できる。
【0015】請求項5の発明は、請求項1〜4のマンコ
ンベア制御装置において、乗場の混雑度を検出する混雑
度検出手段を備え、前記制御回路が前記混雑度検出手段
が検出する前記乗場の混雑度に応じて前記インバータ回
路の出力周波数を可変制御するものであり、これによっ
て、混雑緩和や安全確保ができる。
【0016】請求項6の発明のマンコンベア群制御装置
は、複数階もしくは複数箇所に設置されているマンコン
ベアそれぞれの移動面を駆動する駆動機それぞれを可変
速度制御する複数のインバータ回路と、前記複数のイン
バータ回路それぞれの出力周波数を個別に制御する複数
の制御回路と、前記複数の制御回路それぞれに個別に出
力周波数指令を与える群制御回路とを備えたものであ
り、複数階もしくは複数箇所に設置されているマンコン
ベアそれぞれをその設置場所の状況に応じて個別に速度
制御することができる。
【0017】請求項7の発明は、請求項6のマンコンベ
ア群制御装置において、現在時刻を計時する時計を備
え、前記群制御回路が前記複数の制御回路それぞれに個
別に前記時計の計時する時刻に対応した出力周波数指令
を与えるようにしたものであり、これによって、複数階
もしくは複数箇所に設置されているマンコンベア利用者
の時間帯別の人の流れを考慮し、混雑が緩和されるよう
な移動速度の組み合わせ、あるいは当該マンコンベア群
の所有者の意図を反映した移動速度の組み合わせで各マ
ンコンベアを速度制御することができる。
【0018】請求項8の発明は、請求項6のマンコンベ
ア群制御装置において、前記複数階もしくは複数箇所に
設置されているマンコンベアそれぞれの乗場に設置され
た混雑度検出手段を備え、前記群制御回路が前記混雑度
検出手段が検出する混雑度に応じて該当階もしくは該当
個所のマンコンベア用の制御回路にふさわしい出力周波
数指令を与えるものであり、これによって、利用者が混
雑してきた時には混雑が緩和されるような移動速度の組
み合わせで各マンコンベアを速度制御することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の第1の実施の形態で
あるエスカレータ制御装置の制御盤7の内部構成を示し
ている。エスカレータの機械的な構成は従来例と同様に
図19及び図21に示すものであるが、第1の実施の形
態のエスカレータ制御装置は、制御盤7の内部構成が図
20に示した従来例のものとは異なり、図1に示す構成
である。なお、従来例と同じ構成要素に対しては同一の
符号を用いて、以下、説明する。
【0020】すなわち、制御盤7は、外部電源20から
三相交流をノンフューズブレーカ21を介して3Eリレ
ー22に取り込み、ここで交流電源の欠相、逆相、過電
流を監視している。そしてこの3Eリレー22を通して
取り込まれた交流電源は、出力周波数を可変制御するイ
ンバータ回路30に入力される。インバータ回路30は
制御回路31によって周波数制御され、所定周波数の駆
動電力を交流モータ13に供給する。
【0021】制御回路31は操作盤10のキースイッチ
11のオン/オフ信号を起動、停止信号として受け、ブ
レーキ用コンタクタ9の接続/遮断制御を行うと共に、
インバータ回路30に所定の周波数指令信号を出力して
インバータ回路30の出力周波数を制御する。このイン
バータ回路30は周波数指令に応じた周波数の交流電力
を交流モータ13に出力して交流モータ13を周波数に
よって決定される所定の速度で回転駆動する。回転速度
の設定は、操作盤11に設置された速度設定つまみ32
によって、例えば、高速、中速、低速3段階切替、ある
いは無段調節操作することにより、それに対応した周波
数指令を制御回路31に入力することによって行う。
【0022】制御回路31はまた、インバータ回路30
を起動時に所定周波数まで立ち上げる際、また停止時に
所定周波数から0に落とす際には図2のタイミングチャ
ートに示す制御を行う。すなわち、タイミングt0で起
動指令が入れば、従来であれば直ちに電源用コンタクタ
8とブレーキ用コンタクタ9を接続してブレーキ12を
