JPH10273290A - 高所作業車の吊り上げ装置 - Google Patents
高所作業車の吊り上げ装置Info
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- JPH10273290A JPH10273290A JP7696997A JP7696997A JPH10273290A JP H10273290 A JPH10273290 A JP H10273290A JP 7696997 A JP7696997 A JP 7696997A JP 7696997 A JP7696997 A JP 7696997A JP H10273290 A JPH10273290 A JP H10273290A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吊り上げ作業以外の他の作業に利用すること
が可能な高所作業車の吊り上げ装置を提供する。 【解決手段】 吊り上げ装置20の第2サブブーム32
内に作業装置(図示せず)を内蔵するとともに、第1サ
ブブーム31を取り外したときに、作業装置を第2サブ
ブーム32の先端側から引き出して外部に突出させた状
態で使用可能に構成する。これにより、吊り上げ装置2
0を用いて吊り上げ作業のみならず他の作業を行うこと
を可能にするとともに容易に作業装置を第2サブブーム
32先端に取り付けられるようにする。
が可能な高所作業車の吊り上げ装置を提供する。 【解決手段】 吊り上げ装置20の第2サブブーム32
内に作業装置(図示せず)を内蔵するとともに、第1サ
ブブーム31を取り外したときに、作業装置を第2サブ
ブーム32の先端側から引き出して外部に突出させた状
態で使用可能に構成する。これにより、吊り上げ装置2
0を用いて吊り上げ作業のみならず他の作業を行うこと
を可能にするとともに容易に作業装置を第2サブブーム
32先端に取り付けられるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高所作業車のブー
ム先端部に設けられる吊り上げ装置に関する。
ム先端部に設けられる吊り上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高所作業車においては、車体上に旋回・
起伏・伸縮などが自在にブームが設けられ、ブーム先端
にはレベリング機構により常時垂直に保持される垂直ポ
ストが設けられており、垂直ポストには作業者搭乗用の
作業台が首振り自在に軸支されている。そして、垂直ポ
ストの上部には、吊り上げ装置が取り付けられている。
吊り上げ装置は、垂直ポストに旋回および起伏自在に取
り付けられた支持ブラケットと、この支持ブラケットに
スライドおよび脱着自在に取り付けられ、先端にはシー
ブが設けられたサブブームと、支持ブラケット内に設け
られたウィンチ装置とから構成されている。ウィンチ装
置にはロープが巻き回されており、ロープは、ウィンチ
装置から繰り出され、サブブーム先端のシーブを介して
下方に垂れ下がるようになっており、その先端にはフッ
クが取り付けられている。
起伏・伸縮などが自在にブームが設けられ、ブーム先端
にはレベリング機構により常時垂直に保持される垂直ポ
ストが設けられており、垂直ポストには作業者搭乗用の
作業台が首振り自在に軸支されている。そして、垂直ポ
ストの上部には、吊り上げ装置が取り付けられている。
吊り上げ装置は、垂直ポストに旋回および起伏自在に取
り付けられた支持ブラケットと、この支持ブラケットに
スライドおよび脱着自在に取り付けられ、先端にはシー
ブが設けられたサブブームと、支持ブラケット内に設け
られたウィンチ装置とから構成されている。ウィンチ装
置にはロープが巻き回されており、ロープは、ウィンチ
装置から繰り出され、サブブーム先端のシーブを介して
下方に垂れ下がるようになっており、その先端にはフッ
クが取り付けられている。
【0003】このように構成された高所作業車によれ
ば、まず、ブームの旋回・起伏・伸縮作動、および作業
台の首振り作動等を行って、作業台に搭乗した作業者を
所望高所に移動させることができる。さらに、地上側の
被吊り上げ物にフックを掛け、吊り上げ装置を作動させ
ることにより、被吊り上げ物を地上から高所へ吊り上げ
ることができる。そして、作業台に搭乗した作業者によ
り被吊り上げ物の高所への取付工事等を行わせることが
できる。
ば、まず、ブームの旋回・起伏・伸縮作動、および作業
台の首振り作動等を行って、作業台に搭乗した作業者を
所望高所に移動させることができる。さらに、地上側の
被吊り上げ物にフックを掛け、吊り上げ装置を作動させ
ることにより、被吊り上げ物を地上から高所へ吊り上げ
ることができる。そして、作業台に搭乗した作業者によ
り被吊り上げ物の高所への取付工事等を行わせることが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吊り上
げ装置は吊り上げ作業以外の他の作業に利用することが
できないため、他の作業を行おうとした場合には、作業
台上へ新たな作業装置を設置しなければならず、作業装
置設置に労力を要するという問題があった。
げ装置は吊り上げ作業以外の他の作業に利用することが
できないため、他の作業を行おうとした場合には、作業
台上へ新たな作業装置を設置しなければならず、作業装
