JPH10275206A - 点字用ラベル - Google Patents
点字用ラベルInfo
- Publication number
- JPH10275206A JPH10275206A JP9092733A JP9273397A JPH10275206A JP H10275206 A JPH10275206 A JP H10275206A JP 9092733 A JP9092733 A JP 9092733A JP 9273397 A JP9273397 A JP 9273397A JP H10275206 A JPH10275206 A JP H10275206A
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- Japan
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- braille
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 視覚障害者に晴眼者と同様な商品情報を
得ることができるとともに、限られたスペースにおいて
も掲示または貼付することができる点字用ラベルを提供
することを目的とする。 【解決手段】 基材２に視覚により認識可能な文字３
と、この文字３と重ね合わせまたは近接して触覚により
認識可能な点字４と、光学読取装置により読み取り可能
な情報をコード化したコード領域５とを、設けたことを
特徴とする。
得ることができるとともに、限られたスペースにおいて
も掲示または貼付することができる点字用ラベルを提供
することを目的とする。 【解決手段】 基材２に視覚により認識可能な文字３
と、この文字３と重ね合わせまたは近接して触覚により
認識可能な点字４と、光学読取装置により読み取り可能
な情報をコード化したコード領域５とを、設けたことを
特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は点字用ラベルに関
し、特に点字と光学読取装置により読み取り可能な情報
をコード化したコード領域とを、一体に形成した新規な
点字用ラベルに関する。
し、特に点字と光学読取装置により読み取り可能な情報
をコード化したコード領域とを、一体に形成した新規な
点字用ラベルに関する。
【０００２】
【従来の技術】視覚により認識可能な文字（以下、文字
という）と、この文字とを対応する内容の点字とを、文
字に重ね合わせ、または近接して設け、晴眼者と視覚障
害者、とがコミュニケーヨンできる点字用ラベルは多数
提案されている。しかしながら、文字と同様な内容の点
字とを併設した点字用ラベルにおいて、特に視覚により
認識可能な文字情報が多い場合、点字用ラベル自体が極
めて大きくなスペースを必要となり、点字用ラベルの大
きさに制限があるような所には表示できないという問題
がある。
という）と、この文字とを対応する内容の点字とを、文
字に重ね合わせ、または近接して設け、晴眼者と視覚障
害者、とがコミュニケーヨンできる点字用ラベルは多数
提案されている。しかしながら、文字と同様な内容の点
字とを併設した点字用ラベルにおいて、特に視覚により
認識可能な文字情報が多い場合、点字用ラベル自体が極
めて大きくなスペースを必要となり、点字用ラベルの大
きさに制限があるような所には表示できないという問題
がある。
【０００３】例えば、商店、デパートなどには商品を陳
列する棚が設けてあり、陳列された商品ごとに商品名、
価格、内容量などを表示した棚札と呼ばれているものを
掲示しているが、棚札の大きさが限られているので従来
の点字用ラベルでは採用することができなかった。ま
た、商品自体に商品名、価格、内容量、添加物或いは、
その他必要な情報などが表示されているので、情報が多
く商品自体にも上述と同様に従来の点字用ラベルは採用
できなかった。
列する棚が設けてあり、陳列された商品ごとに商品名、
価格、内容量などを表示した棚札と呼ばれているものを
掲示しているが、棚札の大きさが限られているので従来
の点字用ラベルでは採用することができなかった。ま
た、商品自体に商品名、価格、内容量、添加物或いは、
その他必要な情報などが表示されているので、情報が多
く商品自体にも上述と同様に従来の点字用ラベルは採用
できなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の諸問題にかんがみなされたもので、視覚障害者に
晴眼者と同様な商品情報を得ることができるとともに、
限られたスペースにおいても掲示または貼付することが
できる点字用ラベルを提供する。