解放動作させ、また交流電力をフル状態で交流モータ1
3に通電して起動するようにしていたが、本発明の場合
には、制御回路31の周波数制御によってインバータ回
路30の出力周波数を徐々に上昇させることにより交流
モータ13が緩やかに回転し始めるように制御する。
【0023】またタイミングt1で停止指令が入れば、
従来であれば直ちに電源用コンタクタ8とブレーキ用コ
ンタクタ9を遮断してブレーキ12を作動させ、また交
流モータ13の通電を瞬時に停止するようにしていた
が、本発明の場合には、インバータ回路30の出力周波
数を徐々に低下させることにより交流モータ13が緩や
かに停止するように制御し、さらに交流モータ13が停
止したタイミングt3にブレーキ用コンタクタ9を遮断
してブレーキ12を作動させるように制御する。
【0024】このようにして第1の実施の形態のマンコ
ンベア制御装置によれば、インバータ回路30を用いて
交流モータ13を駆動制御するようにしたので、交流モ
ータ13を任意の速度で回転駆動させることができ、従
来と同じく歯車、チェーンの動力伝達系統により踏み段
2、手すりベルト15を駆動するにしても、小鎖車14
を歯数の異なったものに交換することになく、任意の速
度に設定して踏み段2、手すりベルト15を駆動するこ
とができ、設置場所の利用形態に合わせて容易に駆動速
度を可変設定することができる。例えば、お年寄りや幼
小児の利用者が多い建物の場合には遅い速度で、また混
雑が激しい場所では速めの速度で運転するといったこと
を、同じ仕様のエスカレータに対してその設置場所に応
じた速度設定作業だけで対応できることになり、従来の
ように電源周波数に応じた歯数の小鎖車の取付作業が必
要ではなく、また保守のためにも複数種の歯数の小鎖車
を保管する必要がなくなる。
【0025】またエスカレータの起動時には徐々に速度
を上昇させ、逆に停止時には徐々に速度を低下させる制
御も容易にでき、このような制御方法を採用することに
よって、図3に示すように動力伝達系統のチェーンに急
激な負荷がかかることがなく、それだけ寿命を延ばすこ
とができ、またチェーンが延びることによって起動時に
いわゆるチェーンが暴れるといった現象や振動の発生、
停止時のブレーキの引きずり音の発生を防止することが
でき、スムーズな起動、停止が行える。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態のエスカ
レータ制御装置を図4〜図6に基づいて説明する。この
第2の実施の形態のエスカレータ制御装置における制御
盤7は図4に示す構成であり、安全回路である3Eリレ
ー22に対してディレイタイマ33を設けたことを特徴
とする。3Eリレー22は交流電源の欠相、逆相、過電
流を監視し、これらのいずれかを検出してインバータ回
路30への電源供給を停止する働きをするが、ディレイ
タイマ33は、3Eリレー22が過電流検出して電流遮
断動作を開始するまでに一定のタイムディレイを与える
働きをする。
【0027】例えば、デパートに設置されているエスカ
レータの場合、特に何かのイベントが開催される日の開
店直後には、入口階のエスカレータ乗場には客が殺到し
て大勢が一斉にエスカレータを利用する。このような場
合、過電流を検出してもディレイタイマ33によって設
定した時間以上に連続して過電流が流れるのでなければ
過電流保護動作を禁止して、一過性の過負荷を許容し、
正常利用に復帰するのを待つのである。
【0028】従来は、図5(b)に示すように利用者が
二人、一人、二人、一人、…と二人、一人交互に全踏み
段に乗る場合を想定していて設計荷重を設定し、この利
用状態での負荷を上限とし、それ以上の荷重が加わる場
合には過負荷として過電流検出によって非常停止動作さ
せていたが、上述したようにしばらく待てば平常利用に
戻ることが明らかな場合、エスカレータの利用効率を考
慮すれば、一過性の過負荷に対しては過電流を容認し、
平常状態に戻るのを待つ方が得策である。
【0029】そこで第2の実施の形態では、図6に示す
