JP3089268U - 電動工具のスイッチ安全装置 - Google Patents

電動工具のスイッチ安全装置

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JP3089268U
JP3089268U JP2002002058U JP2002002058U JP3089268U JP 3089268 U JP3089268 U JP 3089268U JP 2002002058 U JP2002002058 U JP 2002002058U JP 2002002058 U JP2002002058 U JP 2002002058U JP 3089268 U JP3089268 U JP 3089268U
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lever
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JP2002002058U
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榮昌 鍾
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正峰工業股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動工具のスイッチ安全装置の提供。 【解決手段】 ケースにスイッチと連接棒機構が設けら
れ、該連接棒機構がプルレバー、第1連接棒、第2連接
棒、レバー、及び駆動部材を具え、該レバー、第2連接
棒及びプルレバーがケースに枢接され、第1連接棒がレ
バーに枢接され、第2連接棒と第1連接棒が枢接され、
プルレバーと第2連接棒が枢接され、駆動部材と第1連
接棒が枢接され、且つ駆動部材に設けられた突出部がス
イッチの所在位置に対応する。このような装置により、
ただレバーを押すか或いはプルレバーを押すと、該駆動
部材が牽引されてその突出部がスイッチに接近し、該レ
バーとプルレバーを同時に押す時、該駆動部材が比較的
大きな行程を牽引されてその突出部が該スイッチに圧接
し、これにより片手がレバー或いはプルレバーに接触し
ない時に電源が起動されて人体に対して傷害が形成され
るのを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の電動工具のスイッチ安全装置に係り、特に、使用者が両手で特 定の装置を操作しなければ電源が起動せず、もし片手が不注意からスイッチに接 触しても、電源を起動させず、これにより使用者の安全を確保できるようにする 、電動工具のスイッチ安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に花木を剪定するための園芸用の電動手持ち工具に設けられるスイッチ構 造の機能は、電源のオン或いはオフであり、これによりモータの作動或いは運転 停止を制御する。周知の電動工具の多くはレバーを具え、使用者が手でレバーを 押せば電源を起動してモータを運転させられ、これにより電動工具のツールを作 動させ、花木の剪定の目的に供する。
【0003】 伝統的な電動工具は一つのレバーを利用するだけで電源のオンオフを制御でき て便利であるが、このような設計は、消費者が不使用の状態にあって、不注意か らレバーに接触して無防備の状況で突然ツールが起動され運転することがあり、 このために人体に重大な傷害を形成する恐れが非常にある。このため本考案は前 述の周知の電動工具のスイッチの操作時に存在する欠点を改善しようとするもの である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、一種の電動工具のスイッチ安全装置を提供することに あり、それは、レバーとプルレバーが設けられ、且つレバーとプルレバーの間に 連動関係があり、使用者は両手で同時にレバーとプルレバーを操作しなければ電 源起動できず、ただレバー或いはプルレバーのみを操作しても、電源を起動でき ず、これにより使用者が不注意からレバーに接触しても電源が起動されて人体に 傷害を及ぼす恐れがない装置であるものとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、電動工具のスイッチ安全装置において、 スイッチが設けられたケース ケースに枢接されたプルレバーと、 一端と中間近くの位置にそれぞれ第1スロットと第2スロットが設けられた第 1連接棒と、 中間が前述のケースに枢接され、一端が第1連接棒の一端に枢接され、もう一 端が該プルレバーに枢接された第2連接棒と、 一端が前述のケースに枢接され、もう一端が該第1連接棒の第1スロットに枢 接されたレバーと、 一端が該第1連接棒の第2スロットに枢接され、もう一端に突出部が設けられ 、且つ該突出部が前述のスイッチの位置に対応する駆動部材と、 を具え、該レバーだけ或いは該プルレバーだけを押す時、該駆動部材が牽引さ れてその突出部が該スイッチに接近し、同時にレバーとプルレバーを押す時、該 駆動部材が比較的大きな行程を牽引され、これによりその突出部が該スイッチに 圧接することを特徴とする、電動工具のスイッチ安全装置としている。