JPH10275500A - 半導体メモリのテスト方法及びテスト回路 - Google Patents

半導体メモリのテスト方法及びテスト回路

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JPH10275500A
JPH10275500A JP8286997A JP8286997A JPH10275500A JP H10275500 A JPH10275500 A JP H10275500A JP 8286997 A JP8286997 A JP 8286997A JP 8286997 A JP8286997 A JP 8286997A JP H10275500 A JPH10275500 A JP H10275500A
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memory cell
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odd
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bit
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JP8286997A
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Hiroyuki Obata
弘之 小畑
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Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
    • G11C29/30Accessing single arrays
    • G11C29/34Accessing multiple bits simultaneously

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で半導体メモリに市松模様のデー
タパターンを書き込む。 【解決手段】 まず、メモリセルトランジスタM00〜M
77を消去状態とする。テスト信号TSを「L」、Xアド
レスax0 を「1」、書き込み信号D0 ,D2 ,D4 ,
D6 を「1」とする。これにより、行、列共に偶数番目
のメモリセルトランジスタに「1」が書き込まれる。続
いて、テスト信号TSを「L」、アドレスax0 を
「0」、書き込み信号D1 ,D3 ,D5 ,D7 を「1」
とする。これにより、行、列共に奇数番目のメモリセル
トランジスタに「1」が書き込まれる。こうして、Xア
ドレスax2 〜ax0 のうち最下位ビットax0 のみを
アクティブにすることにより、簡単な構成で市松模様の
書き込みができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、EEPROMやフ
ラッシュEEPROM等の半導体メモリのテスト方法及
びテスト回路に関し、特に半導体メモリに市松模様のデ
ータパターンを書き込むテスト方法及びテスト回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体メモリのテストとし
て、全ビット「1」、全ビット「0」、市松(レイアウ
ト上隣り合うメモリセルに1、0を交互に書き込む)等
のテスト項目が実施されている。不揮発性メモリは、1
ワード当たり1msec程度必要とするため、テスト時
間に占める書込時間の割合が非常に大きい。このため、
テスト時間を短縮するために一部のテストを簡略化する
が、ビット間干渉のチェックのため市松の書き込みは欠
かすことができない。よって、例えば128kバイトの
メモリに市松を書き込むためには、128k×1mse
c=128secという非常に長い時間がかかってい
た。
【0003】そこで、書込時間を短縮することができる
半導体メモリが提案されている(特開平5−33490
0公報、特開平9−7380号公報)。図4に特開平5
−334900公報に開示されたメモリセルアレイのブ
ロック図を示す。このメモリセルアレイでは、1つのN
チャネルMOSトランジスタN11〜N14と1つのメモリ
セルトランジスタN21〜N24で1つのメモリセルが構成
されている。メモリセルトランジスタN21〜N24の制御
ゲートは信号線CG に接続され、ソースは信号線CL に
接続され、ドレインはNチャネルトランジスタN11〜N
14のソースに接続されている。Nチャネルトランジスタ
N11,N13のドレインはデータ選択線Y0 に接続され、
トランジスタN12,N14のドレインはデータ選択線Y1
に接続され、トランジスタN11,N14のゲートはアドレ