置設置に労力を要するという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、吊り上げ作業以外の他の作業に利用する
ことが可能な高所作業車の吊り上げ装置を提供すること
を目的としている。
たものであり、吊り上げ作業以外の他の作業に利用する
ことが可能な高所作業車の吊り上げ装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の吊り上げ装置は、車体上に起伏等が自在
にメインブームが設けられるとともにこのメインブーム
の先端に作業者搭乗用の作業台が取り付けられてなる高
所作業車の吊り上げ装置であって、メインブームの先端
部に設けられ、ロープの繰り出し・巻取を行うウィンチ
と、メインブームの先端部に取り付けられた支持ブラケ
ットと、支持ブラケットに取り付けられたサブブーム
と、サブブームの先端に取り付けられてウィンチから繰
り出されたロープを導くシーブとからなり、サブブーム
先端からシーブを取り外して作業装置をサブブーム先端
部に固定して使用可能に構成している。
めに、本発明の吊り上げ装置は、車体上に起伏等が自在
にメインブームが設けられるとともにこのメインブーム
の先端に作業者搭乗用の作業台が取り付けられてなる高
所作業車の吊り上げ装置であって、メインブームの先端
部に設けられ、ロープの繰り出し・巻取を行うウィンチ
と、メインブームの先端部に取り付けられた支持ブラケ
ットと、支持ブラケットに取り付けられたサブブーム
と、サブブームの先端に取り付けられてウィンチから繰
り出されたロープを導くシーブとからなり、サブブーム
先端からシーブを取り外して作業装置をサブブーム先端
部に固定して使用可能に構成している。
【0007】このような構成によれば、サブブーム先端
にシーブを取り付けた状態とすることにより、吊り上げ
装置を吊り上げ作業に用いることができる。一方、サブ
ブーム先端からシーブを取り外してサブブーム先端部に
作業装置を取り付けることにより、吊り上げ装置を吊り
上げ作業以外の他の作業に用いることができる。
にシーブを取り付けた状態とすることにより、吊り上げ
装置を吊り上げ作業に用いることができる。一方、サブ
ブーム先端からシーブを取り外してサブブーム先端部に
作業装置を取り付けることにより、吊り上げ装置を吊り
上げ作業以外の他の作業に用いることができる。
【0008】なお、この吊り上げ装置は、サブブーム内
部に作業装置を内蔵するとともに、この作業装置をサブ
ブームの先端側から引き出して外部に突出させた状態で
使用可能に構成することが好ましい。このような構成に
よれば、作業装置をサブブーム内に保管しておくことが
でき、保管スペースを節約することができる。
部に作業装置を内蔵するとともに、この作業装置をサブ
ブームの先端側から引き出して外部に突出させた状態で
使用可能に構成することが好ましい。このような構成に
よれば、作業装置をサブブーム内に保管しておくことが
でき、保管スペースを節約することができる。
【0009】さらに、サブブームを、先端にシーブが取
り付けられた先端サブブームと、この先端サブブームに
接続される単数もしくは複数の分割サブブームとから構
成し、作業装置を分割サブブームのうちのいずれかの内
部に内蔵するとともに、この作業装置を分割サブブーム
の先端側から引き出して外部に突出させた状態で使用可
能に構成することが好ましい。このような構成によれ
ば、サブブームを適宜組み合わせて使用することによ
り、作業装置により作業を行う場合におけるサブブーム
の長さを所望の長さに変えることができる。
り付けられた先端サブブームと、この先端サブブームに
接続される単数もしくは複数の分割サブブームとから構
成し、作業装置を分割サブブームのうちのいずれかの内
部に内蔵するとともに、この作業装置を分割サブブーム
の先端側から引き出して外部に突出させた状態で使用可
能に構成することが好ましい。このような構成によれ
ば、サブブームを適宜組み合わせて使用することによ
り、作業装置により作業を行う場合におけるサブブーム
の長さを所望の長さに変えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図を参照して説明する。本発明の吊り上げ装置
を備えた高所作業車1においては、図2に示すように、
車体11上に旋回台12が旋回自在に設けられている。
この旋回台12にはブーム(メインブーム)13が起伏
自在に枢支されており、ブーム13は起伏シリンダ14
により起伏作動するようになっている。ブーム13は、
入れ子式に伸縮自在に構成された3段のブーム(基端ブ
ーム、中間ブーム、先端ブーム)から構成されており、
これら3段のブームは、伸縮シリンダ(図示せず)によ
り伸縮されるようになっている。このブーム13(先端
ブーム)の先端には、レベリング機構により常時垂直に
保持される垂直ポスト15が設けられており、垂直ポス
ト15には作業者搭乗用の作業台16が首振り(水平旋
回)自在に軸支されている。
について図を参照して説明する。本発明の吊り上げ装置
を備えた高所作業車1においては、図2に示すように、
車体11上に旋回台12が旋回自在に設けられている。
この旋回台12にはブーム(メインブーム)13が起伏
自在に枢支されており、ブーム13は起伏シリンダ14
