JPH10278527A - ストラット式サスペンション構造 - Google Patents
ストラット式サスペンション構造Info
- Publication number
- JPH10278527A JPH10278527A JP8248497A JP8248497A JPH10278527A JP H10278527 A JPH10278527 A JP H10278527A JP 8248497 A JP8248497 A JP 8248497A JP 8248497 A JP8248497 A JP 8248497A JP H10278527 A JPH10278527 A JP H10278527A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strut
- knuckle
- stiffener
- suspension structure
- type suspension
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
- B60G2204/129—Damper mount on wheel suspension or knuckle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/43—Fittings, brackets or knuckles
- B60G2204/4304—Bracket for lower cylinder mount of McPherson strut
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/50—Constructional features of wheel supports or knuckles, e.g. steering knuckles, spindle attachments
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、仕様の違う四輪車でもストラット
およびナックルを共通化でき、かつストラットおよびナ
ックルの剛性を上げ、四輪車の操縦安定性の向上を図る
ことが可能なストラット式サスペンション構造を提供す
ることにある。 【解決手段】 本発明では、下端部のロアアーム取付部
４がロアアームに揺動可能に連結されるナックル２の上
端部のストラット取付部６にストラット１の下端部１ａ
を取付けるストラット式サスペンション構造において、
ナックル２の上下方向に沿ってストラットスティフナ３
を配置し、ナックル２のロアアーム取付部４にストラッ
トスティフナ３の下端部９を取付けるとともに、ナック
ル２のストラット取付部６にストラットスティフナ３の
上端部１２をストラット１と共締めして取付けている。
およびナックルを共通化でき、かつストラットおよびナ
ックルの剛性を上げ、四輪車の操縦安定性の向上を図る
ことが可能なストラット式サスペンション構造を提供す
ることにある。 【解決手段】 本発明では、下端部のロアアーム取付部
４がロアアームに揺動可能に連結されるナックル２の上
端部のストラット取付部６にストラット１の下端部１ａ
を取付けるストラット式サスペンション構造において、
ナックル２の上下方向に沿ってストラットスティフナ３
を配置し、ナックル２のロアアーム取付部４にストラッ
トスティフナ３の下端部９を取付けるとともに、ナック
ル２のストラット取付部６にストラットスティフナ３の
上端部１２をストラット１と共締めして取付けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪自動車などで
採用されるストラット式サスペンション構造に関するも
のである。
採用されるストラット式サスペンション構造に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、四輪自動車などの独立懸架方
式のサスペンションでは、図３に示す如く、車体の緩衝
作用を行うストラット５１を備えている。このストラッ
ト５１は、上端開口のシリンダ５２と、該シリンダ５２
内にピストン（図示せず）を介して滑動可能に配設さ
れ、かつシリンダ５２の開口端から上方へ突出している
ピストンロッド５３とを有しており、そのピストンロッ
ド５３の上端部はアッパマウント部材５４を介して車体
（図示せず）に揺動可能に連結支持されている。
式のサスペンションでは、図３に示す如く、車体の緩衝
作用を行うストラット５１を備えている。このストラッ
ト５１は、上端開口のシリンダ５２と、該シリンダ５２
内にピストン（図示せず）を介して滑動可能に配設さ
れ、かつシリンダ５２の開口端から上方へ突出している
ピストンロッド５３とを有しており、そのピストンロッ
ド５３の上端部はアッパマウント部材５４を介して車体
（図示せず）に揺動可能に連結支持されている。
【０００３】一方、シリンダ５２の下端は、ブラケット
５５などを用いてナックル５６の上端部に一体的に取付
けられ、ナックル５６の下端部はロアアーム５７の先端
に揺動可能に連結されている。このようなナックル５６
は、タイヤ５８に旋回運動を伝えるために設けられるも
