JPH0823948B2 - 磁気式トルクリミッタおよびリール台装置 - Google Patents

磁気式トルクリミッタおよびリール台装置

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JPH0823948B2
JPH0823948B2 JP5156957A JP15695793A JPH0823948B2 JP H0823948 B2 JPH0823948 B2 JP H0823948B2 JP 5156957 A JP5156957 A JP 5156957A JP 15695793 A JP15695793 A JP 15695793A JP H0823948 B2 JPH0823948 B2 JP H0823948B2
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magnet
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高良 林
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Yamauchi Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気式トルクリミッ
タおよびリール台装置に関し、さらに詳しくは、8ミリ
ビディオテープレコーダー(8mmVTR),ディジタル
オーディオテープレコーダー(DAT),カセットテー
プレコーダー等に用いられる磁気式トルクリミッタおよ
びリール台装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の磁気式トルクリミッタの
一例の要部断面図である。この磁気式トルクリミッタ3
00において、リング状のドライブギア301の内側に
は、ディスク状のヒステリシス板2が固設されており、
そのヒステリシス板2の内側には、軸受部材4が嵌着さ
れている。その軸受部材4は、テープリール軸306
に、回転自在に嵌められている。5は、ワッシャであ
る。ヒステリシス板2は、Mn鋼系磁性材料製またはC
r−Co鋼系磁性材料製であり、保磁力Hc=140O
eである。
【0003】テープリール軸306には、ヨーク板7が
固設されており、そのヨーク板7の上面には、円周方向
に交互に複数極の着磁がなされたディスク状のマグネッ
ト板8が磁力で吸着している。9は、ヨーク板7上でマ
グネット板8がスリップしないようにする回転止めであ
る。ヨーク板7は、磁性ステンレス製であり、高透磁率
であるが、保磁力Hcは10〔Oe〕よりもずっと小さ
い。
【0004】以上のような磁気式トルクリミッタ300
において、外部からドライブギア301を介してヒステ
リシス板2を回転させると、ヒステリシストルクにより
マグネット板8が回転し、それによりテープリール軸3
06が回転する。テープの巻き取りエンドになると、ヒ
ステリシストルクより大きな力でテープリール軸306
が止められるため、ドライブギア301はスリップ回転
する。なお、トルク値は、回転方向に依存しない。
【0005】図9は、上記構造の磁気式トルクリミッタ
300A,300Bを用いたリール台装置1300の正
回転時の状態を示す構成説明図である。磁気式トルクリ
ミッタ300A,300Bは、トルク値が異なってお
り、それぞれ巻取リール軸82および供給リール軸83
に取り付けられている。例えば8ミリVTRの場合、磁
気式トルクリミッタ300Aのトルク値は15g・cm
程度であり、磁気式トルクリミッタ300Bのトルク値
は30g・cm程度である。モータ21によりプーリ2
2を正回転すると、タイミングベルト23により振り子
ギア機構のプーリ24が正回転し、振り子板25で支持
された振り子ギア81を正スイングさせる。すると、振
り子ギア81は、巻取リール軸82に噛合し、巻取リー
ル軸82を正回転させる。これにより、磁気テープJ
は、回転ヘッドHに摺接されつつ,巻取リール軸82に