により起伏作動するようになっている。ブーム13は、
入れ子式に伸縮自在に構成された3段のブーム(基端ブ
ーム、中間ブーム、先端ブーム)から構成されており、
これら3段のブームは、伸縮シリンダ(図示せず)によ
り伸縮されるようになっている。このブーム13(先端
ブーム)の先端には、レベリング機構により常時垂直に
保持される垂直ポスト15が設けられており、垂直ポス
ト15には作業者搭乗用の作業台16が首振り(水平旋
回)自在に軸支されている。
【0011】そして、垂直ポスト15の上部に、本発明
の吊り上げ装置20が取り付けられている。この吊り上
げ装置20は、垂直ポスト15に旋回および起伏可能に
取り付けられた支持ブラケット21と、この支持ブラケ
ット21にスライド移動および脱着自在に取り付けら
れ、先端にシーブ31aを有するサブブーム30と、支
持ブラケット21に設けられたウィンチ装置23とから
構成されており、ウィンチ装置23にはロープ24が巻
き回されている。ロープ24は、ウィンチ装置23から
繰り出され、シーブ31aを介して下方に垂れ下がるよ
うになっており、その先端にはフック26が取り付けら
れている。
の吊り上げ装置20が取り付けられている。この吊り上
げ装置20は、垂直ポスト15に旋回および起伏可能に
取り付けられた支持ブラケット21と、この支持ブラケ
ット21にスライド移動および脱着自在に取り付けら
れ、先端にシーブ31aを有するサブブーム30と、支
持ブラケット21に設けられたウィンチ装置23とから
構成されており、ウィンチ装置23にはロープ24が巻
き回されている。ロープ24は、ウィンチ装置23から
繰り出され、シーブ31aを介して下方に垂れ下がるよ
うになっており、その先端にはフック26が取り付けら
れている。
【0012】サブブーム30は、当該例においては図2
にも示すように、第1サブブーム31と第2サブブーム
32とから構成されている。第1サブブーム31は、角
柱状部材からなり、先端にはシーブ31aが回転自在に
設けられており、後端には差込部31bが設けられてい
る。第2サブブーム32は、中空の角柱状部材からな
り、その内部には嵌合穴Hを有している。差込部31b
および嵌合穴Hは、嵌合可能な形状となっており、これ
により第1サブブーム31は第2サブブーム32に対し
て着脱が自在となっている。また、第1および第2サブ
ブームのそれぞれにおける接続部位置にはピン穴hが形
成されており、結合状態においてこのピン穴hにピン3
3が差し込まれてこれらの部材の抜け止めがなされるよ
うになっている。
にも示すように、第1サブブーム31と第2サブブーム
32とから構成されている。第1サブブーム31は、角
柱状部材からなり、先端にはシーブ31aが回転自在に
設けられており、後端には差込部31bが設けられてい
る。第2サブブーム32は、中空の角柱状部材からな
り、その内部には嵌合穴Hを有している。差込部31b
および嵌合穴Hは、嵌合可能な形状となっており、これ
により第1サブブーム31は第2サブブーム32に対し
て着脱が自在となっている。また、第1および第2サブ
ブームのそれぞれにおける接続部位置にはピン穴hが形
成されており、結合状態においてこのピン穴hにピン3
3が差し込まれてこれらの部材の抜け止めがなされるよ
うになっている。
【0013】そして、本発明の吊り上げ装置20におい
ては、第2サブブーム32内に作業装置が内蔵されてい
る。図3には、作業装置として、バランサ装置40を第
2サブブーム32内に内蔵した第1例の構成を示してい
る。図に示すように、バランサ装置40は、基端側に基
部部材41を有している。この基部部材41は、長手方
向に短い中空の角柱状部材からなり、その側面にはピン
穴hが形成されている。この基部部材41の外形状は嵌
合穴Hの形状に合わせて形成されており、基部部材41
は嵌合穴H内において前後方向にスライド移動可能とな
っている。
ては、第2サブブーム32内に作業装置が内蔵されてい
る。図3には、作業装置として、バランサ装置40を第
2サブブーム32内に内蔵した第1例の構成を示してい
る。図に示すように、バランサ装置40は、基端側に基
部部材41を有している。この基部部材41は、長手方
向に短い中空の角柱状部材からなり、その側面にはピン
穴hが形成されている。この基部部材41の外形状は嵌
合穴Hの形状に合わせて形成されており、基部部材41
は嵌合穴H内において前後方向にスライド移動可能とな
っている。
【0014】この基部部材41の内側には、第1リンク
42および第2リンク44が揺動自在に軸支されてい
る。第1リンク42は下方が狭まった平板状部材からな
り、第2リンク44は棒状部材からなる。これら第1お
よび第2リンク42,44の他方の端部は、これらが互
いに平行になるようにして、支持部材43に揺動自在に
軸支されている。これにより第1および第2リンク4
2,44は、いわゆる平行リンクを形成している。さら
に、基部部材41と第1リンク42の下部42aとの間
の第2リンク44の周囲には、スプリング45が、取り
付けられており、図3に示す状態においてこのスプリン
グ45は縮むようになっている。また、支持部材43の
中央部43aは支持部材軸Cを中心に回転自在となって
いる。
42および第2リンク44が揺動自在に軸支されてい
る。第1リンク42は下方が狭まった平板状部材からな
