JP2017020568A - 自動開閉装置 - Google Patents

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Akio Iwami
昭夫 石水
章宏 伊藤
Akihiro Ito
章宏 伊藤
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Abstract

【課題】所定の回動中心軸を中心に回動して開閉する開閉部材を自動で開閉する自動開閉装置において、トルクリミッタの構成部品の機械的な構成を大幅に変更しなくても、開閉部材の重量等に応じてトルクリミッタの伝達トルクを設定することが可能な自動開閉装置を提供する。【解決手段】所定の回動中心軸を中心に回動して開閉する開閉部材を自動で開閉する自動開閉装置は、モータ9と、開閉部材に連結される出力軸と、モータ9の動力を減速して出力軸に伝達する減速歯車列11とを備えている。減速歯車列11は、磁力を用いたマグネット式のトルクリミッタを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、たとえば、洋式便器の便蓋等の、所定の回動中心軸を中心に回動して開閉する開閉部材を自動で開閉する自動開閉装置に関する。
従来、洋式便器の便座および便蓋を自動で開閉する便座・便蓋の開閉装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の開閉装置は、便座を回動させるための便座シャフトと、便蓋を回動させるための便蓋シャフトと、便座シャフトおよび便蓋シャフトのそれぞれを回転させる2個の歯車付きモータ装置とを備えている。歯車付きモータ装置は、モータと、モータの動力を減速して便座シャフトや便蓋シャフトに伝達する減速歯車列とを備えている。減速歯車列は、遊星歯車機構を備えており、遊星歯車機構は、駆動側太陽歯車と、従動側太陽歯車とを備えている。
便座や便蓋の場合、便座・便蓋が自動で開いている最中または便座・便蓋が自動で閉じている最中あるいは便座・便蓋が自動で開き始める前に、ユーザが便座・便蓋を強制的に開いたり、便座・便蓋が自動で開いている最中または便座・便蓋が自動で閉じている最中あるいは便座・便蓋が自動で閉じ始める前に、ユーザが便座・便蓋を強制的に閉じたりするといった状況が頻繁に起こりうる。このような状況が生じたときの減速歯車列の歯車の損傷を防止するため、特許文献1に記載の開閉装置では、遊星歯車機構を構成する駆動側太陽歯車と従動側太陽歯車との間にトルクリミッタが構成されている。
具体的には、従動側太陽歯車に、駆動側太陽歯車に向かって突出する従動側円筒部が形成され、従動側円筒部は、駆動側太陽歯車から従動側太陽歯車に向かって突出する駆動側円筒部の外周側に摺動可能に嵌合している。従動側円筒部には、径方向に貫通する3つの貫通孔が形成され、駆動側円筒部の外周面には、6本の溝が形成されている。3つの貫通孔は、6本の溝に対して1つおきに対向する位置に形成され、かつ、3本のローラピンが、貫通孔と溝の両者に跨るように配置されている。また、従動側円筒部の外側にはコイルバネが配置され、ローラピンを溝の底部に向けて付勢している。
特許文献1に記載の開閉装置では、出力側が通常負荷の範囲内にあるときには、貫通孔と溝の両者にローラピンが跨るように配置されており、駆動側太陽歯車の駆動力を従動側太陽歯車に伝達することが可能となっている。一方、出力側に過大なトルクが加わると、ローラピンがコイルバネの付勢力に抗して溝から外れるため、駆動側太陽歯車の駆動力が従動側太陽歯車に伝達されないように遮断される。
特開2006−238613号公報
洋式便器で使用される便座・便蓋には、たとえば、樹脂製のものもあれば、木製のものもあり、便座・便蓋の重量は様々である。様々な重量の便座・便蓋の開閉装置として特許文献1に記載の開閉装置が使用される場合、特許文献1に記載の開閉装置において、重量の軽い便座・便蓋に合わせてトルクリミッタの伝達トルクが設定されると、重量の重い便座・便蓋を自動で開閉する開閉装置では、便座・便蓋を自動で開いているときにトルクリミッタでの動力伝達が遮断されて、重量の重い便座・便蓋を自動で開くことができないといった現象が生じうる。一方、この開閉装置において、重量の重い便座・便蓋に合わせてトルクリミッタの伝達トルクが設定されると、重量の軽い便座・便蓋を自動で開閉する開閉装置では、トルクリミッタが適切に作用しないといった現象が生じうる。
