JPH0210592Y2 - - Google Patents

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JPH0210592Y2
JPH0210592Y2 JP1982071392U JP7139282U JPH0210592Y2 JP H0210592 Y2 JPH0210592 Y2 JP H0210592Y2 JP 1982071392 U JP1982071392 U JP 1982071392U JP 7139282 U JP7139282 U JP 7139282U JP H0210592 Y2 JPH0210592 Y2 JP H0210592Y2
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JP1982071392U
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JPS58176218U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電話に接続して留守中に電話が掛か
つてきたときに相手のメツセージを記録しておく
留守番電話用テープレコーダのヘツド基板駆動機
構に関する。
従来の留守番電話用テープレコーダは2台の独
立した機能を持つたテープレコーダが一つの機枠
に組み込まれて受信用・送信用として用いられて
いた。
従つて構造が複雑となるばかりでなく部品点数
も多くなりコスト高及び体格が大きくなるという
欠点があつた。
本考案の目的は、上述した欠点に鑑み、構造が
簡単でかつシンプルな留守番電話用テープレコー
ダのヘツド基板駆動機構を提案することである。
本考案の特徴は、アシストカムにより送信用ヘ
ツド基板と受信用ヘツド基板を交互に順次サイク
リツクに移動制御するようにしたことにある。
以下、図示の実施例で本考案を説明する。第1
図で留守番電話テープレコーダとヘツド基板駆動
機構はシヤーシ1上の右側に送信用ヘツド基板2
が、左側に受信用ヘツド基板3が設けられ、送信
用キヤプスタン軸11と受信用キヤプスタン軸1
2は1個のモーター13で回転されるように構成
されて送信用テープはエンドレス形式でカセツト
14に内装され、受信用テープはエンド形式でカ
セツト15に内装されてカセツト15のテープは
リール台16,17の巻取軸18と巻戻軸19で
巻き取り、巻き戻しされるように構成されてい
る。上記送信用ヘツド基板2と受信用ヘツド基板
3は第2図のようにシヤーシ1の下側に設けられ
たアシストカムギヤ4のアシストカムで往復揺動
されるアシストレバー5により交互に移動制御さ
れるように構成されている。
上記送信用ヘツド基板2と受信用ヘツド基板3
は第1図のように共に逆向きL字形に形成されて
図示されないバネで夫々第1図位置に引つ張り付
勢され、送信用ヘツド基板2上には少なくとも再
生ヘツド20が、受信用ヘツド基板3上には録音
ヘツド21と再生ヘツド22が載置されると共
に、ピンチローラ23,24が夫々コ字形ピンチ
アーム6,6に支軸25,26で軸承され、ピン
チアーム6,6は第1図、第2図のようにヘツド
基板2,3上に支軸27,28で回転自在に軸承
されて支軸27,28に巻回されたバネ29,3
0の一端はヘツド基板2,3の上向き折曲片2
a,3aと、他端はピンチアーム6,6の下向き
折曲片6a,6aに係合されている。折曲片6
a,6aの先端はヘツド基板2,3に穿設された
長孔2b,3bに挿入されている。ヘツド基板
2,3には上記折曲片2a,3aに隣接して切欠
部2c,3cが形成されている。
上記アシストカムギヤ4は第2図のようにシヤ
ーシ1の下側に他のシヤーシ10とで支持された
軸31で回動自在に軸支され、外周に歯形4aが
形成されると共に2箇所には第1、第2欠歯部4
b,4cが形成されている。更に第1欠歯部4b
の一側近傍内側には第1の係止部である第1凸部
4dが、第2欠歯部4cの両側近傍内側には第
2、第3の係止部である第2、第3凸部4e,4
fが夫々設けられ、アシストカムギヤ4の中心部
周囲には第1アシストカム4gと第2アシストカ
ム4hが間隙4iを挟んでシヤーシ1側に突設形
成されている。第2アシストカム4hの外側には
ピン32がアシストカムギヤ4に固定されてシヤ
ーシ1に一端が固定されたバネ33が当接されて
いる。
上記アシストカムギヤ4の歯形4aは上記受信
用キヤプスタン軸12に設けられたピニオン34
に噛合されてアシストカムギヤ4は第2図で時計
方向に回転されるように構成されている。
上記アシストレバー5は第2図のように変形T
字形に形成されて天地逆向きに軸35でシヤーシ
1の下側に回動自在に軸支され、中心腕部5a先
端に係合ピン36が固定されて上記第1、第2ア
シストカム4g,4hに臨まされ、水平腕部5
b,5cの両端には折曲部5d,5eが設けられ
て第1図、第3図のようにシヤーシ1の長孔1
a,1aから上側に突出されてピンチローラー2
3,24をキヤプスタン軸11,12方向に押圧
付勢する上記バネ29,30と夫々当接するよう
に臨まされている。