り、第2リンク44は棒状部材からなる。これら第1お
よび第2リンク42,44の他方の端部は、これらが互
いに平行になるようにして、支持部材43に揺動自在に
軸支されている。これにより第1および第2リンク4
2,44は、いわゆる平行リンクを形成している。さら
に、基部部材41と第1リンク42の下部42aとの間
の第2リンク44の周囲には、スプリング45が、取り
付けられており、図3に示す状態においてこのスプリン
グ45は縮むようになっている。また、支持部材43の
中央部43aは支持部材軸Cを中心に回転自在となって
いる。
【0015】本発明の吊り上げ装置20を備えた高所作
業車1は、以上の構成からなり、このように構成された
高所作業車1によれば、ブーム13の旋回・起伏・伸縮
作動および作業台16の首振り作動等を行って作業台1
6を所望高所へ移動し、作業台16に搭乗した作業者に
より高所作業を行わせることがことができる。この高所
作業が例えば電柱等の高所配電設備の工事であり、この
工事において例えば腕金やトランス等の設備の交換が必
要な場合等においては、吊り上げ装置20からロープ2
4を繰り出してフック26を地上側の被取り付け物に掛
け、ウィンチ23を作動させてロープ24を巻き上げて
被取り付け物を高所まで吊り上げて取付を行うことがで
き、また、取り外した設備をこの吊り上げ装置20によ
り地上へ降ろすことができる。
業車1は、以上の構成からなり、このように構成された
高所作業車1によれば、ブーム13の旋回・起伏・伸縮
作動および作業台16の首振り作動等を行って作業台1
6を所望高所へ移動し、作業台16に搭乗した作業者に
より高所作業を行わせることがことができる。この高所
作業が例えば電柱等の高所配電設備の工事であり、この
工事において例えば腕金やトランス等の設備の交換が必
要な場合等においては、吊り上げ装置20からロープ2
4を繰り出してフック26を地上側の被取り付け物に掛
け、ウィンチ23を作動させてロープ24を巻き上げて
被取り付け物を高所まで吊り上げて取付を行うことがで
き、また、取り外した設備をこの吊り上げ装置20によ
り地上へ降ろすことができる。
【0016】さらに、本発明の吊り上げ装置20は、第
2サブブーム32内にバランサ装置40を内蔵している
ので、この吊り上げ装置20を電線の活線工事(通電状
態としたままの電線の工事)等に用いることができる。
この場合、第2サブブーム32から第1サブブーム31
を取り外し、図4に示すように、バランサ装置40を前
方にスライド移動させて外部に突出させ、第2サブブー
ム32および基部部材41のピン穴h,hにピン33を
差し込むことにより、容易にバランサ装置40を第2サ
ブブーム32先端に固定することができる。この固定状
態において、スプリング45の付勢力により、第1およ
び第2リンク42,44は、図に示すように起仰した状
態となる。
2サブブーム32内にバランサ装置40を内蔵している
ので、この吊り上げ装置20を電線の活線工事(通電状
態としたままの電線の工事)等に用いることができる。
この場合、第2サブブーム32から第1サブブーム31
を取り外し、図4に示すように、バランサ装置40を前
方にスライド移動させて外部に突出させ、第2サブブー
ム32および基部部材41のピン穴h,hにピン33を
差し込むことにより、容易にバランサ装置40を第2サ
ブブーム32先端に固定することができる。この固定状
態において、スプリング45の付勢力により、第1およ
び第2リンク42,44は、図に示すように起仰した状
態となる。
【0017】当該例においては、このバランサ装置40
の支持部材中央部43aに、ホットスティックホルダ4
6に固定されたホルダ軸46aを回転自在に取り付け
る。そして、ホットスティックホルダ46にホットステ
ィック47を取り付ける。このホットスティック47
は、絶縁部材からなるとともに先端に電線等を把持する
把持部48を有しており、中央部に把持部48による把
持のロックおよびその解除を行うホルダロックハンドル
49を備えている。
の支持部材中央部43aに、ホットスティックホルダ4
6に固定されたホルダ軸46aを回転自在に取り付け
る。そして、ホットスティックホルダ46にホットステ
ィック47を取り付ける。このホットスティック47
は、絶縁部材からなるとともに先端に電線等を把持する
把持部48を有しており、中央部に把持部48による把
持のロックおよびその解除を行うホルダロックハンドル
49を備えている。
【0018】これらを用いて例えば、把持部48により
電線を把持させてホットスティック47により電線の工
事等を行う場合、スプリング45の付勢力が補助力とな
り、ホットスティック47の操作の労力を軽減すること
ができる。なお、このとき、支持部材43に対して中央
部43aが回転自在であり、この中央部43aに対して
ホットスティックホルダ46が回転自在なので、ホット
スティック47を自由に動かすことができる。
電線を把持させてホットスティック47により電線の工
事等を行う場合、スプリング45の付勢力が補助力とな
り、ホットスティック47の操作の労力を軽減すること
ができる。なお、このとき、支持部材43に対して中央
部43aが回転自在であり、この中央部43aに対して
ホットスティックホルダ46が回転自在なので、ホット
スティック47を自由に動かすことができる。