そのため、様々な重量の便座・便蓋の開閉装置として特許文献1に記載の開閉装置を使用する場合には、便座・便蓋の重量に合わせてトルクリミッタの伝達トルクを設定する必要がある。しかしながら、特許文献1の記載の開閉装置では、従動側円筒部に形成される貫通孔、駆動側円筒部に形成される溝、ローラピンおよびコイルバネ等によってトルクリミッタが構成されているため、便座・便蓋の重量に合わせてトルクリミッタの伝達トルクが設定されると、便座・便蓋の重量に応じて、トルクリミッタの構成部品の機械的な構成を大幅に変更しなければならない場合が生じうる。また、トルクリミッタの構成部品の機械的な構成が大幅に変更されると、開閉装置の他の構成部品の機械的な構成も変更しなければならない場合が生じうる。
そこで、本発明の課題は、所定の回動中心軸を中心に回動して開閉する開閉部材を自動で開閉する自動開閉装置において、トルクリミッタの構成部品の機械的な構成を大幅に変更しなくても、開閉部材の重量等に応じたトルクリミッタの伝達トルクを設定することが可能な自動開閉装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の自動開閉装置は、所定の回動中心軸を中心に回動して開閉する開閉部材を自動で開閉する自動開閉装置において、モータと、開閉部材に連結される出力軸と、モータの動力を減速して出力軸に伝達する減速歯車列とを備え、減速歯車列は、磁力を用いたマグネット式のトルクリミッタを備えることを特徴とする。
本発明の自動開閉装置では、減速歯車列は、磁力を用いたマグネット式のトルクリミッタを備えている。そのため、本発明では、開閉部材の重量等に応じてトルクリミッタの伝達トルクを設定する場合であっても、開閉部材の重量等に応じてトルクリミッタの磁力の強さを設定すれば良い。したがって、本発明では、トルクリミッタの構成部品の機械的な構成を大幅に変更しなくても、開閉部材の重量等に応じてトルクリミッタの伝達トルクを設定することが可能になる。
本発明において、減速歯車列は、第1歯車と、第1歯車よりもピッチ円径が小さくかつ第1歯車と同軸上に配置される第2歯車とが形成される歯車部材を備え、歯車部材は、第1歯車が形成される第1歯車部材と、第2歯車が形成される第2歯車部材とを備え、第1歯車部材は、外周面に第1歯車が形成される筒状に形成され、第2歯車部材の一部は、第1歯車の内周側に配置され、トルクリミッタは、第1歯車部材および第2歯車部材のいずれか一方に取り付けられ第1歯車の内周側に配置される第1マグネットと、第1マグネットに対向するように第1歯車部材および第2歯車部材のいずれか他方に取り付けられ第1歯車の内周側に配置される第2マグネットまたは軟磁性部材とを備えることが好ましい。このように構成すると、筒状に形成される第1歯車部材の内周側にトルクリミッタを配置することができるため、第1歯車部材の外部にトルクリミッタの設置スペースを設ける必要がない。したがって、減速歯車列を小型化することが可能になる。
本発明において、たとえば、第2マグネットまたは軟磁性部材は、歯車部材の軸方向で第1マグネットに対向配置されている。この場合には、第2マグネットが歯車部材の軸方向で第1マグネットに対向配置されていることが好ましい。このように構成すると、第1マグネットと第2マグネットとを共通のマグネットにすることが可能になる。したがって、トルクリミッタの構成部品の製造単価を低減することが可能になるとともに、トルクリミッタの構成部品の管理が容易になる。
本発明において、トルクリミッタは、歯車部材の軸方向において、第2マグネットおよび軟磁性部材のいずれか一方と第1マグネットとの間の距離を確保するためのスペーサを備え、スペーサは、歯車部材の軸方向において、第1歯車部材と第2歯車部材との間、あるいは、第2マグネットおよび軟磁性部材のいずれか一方と第1マグネットとの間に配置されていることが好ましい。このように構成すると、第1マグネットや第2マグネットの着磁力を変更しなくても、スペーサの厚さを変更して第2マグネットおよび軟磁性部材のいずれか一方と第1マグネットとの間の距離を変更することで、第2マグネットおよび軟磁性部材のいずれか一方と第1マグネットとの間に作用する磁力を調整することが可能になる。すなわち、第1マグネットや第2マグネットの着磁力を変更しなくても、スペーサの厚さを変更することで、マグネット式のトルクリミッタの磁力の強さを調整することが可能になる。したがって、開閉部材の重量等に応じたトルクリミッタの伝達トルクの設定が容易になる。
本発明において、自動開閉装置は、第1マグネットの近傍に配置される磁気センサを備え、第1マグネットと磁気センサとによって、歯車部材の回転速度および回転位置の少なくともいずれか一方を検知するための検知機構が構成されていることが好ましい。このように構成すると、トルクリミッタを構成する第1マグネットに加えて、歯車部材の回転速度や回転位置を検知するための検知用のマグネットを設けなくても歯車部材の回転速度や回転位置を検知することが可能になる。したがって、自動開閉装置の構成を簡素化することが可能になる。