ス選択線X0 に接続され、トランジスタN12,N13のゲ
ートはアドレス選択線X1 に接続されている。
【0004】このようなメモリセルアレイに市松を書き
込むには、まず全メモリセルを消去(すべて「0」)し
た後に、偶数番のアドレス選択線X0 を「H」、奇数番
のアドレス選択線X1 を「L」、データ選択線YO,Y1
を「H」にして、信号線CGに高電圧を印加すると共に
信号線CL に接地電圧を印加する。これにより、メモリ
セルAのNチャネルトランジスタN11,N14がオンし
て、メモリセルトランジスタN21,N24の浮遊ゲートに
電子が書き込まれる。これで、メモリセルAに「1」が
書き込まれたことになる。また、メモリセルBは「0」
のままである。このように特開平5−334900公報
に開示されたメモリセルアレイでは、アドレス選択線X
0 ,X1 を交差させることで1回で市松を書き込むこと
ができる。
【0005】ところが、このメモリセルアレイでは、以
上のような構造を実現するために、メモリセルアレイが
複雑になり、メモリセルアレイの面積が大きくなってし
まうという問題点があった。このメモリセルアレイの平
面図を図5に示し、アドレス選択線を交差させない通常
のメモリセルアレイのブロック図を図6に示し、図6の
メモリセルアレイの平面図を図7に示す。図5、図7に
おいて、Sはスルーホールである。図5から明らかなよ
うに、アドレス選択線を交差させるメモリセルアレイ
は、交差するアドレス選択線を接続するためにスルーホ
ールを増やさねばならず、アドレス選択線を交差させな
い図7のメモリセルアレイに比べて面積が増加してしま
うことが分かる。
【0006】次に、図8に特開平9−7380号公報に
開示された半導体メモリのブロック図を示す。この半導
体メモリは、複数のメモリセルトランジスタがマトリク
ス状に配置されたメモリセルアレイ21、各行のメモリ
セルトランジスタの制御ゲートと接続されたワード線W
L、各列のメモリセルトランジスタのドレインと接続さ
れたディジット線DL、書き込み動作時に行アドレス信
号ADr の指定する1本のワード線を選択するXデコー
ダ22、ワード線電圧発生回路23、書き込み動作時に
列アドレス信号ADc の指定する1本のディジット線を
選択するYデコーダ24及び列選択回路25、書込回路
26から構成されている。
【0007】この回路が従来と異なるのは、Xデコーダ
22の各ワード線と対応する論理ゲートG23に更に1
入力を付加して奇数番の論理ゲートをG23o 、偶数番
の論理ゲートをG23e とし、論理ゲートG23o の付
加された入力端には奇数番信号ODr 、論理ゲートG2
3e の付加された入力端には偶数番信号EVr をそれぞ
れ入力するようにしている。また、Yデコーダ24の各
ディジット線と対応する論理ゲートG43に更に1入力
を付加して奇数番の論理ゲートをG43o 、偶数番の論
理ゲートをG43e とし、論理ゲートG43o の付加さ
れた入力端には奇数番信号ODc 、論理ゲートG43e
の付加された入力端には偶数番信号EVc をそれぞれ入
力するようにしている。
【0008】メモリセルアレイ21に市松を書き込むに
は、まず全メモリセルを消去した後に、制御信号ACN
を「H」、奇数番信号ODr,ODc を「L」、偶数番
信号EVr,EVc を「H」にして、ワード線電圧発生
回路3、書込回路16から書き込み用電圧を印加する。
これにより、奇数番の論理ゲートG23o の出力が
「H」となって奇数番のNチャネルトランジスタQ22
o がオンして、奇数番のワード線WLo が0Vとなる。
また、偶数番の論理ゲートG23e の出力が「L」とな
って偶数番のPチャネルトランジスタQ21e がオンし
て、偶数番のワード線WLe にワード線電圧発生回路1
3からの書き込み用電圧が印加される。一方、奇数番の
論理ゲートG43o の出力が「H」、奇数番のインバー
タIV42oの出力が「L」となってトランジスタQ5o
がオフとなり、偶数番の論理ゲートG43e の出力が
「L」、偶数番のインバータIV42e の出力が「H」
となってトランジスタQ5e がオンして、偶数番のディ
ジット線WLe に書込回路26からの書き込み用電圧が
印加される。こうして、行、列共に偶数番目のメモリセ
ルトランジスタMCeeの全てに「1」のデータが書き込
まれる。
【0009】続いて、制御信号ACNを「H」、奇数番
信号ODr,ODc を「H」、偶数番信号EVr,EVc
を「L」にして、ワード線電圧発生回路3、書込回路1
6から書き込み用電圧を印加する。これにより、奇数番
の論理ゲートG23o の出力が「L」となって奇数番の
PチャネルトランジスタQ21o がオンして、奇数番の
ワード線WLo に書き込み用電圧が印加される。また、
奇数番の論理ゲートG43o の出力が「L」、奇数番の