のであり、その中央部にはドライブシャフト５９が回転
自在に挿通配置されるようになっている。なお、ストラ
ット５１の上部外周には、コイルスプリング６０が配装
されている。
５５などを用いてナックル５６の上端部に一体的に取付
けられ、ナックル５６の下端部はロアアーム５７の先端
に揺動可能に連結されている。このようなナックル５６
は、タイヤ５８に旋回運動を伝えるために設けられるも
のであり、その中央部にはドライブシャフト５９が回転
自在に挿通配置されるようになっている。なお、ストラ
ット５１の上部外周には、コイルスプリング６０が配装
されている。
【０００４】ところで、上記ストラット５１とナックル
５６との結合部には、四輪自動車が発進、制動、旋回等
を行う際にタイヤ５８からの入力荷重を受けることか
ら、十分な強度を必要としている。このような結合部へ
の入力荷重は、同一機種あるいは関連機種内において、
仕様の違い（車重、タイヤサイズ等）により異なること
がある。そのため、従来においては、図４に示すように
ストラット取付部６６ａを細く形成した低グレード用ナ
ックル６６や、図５に示すようにストラット取付部７６
ａを太く形成した高グレード用ナックル７６、あるいは
図６に示すようにＡＢＳセンサの取付部８６ａを有する
ＡＢＳ付車用ナックル８６等、仕様の違いによってスト
ラットおよびナックルを何種類も用意したり、高荷重入
力のものを全仕様に用いたりすることで対応していた。
５６との結合部には、四輪自動車が発進、制動、旋回等
を行う際にタイヤ５８からの入力荷重を受けることか
ら、十分な強度を必要としている。このような結合部へ
の入力荷重は、同一機種あるいは関連機種内において、
仕様の違い（車重、タイヤサイズ等）により異なること
がある。そのため、従来においては、図４に示すように
ストラット取付部６６ａを細く形成した低グレード用ナ
ックル６６や、図５に示すようにストラット取付部７６
ａを太く形成した高グレード用ナックル７６、あるいは
図６に示すようにＡＢＳセンサの取付部８６ａを有する
ＡＢＳ付車用ナックル８６等、仕様の違いによってスト
ラットおよびナックルを何種類も用意したり、高荷重入
力のものを全仕様に用いたりすることで対応していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のサスペンション構造では、ナックルの型式をい
くつも用意したりする必要があるので、保守管理が面倒
な上に、コスト高を招く要因にもなっていた。また、高
荷重入力のものを全仕様に用いたりすると、低荷重入力
のものに対しては過剰品質になるので、バネ下重量が増
し、操縦安定性や乗り心地も悪くなるという不具合を有
していた。
た従来のサスペンション構造では、ナックルの型式をい
くつも用意したりする必要があるので、保守管理が面倒
な上に、コスト高を招く要因にもなっていた。また、高
荷重入力のものを全仕様に用いたりすると、低荷重入力
のものに対しては過剰品質になるので、バネ下重量が増
し、操縦安定性や乗り心地も悪くなるという不具合を有
していた。
【０００６】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、仕様の違う四輪車でもスト
ラットおよびナックルを共通化でき、かつストラットお
よびナックルの剛性を上げ、四輪車の操縦安定性の向上
を図ることが可能なストラット式サスペンション構造を
提供することにある。
ものであって、その目的は、仕様の違う四輪車でもスト
ラットおよびナックルを共通化でき、かつストラットお
よびナックルの剛性を上げ、四輪車の操縦安定性の向上
を図ることが可能なストラット式サスペンション構造を
提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、下端部がロア
アームに揺動可能に連結されるナックルの上端部にスト
ラットの下端部を取付けるストラット式サスペンション
構造において、上記ナックルの上下方向に沿ってストラ
ットスティフナを配置し、上記ナックルのロアアーム取
付部に上記ストラットスティフナの下端部を取付けると
ともに、上記ナックルのストラット取付部に上記ストラ
ットスティフナの上端部を上記ストラットと共締めして
取付けている。
題を解決するために、本発明においては、下端部がロア
アームに揺動可能に連結されるナックルの上端部にスト
ラットの下端部を取付けるストラット式サスペンション
構造において、上記ナックルの上下方向に沿ってストラ
ットスティフナを配置し、上記ナックルのロアアーム取
付部に上記ストラットスティフナの下端部を取付けると
ともに、上記ナックルのストラット取付部に上記ストラ
ットスティフナの上端部を上記ストラットと共締めして
取付けている。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【０００９】図１および図２は、本発明に係るストラッ
ト式サスペンション構造の実施の形態を示している。図
における四輪自動車のマクファーソンストラット式サス
ペンションは、車体に対して緩衝作用を行うストラット
１と、車輪（タイヤ）に旋回運動を伝えるナックル２と
を備えており、これらストラット１およびナックル２