以上のように、本発明では、所定の回動中心軸を中心に回動して開閉する開閉部材を自動で開閉する自動開閉装置において、トルクリミッタの構成部品の機械的な構成を大幅に変更しなくても、開閉部材の重量等に応じてトルクリミッタの伝達トルクを設定することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかる自動開閉装置が取り付けられた洋式便器の側面図である。 図1に示す自動開閉装置の斜視図である。 図2に示すケース体に収容されるモータおよび減速歯車列の一部を示す側面図である。 図3に示す歯車部材の断面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるトルクリミッタの構成を説明するための断面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるトルクリミッタの構成を説明するための正面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるトルクリミッタの構成を説明するための正面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるトルクリミッタの構成を説明するための図であり、(A)は側面図、(B)は正面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるトルクリミッタの構成を説明するための斜視図である。 図9に示すトルクリミッタの構成を説明するための正面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(自動開閉装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる自動開閉装置1が取り付けられた洋式便器2の側面図である。図2は、図1に示す自動開閉装置1の斜視図である。図3は、図2に示すケース体12に収容されるモータ9および減速歯車列11の一部を示す側面図である。図4は、図3に示す歯車部材16の断面図である。
本形態の自動開閉装置1は、所定の回動中心軸を中心に回動して開閉する開閉部材を自動で開閉するための装置である。具体的には、自動開閉装置1は、水平方向を回動の軸方向として回動する開閉部材である洋式便器2の便蓋3を自動で開閉するための装置であり、便器本体4と便蓋3とを回動可能に連結する連結部5に設置されている。なお、自動開閉装置1は、便座6を自動で開閉するための装置であっても良い。
自動開閉装置1は、モータ9と、便蓋3に連結される出力軸10と、モータ9の動力を減速して出力軸10に伝達する減速歯車列11と、モータ9および減速歯車列11が収容されるケース体12とを備えている。モータ9の出力軸には、歯車14が固定されている。減速歯車列11は、モータ9から出力軸10への動力の伝達経路においてモータ9側からこの順番に配置される歯車部材15〜17と、トルクリミッタ18とを備えている。また、自動開閉装置1は、歯車部材16の回転速度および回転位置の少なくともいずれか一方を検知するための磁気センサ19を備えている。
歯車部材15には、歯車14と噛み合う歯車15aと、歯車15aよりもピッチ円径が小さい歯車15bとが形成されている。歯車15aと歯車15bとは、同軸上(同心上)に配置されている。歯車部材16には、歯車15bと噛み合う歯車16aと、歯車16aよりもピッチ円径が小さい歯車16bとが形成されている。歯車16aと歯車16bとは、同軸上に配置されている。歯車部材17には、歯車16bと噛み合う歯車17aと、歯車17aよりもピッチ円径が小さい歯車17bとが形成されている。歯車17aと歯車17bとは、同軸上に配置されている。歯車17bは、直接あるいは図示を省略する歯車部材を介して出力軸10に固定される歯車(図示省略)に連結されている。
モータ9の出力軸の軸方向と、出力軸10の軸方向と、歯車部材15〜17の軸方向(回転の軸方向)とは、平行になっている。また、出力軸10の軸方向は、便蓋3の回動中心軸の軸方向と一致している。歯車部材16は、固定軸20に回転可能に支持されている(図4参照)。固定軸20は、ケース体12の内部に配置される軸支持部材(図示省略)に固定されている。同様に、歯車部材15、17は、固定軸(図示省略)に回転可能に支持されている。この固定軸は、軸支持部材に固定されている。
