JPS624925Y2 - - Google Patents

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JPS624925Y2
JPS624925Y2 JP18774481U JP18774481U JPS624925Y2 JP S624925 Y2 JPS624925 Y2 JP S624925Y2 JP 18774481 U JP18774481 U JP 18774481U JP 18774481 U JP18774481 U JP 18774481U JP S624925 Y2 JPS624925 Y2 JP S624925Y2
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JP
Japan
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disc
drive
shaped magnet
flywheel
disk
Prior art date
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Application number
JP18774481U
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English (en)
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JPS5894154U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テープレコーダーに関するものであ
り、特にリール軸の駆動機構に係るものである。
テープレコーダーの駆動動作は録音及び再生動
作状態即ち、磁気テープの定速走行状態における
巻取リール軸の駆動をして早送り及び巻戻し動作
状態即ち、高速走行状態における巻取りリール軸
及び巻戻しリール軸の駆動の2つの動作に大きく
分けることが出来る。従来一般に行なわれている
巻取りリール軸の駆動機構はフエルト等の摩擦材
を使用したクラツチ機構を利用したものが多くみ
られるが、斯かる駆動機構は経年変化が大きいた
め初期性能を長く保持することが出来なかつた。
斯かる点を改良した駆動機構として特開昭55−
89937号公報に記載されているように磁石を利用
してリール軸を駆動するようにしたものが開発さ
れている。本考案は、斯かる磁石を利用した新規
な構成の駆動機構を提供しようとするものであ
り、以下図面を参照して詳細に説明する。
図面は、本考案の駆動機構を示す要部の断面図
である。同図において、1及び2は固定基板、3
及び4は前記固定基板1,2に取付けられている
軸受、5は該軸受3,4によつて回転可能に支持
されているキヤプスタン軸6が圧入されているフ
ライホイールであり、電動機(図示せず)の回転
がベルト7によつて伝達されると共に磁性材であ
る鉄やフエライトにて作られている。8は前記フ
ライホイール5に形成されている環状突部5aに
よつて回転可能に保持されている円板状磁石であ
り、前記フライホイール5への吸引力によつて該
フライホイール5と一体的に回転するように密着
されて配置されている。9は前記円板状磁石8の
周縁に巻回されているベルトであり、巻取りリー
ル軸又は巻戻しリール軸を高速駆動せしめるプー
リー(図示せず)に該円板状磁石8の回転力を伝
達する作用を有している。10は前記円板状磁石
8の円板面に対向する如く配置された磁性材料よ
り成る駆動円板であり、前記キヤプスタン軸6に
回転可能に取付けられている駆動ローラー11と
の嵌合により、該キヤプスタン軸6に回転可能に
取付けられている。前記駆動円板10は前記円板
状磁石8の上方に配置されていると共に該円板状
磁石8の磁気力により回転が伝達されるべく適当
な間隔をおいて取付けられている。12は再生動
作時前記駆動ローラー11の駆動部11a及び巻
取りリール台(図示せず)に圧接し前記駆動円板
10の回転力を巻取りリール軸(図示せず)に伝
達する再生用伝達ローラーである。
以上の如く本考案の駆動機構は構成されてお
り、次に斯かる機構によるリール軸駆動動作につ
いて説明する。電源スイツチ(図示せず)の閉成
により電動機に電源が供給されると該電動機が回
転を開始し、その回転がベルト7によつてフライ
ホイール5に伝達される。ベルト7によつて電動
機の回転が伝達されてフライホイール5が回転す
ると該フライホイール5に密着されている円板状
磁石8が該フライホイール5への吸引力によつて
該フライホイール5と共に回転する。該円板状磁
石8が回転すると、該円板状磁石8に近接して配
置されている駆動円板10に磁気力によつて回転
が伝達され、該駆動円板10は該円板状磁石8と
共に回転する。斯かる状態にあるときに再生操作
をすると再生用伝達ローラー12が駆動ローラー
11の駆動部11a及び巻取りリール台に圧接さ
れると共にピンチローラー(図示せず)がキヤプ
スタン軸6の駆動部6aに圧接される。その結果
駆動ローラー11の回転が再生用伝達ローラー1
2を介して巻取りリール台に伝達され、巻取りリ
ール軸は前記ピンチローラーと共に再生動作のた
めの磁気テープの定速駆動動作を行なうことにな
るが、斯かる再生動作状態では円板状磁石8と駆