上記アシストカムギヤ4の軸31を挟んでキヤ
プスタン軸12と対向する位置のシヤーシ1には
係脱部材7が軸37で回動自在に軸承され、係脱
部材の係合部7aは上記第1から第3の凸部4
d,4e,4fに順次係合されるように臨まされ
て腕部7bにはトリガー用ソレノイド8のプラン
ジヤー8aが連結されている。
上記カセツト14に内装された送信用テープに
は留守番電話用のメツセージが記録されている。
留守番電話用テープレコーダのヘツド基板駆動
機構が上記のように構成されて当初のアシストカ
ムギヤ4の停止位置は第2図のように第3凸部4
fが係脱部材7の係合部7aにバネ33でピン3
2を介して当接された位置で、このときアシスト
レバー5の中心腕部5aの係合ピン36は第1ア
シストカム4gの内側円弧面に臨まされ、アシス
トカムギヤ4の歯形4aは第1欠歯部4bがキヤ
プスタン軸12のピニオン34位置に臨まされて
いる。
上記の状態で電話が掛かつて呼び出し鈴が鳴る
とその信号は図示されない検知装置が検知してト
リガー用ソレノイド8にパルス電流が通電され、
係脱部材7が第2図で時計方向に回動されると係
合部7aが第3凸部4fから離脱されてアシスト
カムギヤ4はバネ33がピン32を押すことで時
計方向に回動され、この回動でピニオン34と歯
形4aが噛合されてアシストカムギヤ4は時計方
向にモーター13で第1の回転がなされる。この
第1の回転で第1凸部4dが係脱部材7の係合部
7aと当接されたとき停止されて第4図の状態と
なり、このとき第2欠歯部4cがピニオン34位
置となると共に、アシストレバー5の中心腕部5
aの係合ピン36は第1、第2アシストカムの間
隙4iを第1アシストカム4gの内側円弧面∧で
移動されて後第1アシストカム4gの内側直線面
Bまで到達される。
上記係合ピン36の移動でアシストレバー5は
時計方向に回動され、水平腕部5bの折曲部5d
はバネ29を押圧して送信側のヘツド基板2を図
示されないバネに抗して前進させ、ピンチローラ
ー23でテープを送信用キヤプスタン軸11に圧
接させると共に再生ヘツド20をテープに摺接さ
せてテープに記録されたメツセージが相手方に伝
達される。
上記送信用ヘツド基板2の前進状態では図示さ
れないバネで基板2に旧位復帰力が働き、この力
で係合ピン36が第1アシストカム4gの内側直
線面Bを押圧して第1凸部4dが係脱部材7の係
合部7aに押圧付勢される。
上記メツセージの終了と前後してテープに記録
された信号でソレノイド8にパルス電流が通電さ
れると係脱部材7の係合部7aが第1凸部4dか
ら離脱され、この離脱で送信用ヘツド基板2は図
示されないバネで旧位に復帰されるからアシスト
レバー5には時計方向の回動力が加わり、係合ピ
ン36が第1アシストカム4gの内側直線面Bを
押すのでアシストカムギヤ4は時計方向に回動さ
れる。この回動で歯形4aがピニオン34に噛合
されてアシストカムギヤ4は第2凸部4eが係脱
部材7の係合部7aに当接するまでモーター13
で第2の回転がなされて第5図の状態となり、こ
のとき第1欠歯部4bがピニオン34位置となる
と共に、ピン32はバネ33で時計方向に押圧付
勢され、アシストレバー5の係合ピン36は第2
アシストカム4hの外周を回つて第5図の位置と
なつてアシストレバー5は時計方向に回動される
ので水平腕部5cの折曲部5eが受信側のピンチ
アーム6のバネ30に当接され受信用ヘツド基板
3を図示されないバネに抗して前進させ、ピンチ
ローラ24でテープを受信用キヤプスタン軸12
に圧接させると共に録音ヘツド21がテープに摺
接されて相手方の会話等の情報を記録することに
なる。
上記テープへの記録は、相手方が受話器を置い
て終了信号が出されると、この信号でトリガー用
ソレノイド8にパルス信号が通電されると係脱部
材7の係合部7aが第2凸部4eから離脱され、
アシストカムギヤ4はバネ33で時計方向に回動
されて後第3凸部4fが係合部7aに当接された
ところで回動が停止されて第2図の当初の状態に
復帰される。
上記留守番電話用テープレコーダの使用者が留
守中に掛かつて来た電話内容を聴取するときは受
信用ヘツド基板3の再生ヘツド22をテープに上
記トリガー用ソレノイド8にパルス信号を通電し
たり、図示されないボタンの操作等で摺接させる
ことでおこなうことができる。
上記動作を要約すると、トリガー用ソレノイド
8に第1回目のパルス電流が通電されると送信側
のテープレコーダが作動され、第2回目のパルス
電流の通電で受信側テープレコーダが作動されて
受信記録状態となり、第3回目のパルス電流の通
電で当初の停止状態に復帰されることになる。
本考案は上述のように構成されたから、送信用
ヘツド基板と受信用ヘツド基板を交互に一個のア
シストレバーをアシストカムで往復揺動させるこ
とで移動制御することができ、係脱部材はトリガ
ー用ソレノイドで回動させる丈なので小さなソレ
ノイドですみ、かつ一個のソレノイドで制御する
ことが出来るので省電力化することができると共
に構造が簡単で小型に構成することが出来る。ま
た、アシストカムの1回転で切り換えを終了する
ので切り換え時間が短い。等実用上優れた効果を
