JP3098616U - 昇降路防煙構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗りかご昇降路に開閉自在の防火戸を設け、防火戸を閉鎖させて、乗りかご昇降路の各階を閉鎖させて上層階へ煙が拡散することを防止する。
【解決手段】乗りかご昇降路に、防火戸を設けるため、テ−ルコ−ドをつり合いおもり昇降路を利用し、乗りかご昇降路に突出させた壁で隔てて設けた調速器昇降路に、機械室と壁で密閉させた調速器で、張設したガバナロ−プを設けて、当該調速器昇降路にガバナロ−プ溝ブラシを有するガバナロ−プ溝を設け、つり合いおもりとテ−ルコ−ド、及び調速器、ガバナロ−プ等は、壁にて全て保護される。また、テ−ルコ−ドとつりあ合いおもり及びガバナロ−プを取り除いたから、乗りかご昇降路のレ−ルに平行して、前後方向に渡り防火戸の一枚でレ−ル間隔の幅で閉鎖でき、当該防火戸を各階に設け、ビル火災で発生する乗りかご昇降路の煙突の作用、火災の延焼を防止する。
【選択図】 図1
【解決手段】乗りかご昇降路に、防火戸を設けるため、テ−ルコ−ドをつり合いおもり昇降路を利用し、乗りかご昇降路に突出させた壁で隔てて設けた調速器昇降路に、機械室と壁で密閉させた調速器で、張設したガバナロ−プを設けて、当該調速器昇降路にガバナロ−プ溝ブラシを有するガバナロ−プ溝を設け、つり合いおもりとテ−ルコ−ド、及び調速器、ガバナロ−プ等は、壁にて全て保護される。また、テ−ルコ−ドとつりあ合いおもり及びガバナロ−プを取り除いたから、乗りかご昇降路のレ−ルに平行して、前後方向に渡り防火戸の一枚でレ−ル間隔の幅で閉鎖でき、当該防火戸を各階に設け、ビル火災で発生する乗りかご昇降路の煙突の作用、火災の延焼を防止する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ビル火災において、昇降路に流入した煙が上層階へ拡散することを防止するに好適な昇降路防煙構造。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビル火災時、中間階で風船、エアバツクを膨張させ、昇降路を密閉させる手段の設けたものが提案されている。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】
昇降路には、乗りかご、つり合いおもり、テ−ルコ−ド及びガバナロ−プ等が上下動していて、昇降路の各階に防火戸を設けることは困難であつた。
【0004】
【考案が解決するための手段】本考案は乗りかご昇降路と壁を隔てて設けたつり合いおもり昇降路内から、制御盤と中継してたるませ吊り下げたテ−ルコ−ドを、つり合いおもりに接続し、当該つり合いおもり上方へテ−ルコ−ドを延ばして機械室へ、滑車でつるべ式に吊して機械室から、当該テ−ルコ−ドを乗りかご昇降路の乗りがごと中継接続する様し、乗りかご昇降路に突出させ壁を隔て設けた調速器昇降路にガバナロ−プ溝ブラシを有するガバナロ−プ溝を設けるようして乗りかご昇降路に防火戸を設けるために、つり合いおもり、テ−ルコ−ド、ガバナロ−プを取り除いて問題点を解決している。
【0005】
【考案の実施の形態】
乗りかご昇降路とつり合いおもり昇降路を壁で隔てて設け、乗りかご昇降路内に突出させて調速器昇降路を壁で隔てて設け、乗りかご昇降路に開閉自在にした防火壁とレ−ル防火壁のレ−ル間隔の幅で閉鎖させた防火戸受け枠上にて、レ−ル間隔の幅で開閉自在の防火戸で閉鎖し、乗りかご昇降路の各階を閉鎖せしめ、壁で隔てて設けた調速器昇降路に、機械室と壁を隔てて密閉して設けた調速器で、乗りかご走行速度を検出するため、ガバナロ−プ溝ブラシを有するガバナロ−プ溝を設ける様し、当該つり合いおもり昇降路の中継箱と中継したテ−ルコ−ドをたるませ、下方からつり合いおもりの中継箱に中継させ、当該中継箱よりテ−ルコ−ドを上方へ延ばし、つり合いおもり昇降路より機械室へ、つるべ式に滑車で吊して機械室からテ−ルコ−ドを乗りかご昇降路の乗りかごの中継箱に中継接続させたものである。