巻き取られる。
【0006】図10は、上記リール台装置1300の逆
回転時の状態を示す構成説明図である。モータ21によ
りプーリ22を逆回転すると、タイミングベルト23に
より振り子ギア機構のプーリ24が逆回転し、振り子ギ
ア81を逆スイングさせる。すると、振り子ギア81
は、供給リール軸83に噛合し、供給リール軸83を逆
回転させる。これにより、磁気テープJは、回転ヘッド
Hに摺接されつつ,供給リール軸83に巻き戻される。
【0007】なお、上記リール台装置1300では、ト
ルク値の異なる2種類の磁気式トルクリミッタ300
A,300Bを使用しているが、これは正回転時と逆回
転時とで回転ヘッドHの回転方向と磁気テープJの送り
方向の関係が逆になるため、必要なトルクが異なるから
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の磁気式トル
クリミッタ300のトルク値は、回転方向に依存しな
い。このため、上記従来のリール台装置1300では、
トルク値の異なる2種類の磁気式トルクリミッタ300
A,300Bを使用している。しかし、トルク値の異な
る2種類の磁気式トルクリミッタを使用しなけらばなら
ないのは、構成が複雑になる問題点がある。また、コス
トがかかる問題点がある。そこで、この発明の第1の目
的は、回転方向に応じてトルク値の変化する磁気式トル
クリミッタを提供することにある。また、第2の目的
は、簡単な構造で安価なリール台装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、第1回転軸と、その第1回転軸に固設されたヒス
テリシス板と、第2回転軸と、その第2回転軸に固設さ
れたヨーク板と、そのヨーク板の一面に吸着すると共に
前記ヒステリシス板に間隙をあけて対向するマグネット
板とを具備し、前記ヒステリシス板と前記マグネット板
の間のヒステリシストルクにより前記第1回転軸と前記
第2回転軸の間で回転を伝達する磁気式トルクリミッタ
において、第1回転軸または第2回転軸が一方向に回転
するときは前記マグネット板からの磁束を前記ヒステリ
シス板の圧延方向に透過させ、他方向に回転するときは
前記マグネット板からの磁束を前記ヒステリシス板の厚
さ方向に透過させ、回転方向によりヒステリシストルク
を変化させることを特徴とする磁気式トルクリミッタを
提供する。
【0010】第2の観点では、この発明は、第1回転軸
と、その第1回転軸に固設されたヒステリシス板と、第
2回転軸と、その第2回転軸に固設されたヨーク板と、
そのヨーク板の一面に吸着すると共に前記ヒステリシス
板に間隙をあけて対向するマグネット板とを具備し、前
記ヒステリシス板と前記マグネット板の間のヒステリシ
ストルクにより前記第1回転軸と前記第2回転軸の間で
回転を伝達する磁気式トルクリミッタにおいて、第1回
転軸または第2回転軸が一方向に回転するときは前記ヒ
ステリシス板の反マグネット板側に近接または密着し、
他方向に回転するときは前記ヒステリシス板の反マグネ
ット板側から離隔するサブヨーク板を設け、回転方向に
よりヒステリシストルクを変化させることを特徴とする
磁気式トルクリミッタを提供する。
【0011】第3の観点では、この発明は、第1回転軸
と、その第1回転軸に固設されたヒステリシス板と、第
2回転軸と、その第2回転軸に固設されたヨーク板と、
そのヨーク板の一面に吸着すると共に前記ヒステリシス
板に間隙をあけて対向するマグネット板とを具備し、前
記ヒステリシス板と前記マグネット板の間のヒステリシ
ストルクにより前記第1回転軸と前記第2回転軸の間で
回転を伝達する磁気式トルクリミッタにおいて、第1回
転軸または第2回転軸が一方向に回転するときは前記ヒ
ステリシス板の反マグネット板側に押し付けられ、他方
向に回転するときは前記ヒステリシス板の反マグネット
板側から離隔するか又は押し付けられる体積が小さくな
る磁性ばねを設け、回転方向によりヒステリシストルク
