JPH10278620A - 移動農機のリタ−ンクラッチレバ− - Google Patents

移動農機のリタ−ンクラッチレバ−

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JPH10278620A
JPH10278620A JP10669497A JP10669497A JPH10278620A JP H10278620 A JPH10278620 A JP H10278620A JP 10669497 A JP10669497 A JP 10669497A JP 10669497 A JP10669497 A JP 10669497A JP H10278620 A JPH10278620 A JP H10278620A
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JP
Japan
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clutch lever
return
main clutch
return clutch
main
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Application number
JP10669497A
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English (en)
Inventor
Toyokazu Utsunomiya
豊和 宇都宮
Tsutomu Yamane
勉 山根
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リタ−ンクラッチレバ−の指による操作性が良
好であると共に、リタ−ンクラッチレバ−の構成・形状
をシンプルなものとすることを目的とする。 【解決手段】主クラッチレバ−11を押し操作によって
「入」・「切」するリタ−ンクラッチレバ−13は回動
体20を介して主クラッチレバ−11を「入」位置と
「切」位置に回動操作するに、リタ−ンクラッチレバ−
13には案内溝17を形成すると共に、回動体20には
案内溝17内に臨むロ−ラ24を設け、リタ−ンクラッ
チレバ−13の押し操作に伴って回動体20を回動させ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理機等の移動農
機のハンドル部にリタ−ンクラッチレバ−を設けること
で、主クラッチの入切り操作を容易にするようにしたリ
タ−ンクラッチレバ−の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管理機等の移動農機においては、ハンド
ル部に主クラッチレバ−を配設して、主クラッチレバ−
の回動操作により主クラッチを入切りするようにしてい
るが、ハンドルを握ったままの状態で指で主クラッチレ
バ−を容易に操作できるように、ハンドルのグリップ部
分に副クラッチレバ−あるいは指操作式クラッチレバ−
を設けたものが提案されており、このようなものは例え
ば、実公平5−38986号、特開平6−344787
号に開示されている。
【0003】ところが、従来のものでは、回動体に設け
たロ−ラが副クラッチレバ−あるいは指操作式クラッチ
レバ−の外周縁を摺動することで、主クラッチレバ−を
回動させているため、主クラッチの「入」・「切」をス
ム−ズに行いにくいという不具合があった。また、副ク
ラッチレバ−あるいは指操作式クラッチレバ−を構成す
る部材が大きくなってしまうと共に、形状も複雑であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記不具合
を解消するべく創案されたものであって、リタ−ンクラ
ッチレバ−の指による操作性が良好であると共に、リタ
−ンクラッチレバ−の構成・形状をシンプルなものとす
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用した技術手段は、移動農機のハンドル部
に設けた主クラッチレバ−を押し操作によって「入」・
「切」するリタ−ンクラッチレバ−において、該リタ−
ンクラッチレバ−は回動体を介して主クラッチレバ−を
「入」位置と「切」位置に回動操作するに、該リタ−ン