【0006】
【実施例】
実施例について図1,2で説明すると、火災時には乗りかご12は最上階に移動停止され、つり合いおもり13はつり合いおもり昇降路19内の最下階に位置し、従って、1枚の防火戸1を、各階毎に防火戸1を設ける様にしたものである。
図6で説明すると、乗りかご昇降路21とつり合いおもり昇降路19を壁で隔てて設け、図11から、乗りかご昇降路21に常時は開放させて、防火壁枠2上の防火壁3,4,6、7,8,9、10と、レ−ル防火壁24、24及び、防火戸枠30上の防火戸1を設け、当該防火壁3,4,6,7、8,9,10とレ−ル防火壁24,24の先端に枢着した防火戸受け枠27と共に閉鎖し、当該防火壁とレ−ル防火壁先端の防火戸受け枠27を、レ−ル14,14間隔の幅で閉鎖する様し、当該防火戸受け枠27,27上にて、レ−ル14,14間隔の幅で開閉自在の防火戸1を受けて閉鎖させ、該防火戸1を受けて、図12の如く防火戸1で閉鎖し、図10の如く防火戸1をレ−ル14。14間隔の幅にし、乗りかご昇降路21のレ−ル24,24の前方、後方を一枚の防火戸1で閉鎖可能にして、乗りかご昇降路21を閉鎖し、乗りかご昇降路21の各階を閉鎖するものである。
図15からレ−ル防火壁24,24は、防火壁23に蝶番28、28にて枢着され、自重により倒れ、90゜開閉可能で電磁石25で開放状態にあり、電磁石25の起動によりロッドが引っ込むことでレ−ル防火壁24,24は図14,16のようにレ−ル14に対し閉鎖し、レ−ル14回りを閉鎖するものである。
図11から、防火壁3,4,6,7,8,9,10及び防火戸1の両端を回転軸34を突設、防火壁枠2、防火戸枠30に軸支され、開閉自在で、自重で倒れ、90゜開閉可能で電磁石25(図示しない)で開放状態にあり、電磁石25の起動によりロッドが引っ込むことで、防火壁3,4,6,7,8,9,10が閉鎖、同時にレ−ル防火壁24,24も閉鎖し、この時、防火戸受け枠27上に、防火戸1を、図10で示すようにレ−ル14,14のレ−ル間隔で閉鎖させ、当該防火戸1の一枚により閉鎖状態になし、図12から、昇降路内壁切除22内に、防火壁枠2上の閉鎖した防火壁6の鍵受部36を設け、防火戸1の先端中央部に施錠装置の一部の設した鍵部35が、防火戸1が閉鎖時、防火壁6の鍵受部36と嵌合可能にしてある。
【0007】
図5から、壁で隔てて設けたつり合いおもり昇降路19の中程高さに、機械室の制御盤18から中継接続した中継箱31を設け、つり合いおもり13に設けた中継箱32と中継し吊り下げ、たるませ設けたテ−ルコ−ド15のもう一方を、当該中継箱31に接続吊り下げる様して、当該つり合いおもり13はテ−ルコ−ド15を吊り下げたまま上下動可能で、当該中継箱32と接続したテ−ルコ−ド15をつり合いおもり13から吊り上げる如く上方へ延ばして機械室へ、滑車11でつるべ式に吊して機械室から、乗りかご昇降路20の乗りかご12の中継箱33に接続させるものである。制御盤18と中継接続された中継器31と接続したテ−ルコ−ド15をつり合いおもりの中継箱32に接続させ、つるべ式にテ−ルコ−ド15により、つり合いおもり13と乗りかご12を中継箱32,33で電設接続せしめ、乗りかご12の動作、表示制御を可能にしている。
【0008】
当該調速器昇降路20は機械室に壁で隔てて密閉して設けた調速器16で、ガバナウエ−ト37を介して張設したガバナロ−プ17に固着したガバナロ−プア−ム26をガバナロ−プ溝29のガバナロ−プ溝ブラシ5の間を上下摺動する様なし、当該乗りかご12の走行速度を検出可能にしたもので、図13、17の如く調速器昇降路20にガバナロ−プ溝ブラシ5を有するガバナロ−プ溝29を設けたもので、密閉されて、調速器昇降路20内の調速器16はもちろん、ガバナロ−プ17とガバナウエ−ト37は、火災時、完全に保護される。
ガバナロ−プ溝ブラシ5の材質は温度耐性ゴム材、シリコン、金属ブラシ等軽量形金属合成の棒状ゴム材で構成されている。
【0009】
【考案の効果】
上述の様に乗りかご昇降路内の乗りかごの、中継箱と中継したテ−ルコ−ドを機械室でつるべ式に滑車で吊し、壁で隔てて設けたつり合いおもり昇降路内で、当該テ−ルコ−ドを用いて、つり合いおもりの中継箱と中継、つり合いおもり昇降路内に設けた制御盤と電設配線された中継箱と接続したことと、乗りかご昇降路内に突出させ壁を隔てて設けた調速器昇降路に、機械室と密閉して設けた調速器で、ガバナウエ−トを介して張設したガバナロ−プを設け、当該調速器昇降路にガバナロ−プ溝ブラシを有するガバナロ−プ溝を設けたから、上述つり合いおもりはもちろん、テ−ルコ−ド及びガバナロ−プは壁で隔てられて火災時完全に保護され、上述の様に乗りかご昇降路からつり合いおもりとテ−ルコ−ドとガバナロ−プが取り除かれたから、乗りかご昇降路にレ−ル間隔で閉鎖する防火戸1の一枚を設け、防火戸1の一枚で閉鎖し、乗りかご昇降路を閉鎖し、乗りかご昇降路の各階を閉鎖させる極めて簡単な構成である。
調速器は機械室と壁で密閉され、ガバナウエ−トを介して張設したガバナロ−プに固着したガバナロ−プア−ムをガバナロ−プ溝のガバナロ−プ溝ブラシ間を上下摺動させたから調速器昇降路は密閉されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる昇降路正面図である。
【図2】本考案になる昇降路側面図である。
【図3】本考案になるつり合いおもりの昇降路内断面詳細説明図である。
【図4】本考案になる調速器の昇降路内断面詳細説明図である。
【図5】本考案になるテ−ルコ−ドの昇降路内断面詳細説明図である。
【図6】本考案になる乗りかごの昇降路内平面の防火戸取付枠の構造図である。
【図7】本考案になる乗りかごの昇降路内平面の防火戸の開放状態をし、防火壁を閉鎖状態にした詳細説明図構造図である。
【図8】本考案になる乗りかごの昇降路内平面の防火戸の閉鎖状態にした詳細設明図である。
【図9】本考案になる昇降路機械室の平面図である。
【図10】本考案になる乗りかご昇降路のレ−ル間隔の幅の説明図である
【図11】本考案になる防火壁とレ−ル防火壁と防火戸の開放状態説明図である。
【図12】本考案になる防火壁とレ−ル防火壁と防火戸の閉鎖状態説明図である。
【図13】本考案になる図7の防火壁の閉鎖状態と調速器昇降路の斜視詳細説明図である。
【図14】本考案になる図7のレ−ル防火壁の閉鎖状態の平面構造図である。
【図15】本考案になる図11のレ−ル防火壁の開放状態の正面構造図である。
【図16】本考案になる図14のレ−ル防火壁の閉鎖状態の正面構造図である。
【図17】本考案になる図13の調速器昇降路の破断面詳細説明図である。
【符号の説明】
1 防火戸 2 防火壁枠
3、4、6、7、8、9、10、23 防火壁
5 ガバナロ−プ溝ブラシ 11 滑車
12 乗りかご 13 つり合いおもり
14 レール 15 テ−ルコ−ド
16 調速器 17 ガバナロ−プ
18 制御盤 19 つり合いおもり昇降路
20 調速器昇降路 21 乗りかご昇降路
22 昇降路内壁切除 24 レ−ル防火壁
25 電磁石 26 ガバナロ−プア−ム
27 防火戸受け枠 28 蝶番
29 ガバナロープ溝 30 防火戸枠
31、32、33 中継箱 34 回転軸
35 鍵部 36 鍵受部
37 ガバナウエ−ト
【考案の属する技術分野】
本考案は、ビル火災において、昇降路に流入した煙が上層階へ拡散することを防止するに好適な昇降路防煙構造。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビル火災時、中間階で風船、エアバツクを膨張させ、昇降路を密閉させる手段の設けたものが提案されている。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】