インバータIV42o の出力が「H」となってトランジ
スタQ5o がオンして、奇数番のディジット線WLo に
書込回路16からの書き込み用電圧が印加される。こう
して、行、列共に奇数番目のメモリセルトランジスタM
Cooの全てに「1」のデータが書き込まれる。この結
果、行、列共に偶数番目のメモリセルトランジスタMC
ee、行、列共に奇数番目のメモリセルトランジスタMC
ooに「1」が書き込まれ、行が偶数番目、列が奇数番目
のメモリセルトランジスタMCeo、行が奇数番目、列が
偶数番目のメモリセルトランジスタMCoeに「0」が書
き込まれたことになる。
【0010】ところが、このような半導体メモリでは、
Xデコーダ22の論理ゲートG23、Yデコーダ24の
論理ゲートG43に入力端を増やして、信号線ODr ,
EVr ,ODc ,EVc を増やさなければならず、Xデ
コーダ及びYデコーダが複雑になるという問題点があっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように特開平5
−334900公報に開示された半導体メモリでは、メ
モリセルアレイの構成が複雑になってメモリセルアレイ
の面積が増加してしまうという問題点があった。また、
特開平9−7380号公報に開示された半導体メモリで
は、Xデコーダ及びYデコーダの回路が複雑になってX
デコーダ及びYデコーダの面積が増加してしまうという
問題点があった。本発明は、上記課題を解決するために
なされたもので、簡単な構成で半導体メモリに市松模様
のデータパターンを書き込むことができるテスト方法及
びテスト回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載のように、全てのメモリセルトランジスタのデータを
消去し、偶数番の全ワード線あるいは奇数番の全ワード
線の一方が選択されるようにXアドレスのうち特定ビッ
トのみをアクティブにすると共に、偶数番の全ビット線
あるいは奇数番の全ビット線の一方が選択されるように
書き込み信号を設定して、選択したメモリセルトランジ
スタにデータを書き込み、未選択の他方のワード線が選
択されるようにXアドレスのうち特定ビットのみをアク
ティブにすると共に、未選択の他方のビット線が選択さ
れるように書き込み信号を設定して選択したメモリセル
トランジスタにデータを書き込むようにしたものであ
る。このようにXデコーダに入力されるXアドレスのう
ち特定ビットのみをアクティブにすることにより、偶数
番の全ワード線あるいは奇数番の全ワード線の何れか一
方を選択し、書き込み信号を設定することにより、偶数
番の全ビット線あるいは奇数番の全ビット線の何れか一
方を選択する。これにより、行が偶数番目あるいは奇数
番目の何れか一方で、列が偶数番目あるいは奇数番目の
何れか一方のメモリセルトランジスタにデータを書き込
み、続いて行、列ともに未選択(例えば、偶数番目を選
択済みであれば奇数番目を選択)のメモリセルトランジ
スタにデータを書き込むことができ、市松の書き込みが
2回の書き込みで完了する。また、請求項2に記載のよ
うに、特定ビットは最下位ビットである。
【0013】また、請求項3に記載のように、複数のメ
モリセルトランジスタがマトリクス状に配置されたメモ
リセルアレイと、各行のメモリセルトランジスタの制御
ゲートと接続されたワード線と、各列のメモリセルトラ
ンジスタのドレインと接続されたビット線と、外部から
のXアドレスに従って所定のワード線を選択するXデコ
ーダと、外部からの書き込み信号に従って所定のビット
線を選択する書込回路と、偶数番の全ワード線あるいは
奇数番の全ワード線の一方が選択されるように、Xデコ
ーダに入力されるXアドレスのうち特定ビットのみをア
クティブにする手段とを有するものである。また、請求
項4に記載のように、特定ビットは最下位ビットであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
を示す半導体メモリのブロック図である。この半導体メ
モリは、メモリセルトランジスタM00〜M77がマトリク
ス状に配置されたメモリセルアレイ1、各行のメモリセ
ルトランジスタM00〜M07,M10〜M17,M20〜M27,
M30〜M37,M40〜M47,M50〜M57,M60〜M67,M
70〜M77の制御ゲートとそれぞれ接続されたワード線W
0 〜W7 、各列のメモリセルトランジスタM00〜M70,
M01〜M71,M02〜M72,M03〜M73,M04〜M74,M
05〜M75,M06〜M76,M07〜M77のドレインとそれぞ
れ接続されたビット線B0 〜B7 、外部からのXアドレ
スに従って所定のワード線を選択するX(行)デコー
ダ、外部からの書き込み信号に従って所定のビット線を
