JPH10279235A - エレベーターのドアクローザー装置 - Google Patents
エレベーターのドアクローザー装置Info
- Publication number
- JPH10279235A JPH10279235A JP8615097A JP8615097A JPH10279235A JP H10279235 A JPH10279235 A JP H10279235A JP 8615097 A JP8615097 A JP 8615097A JP 8615097 A JP8615097 A JP 8615097A JP H10279235 A JPH10279235 A JP H10279235A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- header
- pair
- landing
- side door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サイドジャム18の幅W2を小さくして、三
方枠を標準的な建物躯体の出入口に収めることができる
ようにすること。 【解決手段】 乗場側出入口の上方に配設されたヘッダ
ー9と、このヘッダー9に一対のドア1,2を吊り持た
せるために摺動自在に係合している一対のハンガー3,
4と、この一対のハンガー3,4にそれぞれ取り付けら
れた一対のドア1,2と、一方のドア2の開閉に合わせ
て他方のドア2の開閉を連動させる連動機構12,1
3,14,15,16と、前記一方のドア1が取り付け
られている一方のハンガー3に設けられ、先端がヘッダ
ー9に止着されたうず巻きバネ17とを備えた。
方枠を標準的な建物躯体の出入口に収めることができる
ようにすること。 【解決手段】 乗場側出入口の上方に配設されたヘッダ
ー9と、このヘッダー9に一対のドア1,2を吊り持た
せるために摺動自在に係合している一対のハンガー3,
4と、この一対のハンガー3,4にそれぞれ取り付けら
れた一対のドア1,2と、一方のドア2の開閉に合わせ
て他方のドア2の開閉を連動させる連動機構12,1
3,14,15,16と、前記一方のドア1が取り付け
られている一方のハンガー3に設けられ、先端がヘッダ
ー9に止着されたうず巻きバネ17とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターの乗
場側のドアが自動的に閉まるようにしたドアクローザー
装置に関する。
場側のドアが自動的に閉まるようにしたドアクローザー
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターの乗場側のドアは、ハンガ
ーを介してドアレールに吊り下げられているが、このド
アはかご側のドアとの係合から開放された状態では常に
閉まり勝手に力が働くように、ロープとおもりを使用し
たウェイトクローザーが用いられている。
ーを介してドアレールに吊り下げられているが、このド
アはかご側のドアとの係合から開放された状態では常に
閉まり勝手に力が働くように、ロープとおもりを使用し
たウェイトクローザーが用いられている。
【0003】ウェイトクローザーとして、例えば図5に
示すようなものがある。同図において、乗場側の出入口
には片開き式のドア101,102が一対となって配設
されており、この両側にはサイドジャム103,104
が位置している。サイドジャム103には、円筒状のケ
ース105とこのケース105内に摺動自在に挿入され
ているウェイト106が設けられ、このウェイト106
はロープ(図示せず)を介して一方のドア101と連結
されている。ウェイト106によって一方のドア101
は常に閉止方向に付勢力を受け、連動手段(図示せず)
を介して他方のドア102も前記付勢力を受けている。
示すようなものがある。同図において、乗場側の出入口
には片開き式のドア101,102が一対となって配設
されており、この両側にはサイドジャム103,104
が位置している。サイドジャム103には、円筒状のケ
ース105とこのケース105内に摺動自在に挿入され
ているウェイト106が設けられ、このウェイト106
はロープ(図示せず)を介して一方のドア101と連結
されている。ウェイト106によって一方のドア101
は常に閉止方向に付勢力を受け、連動手段(図示せず)
を介して他方のドア102も前記付勢力を受けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のウェイトクローザーにあっては、サイドジャ
ム103内にケース105とウェイト106を設けなけ
ればならなかったために、このサイドジャム103の幅
W1は大きくなっていた。このため、サイドジャム10
3,104等からなる三方枠は全体として大きくなって
しまい、これを設置しようとする標準的な建物躯体の出
入口にはなかなか収めることができず、ひいては建物躯
体の出入口の大きさを変更しなければならないという問
題点があった。
うな従来のウェイトクローザーにあっては、サイドジャ