昇降路には、乗りかご、つり合いおもり、テ−ルコ−ド及びガバナロ−プ等が上下動していて、昇降路の各階に防火戸を設けることは困難であつた。
【0004】
【考案が解決するための手段】本考案は乗りかご昇降路と壁を隔てて設けたつり合いおもり昇降路内から、制御盤と中継してたるませ吊り下げたテ−ルコ−ドを、つり合いおもりに接続し、当該つり合いおもり上方へテ−ルコ−ドを延ばして機械室へ、滑車でつるべ式に吊して機械室から、当該テ−ルコ−ドを乗りかご昇降路の乗りがごと中継接続する様し、乗りかご昇降路に突出させ壁を隔て設けた調速器昇降路にガバナロ−プ溝ブラシを有するガバナロ−プ溝を設けるようして乗りかご昇降路に防火戸を設けるために、つり合いおもり、テ−ルコ−ド、ガバナロ−プを取り除いて問題点を解決している。
【0005】
【考案の実施の形態】
乗りかご昇降路とつり合いおもり昇降路を壁で隔てて設け、乗りかご昇降路内に突出させて調速器昇降路を壁で隔てて設け、乗りかご昇降路に開閉自在にした防火壁とレ−ル防火壁のレ−ル間隔の幅で閉鎖させた防火戸受け枠上にて、レ−ル間隔の幅で開閉自在の防火戸で閉鎖し、乗りかご昇降路の各階を閉鎖せしめ、壁で隔てて設けた調速器昇降路に、機械室と壁を隔てて密閉して設けた調速器で、乗りかご走行速度を検出するため、ガバナロ−プ溝ブラシを有するガバナロ−プ溝を設ける様し、当該つり合いおもり昇降路の中継箱と中継したテ−ルコ−ドをたるませ、下方からつり合いおもりの中継箱に中継させ、当該中継箱よりテ−ルコ−ドを上方へ延ばし、つり合いおもり昇降路より機械室へ、つるべ式に滑車で吊して機械室からテ−ルコ−ドを乗りかご昇降路の乗りかごの中継箱に中継接続させたものである。
【0006】
【実施例】
実施例について図1,2で説明すると、火災時には乗りかご12は最上階に移動停止され、つり合いおもり13はつり合いおもり昇降路19内の最下階に位置し、従って、1枚の防火戸1を、各階毎に防火戸1を設ける様にしたものである。
図6で説明すると、乗りかご昇降路21とつり合いおもり昇降路19を壁で隔てて設け、図11から、乗りかご昇降路21に常時は開放させて、防火壁枠2上の防火壁3,4,6、7,8,9、10と、レ−ル防火壁24、24及び、防火戸枠30上の防火戸1を設け、当該防火壁3,4,6,7、8,9,10とレ−ル防火壁24,24の先端に枢着した防火戸受け枠27と共に閉鎖し、当該防火壁とレ−ル防火壁先端の防火戸受け枠27を、レ−ル14,14間隔の幅で閉鎖する様し、当該防火戸受け枠27,27上にて、レ−ル14,14間隔の幅で開閉自在の防火戸1を受けて閉鎖させ、該防火戸1を受けて、図12の如く防火戸1で閉鎖し、図10の如く防火戸1をレ−ル14。14間隔の幅にし、乗りかご昇降路21のレ−ル24,24の前方、後方を一枚の防火戸1で閉鎖可能にして、乗りかご昇降路21を閉鎖し、乗りかご昇降路21の各階を閉鎖するものである。
図15からレ−ル防火壁24,24は、防火壁23に蝶番28、28にて枢着され、自重により倒れ、90゜開閉可能で電磁石25で開放状態にあり、電磁石25の起動によりロッドが引っ込むことでレ−ル防火壁24,24は図14,16のようにレ−ル14に対し閉鎖し、レ−ル14回りを閉鎖するものである。
図11から、防火壁3,4,6,7,8,9,10及び防火戸1の両端を回転軸34を突設、防火壁枠2、防火戸枠30に軸支され、開閉自在で、自重で倒れ、90゜開閉可能で電磁石25(図示しない)で開放状態にあり、電磁石25の起動によりロッドが引っ込むことで、防火壁3,4,6,7,8,9,10が閉鎖、同時にレ−ル防火壁24,24も閉鎖し、この時、防火戸受け枠27上に、防火戸1を、図10で示すようにレ−ル14,14のレ−ル間隔で閉鎖させ、当該防火戸1の一枚により閉鎖状態になし、図12から、昇降路内壁切除22内に、防火壁枠2上の閉鎖した防火壁6の鍵受部36を設け、防火戸1の先端中央部に施錠装置の一部の設した鍵部35が、防火戸1が閉鎖時、防火壁6の鍵受部36と嵌合可能にしてある。
