JPH10274253A - 磁気クラッチ、リール台および中間ギヤ - Google Patents

磁気クラッチ、リール台および中間ギヤ

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JPH10274253A JP7759597A JP7759597A JPH10274253A JP H10274253 A JPH10274253 A JP H10274253A JP 7759597 A JP7759597 A JP 7759597A JP 7759597 A JP7759597 A JP 7759597A JP H10274253 A JPH10274253 A JP H10274253A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価なヨーク板を使用できる磁気クラッチを
提供する。 【解決手段】 ヨーク板26にマグネット板24を吸着
させる構造ではなく、マグネット板24にヨーク板26
を吸着させる構造とし、ヨーク板26の厚さを0.19
mm以下にし、そのヨーク板26を外部に露出させる。 【効果】 ヨーク板に力がかからず、ヨーク板を薄くで
きため、保磁力の小さい安価な材料でヨーク板を形成し
ても、マグネット板の磁束が磁気センサで感知可能な程
度に漏れるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気クラッチ、リ
ール台および中間ギヤに関し、さらに詳しくは、デジタ
ルビデオカセット(DVC),ビデオテープレコーダ
ー,8ミリビディオテープレコーダー(8mmVTR),
ディジタルオーディオテープレコーダー(DAT),カ
セットテープレコーダー等のテープ駆動部などに用いら
れる磁気クラッチ、リール台および中間ギヤに関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭61−63949号公報には、ヒ
ステリシス板とマグネット板とが間隙をあけて対向する
ように両者を同軸に軸止し、両者の間でヒステリシスト
ルクにより回転を伝達する磁気クラッチを用いたリール
台が開示されている。また、マグネット板の、前記ヒス
テリシス板と対向する面と反対側の面に、ヨーク板を取
り付けて、ヒステリシストルクを大きくすることが開示
されている。
【0003】一方、特許第2554009号公報にも、
同様の磁気クラッチを用いたリール台が開示されてい
る。また、マグネット板の、前記ヒステリシス板と対向
する面と反対側の面から出る磁束を磁気センサで感知
し、回転を検出することが開示されている。
【0004】さらに、特許第2588813号公報に
も、同様の磁気クラッチを用いたリール台が開示されて
いる。また、マグネット板の、前記ヒステリシス板と対
向する面と反対側の面に、ヨーク板を位置させて、ヒス
テリシストルクを大きくすると共に、ヨーク板に10
〔Oe〕以上の保磁力を有する材料を用いて、ヨーク板
があってもマグネット板の磁束が磁気センサで感知可能
な程度に漏れるようにすることが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭61−6394
9号公報には、ヨーク板の厚さや材料についての開示が
全くない。また、リール台の構造物でヨーク板が隠蔽さ
れており、ヨーク板の近傍に磁気センサを設置できない
構造になっている。すなわち、マグネット板の磁束を磁
気センサで感知することについては全く考慮されていな
い。一方、特許第2554009号公報では、ヨーク板
を全く用いていない。すなわち、ヨーク板を用いたとき
に、マグネット板の磁束を磁気センサでどのように感知
するかについては全く考慮されていない。さらに、特許
第2588813号公報では、保磁力の大きな材料のヨ
ーク板を用いているが、かかる材料は高価である。
【0006】そこで、本発明の第1の目的は、ヨーク板
を用いてヒステリシストルクを大きくすると共に、ヨー
ク板があってもマグネット板の磁束が磁気センサで感知
可能な程度に漏れるようにし、且つ、安価な材料のヨー
ク板を使用できるように改良した磁気クラッチを提供す
ることにある。また、本発明の第2の目的は、上記磁気
クラッチを用いたリール台を提供することにある。さら
に、本発明の第3の目的は、上記磁気クラッチを用いた
中間ギヤを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、ヒステリシス板とマグネット板とが間隙をあけて対
向するように両者を同軸に軸止し、両者の間でヒステリ
シストルクにより回転を伝達する磁気クラッチにおい
て、前記マグネットの、前記ヒステリシス板と対向する
面と反対側の面に、厚さ0.19mm以下のヨーク板を
磁力により吸着させると共に、そのヨーク板を外部に露
出させたことを特徴とする磁気クラッチを提供する。上
記第1の観点による磁気クラッチでは、ヨーク板にマグ