【0019】また、これらは、電線の切断工事における
電線の仮支持等にも用いることができる。この場合、把
持部48により電線等を把持させ、ホルダロックハンド
ル49により把持のロックを行う。そして、作業者は電
線をつかみ、このつかんだ部分とホットスティック47
による把持された部分との間を切断する。この場合、把
持された電線等の重量とスプリング45の付勢力が釣り
合った位置においてホットスティック47により電線を
把持した状態を維持させることができる。
電線の仮支持等にも用いることができる。この場合、把
持部48により電線等を把持させ、ホルダロックハンド
ル49により把持のロックを行う。そして、作業者は電
線をつかみ、このつかんだ部分とホットスティック47
による把持された部分との間を切断する。この場合、把
持された電線等の重量とスプリング45の付勢力が釣り
合った位置においてホットスティック47により電線を
把持した状態を維持させることができる。
【0020】なお、第2サブブーム32内に内蔵可能な
作業装置は、上述した第1例のバランサ装置に限らな
い。図5には、作業装置として、グリッパ装置50を第
2サブブーム32内に内蔵した第2例の構成を示してい
る。図に示すように、グリッパ装置50を設ける場合に
おいては、第2サブブーム32内部に内蔵させるグリッ
パ部51の他に、第2サブブーム32外部に操作部材5
2が設けられ、さらに操作部材52が配設される位置に
おける第2サブブーム32の左右側面には前後方向に延
びてスライド穴Sが形成される。
作業装置は、上述した第1例のバランサ装置に限らな
い。図5には、作業装置として、グリッパ装置50を第
2サブブーム32内に内蔵した第2例の構成を示してい
る。図に示すように、グリッパ装置50を設ける場合に
おいては、第2サブブーム32内部に内蔵させるグリッ
パ部51の他に、第2サブブーム32外部に操作部材5
2が設けられ、さらに操作部材52が配設される位置に
おける第2サブブーム32の左右側面には前後方向に延
びてスライド穴Sが形成される。
【0021】グリッパ部51は、基端側に基部部材53
を有している。この基部部材53は、長手方向に短い中
空の角柱状部材からなり、その側面にはピン穴hが形成
されている。この基部部材53の外形状は嵌合穴Hの形
状に合わせて形成されており、基部部材53は嵌合穴H
内において前後方向にスライド移動可能となっている。
この基部部材53には、前方に延びて鉤状形状の固定把
持部材54が左右に2個形成されている。
を有している。この基部部材53は、長手方向に短い中
空の角柱状部材からなり、その側面にはピン穴hが形成
されている。この基部部材53の外形状は嵌合穴Hの形
状に合わせて形成されており、基部部材53は嵌合穴H
内において前後方向にスライド移動可能となっている。
この基部部材53には、前方に延びて鉤状形状の固定把
持部材54が左右に2個形成されている。
【0022】この左右の固定把持部材54,54の間に
は、間に中間部材55bを挟んで2個の鉤状形状の鉤状
部材55a,55aを結合してなる揺動把持部材55が
設けられており、この揺動把持部材55は、ピン56に
より固定把持部材54に対して揺動自在となっている。
これにより、揺動把持部材55を揺動させて固定把持部
材54と揺動把持部材55とにより物が挟めるようにな
っている。揺動把持部材55と基部部材53との間には
スプリング56が繋げられており、このスプリング56
の付勢力により通常時においては揺動把持部材55が開
いた状態となっている。
は、間に中間部材55bを挟んで2個の鉤状形状の鉤状
部材55a,55aを結合してなる揺動把持部材55が
設けられており、この揺動把持部材55は、ピン56に
より固定把持部材54に対して揺動自在となっている。
これにより、揺動把持部材55を揺動させて固定把持部
材54と揺動把持部材55とにより物が挟めるようにな
っている。揺動把持部材55と基部部材53との間には
スプリング56が繋げられており、このスプリング56
の付勢力により通常時においては揺動把持部材55が開
いた状態となっている。
【0023】操作部材52は、内形状が第2サブブーム
32の外形状に合わせて形成されており、その左右側部
52a,52b間には、第2サブブーム32の左右側面
のスライド穴S,Sを介してロッド部材52cが設けら
れている。これにより、操作部材52は第2サブブーム
32外において前後方向にスライド移動可能となってい
る。また、ロッド部材52cには、前後方向に長く延び
その先端には連結穴57aを有した連結ロッド58が揺
動自在に軸支されている。
32の外形状に合わせて形成されており、その左右側部
52a,52b間には、第2サブブーム32の左右側面
のスライド穴S,Sを介してロッド部材52cが設けら
れている。これにより、操作部材52は第2サブブーム
32外において前後方向にスライド移動可能となってい
る。また、ロッド部材52cには、前後方向に長く延び
その先端には連結穴57aを有した連結ロッド58が揺
動自在に軸支されている。
【0024】なお、このグリッパ装置50を、電線の工
事等に用いようとするためには、操作部材52および第
2サブブーム32とグリッパ部51との間に絶縁が図ら
れるように各部材を構成する。このような構成によれ
ば、電線の活線工事等においてホットスティックの代わ