を変化させることを特徴とする磁気式トルクリミッタを
提供する。
【0012】第4の観点では、この発明は、回転方向に
応じて巻取リール軸または供給リール軸に噛合する振り
子ギア機構を備えたリール台装置において、前記振り子
ギア機構に、請求項1から請求項3のいずれかに記載の
磁気式トルクリミッタを用いたことを特徴とするリール
台装置を提供する。
【0013】
【作用】上記第1の観点によるこの発明の磁気式トルク
リミッタでは、一方向の回転時はマグネット板からの磁
束をヒステリシス板の圧延方向に透過させ、他方向の回
転時はマグネット板からの磁束を前記ヒステリシス板の
厚さ方向に透過させる。磁束がヒステリシス板の圧延方
向に透過するときはヒステリシストルクが大きく、磁束
がヒステリシス板の厚さ方向に透過するときはヒステリ
シストルクが小さいので、回転方向によりトルク値が変
化することとなる。
【0014】上記第2の観点によるこの発明の磁気式ト
ルクリミッタでは、サブヨーク板をヒステリシス板の反
マグネット板側に近接/密着することでマグネット板か
らの磁束をヒステリシス板の厚さ方向に透過させ、サブ
ヨーク板をヒステリシス板の反マグネット板側から離隔
することでマグネット板からの磁束をヒステリシス板の
圧延方向に透過させる。
【0015】上記第3の観点によるこの発明の磁気式ト
ルクリミッタでは、磁性ばねをヒステリシス板の反マグ
ネット板側に押し付けることでマグネット板からの磁束
をヒステリシス板の厚さ方向に透過させ、磁性ばねをヒ
ステリシス板の反マグネット板側から離隔するか又は押
し付ける体積を小さくすることでマグネット板からの磁
束をヒステリシス板の圧延方向に透過させる。
【0016】上記第4の観点によるこの発明のリール台
装置では、上記この発明の磁気式トルクリミッタを振り
子ギア機構に用いることで、1つの磁気式トルクリミッ
タで足るようになる。従って、構成が簡単な且つ安価と
なる。
【0017】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。 −第1実施例− 図1は、この発明の第1実施例の磁気式トルクリミッタ
を示す要部断面図である。この磁気式トルクリミッタ1
00において、ドリブンギア1の内側には、ディスク状
のヒステリシス板2が固設されている。また、ヒステリ
シス板2の内側には、軸受部材4が嵌着されている。そ
の軸受部材4は、ドライブ軸6に、回転自在に嵌められ
ている。5はワッシャである。ドリブンギア1および軸
受部材4は、ポリアセタール樹脂等のエンジニアリング
プラスチック製である。ヒステリシス板2は、Mn鋼系
磁性材料製,Cr−Co鋼系磁性材料製または焼入ステ
ンレス鋼製であり、保磁力Hc=140〔Oe〕であ
り,Br=9000〔Gauss〕である。ワッシャ5
は、66−ナイロン製である。
【0018】ドライブ軸6には、ヨーク板7が固設され
ており、そのヨーク板7の上面には、円周方向に交互に
複数極の着磁がなされたディスク状のマグネット板8が
磁力で吸着している。なお、ドライブ軸6には、ヨーク
板7上でマグネット板8がスリップしないようにする回
転止め9が設けられている。
【0019】ドライブ軸6は、ヒステリシス板2を貫通
して、反マグネット板側に突出している。そして、その
突出部には、キャップ11が固着されている。また、そ
のキャップ11には、ドライブギア10が螺合されてい
る。ドライブギア10は、外部から一方向に回転される
と、キャップ11に対する螺合が進んで、図1の右半分
に示す状態となる。他方、外部から他方向に回転される
と、キャップ11に対する螺合が解除されて、図1の左
半分に示す状態となる。ドライブギア10のヒステリシ
ス板2側には、逆皿形状のサブヨーク板3が固着されて
いる。
【0020】ドライブ軸6,ドライブギア10およびキ
ャップ11は、高摺動グレードのポリアセタール(PO
M)樹脂製である。この外に、カーボン繊維入りのポリ
アセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂などが使用できる。サブヨーク板3およびヨ
ーク板7は、マルテンサイト系ステンレス鋼(SUS4
20J2)の焼入材であり、保磁力Hc=70〔O
e〕,Br=9000〔Gauss〕である。マルテン
サイト系ステンレス鋼は、入手容易であり,安価で,加
工しやすい。なお、上記のほかZnめっき鋼,磁性ステ
ンレス鋼,フェライト系ステンレス鋼も使用できる。マ
グネット板8は、Nd-Fe-B系磁石である。この外
に、フェライト系プラスチック磁石が使用できる。
【0021】この磁気式トルクリミッタ100におい
て、外部からドライブギア10を一方向に回転させる
と、図1の右半分に示す状態となり、それ以上は螺合が
進まず、ドライブ軸6を一方向に回転させる。すると、
ヨーク板7,マグネット板8が一方向に回転し、ヒステ
リシストルクによりヒステリシス板2も一方向に回転
し、それによりドリブンギア1が一方向に回転する。こ
のとき、サブヨーク板3は、ヒステリシス板2の反マグ
ネット板側から離隔した位置(例えばギャップ1mm)
にある。そこで、図2に示すように、マグネット板8か
らの磁束Φは、ヒステリシス板2の圧延方向に透過し、
トルク値が大きくなる。このトルク値より大きな力でド
リブンギア1が止められると、ドライブ軸6はスリップ
回転する。
【0022】他方、外部からドライブギア10を他方向
に回転させると、図1の左半分に示す状態となり、それ
以上は螺合が解除されず、ドライブ軸6を他方向に回転
させる。すると、ヨーク板7,マグネット板8が他方向
に回転し、ヒステリシストルクによりヒステリシス板2
も他方向に回転し、それによりドリブンギア1が他方向
に回転する。このとき、サブヨーク板3は、ヒステリシ
ス板2の反マグネット板側に非常に近接した位置(例え
ばギャップ0.1mm)にある。そこで、図3に示すよ
うに、マグネット板8からの磁束Φは、ヒステリシス板
2の厚さ方向に透過し、トルク値が小さくなる。このト
ルク値より大きな力でドリブンギア1が止められると、
ドライブ軸6はスリップ回転する。
【0023】図4は、サブヨーク板3がヒステリシス板
2から離隔した状態と近接した状態でのトルク値を示す
比較図表である。比較条件として、マグネット板8を有
効径20mmの8極着磁とし、サブヨーク板3の有効径
を17mmとした。Mn鋼系磁性材料製のヒステリシス
板の場合、サブヨーク板3がヒステリシス板2に近接し
たときは離隔しているときよりもトルク値が40%減少
した。ステンレス鋼420J2焼入材製のヒステリシス
板の場合、サブヨーク板3がヒステリシス板2に近接し
たときは離隔しているときよりもトルク値が約34%減
少した。
【0024】この磁気式トルクリミッタ100は、以上
のような構成のため、回転方向によりトルク値を変化す
ることが出来る。
【0025】図5は、上記磁気式トルクリミッタ100
を用いたリール台装置1100の正回転時の状態を示す
構成説明図である。磁気式トルクリミッタ100は、振
り子ギア26に取り付けられている。例えば8ミリVT
Rの場合、磁気式トルクリミッタ100のトルク値は、
正回転の場合は15g・cm程度であり、逆回転の場合
は30g・cm程度である。モータ21によりプーリ2
2を正回転すると、タイミングベルト23により振り子
ギア機構のプーリ24が正回転し、振り子板25で支持
された振り子ギア26を正スイングさせる。すると、振
り子ギア26は、巻取リール軸27に噛合し、巻取リー
ル軸27を正回転させる。これにより、磁気テープJ
は、回転ヘッドHに摺接されつつ,巻取リール軸27に
巻き取られる。
【0026】図6は、上記リール台装置1100の逆回
転時の状態を示す構成説明図である。モータ21により
プーリ22を逆回転すると、タイミングベルト23によ
り振り子ギア機構のプーリ24が逆回転し、振り子ギア
26を逆スイングさせる。すると、振り子ギア26は、
供給リール軸28に噛合し、供給リール軸28を逆回転