ム103内にケース105とウェイト106を設けなけ
ればならなかったために、このサイドジャム103の幅
W1は大きくなっていた。このため、サイドジャム10
3,104等からなる三方枠は全体として大きくなって
しまい、これを設置しようとする標準的な建物躯体の出
入口にはなかなか収めることができず、ひいては建物躯
体の出入口の大きさを変更しなければならないという問
題点があった。
【0005】本発明は、サイドジャムの幅を小さくし
て、三方枠を標準的な建物躯体の出入口に収めることか
できるようにすることを目的としている。
て、三方枠を標準的な建物躯体の出入口に収めることか
できるようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、乗場側出入口の上方に配
設されたヘッダーと、このヘッダーに一対のドアを吊り
持たせるために摺動自在に係合している一対のハンガー
と、この一対のハンガーにそれぞれ取り付けられた一対
のドアと、一方のドアの開閉に合わせて他方のドアの開
閉を連動させる連動手段と、前記一方のドアが取り付け
られている一方のハンガーに設けられ、先端がヘッダー
に止着されたうず巻きバネとを備えた構成としている。
るために、本発明にあっては、乗場側出入口の上方に配
設されたヘッダーと、このヘッダーに一対のドアを吊り
持たせるために摺動自在に係合している一対のハンガー
と、この一対のハンガーにそれぞれ取り付けられた一対
のドアと、一方のドアの開閉に合わせて他方のドアの開
閉を連動させる連動手段と、前記一方のドアが取り付け
られている一方のハンガーに設けられ、先端がヘッダー
に止着されたうず巻きバネとを備えた構成としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1ないし図4は本発明に係るエレベーターの
ドアクローザー装置の一実施例を示す図である。
明する。図1ないし図4は本発明に係るエレベーターの
ドアクローザー装置の一実施例を示す図である。
【0008】図1において、符号1,2は乗場側に開閉
自在に配設された片開き式のドアであり、このドア1,
2はファスト側とスロー側とから成っている。ファスト
側ドア1,スロー側ドア2の上方側にはそれぞれファス
ト側ドア用ハンガー3,スロー側用ドアハンガー4が設
けられ、それぞれのハンガー3,4には一対のローラ
5,6および7,8が回転自在に設けられている。乗場
側出入口の上方にはヘッダー9が設けられており、この
ヘッダー9はドアレール10,11を有している。この
ドアレール10,11にはそれぞれローラ5,6および
7,8を介してファスト側ドア用ハンガー3,スロー側
ドア用ハンガー4が摺動自在に係合している。
自在に配設された片開き式のドアであり、このドア1,
2はファスト側とスロー側とから成っている。ファスト
側ドア1,スロー側ドア2の上方側にはそれぞれファス
ト側ドア用ハンガー3,スロー側用ドアハンガー4が設
けられ、それぞれのハンガー3,4には一対のローラ
5,6および7,8が回転自在に設けられている。乗場
側出入口の上方にはヘッダー9が設けられており、この
ヘッダー9はドアレール10,11を有している。この
ドアレール10,11にはそれぞれローラ5,6および
7,8を介してファスト側ドア用ハンガー3,スロー側
ドア用ハンガー4が摺動自在に係合している。
【0009】図3に示すように、スロー側ドア用ハンガ
ー2には一対のプーリ12,13が設けられ、このプー
リ12,13に掛けられたベルト14はブラケット15
を介してヘッダー9に止着され、また連結具16を介し
てファスト側ドア用ハンガー3にも止着されている。プ
ーリ12,13,ベルト14,ブラケット15,連結具
16は全体として連動手段を構成し、ファスト側ドア1
の開閉に連動してスロー側ドア2の開閉は約1/2の速
度で連動させるようにしている。
ー2には一対のプーリ12,13が設けられ、このプー
リ12,13に掛けられたベルト14はブラケット15
を介してヘッダー9に止着され、また連結具16を介し
てファスト側ドア用ハンガー3にも止着されている。プ
ーリ12,13,ベルト14,ブラケット15,連結具
16は全体として連動手段を構成し、ファスト側ドア1
の開閉に連動してスロー側ドア2の開閉は約1/2の速
度で連動させるようにしている。
【0010】ファスト側ドア用ハンガー3の正面パネル
には、ドアクローザーとしてのうず巻きバネ17が設け
られ、この先端17aはヘッダー9の端部に止着されて
いる。ファスト側ドア1は、うず巻きバネ17の付勢力
によって、常時閉まり勝手方向に力を受けている。この
ため、乗場側のドア1がかご側のドア(図示せず)との
係合から解除されると、このドア1,2は自動的に閉作
動することになる。
には、ドアクローザーとしてのうず巻きバネ17が設け
られ、この先端17aはヘッダー9の端部に止着されて
いる。ファスト側ドア1は、うず巻きバネ17の付勢力
によって、常時閉まり勝手方向に力を受けている。この