選択する書込回路4から構成されている。
【0015】Xデコーダは、3ビットのXアドレスax
2 〜ax0 が入力されるプリデコーダ回路2、このプリ
デコーダ回路2の出力信号が入力されるメインデコーダ
回路3から構成されている。
【0016】そして、プリデコーダ回路2は、最上位の
Xアドレスax2 と後述するテスト信号TSを入力とす
るNANDゲートG8 、このNANDゲートG8 の出力
信号とテスト信号TSを入力とするNANDゲートG9
、Xアドレスax1 とテスト信号TSを入力とするN
ANDゲートG10、このNANDゲートG10の出力信号
とテスト信号TSを入力とするNANDゲートG11、最
下位のXアドレスax0を入力とするインバータゲート
IV8 、このインバータゲートIV8 の出力信号を入
力とするインバータゲートIV9 から構成されている。
【0017】プリデコーダ回路2は、図2に示す従来の
プリデコーダ回路12におけるインバータゲートIV1
0,IV11をNANDゲートG8 ,G9 に置き換え、イ
ンバータゲートIV12,IV13をNANDゲートG10,
G11に置き換えたものである。また、メインデコーダ回
路3は、ワード線W0 〜W7 にそれぞれ対応したNAN
DゲートG0 〜G7 、NANDゲートG0 〜G7 の各出
力を入力とし、その出力がワード線W0 〜W7 にそれぞ
れ接続されたインバータゲートIV0 〜IV7から構成
されている。
【0018】書込回路4は、図示しない書き込み信号発
生手段から書き込み信号D0 〜D7がゲートに入力さ
れ、図示しない電圧発生手段からの正電圧VPPがドレイ
ンに印加され、ソースがビット線B0 〜B7 にそれぞれ
接続されたnチャネルトランジスタQ0 〜Q7 から構成
されている。
【0019】次に、このような半導体メモリに対して市
松模様のデータパターンを書き込む動作を説明する。ま
ず、全ワード線W0 〜W7 を負の電位に設定して、トラ
ンジスタQ0 〜Q7をオフ状態、すなわち全ビット線B0
〜B7 を非選択状態(フローティング状態)とし、全
メモリセルトランジスタM00〜M77のソースに接続され
たソース線を正の電位に設定することにより、全メモリ
セルトランジスタM00〜M77の浮遊ゲートから電子を引
き抜いて全メモリセルトランジスタを消去状態とする。
【0020】続いて、図3(a)に示すテスト信号TS
を「L」レベルにして、図示しないアドレス発生手段か
らのXアドレスax0 を「1」とし(図3(b))、書
き込み信号発生手段によって偶数番の書き込み信号D0
,D2 ,D4 ,D6 を「1」、奇数番の書き込み信号
D1 ,D3 ,D5 ,D7 を「0」とし(図3(c)〜図
3(j))、全メモリセルトランジスタM00〜M77のソ
ースに接続されたソース線を0Vに設定する。このよう
にテスト信号TSを「H」から「L」にすると、プリデ
コーダ回路2によってXアドレスax2 ,ax1 が無効
となり、最下位のXアドレスax0 のみが有効(アクテ
ィブ)となる。
【0021】ここでは、テスト信号TSが「L」、Xア
ドレスax0 が「1」なので、プリデコーダ回路2内の
NANDゲートG8 〜G11の出力は全て「H」となり、
インバータゲートIV8 の出力が「L」、インバータゲ
ートIV9 の出力が「H」となる。これにより、メイン
デコーダ回路3において、偶数番のNANDゲートG0
,G2 ,G4 ,G6 の出力が「L」となるので、偶数
番のインバータゲートIV0 ,IV2 ,IV4 ,IV6
の出力、すなわち偶数番のワード線W0 ,W2 ,W4 ,
W6 に高電圧(例えば10V)が印加される。
【0022】また、奇数番のNANDゲートG1 ,G3
,G5 ,G7 の出力が「H」となるので、奇数番のイ
ンバータゲートIV1 ,IV3 ,IV5 ,IV7 の出
力、すなわち奇数番のワード線W1 ,W3 ,W5 ,W7
が0Vとなる。なお、ワード線W0 〜W7 に印加される
電圧には、種々の電圧が存在するが(例えば、同じ
「H」レベルであっても異なる電位となることが有り得
る)、これはインバータゲートIV0 〜IV7 内の図示
しない切換回路によって切り換えることができる。
【0023】一方、偶数番の書き込み信号D0 ,D2 ,
D4 ,D6 が「1」となったことにより、書込回路4に
おいて、偶数番のNチャネルトランジスタQ0 ,Q2 ,
Q4,Q6 がオンして、偶数番のビット線B0 ,B2 ,
B4 ,B6 に正電圧VPPが印加される。このとき、奇数
番のビット線B1 ,B3 ,B5 ,B7 は0Vである。
【0024】こうして、行、列共に偶数番目のメモリセ
ルトランジスタM00,M02,M04,M06,M20,M22,
M24,M26,M40,M42,M44,M46,M60,M62,M