ように、過負荷状態として各段二人利用の場合を想定
し、この場合に必要な駆動電流I2を上限として電流監
視し、3Eリレー22が図5(b)の通常の最大荷重時
の電流I1と同図(a)の一過性許容最大荷重時の電流
I2の間の過電流を検出した場合には、ディレイタイマ
33を起動させ、そのタイムアップするまでに過電流が
消滅すれば過電流保誤動作しないようにする。
【0030】したがっていま、タイミングt11におい
て電流値I1を超える過電流が発生した場合、従来であ
れば瞬時に電源遮断保護動作を行っていたが、本発明に
よれば、このタイミングt11にディレイタイマ33を
起動させ、タイムカウントさせる。そしてタイムアップ
時間τが経過するまでのタイミングt12において利用
者が減って過電流が流れなくなれば、過電流検出をキャ
ンセルして通常動作に戻し、またディレイタイマ33も
リセットする。
【0031】そして本発明の場合、電流値I1を超える
過電流がディレイタイマ33のタイムアップ時間τを超
えて流れ続ける場合には、そのタイムアップタイミング
t13において電源遮断して過電流保護するのである。
【0032】これによって、機械系統や電気系統の異常
によるものではなく、一過性の過剰利用による過電流発
生に対して所定時間τ以内であれば許容するようにして
乗客輸送を優先させるようにし、大容量の交流モータを
使用せずとも、従来から用いている容量の交流モータで
もこのような特殊な利用状況に対応できるようにし、過
剰に大容量の交流モータを採用することによる電力消費
の無駄や装置の大型化を防止する。
【0033】なお、この第2の実施の形態において過電
流検出による非常停止については、ディレイタイマによ
り過電流が一定時間継続しなければ非常停止しない設定
としたが、操作盤10に備え付けられている非常停止ボ
タン(図示せず)が操作された時、その他の安全装置が
作動した時には従来同様に即時に非常停止させるものと
する。
【0034】次に、本発明の第3の実施の形態として、
マンコンベア群制御装置としてのエスカレータ群制御装
置について、図7に基づいて説明する。この第3の実施
の形態のエスカレータ群制御装置は、第1の実施の形
態、第2の実施の形態で説明したエスカレータ制御装置
を複数階それぞれに設置し、各階のエスカレータ制御装
置を、通常、機械室に設置される、コンピュータで成る
群制御装置40によって統括制御するようにしたことを
特徴とする。なお、各階のエスカレータの機械的な構
成、動力伝達系統の構成はすべて第1の実施の形態のエ
スカレータ制御装置と共通である。
【0035】群制御装置40は各階間に設置されている
複数台のエスカレータそれぞれの制御盤7の制御回路3
1に対して起動指令、速度指令、緊急停止指令などを個
別に送信し、各階のエスカレータをすべて同一速度で運
転したり、利用状況に応じて各階間のエスカレータを異
なった速度で運転する制御を行う。そして各階間のエス
カレータに対して異なった速度で運転する指令を与える
場合、その速度設定はエスカレータ管理者が群制御装置
40において行う。
【0036】この場合、例えば、デパートに設置されて
いるエスカレータの場合、図8及び図9に示すように開
店時間帯、閉店時間帯、平常時間帯、昼食時間帯等に対
応して各階エスカレータの速度組み合わせパターンを群
制御装置40に登録しておき、該当する時間帯に合わせ
る操作によって各階のエスカレータの制御盤7の制御回
路31に対応する速度指令を与えるのである。
【0037】そして各エスカレータの制御盤7では、制
御回路31が群制御装置40から与えられた速度指令に
対応してインバータ回路30の周波数制御を行い、踏み
段速度と手すり速度を与えられた速度指令に一致するよ
うに制御することになる。
【0038】この第3の実施の形態のマンコンベア群制
御装置では、建物の複数階に設置されている複数台のエ
スカレータとして第1の実施の形態のインバータ制御の
エスカレータを設置し、群制御装置40により各階のエ
スカレータ制御装置に対して個別に速度設定するように