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の電動工具のスイッチ安全装置は、ケースにスイッチと連接棒機構が設 けられ、該連接棒機構がプルレバー、第1連接棒、第2連接棒、レバー、及び駆 動部材を具え、該レバー、第2連接棒及びプルレバーがケースに枢接され、第1 連接棒がレバーに枢接され、第2連接棒と第1連接棒が枢接され、プルレバーと 第2連接棒が枢接され、駆動部材と第1連接棒が枢接され、且つ駆動部材に設け られた突出部がスイッチの所在位置に対応する。このような装置により、ただレ バーを押すか或いはプルレバーを押すと、該駆動部材が牽引されてその突出部が スイッチに接近し、該レバーとプルレバーを同時に押す時、該駆動部材が比較的 大きな行程を牽引されてその突出部が該スイッチに圧接し、これにより片手がレ バー或いはプルレバーに接触しない時に電源が起動されて人体に対して傷害が形 成されるのを防止する。
【0007】
【実施例】
図1に示されるように、本考案の提供する電動工具のスイッチ安全装置は、電 動工具本体のケース1、該ケース1を被覆するカバー10、及びケース1内に設 けられた連接棒機構2を具えている。そのうち、ケース1の内部に、異なる位置 に分布する第1枢軸11、枢接孔12及び第2枢軸13が設けられている。ケー ス1内にこのほか、垂直を呈する案内溝14が設けられ、該案内溝14の下端に 近接する一側辺にスイッチ15が設けられ、案内溝14のもう一側辺にモータ1 6が設けられている。カバー10はケース1の形状に対応する。連接棒機構2そ の他の部品がケース1内に組み付けられた後、さらにカバー10でケース1が被 覆されて固定され、各部品のケース1からの脱落が防止される。
【0008】 図1及び図2を共に参照されたい。本考案に記載の連接棒機構2はプルレバー 25、第1連接棒22、第2連接棒24、レバー21と駆動部材23が設けられ ている。そのうち、プルレバー25の適当な位置に凹孔251が設けられ、この 凹孔251はケース1の第2枢軸13に組み合わされ、これによりプルレバー2 5がケース1に枢接され、プルレバー25がケース1に対して回転可能とされる 。第1連接棒22の一端と中間近くの位置にそれぞれ第1スロット221と第2 スロット222が設けられている。第2連接棒24の中間近くの両側にそれぞれ 一つの枢軸241が設けられ、並びに枢軸241がケース1とカバー10の枢接 孔12に組み合わされ(カバー10の枢接孔は未表示)、これにより第2連接棒 24がケース1に対して回転可能とされている。第2連接棒24の一端は第1連 接棒22の一端とピボット242で枢接され、これにより、第1連接棒22、第 2連接棒24の間が相互に回転可能とされ、第2連接棒24のもう一端がプルレ バー25と枢接され、第2連接棒24とプルレバー25の間が相互に回転可能と される。レバー21の一端に孔210が設けられ、孔210を利用してケース1 の第1枢軸11が組み合わされて枢接が完成し、これによりレバー21がケース 1に対して回転可能とされる。レバー21のもう一端はピボット211で第1連 接棒22の第1スロット221に枢接される。本考案の駆動部材23は板状体と され、即ちそれはケース1の案内溝14内に組み合わされ、並びにその一端がピ ボット232で第1連接棒22の第2スロット222に枢接され、もう一端に突 出部231が設けられ、並びに突出部231がスイッチ15の位置に対応する。
【0009】 前述の本考案の装置により、レバー21とプルレバー25がいずれも外力作用 を受けない時は、図2に示されるような状態とされる。この状態にあって、駆動 部材23の突出部231とスイッチ15の間は最大の距離を保持し、スイッチ1 5は並びに未接触とされ起動されない。使用者が図3に示されるように、レバー 21だけを押す時、レバー21は第1枢軸11を軸心として回転し、これにより ピボット211が第1スロット221中で移動し並びに第1連接棒22を牽引昇 降調整ロッド23てピボット242を中心として偏転させ、これにより第1連接 棒22を利用し駆動部材23を上方に移動させるが、第1連接棒22のピボット 242を中心としての偏転角度は駆動部材23を上に比較的大きな行程を押し上 げるには不足し、ゆえに図3に示される状態にあって、駆動部材23が上に移動 して最大点に達した後、その突出部231はただスイッチ15に接近するに過ぎ ず、スイッチ15に接触しない。
