JPH0210594Y2 - - Google Patents

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JPH0210594Y2
JPH0210594Y2 JP1981094999U JP9499981U JPH0210594Y2 JP H0210594 Y2 JPH0210594 Y2 JP H0210594Y2 JP 1981094999 U JP1981094999 U JP 1981094999U JP 9499981 U JP9499981 U JP 9499981U JP H0210594 Y2 JPH0210594 Y2 JP H0210594Y2
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capstan
reel
shaft
stator core
tape
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JP1981094999U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、キヤプスタン軸に直結したキヤプス
タン・ダイレクトドライブモータと、リール軸を
駆動するリールドライブモータとを一体的なユニ
ツトに構成した磁気記録再生装置に関する。
テープレコーダあるいはビデオテープレコーダ
では、一対のリール軸に設けたリール台上にテー
プを巻回したリールを載置し、このテープをピン
チローラと共働するキヤプスタン軸により移送す
るようになつている。このテープ移送の駆動源た
るモータは、装置の高性能化に伴ない複数個用い
られる場合が多くなつている。第1図及び第2図
はその代表例を示すものであつて、第1図のもの
は、テープ供給がわリール台41の駆動モータ4
2と、テープ巻取がわリール台43の駆動モータ
44と、テープ走行方向から見て下流がわキヤプ
スタン軸46を直接駆動するキヤプスタン・ダイ
レクトドライブモータ(以下、「キヤプスタン
DDモータ」という)の3モータ方式になつてお
り、上流がわキヤプスタン軸45と一体のフライ
ホイル47と下流がわりキヤプスタン軸46と一体
のフライホイル48とをベルト49で連結するこ
とにより二つのキヤプスタン軸45,46を等速
で回転駆動するようになつている。なお、符号5
3,54はキヤプスタン45,46と共働してテ
ープを移送するピンチローラである。また、第2
図のものは、テープ供給がわのリール台41を回
転駆動するモータ42と、テープ巻取がわのリー
ル台43を回転駆動するモータ44と、盾流がわ
及び下流がわのキヤプスタン軸45,46をそれ
ぞれ直接駆動する二つのキヤプスタンDDモータ
の合計4個のモータが使用されている。
ところで、上に述べたような従来の装置は、何
れもリール台41とそのドライブモータ42との
間及びリール台43とそのドライブモータ44と
の間をそれぞれベルト51,52で連結したベル
ト伝達機構が採用されている。そのため従来の磁
気記録再生装置は、装置が大型化し、嵩高とな
り、使用部品が多く組立の作業性も悪いという欠
点があつた。
本考案の目的は、キヤプスタンDDモータとリ
ールドライブモータをユニツト化して構成を簡略
化すると共に、両モータ間の磁気的影響を防止す
ることになる。
以下、第3図乃至第5図を参照しながら本考案
を説明する。
第3図乃至第5図において、下流がわキヤプス
タン軸1は、所要の慣性を有してフライホイルを
兼ねたロータ3に圧入固定されており、ロータ3
の下面がわに形成された凹陥部には多極着磁され
たリング状マグネツト2が固着されている。キヤ
プスタン軸1は、第1のステータコア4上に固定
されたスラスト受18によつて支持されると共
に、支柱14,14の介在によつて第1のステー
タコア4と平行に所定の間隔をおいて固定された
第2のステータコア13と、このステータコア1
3のさらに上方に所定の間隔をおいて平行に固定
されたメカシヤーシ29との間に固定された軸受
ホルダ9に挿通されている。軸受ホルダ9の両端
部には軸受メタル9a,9aが嵌められていて、
これらの軸受メタル9a,9aによつてキヤプス
タン軸1が回転可能に支持されている。第1のス
テータコア4上には、キヤプスタン軸1と同心円
上に複数個の駆動コイル5が所定の周角度をもつ
て配設され、各コイル5の上面とロータマグネツ
ト2の下面との間に所定の間隙を存して相対向さ
せられている。また、ステータコア4上にはロー
タマグネツト2と対向する位置にホール素子など
のロータマグネツト位置検出素子が固定されてい
るものとし、この検出信号に基いて駆動コイル5
への通電を制御することにより、周知のブラシレ
スモータとしてロータマグネツト2及びロータ3
が回転し、ロータ3と一体にキヤプスタン軸1が
回転するようになつている。ロータ3、ロータマ
グネツト2、駆動コイル5等によつてキヤプスタ
ンドライブモータを構成している。ロータ3の上
面がわにも凹陥部3aが形成されていて、この凹
陥部3aの内周面には内歯々車状に内歯6が形成