したので、エスカレータ管理者が利用者の混雑度や利用
時間帯を見て各階のエスカレータを同一速度や相互に異
なった速度で運転することができる。
【0039】なお、この第3の実施の形態のエスカレー
タ群制御装置では、各階に設置するエスカレータ個別の
制御装置として、第2の実施の形態のエスカレータ制御
装置を用いることができる。また、第1の実施の形態の
エスカレータ制御装置は起動、停止時に緩やかにスター
トし、また緩やかに停止する制御機能を備えていたが、
この第3の実施の形態で使用するエスカレータについて
は、交流モータ12をインバータ制御する構成のもので
あれば、特に第1、第2の実施の形態のエスカレータ制
御装置に限定されず、さらにシンプルな構成のものを採
用することもできる。
【0040】次に、本発明の第4の実施の形態のエスカ
レータ群制御装置を図8、図9及び図10に基づいて説
明する。この第4の実施の形態のエスカレータ群制御装
置は、第3の実施の形態における群制御装置40に、さ
らに、タイマ41を設けて、図8及び図9に示したよう
な時間帯別の各階エスカレータの速度パターンの設定を
自動的に切り替え設定して各階エスカレータの制御回路
31に指示するようにしたことを特徴とする。
【0041】上述したように、例えばデパートのような
建物では、時間帯によって各階エスカレータの利用状況
が変化し、また人の流れを円滑に行うためには時間帯別
に利用状況に応じて各階のエスカレータの移動速度を切
り替えることが望ましい。そこで、群管理制御40に時
間帯別に各階エスカレータの速度組合せパターンを登録
しておき、タイマ41の計時する時刻情報と対応させ、
該当する時間帯が来ればその時間帯用の速度パターンを
呼び出し、この速度パターンに基づいて各階のエスカレ
ータの制御回路31に速度指令を与えるのである。
【0042】いま、4階建てのデパートもしくはスーパ
ーストアを例に挙げて、時間帯別の速度組合せパターン
の一例を説明する。
【0043】<開店時間帯>図8(a)に示すように、
開店時間帯には開店を待って玄関に並んでいた人々をで
きる限り早く目的の階まで輸送するのが望ましい。そこ
で、上り方向のエスカレータについては、全階すべて、
最高速度30m/minに設定する。そして下り方向の
エスカレータについては、全階、定格速度よりも遅めの
速度27m/minに設定する。
【0044】<閉店時間帯>閉店時間帯には客がすべて
出口のある1階に殺到することになり、下階側のエスカ
レータほど混雑することになる。反対に、閉店間際に入
場した客については速く目的階まで行かせて買い物を済
ませてもらう必要がある。そこで図8(b)に示すよう
に、上り方向のエスカレータは全階、最高速度の30m
/minに設定し、下り方向のエスカレータについて
は、下方階側ほど輸送力を高くするために、上方階から
下方階に降りるにしたがって移動速度を速くする傾斜速
度パターンを設定する。
【0045】<平常時間帯>大型店舗では、平常時間帯
には客に各階売場をゆっくり見て回ってもらい、またエ
スカレータに乗りながら各階売場の様子を見てもらいた
いと願うものである。そこで図9(a)に示すように、
輸送効率を考慮する必要性は少なく、全階、上り、下り
両方向ともすべてのエスカレータを遅い速度26m/m
inに設定して運転する。
【0046】<昼食時間帯>最上階である4階が食堂街
になっている場合、多くの客を効率的に最上階へ輸送す
るのが望ましい。そこで図9(b)に示すように、上り
方向のエスカレータは、下方階から上方階へ行くほど速
度を速めに設定し、また食事を済ませた客を下ろすため
に、下り方向のエスカレータも通常よりも速めの速度に
設定する。
【0047】このようにして、この第4の実施の形態の
エスカレータ群制御装置では、群制御装置40のタイマ
41によって現在時刻を計時し、あらかじめ登録してあ
る時間帯別の速度組合せパターンを参照して現在時刻に
対応した速度組合せパターンを読み出して各階の上り、
下りそれぞれのエスカレータ制御盤7の制御回路31に