ネット板を吸着させる構造(特許第2588813号公
報)ではなく、マグネット板にヨーク板を吸着させる構
造とした。このため、ヨーク板に外力がかからず、機械
的強度が弱くてもよくなり、その厚さを0.19mm以
下にすることが出来た。そして、この結果、保磁力の小
さい安価な材料でヨーク板を形成しても、マグネット板
の磁束が磁気センサで感知可能な程度に漏れるようにな
った。また、ヨーク板を外部に露出させたため、ヨーク
板の近傍に磁気センサを設置できるようになった。さら
に、ヨーク板がマグネット板に単に吸着されているだけ
なので、厚さや材料の異なるヨーク板に交換したり、複
数のヨーク板を重ねて吸着させたりして、ヨーク板の厚
さや材料を変えることが容易に可能となる。これによ
り、所望のトルク値とするための調整を容易に行うこと
が出来る。
【0008】第2の観点では、本発明は、上記構成の磁
気クラッチにおいて、前記ヨーク板が、ステンレス鋼
板、磁性合金板またはメッキ鋼板のいずれかであること
を特徴とする磁気クラッチを提供する。上記第2の観点
による磁気クラッチでは、安価なステンレス鋼板、磁性
合金板またはメッキ鋼板を使うため、安価に製作でき
る。ステンレス鋼板は、入手容易性,価格,加工性の見
地から有利である。磁性合金板は、高透磁率性,高保磁
力性の見地から有利である。メッキ鋼板は、耐錆性の見
地から有利である。
【0009】第3の観点では、本発明は、上記構成の磁
気クラッチにおいて、前記マグネットの一部をギヤとし
て成形したことを特徴とする磁気クラッチを提供する。
上記第3の観点による磁気クラッチでは、マグネット板
の一部をギヤに成形したので、ギヤを別体で製作してマ
グネット板に装着する必要がなくなり、部品点数および
組立工数を低減して、製造コストを節減することが出来
る。
【0010】第4の観点では、本発明は、上記磁気クラ
ッチのヒステリシス板とマグネット板の一方をモータ側
とし、他方をリール台側としたリール台を提供する。上
記構成の磁気クラッチはヨーク板を薄くできるので、全
体も薄くでき、近年の薄型化したテープ装置のリール台
に用いるのが好適である。
【0011】第5の観点では、本発明は、上記磁気クラ
ッチのヒステリシス板とマグネット板にそれぞれギヤを
設け、ヒステリシス板のギヤを第1の外部ギヤに噛合さ
せ、マグネット板のギヤを第2の外部ギヤに噛合させる
ことにより、第1の外部ギヤと第2の外部ギヤの間で回
転を伝達する中間ギヤを提供する。上記構成の磁気クラ
ッチはヨーク板を薄くできるので、全体も薄くでき、余
裕のないスペースに設置される中間ギヤに用いるのが好
適である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
【0013】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施形態にかかるリール台の断
面図である。このリール台100のテープリール軸1に
は、嵌合用爪1aとバネ2とに挟まれて、マグネット板
3が一体に取り付けられている。また、そのマグネット
板3に対して、軸受部材4を介して、ヒステリシス板保
持部材5とヒステリシス板6が回転可能に取り付けられ
ている。また、そのヒステリシス板6の周囲には、ドラ
イブギヤ7が取り付けられている。前記マグネット板3
の上面は、間隙をあけて、前記ヒステリシス板6の下面
と対向している。間隙の幅は、ワッシャ8により調整さ
れている。前記マグネット板3の下面には、ディスク状
のヨーク板9が磁力により吸着されている。前記マグネ
ット板3は、Nd-Fe-B系磁石,Sm−Co系磁石ま
たはフェライト系磁石であり、焼結磁石または樹脂磁石
である。前記ヒステリシス板6は、マルテンサイト系ス
テンレス鋼焼入材料製,Mn鋼系磁性材料製またはCr
−Co鋼系磁性材料製である。前記ヨーク板9は、フェ
ライト系,マルテンサイト系,析出硬化系のステンレス
鋼板や、パーマロイ,パーメンジュールなどの磁性合金
板や、電気亜鉛メッキ鋼板などのメッキ鋼板である。厚
さτは、0.19mm以下である。
【0014】さて、モータ(図示省略)により外部から
ドライブギヤ7を介してヒステリシス板保持部材5を回
転させると、ヒステリシス板6が回転する。テープの巻
き取りエンドでなければ抵抗力が小さいため、ヒステリ
シストルクによってマグネット板3が回転し、テープリ
ール軸1が回転する。これにより、テープが巻き取られ
る。テープの巻き取りエンドになると、テープリール軸
1が回転しなくなり、マグネット板3も回転しなくな
り、抵抗力が大きくなる。このため、ヒステリシス板6
が空回りする。
【0015】前記ヨーク板9は、厚さτが0.19mm
以下で薄いため、マグネット板3の磁束を磁気センサS
で十分感知できる程度に通す。そこで、磁気センサS
は、前記マグネット板3の回転,停止を検出できる。
【0016】以上のリール台100によれば、ヨーク板
9は、マグネット板3に吸着されているだけであるか