されている。上記凹陥部3a内には、軸受ホルダ
9の下端部に固着された周波数発電機の上下のヨ
ーク7,8が位置しており、ヨーク7,8間には
その内周部においてリング状の励磁マグネツト1
0が、さらにその外方には周方向にリング状に巻
回された発電コイル11が配設されている。周波
数発電機の一方のヨーク7の外周部には歯車状に
外歯8aが形成され、上記内歯6と外歯7が適宜
の間隔を存して対向している。発電コイル11
は、ロータ3の回転による内歯6と外歯8aとの
間の磁気的変化を検出してロータ3の回転数に応
じた信号を出力し、この検出信号に基づいて駆動
コイル5への通電を制御することによりロータ3
を一定の回転数で回転駆動するようになつてい
る。
以上述べた下流がわキヤプスタン軸から所定間
隔離間して上流がわキヤプスタン軸17が並設さ
れている。キヤプスタン軸17にはフライホイル
16が圧入固着され、キヤプスタン軸17の下端
は第1のステータコア4上に固定されたスラスト
受19によつて支承されると共に、第2のステー
タコア13とメカシヤーシ29の間に固定された
軸受ホルダ20に挿通され、軸受ホルダ20の両
端部の軸受メタル20a,20aにより回転可能
に保持されている。フライホイル16と、フライ
ホイルを兼ねた前記ロータ3との間にはベルト1
5が掛けられ、ロータ3の回転力がフライホイル
16に伝達されるようになつている。
上記第2のステータコア13は鉄板等の強磁性
材からなり、境目のない1枚板で形成されている
ものとする。
第2のステータコア13の前記キヤプスタンド
ライブモータのロータ3と反対側の面上には、テ
ープの供給及び巻戻しをする1対のリールドライ
ブモータ21,22が配設されている。テープ巻
取がわ(テープの流れについて見れば下流がわ)
のリールドライブモータ21について説明する
と、第2のステータコア13上にはリール軸23
と同心円上に所定の周角度をもつて複数個の駆動
コイル24がその相互間及びコア13との間を絶
縁して固着されており、駆動コイル24の上方に
はコイル24との間に僅かな間隙を存してリング
状ロータマグネツト25が設けられている。ロー
タマグネツト25は周方向に多極着磁され、ホル
ダヨーク26の下面凹部に嵌合固着されて上記コ
イル24と対向している。ホルダーヨーク26の
中心部にはボス26aが一体的に固着され、この
ボスの中心孔にリール軸23が圧入固着されるこ
とにより、ロータマグネツト25、ホルダーヨー
ク26、リール軸23が一体に回転するようにな
つている。リール軸23の下端部は軸受部27に
よつて回転可能に支承され、また、リール軸23
の上端部には周知のリール台機構28が設けられ
ている。
そこで、図示されないリールモータ駆動回路か
ら駆動コイル24に通電すると、コイル24、第
2のステータヨーク13、ロータマグネツト2
5、ホルダーヨーク26からなる磁気回路によ
り、通常のブラシレスモータとしてロータマグネ
ツト25及びリール軸23が回転駆動され、図示
されないテープリールが回転駆動されてテープが
巻き取られることになる。
テープ供給がわのリールドライブモータ22及
びリール軸の構成は上述のテープ巻取がわのリー
ルドライブモータ21及びリール軸の構成と同じ
であるから、説明は省略する。
以上の構成からなる二つのリールドライブモー
タ21,22及びロータマグネツト2、駆動コイ
ル5などからなるキヤプスタンDDモータは、第
2のステータコア13を共通部品として一体的な
ユニツトに構成され、このユニツトをテープレコ
ーダ等のメカシヤーシ29に取り付けることがで
きる。この場合、二つの軸受ホルダ9,20にね
じ部9b,20bを形成し、これらのねじ部をメ
カシヤーシ29の取付孔29a,29aに挿通し
たのち、ナツト30,30をねじ部9b,20b
に螺合し、ナツト30,30と軸受ホルダ9,2
0の大径部との間でメカシヤーシ29を挟みつけ
るようにすることによつて取り付けることができ
るし、こうすることにより、メカシヤーシ29に
対する位置決め及び直角度等の精度が一段と向上
する利点がある。
なお、符号31はキヤプスタン軸1と共働して
テープを移送するピンチローラ、32は他方のキ
ヤプスタン軸17と共働してテープを移送するピ
ンチローラである。
以上述べた実施例は、デユアルキヤプスタン3
モータ方式の磁気記録再生装置になつており、駆
動コイル5、ロータマグネツト2、ロータ3など
からなるキヤプスタンDDモータの作動によつて
キヤプスタン軸1が定速回転駆動されると共に、
ロータ3の回転力がベルト15を介してフライホ
イル16に伝達されることにより、他方のキヤプ
スタン軸17が定速回転駆動されるようになつて
いる。従つて、二つのキヤプスタン軸1,17に
対して二つのピンチローラ31,32がそれぞれ
共働することにより二つのキヤプスタン軸1,1
7間においてテープに所定の張力が作用しながら
テープが定速移送される。そして、往動方向にテ
ープが移送されるときはリールドライブモータ2
1が作動して巻取がわのリールがテープを巻き取