64,M66が選択されて、これらのメモリセルトランジス
タの浮遊ゲートに電子が注入されることにより、メモリ
セルトランジスタに「1」が書き込まれる。
【0025】次に、テスト信号TSを「L」レベルのま
まとし、アドレス発生手段からのXアドレスax0 を
「0」とし(図3(b))、書き込み信号発生手段によ
って偶数番の書き込み信号D0 ,D2 ,D4 ,D6 を
「0」、奇数番の書き込み信号D1 ,D3 ,D5 ,D7
を「1」とし(図3(c)〜図3(j))、全メモリセ
ルトランジスタM00〜M77のソースに接続されたソース
線を0Vに設定する。
【0026】ここでは、テスト信号TSが「L」、Xア
ドレスax0 が「0」なので、プリデコーダ回路2内の
NANDゲートG8 〜G11の出力は全て「H」となり、
インバータゲートIV8 の出力が「H」、インバータゲ
ートIV9 の出力が「L」となる。これにより、メイン
デコーダ回路3において、偶数番のNANDゲートG0
,G2 ,G4 ,G6 の出力が「H」となるので、偶数
番のインバータゲートIV0 ,IV2 ,IV4 ,IV6
の出力、すなわち偶数番のワード線W0 ,W2 ,W4 ,
W6 が0Vとなる。
【0027】そして、奇数番のNANDゲートG1 ,G
3 ,G5 ,G7 の出力が「L」となるので、奇数番のイ
ンバータゲートIV1 ,IV3 ,IV5 ,IV7 の出
力、すなわち奇数番のワード線W1 ,W3 ,W5 ,W7
に高電圧が印加される。一方、奇数番の書き込み信号D
1 ,D3 ,D5 ,D7 が「1」となったことにより、書
込回路4において、奇数番のNチャネルトランジスタQ
1 ,Q3 ,Q5,Q7 がオンして、奇数番のビット線B1
,B3 ,B5 ,B7 に正電圧VPPが印加される。この
とき、偶数番のビット線B0 ,B2 ,B4 ,B6 は0V
である。
【0028】こうして、行、列共に奇数番目のメモリセ
ルトランジスタM11,M13,M15,M17,M31,M33,
M35,M37,M51,M53,M55,M57,M71,M73,M
75,M77が選択されて、これらのメモリセルトランジス
タの浮遊ゲートに電子が注入されることにより、メモリ
セルトランジスタに「1」が書き込まれる。
【0029】よって、行、列共に偶数番目のメモリセル
トランジスタに「1」を書き込み、続いて行、列共に奇
数番目のメモリセルトランジスタに「1」を書き込む
と、残りのメモリセルトランジスタには上述した消去に
より「0」が書き込まれているのであるから、メモリセ
ルアレイ1に市松模様のデータパターンを書き込んだこ
とになる。
【0030】こうして、2回の書き込みでメモリセルア
レイ1に市松模様のデータパターンを書き込むことがで
き、例えば128kバイトのメモリであれば、2×1m
sec=2msecという短い時間で書き込みを終わら
せることができる。そして、本発明では、メモリセルア
レイ1、メインデコーダ回路3、書込回路4等の構成は
従来と同様でよく、最下位のXアドレスax0 のみをア
クティブにするために、プリデコーダ回路の一部を変え
るだけでよいので、簡単な構成で市松模様のデータパタ
ーンの書き込みを実現することができる。
【0031】なお、本実施の形態では、行、列共に偶数
番目のメモリセルトランジスタに「1」を書き込み、続
いて行、列共に奇数番目のメモリセルトランジスタに
「1」を書き込んでいるが、この順番が逆でも構わない
ことは言うまでもない。また、行が偶数番目(Xアドレ
スが「1」)で、列が奇数番目(信号D1 ,D3 ,D5
,D7 が「1」、D0 ,D2 ,D4 ,D6 が「0」)
のメモリセルトランジスタに書き込みを行い、続いて行
が奇数番目(Xアドレスが「0」)で、列が偶数番目
(信号D1 ,D3 ,D5 ,D7 が「0」、D0 ,D2 ,
D4 ,D6 が「1」)のメモリセルトランジスタに書き
込みを行ってもよい。
【0032】また、本実施の形態では、制御ゲートとド
レインに正の電圧を印加することによって書き込みが行
われるメモリセルトランジスタを用いたが、本発明は、
メモリセルアレイやXデコーダ(メインデコーダ回路)
の構造に依存しないので、制御ゲートに負の電圧又は0
Vを印加して、ドレインに正の電圧を印加することによ
って書き込みが行われるメモリセルトランジスタを用い
てもよい。また、以上のようなフラッシュEEPROM
だけでなく、EEPROMやSRAMに適用することも
できる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1に記載のよう
に、Xアドレスのうち特定ビットのみをアクティブにす
ることにより、偶数番の全ワード線あるいは奇数番の全
ワード線の何れか一方を選択して、書き込み信号を設定
することにより、偶数番の全ビット線あるいは奇数番の
全ビット線の何れか一方を選択するので、Xアドレスの
うち特定ビットのみをアクティブにする構成を付加する
だけでよく、簡単な構成で市松模様のデータパターンの
書き込みを実現することができる。また、2回の書き込
みでメモリセルアレイに市松模様のデータパターンを書
き込むことができ、書込時間を短縮することができる。
【0034】また、請求項3に記載のように、メモリセ
ルアレイ、ワード線、ビット線、Xデコーダ、書込回
路、及びXデコーダに入力されるXアドレスのうち特定
ビットのみをアクティブにする手段から半導体メモリの
テスト回路を構成することにより、Xアドレスのうち特
定ビットのみをアクティブにする手段を従来の半導体メ
モリに付加するだけで、メモリセルアレイに市松模様の
データパターンを書き込むテスト回路を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す半導体メモリのブ
ロック図である。
【図2】 従来のプリデコーダ回路のブロック図であ
る。
【図3】 Xアドレス及び書き込み信号の信号波形図で
ある。
【図4】 従来のメモリセルアレイのブロック図であ
る。
【図5】 図4のメモリセルアレイの平面図である。
【図6】 アドレス選択線を交差させない通常のメモリ
セルアレイのブロック図である。
【図7】 図6のメモリセルアレイの平面図である。
【図8】 従来の半導体メモリのブロック図である。
【符号の説明】
1…メモリセルアレイ、2…プリデコーダ回路、3…メ
インデコーダ回路、4…書込回路、M00〜M77…メモリ
セルトランジスタ、W0 〜W7 …ワード線、B0 〜B7
…ビット線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/822 H01L 27/04 T 27/115 27/10 434 21/8247 29/78 371 29/788 29/792

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルトランジスタがマトリ
    クス状に配置されたメモリセルアレイ、各行のメモリセ
    ルトランジスタの制御ゲートと接続されたワード線、各
    列のメモリセルトランジスタのドレインと接続されたビ
    ット線、外部からのXアドレスに従って所定のワード線
    を選択するXデコーダ、および外部からの書き込み信号
    に従って所定のビット線を選択する書込回路を有する半
    導体メモリに対し、市松模様のデータパターンを書き込
    む半導体メモリのテスト方法において、 全てのメモリセルトランジスタのデータを消去し、 偶数番の全ワード線あるいは奇数番の全ワード線の一方
    が選択されるように前記Xアドレスのうち特定ビットの
    みをアクティブにすると共に、偶数番の全ビット線ある
    いは奇数番の全ビット線の一方が選択されるように書き
    込み信号を設定して、選択したメモリセルトランジスタ
    にデータを書き込み、 未選択の他方のワード線が選択されるように前記Xアド
    レスのうち特定ビットのみをアクティブにすると共に、
    未選択の他方のビット線が選択されるように書き込み信
    号を設定して、選択したメモリセルトランジスタにデー
    タを書き込むことを特徴とする半導体メモリのテスト方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体メモリのテスト方
    法において、 前記特定ビットは、最下位ビットであることを特徴とす
    る半導体メモリのテスト方法。
  3. 【請求項3】 複数のメモリセルトランジスタがマトリ
    クス状に配置されたメモリセルアレイと、 各行のメモリセルトランジスタの制御ゲートと接続され
    たワード線と、 各列のメモリセルトランジスタのドレインと接続された
    ビット線と、 外部からのXアドレスに従って所定のワード線を選択す
    るXデコーダと、 外部からの書き込み信号に従って所定のビット線を選択
    する書込回路と、 偶数番の全ワード線あるいは奇数番の全ワード線の一方
    が選択されるように、 前記Xデコーダに入力されるXアドレスのうち特定ビッ
    トのみをアクティブにする手段とを有することを特徴と
    する半導体メモリのテスト回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体メモリのテスト回
    路において、 前記特定ビットは、最下位ビットであることを特徴とす
    る半導体メモリのテスト回路。
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