は、タイヤからの入力荷重が低い仕様に合わせて形成さ
れ、ストラットスティフナ３を取付けることによって仕
様別の補強を行っている。
ト式サスペンション構造の実施の形態を示している。図
における四輪自動車のマクファーソンストラット式サス
ペンションは、車体に対して緩衝作用を行うストラット
１と、車輪（タイヤ）に旋回運動を伝えるナックル２と
を備えており、これらストラット１およびナックル２
は、タイヤからの入力荷重が低い仕様に合わせて形成さ
れ、ストラットスティフナ３を取付けることによって仕
様別の補強を行っている。
【００１０】上記ナックル２は、主として車輪の左右方
向の動きを支えるロアアーム（図示せず）に揺動可能に
連結されるロアアーム取付部４と、ストラット１の下端
部１ａがブラケット５を介して取付けられるストラット
取付部６と、図示しないドライブシャフトが挿通配置さ
れるシャフト保持部７とから構成されている。ロアアー
ム取付部４は、車体内側へ向かってほぼ水平に延びてお
り、その側壁面は、ストラットスティフナ３の取付けが
容易となるように平坦面に形成され、かつ図示しない１
個の下部ボルト穴が穿設されている。また、ストラット
取付部６は、車体上方へ向かってほぼ垂直に延びてお
り、その側壁面は、ストラットスティフナ３の取付けが
容易となるように平坦面に形成され、かつ図示しない２
個の上部ボルト穴が上下に間隔を置いて穿設されてい
る。さらに、シャフト保持部７は、車体前後方向に巾広
に形成されており、その中央には、図示しないドライブ
シャフトを挿通させる挿通穴８が設けられている。
向の動きを支えるロアアーム（図示せず）に揺動可能に
連結されるロアアーム取付部４と、ストラット１の下端
部１ａがブラケット５を介して取付けられるストラット
取付部６と、図示しないドライブシャフトが挿通配置さ
れるシャフト保持部７とから構成されている。ロアアー
ム取付部４は、車体内側へ向かってほぼ水平に延びてお
り、その側壁面は、ストラットスティフナ３の取付けが
容易となるように平坦面に形成され、かつ図示しない１
個の下部ボルト穴が穿設されている。また、ストラット
取付部６は、車体上方へ向かってほぼ垂直に延びてお
り、その側壁面は、ストラットスティフナ３の取付けが
容易となるように平坦面に形成され、かつ図示しない２
個の上部ボルト穴が上下に間隔を置いて穿設されてい
る。さらに、シャフト保持部７は、車体前後方向に巾広
に形成されており、その中央には、図示しないドライブ
シャフトを挿通させる挿通穴８が設けられている。
【００１１】一方、上記ストラットスティフナ３は、ナ
ックル２の上下方向に沿って配置される補強部材であ
り、厚みのある巾狭の板状部材を用いて屈曲形成されて
いる。すなわち、ストラットスティフナ３の下端部９
は、ナックル２のロアアーム取付部４に取付けられるも
ので、当該ロアアーム取付部４の側壁面に重ね合わせる
ことが可能な平坦面状に加工成形されており、その平坦
面には締付ボルト１０を挿入する取付穴１１がナックル
２の下部ボルト穴と対応して穿設されている。
ックル２の上下方向に沿って配置される補強部材であ
り、厚みのある巾狭の板状部材を用いて屈曲形成されて
いる。すなわち、ストラットスティフナ３の下端部９
は、ナックル２のロアアーム取付部４に取付けられるも
ので、当該ロアアーム取付部４の側壁面に重ね合わせる
ことが可能な平坦面状に加工成形されており、その平坦
面には締付ボルト１０を挿入する取付穴１１がナックル
２の下部ボルト穴と対応して穿設されている。
【００１２】また、ストラットスティフナ３の上端部１
２は、ストラット１と共締めすることによってナックル
２のストラット取付部６に取付けられるもので、当該ス
トラット取付部６の側壁面にブラケット５を介在させた
状態で重ね合わせることが可能な略逆Ｕ字状に加工成形
されている。そのため、ストラットスティフナ３の上端
部１２は、これを横向きと下向きへ直角に屈曲させた上
部片１２ａおよび対向片１２ｂ，１２ｃによって構成さ
れ、これら上部片１２ａおよび対向片１２ｂ，１２ｃは
ストラット取付部６を囲むような形状に形成されてい
る。しかも、対向片１２ｂ，１２ｃには、締付ボルト１
０を挿入する取付穴１３がナックル２の上部ボルト穴と
対応してそれぞれ穿設されている。なお、上記ブラケッ
ト５は、ストラット１の下端部１ａに嵌合する円筒部５
ａと、ナックル２のストラット取付部６を間に置いて挟
持する対向片部５ｂとから成っている。
２は、ストラット１と共締めすることによってナックル
２のストラット取付部６に取付けられるもので、当該ス
トラット取付部６の側壁面にブラケット５を介在させた
状態で重ね合わせることが可能な略逆Ｕ字状に加工成形
されている。そのため、ストラットスティフナ３の上端
部１２は、これを横向きと下向きへ直角に屈曲させた上
部片１２ａおよび対向片１２ｂ，１２ｃによって構成さ
れ、これら上部片１２ａおよび対向片１２ｂ，１２ｃは
ストラット取付部６を囲むような形状に形成されてい
る。しかも、対向片１２ｂ，１２ｃには、締付ボルト１
０を挿入する取付穴１３がナックル２の上部ボルト穴と
対応してそれぞれ穿設されている。なお、上記ブラケッ
ト５は、ストラット１の下端部１ａに嵌合する円筒部５