りに吊り上げ装置20を用いることができる。この場
合、図6に示すように、グリッパ部51を前方にスライ
ド移動させて外部に突出させ、第2サブブーム32およ
び基部部材53のピン穴h,hにピン33を差し込むこ
とにより、容易にグリッパ部51を第2サブブーム32
先端に固定することができる。このとき、連結ロッド5
8の先端部を中間部材55bに設けられた孔(付番せ
ず)に差し込み、ネジ部58aにナット(図示せず)を
螺合させて揺動把持部材55に固定する。
事等に用いようとするためには、操作部材52および第
2サブブーム32とグリッパ部51との間に絶縁が図ら
れるように各部材を構成する。このような構成によれ
ば、電線の活線工事等においてホットスティックの代わ
りに吊り上げ装置20を用いることができる。この場
合、図6に示すように、グリッパ部51を前方にスライ
ド移動させて外部に突出させ、第2サブブーム32およ
び基部部材53のピン穴h,hにピン33を差し込むこ
とにより、容易にグリッパ部51を第2サブブーム32
先端に固定することができる。このとき、連結ロッド5
8の先端部を中間部材55bに設けられた孔(付番せ
ず)に差し込み、ネジ部58aにナット(図示せず)を
螺合させて揺動把持部材55に固定する。
【0025】これにより、操作部材52を前後方向にス
ライドさせてグリッパ部51の把持部材54,55の開
閉の遠隔操作を行うことが可能となる。なお、把持部材
54,55による把持にロック機構を設けることによ
り、この吊り上げ装置20を電線の切断工事における電
線の仮支持等にも用いることも可能である。
ライドさせてグリッパ部51の把持部材54,55の開
閉の遠隔操作を行うことが可能となる。なお、把持部材
54,55による把持にロック機構を設けることによ
り、この吊り上げ装置20を電線の切断工事における電
線の仮支持等にも用いることも可能である。
【0026】図7には、作業装置として、工具動力装置
60を第2サブブーム32内に内蔵した第3例の構成を
示している。図に示すように、工具動力装置60は、基
端部61が長手方向に短い角柱状形状に形成されてお
り、この基端部61の側面にはピン穴hが形成されてい
る。この基端部61の外形状は嵌合穴Hの形状に合わせ
て形成されており、工具動力装置60は嵌合穴H内にお
いて前後方向にスライド移動可能となっている。
60を第2サブブーム32内に内蔵した第3例の構成を
示している。図に示すように、工具動力装置60は、基
端部61が長手方向に短い角柱状形状に形成されてお
り、この基端部61の側面にはピン穴hが形成されてい
る。この基端部61の外形状は嵌合穴Hの形状に合わせ
て形成されており、工具動力装置60は嵌合穴H内にお
いて前後方向にスライド移動可能となっている。
【0027】工具動力装置60の先端部には工具着脱部
62が設けられ、この工具着脱部62へのドライバやナ
ットランチ等の工具の着脱が自在となっており、工具着
脱部62は、工具を取り付けた状態において装置内部の
モータ(図示せず)により回転可能となっている。この
モータは油圧により駆動するようになっており、このた
め、第2サブブーム32内を通して工具動力装置60に
は油圧ホース63,63が繋がっている。
62が設けられ、この工具着脱部62へのドライバやナ
ットランチ等の工具の着脱が自在となっており、工具着
脱部62は、工具を取り付けた状態において装置内部の
モータ(図示せず)により回転可能となっている。この
モータは油圧により駆動するようになっており、このた
め、第2サブブーム32内を通して工具動力装置60に
は油圧ホース63,63が繋がっている。
【0028】このような構成によれば、高所のネジ止め
工事等にこの吊り上げ装置20を用いることができる。
この場合、図8に示すように、工具動力装置60を前方
にスライド移動させて外部に突出させ、第2サブブーム
32および基端部61のピン穴h,hにピン33を差し
込むことにより、容易に工具動力装置60を第2サブブ
ーム32先端に固定することができる。この状態におい
て、工具動力装置60により駆動された工具により高所
のネジ止め工事等を行う。
工事等にこの吊り上げ装置20を用いることができる。
この場合、図8に示すように、工具動力装置60を前方
にスライド移動させて外部に突出させ、第2サブブーム
32および基端部61のピン穴h,hにピン33を差し
込むことにより、容易に工具動力装置60を第2サブブ
ーム32先端に固定することができる。この状態におい
て、工具動力装置60により駆動された工具により高所
のネジ止め工事等を行う。
【0029】以上、第2サブブーム32内に作業装置を
内蔵する例について説明したが、作業装置を第2サブブ
ーム32内に内蔵せず外側から着脱できるように吊り上
げ装置20を構成することも可能である。図9には、こ
の外側からの着脱できるようにした構成を、外側から着
脱される作業装置としてグリッパ50を用いる場合を例
に示している。この例においては、グリッパ50におい
て基部部材53の幅が第2サブブーム32の幅と同じ寸
法に設定されるとともにその内部に嵌合穴Hが形成され
ており、第2サブブーム32の先端に差込部32bが設
けられる。
内蔵する例について説明したが、作業装置を第2サブブ
ーム32内に内蔵せず外側から着脱できるように吊り上
げ装置20を構成することも可能である。図9には、こ
の外側からの着脱できるようにした構成を、外側から着
脱される作業装置としてグリッパ50を用いる場合を例
に示している。この例においては、グリッパ50におい
て基部部材53の幅が第2サブブーム32の幅と同じ寸
法に設定されるとともにその内部に嵌合穴Hが形成され
ており、第2サブブーム32の先端に差込部32bが設
けられる。
【0030】このように構成することにより、基部部材
53を差込部32bに被せて、第2サブブーム32先端
に外側からグリッパ50を取り付けることができる。な
お、それぞれにおける接続部位置に形成したピン穴hに
はピン33が差し込まれてこれらは固定される。なお、
このような着脱構成とすることにより、バランサ装置4
0および工具動力装置60も、同様に第2サブブーム3
2の外側から着脱することが可能となる。
53を差込部32bに被せて、第2サブブーム32先端
に外側からグリッパ50を取り付けることができる。な
お、それぞれにおける接続部位置に形成したピン穴hに
はピン33が差し込まれてこれらは固定される。なお、
このような着脱構成とすることにより、バランサ装置4
0および工具動力装置60も、同様に第2サブブーム3
2の外側から着脱することが可能となる。
【0031】以上説明したように、本発明の吊り上げ装
置20は、第1サブブーム31を取り外して第2サブブ
ーム32先端部に作業装置を固定できるので、吊り上げ
装置20を用いて吊り上げ作業のみならず他の作業を行
うことができる。このため、他の作業を行うために新た
に作業装置を設置する必要がない。
置20は、第1サブブーム31を取り外して第2サブブ
ーム32先端部に作業装置を固定できるので、吊り上げ
装置20を用いて吊り上げ作業のみならず他の作業を行
うことができる。このため、他の作業を行うために新た
に作業装置を設置する必要がない。
【0032】なお、当該例においてはサブブーム30
は、2段のサブブーム(第1サブブーム31および第2
サブブーム32)から構成しているが、サブブーム30
の分割数は2段に限定されるものでなく、2段以上であ
れば何段でもよい。また、作業装置をサブブーム32内
に内蔵する場合において、作業装置は分割されたサブブ
ームのうち、シーブを備えた先端のサブブーム以外のサ
ブブームのいずれに内蔵したのでもよい。
は、2段のサブブーム(第1サブブーム31および第2
サブブーム32)から構成しているが、サブブーム30
の分割数は2段に限定されるものでなく、2段以上であ
れば何段でもよい。また、作業装置をサブブーム32内
に内蔵する場合において、作業装置は分割されたサブブ
ームのうち、シーブを備えた先端のサブブーム以外のサ
ブブームのいずれに内蔵したのでもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明の高所作業車の吊
り上げ装置によれば、サブブーム先端からシーブを取り
外して作業装置をサブブーム先端部に固定して使用可能
に構成しているので、この吊り上げ装置を用いて吊り上
げ作業のみならず他の作業を行うことができる。このた
め、他の作業を行うために新たに作業装置を設置する必
要がない。
り上げ装置によれば、サブブーム先端からシーブを取り
外して作業装置をサブブーム先端部に固定して使用可能
に構成しているので、この吊り上げ装置を用いて吊り上
げ作業のみならず他の作業を行うことができる。このた
め、他の作業を行うために新たに作業装置を設置する必
要がない。
【0034】さらに、サブブーム内部に作業装置を内蔵
するとともに、この作業装置をサブブームの先端側から
引き出して外部に突出させた状態で使用可能に構成すれ
ば、作業装置のサブブーム先端への取付が容易となる。
するとともに、この作業装置をサブブームの先端側から
引き出して外部に突出させた状態で使用可能に構成すれ
ば、作業装置のサブブーム先端への取付が容易となる。
【図1】本発明の吊り上げ装置を備えた高所作業車の構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図2】サブブーム30の構成を示す斜視図である。
【図3】第1例の作業装置をサブブーム内に収納した状
態で示す斜視図である。
態で示す斜視図である。
【図4】作業時において図3の作業装置がサブブーム先
端に固定された状態を示す斜視図である。
端に固定された状態を示す斜視図である。
【図5】第2例の作業装置をサブブーム内に収納した状
態で示す斜視図である。
態で示す斜視図である。
【図6】作業時において図5の作業装置がサブブーム先
端に固定された状態を示す斜視図である。
端に固定された状態を示す斜視図である。
【図7】第3例の作業装置をサブブーム内に収納した状
態で示す斜視図である。
態で示す斜視図である。
【図8】作業時において図7の作業装置がサブブーム先
端に固定された状態を示す斜視図である。
端に固定された状態を示す斜視図である。
30 サブブーム 31 第1サブブーム(先端サブブーム) 32 第2サブブーム(分割サブブーム) 40 バランサ装置(作業装置) 48 ホットスティック 50 グリッパ装置(作業装置) 60 工具動力装置(作業装置)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊り上げ装置を備えた高所作業車の構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図2】サブブーム30の構成を示す斜視図である。