【0007】
図5から、壁で隔てて設けたつり合いおもり昇降路19の中程高さに、機械室の制御盤18から中継接続した中継箱31を設け、つり合いおもり13に設けた中継箱32と中継し吊り下げ、たるませ設けたテ−ルコ−ド15のもう一方を、当該中継箱31に接続吊り下げる様して、当該つり合いおもり13はテ−ルコ−ド15を吊り下げたまま上下動可能で、当該中継箱32と接続したテ−ルコ−ド15をつり合いおもり13から吊り上げる如く上方へ延ばして機械室へ、滑車11でつるべ式に吊して機械室から、乗りかご昇降路20の乗りかご12の中継箱33に接続させるものである。制御盤18と中継接続された中継器31と接続したテ−ルコ−ド15をつり合いおもりの中継箱32に接続させ、つるべ式にテ−ルコ−ド15により、つり合いおもり13と乗りかご12を中継箱32,33で電設接続せしめ、乗りかご12の動作、表示制御を可能にしている。
【0008】
当該調速器昇降路20は機械室に壁で隔てて密閉して設けた調速器16で、ガバナウエ−ト37を介して張設したガバナロ−プ17に固着したガバナロ−プア−ム26をガバナロ−プ溝29のガバナロ−プ溝ブラシ5の間を上下摺動する様なし、当該乗りかご12の走行速度を検出可能にしたもので、図13、17の如く調速器昇降路20にガバナロ−プ溝ブラシ5を有するガバナロ−プ溝29を設けたもので、密閉されて、調速器昇降路20内の調速器16はもちろん、ガバナロ−プ17とガバナウエ−ト37は、火災時、完全に保護される。
ガバナロ−プ溝ブラシ5の材質は温度耐性ゴム材、シリコン、金属ブラシ等軽量形金属合成の棒状ゴム材で構成されている。
【0009】
【考案の効果】
上述の様に乗りかご昇降路内の乗りかごの、中継箱と中継したテ−ルコ−ドを機械室でつるべ式に滑車で吊し、壁で隔てて設けたつり合いおもり昇降路内で、当該テ−ルコ−ドを用いて、つり合いおもりの中継箱と中継、つり合いおもり昇降路内に設けた制御盤と電設配線された中継箱と接続したことと、乗りかご昇降路内に突出させ壁を隔てて設けた調速器昇降路に、機械室と密閉して設けた調速器で、ガバナウエ−トを介して張設したガバナロ−プを設け、当該調速器昇降路にガバナロ−プ溝ブラシを有するガバナロ−プ溝を設けたから、上述つり合いおもりはもちろん、テ−ルコ−ド及びガバナロ−プは壁で隔てられて火災時完全に保護され、上述の様に乗りかご昇降路からつり合いおもりとテ−ルコ−ドとガバナロ−プが取り除かれたから、乗りかご昇降路にレ−ル間隔で閉鎖する防火戸1の一枚を設け、防火戸1の一枚で閉鎖し、乗りかご昇降路を閉鎖し、乗りかご昇降路の各階を閉鎖させる極めて簡単な構成である。
調速器は機械室と壁で密閉され、ガバナウエ−トを介して張設したガバナロ−プに固着したガバナロ−プア−ムをガバナロ−プ溝のガバナロ−プ溝ブラシ間を上下摺動させたから調速器昇降路は密閉されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる昇降路正面図である。
【図2】本考案になる昇降路側面図である。
【図3】本考案になるつり合いおもりの昇降路内断面詳細説明図である。
【図4】本考案になる調速器の昇降路内断面詳細説明図である。
【図5】本考案になるテ−ルコ−ドの昇降路内断面詳細説明図である。
【図6】本考案になる乗りかごの昇降路内平面の防火戸取付枠の構造図である。
【図7】本考案になる乗りかごの昇降路内平面の防火戸の開放状態をし、防火壁を閉鎖状態にした詳細説明図構造図である。
【図8】本考案になる乗りかごの昇降路内平面の防火戸の閉鎖状態にした詳細設明図である。