速度指令を与えることにより、当該エスカレータの設置
されている建物の時間帯別の利用状況に応じて最適な輸
送が可能となる。
【0048】次に、本発明の第5の実施の形態のエスカ
レータ群制御装置を図11〜図17に基づいて説明す
る。この第5の実施の形態は、各階もしくは特定階(例
えば、入口のある階、催し物階)のエスカレータ乗場4
2に図12に示すような混雑監視カメラ43を設置し、
この混雑監視カメラ43からの画像情報を群制御装置4
0において処理して乗場混雑度を判定し、混雑緩和に役
立つ速度組合せパターンを読み出して各階のエスカレー
タの制御回路31に個別に速度指令を与えるようにした
ことを特徴とする。
【0049】いま一例として図13に示すように、7階
建ての建物において1階の上りエスカレータ乗場に設置
した混雑監視カメラ43からの信号で混雑が発生してい
ると判定した場合、1階から7階まで上り方向の各階の
エスカレータそれぞれの移動速度を最高速度の30m/
minから漸次遅くする傾斜速度パターンに設定し、混
雑の激しい1階乗場の利用者を速くさばくようにして混
雑度を可能な限り解消する。
【0050】また同図に示す下り方向の各階エスカレー
タの移動速度については、下方階の混雑度に対応して、
上方階の輸送能力を低めに設定することによって全体の
流れをスムーズにすることができる。
【0051】ここで、ある階の乗場の混雑度に応じて各
階のエスカレータの速度組合せパターンを変更する場
合、原則的には、その混雑が発生している乗場階から出
発するエスカレータの速度を一番速くし、それから上ま
たは下の階へ行くにしたがって移動速度を遅くする速度
組合せパターンにすることが望ましい。
【0052】なお、混雑監視手段には、図14及び図1
5に示すように乗場42にゲート45を設置し、このゲ
ート45に光電センサ46を組み込み、利用者が多くな
れば受光量が低下するので、その受光量の変化に応じて
混雑度を判断する方式とすることもできる。また図16
及び図17に示すように、エスカレータ乗場42に感圧
ゴムのような荷重の大小によって出力する電気信号が変
化する荷重センサ47を設置し、この荷重センサ47か
らの信号に基づいて混雑度を判断する方式とすることも
できる。
【0053】次に本発明の第6の実施の形態のエスカレ
ータ制御装置について、図18に基づいて説明する。こ
の第6の実施の形態は、第5の実施の形態で採用したエ
スカレータ乗場混雑手段である混雑監視カメラ43、光
電センサ45または荷重センサ47をエスカレータ乗場
42に設置し、これらからの信号をエスカレータ単体の
制御盤7の制御回路31に入力し、この制御回路31が
入力される混雑検出信号に基づいて乗場の混雑度を判定
し、混雑が大きければ高速輸送に変更するようにインバ
ータ回路30の出力周波数を制御するようにしたもので
ある。
【0054】これによってエスカレータが単体で設置さ
れている建物でも、特に混雑が激しくなった時には輸送
能力を上げて混雑緩和を行うことができるようになる。
【0055】また本発明のエスカレータ制御装置及びエ
スカレータ群制御装置にあっては、各階に同じ方向に運
転されるエスカレータが複数台併設されているような場
合、一方のエスカレータはお年寄り、幼小児用の低速用
に速度設定することもできる。
【0056】なお、本発明は上記のエスカレータ制御装
置及びエスカレータ群制御装置の実施の形態に限定され
るものではなく、移動歩道に対しても同じように応用す
ることができる。すなわち、移動歩道の移動面の移動速
度を動力伝達系統は従来の機械構成のままにして、動力
源となる交流モータをインバータ回路により駆動し、そ
の出力周波数を上述した各実施の形態の制御回路で制御
する構成とするのである。
【0057】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明のマンコン
ベア制御装置によれば、制御回路によってインバータ回
路の出力周波数を制御することによって駆動機の回転速
度を可変制御することができ、動力伝達系統の部品の交