動円板10との間にすべりが生じてクラツチ作用
を成すものである。従つて磁気テープが定速駆動
されて終端に達すると巻取りリール軸が回転を停
止し、再生用伝達ローラー12及び駆動ローラー
11を介して前記駆動円板10に大きな負荷が加
わり、円板状磁石8は空回りすることになる。即
ち駆動機構に過大な負荷が加わることはなく磁気
テープや駆動機構が損傷することはない。
以上の如く再生動作のためのリール軸の駆動動
作は行なわれるが早送り又は巻戻し操作をすると
円板状磁石8よりベルト9によつて回転が伝達さ
れるプーリーが巻取りリール台又は巻戻しリール
台に伝達ローラー等を介して電動機の回転を伝達
し早送り又は巻戻しのためのリール軸の駆動動作
が行なわれる。そして磁気テープが終端又は始端
まで巻取られるとリール軸が回転を停止するため
プーリー及びベルト9を介して円板状磁石8に大
きな負荷が加わることになる。該円板状磁石8に
大きな負荷が加わると該円板状磁石8とフライホ
イール5との間でスリツプし、該フライホイール
5は空回りすることになる。従つて電動機等に過
大な負荷が加わることがないだけでなく磁気テー
プが損傷を受けることもない。
尚、円板状磁石8より駆動円板10へ伝達され
るトルクは、該円板状磁石8と駆動円板10との
間の間隔、磁気の強さ、材料、円板の大きさ及び
厚さ等を可変することによつて任意に設定するこ
とが出来る。また本実施例では早送り又は巻戻し
のための駆動力を円板状磁石8よりベルト9によ
つて得るようにしたが該円板状磁石8に歯車を形
成し歯車によつて回転をリール軸に伝達するよう
に構成することも出来る。
以上に説明したように本考案の駆動機構は、円
板状磁石の磁気力を利用して定速のためのリール
軸駆動を行なうようにしたので、従来のクラツチ
機構に比較して構成が簡潔になると共に経年変化
が少なく初期性能を長く維持することが出来ると
いう利点を有している。また本考案は、円板状磁
石をフライホイールに吸引力によつて一体的に回
転するように取付けたので、フライホイール効果
を高めるという効果を有するものであり、その実
用的価値は非常に高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の駆動機構を示す要部の断面図で
ある。 主な図番の説明、5……フライホイール、6…
…キヤプスタン軸、8……円板状磁石、10……
駆動円板、11……駆動ローラー、12……再生
用伝達ローラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤプスタン軸が圧入されていると共に電動機
    の回転がベルトによつて伝達され且つ磁性材料よ
    り成るフライホイールと、前記キヤプスタン軸に
    回転可能に取付けられていると共に前記フライホ
    イールへの吸引力により該フライホイールと一体
    的に回転する円板状磁石と、前記キヤプスタン軸
    に回転可能に且つ前記円板状磁石の円板面に対向
    する如く取付けられた磁性材料より成る駆動円板
    とより構成され、定速走行時の巻取りリール軸の
    回転駆動力を前記駆動円板より得ると共に高速走
    行時のリール軸の回転駆動力を前記円板状磁石よ
    り得るようにしたことを特徴とするテープレコー
    ダーの駆動機構。
JP18774481U 1981-12-15 1981-12-15 テ−プレコ−ダ−の駆動機構 Granted JPS5894154U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18774481U JPS5894154U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 テ−プレコ−ダ−の駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18774481U JPS5894154U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 テ−プレコ−ダ−の駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5894154U JPS5894154U (ja) 1983-06-25
JPS624925Y2 true JPS624925Y2 (ja) 1987-02-04

Family

ID=30102782

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18774481U Granted JPS5894154U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 テ−プレコ−ダ−の駆動機構

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JP (1) JPS5894154U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5894154U (ja) 1983-06-25

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