ａと、ナックル２のストラット取付部６を間に置いて挟
持する対向片部５ｂとから成っている。
【００１３】さらに、ストラットスティフナ３の中間部
１４は、ナックル２のシャフト保持部７に対して外方へ
湾曲して形成されており、これによってシャフト保持部
７の挿通穴８を塞がないようにしている。そして、スト
ラットスティフナ３の中間部１４の上側には、図示しな
いＡＢＳ（アンチロックブレーキ・システム）用の回転
センサを取付けるセンサ取付穴１５が設けられている。
１４は、ナックル２のシャフト保持部７に対して外方へ
湾曲して形成されており、これによってシャフト保持部
７の挿通穴８を塞がないようにしている。そして、スト
ラットスティフナ３の中間部１４の上側には、図示しな
いＡＢＳ（アンチロックブレーキ・システム）用の回転
センサを取付けるセンサ取付穴１５が設けられている。
【００１４】本発明の実施の形態に係るサスペンション
構造では、ストラット１およびナックル２を低荷重入力
の仕様に合わせて設計しており、高荷重入力の仕様の場
合にはストラットスティフナ３をナックル２のロアアー
ム取付部４とストラット取付部６に取付けることで対応
し得るため、仕様の違う四輪車でもストラット１および
ナックル２の共通化を図ることができる。また、ストラ
ットスティフナ３は、ナックル２のロアアーム取付部４
およびストラット取付部６の間に架設されているため、
ストラット１およびナックル２の剛性を上げ、操縦安定
性を高めることができる。
構造では、ストラット１およびナックル２を低荷重入力
の仕様に合わせて設計しており、高荷重入力の仕様の場
合にはストラットスティフナ３をナックル２のロアアー
ム取付部４とストラット取付部６に取付けることで対応
し得るため、仕様の違う四輪車でもストラット１および
ナックル２の共通化を図ることができる。また、ストラ
ットスティフナ３は、ナックル２のロアアーム取付部４
およびストラット取付部６の間に架設されているため、
ストラット１およびナックル２の剛性を上げ、操縦安定
性を高めることができる。
【００１５】さらに、ストラットスティフナ３の上端部
１２は、ナックル２のストラット取付部６にストラット
１と共締めすることにより取付けられるため、その取付
作業を比較的容易に行うことができる。しかも、ストラ
ットスティフナ３の中間部１４には、ＡＢＳ用の回転セ
ンサを取付けることも可能となるため、当該回転センサ
用の取付ブラケットを使用せずに済む上、ＡＢＳ付車用
ナックルも必要で無くなる。
１２は、ナックル２のストラット取付部６にストラット
１と共締めすることにより取付けられるため、その取付
作業を比較的容易に行うことができる。しかも、ストラ
ットスティフナ３の中間部１４には、ＡＢＳ用の回転セ
ンサを取付けることも可能となるため、当該回転センサ
用の取付ブラケットを使用せずに済む上、ＡＢＳ付車用
ナックルも必要で無くなる。
【００１６】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
【００１７】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るストラット式
サスペンション構造は、下端部がロアアームに揺動可能
に連結されるナックルの上端部にストラットの下端部を
取付けるものであって、上記ナックルの上下方向に沿っ
てストラットスティフナを配置し、上記ナックルのロア
アーム取付部に上記ストラットスティフナの下端部を取
付けるとともに、上記ナックルのストラット取付部に上
記ストラットスティフナの上端部を上記ストラットと共
締めして取付けているので、低荷重入力の仕様に合わせ
て設計したストラットおよびナックルを用い、高荷重入
力の仕様の場合にストラットスティフナを取付けること
によって、仕様の違う四輪車でもストラットおよびナッ
クルを共通化でき、コストダウンを図ることができる。
しかも、本発明のサスペンション構造では、ナックルの
上下部間にストラットスティフナを配置して取付けてい
るので、ストラットおよびナックルの剛性を上げること
ができるとともに、四輪車の操縦安定性の向上を図るこ
とができる。
サスペンション構造は、下端部がロアアームに揺動可能
に連結されるナックルの上端部にストラットの下端部を
取付けるものであって、上記ナックルの上下方向に沿っ
てストラットスティフナを配置し、上記ナックルのロア
アーム取付部に上記ストラットスティフナの下端部を取
付けるとともに、上記ナックルのストラット取付部に上
記ストラットスティフナの上端部を上記ストラットと共
締めして取付けているので、低荷重入力の仕様に合わせ
て設計したストラットおよびナックルを用い、高荷重入
力の仕様の場合にストラットスティフナを取付けること
によって、仕様の違う四輪車でもストラットおよびナッ
クルを共通化でき、コストダウンを図ることができる。
しかも、本発明のサスペンション構造では、ナックルの
上下部間にストラットスティフナを配置して取付けてい
るので、ストラットおよびナックルの剛性を上げること
ができるとともに、四輪車の操縦安定性の向上を図るこ
とができる。
【００１８】また、本発明に係るストラット式サスペン