従来の諸問題にかんがみなされたもので、視覚障害者に
晴眼者と同様な商品情報を得ることができるとともに、
限られたスペースにおいても掲示または貼付することが
できる点字用ラベルを提供する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、省ス
ペースで極めて大量の情報をコード化したコード領域を
設けることに着目したもので、基材、この基材に視覚に
より認識可能な文字と、この文字と重ね合わせ、または
近接して触覚により認識可能な点字と、光学読取装置に
より読み取り可能な情報をコード化したコード領域と
を、設けたことを特徴とする点字用ラベルである。
ペースで極めて大量の情報をコード化したコード領域を
設けることに着目したもので、基材、この基材に視覚に
より認識可能な文字と、この文字と重ね合わせ、または
近接して触覚により認識可能な点字と、光学読取装置に
より読み取り可能な情報をコード化したコード領域と
を、設けたことを特徴とする点字用ラベルである。
【０００６】前記基材のコード領域には、二次元バーコ
ードを印字したことを特徴とする点字用ラベルである。
ードを印字したことを特徴とする点字用ラベルである。
【０００７】前記基材は、感熱発色する感熱発色層を有
するものかる成ることを特徴とする点字用ラベルであ
る。
するものかる成ることを特徴とする点字用ラベルであ
る。
【０００８】前記基材に粘着層を形成したことを特徴と
する点字用ラベルである。
する点字用ラベルである。
【０００９】したがって、コード領域に印字したコード
を光学読取装置により読み取り音声などによりに商品情
報を得ることができるので、限られたスペースに掲示し
た点字用ラベルは、視覚障害者、高齢者或いは弱視者に
晴眼者と同様の商品情報を得ることができる。
を光学読取装置により読み取り音声などによりに商品情
報を得ることができるので、限られたスペースに掲示し
た点字用ラベルは、視覚障害者、高齢者或いは弱視者に
晴眼者と同様の商品情報を得ることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図１
ないし図２に基づいて説明する。図１は本発明の点字用
ラベル１の平面図であり、図２は台紙に仮着した基材の
平面図である。両側に送り孔８を有する帯状の台紙７に
所定間隔で、二列状態で剥離可能に設けられた透明また
は半透明な塩化ビニールから成る基材２は短冊形状を有
している。基材２には、台紙７との重ね合わせ面に感圧
性粘着剤６が塗布されている。
ないし図２に基づいて説明する。図１は本発明の点字用
ラベル１の平面図であり、図２は台紙に仮着した基材の
平面図である。両側に送り孔８を有する帯状の台紙７に
所定間隔で、二列状態で剥離可能に設けられた透明また
は半透明な塩化ビニールから成る基材２は短冊形状を有
している。基材２には、台紙７との重ね合わせ面に感圧
性粘着剤６が塗布されている。
【００１１】基材２に公知の印刷装置（図示せず）に、
例えばサーマルヘッドとプラテンローラより熱転写シー
ト（図示せず）を介して転写するラベルプリンタなどに
より、基材２に視覚により認識可能な文字３（以下文字
という）と、コード領域に二次元バーコード５と、を印
字するものである。この二次元バーコード５は、省スペ
ースに、大量のデータ（情報）をコード化できるもので
ある。また、基材２は帯状の台紙７上に二列状に設けた
例を示したが、これに限定されるものでなく、任意の列
でよい。
例えばサーマルヘッドとプラテンローラより熱転写シー
ト（図示せず）を介して転写するラベルプリンタなどに
より、基材２に視覚により認識可能な文字３（以下文字
という）と、コード領域に二次元バーコード５と、を印
字するものである。この二次元バーコード５は、省スペ
ースに、大量のデータ（情報）をコード化できるもので
ある。また、基材２は帯状の台紙７上に二列状に設けた
例を示したが、これに限定されるものでなく、任意の列
でよい。
【００１２】文字３と、二次元バーコード５とは所望の
位置に印字されるものであが、二次元バーコード５の好
ましくい印字位置は、文字３に並設する位置に設けるも
のである。文字３は、商品名、価格或いは内容量など印
字するとともに、二次元バーコード５には商品名、価
格、内容量さらに必要事項などの商品情報がコード化さ
れた二次元バーコード５をコード領域に印字する。ま
た、基材２にはサーマルヘッドの発熱により発色する感
熱発色層を設けてもよく、この場合には、熱転写シート
は使用しないものである。
位置に印字されるものであが、二次元バーコード５の好
ましくい印字位置は、文字３に並設する位置に設けるも