換作業なしに移動面の速度を任意に設定、変更すること
ができ、交換用及び保守用部品の保管のためのスペース
の節約、また保守コストの削減、部品発注ミスの抑制が
可能となる。
【0058】請求項2の発明のマンコンベア制御装置に
よれば、制御回路が駆動機の起動時にインバータ回路の
出力周波数を徐々に上昇させ、駆動機の停止時にインバ
ータ回路の出力周波数を徐々に低下させるように制御す
るので、起動時、停止時に駆動系統のチェーンに急激な
負荷がかからないようにしてその寿命を延ばすことがで
き、また使用感の向上が図れる。
【0059】請求項3の発明のマンコンベア制御装置に
よれば、過電流検出手段が駆動機に流れる過電流を検出
した時にディレイタイマによって安全回路の作動を所定
時間遅らせるようにしたので、一時的に大勢の利用者が
一斉に利用するが、その後すぐに正常な利用に戻るよう
な利用形態の場合、過電流検出してもディレイタイマに
よりマンコンベアの非常停止を一時的に遅らせることに
よって一時的な過剰利用に対処することができ、利便性
が向上する。
【0060】請求項4の発明のマンコンベア制御装置に
よれば、制御回路がインバータ回路の制御周波数を時計
の計時する時刻に対応して変化させる制御プログラムを
備えたので、マンコンベア設置場所の時間帯別の利用状
況に対応した速度制御ができ、輸送効率を向上させるこ
とができる。
【0061】請求項5の発明のマンコンベア制御装置に
よれば、制御回路が混雑度検出手段の検出する乗場の混
雑度に応じてインバータ回路の出力周波数を可変制御す
るので、混雑緩和や安全確保ができる。
【0062】請求項6の発明のマンコンベア群制御装置
によれば、複数階もしくは複数箇所に設置されているマ
ンコンベアそれぞれの移動面を駆動する駆動機それぞれ
をインバータ制御によって可変速制御するようにしたの
で、複数階もしくは複数箇所に設置されているマンコン
ベアそれぞれをその設置場所の状況に応じて個別に速度
制御して利用状況に柔軟に対応することができる。
【0063】請求項7の発明のマンコンベア群制御装置
によれば、群制御回路が複数のマンコンベアを個別に時
計の計時する時刻に対応してインバータ制御するように
したので、複数階もしくは複数箇所に設置されているマ
ンコンベア利用者の時間帯別の人の流れを考慮し、混雑
が緩和されるような移動速度の組み合わせ、あるいは当
該マンコンベア群の所有者の意図を反映した移動速度の
組み合わせで各マンコンベアを速度制御することができ
る。
【0064】請求項8の発明のマンコンベア群制御装置
によれば、利用者が混雑してきた時には混雑が緩和され
るような移動速度の組み合わせで各マンコンベアを速度
制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の機能ブロック図。
【図2】上記の実施の形態の起動、停止時の動作を示す
タイミングチャート。
【図3】上記の実施の形態の起動時に動力伝達系のチェ
ーンに発生する応力を示すグラフ。
【図4】本発明の第2の実施の形態の機能ブロック図。
【図5】上記の実施の形態の動作を示す説明図。
【図6】上記の実施の形態の過電流検出時の非常停止動
作を示すタイミングチャート。
【図7】本発明の第3の実施の形態の機能ブロック図。
【図8】上記の実施の形態のエスカレータ群の速度組合
せパターンを示す説明図。
【図9】上記の実施の形態のエスカレータ群の速度組合
せパターンを示す説明図。
【図10】本発明の第4の実施の形態の機能ブロック
図。
【図11】本発明の第5の実施の形態の機能ブロック
図。
【図12】上記の実施の形態の混雑監視カメラの設置状
態を示す斜視図。
【図13】上記の実施の形態のエスカレータ群の速度組
合せパターンを示す説明図。
【図14】上記の実施の形態の光電センサの設置状態を
示す斜視図。
【図15】上記の光電センサの動作説明図。
【図16】上記の実施の形態の荷重センサの設置状態を
示す斜視図。
【図17】上記の荷重センサの動作説明図。
【図18】本発明の第6の実施の形態の機能ブロック