ション構造においては、ストラットスティフナの中間部
にＡＢＳセンサ用の取付穴を設けることも可能であるの
で、ＡＢＳセンサ用の取付ブラケットを廃止できるとと
もに、ＡＢＳ付車用ナックルも不必要となる。
ション構造においては、ストラットスティフナの中間部
にＡＢＳセンサ用の取付穴を設けることも可能であるの
で、ＡＢＳセンサ用の取付ブラケットを廃止できるとと
もに、ＡＢＳ付車用ナックルも不必要となる。
【図１】本発明の実施の形態に係るストラット式サスペ
ンション構造のナックルにストラットスティフナをスト
ラットと共締めして取付けた状態を示す斜視図である。
ンション構造のナックルにストラットスティフナをスト
ラットと共締めして取付けた状態を示す斜視図である。
【図２】本発明の実施の形態に係るナックルに取付けら
れる前のストラットスティフナを示す斜視図である。
れる前のストラットスティフナを示す斜視図である。
【図３】従来のストラット式サスペンション構造を一部
断面にして示す正面図である。
断面にして示す正面図である。
【図４】従来の低グレード用ナックルを示す斜視図であ
る。
る。
【図５】従来の高グレード用ナックルを示す斜視図であ
る。
る。
【図６】従来のＡＢＳ付車用ナックルを示す斜視図であ
る。
る。
１ ストラット ２ ナックル ３ ストラットスティフナ ４ ロアアーム取付部 ５ ブラケット ６ ストラット取付部 ９ ストラットスティフナの下端部 １０ 締付ボルト １１ 取付穴 １２ ストラットスティフナの上端部 １３ 取付穴 １４ ストラットスティフナの中間部 １５ センサ取付穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ１６Ｆ 9/54 Ｆ１６Ｆ 9/54
Claims (2)
- 【請求項１】 下端部がロアアームに揺動可能に連結さ
れるナックルの上端部にストラットの下端部を取付ける
ストラット式サスペンション構造において、上記ナック
ルの上下方向に沿ってストラットスティフナを配置し、
上記ナックルのロアアーム取付部に上記ストラットステ
ィフナの下端部を取付けるとともに、上記ナックルのス
トラット取付部に上記ストラットスティフナの上端部を
上記ストラットと共締めして取付けたことを特徴とする
ストラット式サスペンション構造。 - 【請求項２】 上記ストラットスティフナの中間部に
は、ＡＢＳセンサ用の取付穴が設けられていることを特
徴とする請求項１に記載のストラット式サスペンション
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248497A JPH10278527A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | ストラット式サスペンション構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248497A JPH10278527A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | ストラット式サスペンション構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10278527A true JPH10278527A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13775797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8248497A Pending JPH10278527A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | ストラット式サスペンション構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10278527A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040000174A (ko) * | 2002-06-24 | 2004-01-03 | 현대자동차주식회사 | 현가 장치용 볼 조인트의 장착 구조 |
| KR101092305B1 (ko) * | 2005-02-17 | 2011-12-13 | 현대자동차주식회사 | 차량의 서스펜션용 너클 |
| EP3189990A1 (de) * | 2015-11-23 | 2017-07-12 | dipsales GmbH | Verstärkungselement zur entlastung eines achsschenkels in einem kraftfahrzeug und radaufhängung |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP8248497A patent/JPH10278527A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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