のである。文字３は、商品名、価格或いは内容量など印
字するとともに、二次元バーコード５には商品名、価
格、内容量さらに必要事項などの商品情報がコード化さ
れた二次元バーコード５をコード領域に印字する。ま
た、基材２にはサーマルヘッドの発熱により発色する感
熱発色層を設けてもよく、この場合には、熱転写シート
は使用しないものである。
【００１３】次に、公知の点字用装置（例えばThomas B
railler)により文字３と重ね合わせるようにして、台紙
７の裏面側から基材２の表面に向けて凸状の小突出の点
字４を設けるものであり、この点字４は商品名を表示し
たものである。このような構成となした点字用ラベル１
は、商店或いはデパートなどの商品棚の棚札用として使
用され、視覚障害者が棚札としての点字用ラベル１を触
覚により商品名の情報を得るとともに、公知の携帯式の
音声出力装置を内蔵した光学読取装置（図示せず）を予
め携帯して、点字用ラベル１に設けた二次元バーコード
５を読み取る（スキャン）ことにより、その二次元バー
コード５の商品情報を音声で聞くことができ、その商品
情報を晴眼者と同様に得ることがでる。
railler)により文字３と重ね合わせるようにして、台紙
７の裏面側から基材２の表面に向けて凸状の小突出の点
字４を設けるものであり、この点字４は商品名を表示し
たものである。このような構成となした点字用ラベル１
は、商店或いはデパートなどの商品棚の棚札用として使
用され、視覚障害者が棚札としての点字用ラベル１を触
覚により商品名の情報を得るとともに、公知の携帯式の
音声出力装置を内蔵した光学読取装置（図示せず）を予
め携帯して、点字用ラベル１に設けた二次元バーコード
５を読み取る（スキャン）ことにより、その二次元バー
コード５の商品情報を音声で聞くことができ、その商品
情報を晴眼者と同様に得ることがでる。
【００１４】光学読取装置（図示せず）は、二次元バー
コード５を読み取り可能なリーダ部と、読み取ったデー
タを音声に変換する変換部と、音声出力装置と、操作部
と、これらを制御する制御部などを具備するものであ
る。また、音声出力装置は音声を発生させるスピーカま
たはイヤホンなどにより音声を聞くことができるもので
ある。従って、視覚障害者、高齢者或いは弱視者に晴眼
者と同様な商品情報を得ることができ、商品購入時の判
断が容易にすることができる。
コード５を読み取り可能なリーダ部と、読み取ったデー
タを音声に変換する変換部と、音声出力装置と、操作部
と、これらを制御する制御部などを具備するものであ
る。また、音声出力装置は音声を発生させるスピーカま
たはイヤホンなどにより音声を聞くことができるもので
ある。従って、視覚障害者、高齢者或いは弱視者に晴眼
者と同様な商品情報を得ることができ、商品購入時の判
断が容易にすることができる。
【００１５】図３は第二の実施の形態として示した点字
用ラベルの平面図である。前述と同様な部分には同一符
号を付し、説明を省略する。前述と同様の公知の印字装
置および点字装置により文字３および点字４を設けるも
のであり、この文字３と、点字４とを近接して設けてあ
る。点字３と文字４とは上下関係に位置するように設け
たものである。また、上述と同様に基材２のコード領域
に前述同様な情報として二次元バーコード５が印字され
ている。このような構成にすることにより、晴眼者に
は、鮮明に文字が確認できるとともに、視覚障害者に晴
眼者と同様な商品情報を得ることができる。また、コー
ド領域には二次元バーコードとして説明したが、これに
限定するものでなく、光学読取装置により読み取り可能
なコードであれば何れでもよい。
用ラベルの平面図である。前述と同様な部分には同一符
号を付し、説明を省略する。前述と同様の公知の印字装
置および点字装置により文字３および点字４を設けるも
のであり、この文字３と、点字４とを近接して設けてあ
る。点字３と文字４とは上下関係に位置するように設け
たものである。また、上述と同様に基材２のコード領域
に前述同様な情報として二次元バーコード５が印字され
ている。このような構成にすることにより、晴眼者に
は、鮮明に文字が確認できるとともに、視覚障害者に晴
眼者と同様な商品情報を得ることができる。また、コー
ド領域には二次元バーコードとして説明したが、これに
限定するものでなく、光学読取装置により読み取り可能
なコードであれば何れでもよい。
【００１６】又、本発明の点字用ラベル１は商品の大小
に限定されることなく商品自体に感圧性粘着剤６を介し
て直接貼付することもでき、省スペースな位置或いは場
所に設けることができるとともに、文字３、点字４およ
び二次元バーコード５とを一体的に設けたので、視覚障
害者にも晴眼者と同様の商品情報を得ることができる。
尚、本発明の点字用ラベルの点字は、台紙の裏面側から
基材２の表面に向けて凸状の小突出の点字を設けた例と
して説明したが、基材の表面に盛り上げ状した点字でも
よく、この場合の基材は、塩化ビニールに限定されるも
のではなく、紙類などにも適用可能である。
に限定されることなく商品自体に感圧性粘着剤６を介し
て直接貼付することもでき、省スペースな位置或いは場
所に設けることができるとともに、文字３、点字４およ
び二次元バーコード５とを一体的に設けたので、視覚障
害者にも晴眼者と同様の商品情報を得ることができる。
尚、本発明の点字用ラベルの点字は、台紙の裏面側から
基材２の表面に向けて凸状の小突出の点字を設けた例と
して説明したが、基材の表面に盛り上げ状した点字でも
よく、この場合の基材は、塩化ビニールに限定されるも
のではなく、紙類などにも適用可能である。
【００１７】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の点
字用ラベルは限られた場所或いはスペースに設けること
ができるとともに、点字ラベルに設けた二次元バーコー
ドを読み取ることにより、視覚障害者、高齢者或いは弱
視者にも晴眼者と同様な商品情報を得ることができ商品
購入の判断を容易にすることができる。
字用ラベルは限られた場所或いはスペースに設けること
ができるとともに、点字ラベルに設けた二次元バーコー
ドを読み取ることにより、視覚障害者、高齢者或いは弱
視者にも晴眼者と同様な商品情報を得ることができ商品
購入の判断を容易にすることができる。
【図１】第一の実施の形態として示した点字用ラベルの
平面図である。
平面図である。
【図２】台紙に仮着した基材の平面図である。
【図３】第二の実施の形態として示した点字用ラベルの
平面図である。
平面図である。
１ 本発明の点字用ラベル ２ 基材 ３ 視覚により認識可能な文字 ４ 触覚により認識可能な点字 ５ 二次元バーコード（コード領域） ６ 粘着剤（感圧性粘着剤）
Claims (4)
- 【請求項１】 基材、この基材に視覚により認識可能な
文字と、この文字と重ね合わせ、または近接して触覚に
より認識可能な点字と、光学読取装置により読み取り可
能な情報をコード化したコード領域とを、設けたことを
特徴とする点字用ラベル。 - 【請求項２】 前記基材のコード領域には、二次元バー
コードを印字したことを特徴とする請求項１記載の点字
用ラベル。 - 【請求項３】 前記基材に、感熱発色する感熱発色層を
設けたことを特徴とする請求項１または請求項２記載の
点字用ラベル。 - 【請求項４】 前記基材に、粘着層を形成したことを特
徴とする請求項１、２または３記載の点字用ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9092733A JPH10275206A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 点字用ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9092733A JPH10275206A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 点字用ラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10275206A true JPH10275206A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14062630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9092733A Pending JPH10275206A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 点字用ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10275206A (ja) |
Cited By (23)
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-
1997
- 1997-03-28 JP JP9092733A patent/JPH10275206A/ja active Pending
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