させる。これにより、磁気テープJは、回転ヘッドHに
摺接されつつ,供給リール軸28に巻き戻される。
【0027】上記リール台装置1100では、正回転時
と逆回転時とでトルク値の異なる1個の磁気式トルクリ
ミッタ100を使用しているので、構成が簡単かつ安価
になる。
【0028】−第2実施例− 図7は、この発明の第2実施例の磁気式トルクリミッタ
を示す要部断面図である。この磁気式トルクリミッタ2
00は、第1実施例の磁気式トルクリミッタ100にお
けるサブヨーク板3の代りに、円錐コイル磁性ばね63
を用いたものである。円錐コイル磁性ばね63は、マル
テンサイト系ステンレス鋼(SUS420J2)の焼入
材であり、保磁力Hc=70〔Oe〕,Br=9000
〔Gauss〕である。なお、上記のほかZnめっき
鋼,磁性ステンレス鋼,フェライト系ステンレス鋼も使
用できる。
【0029】この磁気式トルクリミッタ200におい
て、外部からドライブギア10を一方向に回転させる
と、図7の右半分に示す状態となり、それ以上は螺合が
進まず、ドライブ軸6を一方向に回転させる。すると、
ヨーク板7,マグネット板8が一方向に回転し、ヒステ
リシストルクによりヒステリシス板2も一方向に回転
し、それによりドリブンギア1が一方向に回転する。こ
のとき、円錐コイル磁性ばね63は、ヒステリシス板2
の反マグネット板に押し付けられる体積が小さい。そこ
で、マグネット板8からの磁束Φは、ヒステリシス板2
の圧延方向に透過し、トルク値が大きくなる。このトル
ク値より大きな力でドリブンギア1が止められると、ド
ライブ軸6はスリップ回転する。
【0030】他方、外部からドライブギア10を他方向
に回転させると、図7の左半分に示す状態となり、それ
以上は螺合が解除されず、ドライブ軸6を他方向に回転
させる。すると、ヨーク板7,マグネット板8が他方向
に回転し、ヒステリシストルクによりヒステリシス板2
も他方向に回転し、それによりドリブンギア1が他方向
に回転する。このとき、円錐コイル磁性ばね63は、ヒ
ステリシス板2の反マグネット板に押し付けられる体積
が大きい。そこで、マグネット板8からの磁束Φは、ヒ
ステリシス板2の厚さ方向に透過し、トルク値が小さく
なる。このトルク値より大きな力でドリブンギア1が止
められると、ドライブ軸6はスリップ回転する。
【0031】この磁気式トルクリミッタ200は、以上
のような構成のため、回転方向によりトルク値を変化す
ることが出来る。
【0032】
【発明の効果】この発明の磁気式トルクリミッタは、上
記した構成であるから、回転方向によりトルク値を変化
させることが出来る。また、この発明のリール台装置
は、回転方向によりトルク値が変化する磁気式トルクリ
ミッタを用いているため、簡単な構造で且つ安価とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の磁気式トルクリミッタ
を示す要部断面図である。
【図2】図1のサブヨーク板がヒステリシス板に近接し
たときの磁束の流れを示す説明図である。
【図3】図1のサブヨーク板がヒステリシス板に近接し
たときの磁束の流れを示す説明図である。
【図4】図1のサブヨーク板がヒステリシス板に近接/
離脱したときのトルク値を示す比較図表である。
【図5】図1の磁気式トルクリミッタを用いたリール台
装置であって正転時を示す構成説明図である。
【図6】図1の磁気式トルクリミッタを用いたリール装
置であって逆転時を示す構成説明図である。
【図7】この発明の第2実施例の磁気式トルクリミッタ
を示す要部断面図である。
【図8】従来の磁気式トルクリミッタの一例の要部断面
図である。
【図9】図8の磁気式トルクリミッタを用いたリール台
装置であって正回転時の状態を示す構成説明図である。
【図10】図8の磁気式トルクリミッタを用いたリール
台装置であって逆回転時の状態を示す構成説明図であ
る。
【符号の説明】