り、復動方行にテープが移送されるときはリール
ドライブモータ22が作動して供給がわのリール
がテープを巻き戻す。
なお、本考案は上記のデユアルキヤプスタン3
モータ方式のものに限られるものではなく、デユ
アルキヤプスタン4モータ方式或いは1キヤプス
タン2モータ方式など、要するにキヤプスタン
DDモータとリールドライブモータとを有する総
ての磁気記録再生装置に適用可能である。
本考案によれば、第2のステータコアを共通部
品としてキヤプスタンモータ及びリールモータを
一体にしているのでユニツト化が可能であり、か
つ、部品を共有化できるので構成及び組立が簡単
で安価になる利点がある。また、第2のステータ
コアを共通部材としているので、各モータの基準
面が一つとなり統一化ができる。さらに、強磁性
体で構成されている第2のステータコアを、キヤ
プスタンドライブモータとリールモータとの間に
介在させているので、キヤプスタンモータとリー
ルモータとの間のシールド効果を有し、両モータ
間の磁気的悪影響、例えば、リールモータの漏洩
磁束がキヤプスタンモータの周波数発電機に影響
して正しい速度検出ができないというような不都
合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気記録再生装置の一例を示す
平面図、第2図は従来の磁気記録再生装置の他の
例を示す平面図、第3図は本考案の実施例を示す
縦断面図、第4図は同上一部破截平面図、第5図
は同上一部断面右側面図である。 1……キヤプスタン軸、2……ロータマグネツ
ト、3……ロータ、4……第1のステータコア、
5……駆動コイル、9……軸受ホルダ、13……
第2のステータコア、15……ベルト、16……
フライホイル、17……キヤプスタン軸、20…
…軸受ホルダ、21,22……リールドライブモ
ータ、23……リール軸、24……駆動コイル、
25……ロータマグネツト、31,32……ピン
チローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピンチローラと共働してテープを移送せしめる
    キヤプスタン軸と、この軸に直結されたキヤプス
    タンドライブモータと、このモータを保持する第
    1のステータコアと、上記キヤプスタンドライブ
    モータのロータの上方に配設され境目のない一枚
    板で形成された強磁性体からなる第2のステータ
    コアと、この第2のステータコアに固着されて上
    記キヤプスタン軸を軸支する軸受ホルダと、テー
    プリールを駆動するリールドライブモータとを有
    してなり、このリールドライブモータは、テープ
    リール軸と一体回転するロータマグネツトと、こ
    のロータマグネツトと対向して上記第2のステー
    タコアの上記キヤプスタンドライブモータのロー
    タと反対側の面上に電気的に絶縁して配設された
    複数個の駆動コイルとを有してなる磁気記録再生
    装置。
JP9499981U 1981-06-26 1981-06-26 磁気記録再生装置 Granted JPS582748U (ja)

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JP9499981U JPS582748U (ja) 1981-06-26 1981-06-26 磁気記録再生装置

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JP9499981U JPS582748U (ja) 1981-06-26 1981-06-26 磁気記録再生装置

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JPS582748U JPS582748U (ja) 1983-01-08
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243406A (en) * 1975-10-02 1977-04-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd Tape drive unit

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51141515U (ja) * 1975-05-08 1976-11-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243406A (en) * 1975-10-02 1977-04-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd Tape drive unit

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JPS582748U (ja) 1983-01-08

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