【0010】 図4に示されるように、使用者がプルレバー25だけを押して、レバー21を 押さない時、プルレバー25は第2枢軸13を中心として偏転し、並びにプルレ バー25が第2連接棒24を牽引して枢軸241を中心としてスイングさせ、第 2連接棒24がさらにピボット242により第1連接棒22を牽引してピボット 211を中心として偏転させ、これにより駆動部材23が上向きに移動するが、 第1連接棒22のピボット211を中心として偏転する角度は駆動部材23が上 に比較的大きな行程を上昇するのに不足し、ゆえに図4に示される状態にあって 、駆動部材23が上に最大限移動した後、その突出部231はスイッチ15に接 近するに過ぎず、並びにスイッチ15に接触しない。
【0011】 図5に示されるように、使用者が両手でそれぞれ同時にレバー21とプルレバ ー25を押した後、プルレバー25は第2枢軸13を中心として偏転し、これに より第2連接棒24を牽引して枢軸241を中心としてスイングさせ、これによ りピボット242の位置が持ち上げられ、この状態下で、さらに上向きにレバー 21を押すと、レバー21がピボット211で第1連接棒22を牽引しピボット 242を中心として偏転させ、これにより第1連接棒22が駆動部材23を牽引 し上方に移動させる。このとき、ピボット242の位置はすでに高く持ち上げら れ、これにより第1連接棒22が駆動部材23を上方に比較的大きな行程上昇さ せ、これにより図5に示される状態にあって、駆動部材23が上向きに最大限移 動した後、その突出部231がスイッチ15に圧接して電源を起動する。
【0012】
【考案の効果】
これにより、前述の本考案の設計を利用し、使用者が片手でレバー21或いは プルレバー25に接触する時、スイッチ15を起動不能で、こうして誤って接触 することにより電動工具を起動して事故を招くことがない。また、両手でレバー とプルレバーを同時に操作する時、いずれも押圧式の操作であるため、実際に両 手で電動工具を握持する状態下にあって、使用の機動性と便利性に影響が生じる ことはない。
【0013】 以上は本考案の好ましい実施例の説明であって、本考案の実施範囲を限定する ものではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考 案の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の各部品の組合せ関係を示す分解斜視図
である。
【図2】本考案の連接棒機構をケース内に組合せ、且つ
この連接棒機構が未動作時の平面図である。
【図3】図2に示されるレバーを上向きに引き動かした
後、その他の連接棒が連動し、且つ駆動部材が上向きに
移動した時の平面図である。
【図4】図2に示されるプルレバーを上向きに引き動か
した後、その他の連接棒が連動し、且つ駆動部材が上向
きに移動した時の平面図である。
【図5】図2に示されるレバーとプルレバーを上向きに
引き動かして、これにより駆動部材の突出部がスイッチ
に圧接した状態の平面図である。
【符号の説明】
1 ケース 10 カバー 11 第1枢軸 12 枢接孔 13 第2枢軸 14 案内溝 15 スイッチ 16 モータ 2 連接棒機構 21 レバー 210 孔 211 ピボット 22 第1連接棒 221 第1スロット 222 第2スロット 23 駆動部材 231 突出部 232 ピボット 24 第2連接棒 241 枢軸 242 ピボット 25 プルレバー 251 凹孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動工具のスイッチ安全装置において、 スイッチが設けられたケースケースに枢接されたプルレ
    バーと、 一端と中間近くの位置にそれぞれ第1スロットと第2ス
    ロットが設けられた第1連接棒と、 中間が前述のケースに枢接され、一端が第1連接棒の一
    端に枢接され、もう一端が該プルレバーに枢接された第
    2連接棒と、 一端が前述のケースに枢接され、もう一端が該第1連接
    棒の第1スロットに枢接されたレバーと、 一端が該第1連接棒の第2スロットに枢接され、もう一
    端に突出部が設けられ、且つ該突出部が前述のスイッチ
    の位置に対応する駆動部材と、 を具え、該レバーだけ或いは該プルレバーだけを押す
    時、該駆動部材が牽引されてその突出部が該スイッチに
    接近し、同時にレバーとプルレバーを押す時、該駆動部
    材が比較的大きな行程を牽引され、これによりその突出
    部が該スイッチに圧接することを特徴とする、電動工具
    のスイッチ安全装置。
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