JPS6144274Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144274Y2 JPS6144274Y2 JP12225881U JP12225881U JPS6144274Y2 JP S6144274 Y2 JPS6144274 Y2 JP S6144274Y2 JP 12225881 U JP12225881 U JP 12225881U JP 12225881 U JP12225881 U JP 12225881U JP S6144274 Y2 JPS6144274 Y2 JP S6144274Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- shaped magnet
- disk
- transmitted
- pulley
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 15
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 2
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 2
- 239000002783 friction material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテープレコーダーに関するものであ
り、特に駆動機構に係るものである。
り、特に駆動機構に係るものである。
テープレコーダーの駆動動作は、録音及び再生
動作状態即ち磁気テープの定速走行状態における
巻取りリール軸の駆動そして早送り及び巻戻し動
作状態即ち高速走行状態における巻取りリール軸
及び巻戻しリール軸の駆動の2つの動作に大きく
分けることが出来る。従来一般に行なわれている
巻取りリール軸の駆動機構は、フエルト等の摩擦
材を使用したクラツチ機構を利用したものが多く
みられるが、斯かる駆動機構は経年変化が大きい
ため初期性能を長く保持することが出来なかつ
た。斯かる点を改良した駆動機構として特開昭55
−89937号公報に記載されているように磁石を利
用してリール軸を回転駆動するようにしたものが
開発されている。本考案は斯かる磁石を利用した
新規な構成の駆動機構を提供しようとするもので
あり、以下図面を参照して詳細に説明する。
動作状態即ち磁気テープの定速走行状態における
巻取りリール軸の駆動そして早送り及び巻戻し動
作状態即ち高速走行状態における巻取りリール軸
及び巻戻しリール軸の駆動の2つの動作に大きく
分けることが出来る。従来一般に行なわれている
巻取りリール軸の駆動機構は、フエルト等の摩擦
材を使用したクラツチ機構を利用したものが多く
みられるが、斯かる駆動機構は経年変化が大きい
ため初期性能を長く保持することが出来なかつ
た。斯かる点を改良した駆動機構として特開昭55
−89937号公報に記載されているように磁石を利
用してリール軸を回転駆動するようにしたものが
開発されている。本考案は斯かる磁石を利用した
新規な構成の駆動機構を提供しようとするもので
あり、以下図面を参照して詳細に説明する。
図面は本考案の駆動機構を示す要部の断面図で
ある。図において、1は固定基板2に取付けられ
ている回転支軸、3は電動機(図示せず)の回転
がベルト等によつて伝達されるプーリーであり、
前記回転支軸1に回転可能に取付けられている第
1回転部材4に圧入されて該回転支軸1に回転可
能に取付けられている。5は磁性材料より成る第
1円板であり、前記第1回転部材4との嵌合によ
り前記回転支軸1にプーリー3と共に回転するよ
うに取付けられている。6は前記回転支軸1に回
転可能に取付けられた円板状磁石であり、前記第
1円板5に接触もしくは近接して配置され該第1
円板5に作用する磁気力により該第1円板5と共
に回転するようにされている。7は磁性材料より
成る第2円板であり、前記回転支軸1に回転可能
に取り付けられている第2回転部材8との嵌合に
より、該回転支軸1に回転可能に取り付けられて
いる。前記第2円板7は前記円板状磁石6の磁気
力により回転力が伝達されるべく適当な間隔をお
いて取付けられている。9は、再生動作時前記第
2回転部材8の駆動部8a及び巻取りリール台
(図示せず)に圧接し前記第2円板7の回転力を
巻取りリール軸(図示せず)に伝達する再生用伝
達ローラーである。10は早送り動作時前記円板
状磁石6の周面部6a及び巻取りリール台に圧接
し該円板状磁石6の回転力を巻取りリール軸に伝
達する早送り用伝達ローラーである。以上の如く
本考案の駆動機構は構成されており、次に動作に
ついて説明する。
ある。図において、1は固定基板2に取付けられ
ている回転支軸、3は電動機(図示せず)の回転
がベルト等によつて伝達されるプーリーであり、
前記回転支軸1に回転可能に取付けられている第
1回転部材4に圧入されて該回転支軸1に回転可
能に取付けられている。5は磁性材料より成る第
1円板であり、前記第1回転部材4との嵌合によ
り前記回転支軸1にプーリー3と共に回転するよ
うに取付けられている。6は前記回転支軸1に回
転可能に取付けられた円板状磁石であり、前記第
1円板5に接触もしくは近接して配置され該第1
円板5に作用する磁気力により該第1円板5と共
に回転するようにされている。7は磁性材料より
成る第2円板であり、前記回転支軸1に回転可能
に取り付けられている第2回転部材8との嵌合に
より、該回転支軸1に回転可能に取り付けられて
いる。前記第2円板7は前記円板状磁石6の磁気
力により回転力が伝達されるべく適当な間隔をお
いて取付けられている。9は、再生動作時前記第
2回転部材8の駆動部8a及び巻取りリール台
(図示せず)に圧接し前記第2円板7の回転力を
巻取りリール軸(図示せず)に伝達する再生用伝
達ローラーである。10は早送り動作時前記円板
状磁石6の周面部6a及び巻取りリール台に圧接
し該円板状磁石6の回転力を巻取りリール軸に伝
達する早送り用伝達ローラーである。以上の如く
本考案の駆動機構は構成されており、次に動作に
ついて説明する。
電動機に電源が供給されて回転するとその回転
がベルト等によつてプーリー3に伝達され、該プ
ーリー3は回転駆動される。該プーリー3が回転
するとその回転が第1回転部材4を介して第1円
板5に伝達され、該第1円板5は該プーリー3と
共に回転する。該第1円板5が回転すると、該第
1円板5に接触もしくは近接して配置されている
円板状磁石6に磁気力によつて回転が伝達され、
該円板状磁石6は該第1円板5と共に回転する。
該円板状磁石6が回転すると該円板状磁石6に近
接して設けられている第2円板7に磁気力によつ
て回転が伝達され、該第2円板7は該円板状磁石
6と共に回転する。該第2円板7が回転すると該
第2円板7と嵌合状態にある第2回転部材8が回
転せしめられる。このように電動機の回転がベル
ト等によつてプーリー3に伝達されると回転支軸
1に取付けられている第1回転部材4、第1円板
5、円板状磁石6、第2円板7及び第2回転部材
8が前記プーリー3と共に回転する。斯かる状態
にあるときに再生操作をすると再生用伝達ローラ
ー9が第2回転部材8の駆動部8a及び巻取りリ
ール台に圧接される。その結果第2回転部材8の
回転が再生用伝達ローラー9を介して巻取りリー
ル台に伝達され、巻取りリール軸は再生動作のた
め磁気テープの駆動動作を行なう。この再生駆動
状態では円板状磁石6と第2円板7との間にすべ
りが生じてクラツチ作用を成すものである。従つ
て磁気テープが終端に達して巻取りリール軸が回
転を停止し再生用伝達ローラー9及び第2回転部
材8を介して第2円板7に大きな負荷が加わると
円板状磁石6が空回りすることになる。即ち駆動
機構に過大な負荷が加わることはなく、磁気テー
プ及び駆動機構が損傷することはない。
がベルト等によつてプーリー3に伝達され、該プ
ーリー3は回転駆動される。該プーリー3が回転
するとその回転が第1回転部材4を介して第1円
板5に伝達され、該第1円板5は該プーリー3と
共に回転する。該第1円板5が回転すると、該第
1円板5に接触もしくは近接して配置されている
円板状磁石6に磁気力によつて回転が伝達され、
該円板状磁石6は該第1円板5と共に回転する。
該円板状磁石6が回転すると該円板状磁石6に近
接して設けられている第2円板7に磁気力によつ
て回転が伝達され、該第2円板7は該円板状磁石
6と共に回転する。該第2円板7が回転すると該
第2円板7と嵌合状態にある第2回転部材8が回
転せしめられる。このように電動機の回転がベル
ト等によつてプーリー3に伝達されると回転支軸
1に取付けられている第1回転部材4、第1円板
5、円板状磁石6、第2円板7及び第2回転部材
8が前記プーリー3と共に回転する。斯かる状態
にあるときに再生操作をすると再生用伝達ローラ
ー9が第2回転部材8の駆動部8a及び巻取りリ
ール台に圧接される。その結果第2回転部材8の
回転が再生用伝達ローラー9を介して巻取りリー
ル台に伝達され、巻取りリール軸は再生動作のた
め磁気テープの駆動動作を行なう。この再生駆動
状態では円板状磁石6と第2円板7との間にすべ
りが生じてクラツチ作用を成すものである。従つ
て磁気テープが終端に達して巻取りリール軸が回
転を停止し再生用伝達ローラー9及び第2回転部
材8を介して第2円板7に大きな負荷が加わると
円板状磁石6が空回りすることになる。即ち駆動
機構に過大な負荷が加わることはなく、磁気テー
プ及び駆動機構が損傷することはない。
以上の如く再生動作のための駆動機構の動作は
行なわれるが、次に早送り動作について説明す
る。早送り操作をすると早送り用伝達ローラー1
0が円板状磁石6の周面部6a及び巻取りリール
台に圧接される。その結果円板状磁石6の回転力
が早送り用伝達ローラー10を介して巻取りリー
ル台に伝達され、巻取りリール軸は早送り動作の
ための磁気テープの駆動動作を行なう。このよう
に早送りのための駆動動作は行なわれるが、磁気
テープが終端に達して巻取りリール軸が回転を停
止し、早送り用伝達ローラー10を介して円板状
磁石6に大きな負荷が加わると該円板状磁石6と
第1円板5との間にスリツプが発生し、該第1円
板5即ちプーリー3が空回りすることになる。従
つて電動機やベルト等に過大な負荷が加わること
なく損傷することはない。
行なわれるが、次に早送り動作について説明す
る。早送り操作をすると早送り用伝達ローラー1
0が円板状磁石6の周面部6a及び巻取りリール
台に圧接される。その結果円板状磁石6の回転力
が早送り用伝達ローラー10を介して巻取りリー
ル台に伝達され、巻取りリール軸は早送り動作の
ための磁気テープの駆動動作を行なう。このよう
に早送りのための駆動動作は行なわれるが、磁気
テープが終端に達して巻取りリール軸が回転を停
止し、早送り用伝達ローラー10を介して円板状
磁石6に大きな負荷が加わると該円板状磁石6と
第1円板5との間にスリツプが発生し、該第1円