100 磁気式トルクリミッタ 1 ドリブンギア 2 ヒステリシス板 3 サブヨーク板 4 軸受部材 5 ワッシャ 6 ドライブ軸 7 ヨーク板 8 マグネット板 9 回転止め 10 ドライブギア 11 キャップ 1100 リール台装置 200 磁気式トルクリミッタ 63 円錐型コイルばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1回転軸と、その第1回転軸に固設さ
    れたヒステリシス板と、第2回転軸と、その第2回転軸
    に固設されたヨーク板と、そのヨーク板の一面に吸着す
    ると共に前記ヒステリシス板に間隙をあけて対向するマ
    グネット板とを具備し、前記ヒステリシス板と前記マグ
    ネット板の間のヒステリシストルクにより前記第1回転
    軸と前記第2回転軸の間で回転を伝達する磁気式トルク
    リミッタにおいて、 第1回転軸または第2回転軸が一方向に回転するときは
    前記マグネット板からの磁束を前記ヒステリシス板の圧
    延方向に透過させ、他方向に回転するときは前記マグネ
    ット板からの磁束を前記ヒステリシス板の厚さ方向に透
    過させ、回転方向によりヒステリシストルクを変化させ
    ることを特徴とする磁気式トルクリミッタ。
  2. 【請求項2】 第1回転軸と、その第1回転軸に固設さ
    れたヒステリシス板と、第2回転軸と、その第2回転軸
    に固設されたヨーク板と、そのヨーク板の一面に吸着す
    ると共に前記ヒステリシス板に間隙をあけて対向するマ
    グネット板とを具備し、前記ヒステリシス板と前記マグ
    ネット板の間のヒステリシストルクにより前記第1回転
    軸と前記第2回転軸の間で回転を伝達する磁気式トルク
    リミッタにおいて、 第1回転軸または第2回転軸が一方向に回転するときは
    前記ヒステリシス板の反マグネット板側に近接または密
    着し、他方向に回転するときは前記ヒステリシス板の反
    マグネット板側から離隔するサブヨーク板を設け、回転
    方向によりヒステリシストルクを変化させることを特徴
    とする磁気式トルクリミッタ。
  3. 【請求項3】 第1回転軸と、その第1回転軸に固設さ
    れたヒステリシス板と、第2回転軸と、その第2回転軸
    に固設されたヨーク板と、そのヨーク板の一面に吸着す
    ると共に前記ヒステリシス板に間隙をあけて対向するマ
    グネット板とを具備し、前記ヒステリシス板と前記マグ
    ネット板の間のヒステリシストルクにより前記第1回転
    軸と前記第2回転軸の間で回転を伝達する磁気式トルク
    リミッタにおいて、 第1回転軸または第2回転軸が一方向に回転するときは
    前記ヒステリシス板の反マグネット板側に押し付けら
    れ、他方向に回転するときは前記ヒステリシス板の反マ
    グネット板側から離隔するか又は押し付けられる体積が
    小さくなる磁性ばねを設け、回転方向によりヒステリシ
    ストルクを変化させることを特徴とする磁気式トルクリ
    ミッタ。
  4. 【請求項4】 回転方向に応じて巻取リール軸または供
    給リール軸に噛合する振り子ギア機構を備えたリール台
    装置において、 前記振り子ギア機構に、請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載の磁気式トルクリミッタを用いたことを特徴と
    するリール台装置。
JP5156957A 1993-06-28 1993-06-28 磁気式トルクリミッタおよびリール台装置 Expired - Fee Related JPH0823948B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4800474B2 (ja) * 2000-12-04 2011-10-26 ミネベア株式会社 トルクリミッタ機能付遊星歯車減速機

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