クラッチレバ−には案内溝を形成すると共に、該回動体
には該案内溝内に臨むロ−ラを設け、リタ−ンクラッチ
レバ−の押し操作に伴って回動体を回動させるようにし
たことを特徴とするものである。
【0006】好ましくは、該リタ−ンクラッチレバ−の
回動支点を該主クラッチレバ−の回動支点よりも機体前
方側に配設したことを特徴とするものであって、該案内
溝はリタ−ンクラッチレバ−の長さ方向回動支点側に位
置して設けてある。リタ−ンクラッチレバ−の回動支点
を主クラッチレバ−の回動支点よりも前方に配設するこ
とで、リタ−ンクラッチレバ−のハンドル部に対する角
度が小さくなり、操作性が向上する。また、リタ−ンク
ラッチレバ−の回動支点が前方になるので、ハンドル部
を短くすることが可能となり、主クラッチレバ−の位置
を変更することなく、リタ−ンクラッチレバ−を後付け
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて詳細に説明する。図1は管理機の側面図
であって、エンジンプ−リ1とミッションプ−リ2とに
はVベルト3が巻回されており、テンションプ−リ4に
よってVベルト3を緊張させることでエンジンプ−リ1
の回転をミッションプ−リ2に伝動するようになってお
り、フレ−ムの下方に配設した車軸にはトランスミッシ
ョンを介して動力が伝達されるようになっている。テン
ションプ−リ4はテンションア−ム5が揺動することで
「入」位置と「切」位置との間で移動するようになって
おり、テンションア−ム5にはスプリング6を介して主
クラッチワイヤ−7の一端が連結してある。
【0008】機体本体から後方斜め上方に向かってY字
状のハンドルフレ−ム8が延出形成されており、ハンド
ルフレ−ム8の延出端部が左右のハンドル9を形成して
いると共に、一方のハンドル9には把手部10に近接し
て主クラッチレバ−11が設けてあり、主クラッチレバ
−11は湾曲状のジョイント12を介して主クラッチワ
イヤ−7の他端と連繋されている。
【0009】主クラッチレバ−11は主クラッチ軸21
を支点として動力伝達を行う接続ポジションと動力伝達
を切断する切断ポジションとの間で回動するようになっ
ている。主クラッチレバ−11は常時は主クラッチを
「切」にする姿勢にあり、主クラッチレバ−11が機体
前方に向かって傾倒すると主クラッチワイヤ−7が引っ
張られて主クラッチが「入」の姿勢となるようにしてあ
る。主クラッチレバ−11はリタ−ンクラッチレバ−1
3の押し操作によって、「入」位置と「切」位置とに回
動操作されるようになっており、以下リタ−ンクラッチ
装置の構成について説明する。
【0010】一方のハンドル9の把持部10のやや前方
に位置して略平行四辺形状の取付プレ−ト14が配設固
定されており、取付プレ−ト14の後方側角部には第1
ストッパ−15aが突設されていると共に、前方側角部
にはリタ−ンクラッチレバ−13の回動支軸16が突設
されており、回動支軸16の斜め上方に近傍には第2ス
トッパ−15bが突設され、さらに中央部位下方側には
主クラッチ軸21が設けてある。したがって、リタ−ン
クラッチレバ−の回動支点16は主クラッチレバ−の回
動支点である主クラッチ軸21よりも機体前方側に配設
されている。
【0011】リタ−ンクラッチレバ−13は基端側を回
動支点とした長尺状のプレ−トからなる本体13aを有
し、本体の先端側をハンドル部側に折曲させると共に、
先端には操作部13bを設けてなる。リタ−ンクラッチ
レバ−13は回動支軸16の延出先端側に装着されると
共に、操作部13bがハンドル9の把手部10に近接す
るように装着されており、リタ−ンクラッチレバ−13
と取付プレ−ト14との間にスペ−スを形成すると共
に、把持部10を持ちながら容易にリタ−ンクラッチレ
バ−13の押し操作を行えるようになっている。また、
リタ−ンクラッチレバ−13の本体13aには長さ方向
に延出する長溝状の案内溝17が形成されている。
【0012】回動支軸16には戻しスプリングとして機
能するコイルスプリング18が巻回してあり、リタ−ン
クラッチレバ−13を上方側に付勢しており、常時はリ
タ−ンクラッチレバ−13は第1ストッパ−15aおよ
び第2ストッパ−15bに当接している。主クラッチレ
バ−11の基端側に突設した軸部19にはジョイント1
2の一端部が設けてあり、回動体20の回動に伴って軸