図4に示すように、歯車部材16は、歯車16aが形成される第1歯車部材23と、歯車16bが形成される第2歯車部材24とから構成されている。第1歯車部材23は、底付きの円筒状に形成されており、歯車16aは第1歯車部材23の外周面に形成されている。第1歯車部材23の底部23aの中心には、固定軸20が挿通される貫通孔が形成されている。また、底部23aの、第1歯車部材23の内部側の面である内側面23bの中心には、歯車部材16の軸方向(以下、この方向を「軸方向」とする)へ突出するとともに第1歯車部材23の内部側へ突出する円環状の突出部23cが形成されている。本形態の歯車16aは、第1歯車である。
第2歯車部材24は、円筒状に形成される円筒部24aと、円筒状24aの一端から歯車部材16の径方向(以下、この方向を「径方向」とする)の外側へ広がる円環状の鍔部24bとを備える鍔付きの円筒状に形成されている。第2歯車部材24の内周側には、固定軸20が挿通されている。また、円筒部24aの一部および鍔部24bは、第1歯車部材23の内周側に配置されている。歯車16bは、円筒部24aの外周面に形成されている。鍔部24bの外径は、第1歯車部材23の内径よりもわずかに小さくなっている。本形態の歯車16bは、第2歯車である。
鍔部24bには、軸方向に向かって突出するとともに第1歯車部材23の突出部23cに向かって突出する円環状の突出部24cが形成されている。突出部23cの外径と突出部24cの外径とは等しくなっている。また、軸方向における突出部23cの突出量と軸方向における突出部24cの突出量とは等しくなっている。
トルクリミッタ18は、磁力を用いたマグネット式のトルクリミッタであり、第1歯車部材23に取り付けられるマグネット(永久磁石)27と、マグネット27に対向するように第2歯車部材24に取り付けられるマグネット(永久磁石)28とを備えている。本形態では、マグネット27とマグネット28とは、軸方向で隙間を介して対向配置されている。また、トルクリミッタ18は、軸方向において、マグネット27とマグネット28との間の距離を確保するためのスペーサ29を備えている。本形態のマグネット27は、第1マグネットであり、マグネット28は、第2マグネットである。
マグネット27、28は、平板状に形成されるとともに円環状に形成されている。本形態では、マグネット27とマグネット28とは、同形状に形成されるとともに、同じように着磁されており、マグネット27の磁力とマグネット28の磁力とは等しくなっている。すなわち、マグネット27とマグネット28とは、共通のマグネットである。マグネット27、28の内径は、突出部23c、24cの外径よりもわずかに大きくなっている。マグネット27、28の外径は、鍔部24bの外径とほぼ等しくなっている。マグネット27、28の厚さは、突出部23c、24cの軸方向の突出量とほぼ等しくなっている。
マグネット27は、マグネット27の厚さ方向と軸方向とが一致するように、第1歯車部材23の内周面と突出部23cの外周面との間に配置されている。マグネット28は、マグネット28の厚さ方向と軸方向とが一致するように、第1歯車部材23の内周面と突出部24cの外周面との間に配置されている。また、マグネット27は、マグネット27の一方の面が底部23aの内側面23bに接触するように配置され、マグネット28は、マグネット28の一方の面が鍔部24bの一方の面に接触するように配置されている。すなわち、マグネット27、28は、第1歯車部材23の内周側に配置されている。
スペーサ29は、円環状に形成された金属製または樹脂製の座金(ワッシャー)である。このスペーサ29は、軸方向において突出部23cと突出部24cとの間に配置されている。すなわち、スペーサ29は、軸方向において第1歯車部材23と第2歯車部材24との間に配置されている。なお、スペーサ29は、非磁性体であることが好ましい。また、本形態では、スペーサ29の外径は、突出23c、24cの外径よりも小さくなっているが、スペーサ29の外径は、突出23c、24cの外径以上となっていても良い。
磁気センサ19は、たとえば、ホールICであり、マグネット27の近傍に配置されている。具体的には、磁気センサ19は、軸方向において底部23aを介してマグネット27に対向するように配置されている。この磁気センサ19は、ケース体12の内部に配置されるセンサ保持部材(図示省略)に固定されている。本形態では、マグネット27と磁気センサ19とによって歯車部材16の回転速度や回転位置を検知するための検知機構30が構成されている。検知機構30で検知される歯車部材16の回転速度や回転位置は、モータ9の制御に利用されている。