ため、乗場側のドア1がかご側のドア(図示せず)との
係合から解除されると、このドア1,2は自動的に閉作
動することになる。
【0011】図4に示すように、ドアクローザーとして
のうず巻きバネ17は、ファスト側ドア用ハンガー1の
正面に設けられ、サイドジャム18には設けられていな
い。このため、サイドジャム18の幅W2を小さくする
ことができ、ひいてはサイドジャム18,19等からな
る三方枠を小さくすることができる。
のうず巻きバネ17は、ファスト側ドア用ハンガー1の
正面に設けられ、サイドジャム18には設けられていな
い。このため、サイドジャム18の幅W2を小さくする
ことができ、ひいてはサイドジャム18,19等からな
る三方枠を小さくすることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一方のハンガーにうず巻きバネを設け、このうず巻きバ
ネの先端はヘッダーに止着させるようにしたので、サイ
ドジャムの幅を小さくすることができ、ひいてはサイド
ジャム等からなる三方枠を小さくすることができる。そ
の結果、この三方枠は標準的な建物躯体の出入口に収め
ることができることとなる。
一方のハンガーにうず巻きバネを設け、このうず巻きバ
ネの先端はヘッダーに止着させるようにしたので、サイ
ドジャムの幅を小さくすることができ、ひいてはサイド
ジャム等からなる三方枠を小さくすることができる。そ
の結果、この三方枠は標準的な建物躯体の出入口に収め
ることができることとなる。
【図1】本発明に係るエレベーターのドアクローザー装
置の一実施例を示す正面図。
置の一実施例を示す正面図。
【図2】同上側面図。
【図3】同上正面図。
【図4】この装置が設けられた乗場側出入口の平面図。
【図5】従来のこの装置が設けられた乗場側出入口の平
面図。
面図。
1,2…ドア、3,4…ハンガー、9…ヘッダー、1
2,13…プーリ、14…ベルト、17…うず巻きバ
ネ。
2,13…プーリ、14…ベルト、17…うず巻きバ
ネ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大道寺 治雄 千葉県山武郡芝山町小池字水口2700−1 日本オーチス・エレベータ株式会社 芝山 工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 乗場側出入口の上方に配設されたヘッダ
ーと、このヘッダーに一対のドアを吊り持たせるために
摺動自在に係合している一対のハンガーと、この一対の
ハンガーにそれぞれ取り付けられた一対のドアと、一方
のドアの開閉に合わせて他方のドアの開閉を連動させる
連動手段と、前記一方のドアが取り付けられている一方
のハンガーに設けられ、先端がヘッダーに止着されたう
ず巻きバネとを備えたことを特徴とするエレベーターの
ドアクローザー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8615097A JPH10279235A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | エレベーターのドアクローザー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8615097A JPH10279235A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | エレベーターのドアクローザー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10279235A true JPH10279235A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13878718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8615097A Pending JPH10279235A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | エレベーターのドアクローザー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10279235A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008285296A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ乗場ドア装置及びその開閉装置 |
KR101111163B1 (ko) * | 2011-07-19 | 2012-02-24 | 세화정공 주식회사 | 엘리베이터 출입구 폭 이내 구간에 설치되는 카도어 자동개폐장치 |
CN102530687A (zh) * | 2012-02-24 | 2012-07-04 | 苏州海仑士科技有限公司 | 一种电梯厅门自动关闭装置 |