奏する留守番電話用テープレコーダのヘツド基板
駆動機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例が示され、第1図は留
守番電話用テープレコーダのヘツド基板駆動機構
を示す平面図、第2図はシヤーシを透視してアシ
ストカムギヤとアシストレバーを示す平面図、第
3図はピンチアームとヘツド基板とアシストレバ
ーの要部を示す外観斜視図、第4図は送信状態に
おけるアシストカムギヤとアシストレバーの動作
説明図、第5図は同受信状態における動作説明図
である。 2……送信用ヘツド基板、3……受信用ヘツド
基板、4……アシストカムギヤ、4g,4h……
アシストカム、5……アシストレバー、7……係
脱部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 往復揺動される係脱部材と、この係脱部材を第
    1、第2、第3の係止部に係脱させる駆動手段
    と、前記第1、第2、第3の係止部を有するアシ
    ストカムと、このアシストカムにより往復揺動さ
    れるアシストレバーと、このアシストレバーによ
    り交互に移動制御される送信用及び受信用ヘツド
    基板とを備え、前記係脱部材と前記第1の係止部
    部とが係合しているとき前記送信用ヘツド基板は
    前進位置にあり、前記係脱部材と前記第2の係止
    部とが係合しているとき前記受信用ヘツド基板は
    前進位置にあり、前記係脱部材と前記第3の係止
    部とが係合しているとき前記送信用及び受信用ヘ
    ツド基板は後退位置にあるようにし、前記駆動手
    段の短時間動作によつて前記係脱部材を前記第
    1、第2、第3の係止部から順次係止解除させる
    ことにより、前記アシストカムの1回転の範囲内
    で前記送信用及び受信用ヘツド基板を停止位置→
    前記送信用ヘツド基板を前進位置→前記送信用ヘ
    ツド基板を停止位置→前記受信用ヘツド基板を前
    進位置→前記受信用ヘツド基板を停止位置と順次
    サイクリツクに切り換えるようにしたことを特徴
    とする留守番電話用テープレコーダーのヘツド基
    板駆動機構。
JP7139282U 1982-05-18 1982-05-18 留守番電話用テープレコーダのヘッド基板駆動機構 Granted JPS58176218U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7139282U JPS58176218U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 留守番電話用テープレコーダのヘッド基板駆動機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7139282U JPS58176218U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 留守番電話用テープレコーダのヘッド基板駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58176218U JPS58176218U (ja) 1983-11-25
JPH0210592Y2 true JPH0210592Y2 (ja) 1990-03-15

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ID=30081010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7139282U Granted JPS58176218U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 留守番電話用テープレコーダのヘッド基板駆動機構

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JP (1) JPS58176218U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58143457A (ja) * 1982-02-18 1983-08-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 留守番電話自動応答装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58143457A (ja) * 1982-02-18 1983-08-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 留守番電話自動応答装置

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JPS58176218U (ja) 1983-11-25

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