図。
【図19】一般的なエスカレータの機械構成を示す正面
図。
【図20】従来例の機能構成を示すブロック図。
【図21】一般的なエスカレータの動力伝達系統(図1
9におけるA部)を示す拡大斜視図。
【図22】従来例の動作説明図。
【図23】従来例の起動時の動力伝達系のチェーンに発
生する応力を示すグラフ。
【符号の説明】
5 駆動機 7 制御盤 9 ブレーキ用コンタクタ 10 操作盤 11 キースイッチ 12 ブレーキ 13 交流モータ 14 小鎖車 20 外部電源 21 ノンフューズブレーカ 22 3Eリレー 30 インバータ回路 31 制御回路 32 速度調整つまみ 33 ディレイタイマ 40 群制御装置 41 タイマ 42 乗場 43 混雑監視カメラ 45 ゲート 46 光電センサ 47 荷重センサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動面を駆動する駆動機を可変速度制御
    するインバータ回路と、 前記インバータ回路の出力周波数を可変制御する制御回
    路とを備えたことを特徴とするマンコンベア制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、前記駆動機の起動時に
    前記インバータ回路の出力周波数を徐々に上昇させ、前
    記駆動機の停止時に前記インバータ回路の出力周波数を
    徐々に低下させる制御を行うことを特徴とする請求項1
    に記載のマンコンベア制御装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動機に流れる過電流を検出する過
    電流検出手段と、 前記過電流検出手段が過電流を検出した時に電源入力を
    遮断する安全回路と、 前記過電流検出手段による前記安全回路の作動を所定時
    間遅らせるディレイタイマとを備えて成る請求項1また
    は2に記載のマンコンベア制御装置。
  4. 【請求項4】 現在時刻を計時する時計を備え、 前記制御回路は、前記インバータ回路の制御周波数を前
    記時計の計時する時刻に対応して変化させる制御プログ
    ラムを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載のマンコンベア制御装置。
  5. 【請求項5】 乗場の混雑度を検出する混雑度検出手段
    を備え、 前記制御回路は、前記混雑度検出手段が検出する前記乗
    場の混雑度に応じて前記インバータ回路の出力周波数を
    可変制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載のマンコンベア制御装置。
  6. 【請求項6】 複数階もしくは複数箇所に設置されてい
    るマンコンベアそれぞれの移動面を駆動する駆動機それ
    ぞれを可変速度制御する複数のインバータ回路と、 前記複数のインバータ回路それぞれの出力周波数を個別
    に制御する複数の制御回路と、 前記複数の制御回路それぞれに個別に出力周波数指令を
    与える群制御回路とを備えたことを特徴とするマンコン
    ベア群制御装置。
  7. 【請求項7】 現在時刻を計時する時計を備え、 前記群制御回路は、前記複数の制御回路それぞれに個別
    に前記時計の計時する時刻に対応した出力周波数指令を
    与えることを特徴とする請求項6に記載のマンコンベア
    群制御装置。
  8. 【請求項8】 前記複数階もしくは複数箇所に設置され
    ているマンコンベアそれぞれの乗場に設置された混雑度
    検出手段を備え、 前記群制御回路は、前記混雑度検出手段が検出する混雑
    度に応じて該当階もしくは該当個所のマンコンベア用の
    制御回路にふさわしい出力周波数指令を与えることを特
    徴とする請求項6に記載のマンコンベア群制御装置。
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