JP2012144378A (ja) * | 2012-05-10 | 2012-08-02 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ乗場ドア装置及びその開閉装置 |
CN106144858A (zh) * | 2016-07-11 | 2016-11-23 | 鑫诺电梯有限公司 | 一种具有重锤绳孔的限位座 |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP8615097A patent/JPH10279235A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008285296A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ乗場ドア装置及びその開閉装置 |
KR101111163B1 (ko) * | 2011-07-19 | 2012-02-24 | 세화정공 주식회사 | 엘리베이터 출입구 폭 이내 구간에 설치되는 카도어 자동개폐장치 |
WO2013012249A2 (ko) * | 2011-07-19 | 2013-01-24 | 세화정공 주식회사 | 엘리베이터 출입구 폭 이내 구간에 설치되는 카도어 자동개폐장치 |
WO2013012249A3 (ko) * | 2011-07-19 | 2013-03-21 | 세화정공 주식회사 | 엘리베이터 출입구 폭 이내 구간에 설치되는 카도어 자동개폐장치 |
CN102530687A (zh) * | 2012-02-24 | 2012-07-04 | 苏州海仑士科技有限公司 | 一种电梯厅门自动关闭装置 |
JP2012144378A (ja) * | 2012-05-10 | 2012-08-02 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ乗場ドア装置及びその開閉装置 |
CN106144858A (zh) * | 2016-07-11 | 2016-11-23 | 鑫诺电梯有限公司 | 一种具有重锤绳孔的限位座 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001164833A (ja) | プラットホームドア装置 | |
US4765093A (en) | Overhead tilt door | |
US8307877B1 (en) | Two-sided fire door with single motor drive | |
JPH10279235A (ja) | エレベーターのドアクローザー装置 | |
CA2323280A1 (en) | A window panel balance apparatus and method | |
JP2001065253A (ja) | 門扉装置 | |
JP2000026053A (ja) | エレベーターのドア開閉装置 | |
JPS60246980A (ja) | アコ−デイオンドア | |
JPH07237863A (ja) | エレベーターのドアオペレーター | |
JPH11292431A (ja) | エレベーターのかごドア開閉装置 | |
JP2006082886A (ja) | エレベータ出入口のドア装置 | |
JPH10324483A (ja) | エレベーターの乗場側出入口 | |
JPH08282933A (ja) | ホームエレベーターの乗場 | |
JP3098616U (ja) | 昇降路防煙構造 | |
JPH11141217A (ja) | 開口部装置 | |
JP2002004711A (ja) | 屋内用自動ドア装置 | |
JP2005200139A (ja) | エレベーターのドア装置 | |
JPH02270793A (ja) | エレベータドア装置 | |
JPH10306527A (ja) | 自閉式引戸を備えた自立設置型パーテイション | |
JPH0811673B2 (ja) | エレベーター用点検口の開閉装置 | |
JPS61192688A (ja) | エレベ−タの乗場扉装置 | |
JPH03102090A (ja) | エレベータドア装置 | |
JPH0225824Y2 (ja) | ||
JP2591697Y2 (ja) | 両側引分け式引戸の構造 | |
JP2004113258A (ja) | 防火扉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040402 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061107 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070410 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |