JPH0731376Y2 - 留守番電話用テ−プレコ−ダのテ−プ終端検出装置 - Google Patents

留守番電話用テ−プレコ−ダのテ−プ終端検出装置

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JPH0731376Y2
JPH0731376Y2 JP10387987U JP10387987U JPH0731376Y2 JP H0731376 Y2 JPH0731376 Y2 JP H0731376Y2 JP 10387987 U JP10387987 U JP 10387987U JP 10387987 U JP10387987 U JP 10387987U JP H0731376 Y2 JPH0731376 Y2 JP H0731376Y2
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JP
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tape
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recorder
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潤次郎 菊地
昌夫 上條
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、応答用テープレコーダと着信用テープレコー
ダとを並列に配置した留守番電話用テープレコーダのテ
ープ終端検出装置に関する。
〔従来技術〕
従来留守番電話用テープレコーダでは応答用テープレコ
ーダと着信用テープレコーダとを並列に配置すると共
に、各テープレコーダのリール台等にマグネットを装着
してホール素子等を臨ませてテープ終端を検出してい
た。従って検出装置が2セット必要でコスト的に無駄で
あった。更に応答用テープレコーダと着信用テープレコ
ーダの連携を電子回路で行なうと複雑になりコスト高に
なる欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は前記欠点に鑑み、応答用テープレコーダと着信
用テープレコーダのテープ終端検出を1セットの検出装
置で共用出来るようにして大幅なコストの改善を計ると
共に2組のテープレコーダの連携をテープ終端検出装置
を介して行なって動作のタイミングを簡単な構成で取り
易くした留守番電話用テープレコーダのテープ終端検出
装置を提案することである。
〔考案の構成〕
本考案は、応答用テープレコーダと着信用テープレコー
ダとを並列に配置した留守番電話用テープレコーダにお
いて、検出素子が臨む検出信号発生円板に常時結合して
いる検出用アイドラ機構を設け、このアイドラ機構を前
記2組のテープレコーダのリール台にテープレコーダの
作動により選択的に結合させ、前記アイドラ機構が作動
しているテープレコーダのリール台停止で、テープ終端
を検出するようにしたことにある。
〔実施例〕
以下、図示の実施例で本考案を説明する。第1図から第
4図は第1実施例で、留守番電話用テープレコーダのテ
ープ終端検出装置は第1図で前後2枚のシャーシ1、2
に略同一機能構成の応答用テープレコーダAと着信用テ
ープレコーダBとが並列に配置されている。両テープレ
コーダの中間のシャーシ2には軸10が植設されて歯車11
とマグネット円板からなる検出信号発生円板12が軸承さ
れると共に、第1図で歯車11とシャーシ2の間、第2図
で歯車11の下側に揺動レバー3が揺動自在に軸承されて
いる。円板12の外周にはN、S極が交互に着磁される
か、マグネットが埋め込まれている。円板12の外側のシ
ャーシ2にはホール素子やリードスイッチ等の検出素子
13が配置されている。
揺動レバー3には上向きに軸14、15が植設されて検出用
アイドラ歯車16、17が軸承され、歯車16、17は歯車11に
常時噛合されている。軸14は応答用テープレコーダA側
のスライド板4のく字形に近い長孔4aに挿入されると共
にバネ18で揺動レバー3は着信用テープレコーダB側に
揺動自在に付勢されている。このバネ18の付勢で検出用
アイドラ歯車16は停止状態で応答用テープレコーダA側
の巻取リール台19に固定された小歯車20に噛合可能に離
間されて臨まされている。又、検出用アイドラ歯車17は
着信用テープレコーダB側の巻戻しリール台21に固定さ
れた歯車22に噛合されている。
留守番電話用テープレコーダの機能活用は例えば次のよ
うに準備される。
先ず応答用テープレコーダA側に図示しないテープカセ
ットが装填されて応答メッセージと信号音がヘッド基板
5の録音・再生ヘッド23で記録される。留守番電話用テ
ープレコーダが動作状態にセットされると、図示しない
電子回路で制御されてテープは応答メッセージの頭出し
の例えばポーズ状態で停止されている。着信用テープレ
コーダB側には図示しない記録用テープカセットが装填
される。
外部から電話が掛かると、着信信号で応答用テープレコ
ーダA側が再生状態でスタートして応答メッセージが送
話され、応答メッセージが終わったところで信号音が送
出される。この信号音で応答用テープレコーダA側が停
止される。次にこの信号音で着信用テープレコーダB側
が録音状態でスタートして発信者のメッセージが録音さ
れる。発信者のメッセージが例えば1分間記録された
後、又は発信者が送話器を置くとその信号でプランジャ
ーが作動されて着信用テープレコーダB側は図示しない
電子回路で制御されて停止される。停止後応答用テープ
レコーダA側はテープが巻戻されて停止し、再生状態に
なって応答メッセージテープは頭出しされて後例えばポ
ーズ状態となり、次の着信信号待ちとなる。この時応答
メッセージテープが巻戻された時テープ終端で本考案の
テープ終端検出装置が作動される。
着信の記録が繰り返されて着信用テープレコーダB側の
テープが終端に近づくと検出信号発生円板12の周速を検
出素子13と図示しない電子回路で検出して応答用テープ
レコーダA側の再生状態と、着信用テープレコーダB側
の録音状態は動作しないようにロックされると共に留守
番電話が機能しないようにセットされる。
電話所有者が電話回線を使用して着信用テープに記録さ
れた内容を再生して聴取する時は自動的にテープが巻戻
され、次に再生状態に切り換えられて動作される。この
時テープの巻戻し及び再生状態の終了で夫々本考案のテ
ープ終端検出装置が作動される。
前記留守番電話用テープレコーダのテープ終端検出装置
の動作は、 外部から電話が掛かると、着信信号で駆動モータ24が回
転されて応答用テープレコーダA側と着信用テープレコ
ーダB側のキャプスタン軸25がベルトとフライホイール
を介して回転され、キャプスタン軸25には第1図、第2
図のようにピニオン26が固定されてアシストカム6の外
周欠歯歯車6aが噛合可能に臨まされている。アシストカ
ム6の裏面には図示しない複数の凸部が形成されてプラ
ンジャー27で作動されるトリガーレバー28が係合されて
いる。
前記着信信号を受けると応答用テープレコーダA側が再
生状態になって応答メッセージと信号音が送出される。
即ち応答用テープレコーダA側のプランジャー27が着信
信号で作動されるとアシストカム6がピニオン26に噛合
されて回転される。この回転でアシストレバー7を介し
て前記スライド板4とヘッド基板5が再生動作位置に第
2図のバネ29、30で前進される。この前進でスライド板
4上に軸承されたピンチローラ31がキャプスタン軸25に
テープを挾んでバネ29で圧接される。スライド板4の前
進で第3図のように軸14がく字形の長孔4aの斜面で押し
上げられると共に直線部分に移動されるので揺動レバー
3は揺動されて検出用アイドラ歯車16が巻取リール台19
の小歯車20に噛合される。同時にスイラド板4の前進で
シャーシ1に軸支された揺動板8が折曲部8aとカム部4b
で揺動され、揺動板8に軸承された第1アイドラ歯車32
がキャプスタン軸25のピニオン26と巻取リール台19にフ
リクション機構を介して軸承された大歯車33に噛合され
て巻取リール台19と検出信号発生円板12が回転される。
次に応答メッセージと信号音が送出されると、前記のよ
うに応答用テープレコーダA側は停止され、着信用テー
プレコーダB側のプランジャーが信号音で作動されて録
音状態でスタートされる。着信用テープレコーダB側の
録音動作は前記応答用テープレコーダA側の再生動作と
同様にプランジャーとトリガーレバーとアシストカムと
アシストレバーとでスライド板とヘッド基板が前進され
てセットされる。
発信者のメッセージの終了又は発信者が送話器を置くと
その信号でプランジャーが作動されて録音状態が停止状
態となる。
その後応答用テープレコーダA側はアシストカム6が回
転されて第1図、第2図のアーム9が回動される。アー
ム9には駆動歯車34とプーリー35が軸承されてプーリー
35とキャプスタン軸25のプーリー36とにベルト37が掛け
られている。駆動歯車34は巻戻しリール台21の歯車22に
噛合されてテープが第4図のレビュー位置で巻戻され
る。この時スライド板4とヘッド基板5はアシストカム
6で前進される。レビュー位置となると、揺動レバー3
は軸14がく字形の長孔4aの直線部分に移動されて揺動さ
れるので検出用アイドラ歯車16が巻取リール台19の小歯
車20に噛合されて検出信号発生円板12が回転される。巻
戻しが終了するとテープ終端で検出信号発生円板12の回
転が停止され、検出素子13で回転停止を検出して応答用
テープレコーダA側はプランジャー27の作動でトリガー
レバー28とアシストカム6の係止が解除され、アシスト
カム6が回転されてスライド板4とヘッド基板5が停止
位置に復帰される。揺動レバー3も停止位置に復帰され
て検出用アイドラ歯車17は着信用テープレコーダB側の
巻戻しリール台21の歯車22に噛合される。その後電子回
路で制御されて応答用テープレコーダA側は再生状態に
なってテープの頭出し状態に送られて例えばポーズ状態
で停止される。
着信用テープレコーダB側のテープが巻戻される時は前
記応答用テープレコーダA側と同様になされる。
着信用テープレコーダB側が巻取リール台19に早送りで