自動開閉装置1では、出力軸10に作用する負荷が通常の範囲内にあるときには、マグネット27とマグネット28との間に作用する磁力によって第1歯車部材23と第2歯車部材24とが一緒に回転してモータ9と出力軸10との間で動力が伝達される。一方、出力軸10に過大な負荷が作用すると、マグネット27とマグネット28との間にすべりが生じて、モータ9と出力軸10との間の動力の伝達が遮断される。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、減速歯車列11は、磁力を用いたマグネット式のトルクリミッタ18を備えている。そのため、本形態では、便蓋3の重量に応じてトルクリミッタ18の伝達トルクを設定する場合であっても、便蓋3の重量に応じてトルクリミッタ18の磁力の強さを設定すれば良い。したがって、本形態では、トルクリミッタ18の構成部品の機械的な構成を大幅に変更しなくても、便蓋3の重量に応じてトルクリミッタ18の伝達トルクを設定することが可能になる。
本形態では、トルクリミッタ18は、軸方向においてマグネット27とマグネット28との間の距離を確保するためのスペーサ29を備えている。そのため、本形態では、マグネット27、28の着磁力を変更しなくても、スペーサ29の厚さを変更してマグネット27とマグネット28との距離を変更することで、マグネット27とマグネット28との間に作用する磁力を調整することが可能になる。すなわち、本形態では、マグネット27、28の着磁力を変更しなくても、1枚のスペーサ29の厚さを変更することで、あるいは、突出部23cと突出部24cとの間に配置されるスペーサ29の枚数を変更してスペーサ29の全体の厚さを変更することで、マグネット式のトルクリミッタ18の磁力の強さを調整することが可能になる。したがって、本形態では、便蓋3の重量に応じたトルクリミッタ18の伝達トルクの設定が容易になる。
本形態では、トルクリミッタ18を構成するマグネット27、28は、第1歯車部材23の内周側に配置されている。そのため、本形態では、第1歯車部材23の外部にトルクリミッタ18の設置スペースを設ける必要がない。したがって、本形態では、減速歯車列11を小型化することが可能になる。また、本形態では、マグネット27とマグネット28とが軸方向で対向配置されており、マグネット27とマグネット28とが共通のマグネットとなっている。そのため、本形態では、トルクリミッタ18の構成部品の製造単価を低減することが可能になるとともに、トルクリミッタ18の構成部品の管理が容易になる。
本形態では、マグネット27の近傍に配置される磁気センサ19とマグネット27とによって歯車部材16の回転速度や回転位置を検知するための検知機構30が構成されている。そのため、本形態では、トルクリミッタ18を構成するマグネット27に加えて、歯車部材16の回転速度や回転位置を検知するための検知用のマグネットを設けなくても歯車部材16の回転速度や回転位置を検知することが可能になる。したがって、本形態では、自動開閉装置1の構成を簡素化することが可能になる。
(トルクリミッタの変形例1)
図5は、本発明の他の実施の形態にかかるトルクリミッタ18の構成を説明するための断面図である。
上述した形態では、トルクリミッタ18は、軸方向で対向するマグネット27とマグネット28とを備えているが、トルクリミッタ18は、図5に示すように、径方向で対向するマグネット37とマグネット38とを備えていても良い。図5に示す例では、マグネット37、38は、円筒状に形成されている。マグネット37は、第1歯車部材23の内周面に取り付けられ、マグネット38は、第2歯車部材24の鍔部24bの外周面に固定されている。すなわち、マグネット37、38は、第1歯車部材23の内周側に配置されている。
軸方向におけるマグネット37の長さとマグネット38の長さとは等しくなっている。マグネット37の内周面とマグネット38の外周面とは、隙間を介して対向している。また、図5に示す例では、磁気センサ19は、たとえば、径方向において第1歯車部材23を介してマグネット37の外周面に対向するように配置されている。図5に示す例では、マグネット37は、第1マグネットであり、マグネット38は、第2マグネットである。なお、図5では、上述した形態と同様の構成については、同一の符号を付している。
(トルクリミッタの変形例2)
図6は、本発明の他の実施の形態にかかるトルクリミッタ48の構成を説明するための正面図である。図7は、本発明の他の実施の形態にかかるトルクリミッタ58の構成を説明するための正面図である。図8は、本発明の他の実施の形態にかかるトルクリミッタ68の構成を説明するための図であり、(A)は側面図、(B)は正面図である。図9は、本発明の他の実施の形態にかかるトルクリミッタ78の構成を説明するための斜視図である。図10は、図9に示すトルクリミッタ78の構成を説明するための正面図である。