部19を移動させて主クラッチワイヤ−11を「入」・
「切」するようになっている。
【0013】回動体20はブ−メラン状の平板からな
り、長さ方向中央部位を介して主クラッチ軸21の延出
端部に対して回動自在に装着されている。回動体20の
面部には軸部22が突設してあり、該軸部22と主クラ
ッチレバ−基端側の軸部19の延出端部との間にはコイ
ルスプリング23が架け渡してあり、常時は回動体20
の一の端縁20aが主クラッチレバ−基端側の軸部19
に当接している。回動体20の中央部位より他端側に位
置して案内ロ−ラ24が突設してあり、案内ロ−ラ24
の延出端側は常時リタ−ンクラッチレバ−13の案内溝
17内に臨んだ状態となっている。
【0014】このように構成されたリタ−ンクラッチ装
置の作用について図4乃至図6に基づいて説明する。
(A)は主クラッチが「切」、リタ−ンクラッチレバ−
13が「OFF」の状態を示している。この状態では、
リタ−ンクラッチレバ−13はスプリング18の付勢力
によって取付プレ−ト14に突設された第1ストッパ−
15a、第2ストッパ−15bに当接しており、主クラ
ッチレバ−11はスプリング23の付勢力と主クラッチ
ワイヤ−7の引張力でストッパ−15aに当接してお
り、主クラッチが切れた状態に維持されている。回動体
20はスプリング23の付勢力によって一端側の縁部2
0aが主クラッチレバ−11の基端部に突設された軸部
19に当接している。
【0015】リタ−ンクラッチレバ−13の操作部13
bを指で下方に押すと、リタ−ンクラッチレバ−13の
回動に伴って、案内溝17がロ−ラ24を移動させるこ
とで、回動体20が回動し、回動体20の一端側の縁部
20aが主クラッチレバ−11の軸部19に押当するこ
とで主クラッチレバ−11を「入」側に回動させる。主
クラッチレバ−11は死点越えし、主クラッチワイヤ−
7に引っ張られて、第2ストッパ−15bに当接した状
態に維持され、主クラッチが「入」、リタ−ンクラッチ
レバ−が「ON」の状態となる((B)、(C))。
【0016】操作部13bより指を離すと、リタ−ンク
ラッチレバ−13はスプリング18の付勢力によって上
方へ回動し、第1ストッパ−15a、第2ストッパ−1
5bに当接して初期位置に戻る。この時、案内溝17が
ロ−ラ24を案内することで、回動体20が回動して回
動作動体20が死点越えして、他端側の縁部20bが主
クラッチレバ−11の軸部19に当接して、主クラッチ
が「入」、リタ−ンクラッチレバ−13が「OFF」の
状態となる((D)、(E))。
【0017】この状態から主クラッチを切る操作を行う
には、リタ−ンクラッチレバ−13の操作部13bを指
で下方に押すと、リタ−ンクラッチレバ−13の下方へ
の回動に伴って、回動体20が下方に回動し、回動体2
0の他端側の縁部20bが主クラッチレバ−11の軸部
19を下方に押当して主クラッチレバ−11を死点越え
させて主クラッチレバ−11を「切」側に回動させ、主
クラッチが「切」、リタ−ンクラッチレバ−13が「O
N」の状態となる((F)、(G))。
【0018】この状態から操作部13bより指を離す
と、リタ−ンクラッチレバ−13はスプリング18の付
勢力によって上方へ回動し、第1ストッパ−15a、第
2ストッパ−15bに当接して初期位置に戻り、主クラ
ッチが「切」、リタ−ンクラッチレバ−13が「OF
F」の状態となり、また回動体20も回動して一端側の
縁部20aが主クラッチレバ−11の基端部に突設され
た軸部19に当接する((H)、(A))。
【0019】図7、図8はリタ−ンクラッチレバ−装置
の他の実施の形態を示しており、基本的な構成は前記実
施の形態と略同一であって、同一部材には同一符号が付
してある。一のハンドル9の把持部10の前方に位置し
て平行四辺形状の取付プレ−ト14が配設固定されてお
り、取付プレ−ト14の後方側角部には第1ストッパ−
15aが突設されていると共に、前方側角部にはリタ−
ンクラッチレバ−13の回動支軸16が突設されてお
り、回動支軸16の斜め上方に近傍には第2ストッパ−
15bが突設されており、さらに中央部位下方側には主
クラッチ軸21が設けてある。したがって、リタ−ンク
ラッチレバ−の回動支点16は主クラッチレバ−の回動
支点である主クラッチ軸21よりも機体前方側に配設さ
れている。
【0020】リタ−ンクラッチレバ−13は基端側を回