ら、機械的な強度は必要なく、厚さτを0.19mm以
下にできる。このため、安価な材料のヨーク板9でも、
マグネット板3の磁束を磁気センサSで十分感知できる
程度に通すようになる。
【0017】−第2の実施形態− 図2は、本発明の第2の実施形態にかかる中間ギヤの断
面図である。この中間ギヤ200の回転軸21には、ヒ
ステリシス板22が固着されている。そのヒステリシス
板22の周囲には、ギヤ23が取り付けられている。ま
た、前記回転軸21には、マグネット板24が回転可能
に取り付けられている。このマグネット板24には、ギ
ヤGが同時成形されている。前記マグネット板24の上
面は、間隙をあけて、前記ヒステリシス板22の下面と
対向している。間隙の幅は、ワッシャ25により調整さ
れている。前記マグネット板24の下面には、ディスク
状のヨーク板26が磁力により吸着されている。前記ヒ
ステリシス板22は、マルテンサイト系ステンレス鋼焼
入材料製,Mn鋼系磁性材料製またはCr−Co鋼系磁
性材料製である。前記マグネット板24は、Nd-Fe-
B系磁石,Sm−Co系磁石またはフェライト系磁石で
あり、焼結磁石または樹脂磁石である。前記ヨーク板2
6は、フェライト系,マルテンサイト系,析出硬化系の
ステンレス鋼板や、パーマロイ,パーメンジュールなど
の磁性合金板や、電気亜鉛メッキ鋼板などのメッキ鋼板
である。厚さτは、0.19mm以下である。
【0018】図3は、この中間ギヤ200のヨーク板2
6の厚さτに対するトルク値とヨーク板26の表面磁力
を測定した結果の図表である。磁気センサSで十分感知
できる表面磁力は30〔Gauss〕以上が好ましいから、
ヨーク板26の厚さを0.19以下にすればよいことが
判る。また、ヨーク板26の厚さを変えることによりト
ルク値を調整できることが判る。
【0019】図2に戻り、ギヤ23に噛合している第1
の外部ギヤ(図示省略)をモータ(図示省略)により回
転させると、ギヤ23によりヒステリシス板22が回転
する。抵抗力が小さいときは、ヒステリシストルクによ
って、マグネット板24が回転し、ギヤGも回転する。
よって、ギヤGに噛合している第2の外部ギヤ(図示省
略)が回転する。第2の外部ギヤ(図示省略)の回転に
対する抵抗力が大きくなると、マグネット板24が回転
しなくなり、ヒステリシス板22は空回りする。
【0020】前記ヨーク板26は、厚さτが0.19m
m以下で薄いため、マグネット板24の磁束を磁気セン
サSで十分感知できる程度に通す。そこで、磁気センサ
Sは、前記マグネット板26の回転を検出できる。
【0021】以上の中間ギヤ200によれば、ヨーク板
26は、マグネット板24に吸着されているだけである
から、機械的な強度は必要なく、厚さτを0.19mm
以下にできる。このため、安価な材料のヨーク板26で
も、マグネット板24の磁束を磁気センサSで十分感知
できる程度に通すようになる。また、全体を薄型にでき
るから、余裕のないスペースに設置される中間ギヤとし
て好適である。また、ドリブンギヤGをマグネット板2
4と一体に成形するため、部品点数および組立工数を低
減して、製造コストを節減することが出来る。
【0022】図4は、上記中間ギヤ200を用いたテー
プ駆動装置1200のテープ巻き取り時の状態を示す構
成説明図である。磁気テープTを巻き取るためにリール
モータ41が正回転すると、それに連動して、モータギ
ヤ42が正回転し、そのモータギヤ42にギヤ23が噛
合している中間ギヤ200のヒステリシス板22も正回
転する。すると、中間ギヤ200を支持している振り子
板43が巻取リール台44R側にスイングし、中間ギヤ
200のギヤGが巻取リール台44Rのギヤと噛合す
る。中間ギヤ200のギヤGは、ヒステリシストルクに
より正回転しているため、巻取リール台44Rが正回転
し、磁気テープTは、巻取リール台44Rに巻き取られ
る。テープの巻き取りエンドになると、ヒステリシスト
ルクより大きな力で巻取リール台44Rの回転が止めら
れるため、中間ギヤ200のギヤGが止り、マグネット
板24が止り、ヒステリシス板22は空回りする。
【0023】図5は、上記中間ギヤ200を用いたテー
プ駆動装置1200のテープ巻き戻し時の状態を示す構
成説明図である。磁気テープTを巻き戻すためにリール
モータ41が逆回転すると、それに連動して、モータギ
ヤ42が逆回転し、そのモータギヤ42にギヤ23が噛
合している中間ギヤ200のヒステリシス板22も逆回
転する。すると、中間ギヤ200を支持している振り子
板43が供給リール台44L側にスイングし、中間ギヤ
200のギヤGが供給リール台44Lのギヤと噛合す
る。中間ギヤ200のギヤGは、ヒステリシストルクに
より逆回転しているため、供給リール台44Lが逆回転
し、磁気テープTは、供給リール台44Lに巻き戻され
る。テープの巻き戻しエンドになると、ヒステリシスト
ルクより大きな力で供給リール台44Lの回転が止めら