上述した形態では、トルクリミッタ18は、歯車部材16の内部に設置されている。この他にもたとえば、図6に示すように、モータ9の出力軸に固定されるマグネット45と、歯車部材15に固定されるマグネット46とによって、トルクリミッタ48が構成されても良い。図6に示す例では、マグネット45は、円筒状に形成され、マグネット46は、マグネット45よりも外径の大きい円筒状に形成されている。マグネット45は、歯車14の代わりにモータ9の出力軸に固定され、マグネット46は、歯車部材15に歯車15aが形成される代わりに歯車部材15に固定されており、マグネット45の外周面の一部とマグネット46の外周面の一部とが隙間を介して対向している。すなわち、マグネット45、46は、マグネット45、46の径方向で対向するように配置されている。
図6に示す例では、出力軸10に作用する負荷が通常の範囲内にあるときには、マグネット45とマグネット46との間に作用する磁力によってマグネット45とマグネット46との間で動力が減速されて伝達され、モータ9と出力軸10との間で動力が伝達される。一方、出力軸10に過大な負荷が作用すると、マグネット45とマグネット46との間にすべりが生じて、モータ9と出力軸10との間の動力の伝達が遮断される。図6に示す例では、マグネット45とマグネット46との間で動力が伝達されるときの騒音を低減することが可能になる。なお、図6に示す例では、磁気センサ19は、たとえば、マグネット46の外周面に対向するように配置されている。また、図6では、上述した形態と同様の構成には、同一の符号を付している。
また、図6に示すトルクリミッタ48では、マグネット45の外周面の一部とマグネット46の外周面の一部とが対向しているが、図7に示すトルクリミッタ58のように、モータ9の出力軸に固定されるマグネット55の外周面の一部と、歯車部材15に固定されるマグネット56の内周面の一部とが隙間を介して対向していても良い。図7に示す例では、マグネット55は、円筒状に形成され、マグネット56は、マグネット55の外径よりもその内径が大きい円筒状に形成されている。マグネット55は、歯車14の代わりにモータ9の出力軸に固定されている。また、図7に示す例では、上述した形態において歯車部材15の、歯車15aが形成されていた部分は円筒状に形成されており、マグネット56は、歯車部材15に歯車15aが形成される代わりに歯車部材15の内周面に固定されている。
図7に示す例では、図6に示す例と同様に、出力軸10に作用する負荷が通常の範囲内にあるときには、マグネット55とマグネット56との間に作用する磁力によってマグネット55とマグネット56との間で動力が減速されて伝達され、モータ9と出力軸10との間で動力が伝達される。一方、出力軸10に過大な負荷が作用すると、マグネット55とマグネット56と間にすべりが生じて、モータ9と出力軸10との間の動力の伝達が遮断される。図7に示す例でも、マグネット55とマグネット56との間で動力が伝達されるときの騒音を低減することが可能になる。なお、図7では、上述した形態と同様の構成には、同一の符号を付している。
また、図8に示すトルクリミッタ68のように、モータ9の出力軸に固定されるマグネット65と、歯車部材15に固定されるマグネット66とがモータ9の出力軸の軸方向で隙間を介して対向していても良い。図8に示す例では、マグネット65は、円板状に形成され、マグネット66は、マグネット65の外径よりもその内径が大きい円環状に形成されている。マグネット65は、歯車14の代わりにモータ9の出力軸の先端に固定されている。また、マグネット66は、歯車部材15に歯車15aが形成される代わりに歯車部材15の端面に固定されている。
図8に示す例でも、図6に示す例と同様に、出力軸10に作用する負荷が通常の範囲内にあるときには、マグネット65とマグネット66との間に作用する磁力によってマグネット65とマグネット66との間で動力が減速されて伝達され、モータ9と出力軸10との間で動力が伝達される。一方、出力軸10に過大な負荷が作用すると、マグネット65とマグネット66との間にすべりが生じて、モータ9と出力軸10との間の動力の伝達が遮断される。図8に示す例でも、マグネット65とマグネット66との間で動力が伝達されるときの騒音を低減することが可能になる。なお、図8では、上述した形態と同様の構成には、同一の符号を付している。