動支点とした長尺状のプレ−トからなる本体13aを有
し、本体の先端側をハンドル側に折曲させると共に、先
端には操作部13bを設けてなる。リタ−ンクラッチレ
バ−13は回動支軸16の延出先端側に装着されると共
に、操作部13bがハンドル9の把手部10に近接する
ように装着されており、本体13aには長さ方向に延出
する長溝状の案内溝17が形成されている。回動支軸1
6にはコイルスプリング18が巻回してあり、リタ−ン
クラッチレバ−13を上方側に付勢しており、常時はリ
タ−ンクラッチレバ−13は第1ストッパ−15aおよ
び第2ストッパ−15bに当接した状態となっている。
【0021】回動体20はブ−メラン状の平板からなる
が、前記実施の形態のものに比べて短形に形成されてい
る。略中央部位を介して主クラッチ軸21の延出端部に
対して回動自在に装着されている。回動体20の面部に
は主クラッチ軸21に近接して案内ロ−ラ24が突設し
てあり、案内ロ−ラ24の延出端側は常時リタ−ンクラ
ッチレバ−13の案内溝17内に臨んだ状態となってい
る。
【0022】主クラッチレバ−11の基端側にはプレ−
ト11aが設けてあり、プレ−ト11aの一端側はジョ
イント12の一端に連結してあると共に、他端側には軸
部19´が突設してあり、軸部19´と回動体20の略
中央部位に設けた案内ロ−ラ24の軸部との間にはコイ
ルスプリング23´が架け渡してある。主クラッチが
「切」の時には、回動作動体20の一端側の縁部20a
はプレ−ト11aに突設した軸部19´に当接してお
り、リタ−ンクラッチレバ−13の押し操作によって回
動体20を回動させることで、主クラッチを「切」・
「入」するようになっている。
【0023】このように構成されたリタ−ンクラッチ装
置の作用について図9乃至図11に基づいて説明する。
(A)は主クラッチが「切」、リタ−ンクラッチレバ−
13が「OFF」の状態を示している。この状態では、
リタ−ンクラッチレバ−13は戻しスプリング18の付
勢力によって取付プレ−ト14に突設された第1ストッ
パ−15a、第2ストッパ−15bに当接しており、主
クラッチレバ−11はスプリング23´の付勢力と主ク
ラッチワイヤ−7の張力でストッパ−15aに当接して
おり、主クラッチが切れた状態に維持されている。回動
作動体20はスプリング23´の付勢力によって一端側
の縁部20aが主クラッチレバ−11基端のプレ−ト1
1aに突設した軸部19´に当接している。
【0024】リタ−ンクラッチレバ−13の操作部13
bを指で下方に押すと、案内溝17がロ−ラ24を移動
させることで、回動体20が回動し、回動体20の縁部
20aが主クラッチレバ−11基端のプレ−ト11aに
突設した軸部19´に押当することで主クラッチレバ−
11を「入」側に回動させる。主クラッチレバ−11は
死点越えし、主クラッチワイヤ−7に引っ張られて、第
2ストッパ−15bに当接した状態に維持され、主クラ
ッチが「入」、リタ−ンクラッチレバ−が「ON」の状
態となる((B)、(C))。
【0025】操作部13bより指を離すと、リタ−ンク
ラッチレバ−13はスプリング18の付勢力によって上
方へ回動し、第1ストッパ−15a、第2ストッパ−1
5bに当接して初期位置に戻る。この時、案内溝17が
ロ−ラ24を案内することで、回動体20が回動して回
動体20が死点越えして、他端側の縁部20bが主クラ
ッチレバ−11基端のプレ−ト11aに突設した軸部1
9に当接して、主クラッチが「入」、リタ−ンクラッチ
レバ−13が「OFF」の状態となる((D)、
(E))。
【0026】この状態から主クラッチを切る操作を行う
には、リタ−ンクラッチレバ−13の操作部13bを指
で下方に押すと、リタ−ンクラッチレバ−13の下方へ
の回動に伴って、回動体20が下方に回動し、回動体2
0の他端側の縁部20bが主クラッチレバ−11基端の
プレ−ト11aの軸部19を下方に押当して主クラッチ
レバ−11を死点越えさせて主クラッチレバ−11を
「切」側に回動させ、主クラッチが「切」、リタ−ンク
ラッチレバ−13が「ON」の状態となる((F)、
(G))。
【0027】この状態から操作部13bより指を離す
と、リタ−ンクラッチレバ−13はスプリング18の付
勢力によって上方へ回動し、第1ストッパ−15a、第
2ストッパ−15bに当接して初期位置に戻り、主クラ
