JPH10273942A - 壁パネル - Google Patents

壁パネル

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JPH10273942A
JPH10273942A JP9079271A JP7927197A JPH10273942A JP H10273942 A JPH10273942 A JP H10273942A JP 9079271 A JP9079271 A JP 9079271A JP 7927197 A JP7927197 A JP 7927197A JP H10273942 A JPH10273942 A JP H10273942A
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JP
Japan
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bolt
vertical frame
wall panel
slit
frame
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JP9079271A
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Yasuhito Matsuura
泰人 松浦
Shinji Sasano
眞司 笹野
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National House Industrial Co Ltd
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National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計の簡素化が図れ、かつボルト20の固定
が安定し、しかもボルト20の接合作業も容易に行える
壁パネル10を得る。 【解決手段】 ウェブ16aの下端に下方に開口したス
リット40を有する横断面H字形の竪枠16と、スリッ
ト40の横幅と略同径で上部をスリット40に嵌合固着
したボルト20とを備えたものであり、竪枠16はパネ
ルの下部まで達する開口部に沿ったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレハブ住宅等
における壁パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図13の枠組図に示すよう
に、出入口用の大型の開口部51を有した壁パネル50
がある。壁パネル50の枠組は、上枠52、下枠53、
左右の外竪枠54,55、ならびに中間竪枠56,57
等からなる。大型の開口部51を有した壁パネル50の
場合、開口袖の中間竪枠56と土台とを接合する必要が
あるため、中間竪枠56の下端にはボルト58が垂下し
ている。
【0003】図14ないし図16にボルト58の取付け
部分の拡大図を示す。中間竪枠56は溝形鋼からなり、
ウェブ56aの外面にボルト58が溶接されており、ボ
ルト58は下枠53を貫通して垂下している。図17
は、壁パネル50の水平断面図を示しており、59,6
0は面材である。
【0004】図18は、壁パネル50を基礎70に設置
する施工状態を示している。71は基礎70に立設した
中間アンカーボルト、72は基礎70に立設したアンカ
ーボルト、73は土台金物である。土台金物73は、壁
パネル50の中間竪枠56に溶接したボルト58をナッ
ト75に螺合して壁パネル50に固定し、さらにプレー
ト74に基礎70の中間アンカーボルト71を挿通して
ナットにて固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の壁パネ
ル50によると、中間竪枠56が溝形であり、ボルト5
8が中間竪枠56のウェブ56aの外面に接合している
ため、ボルト58の中心と中間竪枠56の中心が一致し
ない。このため、開口部51の位置変更等により壁パネ
ル50の向きを変えると、中間竪枠56の向きも変わ
り、その結果、ボルト58の位置が変化し、これに対処
するため設計が複雑になるという問題があった。
【0006】また、ボルト58は、中間竪枠56のウェ
ブ56aの外面に一側を接合して垂下しているので、接
合強度が弱く、不安定であり、しかもウェブ56aの外
面に正確に位置決めして溶接しなければならず、作業も
困難であった。この発明の目的は、設計の簡素化が図
れ、かつボルトの固定が安定し、しかもボルトの接合作
業も容易に行える壁パネルを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の壁パネルは、
ウェブの下端に下方に開口したスリットを有する横断面
H字形の竪枠と、スリットの横幅と略同径で上部をスリ
ットに嵌合固着したボルトとを備えたものである。請求
項1記載の壁パネルによると、横断面H字形の竪枠のウ
ェブにスリットを形成してボルトを垂下したので、竪枠
の中心とボルトの中心が一致し、ボルトの垂下位置は竪
枠の向きに影響されない。しかも、ボルトは竪枠のスリ
ットに上部を嵌合固着しているので、ボルトを両側から
支持でき、位置決めも正確で、容易に接合できる。
【0008】請求項2の壁パネルは、請求項1におい
て、竪枠がパネルの下部まで達する開口部に沿っている
ことを特徴とするものである。請求項2記載の壁パネル
によると、パネルの下部まで達する開口部に沿う竪枠の
下端をボルトを介して下方の部材に固定できる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図12に基づいて説明する。図1は壁パネル10の
施工状態の分解側面図、図2は同じくその分解正面図で
ある。壁パネル10は、図3の枠組図に示すように、パ
ネルの下部まで達する開口部11、上枠12、下枠1
3、左右の外竪枠14,15、中間竪枠16,17から
なる。パネルの両面には、図1および図2に示すように
面材18,19が貼着している。
【0010】また、21は外壁・床支持金物であり、図
4に示すように、コ字形の本体22内に一対の補強片2
3を溶接してなり、かつ本体22の上下フランジ24,
26にはボルト挿通孔25,27が形成され、ウェブ2
8の両側にも一対のボルト挿通孔29が形成されてい