巻取られる時は第2図の応答用テープレコーダA側で説
明すると巻取リール台19の小歯車20に2点鎖線の中間歯
車38が噛合され、この中間歯車38に駆動歯車34が噛合さ
れてキュー位置で巻取られる。
テープ終端検出装置が前記のように構成されると、1セ
ットの検出信号発生円板12と検出素子13と揺動レバー3
と検出用アイドラ歯車16、17とをスライド板4で制御し
て応答用テープレコーダA側と着信用テープレコーダB
側のテープ終端を検出することが出来てコストが低減出
来ると共に小型化することが出来る。
更に2組のテープレコーダの動作の連携がテープ終端検
出装置を介して行なわれて簡単なメカ構成で動作のタイ
ミングが取り易くなる。
第5図はスライド板4に前記長孔4aに比較して細く形成
されたく字形の長孔4cが形成されてバネ18が省略された
第2実施例である。2点鎖線の軸14のaは再生状態、b
はレビュー状態にスライド板4が移動された時の軸14の
位置である。
第6図から第8図は着信用テープレコーダB側のヘッド
基板5の延長部に長孔5aが形成されて軸15が挿入され、
前記バネ18が省略された第1実施例と組み合わされた第
3実施例である。
第6図は応答用テープレコーダA側が停止状態、着信用
テープレコーダB側が再生・キュー・レビュー状態で軸
15が長孔5aの手前側の縁で押し上げられて検出用アイド
ラ歯車17が巻戻しリール台21の歯車22に噛合されてい
る。
第7図の着信用テープレコーダB側は停止状態で応答用
テープレコーダA側が再生状態である。
第8図は応答用テープレコーダA側がレビュー状態であ
る。
第9図はマグネット円板の検出信号発生円板12に代えて
白黒表示した円板39とホトセンサー40からなる検出素子
が組み合わされたテープ終端検出装置の変形例である。
第10図のように外周にスリットの入った回転子41とブラ
シ42の組み合わせでもよい。
〔考案の効果〕
本考案は前述のように構成されたから、応答用テープレ
コーダと着信用テープレコーダとの間に設けた1セット
の検出用アイドラ機構で2組のテープレコーダのテープ
終端が検出されてコストダウンすることが出来ると共
に、2組のテープレコーダの動作の連携がテープ終端検
出装置でなされて動作のタイミングが取り易く連動性が
向上される等実用上優れた効果を奏する留守番電話用テ
ープレコーダのテープ終端検出装置を提供することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例が示され、第1図から第4図は第
1実施例で、第1図は留守番電話用テープレコーダのテ
ープ終端検出装置の要部分解斜視図、第2図は留守番電
話用テープレコーダのテープ終端検出装置の要部平面図
で停止状態図、第3図は応答用テープレコーダA側が再
生状態のテープ終端検出装置の要部平面図、第4図は同
レビュー状態のテープ終端検出装置の要部平面図、第5
図は第2実施例のテープ終端検出装置の停止状態要部平
面図、第6図から第8図は第3実施例で、第6図は応答
用テープレコーダA側が停止状態、着信用テープレコー
ダB側が再生・キュー・レビュー状態のテープ終端検出
装置の要部平面図、第7図は応答用テープレコーダA側
が再生状態のテープ終端検出装置の要部平面図、第8図
は同レビュー状態のテープ終端検出装置の要部平面図、
第9図は白黒表示板からなる検出信号発生円板とホトセ
ンサーからなる検出素子を組み合わせたテープ終端検出
装置の変形例要部平面図、第10図は回転子からなる検出
信号発生円板とブラシからなる検出素子を組み合わせた
テープ終端検出装置の他の変形例要部平面図である。 3、11、16、17……検出用アイドラ機構(3……揺動レ
バー、11……歯車、16、17……検出用アイドラ歯車)、
12……検出信号発生円板、13……検出素子、19、21……
リール台、A……応答用テープレコーダ、B……着信用
テープレコーダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】応答用テープレコーダと着信用テープレコ
    ーダとを並列に配置した留守番電話用テープレコーダに
    おいて、検出素子が臨む検出信号発生円板に常時結合し
    ている検出用アイドラ機構を前記2組のテープレコーダ
    のリール台にテープレコーダの作動により選択的に結合
    させ、前記アイドラ機構が作動しているテープレコーダ
    のリール台停止で、テープ終端を検出するようにしたこ
    とを特徴とする留守番電話用テープレコーダのテープ終
    端検出装置。
JP10387987U 1987-07-08 1987-07-08 留守番電話用テ−プレコ−ダのテ−プ終端検出装置 Expired - Lifetime JPH0731376Y2 (ja)

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JPS6412232U JPS6412232U (ja) 1989-01-23
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