また、図9、図10に示すように、トルクリミッタ78は、モータ9の出力軸に固定される円筒状のマグネット74と、マグネット74の外周面の一部とその外周面の一部とが対向するように配置される円筒状の複数のマグネット75と、複数のマグネット75の外周面の一部とその内周面の一部とが対向するように配置される円筒状のマグネット76とを備える遊星型の磁気式動力伝達機構(マグネットカップリング)であっても良い。図9、図10に示す例では、トルクリミッタ78は、3個のマグネット75を備えている。マグネット74の外径とマグネット75の外径とは、ほぼ等しくなっている。マグネット76の内径は、マグネット74、75の外径よりも大きくなっている。
マグネット74は、歯車14の代わりにモータ9の出力軸の先端に固定されている。また、図9、図10に示す例では、上述した形態において歯車部材15の、歯車15aが形成されていた部分は、切欠き部を有する円筒状に形成されており、この部分に歯車15aは形成されていない。マグネット75は、切欠き部分において歯車部材15に回転可能に保持されており、自転しながら公転する。マグネット76は、歯車部材15の円筒状に形成された部分の外周面に固定されている。
図9、図10に示す例でも、図6に示す例と同様に、出力軸10に作用する負荷が通常の範囲内にあるときには、マグネット74とマグネット75との間に作用する磁力によってマグネット74とマグネット75との間で動力が伝達されるとともに、マグネット75とマグネット76との間に作用する磁力によってマグネット75とマグネット76との間で動力が減速されて伝達され、モータ9と出力軸10との間で動力が伝達される。一方、出力軸10に過大な負荷が作用すると、マグネット74とマグネット75との間、あるいは、マグネット75とマグネット76との間にすべりが生じて、モータ9と出力軸10との間の動力の伝達が遮断される。図9、図10に示す例でも、マグネット74とマグネット75との間で動力が伝達されるときの騒音およびマグネット75とマグネット76との間で動力が伝達されるときの騒音を低減することが可能になる。なお、図9、図10では、上述した形態と同様の構成には、同一の符号を付している。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、マグネット27とマグネット28とは同形状に形成されているが、マグネット27の形状とマグネット28の形状とが異なっていても良い。また、上述した形態では、マグネット27の磁力とマグネット28の磁力とが等しくなっているが、マグネット27の磁力とマグネット28の磁力とが異なっていても良い。さらに、上述した形態では、マグネット27とマグネット28とが隙間を介して対向配置されているが、マグネット27とマグネット28とが接触していても良い。また、上述した形態では、スペーサ29は、軸方向において突出部23cと突出部24cとの間に配置されているが、スペーサ29は、軸方向においてマグネット27とマグネット28との間に配置されても良い。
上述した形態では、トルクリミッタ18は、マグネット27と、マグネット27に対向するマグネット28とを備えている。この他にもたとえば、トルクリミッタ18は、マグネット27またはマグネット28に代えて、軟磁性材料で形成される軟磁性部材を備えていても良い。なお、トルクリミッタ18がマグネット27に代えて軟磁性部材を備えている場合には、マグネット28は第1マグネットになる。
同様に、図5に示す例において、トルクリミッタ18は、マグネット37またはマグネット38に代えて、軟磁性部材を備えていても良い。また、図6に示す例において、トルクリミッタ48は、マグネット45またはマグネット46に代えて、軟磁性部材を備えていても良いし、図7に示す例において、トルクリミッタ58は、マグネット55またはマグネット56に代えて、軟磁性部材を備えていても良いし、図8に示す例において、トルクリミッタ68は、マグネット65またはマグネット66に代えて、軟磁性部材を備えていても良い。また、図9、図10に示す例において、トルクリミッタ78は、マグネット74またはマグネット75あるいはマグネット76に代えて、軟磁性部材を備えていても良いし、マグネット74およびマグネット76に代えて、軟磁性部材を備えていても良い。
上述した形態および図5に示す例では、トルクリミッタ18は、歯車部材16の内部に設けられているが、トルクリミッタ18は、歯車部材15の内部に設けられても良いし、歯車部材17の内部に設けられても良い。また、歯車部材17と出力軸10との間にさらに歯車部材が配置される場合には、この歯車部材の内部にトルクリミッタ18が設けられても良い。なお、トルクリミッタ18の伝達トルクを低減しつつモータ9の動力を確実に伝達するため、トルクリミッタ18は、モータ9から出力軸10への動力伝達方向においてモータ9の後段(第1段目)に配置される歯車部材15の内部、または、歯車部材15の後段(第2段目)に配置される歯車部材16の内部に設けられていることが好ましい。