【図9】本考案になる昇降路機械室の平面図である。
【図10】本考案になる乗りかご昇降路のレ−ル間隔の幅の説明図である
【図11】本考案になる防火壁とレ−ル防火壁と防火戸の開放状態説明図である。
【図12】本考案になる防火壁とレ−ル防火壁と防火戸の閉鎖状態説明図である。
【図13】本考案になる図7の防火壁の閉鎖状態と調速器昇降路の斜視詳細説明図である。
【図14】本考案になる図7のレ−ル防火壁の閉鎖状態の平面構造図である。
【図15】本考案になる図11のレ−ル防火壁の開放状態の正面構造図である。
【図16】本考案になる図14のレ−ル防火壁の閉鎖状態の正面構造図である。
【図17】本考案になる図13の調速器昇降路の破断面詳細説明図である。
【符号の説明】
1 防火戸 2 防火壁枠
3、4、6、7、8、9、10、23 防火壁
5 ガバナロ−プ溝ブラシ 11 滑車
12 乗りかご 13 つり合いおもり
14 レール 15 テ−ルコ−ド
16 調速器 17 ガバナロ−プ
18 制御盤 19 つり合いおもり昇降路
20 調速器昇降路 21 乗りかご昇降路
22 昇降路内壁切除 24 レ−ル防火壁
25 電磁石 26 ガバナロ−プア−ム
27 防火戸受け枠 28 蝶番
29 ガバナロープ溝 30 防火戸枠
31、32、33 中継箱 34 回転軸
35 鍵部 36 鍵受部
37 ガバナウエ−ト
Claims (1)
- 乗りかご昇降路とつり合いおもり昇降路を壁で隔てて設け、乗りかご昇降路内に突出させ調速器昇降路を壁で隔てて設け、乗りかご昇降路に開閉自在にした防火壁とレ−ル防火壁を、レ−ル間隔の幅で閉鎖させた防火戸受け枠上に、レ−ル間隔の幅にした開閉自在の防火戸で閉鎖し、当該防火戸を各階に設ける様し、壁で隔てて設けた調速器昇降路に、機械室に壁で密閉して設けた調速器と、当該調速器昇降路にガバナロ−プ溝ブラシを有するガバナロ−プ溝を設け、壁で隔てて設けたつり合いおもり昇降路内から制御盤と中継接続してたるませ吊り下げたテ−ルコ−ドを、つり合いおもりに接続し、当該つり合いおもり上方へテ−ルコ−ドを延ばして機械室へ、滑車でつるべ式に吊して機械室から、当該テ−ルコ−ドを乗りかご昇降路の乗りかごと中継接続するよう構成した昇降路防煙構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003550U JP3098616U (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | 昇降路防煙構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003550U JP3098616U (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | 昇降路防煙構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3098616U true JP3098616U (ja) | 2004-03-11 |
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2003
- 2003-06-17 JP JP2003003550U patent/JP3098616U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A623 | Registrability report |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623 Effective date: 20040607 |
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