ッチが「切」、リタ−ンクラッチレバ−13が「OF
F」の状態となり、また回動体20も回動して一端側の
縁部20aが主クラッチレバ−11の基端部に突設され
た軸部19に当接する((H)、(A))。
【0028】実施の形態から明らかなように、本発明に
おいては、第1ストッパ−15a、および第2ストッパ
−15bは主クラッチレバ−11およびリタ−ンクラッ
チレバ−13のストッパ−を兼用しており、部品点数の
削減が図られている。さらに、第2ストッパ−15bは
スプリング18のフック部をも兼用している。また、リ
タ−ンクラッチレバ−13と回動体20との連繋を案内
溝17と案内ロ−ラ24とで行ったので、主クラッチの
「入」・「切」を良好に行うことができると共に、回動
体20およびリタ−ンクラッチレバ−13の形状をシン
プルなものとすることができ、製造コスト上も良好であ
る。尚、主クラッチ軸21をハンドル9に溶接するよう
にしたので、ストッパ−15a、15bに外嵌する緩衝
材25および主クラッチ軸21の止め輪26を同一方向
から装着することができ、組立性を向上させている。
【0029】
【発明の効果】本発明は、移動農機のハンドル部に設け
た主クラッチレバ−を押し操作によって「入」・「切」
するリタ−ンクラッチレバ−において、該リタ−ンクラ
ッチレバ−は回動体を介して主クラッチレバ−を「入」
位置と「切」位置に回動操作するに、該リタ−ンクラッ
チレバ−には案内溝を形成すると共に、該回動体には該
案内溝内に臨むロ−ラを設け、リタ−ンクラッチレバ−
の押し操作に伴って回動体を回動させるようにしたこと
を特徴とするので、リタ−ンクラッチレバ−に設けた案
内溝と、該案内溝に常時臨んだ案内ロ−ラとで回動体の
回動操作を円滑に行うことができ、もって主クラッチの
「入」・「切」操作を良好に行うことができる。また、
リタ−ンクラッチレバ−に孔加工するだけで良いので、
従来のものに比べて、リタ−ンクラッチレバ−あるいは
回動体の形状をシンプルにすることができると共に、装
置全体をコンパクトに納めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】管理機の側面図である。
【図2】リタ−ンクラッチレバ−の側面図である。
【図3】リタ−ンクラッチレバ−の平面図である。
【図4】リタ−ンクラッチレバ−の作用説明図である。
【図5】リタ−ンクラッチレバ−の作用説明図である。
【図6】リタ−ンクラッチレバ−の作用説明図である。
【図7】他の実施の形態に係るリタ−ンクラッチレバ−
の側面図である。
【図8】他の実施の形態に係るリタ−ンクラッチレバ−
の平面図である。
【図9】他の実施の形態に係るリタ−ンクラッチレバ−
の作用説明図である。
【図10】他の実施の形態に係るリタ−ンクラッチレバ
−の作用説明図である。
【図11】他の実施の形態に係るリタ−ンクラッチレバ
−の作用説明図である。
【符号の説明】
9 ハンドル 11 主クラッチレバ− 13 リタ−ンクラッチレバ− 17 案内溝 20 回動体 24 案内ロ−ラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動農機のハンドル部に設けた主クラッチ
    レバ−を押し操作によって「入」・「切」するリタ−ン
    クラッチレバ−において、該リタ−ンクラッチレバ−は
    回動体を介して主クラッチレバ−を「入」位置と「切」
    位置に回動操作するに、該リタ−ンクラッチレバ−には
    案内溝を形成すると共に、該回動体には該案内溝内に臨
    むロ−ラを設け、リタ−ンクラッチレバ−の押し操作に
    伴って回動体を回動させるようにしたことを特徴とする
    リタ−ンクラッチレバ−。
JP10669497A 1997-04-09 1997-04-09 移動農機のリタ−ンクラッチレバ− Pending JPH10278620A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326530A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Kubota Corp 歩行型作業機のクラッチ操作構造

Cited By (2)

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