【図3】第1例の作業装置をサブブーム内に収納した状
態で示す斜視図である。
態で示す斜視図である。
【図4】作業時において図3の作業装置がサブブーム先
端に固定された状態を示す斜視図である。
端に固定された状態を示す斜視図である。
【図5】第2例の作業装置をサブブーム内に収納した状
態で示す斜視図である。
態で示す斜視図である。
【図6】作業時において図5の作業装置がサブブーム先
端に固定された状態を示す斜視図である。
端に固定された状態を示す斜視図である。
【図7】第3例の作業装置をサブブーム内に収納した状
態で示す斜視図である。
態で示す斜視図である。
【図8】作業時において図7の作業装置がサブブーム先
端に固定された状態を示す斜視図である。
端に固定された状態を示す斜視図である。
【図9】第2例の作業装置をサブブームの外側から着脱
できるようにした場合の構成を示す斜視図である。
できるようにした場合の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】 30 サブブーム 31 第1サブブーム(先端サブブーム) 32 第2サブブーム(分割サブブーム) 40 バランサ装置(作業装置) 48 ホットスティック 50 グリッパ装置(作業装置) 60 工具動力装置(作業装置)
Claims (3)
- 【請求項1】 車体上に起伏等が自在にメインブームが
設けられるとともにこのメインブームの先端に作業者搭
乗用の作業台が取り付けられてなる高所作業車の吊り上
げ装置であって、 前記メインブームの先端部に設けられ、ロープの繰り出
し・巻取を行うウィンチと、前記メインブームの先端部
に取り付けられた支持ブラケットと、前記支持ブラケッ
トに取り付けられたサブブームと、前記サブブームの先
端に着脱可能に取り付けられて前記ウィンチから繰り出
された前記ロープを導くシーブとからなり、 前記サブブーム先端から前記シーブを取り外して作業装
置を前記サブブーム先端部に固定して使用可能に構成し
たことを特徴とする高所作業車の吊り上げ装置。 - 【請求項2】 前記サブブーム内部に前記作業装置を内
蔵するとともに、この作業装置を前記サブブームの先端
側から引き出して外部に突出させた状態で使用可能に構
成したことを特徴とする請求項1に記載の高所作業車の
吊り上げ装置。 - 【請求項3】 前記サブブームを、先端にシーブが取り
付けられた先端サブブームと、この先端サブブームに接
続される単数もしくは複数の分割サブブームとから構成
し、 前記作業装置を前記分割サブブームのうちのいずれかの
内部に内蔵するとともに、この作業装置を前記分割サブ
ブームの先端側から引き出して外部に突出させた状態で
使用可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載の
高所作業車の吊り上げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7696997A JPH10273290A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 高所作業車の吊り上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7696997A JPH10273290A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 高所作業車の吊り上げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10273290A true JPH10273290A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13620622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7696997A Pending JPH10273290A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 高所作業車の吊り上げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10273290A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006213505A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 高所作業車 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP7696997A patent/JPH10273290A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006213505A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 高所作業車 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031224 |