れるため、中間ギヤ200のギヤGが止り、マグネット
板24が止り、ヒステリシス板22は空回りする。
【0024】以上のテープ駆動装置1200によれば、
上記中間ギヤ200を用いることにより、リール台44
R,44Lに磁気クラッチをそれぞれ内蔵する必要がな
くなり、構成を簡単に出来ると共に全体を薄型化でき
る。
【0025】−第3の実施形態− 図6は、本発明の第3の実施形態にかかる中間ギヤの断
面図である。この中間ギヤ300は、前記第3の実施形
態にかかる中間ギヤ200のマグネット板24の代り
に、外付けギヤ301を固着したマグネット板24’を
用いたものである。前記外付けギヤ301の材料は、例
えばポリアセタール樹脂等のエンジニアリングプラスチ
ック製である。以上の中間ギヤ300によれば、外付け
ギヤ301の交換を容易に行うことができるので、ギヤ
ピッチを容易に変更でき、広範な用途に対応可能とな
る。また、ギヤ破損等に対処するための保守性が向上す
る。
【0026】
【発明の効果】本発明の磁気クラッチ、リール台および
中間ギヤによれば、次の効果が得られる。 (1)ヨーク板がマグネット板に単に吸着されているだ
けの構造としたので、ヨーク板に外力がかからず、厚さ
を薄くでき、安価な材料でヨーク板を形成しても、マグ
ネット板の磁束を磁気センサで感知可能な程度に漏れる
ようにできる。また、ヨーク板を外部に露出させたの
で、ヨーク板の近傍に磁気センサを設置できる。さら
に、厚さや材料の異なるヨーク板に交換したり、複数の
ヨーク板を重ねて吸着させたりして、ヨーク板の厚さや
材料を変えることが容易に可能となり、所望のトルク値
とするための調整を容易に行うことが出来る。 (2)安価なステンレス鋼板、磁性合金板またはメッキ
鋼板を使えるため、安価に製作できる。 (3)マグネット板の一部をギヤに成形すると、部品点
数および組立工数を低減して、製造コストを節減でき
る。 (4)リール台を全体として薄くでき、近年の薄型化し
たテープ装置のリール台に用いるのが好適である。 (5)中間ギヤを全体として薄くでき、余裕のないスペ
ースに設置される中間ギヤに用いるのが好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるリール台の断
面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態にかかる中間ギヤの断
面図である。
【図3】図2の中間ギヤにおいてヨーク板の厚さに対す
るトルク値および表面磁力を測定した結果を示す図表で
ある。
【図4】図2の中間ギヤを用いたテープ駆動装置のテー
プ巻き取り時の状態を示す説明図である。
【図5】図2の中間ギヤを用いたテープ駆動装置のテー
プ巻き戻し時の状態を示す説明図である。
【図6】本発明の第3の実施形態にかかる中間ギヤの断
面図である。
【符号の説明】
3,24,24’ マグネット板 6,22 ヒステリシス板 9,26 ヨーク板 τ ヨーク板の厚さ S 磁気センサ 100 リール台 200,300 中間ギヤ 1200 テープ駆動装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒステリシス板とマグネット板とが間隙
    をあけて対向するように両者を同軸に軸止し、両者の間
    でヒステリシストルクにより回転を伝達する磁気クラッ
    チにおいて、 前記マグネットの、前記ヒステリシス板と対向する面と
    反対側の面に、厚さ0.19mm以下のヨーク板を磁力
    により吸着させると共に、そのヨーク板を外部に露出さ
    せたことを特徴とする磁気クラッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気クラッチにおい
    て、前記ヨーク板が、ステンレス鋼板、磁性合金板また
    はメッキ鋼板のいずれかであることを特徴とする磁気ク
    ラッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の磁気ク
    ラッチにおいて、前記マグネットの一部をギヤとして成
    形したことを特徴とする磁気クラッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の磁気クラッチのヒステリシス板とマグネット板の一方
    をモータ側とし、他方をリール台側としたリール台。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の磁気クラッチのヒステリシス板とマグネット板にそれ
    ぞれギヤを設け、ヒステリシス板のギヤを第1の外部ギ
    ヤに噛合させ、マグネット板のギヤを第2の外部ギヤに
    噛合させることにより、第1の外部ギヤと第2の外部ギ
    ヤの間で回転を伝達する中間ギヤ。
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