板5即ちプーリー3が空回りすることになる。従
つて電動機やベルト等に過大な負荷が加わること
なく損傷することはない。
尚第1円板5より円板状磁石6へ伝達されるト
ルクは、該第1円板5と円板状磁石6との間の間
隔、磁気の強さ、材料、円板の大きさ及び厚さ等
を可変することによつて任意に設定することが出
来る。また円板状磁石6より第2円板7に伝達さ
れるトルクも同様に設定することが出来る。本実
施例では高速走行として早送り動作について説明
したが、巻戻しリール軸を駆動する巻戻し動作も
同様に行なうことが出来る。
ルクは、該第1円板5と円板状磁石6との間の間
隔、磁気の強さ、材料、円板の大きさ及び厚さ等
を可変することによつて任意に設定することが出
来る。また円板状磁石6より第2円板7に伝達さ
れるトルクも同様に設定することが出来る。本実
施例では高速走行として早送り動作について説明
したが、巻戻しリール軸を駆動する巻戻し動作も
同様に行なうことが出来る。
以上に説明したように本考案の駆動機構は1つ
の円板状磁石を利用して定速駆動及び高速駆動動
作を行なうようにしたので構成が簡単になり、そ
れ故組立てを極めて容易に行なうことが出来るも
のである。また定速駆動のための駆動力は円板状
磁石より回転が伝達される円板より得、高速駆動
のための駆動力は円板状磁石より直接得るように
したので、定速駆動に対して大きなトルクを必要
とする高速駆動のため駆動力を確実に得ることが
出来るという利点を本考案の駆動機構は有するも
のである。
の円板状磁石を利用して定速駆動及び高速駆動動
作を行なうようにしたので構成が簡単になり、そ
れ故組立てを極めて容易に行なうことが出来るも
のである。また定速駆動のための駆動力は円板状
磁石より回転が伝達される円板より得、高速駆動
のための駆動力は円板状磁石より直接得るように
したので、定速駆動に対して大きなトルクを必要
とする高速駆動のため駆動力を確実に得ることが
出来るという利点を本考案の駆動機構は有するも
のである。
図面は、本考案の駆動機構を示す要部の断面図
である。 主な図番の説明、1……回転支軸、3……プー
リー、5……第1円板、6……円板状磁石、7…
…第2円板、9……再生用伝達ローラー、10…
…早送り用伝達ローラー。
である。 主な図番の説明、1……回転支軸、3……プー
リー、5……第1円板、6……円板状磁石、7…
…第2円板、9……再生用伝達ローラー、10…
…早送り用伝達ローラー。
Claims (1)
- 固定基板に設けられた回転支軸に回転可能に取
付けられていると共に電動機の回転がベルト等に
よつて伝達されて回転するプーリーと、該プーリ
ーと共に回転すると共に磁性材料より成る第1円
板と、前記回転支軸に回転可能に取付けられてい
ると共に前記第1円板に対する磁気力により該第
1円板と共に回転する円板状磁石と、前記回転支
軸に回転可能に取付けられていると共に前記円板
状磁石からの磁気力により該円板状磁石と共に回
転する磁性材料より成る第2円板とより成り、定
速走行時の巻取りリール軸の回転駆動力を前記第
2円板より得ると共に高速走行時のリール軸の回
転駆動力を前記円板状磁石より得るようにしたこ
とを特徴とするテープレコーダーの駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12225881U JPS5826753U (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | テ−プレコ−ダ−の駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12225881U JPS5826753U (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | テ−プレコ−ダ−の駆動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5826753U JPS5826753U (ja) | 1983-02-21 |
JPS6144274Y2 true JPS6144274Y2 (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=29916182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12225881U Granted JPS5826753U (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | テ−プレコ−ダ−の駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826753U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0648593Y2 (ja) * | 1988-01-27 | 1994-12-12 | タナシン電機株式会社 | テープ駆動装置 |
-
1981
- 1981-08-17 JP JP12225881U patent/JPS5826753U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5826753U (ja) | 1983-02-21 |
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