また、図6〜図10に示す例では、トルクリミッタ48、58、68、78は、モータ9の出力軸と歯車部材15との間に設けられているが、トルクリミッタ48、58、68、78は、歯車部材15と歯車部材16との間に設けられても良いし、歯車部材16と歯車部材17との間に設けられても良い。また、トルクリミッタ48、58、68、78は、歯車部材17と出力軸10との間に設けられても良い。なお、トルクリミッタ48、58、68、78の伝達トルクを低減しつつモータ9の動力を確実に伝達するため、トルクリミッタ48、58、68、78は、モータ9の出力軸と歯車部材15との間、または、歯車部材15と歯車部材16との間に設けられていることが好ましい。
上述した形態では、自動開閉装置1は、便蓋3を自動で開閉するための装置であるが、自動開閉装置1は、炊飯器の蓋を自動で開閉するための装置であっても良いし、洗濯機の蓋を自動で開閉するための装置であっても良いし、プロジェクタの蓋を自動で開閉するための装置であっても良いし、キャビネットの扉を自動で開閉するための装置であっても良い。また、自動開閉装置1は、これら以外の、水平方向を回動の軸方向として回動する開閉部材、鉛直方向を回動の軸方向として回動する開閉部材、あるいは、水平方向と鉛直方向とに対して傾く方向を回動の軸方向として回動する開閉部材を自動で開閉するための装置であっても良い。
1 自動開閉装置
3 便座(開閉部材)
9 モータ
10 出力軸
11 減速歯車列
16 歯車部材
16a 歯車(第1歯車)
16b 歯車(第2歯車)
18、48、58、68、78 トルクリミッタ
19 磁気センサ
23 第1歯車部材
24 第2歯車部材
27、37 マグネット(第1マグネット)
28、38 マグネット(第2マグネット)
29 スペーサ
30 検知機構

Claims (6)

  1. 所定の回動中心軸を中心に回動して開閉する開閉部材を自動で開閉する自動開閉装置において、
    モータと、前記開閉部材に連結される出力軸と、前記モータの動力を減速して前記出力軸に伝達する減速歯車列とを備え、
    前記減速歯車列は、磁力を用いたマグネット式のトルクリミッタを備えることを特徴とする自動開閉装置。
  2. 前記減速歯車列は、第1歯車と、前記第1歯車よりもピッチ円径が小さくかつ前記第1歯車と同軸上に配置される第2歯車とが形成される歯車部材を備え、
    前記歯車部材は、前記第1歯車が形成される第1歯車部材と、前記第2歯車が形成される第2歯車部材とを備え、
    前記第1歯車部材は、外周面に前記第1歯車が形成される筒状に形成され、
    前記第2歯車部材の一部は、前記第1歯車の内周側に配置され、
    前記トルクリミッタは、前記第1歯車部材および前記第2歯車部材のいずれか一方に取り付けられ前記第1歯車の内周側に配置される第1マグネットと、前記第1マグネットに対向するように前記第1歯車部材および前記第2歯車部材のいずれか他方に取り付けられ前記第1歯車の内周側に配置される第2マグネットまたは軟磁性部材とを備えることを特徴とする請求項1記載の自動開閉装置。
  3. 前記第2マグネットまたは前記軟磁性部材は、前記歯車部材の軸方向で前記第1マグネットに対向配置されていることを特徴とする請求項2記載の自動開閉装置。
  4. 前記第2マグネットが前記歯車部材の軸方向で前記第1マグネットに対向配置されていることを特徴とする請求項3記載の自動開閉装置。
  5. 前記トルクリミッタは、前記歯車部材の軸方向において、前記第2マグネットおよび前記軟磁性部材のいずれか一方と前記第1マグネットとの間の距離を確保するためのスペーサを備え、
    前記スペーサは、前記歯車部材の軸方向において、前記第1歯車部材と前記第2歯車部材との間、あるいは、前記第2マグネットおよび前記軟磁性部材のいずれか一方と前記第1マグネットとの間に配置されていることを特徴とする請求項3または4記載の自動開閉装置。
  6. 前記第1マグネットの近傍に配置される磁気センサを備え、
    前記第1マグネットと前記磁気センサとによって、前記歯車部材の回転速度および回転位置の少なくともいずれか一方を検知するための検知機構が構成されていることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載の自動開閉装置。
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