る。外壁・床支持金物21は、図1および図2に示すよ
うに、基礎30に立設したアンカーボルト31をボルト
挿通孔27に挿通しナット(図示せず)を締結して基礎
30に固定する。また、外壁・床支持金物21の上フラ
ンジ24には、壁パネル10の下枠13と中間竪枠16
との接合部分を載置固定する。なお、32は壁パネル1
0の側面や柱(図示せず)を固定する土台(図示せず)
を接合するアンカーボルトである。
【0011】また、図5ないし図7に示すように、中間
竪枠16は一対の溝形鋼16′,16″を背中合わせに
溶接してなる横断面H字形をしている。なお、溝形鋼1
6′,16″はかしめ接合でもよく、あるいは図8に示
すように、横断面H字形鋼の竪枠45を用いてもよい。
そして、図9に示すように、中間竪枠16のウェブ16
aの下端に、下方に開口したスリット40を形成する。
さらに、図10ないし図12に示すように、スリット4
0に、スリット40の横幅と略同径のボルト20の上部
を嵌合し、ウェブ16aの両側から溶接41(図5)に
て固定する。
【0012】ボルト20を、図4に示す外壁・床支持金
物21のボルト挿通孔25に挿通し、ナット(図示せ
ず)にて固定して、壁パネル10を外壁・床支持金物2
1に固定する。なお、外壁・床支持金物21のボルト挿
通孔29には、床パネル(図示せず)を接合する。この
ように構成された壁パネル10によると、横断面H字形
の中間竪枠16のウェブ16aにスリット40を形成し
てボルト20を垂下したので、中間竪枠16の中心とボ
ルト20の中心が一致し、ボルト20の垂下位置は中間
竪枠16の向きに影響されず、常に一定の位置に垂下す
るので、設計の簡素化が図れる。
【0013】また、中間竪枠16のスリット40にボル
ト20の上部を嵌合固着するので、ボルト20は両側か
ら支持されて安定し、かつ位置決めが正確に行え、接合
作業も容易に行える。また、パネル10の下部まで達す
る開口部11に沿う中間竪枠16の下端をボルト20を
介して基礎30に固定でき、強度が不足する下部まで達
する掃き出し口等の開口部11の補強が行える。
【0014】さらに、一対の溝形鋼16′,16″を背
中合わせに溶接してなり、中間竪枠16のウェブ16a
の厚みが厚くなり、強度的に優れ、かつボルト20の固
着もし易い。なお、外壁・床支持金物21は、あらかじ
め壁パネル10のボルト20に固定しておき、その後、
基礎30のアンカーボルト31に固定してもよい。ま
た、スリット40を介してのボルト20の接合は、中間
竪枠16に限るものではなく、その他の中間竪枠17や
外竪枠14,15に適用してもよい。また、壁パネル
は、外壁に限るものではなく、内壁パネルや、あるいは
無開口壁パネルに適用してもよい。さらに、2階の壁パ
ネルであって、基礎に代えて梁等の横架材に接合金具に
て固定するものであってもよい。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の壁パネルによると、横断
面H字形の竪枠のウェブにスリットを形成してボルトを
垂下したので、竪枠の中心とボルトの中心が一致し、ボ
ルトの垂下位置は竪枠の向きに影響されず、常に一定の
位置となり、設計の簡素化が図れる。しかも、ボルトは
竪枠のスリットに上部を嵌合固着しているので、ボルト
を両側から支持でき安定し、位置決めも正確で、容易に
接合できる。
【0016】請求項2記載の壁パネルによると、パネル
の下部まで達する開口部に沿う竪枠の下端をボルトを介
して下方の部材に固定でき、強度が不足する下部まで達
する開口部の補強が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の壁パネルの施工状態
を示す分解側面図である。
【図2】この発明の一実施の形態の壁パネルの施工状態
を示す分解正面図である。
【図3】この発明の一実施の形態の壁パネルの枠組図で
ある。
【図4】この発明の一実施の形態の外壁・床支持金物の
斜視図である。
【図5】この発明の一実施の形態の竪枠の側面図であ
る。
【図6】この発明の一実施の形態の竪枠の正面図であ
る。
【図7】図6のVII −VII 断面図である。
【図8】この発明の一実施の形態の竪枠の変形例の横断
面図である。
【図9】この発明の一実施の形態の竪枠の下部の側面図
である。
【図10】この発明の一実施の形態のボルト取付部の横
断面図である。
【図11】この発明の一実施の形態のボルト取付部の正
面図である。
【図12】この発明の一実施の形態のボルト取付部の側
面図である。
【図13】従来例の壁パネルの枠組図である。
【図14】従来例の壁パネルのボルト取付部の横断面図
である。
【図15】従来例の壁パネルのボルト取付部の正面図で
ある。
【図16】従来例の壁パネルのボルト取付部の側面図で
ある。
【図17】従来例の壁パネルの横断面図である。
【図18】従来例の壁パネルの施工状態を示す分解正面
図である。
【符号の説明】
10 壁パネル 11 開口部 16 中間竪枠 16a ウェブ 20 ボルト 40 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 2/56 611 E04B 2/56 611G 2/00 E04C 2/46 E A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブの下端に下方に開口したスリット
    を有する横断面H字形の竪枠と、前記スリットの横幅と
    略同径で上部を前記スリットに嵌合固着したボルトとを
    備えた壁パネル。
  2. 【請求項2】 竪枠がパネルの下部まで達する開口部に
    沿っていることを特徴とする請求項1記載の壁パネル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10280586A (ja) * 1997-03-31 1998-10-20 Natl House Ind Co Ltd 壁パネルセット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10280586A (ja) * 1997-03-31 1998-10-20 Natl House Ind Co Ltd 壁パネルセット

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